JP2002309851A - 自動車のスライディングドア用の駆動装置 - Google Patents

自動車のスライディングドア用の駆動装置

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JP2002309851A
JP2002309851A JP2002028095A JP2002028095A JP2002309851A JP 2002309851 A JP2002309851 A JP 2002309851A JP 2002028095 A JP2002028095 A JP 2002028095A JP 2002028095 A JP2002028095 A JP 2002028095A JP 2002309851 A JP2002309851 A JP 2002309851A
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pulley
door
drive
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Truong Minh Au
アウ・チュオン・ミン
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Oxford Automotive Mecanismes et Decoupage Fin SAS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】少なくとも1つのスライディングドアが装着さ
れた既存のあらゆる型式の車に、また、調節を必要とせ
ずに簡単に取り付けることができる、コンパクトな装置
を提供する。 【解決手段】この装置は、スレーブモータにより提供さ
れたトルクを伝導する機械的部材と、車の外側に配置さ
れた可撓性の引っ張り要素とを備えている。該引っ張り
要素は、駆動レール8内で動くことのできるキャリッジ
10を介してドア2に接続されている。該装置は、レー
ル8の一端15にて伝導部材に接続されて、引っ張り要
素を可逆的に駆動する部材61を備え、レールの他端1
7にて引っ張り要素を戻す部材41を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スレーブモータに
より提供されたトルクを伝導する機械的部材を備え、該
部材及び上記モータが少なくとも部分的に車内に配置さ
れ、乗物の外側に配置された可撓性の引張り要素を備
え、駆動レール内を可動のキャリッジを介してドアが該
引張り要素に接続され、該レールが車の車体の一部分上
に保持するための外側輪郭部を画定する型式の、自動車
のスライディングドア用の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる駆動装置は、車の側部に配置され
ることが多い1つ又は2つ以上のスライディングドアと
共に車に取り付けられる。これら装置の1つが設けられ
たドアを自動的に開閉することは、快適さ及び安全性の
点にて好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら装置の
殆どは、車の車体の内側及び外側の双方にて極めて大き
い容積を占める。このため、駆動部材及びトルク伝導部
材は、運転者室内に長い距離を突き出す一方、ケーブル
のような1つ又は2つ以上の引張り要素の不作用長さを
格納することは、車の外側に、突出物として略完全に取
り付けられた大形の装置となり、車体の全体的なスタイ
ルから逸脱した外観を呈することになる。
【0004】更に、車体の内側又は外側の何れからもア
クセスが困難であることがしばしばである位置にて、引
張り要素及び/又はドアを駆動し且つ案内するため極め
て多数の要素を固着するため、これらの装置は複雑なア
センブリとなる。このため、かかる装置の調節は損なわ
れ、従って、車体を設計する時点から取り付け上の制約
の全てを考慮に入れなければならない。また、密封及び
磨耗に伴なう問題点は依然として極めて重大である。
【0005】本発明の目的の1つは、少なくとも1つの
スライディングドアが装着された既存のあらゆる型式の
車に取り付けることができ、また、調節を必要とせずに
簡単に取り付けることのできるコンパクトな装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の主題は、レールの一端に、伝導部材に接続されて、引
張り要素を可逆的に駆動する部材を備え、レールの他端
に引張り要素を戻す部材を備える、上記型式の装置であ
る。
【0007】単独にて又は技術的に実現可能な任意の組
み合わせにて採用される、本発明の別の特徴によれば、
戻り部材は、レールの外側輪郭部の連続部分内に略配置
されている;駆動部材は、レールの外側輪郭部の連続部
分内に略配置されている;戻り部材は、戻り軸線の周り
での引っ張り要素の回転を案内する要素を備えている;
戻り部材は、レールに対して静止したケーシング内に収
容され、戻り部材は、戻り軸線をケーシングに対して変
位させることにより引張り要素を緊張させる手段を備え
ている;緊張手段は、回転案内要素に対して当接するば
ねを備えており、上記の要素は、駆動レールの端部にて
長手方向軸線に沿って並進可能である;回転案内要素
は、プーリーを備えており、ばねは、ヨークを介してこ
のプーリーに対し間接的に押し付けられる;駆動部材
は、引張り要素を少なくとも1回巻いて、摩擦力により
引張り要素を駆動するプーリーを備えている;プーリー
の周りの引張り要素の巻き付け開始点及び巻き付け終了
点は、駆動レールの端部に面するプーリー側と同一側に
位置している;プーリーは、重なり合わせずに引張り要
素の巻き付け部分を連続的に保つ中空面を画定する凹状
のプロフィールを横方向に有する円筒状の中央部分を画
定する;プーリーの円筒状の中心部分の面は、プーリー
の軸線に沿って、略方向決めされた少なくとも1つの溝
を備え、引張り要素は、プーリーの周りに巻く設計とさ
れた少なくともその部分に、ビードを有するケーブルか
ら成っており、該ビードは、ケーブルに固着されて、ま
た、溝と共役的な形状をしている;2つの連続的なビー
ドの間の距離は、2つの連続的な溝を分離する周距離の
倍数に略等しい;4つの溝を有するプーリーの場合、ビ
ードは、プーリーの外周の3/4の倍数に略等しい間隔
にて分配されている;駆動レールは、キャリッジを保持
するスペースを画定し、また、引張り要素は、保持ペー
ス内に配置された2つの端部と、上記スペースの外側に
て駆動レールに沿って伸びる戻りストランドとを備えて
いる;駆動レールには、戻りストランドが摺動するため
の少なくとも1つのランナーが設けられている;キャリ
ッジは、2つの案内ローラを備え、引張り要素の端部を
固定する少なくとも1つの位置を備える空隙を該案内ロ
ーラの間に画定する;キャリッジは、2つの固定位置を
共に接続する接続片を備えている。
【0008】本発明の更なる主題は、上述した装置によ
って駆動される、少なくとも1つのスライディングドア
が設けられた車である。
【0009】
【発明の実施の形態】単に一例として且つ添付図面に関
して記載した以下の説明を読むことにより、本発明は一
層良く理解されよう。
【0010】図1には、一部分開いた位置にある摺動サ
イドドアを有する、車1が図示されている。図示した車
1は、極く概略図的であり、単に一例にしか過ぎない。
本発明は、この車が実用車か又はレジャー用であるかを
問わずに、少なくとも1つのスライディングドアを有す
る任意のローリング車に適用される。同様に、以下の全
ての説明において、詳説する例は、車の右側部にスライ
ディングドアを配置することに基づいているが、本発明
は、明らかに、車の両側部に配置されたスライディング
ドアに適用される。最後に、上述したスライディングド
アは、ドアが開く方向に関する限り、車の前側から後側
(すなわち、図1の右側から左側)の方向であり、ドア
が閉じる方向に関する限り、後側から前側である。勿
論、これらの摺動動作の方向は、異なる型式の車の場
合、逆にすることができる。
【0011】スライディングドア2は、その各々が相応
するレール内を摺動する3つの接触点にて車1に固定さ
れている。このように、上方レール4は、例えば、サイ
ドウインドウの上方にて、車のルーフ付近にて車体の上
方部分に取り付けられている。同様に、下方レール6
は、車の床付近にて車体の下方部分内に取り付けられて
いる。最後に、レール4、6の間には、中間レール8が
配置されている。ドア2は、各々がレールの内側に沿っ
て転がる少なくとも1つのベアリングローラを備えるキ
ャリッジによってそれぞれこれらのレールの各々内を案
内される。この上方レール及び下方レールのキャリッジ
は、ドアの駆動力を受ける受動型のものである。これら
は、従来技術のものである。これに反して、中間レール
8は、ドアが摺動するときにドア2が駆動される長手方
向領域を形成し、該ドアは、本発明に従って配置された
キャリッジ10により支持される。
【0012】ドア2を車1の他の部分に接続する3つの
キャリッジは、略三角形の形態に配置されており、その
三角形の各頂点は、キャリッジから成り、図1に概略図
的に、点A、B、Cで示してある。上方(点A)及び下
方(点B)キャリッジは、その右側部分にてドアに内部
で固定され、このため、上方レール及び下方レールは、
開き位置まで摺動するドアにより画定された開口部まで
長手方向に伸びる。図1に点Cにて概略図的に示した中
間キャリッジ10は、ドアの右側部分に固定されてお
り、このため、車体12の固定部分に沿って伸びる関係
したレール8は、上述した開口部の後方の連続部分内に
配置される。
【0013】本発明に従ってドア2を駆動する装置は、
車1の車体12の内側及び外側の双方に配置されてい
る。図2には、外側に配置された装置の一部分14が図
示されている一方、図10には、車の車体12に対して
内側に配置された装置の別の部分16が図示されてい
る。
【0014】図2には、レール8及び関係するキャリッ
ジ10が図示されている。図面を過度に複雑にしないよ
うにするため、車1のドア2及び車体12は図示されて
いない。レール8は、図示した例において、略直線状で
ある第一の端部分15と、略直線状であり、第一の端部
分14に対して特定の角度にて方向決めされた第二の端
部分17とを備えている。これらの端部分15、17
は、湾曲レール部分18により接続されている。レール
部分17、18の略水平な同一面にある端部分15は、
スライディングドア2がそれ自体、閉じた位置にて略同
一の面内で車1の左側部にある、全ての車体要素と整合
することを許容する設計とされている。ドアが開くと、
レール部分15は、上述した面に対して略平行である
が、車から外方に移動させた面に移すことにより、ドア
2が上述した面から非係合状態となるのを許容する。
【0015】断面図に且つ図9に示すように、レール8
は、キャリッジ10を保持するためのスペース20を内
側にて画定する。更に、レールは、保持スペース20の
下方に、壁21を備えており、該壁21は、略下方に向
けられ、また、その形状は、曲げることにより配置され
ている。
【0016】レール8は、車体12の外面をたどって延
在し、また、図9に鎖線で示した全体として外側の輪郭
張出し部22を画定し、この張出し部の形状は、車体1
2の略相補的な輪郭部と協働する。このように、レール
8は、可能な限り車体内に一体化され、外側から見たと
き、何らかの斜め方向への突起が生ずるのを防止する。
【0017】レール8は、車体1と接触したその面に
て、幾つかの突起23を更に備えており、これらの突起
は、車の内部に向けて方向決めされ方向決めされ且つ車
体12に形成された相補的な形状のキャビティ24と協
働する設計とされている。レール8は、少なくとも一部
分、これらの突起23により保持されており、このた
め、該レールは、従来技術の構成に従って容易に取り外
し且つ再度取り付けることができる。
【0018】図2及び図9に図示するように、ドア2に
固着されたキャリッジ10は、ベアリングローラ26及
び2つの案内ローラ28が関節接続された支持構造体2
5を備えている。ベアリングローラ26は、車体12に
対して略垂直な軸線30の周りを回転自在であるように
取り付けられ且つ例えば、ピン32により具体化されて
いる。ベアリングローラの各側面に1つづつ配置された
案内ローラ28は、軸線30に対して略垂直な略垂直軸
線34の周りで回転自在であるように取り付けられてい
る。ベアリングローラ26は、保持スペース20の底面
に対して押し付けられる一方、案内ローラ28は、この
スペース20の横側面に対して押し付けられる。
【0019】キャリッジ10は、該キャリッジ10をレ
ール8内で可逆的に駆動し得る設計とされた引張り要素
36に接続されている。この引張り要素36は、金属製
コアを有し且つ略円形の断面を有するケーブルの形態に
て図示されているが、この要素は、例えば、ベルト、有
孔バンド、又はラックケーブルから成るものとするが容
易に可能である。このケーブル36の両端は、接続片3
8にてキャリッジ10に固定されている。この片は、2
つの案内ローラ28の間を伸びており且つその各々の軸
線34の領域内で固定されている。ケーブル36の両端
は、各々、締結具を使用して、取り付け点38A、38
Bにて片38に強固に締結されている。
【0020】このため、ケーブル36は、レール8の保
持スペース20内を部分的に伸び、このため、それぞれ
の取り付け点38A、38Bから、レールの相応する端
部までの2つの上端部分36A、36Bを形成し、ケー
ブルは、この相応する端部にて、以下に詳細に説明する
ように配置されている。ケーブル36は、レール8の下
方で且つ該レールに沿って右方向に戻るように伸びてお
り、これにより、下方ストランド36Cを形成する。該
下方ストランド36Cは、レールの曲がった壁21と車
体12の表面との間で下方に形成された長手方向キャビ
ティ39内に配置されている。
【0021】図9に示すように、少なくとも1つの案内
要素40が下方ストランド36Cの摺動を容易にし得る
ようにこのキャビティ39内でレール8の底部壁に固定
されている。レール8の湾曲部分18にて、少なくとも
1つの案内要素40は、レールの曲率により付与された
方向が変化する間、この摺動をより容易にする。このよ
うに、曲がり壁21は、下方ストランド36C及び案内
要素40を隠す。
【0022】ケーブル36を戻すための部材41がレー
ル8の下端に配置されており、この部材は、図3に詳細
に図示されている。この部材41は、図3にてスペーサ
リング46の軸線と略一致する軸線44の周りで回転自
在であるように取り付けられたプーリー42を備えてい
る。該部材41はまた、プーリー42と同軸状のヨーク
48を備えており、好ましくは、該ヨークは、該ヨーク
とプーリーとの間に配置されたベアリング50を介し
て、このプーリーに対して押し付ける。該ヨーク48
は、レール17の関係した端部の長手方向に並進し得る
ように取り付けられている。ベアリング50はプーリー
42を回転可能に案内する。
【0023】ケーブル36は、プーリー42の周りで1
/2回転だけ巻かれており、下方ストランド36Cは、
ケーブルの下方巻き付け開始点からプーリーまで伸びて
おり、ケーブルの端部分36Bは上方巻き付け開始点か
ら伸びている。
【0024】該部材は、ヨーク48に対して配置された
ばね51を備えており、該ばね51は、圧縮状態にて取
り付けられている。このばね51及びヨーク48は、少
なくとも部分的に、ケーブル36を緊張させる手段を画
定する。
【0025】上述した部材41の要素は、並置した2つ
の単ブロック部品にて形成されたケーシング52内に配
置されている。このケーシング52は、ばね51が部分
的に滑るリング53を備えている。このケーシング52
は、強化リブ54が更に設けられており、該強化リブの
一部分は、ケーシング52がリング46によって閉じら
れたとき、ヨーク48に設けられた関係するリブ56と
協働する。
【0026】部材41は、高衝撃吸収能力を有する弾性
部材で出来たストッパ58を更に備えている。このスト
ッパ58は、レール17の端部に面するケーシング52
の面上に配置され且つキャリッジ10と衝撃型式に接触
し得る設計とされている。
【0027】図5に詳細に図示したケーブル36を駆動
する部材61がレール8の前端に配置されている。この
部材61は、保護ケース62を備えており、該保護ケー
ス62は共に固着された2つの並置部品で出来ており、
図示しない締結具によって車1の車体に固着されてお
り、該締結具はケース62に形成された開口64を利用
する。
【0028】ケース62の内部にて、部材61は、回転
軸68に固着され且つベアリング70によって案内され
るプーリー66を備えている。該軸68は、車体12を
通過し且つ車1の内部から駆動するのに十分な距離だけ
突き出す寸法とされている。シール72のようなシール
が軸68に配置され且つケーシング64に対して押し付
けられる。
【0029】プーリー66の円筒状部分は、ケーブル3
6が3.5回巻かれる所要形状面を有している。図6に
図示するように、プーリー66のこの円筒状部分の長手
方向断面のプロフィールは凹状であり、これは、その上
にケーブル36の巻き部分が重ね合わずに連続的に拡が
る中空面74を形成する。プーリー66は、その上方巻
き付け開始点にてケーブルの端部分36Aを受け入れ且
つその下方巻き付け開始点にて戻りストランド36Cを
受け入れ、これらの上方及び下方巻き付け開始点は、レ
ール15の端部に面する側と同一の側部に位置してい
る。
【0030】図10には、車1の車体12内に配置され
た本発明による装置の部分16が図示されている。この
部分16は、該部分が配置される車に従って相違する構
造であり、このため、この部分は、車体内で使用不能と
され且つ/又は中空の厚さ部分である容積を占める。
【0031】図10に図示した例において、部分16
は、取り付けプレート80を備えており、該取り付けプ
レートは、部分16のその他の構成要素に対する支持構
造体を形成し且つ車1の車体への取り付け点(図示せ
ず)を画定する。
【0032】この取り付けプレート80には、プーリー
84がその上に配置された摩擦リング82が設けられて
いる。このプーリー84はケーブル36を駆動し得るよ
うに部材61の軸68上に取り付けられている。図10
には、軸68の軸線のみが図示されている。
【0033】取り付けプレート80は、歯車モータ装置
86を制御し且つ車1のエレクトロニクスと相互接続し
得るようにこの歯車モータ装置86及びエレクトロニク
ス制御装置88の双方を支持する。これらの要素86、
88は、本発明の一部を構成せずに、既知の技術のもの
であるから、極く概略図的にのみ図示してある。歯車モ
ータ装置86の出力軸の軸線は、参照番号90で示して
あるが、この軸の設計及び配置は、使用不能なスペース
の使用を最適なものにすることが理解される。
【0034】軸線90上に直接、取り付けられたプーリ
ー92は、図10に歯付きベルトの形態にて図示したト
ルク伝導要素94を介してプーリー84に接続されてい
る。組み立てたとき、特に、ベルト94を緊張させるた
め、歯車モータ装置86の取り付け点の1つを他方に対
して枢動させる点として使用することが有利であること
を認識すべきである。モータ86の本体を僅かに回転さ
せることにより、プーリー84及び92は、更に近付く
か又は更に離れるように動き、その軸線間の距離は修正
される。調節したとき、必要なことは、取り付けプレー
ト80に対するモータの色々な取り付け点を固定するこ
とだけである。
【0035】上述した本発明による装置は次のように作
用する。休止時、すなわち、ドア2が開き位置又は閉じ
位置にて固定されているとき、最初に、圧縮状態にて取
り付けられたばね51は、ケーブル36の方向に向けて
推進力を常に作用させ且つ車の後部に向けて方向決めさ
れているから、ケーブル36を戻す部材41はこのケー
ブルを緊張させる。この力は、ヨーク48に付与され
て、このヨークを並進動作させ、このため、ケーブル3
6の張力の対向力の強さが力を平衡させるのを許容する
値に達しない限り、プーリー42をケーシング52内で
動かす。
【0036】本発明による装置の全体的な作用を説明す
るため、車1のドア2が開くとき、すなわち図1の右方
向から左方向に動く場合から説明する。ドアを開けるこ
とを命令する指令は、例えば、単にドア2のハンドル1
00に圧力を加えることにより与えられる。次に、車の
エレクトロニクスは、制御装置88に対し相応する信号
を送り、この制御装置88は、歯車モータ装置86の軸
90を作動させる。歯付きベルト94を介して、プーリ
ー84は、駆動されて、軸68に対し駆動トルクを付与
する。検討中の例において、軸68は、図5の円形の矢
印Cで示した方向に向けて駆動される。
【0037】軸68は、駆動トルクをプーリー66に伝
え、次に、プーリー66は摩擦により緊張状態のケーブ
ル36を駆動する。その結果、下方ストランド36C
は、車1の前面に向けて引っ張られ、そのレール8の曲
がった壁21の下方を進むことは、案内要素40によっ
て促進される。回転自在であるように取り付けられるた
め、戻り部材41のプーリー42は、ケーブル36によ
り回転駆動され、上方ストランド36Bは、プーリー4
2の周りで車の後部に向けて引っ張られる。ケーブルの
端部36Bは、取り付け点38Bにて片38に強固に取
り付けられているため、キャリッジ10は、ケーブル3
6により引っ張られ且つレール8の保持スペース20内
で車1の後部に向けて移動する。キャリッジ10は、ベ
アリングローラ26の回転及びローラ28の案内によっ
て移動する。ドア2がキャリッジ10に固着されている
ため、このレール8の方向への並進動作はドア2に付与
され、このドアは、車1の側部に沿って摺動し、該ドア
と共に、上方及び下方キャリッジを駆動し、これらのキ
ャリッジは、それぞれ上方レール4及び下方レール6内
を移動する。
【0038】取り付け点38Aにて片38に強固に締結
されたケーブルの端部分36Aは、車の後部に向けて駆
動されて、駆動部材61のプーリー66から巻き戻され
る。ドア2を開けることに伴う移動の全体に亙って、ケ
ーブル36の下方部分36Cは、プーリー66の周りに
巻かれる一方、ケーブルの別の部分すなわち上端部分3
6Bは、巻き戻される。このため、プーリー66は、常
に、該プーリーにケーブルが3.5回巻かれている。プ
ーリー66の円筒状部分の中空面74は、ケーブルを摩
擦力にて駆動することを許容し、また、この部分の外側
に向けて最も遠方に配置された連続的な巻き付け部分
は、その他方を保持し且つ過度の重なり合いを防止す
る。
【0039】本発明による装置は、レール内を摺動する
ドアを有する任意の既存の車に取り付けることができ
る。ケーブル36を駆動するドアは、車体上のレール装
置、及びレール8の外形の連続部分22内でのみ狭いス
ペース内に収容された駆動部材61及び戻り部材41を
活用する。その結果、本発明による装置は、別個のもの
となり、内側と同様に、外側にて、車内に完全に一体化
することができる。
【0040】更に、装置は取り付けが容易である。戻り
部材41は、極く一般的に、レールの移動端に取り付け
られている1つの端部ストッパ要素に置換するのに十分
にコンパクトである。ケーブル36は、何ら追加的な調
節を行わずに、ばね51によって自動的に緊張され、こ
のことは、ケーブルの張力と関係した構成要素上におけ
る幾何学的拡がりを考慮する必要がないという有利な点
をもたらす。車体内に配置された装置の部分に関して、
その配置は極めて自由であり、特に、車体内の未使用の
スペースに最大限、適合するようにすることができる。
この目的のため、トルク伝導要素94は、チェーン、自
在継手又は適当なプロフィールのベルトの形態にて配置
することができる。
【0041】更に、該装置は、優れた信頼性をもたら
し、また、あらゆる型式の攻撃の影響を受け易く、ま
た、最も敏感である構成要素は、密封された保護ケーシ
ング52、62内に配置されている。
【0042】本発明による装置に対する、図示しない1
つの代替例として、部分16は、取り付けプレート80
及び装置88に換えて、ポリマーで出来た単ブロックの
構成要素を備ている。次に、この構成要素は、硬い構造
体として、及び装置に対する制御エレクトロニクスを収
容する設計とされたボックスとして作用する。
【0043】図4には、戻り部材41の実施の形態の代
替的な形態が図示されている。図3及び図4に対して共
通する要素は、同一の参照番号で表示されており、図4
の変形例は、次の点にて、図3の部材41と相違する。
【0044】ベアリング50と、プーリー42と、ヨー
ク48とから成るアセンブリは、軸線44の半プーリー
110により置換されており、このアセンブリには、略
楕円形の形状の中央オリフィス112が形成されてい
る。半プーリー110は、ケーシング52の突起54の
幾つかと協働する設計とされたリブ56を更に備えてい
る。このように、半プーリー110は、レール部分17
の長手方向に並進し得るように取り付けられている。こ
の並進動作は、前と同様に、リング53に圧縮状態にて
取り付けられたばね51により制御され、また、楕円形
のオリフィス112により形成された顕著な隙間のため
許容され、ばね51及びオリフィス112は、少なくと
も部分的に、ケーブル36の緊張手段を形成する。リブ
56は、半プーリー110の並進動作を案内する。
【0045】半プーリー110は回転動作の自由度がな
いため、ケーブル36は、摺動するときにのみこの半プ
ーリー110の周りで関節動作する点を除いて、装置が
作用する状態は、上述したものと同様である。
【0046】この戻り部材41の代替的な実施の形態
は、それ以前のものよりも更にコンパクトとなるという
有利な点を有すると同時に、同一の機能を果たす。この
ため、その構造体は駆動レール8の後端にて極めて小さ
いスペースのみを提供する車に特に良好に適している。
【0047】図7及び図8には、駆動部材61の代替的
な実施の形態が図示されている。図5及び図6並びに図
7及び図8に共通する要素は、それぞれ、同一の参照番
号で表示し、図7及び図8の代替的な形態は、次の点に
て図5及び図6の部材61と相違する。プーリー66
は、その円筒状部分の表面74上にてプーリー66の軸
線に対して略平行な方向に形成され且つ略均一な仕方に
て分配された4つの溝120を有している。
【0048】更に、ケーブル36には、少なくとも、プ
ーリー66の周りに巻き且つ/又はプーリー66から巻
き戻すことが要求されるその部分にて、ビード122が
設けられており、該ビード122は、ケーブルに固着さ
れ且つ均一に分配されている。
【0049】上述した実施例において、プーリー66
は、4つの溝120を有し且つケーブル36が3.5回
巻かれており、このケーブルは、プーリーの3/4回の
巻き取り数毎に1つのビード122を有している。この
ように、合計して、5つのビード122がプーリー66
とかみ合っており、図7にて、適宜に実線又は破線にて
それらの全てが示してあるが、図面を複雑にしないよう
に、ケーブル36は図示していない。
【0050】ビードは、巻き付け部分を共に連接する状
態に保ちつつ、2つのビード間の全ての接触が回避され
るような仕方にてケーブル36に沿って分配されてい
る。このため、摩擦力及び作動ノイズは、最小とされ
る。
【0051】装置が作用する仕方は、図5及び図6に関
して説明したものと同様であり、図7及び図8の代替的
な形態は、ケーブル36のより大きい駆動能力を発生さ
せるという有利な点を有する。
【0052】図示しない、1つの代替的な形態は、図5
又は図7に参照番号66にて示す、プーリーと同様であ
る、可変の巻き付け数にてケーブルを巻き付けた、中空
面74を有するプーリーを図3の戻り部材41に設ける
ことから成っている。
【0053】更に、プーリー66におけるケーブルの巻
き付け数は変更可能であり、上述した3.5の巻き付け
数の値は、単に一例としての値であることが明確に理解
されよう。本発明の精神から逸脱せずに、より少ない又
はより多い巻き付け数を選ぶことができる。
【0054】更に、車の構造体がレール8の前面にて駆
動トルクを取り付け且つ伝導することを許容しないなら
ば、本発明による装置の全体的な方向を逆にすることが
できることが容易に理解されよう。このため、駆動部材
はレール8の後端まで動かされ、ケーブルの戻り部材
は、このレールの前端に取り付けられている。
【0055】更に、本発明による装置は、車の構造体に
依存して、3つのレールの任意の1つに等しく容易に取
り付けることができる。尚、このレールに適したキャリ
ッジが可撓性の引っ張り要素36に沿って移動するのを
許容し且つその要素のストランドが戻り、特に、曲がっ
た壁21と同様に、曲がった壁の下方に隠れるのを許容
するならば、駆動レール8の断面プロフィールは重要で
はない。
【0056】最後に、各々が異なるレール上に配置され
た、本発明による幾つかの同期化させた装置により1つ
の同一のスライディングドアを駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置が設けられたスライディング
ドアを有する自動車の概略図的な側面図である。
【図2】図1の車の車体外に配置された、本発明による
装置の一部分の分解斜視図である。
【図3】図2の細部IIIに沿った分解斜視図である。
【図4】図3の細部を示す本発明の別の実施の形態によ
る、図3と同様の図である。
【図5】図2の細部Vに沿った分解斜視図である。
【図6】図5に図示した部分VI−VIに沿った断面図であ
る。
【図7】図5の細部を示す本発明の別の実施の形態によ
る、図5と同様の図である。
【図8】図7の部分VIII−VIIIに沿った断面図である。
【図9】図2に図示した部分IX−IXに沿った断面図であ
る。
【図10】図1の車の車体内に配置された本発明による
装置の一部分を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 車 2 スライディング
ドア 4 上方レール 6 下方レール 8 中間レール 10 キャリッジ 12 車体 16 部分 14 第一の端部分 15 駆動レールの端
部 16 装置の部分 17 レールの第二の
端部 18 湾曲レール部分 20 保持スペース 21 壁 22 外側の輪郭張出
し部 23 突起 24 相補的な形状の
キャビティ 25 支持構造体 26 ベアリングロー
ラ 28 案内ローラ 30 軸線 32 ピン 34 略垂直軸線 36 引張り要素/ケーブル 36A、36B 上端
部分 36C 下方ストランド/戻りストランド 38 接続片 38A、38B 取り
付け点 39 長手方向キャビティ 40 案内要素 41 戻り部材 42 プーリー 44 戻り軸線 46 スペーサリング 48 ヨーク 50 ベアリング 51 ばね 52 保護ケーシング 53 リング 54 強化リブ/突起 56 リブ 58 ストッパ 61 駆動部材 62 保護ケース/保
護ケーシング 64 開口/ケーシング 66 プーリー 68 回転軸 70 ベアリング 72 シール 74 中空面 80 取り付けプレート 82 摩擦リング 84 プーリー 86 スレーブモータ
/歯車モータ装置 88 エレクトロニクス制御装置 90 出力軸の軸線 92 プーリー 94 トルク伝導要素/歯付きベルト 110 半プーリー/回転案内要素 112 略楕円形の形状の中央オリフィス 120 溝
フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA03 DA04 DB03 DB04 EA16 EB01 EC01 KA13 KA15 KA16

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スレーブモータ(86)により提供され
    たトルク(C)を伝導し、該モータと共に少なくとも部
    分的に車(1)の内部に配置された機械的部材(94)
    と、 車(1)の外側に配置され、駆動レール(8)内を移動
    可能なキャリッジ(10)を介してドア(2)が接続さ
    れた可撓性の引っ張り要素(36)とを備え、前記レー
    ルが、車(1)の車体(12)の一部分上に保持し得る
    ように外側輪郭部(22)を画定する型式の自動車のス
    ライディングドア用の駆動装置において、レール(8)
    の一端(15)に、引っ張り要素を可逆的に駆動し、伝
    導部材(94)に接続された部材(61)を備え、レー
    ルの他端(17)に、引っ張り要素を戻す部材(41)
    を備えることを特徴とする、駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1による装置において、戻り部材
    (41)がレールの外側輪郭部(22)の連続部分内に
    略配置されることを特徴とする、装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の何れか1つの請求項に
    よる装置において、駆動部材(61)が、レールの外側
    輪郭部(22)の連続部分内に略配置されることを特徴
    とする、装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1つの請求項に
    よる装置において、戻り部材(41)が、戻り軸線(4
    4)の周りの引っ張り要素(36)の回転を案内する要
    素(42;110)を備えることを特徴とする、装置。
  5. 【請求項5】 請求項4による装置において、戻り部材
    (41)が、レール(17)に対して静止したケーシン
    グ(52)内に収容され、戻り部材(41)が、戻り軸
    線(44)をケーシング(52)に対して移動させるこ
    とにより引っ張り要素(36)を緊張させる手段(4
    8、51;51、112)を備えることを特徴とする、
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5による装置において、緊張手段
    が、回転案内要素(42;110)に対して当接するば
    ね(51)を備え、前記要素が、駆動レール(17)の
    端部の長手方向軸線に沿って並進して動くのを可能であ
    ることを特徴とする、装置。
  7. 【請求項7】 請求項6による装置において、回転案内
    要素が、プーリー(42)からなり、前記ばね(51)
    がヨーク(48)を介して該プーリーに対して間接的に
    押し付けられることを特徴とする、装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか1つの請求項に
    よる装置において、駆動部材(61)が、摩擦力により
    引っ張り要素(36)を駆動するプーリー(66)を備
    え、該プーリーが引っ張り要素の少なくとも1回の巻き
    取り分を備えることを特徴とする、装置。
  9. 【請求項9】 請求項8による装置において、プーリー
    (66)の周りの引っ張り要素(36)の巻き取り開始
    点及び該引っ張り要素の巻き取り終了点が駆動レールの
    端部(15)に面する側と同一のプーリーの側部に位置
    することを特徴とする、装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9の何れか1つの請求項
    による装置において、プーリー(66)が、引っ張り要
    素(36)の巻き付け状態を重なり合わずに隣接する状
    態に保つ中空面(74)を画定する凹状のプロフィール
    を横方向に有する円筒状の中央部分を備えることを特徴
    とする、装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10の何れか1つの請求
    項による装置において、プーリー(66)の円筒状の中
    央部分の面(74)がプーリー(66)の軸線に沿って
    略方向決めされた少なくとも1つの溝(120)を備
    え、引っ張り要素(36)が、プーリー(66)の周り
    に巻かれる設計とされた少なくともその部分にて、ケー
    ブルに固着され且つ溝(120)と共役的な形状である
    ビード(122)を備えるケーブルから成ることを特徴
    とする、装置。
  12. 【請求項12】 請求項11による装置において、2つ
    の連続的なビード(122)の間の距離、2つの連続的
    な溝(120)を分離する周縁距離の倍数に略等しいこ
    とを特徴とする、装置。
  13. 【請求項13】 請求項12による装置において、4つ
    の溝(120)を備えるプーリー(66)の場合、ビー
    ド(122)が、プーリーの外周の3/4の倍数に略等
    しい間隔にて分配されることを特徴とする、装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の何れか1つの請求
    項による装置において、駆動レール(8)がキャリッジ
    (10)を保持するスペース(20)を画定し、引っ張
    り要素(36)が、保持スペース(20)内に配置され
    た2つの端部(36A、36B)と、前記スペースの外
    側で駆動レールに沿って伸びる戻りストランド(36
    C)とを備えることを特徴とする、装置。
  15. 【請求項15】 請求項14による装置において、駆動
    レール(8)には、戻りストランド(36C)が摺動す
    るための少なくとも1つのランナー(40)が設けられ
    ることを特徴とする、装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15の何れか1つの請求
    項による装置において、前記キャリッジ(10)が、2
    つの案内ローラ(96)を備え、該2つの案内ころの間
    にて、引っ張り要素(36)の両端を固定する少なくと
    も1つの位置(38A、38B)を有する空隙を画定す
    ることを特徴とする、装置。
  17. 【請求項17】 請求項16による装置において、前記
    キャリッジ(10)が、2つの固定位置(38A、38
    B)を共に接続する接続片(38)を備えることを特徴
    とする、装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのスライデングサイド
    ドアが設けられた自動車において、請求項1乃至17の
    1つによる前記ドアを駆動する装置が設けられることを
    特徴とする、自動車。
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