JPH1115398A - 双眼鏡型表示装置 - Google Patents

双眼鏡型表示装置

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JPH1115398A
JPH1115398A JP16858797A JP16858797A JPH1115398A JP H1115398 A JPH1115398 A JP H1115398A JP 16858797 A JP16858797 A JP 16858797A JP 16858797 A JP16858797 A JP 16858797A JP H1115398 A JPH1115398 A JP H1115398A
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JP
Japan
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display
display apparatus
display device
housing
user
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Withdrawn
Application number
JP16858797A
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English (en)
Inventor
Yoji Takahashi
洋史 高橋
Katsuaki Fukai
克明 深井
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛生、作業効率の改善、疲労の軽減が可能な
表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の表示装置本体Hは、使用者Sの
眼に当接し、映像情報を送るケーブル3と、使用場所の
限定と盗難防止のためのチェーン4が接続されている。
表示装置本体Hは樹脂製の筐体Tからなり、筐体Tの側
面には手持ちを可能とするグリップ1、1´が形成され
ている。筐体Tの手前側(使用者Sの装着側)には、眼
間の距離を保って一対の穴が開いており、そこに接眼部
2があり、該穴には透明窓16が付いており、表示器か
らの表示光が透過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種アミューズメ
ントや展示、企業PR室、現場での作業のための表示像
を表示する表示装置、更に詳しくは双眼鏡型の表示装置
に関する。
【0002】
【従来技術】水族館、植物園、博物館、動物園、美術
館、資料館、展示場、ショールーム等において展示物の
観察を行う際、または種々の製品の製造工程、組立工場
等の作業員に作業内容を表示する際等に、頭部に装着し
た保持部材に表示ユニットを取り付けて、各種情報表示
を行うHMD(頭部装着型表示装置)が応用されてい
る。ここで、HMDの表示ユニットは、情報投光装置か
らの表示情報光を使用者の視認位置に投光する光学部材
を備え、光学部材を通して表示情報を視認できるように
してある。
【0003】HMDを装着することで、装着者はどの方
向を向いてもハンドフリーの状態で眼前に表示像を視認
することが可能である。また、情報を確認しながら作業
等を行うには、シースルー型のHMDや単眼視型HMD
が有効であり、表示装置と観察対象間の視線移動が少な
くなることで、作業効率の改善、疲労の軽減が可能にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、様々な
場面においてHMDは有効であるが、例えば博物館など
の展示の場合、観客が次々と画像を楽しむため、頭部装
着を行うHMDでは、脱着に時間がかかる上、装着部に
汗等が付着するため衛生的に問題があった。また、情報
を確認しながら作業を行うとき、情報を頻繁に必要とし
ない場合や情報を視認してから作業対象を注視する場合
等においてはHMDを装着し続けるのは煩わしいことが
あった。また、特に長時間の使用となると、HMDの重
量が頭部や首などに集中的にかかるため、疲労につなが
りやすいという問題があった。
【0005】一方、鋼性の高いブームの先端に箱状の表
示器を付けたものもあるが、これは、ブームの鋼性のた
め、視認する際の取扱い性に問題があり、簡単に画像を
見ることに対して抵抗があった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決し、衛
生面、作業効率の改善、疲労の軽減が可能な情報表示装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、情報が表示される表示面を有する表示器
と、該表示器から出射した情報表示光を遠方虚像として
投光する光学部材と、前記表示器と光学部材とを収納す
る筐体と、該筐体に接眼部とともに手持ちを可能とする
把持部とを設けてなる双眼鏡型表示装置である。
【0008】ここで、表示器としては、例えばCRTデ
ィスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ
などを用いることができ、液晶ディスプレイを用いる場
合、バックライトはハロゲン球、冷陰極管、LEDを用
いることができる。また、光学部材は、凹凸レンズ、ミ
ラーなどの公知のコリメートレンズを用いることができ
る。更に、表示装置にシースルー機能を与える場合、光
学部材にハーフミラー(コンバイナ)を設ける。コンバ
イナは、外界からの光線を透過させるとともに表示器か
ら投光された表示光を使用者が視認できる方向に偏光さ
せるものならば何でもよく、ホログラフィックコンバイ
ナなどを用いることができる。
【0009】表示器と光学部材とを収納する筐体は、金
属、樹脂などの部材で構成されるが、軽量面や磁気セン
サ使用の観点から樹脂が好ましい。樹脂は外光を遮蔽す
るため不透明のものを用いる。なお、表示器は、左右両
眼用に複数設けても、単眼用に一つでもよく、表示器の
数により接眼部の数も異なる。接眼部には、前記光学部
材からの光を透過する透明部材が配設される。
【0010】筐体には、手持ちを可能とするため把持部
を設ける。把持部は、例えば筐体にグリップを形成した
ものが該当するが、これに限定されず、コの字のハンド
ルを外付けしたものでも良い。更に、筐体には、場所の
限定や盗難防止のため高引張り強度を有し、かつ柔軟性
を持った部材を接続してもよい。かかる部材としては、
例えばチェーン、スチールワイヤ、ロープなどを挙げる
ことができるが、これらに限定されない。
【0011】また、筐体にはピッチ、ロール、ヨーの少
なくとも1軸を検知するセンサを設けても良い。該セン
サとしては、例えば、コイルとコイルの周りに磁界を発
生させる手段を有し、磁界の中をコイルが移動すること
による電流の変化に対応する信号を出力するもの、超音
波の発信機を固定側に受信機を移動側に取り付け、受信
機の動きによる超音波の発信機から受信機までの到達時
間の変化に応じた信号を出力するもの、物理現象である
「コリオリの力」を検出することにより角速度を測定
し、その角速度を時系列上積分することで角度を検出す
るものなどを用いることができ、これらセンサにより、
使用者の向く方向を検知できる。
【0012】なお、表示する情報は、観光地の名所、旧
跡、水族館、植物園、動物園の生物、博物館、美術館、
資料館、展示場、ショールーム等の展示物、企業PRビ
デオ、種々の製品の製造工場、組立工場等の作業内容な
どあらゆるものが該当する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の双眼鏡型表示装置の概略
を図面に基づいて説明する。図1(a)は、本発明の双
眼鏡型表示装置を使用しているイメージ図で、図中Hは
表示装置本体を示し、表示装置本体Hは、使用者Sの眼
に当接しており、映像情報を送るケーブル3と、使用場
所の限定と盗難防止のためのチェーン4が接続されてい
る。ケーブル3への信号送信は後述する。
【0014】表示装置本体Hの外観は図1(b)に示し
てある。Tが樹脂製の筐体で、筐体Tの側面には手持ち
を可能とするグリップ1、1´が加熱成型、切削などに
より形成されている。筐体Tの手前側(使用者Sの装着
側)には、眼間の距離を保って一対の穴が開いており、
そこに接眼部2が付着している。この接眼部2は使用者
Sの眼を覆うように片上がりの構造をしており、筐体と
同じ材質で構成される。また、前記した筐体Tの穴には
透明窓16が付いており、後述する表示器からの表示光
が透過する。
【0015】表示装置本体Hの内部には、図2に示すも
のが収納されている。図2中5が表示器たるLCDで、
LCD5の背後には光源となるバックライト6が使用さ
れている。バックライト6は、例えばLEDを用いるこ
とができ、バックライトインバータ7によって調光され
ている。また、LCD5はLCDドライバ10によって
駆動されており、このLCDドライバ10及びバックラ
イトインバータ7は、後述するインターフェースで制御
される。11はコリメートレンズなどからなる光学系
で、LCD5からの表示光が、前述した透明窓16を通
って使用者の眼に入るように配設されている。
【0016】これら表示装置本体Hの内部要素の制御シ
ステムは図3に示す通りである。図3中破線で囲まれた
Cは画像インターフェースからなる制御部を示してお
り、制御部Cは表示装置本体Hと前述したケーブル3で
接続されている。表示装置本体H内は前述した図2と同
じものである。また、制御部Cは文字やCG画像などの
情報を出力する映像出力装置8とも接続されている。し
たがって、この図3で示す制御システムは、映像出力装
置8から送られてきた情報を画像インターフェース9で
液晶用の画像信号に変換し、該信号をLCDドライバ1
0に送り、LCDドライバ10でLCD5に供給するた
めの画像出力に変換される。また、バックライトインバ
ータ7も画像インターフェース9で制御される。
【0017】なお、映像出力装置8としては、例えばビ
デオテープレコーダ、レーザディスク、デジタルビデオ
ディスク、パソコン、ワークステーションなどのあらゆ
るものを用いることができ、また、制御部Cに動作電源
が備わっている。
【0018】以上の構成で、例えば企業PR室で企業の
PR画像などを見るときは、使用者が表示装置本体Hの
グリップ1、1´を手にとり、接眼部2を眼に当てる。
映像出力装置8から送られてきた企業情報などが画像イ
ンターフェース9で液晶用の画像信号に変換され、LC
Dドライバ10に送られる。画像出力をLCD5に供給
するための変換器となるLCDドライバ10によって表
示情報が制御され、LCD5からの表示光は光学系11
を通り使用者の眼に導かれる。
【0019】なお、本発明は、上記構成に限定されず、
ヘッドモーション機能を与えても良い。ヘッドモーショ
ン機能を与えた場合のシステムブロック図を図4に示
す。図4中、図3と同じものには同じ記号が付してあ
る。図3と異なる主な点は、センサ12が設けられてい
る点で、センサ12が空間座標の基準となるトランスミ
ッタ13との位置関係や少なくともピッチ、ロール、ヨ
ーの1軸の角度関係を計測し、コンピュータ14がその
情報に基づいた出力画像情報を生成することにより、使
用者が向く方向によって映像を変化させることができ
る。なお、センサ12は、例えば、磁気センサやジャイ
ロセンサを用いることができ、筐体Tに設置されてい
る。
【0020】また、本発明は、上記構成に限定されず、
シースルー機能を与えても良い。シースルー機能を与え
た場合のシステムブロック図を図5に示す。図5中、図
3と同じものには同じ記号が付してある。図3と異なる
点は、光学系11を通った表示光がコンバイナ15で反
射され使用者の眼に導かれるとともに、外景光がコンバ
イナ15を通過し使用者の眼に導かれることで、これに
より使用者は外の景色に映像を重ねて見ることを可能と
している。なお、コンバイナ15に外景光を通過させる
ため、接眼部と反対の面は透明にしてあり、LCD、L
CDドライバ、バックライト、バックライトインバータ
及び光学系の一部または全部はグリップと一体にしても
よい。
【0021】更に、本発明では、チェーンの代わりにロ
ープを用いても良いし、映像信号を伝達するケーブル内
にスチールワイヤを入れても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明では、双眼鏡のような形態の表示
装置としているので、使用者は手で支えて気軽に映像を
見ることができ、従来のような装着したりする煩わしさ
から解放される。また、衛生にあまり気を配る必要がな
く、しかも高引っ張り強度を有する柔軟性を持ったチェ
ーンを具備させることにより盗難の心配がほとんどな
い。したがて、展示会場で使用する場合、見張りの従業
員も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の双眼鏡型表示装置を使用してい
るイメージ図 (b)表示装置本体Hの外観図
【図2】表示装置本体Hの内部構造図
【図3】表示装置本体Hの内部要素の制御システム
【図4】ヘッドモーション機能を与えた場合のシステム
ブロック図
【図5】シースルー機能を与えた場合のシステムブロッ
ク図
【符号の説明】
H:表示装置本体 T:筐体 1、1´:グリップ 2:接眼部 5:LCD 11:光学系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が表示される表示面を有する表示器
    と、該表示器から出射した情報表示光を遠方虚像として
    投光する光学部材と、前記表示器と光学部材とを収納す
    る筐体と、該筐体に接眼部とともに手持ちを可能とする
    把持部とを設けてなる双眼鏡型表示装置。
  2. 【請求項2】 筐体に高引張り強度を有し、かつ柔軟性
    を持った部材を接続してなる請求項1記載の双眼鏡型表
    示装置。
  3. 【請求項3】 筐体にピッチ、ロール、ヨーの少なくと
    も1軸を検知するセンサを設けてなる請求項1記載の双
    眼鏡型表示装置。
JP16858797A 1997-06-25 1997-06-25 双眼鏡型表示装置 Withdrawn JPH1115398A (ja)

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JP16858797A JPH1115398A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 双眼鏡型表示装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040310

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