JP2002310512A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JP2002310512A
JP2002310512A JP2001115355A JP2001115355A JP2002310512A JP 2002310512 A JP2002310512 A JP 2002310512A JP 2001115355 A JP2001115355 A JP 2001115355A JP 2001115355 A JP2001115355 A JP 2001115355A JP 2002310512 A JP2002310512 A JP 2002310512A
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body case
main body
top cover
water heater
mounting bracket
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JP2001115355A
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Inventor
Norihiro Hori
紀弘 堀
Nobuyoshi Kanda
宜儀 神田
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】給湯器本体カバー上部に取り付けられたトップ
カバーを容易に取り外し可能な新規構造を有する給湯器
を提供する。 【解決手段】給湯器1の本体ケース2の上部に取り付け
られるトップカバー3は板状部材の4辺を折り返され、
背面部14側の端部に押圧片5が、また左右両端部には
左右折り返し部8,9が形成された構造をしている。ま
た、弾性を持ち板状で本体ケース近接部23と他部材密
接部24を有する取付金具4が本体ケースの背面の上部
に取り付けられている。前記トップカバー3は押圧片5
が本体ケース近接部23と背面部14に挟持されるため
浮き上がることがなく、左右両側面はネジ31により本
体ケース2に螺着され固定される。また、トップカバー
3は側面のネジ31を取り外し上方にずらすだけで取り
外すことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼部と熱交換器を
内蔵する給湯器において、本体ケースのトップカバーを
新規手法により取り付けた給湯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に給湯器は、6面を薄い鋼板で囲ま
れた本体ケースを有し、当該本体ケースの内部に燃焼部
と熱交換器が収納されている。また前記した様に、本体
ケースは6面を鋼板で囲まれたものであるが、メンテナ
ンスを容易にするためにフロントカバーと称される正面
側の鋼板と、トップカバーと称される天面側の鋼板は他
の部分に対してネジ止めされており、取り外しが可能で
ある。
【0003】例えば据え置きタイプの給湯器では、トッ
プカバーは全周に渡って他の部材にネジ止めされてい
る。すなわち本体ケースは、トップカバーとフロントカ
バーの他、背面部、左右側面部及び底面部を持つ。そし
て背面部、左右側面部及び底面部は、一枚の板を曲げ加
工するか、あるいはスポット溶接等によって、天面と正
面を除く4面を有した箱型に成形されている。そして従
来技術においては、トップカバーは、前記した箱の天面
に配され、背面部、左右側面部及びフロントカバーにネ
ジ止めされている。
【0004】また壁掛けタイプの給湯器においてもトッ
プカバーは全周に渡って他の部材にネジ止めされてい
る。さらに加えて壁掛けタイプの給湯器は、壁面に給湯
器を設置するための取付金具100が本体ケース101
の背面部103に設けられているが、壁掛けタイプの給
湯器においては、トップカバー102は図7に示すよう
にネジ105で取付金具100に共締されている。
【0005】いずれの構成の給湯器であっても、従来技
術においては、メンテナンスなどのためにトップカバー
を外す際に、全周に締結されたネジを全て取り外さねば
ならない構造であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、据え置きタ
イプの給湯器は、通常、壁面に近接した状態で設置され
る。ここで前記した様に、トップカバーを取り外してメ
ンテナンスを行う際には、トップカバーの全周に締結さ
れたネジを全て外さなければならないが、全周に締結さ
れたネジの内、背面部に締結されたネジを外すことが難
しい。すなわち従来技術においては、トップカバーは全
周に渡ってネジ止めされており、当然に本体ケースの背
面部との間にもネジが締結されている。そのため従来技
術においては、トップカバーを外すために本体ケースの
背面部のネジを取り外す必要がある。しかしながら前記
した様に給湯器は、壁面に近接した状態で設置されるた
め、背面部と壁面の間が狭く、ドライバーが当該間隙に
入らないことが多く、給湯器を移動しなければならな
い。
【0007】さらに壁掛けタイプの給湯器に至っては、
トップカバー102は図7に示すようにネジ105で取
付金具100に共締されているので、取付金具100を
も外す必要がある。すなわち壁掛けタイプの給湯器は、
壁面に取り付けた際に壁面と給湯器の間隙が非常に狭い
ばかりでなく、取付金具100を外さなければトップカ
バーを外すことができないため、給湯器を壁面に取り付
けた状態でトップカバーを外すことは不可能である。
【0008】メンテナンスを必要とする場合の多くは、
既に壁面に給湯器を取り付けた状態であり、トップカバ
ーを取り外すためには給湯器を壁面から給湯器を取り外
す必要があるが、通常給湯器本体には配管が施されてい
るため、給湯器を壁面より取り外すだけでも相当の困難
を伴う。
【0009】またトップカバーの背面側をネジ止めせ
ず、側面側だけにネジを設ける構成とすれば、給湯器を
壁に取り付けたままの状態でトップカバーを外すことも
できるが、この構成によるとトップカバーの背面側が落
ちつかず、浮き上がってしまう。
【0010】そこで本発明は、従来技術における上記の
問題を解決すべく、給湯器を壁面などの給湯器の設置位
置から移動することなく本体ケース上面に取り付けられ
たトップカバーを取り外すことができ、かつ背面側が浮
き上がることもない、新規構造を有する給湯器を提供す
ることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ための請求項1記載の発明は、少なくとも背面部と左右
側面部と取り外し可能なトップカバーを有し内部に燃焼
部及び熱交換部が収納された本体ケースを備えた給湯器
において、前記本体ケースの背面側に係合部が設けら
れ、トップカバーには係合片が設けられ、トップカバー
が本体ケースの天面にあるとき、前記係合片が本体ケー
スの背面側に設けられた係合部と係合し、さらにトップ
カバーは前記左右側面部に一時締結要素によって固定さ
れていることを特徴とする給湯器である。ここで「係合
片が本体ケースの背面側に設けられた係合部と係合し」
とは、請求項2に記載の様な「係合片が取付金具の近接
部(係合部)と本体ケースの背面部の間に挾持され、弾
性力によって本体ケースに固定されている」構成を含む
概念である。
【0012】本発明の給湯器においては、トップカバー
と本体ケースとの間は、係合片と係合部との係合関係に
よって結合されている。そのため本発明の給湯器では、
背面部とトップカバーの間にネジはない。従って、給湯
器を所定位置に設置後であっても給湯器を壁面から移動
することなく、容易に前記トップカバーを本体ケースに
付け外しすることができる。
【0013】請求項2記載の発明は、少なくとも背面部
と取り外し可能なトップカバーを有し内部に燃焼部及び
熱交換部が収納された本体ケースと、当該本体ケースの
背面側にあって前記本体ケースを他の部材に固定するた
めの取付金具を備えた給湯器において、前記取付金具に
は、本体ケースの背面部に近接又は当接する近接部があ
り、当該近接部及び/又は本体ケースの背面部は弾性を
有し、トップカバーには係合片が設けられ、トップカバ
ーが本体ケースの天面にあるとき、前記係合片は取付金
具の近接部と本体ケースの背面部の間に挾持され、弾性
力によって本体ケースに固定されていることを特徴とす
る給湯器である。
【0014】本発明においては、取付金具あるいは本体
ケースの背面部が有する弾性力により、トップカバーを
押さえている。すなわち本発明においては、トップカバ
ーに設けられた係合片を、取付金具の本体ケースの背面
部に近接又は当接する近接部と本体ケースの背面部の間
で挟持するため、給湯器を壁面などの他の部材に取り付
け後であっても給湯器を別途の位置に移動することなく
容易に前記トップカバーを本体ケースに付け外しでき
る。
【0015】請求項3記載の発明は、トップカバーは板
状であり、本体ケースの背面側に位置する辺が折り返さ
れて係合片が形成されていることを特徴とする請求項1
又は2に記載の給湯器である。
【0016】本発明においては板状のトップカバーの本
体ケースの背面側に位置する辺が折り返されて係合片が
形成されている。そのため簡単な構成で係合片を設ける
ことが可能である。また本発明の構成によると、板状の
一辺が折り返されて係合片が形成されるので、トップカ
バーの剛性が向上する。
【0017】請求項4記載の発明は、本体ケースは左右
側面部を有し、トップカバーは前記左右側面部に一時締
結要素によって固定されていることを特徴とする請求項
2又は3に記載の給湯器である。
【0018】本発明においては、トップカバーに設けら
れた係合片によってトップカバーを本体ケースの背面部
に係合又は挾持させる構成に加えて、トップカバーが本
体ケースの左右側面部にネジにより固定されるため、給
湯器を壁面などの他の部材に取り付け後であっても本体
ケースの左右に取り付けられたネジを取り外せば給湯器
を別途の位置に移動することなく容易に前記トップカバ
ーを取り外すことができる。
【0019】請求項5記載の発明は、本体ケースの左右
側面部の上端部及び/又はトップカバーの端部に折り返
し部が設けられ、一時締結要素はネジであり、前記折り
返し部にネジが挿通されていることを特徴とする請求項
1乃至4のいずれかに記載の給湯器である。
【0020】本発明においてはトップカバーに設けられ
た係合片を取付金具や本体ケースの背面部が有する弾性
力により挟持する様な構成、その他の構成に加え、本体
ケースの左右側面部の上端部やトップカバーの端部に折
り返し部が設けられているため、当該折り返し部分にネ
ジを挿通することにより本体ケースにトップカバーが取
り付けられる。よって、給湯器を壁面などの他の部材に
取り付けた後であっても前記のネジを取り外せば給湯器
を別途の位置に移動することなく容易に本体ケースから
トップカバーを取り外すことができる。
【0021】請求項6記載の発明は、取付金具又は係合
部は板状であり、本体ケースのトップカバーを外した状
態における上部開口端よりも下部の位置において本体ケ
ースと接合されており、前記上部開口端においては、取
付金具又は係合部は本体ケースの背面部から離れる方向
に弾性変形可能であることを特徴とする請求項1乃至5
のいずれかに記載の給湯器である。
【0022】本発明においては取付金具又は係合部が本
体ケースのトップカバーを外した状態における上部開口
端よりも下部の位置において本体ケースと接合されてお
り、前記上部開口端においては、取付金具は本体ケース
の背面部から離れる方向に弾性変形可能であるため、ト
ップカバーに設けられた係合片を付金具の本体ケースの
背面部に近接又は当接する近接部と本体ケースの背面部
の間に挟持することができ、これにより本体ケースとト
ップカバーの一体化および取り外しが容易にできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下, さらに本発明の実施の形態
について説明する。なお、以下の記載において給湯器を
壁面等他の部材に取り付けた場合の手前側を前面、奥側
を背面とし、上下左右は給湯器手前側より見た場合を基
準とする。図1は本発明の実施の形態の壁掛けタイプの
給湯器を背面側から見た斜視図であり、図2は図1の給
湯器の本体ケースの分解斜視図である。図3は本発明の
実施の形態の壁掛けタイプの給湯器の側面図である。図
4は図3のA部の断面図である。図1において1は本発
明の実施の形態の給湯器を示す。給湯器1は内部に燃焼
部及び熱交換部(いずれも図示せず)を有する本体ケー
ス2を持つ。そして当該本体ケースは、背面部14、左
右側面部10,11及び底面部を持つ。そして天面に取
り外し可能なトップカバー3が設けられている。また給
湯器1は、壁掛けタイプであり、本体ケース2の背面部
14に、前記本体ケース2を壁等他の部材に固定するた
めの取付金具4を備えている。
【0024】順次説明すると、本体ケース2は燃焼部お
よび熱交換部を内部に有する。そして本体ケース2は、
天面にトップカバー3が設けられている。すなわち本体
ケース2の天面には取り外し可能なようにトップカバー
3が取り付けられ、背面部14の上部側には給湯器1を
壁面等他の部材に取り付けるための板状の取り付け金具
4がネジ20により取り付けられている。
【0025】トップカバー3は、図2の様に板状であ
り、平面部21を持ち、さらにその4辺が折り返されて
いる。すなわちトップカバー3は、図2の様に左右端部
が折り返されることにより、それぞれ左端折り返し部8
と右端折り返し部9を構成している。またトップカバー
3の背面側に位置する辺が折り返され、押圧片(係合
片)5が形成されている。なおこの押圧片(係合片)5
の給湯器1の上下方向の長さは、図3に示すようにトッ
プカバー3を本体ケース2の上面に取り付けたとき、押
圧片5の下端が本体ケース2に設けられた取付金具4と
本体ケース2を一体化するネジ20を挿通する穴より上
方に位置する程度の長さである。
【0026】また、取付金具4は、図1に示すような段
部22を有する板状である。すなわち取付金具4は、本
体ケース2の背面部14と接する本体ケース近接部23
と、壁等と接する他部材密接部24を持ち、両者の間に
段部22が設けられている。そして他部材密接部24に
は、壁に引っかけるための瓢箪型の孔25の他、4個の
孔が設けられている。取付金具4の材質は、通常の軟鋼
であり、通常の軟鋼としての弾性を有する。
【0027】そして取付金具4は、本体ケース近接部2
3の下辺28寄りの部分で、本体ケース2の背面部14
にネジ止めされている。ネジ20は、図1の様に横一列
に配列されている。そのため取付金具4は、あたかも本
体ケース2の背面部14に片持ち状態で取り付けられて
いる。加えて取付金具4は、弾性を有する板状の部材で
あるから、取付金具4を図1の矢印の方向に押すと、取
付金具4は撓み、取付金具の本体ケース近接部23は、
本体ケース2の背面部14から離れる方向に弾性変形す
る。取付金具4が本体ケース2の背面部14に取り付け
られた状態の時、本体ケース近接部23は背面部14に
接しているか、あるいは少しの隙間をおいて近接してい
る。
【0028】本実施形態の給湯器1では、トップカバー
3は、本体ケース2の天面に配され、左端折り返し部8
及び右端折り返し部9が本体ケース2の左右側面部1
0,11にネジ31をもって固定される。また本体ケー
ス近接部23と本体ケース2の背面部14により構成さ
れる間隙に上記トップカバー3の押圧片5が挿入され、
図4に示すように本体ケース2と取付金具4により押圧
片(係合片)5が挟持される。そのため本実施形態の給
湯器1では、トップカバー3の背面側が取付金具4の弾
性力によって保持され、トップカバー3の背面側の浮き
上がりが防止される。
【0029】すなわち本実施の形態においては、トップ
カバー3の背面側の一辺を折り返して構成された押圧片
(係合片)5を、取付金具4の本体ケース近接部23と
本体ケース2の背面部14とで構成される間隙に挿入す
ると、本体ケース2に取り付けられた本体ケース近接部
23と本体ケース2の背面で構成される間隙には、取付
金具4の弾性力により本体ケース近接部23が背面部1
4側に近接あるいは当接する方向へ戻ろうとする力が発
生し、それにより押圧片(係合片)5が本体ケース2の
背面部14により挟持される。さらに、トップカバー3
の左右端部を折り返すことにより構成された左端折り返
し部8および右端折り返し部9はそれぞれ本体ケース左
側面10および本体ケース右側面11の上端部にネジ止
めされ、トップカバー3が本体ケース2の天面に取り付
けられる。
【0030】またトップカバー3を取り外す場合、側面
側のネジ31を外し、トップカバー3の押圧片(係合
片)5を取付金具4の本体ケース近接部23と本体ケー
ス2の背面から引き抜く。すなわち取付金具4の本体ケ
ース近接部23を本体ケース2の背面から離れる方向に
弾性変形させることにより本体ケース近接部23と本体
ケース2の背面で構成される間隙が広くなるため、容易
に取付金具4と本体ケース2の背面で構成される間隙よ
り取り外すことができる。手順を説明すると、本体ケー
ス2の天面に取り付けられたトップカバー3を取り外す
場合は、まず前記左端折り返し部8および右端折り返し
部9に取り付けられたネジを取り外す。続いて取付金具
4を本体ケース背面より離れる方向に弾性変形させる
と、本体ケース近接部23が本体ケース2の背面から遠
ざかり本体ケース近接部23と本体ケース2の背面とで
構成される間隙が広くなり、そのときトップカバー3を
上方にずらすと押圧片(係合片)5が前記間隙から外
れ、トップカバー3が本体ケース2の天面より取り外さ
れる。
【0031】なお、本実施形態においては押圧片(係合
片)5はトップカバー3の背面側の端部を折り返した長
方形の形状であるが、押圧部5は取付金具の近接部と本
体ケースの背面で挟持できる位置にあればよく、押圧片
(係合片)5の給湯器上下方向の長さはトップカバー3
を本体ケース2の上面に取り付けたとき、押圧片(係合
片)5の下端が本体ケース2に設けられた取付金具4と
本体ケース2を一体化するネジを挿通する穴より上方に
位置する程度の長さであればよい。また押圧片(係合
片)5の形状は長方形に限らずいかなる形状であっても
よい。
【0032】以上、説明した実施の形態は、トップカバ
ー3は、4辺に折り返し部が設けられた構成であるが、
本発明は、この構成に限定されるものではない。図5
は、本発明の他の実施の形態の給湯器を背面側から見た
斜視図及び、要部の分解斜視図である。図5に示す給湯
器50では、トップカバー3は背面側に位置する辺だけ
が折り返されている。図5に示す給湯器50では、背面
部14及び左右の側面部の開口端にフランジ部が設けら
れ、トップカバー3の周部が当該フランジ部に載置され
る。そしてトップカバー3の上面側からネジ51が挿通
されトップカバー3が取り付けられる。また本実施形態
の給湯器50においても、トップカバー3 の押圧片(係
合片)5は弾性を有する取付金具4の本体ケース近接部
23と本体ケース2の背面部14により挟持され、背面
側の浮き上がりが防止されている。図5に示す給湯器5
0の他の部分の構成は、先の実施の形態と同一であるか
ら、同一の部材に同一の番号を付して重複した説明を省
略する。
【0033】また上記した実施の形態は、壁掛けタイプ
の給湯器に本発明を応用したものであり、取付金具を係
合部として利用したものである。しかしながら本発明は
壁掛けタイプの給湯器に限らず、据え置きタイプの給湯
器にも応用することができる。図6は、本発明のさらに
もう一つの実施の形態の給湯器を背面側から見た斜視図
である。図6に示す実施形態は、本発明を据え置きタイ
プの給湯器60に応用したものであり、本体ケースの背
面に板状の係合部61を設け、係合部61と本体ケース
の背面部14との間でトップカバー3の押圧片(係合
片)5を挾持している。本実施の形態で採用した係合部
61は、前記した取付金具4の本体ケース近接部23と
同一の構成である。図6に示す給湯器60についても、
他の部分の構成は、先の実施の形態と同一であるから、
同一の部材に同一の番号を付して重複した説明を省略す
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の給湯器によ
れば、給湯器のカバーの側面あるいは上面より取り付け
られたネジ等を取り外すだけで給湯器の天面に取り付け
られたトップカバーを取り外すことが可能である。その
ため給湯器を壁面等の既設位置より移動させることなく
トップカバーを取り外してメンテナンスを行うことがで
き、メンテナンス等の際にトップカバーを取り外して行
う必要がある作業が容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の壁掛けタイプの給湯器を
背面側から見た斜視図である。
【図2】図1の給湯器の本体ケースの分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の壁掛けタイプの給湯器の
側面図である。
【図4】図3のA部の断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の給湯器を背面側から
見た斜視図及び、要部の分解斜視図である。
【図6】本発明のさらにもう一つの実施の形態の給湯器
を背面側から見た斜視図である。
【図7】従来技術の給湯器の取付金具近傍の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 給湯器 2 本体ケース 3 トップカバー 4 取付金具 5 押圧片(係合片) 7 壁面取り付け部 8 左端折り返し部 9 右端折り返し部 10 本体ケース左側面 11 本体ケース右側面 12 係合部 13 係合片 23 近接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L037 AA02 AB01 CA01 CB01 CC03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも背面部と左右側面部と取り外
    し可能なトップカバーを有し内部に燃焼部及び熱交換部
    が収納された本体ケースを備えた給湯器において、前記
    本体ケースの背面側に係合部が設けられ、トップカバー
    には係合片が設けられ、トップカバーが本体ケースの天
    面にあるとき、前記係合片が本体ケースの背面側に設け
    られた係合部と係合し、さらにトップカバーは前記左右
    側面部に一時締結要素によって固定されていることを特
    徴とする給湯器。
  2. 【請求項2】 少なくとも背面部と取り外し可能なトッ
    プカバーを有し内部に燃焼部及び熱交換部が収納された
    本体ケースと、当該本体ケースの背面側にあって前記本
    体ケースを他の部材に固定するための取付金具を備えた
    給湯器において、前記取付金具には、本体ケースの背面
    部に近接又は当接する近接部があり、当該近接部及び/
    又は本体ケースの背面部は弾性を有し、トップカバーに
    は係合片が設けられ、トップカバーが本体ケースの天面
    にあるとき、前記係合片は取付金具の近接部と本体ケー
    スの背面部の間に挾持され、弾性力によって本体ケース
    に固定されていることを特徴とする給湯器。
  3. 【請求項3】 トップカバーは板状であり、本体ケース
    の背面側に位置する辺が折り返されて係合片が形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯
    器。
  4. 【請求項4】 本体ケースは左右側面部を有し、トップ
    カバーは前記左右側面部に一時締結要素によって固定さ
    れていることを特徴とする請求項2又は3に記載の給湯
    器。
  5. 【請求項5】 本体ケースの左右側面部の上端部及び/
    又はトップカバーの端部に折り返し部が設けられ、一時
    締結要素はネジであり、前記折り返し部にネジが挿通さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の給湯器。
  6. 【請求項6】 取付金具又は係合部は板状であり、本体
    ケースのトップカバーを外した状態における上部開口端
    よりも下部の位置において本体ケースと接合されてお
    り、前記上部開口端においては、取付金具又は係合部は
    本体ケースの背面部から離れる方向に弾性変形可能であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    給湯器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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