JP2002310642A - 表面性状測定装置 - Google Patents

表面性状測定装置

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JP2002310642A JP2001214200A JP2001214200A JP2002310642A JP 2002310642 A JP2002310642 A JP 2002310642A JP 2001214200 A JP2001214200 A JP 2001214200A JP 2001214200 A JP2001214200 A JP 2001214200A JP 2002310642 A JP2002310642 A JP 2002310642A
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Yoshihiro Sato
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耕造 杉田
Hirokazu Michiwaki
宏和 道脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モニタと被測定物とを同時に見ることで操作
性が向上し、測定作業者の作業上の負担を軽減できる表
面性状測定装置を提供する。 【解決手段】 被測定物5の表面に沿ってプローブ2を
操作するとともに、測定に必要な情報を第1モニタ11
で表示する表面性状測定装置に、第1のモニタ11で表
示する情報をプローブ2の近傍で表示する第2モニタ2
9を設ける。第1のモニタ11に表示される内容を表示
する第2モニタ29を測定作業する場所の近傍に配置す
るため、測定作業をしながら、被測定物5と表示画面の
情報を同時に見ることができ、測定作業の作業効率を大
幅に向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の表面に
沿ってプローブを操作するとともに測定に必要な情報を
モニタで表示する例えば三次元測定機、形状測定機、そ
の他の表面性状測定装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】複雑な形状の被測定物の寸法を正確に測定
する座標測定機が周知であり、二次元あるいは三次元測
定機として種々の産業分野に利用されている。この座標
測定機を使った測定では、三次元測定機に組み込まれた
X、Y、Z各軸駆動機構を介して保持されたプローブ
を、定盤上に載置された被測定物の所定箇所に当接させ
る。このプローブが被測定物に当接した瞬間における球
形状のプローブ先端の中心座標値を得ることで、被測定
物の寸法を測定する。
【0003】このようにして得たプローブ先端の中心座
標値については、駆動制御装置を介してホストコンピュ
ータに出力されて幾何計算などの処理がなされる。これ
により、被測定物の種々の寸法情報がモニタに表示され
たり、あるいはプリンタなどに印刷出力される。なお、
プローブ移動の操作は、Z軸スピンドル先端を把持して
手動で行うものの他、自動制御時はキーボードなどを介
してホストコンピュータ(図示せず)へのプログラム入
力によって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の三次元測定機における測定時には、手動操作あるいは
測定動作のコマンド入力や測定動作を行うために、汎用
データ処理装置であるパソコン(PC)のCRT画面や
専用データ処理装置の表示画面を見ながら操作するた
め、離れた位置にある被測定物と表示画面を交互に見る
必要があった。そのために、測定時における操作性が非
常に悪かった。また、被測定物上の穴の内部を測定する
場合には、その穴の内部をのぞき込むような姿勢で測定
機を操作しなければならず、測定作業者の作業に余分の
負担がかかっていた。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて、モニタ
と被測定物とを同時に見ることで操作性が向上し、測定
作業者の作業上の負担を軽減できる表面性状測定装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、モ
ニタで表示される情報をプローブの近傍でも表示して前
記目的を達成しようとするものである。具体的には、本
発明の表面性状測定装置は、被測定物の表面に沿ってプ
ローブを操作するとともに測定に必要な情報を第1モニ
タで表示する表面性状測定装置であって、前記第1モニ
タで表示される情報を前記プローブの近傍で表示する第
2モニタを備えたことを特徴とする。
【0007】この発明では、第1モニタに表示される内
容を表示する第2モニタを測定作業を行う場所の近傍に
配置することにより、測定作業をしながら、被測定物と
表示画面を同時に見られるようになるので、測定作業の
作業効率を向上させることができる。
【0008】ここで、本発明では、第2モニタは、プロ
ーブが取り付けられたスピンドルに着脱自在に設けられ
ている構成が好ましい。この構成では、作業者が作業中
に最も注目するプローブの近傍のスピンドルに第2モニ
タが設置されるので、プローブの動きを見ながら、最も
近くに配置された第2モニタも同時に見ることができ
る。そのため、作業者が、離れた場所にあるプローブと
モニタの双方を見る無駄な作業上の動きがなくなるため
に測定装置の作業性を大幅に向上させることができる。
しかも、第2モニタがプローブに対して着脱自在とされ
ているため、第2モニタなしで測定が可能な場合には、
第2モニタを取り外すことができる。
【0009】また、本発明では、第2モニタは、プロー
ブを操作する操作者に装着可能な装着手段を備えた構成
が好ましい。この構成では、作業者が作業中に最も注意
するプローブの近傍のスピンドルに第2モニタが設置さ
れるので、プローブの動きをみながら、作業者自体に装
着された第2モニタも同時に見ることができる。そのた
め、作業者が、離れた場所にあるプローブとモニタの双
方を見る無駄な作業上の動きがなくなるために測定装置
の作業性を大幅に向上させることができる。しかも、作
業者自体に装着されることにより、プローブと第2モニ
タとの間での視点の変更が容易で作業効率が向上する。
【0010】そして、本発明では、第2モニタは、操作
者の視界の少なくとも一部を覆って装着され、かつ被測
定物およびプローブを視認可能に透光性を有して形成さ
れた構成とすることが好ましい。この構成では、操作者
の視界の少なくとも一部を覆って装着される第2モニタ
を、被測定物およびプローブを視認可能に透光性を有し
て形成されるので、被測定物およびプローブと第2モニ
タとの間での視点の変更がほとんどなくなり、確実なプ
ローブの操作および迅速な測定作業が可能となり、正確
な測定結果および作業効率のさらなる向上が得られる。
【0011】さらに、本発明では、第2モニタは、測定
に必要な情報を入力するための入力手段を備えている構
成でもよい。この構成では、測定作業手順に応じて必要
なコマンドなどをプローブを見ながら第2モニタで入力
することができるので、作業者の負担が軽減し、作業効
率がさらに向上する。
【0012】これに対して、本発明では、第2モニタの
近傍であって前記スピンドルには、測定に必要な情報を
入力するための入力手段が設けられている構成でもよ
い。この構成では、測定作業手順に応じて必要なコマン
ドなどをそれぞれ近接配置されたプローブと第2モニタ
とを見ながら、入力手段で入力することができるので、
作業効率がさらに向上する。
【0013】また、本発明では、入力手段は、プローブ
の原点位置を認識するための原点認識スイッチと、測定
終了をデータ処理装置に通知する測定終了通知スイッチ
とを備えた構成が好ましい。この構成では、測定に重要
な原点認識や測定終了通知がプローブ近傍に配置された
入力手段の操作で行えるので、これらの操作をする上で
の作業員の負担が軽減される。
【0014】さらに、本発明では、測定データを処理す
る測定データ処理装置を具備し、第2モニタは、測定デ
ータ処理装置との間で無線伝送によりデータの送受信を
することが好ましい。この構成では、例えばケーブル布
線による制約がなくなるので、測定作業にあたって第2
モニタを最も使い勝手の良い部位へ固定することができ
る他、第2モニタを手持ちで操作することが容易とな
り、誤動作が減って測定能率が向上する。
【0015】また、本発明では、被測定物を撮像して撮
像結果を出力する撮像手段を具備し、第2モニタは、前
記撮像結果を表示することが好ましい。この構成では、
例えば被測定物の微小部位の測定にあたり、撮像手段に
よって撮像し、その撮像画像を拡大して第2モニタへ表
示できるので、測定部位の間違いがなく、測定の信頼性
が向上する。
【0016】さらに、本発明では、音声を入力する音声
入力手段と、この音声入力手段によって入力された音声
データを処理する音声データ処理装置とを具備したこと
が好ましい。この構成では、手操作による入力手段操作
に代えて音声入力ができるので、視線を被測定物から離
すことなくコマンドの入力が行え、測定作業に集中でき
るため、測定信頼性と測定能力がさらに向上する。
【0017】また、本発明では、音声データを合成する
音声データ合成装置と、この音声データ合成装置によっ
て合成された音声データを音声または合図音として拡声
する拡声手段とを具備したことが好ましい。この構成で
は、測定において指示したコマンドや、測定結果の異常
内容を音声または合図音として音で確認できるため、測
定の異常を示す警報などを見落とすことがなく、作業効
率が向上する。
【0018】さらに、本発明では、スピンドルは、鉛直
方向に進退可能、かつ、鉛直方向と直交する平面内で移
動可能とされ、第2モニタは、前記スピンドルのプロー
ブ近傍に設けられていることが好ましい。この構成で
は、スピンドルのプローブ近傍に設けられた第2モニタ
は、測定作業において、スピンドルの動きと同じ動きを
するために、常にプローブと第2モニタの距離が一定に
保たれるため、作業が容易である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1には、本発明の第1の実施の形態が示
されている。図1において、第1の実施形態に係る表面
性状測定装置1は、コンピュータ数値制御可能でありX
軸、Y軸、Z軸の3軸方向の測定を行う三次元測定機で
ある。そして、この表面性状測定装置1を使った測定で
は、表面性状測定装置1に組み込まれたX、Y、Z各軸
駆動機構を介して保持されたプローブ2を定盤3上に載
置された被測定物5の所定箇所に当接させる。このプロ
ーブ2が被測定物5に当接した瞬間における球形状のプ
ローブ2の先端の中心座標値を得ることで行われる。
【0021】一方、X、Y、Z各軸駆動機構は、門型コ
ラム6、スライダ7、Z軸スピンドル8から構成され
る。このようにして得たプローブ2の先端の中心座標値
については、駆動制御装置9を介してホストコンピュー
タ10に出力されて幾何計算などの処理がなされる。こ
れにより、被測定物5の種々の寸法情報が第1モニタ1
1に表示されたり、あるいはプリンタ12などに印刷出
力される。なお、プローブ移動の自動制御は、主に、キ
ーボード13などを介してホストコンピュータ10への
プログラム入力によって行われる。
【0022】そして、表面性状測定装置1は、操作卓2
0によって全体が操作される。この操作卓20にはプロ
ーブ2を遠隔操作するためのジョイスティックレバー1
5が設けられている。ただし、表面性状測定装置1は、
手動測定を行うことも可能である。すなわち、例えば
X、Y、Z各軸駆動機構の制御を解除して、各軸をフリ
ーとした状態で、Z軸スピンドル先端を把持し、プロー
ブ2を手動操作で任意位置まで移動させる。
【0023】Z軸スピンドル8は、鉛直方向(Z軸方
向)に進退可能、かつ、鉛直方向と直交するXY平面内
で移動可能となっている。このスピンドル8のプローブ
2の近傍には、第2モニタ29が着脱自在に取り付けら
れている。この第2モニタ29のスピンドル8への取付
は、好ましくは、ねじなどで行われる。なお、着脱を容
易にするために、磁石により固定する磁石固定式として
もよい。また、第2モニタ29に電源を供給するため、
および測定信号の授受のために、コネクタ30(図2参
照)がZ軸スピンドル8の下端に設けられるのが好まし
い。
【0024】図3には図2のZ軸スピンドル8を90°
回転して示したZ軸スピンドル8の側面図が示されてい
る。Z軸スピンドル8の下端にはコネクタ30が設けら
れ、このコネクタ30からケーブル27が第2モニタ2
9まで延びている。
【0025】なお、定盤3の上の任意の位置に第2モニ
タ29を配置するものでもよく、この第2モニタ29
は、例えば、表面性状測定装置の門型コラム6に設けら
れたコネクタ30に着脱自在に設けられる。
【0026】そして、これらのZ軸スピンドル8と、駆
動制御装置9と、操作卓20と、ホストコンピュータ1
0と、第1のモニタ11および第2のモニタ29をそれ
ぞれ接続するコネクタ30とが、ケーブル27で互いに
接続されている。
【0027】図2は、表面性状測定装置1の概略構成図
である。図2において、駆動制御装置9はコントローラ
25を備えて構成されている。このコントローラ25
は、プローブ2、操作卓20およびホストコンピュータ
10とそれぞれ電気的に接続されている。第2モニタ2
9と接続可能とされるコネクタ30はホストコンピュー
タ10と電気的に接続され、このホストコンピュータ1
0は第1モニタ11とも電気的に接続されている。
【0028】Z軸スピンドル8の先端のプローブ2は、
被測定物5に接触した瞬間の信号データから位置データ
をラッチする。コントローラ25は、プローブ2でラッ
チした位置データから被測定物5の表面の点群データを
測定値として取り込み、ホストコンピュータ10に送信
する。ホストコンピュータ10では、コントローラ25
から入力された測定データを演算処理し、その測定結果
を第1モニタ11と第2モニタ29とに表示し、プリン
タ12などに印字処理する。
【0029】第2モニタ29の表示部29Aの構成が図
4に示されている。図4において、表示部29Aには被
測定物5の立体画像32と、この立体画像32のX軸方
向の距離33A、Y軸方向の距離33BおよびZ軸方向
の距離33Cとがそれぞれ表示されている。表示部29
Aの右下部には、入力手段としてのテンキー34と、原
点認識スイッチ35と、測定終了通知スイッチ36とが
それぞれ表示されている。
【0030】テンキー34は、画面に触れることで測定
に必要な情報を入力するものであり、これらの情報はキ
ーボード13によりホストコンピュータ10に入力する
ことも可能である。具体的には、キーボード13は、被
測定物5の測定対象部位の形状を指定する場合に使用す
る。例えば、測定対象が点である場合は「1」を入力
し、線の場合は「2」を入力し、平面の場合は「3」を
入力する、というように使用する。また、他の使用例で
は、プローブ2を被測定物5に接触させて測定する測定
点数を指定することもできる。例えば、「3」と入力さ
れた場合は3点の測定が行われた後で自動的に形状計算
が行われ、「4」と入力された場合は4点の測定が行わ
れた後で自動的に形状計算が行われる。
【0031】原点認識スイッチ35は、測定機を原点位
置まで手動で移動させ、その位置で押すことで原点位置
(ABS)を認識させるスイッチである。測定終了通知
スイッチ36は、必要な測定ポイントを入力することで
被測定物5の形状を自動的に判別する機能において、測
定が終了したことをホストコンピュータ10に内蔵され
た測定データ処理装置に通知するものである。
【0032】なお、本第1の実施の形態では、原点認識
スイッチ35と測定終了通知スイッチ36とを1つのス
イッチで兼用してもよい。
【0033】この表面性状測定装置1を使った測定は、
次のように行われる。表面性状測定装置1全体の操作を
制御する操作卓20を定盤3上の被測定物5の近傍へ設
置する。この後、操作卓20のジョイスティックレバー
15を操作し、表面性状測定装置1に組み込まれたX、
Y、Z各軸駆動機構を介して保持されたプローブ2を、
定盤3上に載置された被測定物5の所定箇所に当接させ
る。当接した瞬間に球形状のプローブ2の先端の中心座
標値が得られる。このようにして得た座標値は、駆動制
御装置9を介してホストコンピュータ10に出力され、
幾何計算などの処理がなされる。
【0034】その結果は、被測定物5の種々の寸法情報
が第2モニタ29の表示部29Aと第1モニタ11にそ
れぞれ表示される。その表示結果は、必要に応じてプリ
ンタ12などに印刷出力される。
【0035】したがって、上記第1の実施の形態によれ
ば、次の作用効果がある。 (1)被測定物5の表面に沿ってプローブ2を操作する
とともに測定に必要な情報を第1モニタ11で表示する
表面性状測定装置1において、第1モニタ11で表示さ
れる情報をプローブ2の近傍で表示する第2モニタ29
を備えて構成し、第2モニタ29に必要な情報を表示す
ることにより、第2モニタ29の表示部29Aと被測定
物5を見ながら、測定作業を行うことができる。このた
め、測定作業を容易に効率的に行うことができる。
【0036】(2)作業者が作業中に最も注目するプロ
ーブ2の近傍のZ軸スピンドル8に第2モニタ29を設
置したことにより、プローブ2の動きを見ながら、最も
近くに配置された第2モニタ29も同時に見ることがで
きる。このため、作業者が、離れた場所にあるプローブ
2と第1モニタ11の双方を見る無駄な作業上の動きが
なくなる。したがって、測定装置の作業性を大幅に向上
させることができる。
【0037】(3)第2モニタ29がZ軸スピンドル8
に対して着脱自在とされているため、第2モニタ29な
しで測定が可能な場合には、第2モニタ29を取り外す
ことができる。
【0038】(4)第2モニタ29は測定に必要な情報
を入力するためのテンキー34を備えて構成したことに
より、入力時に本来第1モニタ11近傍に配置されてい
る入力手段まで移動して入力する操作者の無駄な動きを
なくすことができる。また、測定作業中に要求される必
要なデータを第2モニタ29よりすぐに入力することが
できる。したがって、さらに迅速に効率的に測定作業を
行うことができる。
【0039】(5)Z軸スピンドル8は、鉛直方向に進
退可能、かつ、鉛直方向と直交する平面内で移動可能と
し、第2モニタ29をZ軸スピンドル8のプローブ2の
近傍に設けたので、使い勝手のよい三次元の表面性状測
定装置1を提供することができる。
【0040】(6)入力手段として、プローブ2の原点
位置を認識するための原点認識スイッチ35と、測定終
了を測定データ処理装置に通知する測定終了通知スイッ
チ36とを備えて構成したことにより、測定に重要な原
点認識や測定終了通知がプローブ近傍に配置された入力
手段の操作で行える。このため、これらの操作をする上
での作業者の負担を軽減できる。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態を図5に
基づいて説明する。第2の実施の形態は、上記第1の実
施の形態におけるコネクタ30がCCDカメラおよび照
明装置を接続するコネクタも兼ねた構成である。他の構
成は、上記第1の実施の形態と同じである。
【0042】図5には、第2の実施の形態の表面性状測
定装置1の要部が示されている。なお、第2の実施の形
態において、第1の実施の形態と同一もしくは同様の構
成部材には、同一の符号を用い、説明を省略あるいは簡
略にする。また、図1から図4に示される基本構成は、
第1の実施の形態と同じであるため、第2の実施の形態
の説明では図1から図4の図示を省略する。
【0043】Z軸スピンドル8において、スピンドル8
の下部の第2モニタの反対側にCCDカメラ31が取り
付けられている。このCCDカメラ31のレンズ部分3
1Aは、プローブ2の先端を撮影可能になっている。こ
のCCDカメラ31は、被測定物5に形成されている穴
の内部(図示せず)を測定するような場合、プローブ先
端と穴の内部を同時に撮影する。
【0044】そのプローブ2の先端と穴の内部の位置関
係を第2モニタ29にズームアップして表示する。操作
者は、その画像を見ながらジョイスティックレバー15
を操作してプローブ2の先端を移動し、必要な穴の内部
の場所を測定する。なお、このような穴の内部を撮影す
るときに、その内部をさらに明瞭に撮影するために、C
CDカメラ31用の照明装置をプローブ2の先端に取り
付けるようにしてもよい。
【0045】このような第2の実施の形態によれば、第
1の実施の形態における(1)〜(6)の作用効果の他
に加えてつぎのような効果が得られる。 (7)被測定物5の穴の内部測定時に、CCDカメラ3
1の撮影内容を第2モニタ29に表示するようにしたの
で、被測定物5の穴をのぞき込むような無理な姿勢での
測定作業をなくすことができ、測定作業における測定者
の作業上の負担を軽減することができる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態を図1、
図3、図5および図6に基づいて説明する。第3の実施
の形態は、入力手段40の取付位置が第1および第2の
実施の形態と異なるもので、他の構造は第1および第2
の実施の形態と同じである。図1、図3および図5の想
像線で示される通り、入力手段40は、第2モニタ29
の近傍であってZ軸スピンドル8に着脱自在に取り付け
られている。
【0047】この入力手段40は、携帯電話のような持
ち運び自在な構造である。この入力手段40とホストコ
ンピュータ10との間は、例えば電線、光ファイバなど
による有線の他、音波、超音波、光、電波などの無線に
よって行うこともできる。入力手段40は手持ち状態で
操作することができ、ホストコンピュータ10への指示
を容易に行うことができる。
【0048】図6には、入力手段40の具体的な構成が
示されている。入力手段40は、第1および第2の実施
の形態と同様に、テンキー34と、原点認識スイッチ3
5と、測定終了通知スイッチ36とを備えて構成されて
いる。
【0049】したがって、第3の実施の形態では、第1
および第2の実施の形態の(1)(2)(3)(5)
(7)の作用効果の他に加えて、次のような効果が得ら
れる。(8)第2モニタ29の近傍であってZ軸スピン
ドル8には、測定に必要な情報を入力するための入力手
段40が設けられているので、測定作業手順に応じて必
要なコマンドなどをそれぞれ近接配置されたプローブ2
と第2モニタ29とを見ながら入力手段40で入力する
ことができるので、作業効率をさらに向上できる。
【0050】次に、本発明の第4の実施の形態を図7に
基づいて説明する。第4の実施の形態は、上記第1の実
施の形態における第2モニタ29を、被測定物5の表面
に沿ってプローブ2を操作する操作者に装着可能に設け
たものである。
【0051】図7には、第4の実施の形態の表面性状測
定装置1を操作する操作者が示されている。なお、第4
の実施の形態において、第1から第3の実施の形態と同
一若しくは同様な構成部材には、同一の符号を用い、説
明を省略あるいは簡略にする。図7において、51は操
作者で、操作者51には、いわゆるウェアラブルコンピ
ュータ(Wearable Computer)である小型コンピュータ5
2が装着されている。この小型コンピュータ52には、
例えばベルトなどの装着手段としての装着帯53が着脱
可能に取り付けられている。この装着帯53は例えば操
作者51の腰回りに着脱可能に取り付けられ、この装着
帯53の装着により小型コンピュータ52が操作者51
に着脱可能に装着される。
【0052】そして、この小型コンピュータ52は、例
えば音波、超音波、光、電波などの無線54によってホ
ストコンピュータ10に接続され、双方間で信号を送受
信可能となっている。なお、信号を送受信する構成とし
ては、無線を介して接続する他、例えば電線、光ファイ
バなどによる有線にて接続したり、いわゆる携帯電話や
PHS(Personal Handyphone System)などの移動通信装
置を介して接続して信号を送受信してもできる。
【0053】また、操作者51には、いわゆるヘッドマ
ウントディスプレイ(Head-MountedDisplay)である第2
モニタとしての表示装置56を備えたヘッドセット57
が装着されている。このヘッドセット57は、操作者5
1の頭部51Aに着脱可能に取り付けられる装着手段と
しての頭部装着部58を有している。そして、表示装置
56は、頭部装着部58が操作者51に取り付けられた
状態で、少なくとも操作者51の視界の一部を覆う状
態、例えば片目の前方に位置する状態でそれぞれ両目を
覆う状態に取り付けられている。この表示装置56は、
操作者51が表示画面を認識可能であるとともに、この
表示装置56を通して被測定物5やプローブ2を認識可
能に透光性を有して形成されている。そして、この表示
装置56は、操作者51の両目の前方の位置から回動に
よりそれぞれ退避可能に頭部装着部58に取り付けられ
ている。
【0054】なお、この表示装置56は、液晶パネルを
用いたものや有機EL(electroluminescent)を用いたも
のなどいずれのものでも対応できる。そして、例えばゴ
ーグルのように、操作者51の両目の前方に位置して一
体的に視界の全域あるいはほぼ全域を覆う状態に取り付
けられてもでき、一方の片目側のみ設けるなどしてもで
きる。また、透光性を有して形成したが、例えば前方の
視界が得られるように両目の前側下方に位置して設ける
などの場合には、透光性を有しない構成としてもよい。
さらに、回動しない構成で設けられてもよい。
【0055】また、ヘッドセット57には、頭部装着部
58が操作者51に取り付けられた状態で、少なくとも
操作者51の一方の耳に対応する位置に拡声手段として
の音声出力手段であるイヤホン59が取り付けられてい
る。そして、ヘッドセット57と接続される小型コンピ
ュータ52あるいはホストコンピュータ10は、音声デ
ータを合成する音声データ合成手段として機能し、イヤ
ホン59はこの合成された音声データを音声として出力
する。
【0056】なお、イヤホン59に限らず操作者51が
音声にて認識できるいずれの構成でもできる。また、イ
ヤホン59は、両耳に対応する位置にそれぞれ設けても
よい。そして、イヤホン59は、頭部装着部58に取り
付ける構成に限らず、例えば直接耳に装着するなど、別
体構造としてもできる。
【0057】さらに、ヘッドセット57には、頭部装着
部58が操作者51に取り付けられた状態で、操作者5
1の口元近傍に対応する位置に音声入力手段としてのマ
イクロホン60が取り付けられている。そして、ヘッド
セット57と接続される小型コンピュータ52は、マイ
クロホン60から入手した音声データとして取り込み、
この音声データを小型コンピュータ52あるいはホスト
コンピュータ10に構築した設定手段で認識して処理し
各種制御させる構成となっている。
【0058】なお、音声入力手段としては、マイクロホ
ン60に限らず操作者51の発声を認識できるいずれの
構成でもできる。また、マイクロホン60は、口元近傍
の位置から回動により退避可能に取り付けてもよい。さ
らに、頭部装着部58に取り付ける構成に限らず、例え
ば別途被服に取り付けるなど、別体構造としてもでき
る。
【0059】そして、ヘッドセット57は、例えば電
線、光ファイバなどによる有線によって小型コンピュー
タ52に接続され、双方間で信号を送受信可能となって
いる。なお、有線に限らず、音波、超音波、光、電波な
どの無線などにて接続する構成としてもよい。
【0060】この第4の実施の形態における測定では、
測定された座標値などのデータがホストコンピュータ1
0にて幾何計算などの処理がなされ、この処理された結
果が第1モニタ11とともにヘッドセット57の表示装
置56に表示される。また、必要に応じて操作者51が
発声して音声によりマイクロホン60を介して所定の制
御を入力設定する。このことにより、表示装置56によ
る表示を切り換えたり、小型コンピュータ52あるいは
ホストコンピュータ10にて別の処理をして得られた結
果を表示させるなどができる。さらに、測定エラーなど
の場合には、イヤホン59を介して警告や警報、合図
音、処理状態などを音声にて出力させて操作者51に報
知する。
【0061】この第4の実施の形態によれば、上記第1
の実施の形態と同様に、被測定物5の表面に沿ってプロ
ーブ2を操作するとともに測定に必要な情報を第1モニ
タ11で表示する表面性状測定装置1において、第1モ
ニタ11で表示される情報をプローブ2の近傍で操作す
る操作者に直接装着させて表示する表示装置56を備え
て構成し、表示装置56に必要な情報を表示することに
より、表示装置56と被測定物5を見ながら、測定作業
を行うことができる。このため、測定作業を容易に効率
的に行うことができる。
【0062】また、第4の実施の形態によれば、さらに
以下に示す作用効果が得られる。 (9)第2モニタとしての表示装置56を操作者51の
視界の少なくとも一部を覆う状態で装着するので、被測
定物5およびプローブ2と表示装置56との間での視点
の変更がほとんどなくなり、確実なプローブ2の操作お
よび迅速な測定作業ができ、正確な測定結果および作業
効率をさらに向上できる。
【0063】(10)表示装置56を被測定物5および
プローブ2を視認可能に透光性を有して形成したため、
表示装置56を大型化して視線上に表示装置56が位置
しても被測定物5およびプローブ2を認識でき、表示装
置56の大型化による表示情報量を増大できるととも
に、例えば表示を大きくするなど操作者51が表示内容
を容易に認識できる表示方法とすることも容易にでき、
作業効率をさらに向上できる。
【0064】(11)マイクロホン60により各種制御
を音声入力可能としたため、制御をするために測定作業
が中断することなく、効率よく測定でき、作業効率をさ
らに向上できる。
【0065】(12)イヤホン59により各種警告や警
報、合図音、処理状態などを音声にて認識することがで
き、作業効率をさらに向上できる。
【0066】なお、この第4の実施の形態において、小
型コンピュータ52をヘッドセット57と別体として操
作者51の胴回りに取り付けて説明したが、小型コンピ
ュータ52をヘッドセット57と一体化したものや、小
型コンピュータ52を備えず、ヘッドセット57とホス
トコンピュータ10とを直接接続して信号を送受信可能
とするなどしてもよい。また、ヘッドセット57は、イ
ヤホン59やマイクロホン60を有しない構成としても
できる。そして、ヘッドセット57を装着する装着手段
としては、頭部51Aに装着する頭部装着部58に限ら
ず、例えば首もとに掛ける状態や肩口に載せる状態、腰
回りに取り付ける状態など、操作者51のいずれの位置
に装着する構成としてもよい。
【0067】また、本発明は、前述の各実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲
での変形、改良などは本発明に含まれるものである。例
えば、本発明では、第2モニタ29は、Z軸スピンドル
8近傍以外にも、種々の設置場所に設置することができ
る。さらに、第2モニタ29は、固定的に設置せずに、
例えば第4の実施の形態に示すように、作業中に携帯で
きるようにして測定作業しながら、マイクロホン60に
て制御命令したり、手に持った表示部29Aのテンキー
34から測定に必要なデータを入力するなどができるよ
うにしてもよい。
【0068】この携帯型の第2モニタ29は、電線や光
ファイバなどによる有線の他、音波、超音波、光、電
波、電磁結合などの公知の無線伝送手段を用いてホスト
コンピュータ10の測定データ処理装置へ指示コマンド
を送信し、あるいは、ワーク設計データなどの測定前情
報や形状解析結果の測定後情報をホストコンピュータ1
0の測定データ処理装置から受信できる構成としてもよ
い。この構成では、第2モニタ29は、測定データ処理
装置との間で無線伝送によりデータの送受信を行うこと
で、ケーブル布線による制約がなくなり、測定作業にあ
たって第2モニタ29を最も使い勝手の良い部位へ固定
することができる。その上、第2モニタ29を手持ちで
操作することが容易となり、誤動作が減って測定能率が
向上する。
【0069】さらに、テンキー34のみを第2モニタと
は別体として手で携帯することができるようにして、測
定しながら測定作業者の手から直接データを入力できる
ようにしてもよい。
【0070】また、第2の実施の形態においては、第2
モニタ29とCCDカメラ31、照明装置とは別体とし
たが、これらを一体化してもよく、さらに上述した無線
伝送手段によって撮影画像の伝送を行ってもよい。さら
に、CCDカメラ付き携帯型第2モニタ29において、
撮像結果を拡大して第2モニタ29へ表示させ、電子拡
大鏡として用い、測定対象の細部確認を行うようにして
もよい。つまり、本発明では、被測定物5を撮像して撮
像結果を出力する撮像手段としてのCCDカメラ31を
備え、この撮像結果を第2モニタ29で表示する構成と
してもよい。この構成では、CCDカメラ31で撮像さ
れた画像を拡大して第2モニタ29へ表示できるので、
測定部位の間違いがなく、測定の信頼性が向上する。
【0071】さらに、本発明では、例えば第4の実施の
形態に示すように、音声入力手段であるマイクと、この
マイクによって入力された音声データを処理するととも
に音声データ処理装置とを備え、音声で指示された測定
コマンドを音声データ処理装置で解析する。そして、そ
の結果を第2モニタ29で表示するとともに、その測定
コマンドを実行するようにしてもよい。
【0072】例えば、「えん」と音声指令された場合
は、音声データ処理装置によって円測定が指令されたと
解析する。そして、コマンドが円測定であることを第2
モニタ29へ表示するとともに、ホストコンピュータ1
0側では、円測定としての3箇所の測定データを待ち受
ける。プローブ2の操作によって3箇所の測定データが
入力されると、ホストコンピュータ10は、この3点の
データから円のパラメータ(中心、半径等)を自動的に
計算する。その結果を第1モニタ11と第2モニタ29
とに表示するようにしてもよい。ここで、マイクと第2
モニタ29とは別体であってもよいが、一体としてもよ
い。また、音声データ処理装置はホストコンピュータ1
0に組み込まれるものであってもよい。
【0073】この構成では、手操作による入力手段操作
に代えて音声入力ができるので、視線を被測定物5から
離すことなくコマンドの入力が行える。そのため、測定
作業に集中できるので、測定信頼性と測定能力がさらに
向上する。
【0074】また、本発明では、例えば第4の実施の形
態に示すように、音声データを合成する音声データ合成
装置と、この音声データ合成装置によって合成された音
声データを音声または合図音として拡声する拡声手段、
例えば、スピーカまたはイヤホンとを備え、測定結果や
測定結果の良否(規定のトレランスに収まったか否か)
等から音声データ合成装置によって音声データを合成
し、その音声データを音声又は合図音としてスピーカ等
で拡声するようにしてもよい。ここで、スピーカと第2
モニタとは別体であってもよいが、一体としてもよい。
また、音声データ合成装置はホストコンピュータ10に
組み込まれるものであってもよい。この構成では、測定
において指示したコマンドや、測定結果の異常内容を音
声または合図音として音で確認できるため、測定の異常
を示す警報などを見落とすことがなく、作業効率が向上
する。
【0075】また、本発明は、機械座標系上で動作する
他、座標測定機上に設定された任意の座標系、例えばワ
ーク座標系もしくは測定物座標系と呼ばれる座標系を用
いても実施可能である。さらに、表面性状を測定する装
置であれば、三次元測定機であることを要せず、例え
ば、平面内での座標を測定する装置、あるいは、直線方
向の座標を測定する装置や、形状測定機、真円度測定機
などでもよく、装置が大型である場合には、特に効果を
発揮する。
【0076】
【発明の効果】以上、本発明によれば、第1モニタに表
示される内容を表示する第2モニタを測定作業を行う場
所の近傍に配置することにより、測定作業をしながら、
被測定物と表示画面を同時に見られるようになるため、
測定作業の作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る表面性状測定装置
の全体構成図である。
【図2】前記表面性状測定装置の概略構成図である。
【図3】Z軸スピンドルの側面図である。
【図4】第2モニタの表示部を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る表面性状測定装置
を示すもので、そのZ軸スピンドルの側面図である。
【図6】本発明の第3実施形態にかかる入力手段の正面
図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態にかかる表示装置を
装着して操作する操作者を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表面性状測定装置 2 プローブ 5 被測定物 8 Z軸スピンドル 11 第1モニタ 29 第2モニタ 29A 表示部 30 コネクタ 34 テンキー 40 入力手段 51 操作者 56 第2モニタとしての表示装置 58 装着手段としての頭部装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 好弘 栃木県宇都宮市下栗町2200番地 株式会社 ミツトヨ内 (72)発明者 杉田 耕造 栃木県宇都宮市下栗町2200番地 株式会社 ミツトヨ内 (72)発明者 道脇 宏和 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 Fターム(参考) 2F069 AA04 AA17 AA66 DD15 GG01 GG07 GG59 HH01 JJ08 LL02 MM02 MM04 MM32 MM36 QQ05 QQ07 QQ08 QQ13 2F076 BA01 BD05 BD17 BE05 BE10 BE13 BE15 BE17 BE18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の表面に沿ってプローブを操作
    するとともに測定に必要な情報を第1モニタで表示する
    表面性状測定装置であって、 前記第1モニタで表示される情報を前記プローブの近傍
    で表示する第2モニタを具備したことを特徴とした表面
    性状測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表面性状測定装置にお
    いて、 第2モニタは、プローブが取り付けられたスピンドルに
    着脱自在に設けられていることを特徴とした表面性状測
    定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の表面性状測定装置にお
    いて、 第2モニタは、プローブを操作する操作者に装着可能な
    装着手段を備えたことを特徴とした表面性状測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の表面性状測定装置にお
    いて、 第2モニタは、操作者の視界の少なくとも一部を覆って
    装着され、かつ被測定物およびプローブを視認可能に透
    光性を有して形成されたことを特徴とした表面性状測定
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の表面
    性状測定装置において、 第2モニタは、測定に必要な情報を入力するための入力
    手段を備えていることを特徴とした表面性状測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の表面性状測定
    装置において、 第2モニタの近傍であってスピンドルには、測定に必要
    な情報を入力するための入力手段が設けられていること
    を特徴とした表面性状測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の表面性状測定
    装置において、 入力手段は、プローブの原点位置を認識するための原点
    認識スイッチと、測定終了をデータ処理装置に通知する
    測定終了通知スイッチとを備えたことを特徴とした表面
    性状測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の表面
    性状測定装置において、 測定データを処理する測定データ処理装置を具備し、 第2モニタは、測定データ処理装置との間で無線伝送に
    よりデータの送受信をすることを特徴とした表面性状測
    定装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の表面
    性状測定装置において、 被測定物を撮像して撮像結果を出力する撮像手段を具備
    し、 第2モニタは、前記撮像結果を表示することを特徴とし
    た表面性状測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の表
    面性状測定装置において、 音声を入力する音声入力手段と、 この音声入力手段によって入力された音声データを処理
    する音声データ処理装置とを具備したことを特徴とした
    表面性状測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかに記載の
    表面性状測定装置において、 音声データを合成する音声データ合成装置と、 この音声データ合成装置によって合成された音声データ
    を音声または合図音として拡声する拡声手段とを具備し
    たことを特徴とした表面性状測定装置。
  12. 【請求項12】 請求項2および5から9のいずれかに
    記載の表面性状測定装置において、 スピンドルは、鉛直方向に進退可能、かつ、鉛直方向と
    直交する平面内で移動可能とされ、 第2モニタは、前記スピンドルのプローブ近傍に設けら
    れていることを特徴とした表面性状測定装置。
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