JP2002309713A - Pc鋼材定着部の構造 - Google Patents

Pc鋼材定着部の構造

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JP2002309713A
JP2002309713A JP2001117235A JP2001117235A JP2002309713A JP 2002309713 A JP2002309713 A JP 2002309713A JP 2001117235 A JP2001117235 A JP 2001117235A JP 2001117235 A JP2001117235 A JP 2001117235A JP 2002309713 A JP2002309713 A JP 2002309713A
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steel
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Tsutomu Sumiya
務 角谷
Takeshi Araki
毅 荒木
Yoshitaka Nishida
吉孝 西田
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Anderson Technology Corp
Kobelco Wire Co Ltd
Original Assignee
Shinko Wire Co Ltd
Anderson Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造コストが低く、設置作業も容易な支圧板を
用いてPC鋼材定着部の構造を提供する。 【解決手段】プレストレストコンクリートの定着部に、
シングルストランド型緊張材の挿通孔を複数個具備する
支圧板を使用する。また、上記支圧板の背面に、縦1本
の補強鋼材と横1本の補強鋼材を各々屈曲させてなる1
組の格子状補強鋼材をプレストレストコンクリート中に
配設する。シングルストランド型緊張材としては、1本
のシース内に1本のPC鋼より線が挿通され、かつその
間にセメントグラウトが充填されてなるものや、1本の
合成樹脂シース内に1本のPC鋼より線が挿通され、か
つその間に遅延硬化型樹脂グラウトが充填されてなるも
のが挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はプレストレストコンクリー
ト工法におけるPC鋼材定着部の構造に関し、特にプレ
ストレス力による支圧力をコンクリートに分散伝達する
ための改善された支圧板を備えるPC鋼材定着部の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、緊張材にPC鋼材を用いるプレス
トレスコンクリート工法においては、PC鋼材に定着具
を取り付け、コンクリートを打設・硬化した後、ジャッ
キやポンプなどの引張装置でPC鋼材を緊張させてプレ
ストレスを与えている。ここで、定着具は、所定の緊張
力を保持し、かつPC鋼材を定着するコンクリートに有
害なひび割れ及び過度の変形等を生じさせないようなも
のが用いられている。そして、一般に、PC鋼材として
PC鋼より線を用いた緊張材は、1本のシースに1本の
PC鋼より線が挿通されて、その間にセメントグラウト
が充填されてなるシングルストランド型緊張材と、1本
の内径の大きいシースに複数本のPC鋼より線が挿通さ
れてなるマルチストランド型緊張材とに大別される。
なお、1本のPC鋼より線が1本のポリエチレンシース
内に挿通され、かつその間が樹脂グラウトで充填されて
なるPC鋼材は、シングルストランド型緊張材に属す
る。
【0003】そして、前記シングルストランド型緊張材
の定着具は、一般にグリップと支圧板で構成されてい
る。グリップはくさびとソケット(くさび受け具)から
なる円筒形の金具であり、PC鋼より線を1本ずつつか
み、その作用力を支圧板に伝達している。また、支圧板
は主に鋼製の厚板で構成され、グリップが受けるPC鋼
より線の緊張力をコンクリートに伝達している。一方、
マルチストランド型緊張材の定着具は、1本の内径の大
きいシースに挿通された複数本のPC鋼より線を1つの
定着具で一括して定着するものが用いられている。そし
て、前記緊張材の定着部の設計は、緊張材1単位(シン
グルストランド型の場合は1本のPC鋼より線)の緊張
力をコンクリートに安全に伝達するのに必要な支圧板と
定着部補強筋(例えば、格子状補強鋼材)、そして支圧
板同士の配置で要する離間距離(コンクリート領域)を
算定し、所定の定着体力が確保されるように設計され
る。
【0004】従来、シングルストランド型緊張材は1本
のシースに納められた1単位ごとに定着することが基本
とされ、各緊張材1単位とその定着具に対して、図17
に示すように、安全に定着するために必要なコンクリー
ト領域7を確保することが必要とされていた。そして、
この支圧板のコンクリート領域7は、支圧板間の離間距
離として、最小配置寸法(中心間隔及び縁端間距離)が
定められており、前記離間距離(コンクリート領域7
a)は重複しないように、配置設計でこの配置寸法の制
限を守って配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プレストレス
トコンクリート工法を施工する場所の状況(例えば、橋
桁などのPC部材が狭小な個所)によっては、各緊張材
1単位ごとに1つの支圧板で定着し、その緊張材1単位
とその定着具(支圧板を含む)に対して定められたコン
クリート領域(支圧板の離間距離)を確保するのは、困
難な場合があった。また、定着スペースの形状が多様な
ため、前述の方法で一律に行うのでは、PC鋼材の定着
部の設計が非常に難しいという場合もあった。そのた
め、定着部の配置設計の自由度を高め、また施工性が向
上されるようなPC鋼材定着部の構造の提供が期待され
ていた。本発明は、上記のような問題を解決しようとす
るものであり、PC鋼材の定着部を、限られた定着スペ
ースに効率的に配置するためのPC鋼材定着部の構造を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、上
記課題を下記構成の支圧板を用いたPC鋼材定着部の構
造により、解決するものである。 (1)プレストレストコンクリートの定着部が、シング
ルストランド型緊張材の挿通孔を複数個具備する支圧板
を備えてなることを特徴とするPC鋼材定着部の構造。 (2)前記(1)に記載の支圧板の背面に、縦1本の補
強鋼材と横1本の補強鋼材を各々屈曲させてなる1組の
格子状補強鋼材をプレストレストコンクリート中に配設
してなることを特徴とするPC鋼材定着部の構造。 (3)複数個のシングルストランド型緊張材挿通孔間の
距離が、1個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を
備える独立した支圧板同士の配置で要する離間距離であ
るコンクリート領域を無として近接された状態の距離で
あることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のP
C鋼材定着部の構造。 (4)複数個のシングルストランド型緊張材挿通孔間の
距離が、1個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を
備える独立した支圧板同士の配置で要する離間距離を無
とした距離以上に近接させた距離であることを特徴とす
る前記(1)又は(2)に記載のPC鋼材定着部の構
造。 (5)シングルストランド型緊張材が、1本のシース内
に1本のPC鋼より線が挿通され、かつその間にセメン
トグラウトが充填されてなるものであることを特徴とす
る前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のPC鋼材
定着部の構造。 (6)シングルストランド型緊張材が、1本の合成樹脂
シース内に1本のPC鋼より線が挿通され、かつその間
にグリース状の防錆材又は遅延硬化型樹脂グラウトが充
填されてなるものであることを特徴とする前記(1)〜
(4)に記載のPC鋼材定着部の構造。
【0007】
【発明の実施の形態】 ここで、図に基づいて本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明のプレストレス
トコンクリートの定着部を構成する支圧板の一例であ
り、2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具備
している長方形型支圧板の斜視図である。図2は、図1
の支圧板を使用した施工例を示すPC部材の断面図であ
る。また、図3及び図4は、本発明のプレストレストコ
ンクリートの定着部を構成する支圧板を使用した他の施
工例を示すPC部材の断面図であり、図3は3個のシン
グルストランド型緊張材の挿通孔を具備している長方形
型支圧板を使用した施工例のPC部材の断面図であり、
図4は、4個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を
具備している長方形型支圧板を使用した施工例のPC部
材の断面図である。図5は本発明のプレストレストコン
クリートの定着部を構成する支圧板の他の例で、2個の
シングルストランド型緊張材の挿通孔を具備している正
方形型の支圧板の斜視図である。そして図6は、図5の
支圧板を使用した施工例を示すPC部材の断面図であ
る。また、図7及び図8は、本発明のプレストレストコ
ンクリートの定着部を構成する支圧板を使用したその他
の例であり、図7は、3個のシングルストランド型緊張
材の挿通孔を具備している正方形型支圧板を使用した施
工例のPC部材の断面図であり、図8は4個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔を具備している正方形型支
圧板を使用した施工例のPC部材の断面図である。
【0008】さらに、図9は、本発明のプレストレスト
コンクリートの定着部を構成する支圧板の一例であり、
2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具備して
いる長方形型の支圧板であり、図10は、図9の支圧板
を使用した施工例のPC部材の断面図である。そして、
図11は、3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を具備している長方形型の支圧板を使用した他の施工例
のPC部材の断面図であり、図12は、4個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔を具備している長方形型支
圧板を使用した他の施工例のPC部材の断面図である。
【0009】また、図13は、2個のシングルストラン
ド型緊張材の挿通孔を具備している長方形型の支圧板用
の格子状補強鋼材の正面図(A)と断面図(B)であ
り、図14は3個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している長方形型の支圧板用格子状補強鋼材の
正面図(A)及び断面図(B)である。そして、図15
は、2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具備
している正方形型の支圧板用の格子状補強鋼材の正面図
(A)と断面図(B)であり、図16は3個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔を具備している正方形型支
圧板用の格子状補強鋼材の正面図(A)と断面図(B)
である。図17は、従来の支圧板を使用した施工例のP
C部材の断面図であり、図18は、本発明のPC鋼材定
着部の構造の断面図である。
【0010】図中、1は支圧板、1Aは2個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔を具備している長方形型支
圧板、1Bは3個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している長方形型支圧板、1Cは4個のシング
ルストランド型緊張材の挿通孔を具備している長方形型
支圧板である。そして、1Dは2個のシングルストラン
ド型緊張材の挿通孔を具備している正方形型支圧板、1
Eは3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具備
している正方形型支圧板であり、1Fは4個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔を具備している正方形型支
圧板である。そして、1Zは従来使用されている支圧板
である。また、2はシングルストランド型緊張材の挿通
孔、3はシングルストランド型緊張材、3’はPC鋼材
であり、4は格子状補強鋼材である。そして、5はソケ
ット(くさび受け具)、6はくさび、7はコンクリート
領域、7aはコンクリート領域(離間距離)、8は支圧
板固定用ボルト孔、9は確認用孔、10、10’はPC
部材、11はシース、12はグラウト材、Cはコンクリ
ートである。
【0011】本発明のプレストレストコンクリートの定
着部を構成する支圧板1A〜1Fは、複数個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔2を具備して構成されてい
る。ここで、シングルストランド型緊張材とは、1本の
シース内に1本のPC鋼より線が挿通され、かつその間
にセメントグラウトが充填されてなるものである。ま
た、1本の合成樹脂シース11(図18参照)内に1本
のPC鋼より線が挿通され、かつその間に遅延硬化型樹
脂グラウト12(図18参照)が充填されてなるもの、
例えば、1本のPC鋼より線が1本のポリエチレンシー
ス内に挿通され、かつその間が樹脂グラウトで充填され
て構成されるプレグラウトPC鋼材と呼ばれる緊張材な
ども、シングルストランド型緊張材とされる。そして、
支圧板1A〜1Fは、前記PC鋼より線などPC鋼材
3’、シース11及びグラウト材12(図18参照)を
緊張材とするシングルストランド型緊張材3を用いたプ
レストレスコンクリートを施工する際、コンクリート打
設される前に、コンクリートCの表面(図18参照)に
取り付けられる定着具であり、その後のジャッキやポン
プなどの引張装置で施されるPC鋼材3’への緊張力を
保持し、緊張材3を定着するコンクリートCに有害なひ
び割れや過度の変形等を生じさせない強固なものに構成
されている。
【0012】図1に示す本発明のプレストレストコンク
リートの定着部を構成する支圧板の一例である2個のシ
ングルストランド型緊張材の挿通孔2を具備している長
方形型支圧板1Aは、正方形で構成される1個のシング
ルストランド型緊張材の挿通孔を備える独立した支圧板
(従来の支圧板:図17の支圧板1Z参照)を2個並べ
た形状の長方形に形成されたものであり、シングルスト
ランド型緊張材の挿通孔2は、前記2個並べた正方形の
支圧板のそれぞれ中心位置に穿設されている。すなわ
ち、前記2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔間
の距離は、1個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を備える独立した支圧板(1Z)同士の配置で要する離
間距離(コンクリート領域7a:図17参照)を無とし
て近接された状態の距離と同様となるように構成されて
いる。
【0013】また、図3に示すシングルストランド型緊
張材の挿通孔2が3個具備されている支圧板1B及び図
4に示すシングルストランド型緊張材の挿通孔2が4個
具備されている支圧板1Cは、図1に示す2個のシング
ルストランド型緊張材の挿通孔2を具備している長方形
型支圧板1Aと同様に、正方形で構成される1個のシン
グルストランド型緊張材の挿通孔を備える独立した支圧
板(従来の支圧板:図17の支圧板1Z参照)を並べて
形成された長方形であり、図3のシングルストランド型
緊張材の挿通孔2が3個具備されている支圧板1Bは、
正方形が3個並べられた形状の長方形で形成され、シン
グルストランド型緊張材の挿通孔2は、それぞれ正方形
の中心に穿設されている。また、図4に示すシングルス
トランド型緊張材の挿通孔2が4個具備されている支圧
板1Cは、正方形で構成される1個のシングルストラン
ド型緊張材の挿通孔を備える独立した支圧板(従来の支
圧板:図17の支圧板1Z参照)が4個並べられた形状
の長方形で形成され、シングルストランド型緊張材の挿
通孔2は、それぞれ正方形の中心に穿設されている。
【0014】なお、上記支圧板1A、1B、1Cのよう
に、正方形で構成される1個のシングルストランド型緊
張材の挿通孔を備える独立した支圧板(従来の支圧板:
図17の支圧板1Z参照)が複数個並べられた形状の長
方形で形成される長方形型支圧板は、従来使用されてい
る支圧板1Z(図17参照)と同程度の厚さを備えてい
れば、十分なPC鋼材への緊張力を保持することがで
き、かつPC鋼材を定着するコンクリートに有害なひび
割れや過度の変形等を生じさせない強固なものとなる。
さらに、PC鋼材の設置個所等、状況によって、シング
ルストランド型緊張材挿通孔2間の距離が、1個のシン
グルストランド型緊張材の挿通孔を備える独立した支圧
板(従来の支圧板:図17の支圧板1Z参照)同士の配
置で要する離間距離(コンクリート領域7a)を無とし
た距離以上に近接させた距離に構成することもできる。
その際には、支圧板1を更に厚くしたり、2枚重ねて使
用したり、また、応力が集中するのを緩和する台座プレ
ートなどを介して設置することが好ましい。図2及び図
3、図4は、前記支圧板1A、1B、1Cを使用した施
工例を示すPC部材の断面図となっており、PC部材1
0に、それぞれの支圧板1A、1B及び1Cが複数個並
べて配置されている。
【0015】そして、図5に示す本発明のプレストレス
トコンクリートの定着部を構成する支圧板1Dは、2個
のシングルストランド型緊張材の挿通孔2を具備してい
る正方形型支圧板1Dである。また、図6は、前記図5
に示した2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔2
を具備している正方形型支圧板1Dを使用した施工例の
PC部材の断面図である。正方形型支圧板1Dは、その
一辺の中心線を境界とした左右あるいは上下の長方形の
中心にシングルストランド型緊張材の挿通孔2を穿設し
て形成される。また、図5に示す2個のシングルストラ
ンド型緊張材の挿通孔2を具備している正方形型支圧板
1Dは、挿通孔2間の距離が、1個のシングルストラン
ド型緊張材の挿通孔を備える独立した支圧板(従来の支
圧板:図17の支圧板1Z参照)同士の配置で要する離
間距離(コンクリート領域7a)を無とした距離以上に
近接させた距離で構成されているので、前記支圧板1D
は、挿通孔2が並ぶ方向の中心線に関する曲げ剛性を高
めるために、従来使用されている支圧板1Z(図17参
照)の2倍程度の厚さとしたり、また、支圧板1Dを支
圧板1Zと同じ厚さにし、支圧板1Dとグリップとの間
に台座プレートを介設する等により構成されている。
【0016】一方、図7、図8は前記図5に示した支圧
板1Dと同様に正方形型支圧板1E、1Fである。図7
に示す3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔2を
具備している正方形型支圧板1Eは、重心が支圧板1E
の中心と一致する正三角形の頂点の位置にシングルスト
ランド型緊張材の挿通孔2が穿設されて形成されてい
る。前記正三角形の重心から頂点までの距離が、支圧板
1Eと面積の等しい円の半径のおよそ1/2とすること
で、PC鋼材への緊張力を十分に保持し、さらにPC鋼
材を定着するコンクリートに悪影響を及ぼさない強固な
支圧板1Eを形成することができる。なお、前記3個の
シングルストランド型緊張材の挿通孔2を具備した正方
形型支圧板1Eは、シングルストランド型緊張材の挿通
孔2を正三角形の頂点に穿設することにより、従来の支
圧板1Zと同程度の厚さで、同程度の強度を保持するこ
とができる。
【0017】また、図8に示す4個のシングルストラン
ド型緊張材の挿通孔2を具備している正方形型支圧板1
Fは、両辺の中心線を結んで形成される正方形4個のそ
れぞれ中心にシングルストランド型緊張材の挿通孔2を
穿設して形成されている。支圧板1Fの厚さは、長方形
型支圧板1A等と同様に、従来の支圧板1Zと同程度
で、支圧板1Zと同程度の強度を確保できる。さらに、
支圧板1Fの中心部に、プレストレストコンクリートの
導入時に、内部のコンクリートの充填を確認できるよう
に、確認用孔9を備えたり、光透過性の型枠を設けるな
どして、施工性を向上させることもできる。
【0018】ここで、図1に示す2個のシングルストラ
ンド型緊張材の挿通孔2を具備した長方形型支圧板1A
のPC部材10の施工個所への配置は、横方向だけでな
く、図9に示すように、縦方向でもよい。例えば、図1
0に示すように、支圧板1Aを縦方向に設置することに
より、PC部材10’のような横置きに配置が不可能な
形状のPC部材10’にも、設置ができる。また、図1
1のように、3個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔2が具備された支圧板1Bや、図12に示すように4
個のシングルストランド型緊張材の挿通孔2が具備され
た支圧板1Cを縦方向に配置することもできる。
【0019】上記、複数個のシングルストランド型緊張
材の挿通孔2を具備した支圧板1A、1B、1C、1F
は、それぞれ、正方形の中心(1Dは長方形の中心、1
Eは三角形の頂点)にシングルストランド型緊張材の挿
通孔2を穿設して形成されており、従来の支圧板1Z
(図17参照)を複数枚合わせた形状と同様に形成され
ることになる。そのため、前記複数個のシングルストラ
ンド型緊張材の挿通孔2を具備した支圧板1A、1B、
1C、1D、1E、1Fを設置する個所のコンクリート
は、前記支圧板1A、1B、1C、1D、1E、1F
が、1つの定着具である場合の応力状態となり、前記支
圧板1A、1B、1C、1D、1E、1Fの周囲に十分
なコンクリート領域を確保することにより、1個のシン
グルストランド型緊張材の挿通孔2を具備して形成され
る従来の支圧板1Zと同様の支圧強度を得ることができ
る。
【0020】ところで、支圧板1A、1B、1C、1
D、1E、1Fは、グリップから大きな集中荷重を受け
るので、コンクリートから反力として荷重と逆向きに、
分布荷重としての支圧応力を受けるため、支圧板には曲
げ応力が作用するとされる。そして、支圧板の主要部分
が曲げ降伏すると、支圧板は変形し、周辺部が浮きあ
り、有効支圧面積が減少し、定着耐力が不足するとされ
る。しかし、本発明の複数個のシングルストランド型緊
張材の挿通孔2を具備して形成される支圧板1A、1
B、1C、1D、1E、1Fは、前記曲げ応力が過大に
ならないように、シングルストランド型緊張材の挿通孔
2の配置を決定されている。また、曲げ剛性の考慮が必
要な支圧板の場合には、支圧板の厚さを厚くしたり、台
座プレートを設置することにより、十分な強度を得るこ
とが可能である。さらに、前述の支圧板 1A、1B、
1C、1D、1E、1Fは正方形形状や長方形形状で形
成されているが、角部を曲線とし、円形状とすること
で、支圧板の離間距離を確保する等、支圧板を使用する
個所や形状に合わせ、適宜形状やシングルストランド型
緊張材の挿通孔2の数を変更することもできる。また、
シングルストランド型緊張材の挿通孔2の数は、設置す
るPC部材10の状況に合わせ、適宜数を選択し組合
せ、1つの部材内に異なるタイプの支圧板を配設して、
効率的なPC鋼材定着部を設計することが望ましい。例
えば、図2では、PC部材10に、シングルストランド
型緊張材の挿通孔2を2個具備する支圧板1Aを4枚配
設しているが、2枚のみ配設する、あるいは、挿通孔2
を2個具備する支圧板1Aを2枚と、挿通孔2を3個具
備する1Bを2枚とを組み合わせて部材10に配設する
こともできる。
【0021】一方、PC鋼材の定着部では、PC鋼材の
長さ方向と直交する方向、すなわち支圧板の周囲のコン
クリート領域が外側方向にはらみ出す方向に変形し、割
裂応力が生じる。この割裂応力によるひずみがコンクリ
ートの引張限界に達すると、ひび割れが発生する。この
ため、この割裂応力に対して有効な補強筋を配置して変
形を制限し、拘束作用を維持することが必要となる。そ
こで本発明のPC鋼材定着部の構造においては、図13
〜図16に示すような補強鋼材を使用することにより、
割裂応力によるひび割れを防止している。
【0022】例えば、図13の(A)は、本発明の複数
個のシングルストランド型緊張材の挿通孔2を具備する
支圧板のうち、2個のシングルストランド型緊張材の挿
通孔2を具備した長方形型支圧板1Aの背面に配設され
る1組の格子状補強鋼材4aの正面図であり、(B)は
前記1組の格子状補強鋼材4aがプレストレストコンク
リート中に配置された場合の配置説明断面図である。図
13に示すように、格子状補強鋼材4aは、縦1本の補
強鋼材と横1本の補強鋼材を各々屈曲させたものを1組
として構成されている。格子状補強鋼材4aは、3個所
を180°屈曲させた縦1本の補強鋼材と、同じく3個
所を180°屈曲させた横1本の補強鋼材を1組として
構成されており、前記屈曲させた縦横補強鋼材の間に、
シングルストランド型緊張材の挿通孔2が配置されるよ
うに構成されている。なお、図中、8は長方形型支圧板
1Aを固定するためのボルト孔である。また、前記長方
形型支圧板1Aの背面に、一組の格子状補強鋼材4aを
配設した場合には、図示のようなコンクリート領域7が
必要とされる。
【0023】また、同様に、図14の(A)は、3個の
シングルストランド型緊張材の挿通孔2を具備した長方
形型支圧板1Bの背面に配設される1組の格子状補強鋼
材4bの正面図であり、(B)は前記1組の格子状補強
鋼材4bがプレストレストコンクリート中に配置された
状態の断面図である。格子状補強鋼材4bは、5個所を
180°屈曲させた縦1本の補強鋼材と、3個所を18
0°屈曲させた横1本の補強鋼材を1組として構成され
ており、前記屈曲させた縦横補強鋼材の間に、シングル
ストランド型緊張材の挿通孔2が配置されるように構成
されている。なお、前記長方形型支圧板1Bの背面に、
一組の格子状補強鋼材4bを配設した場合には、図示の
ようなコンクリート領域7が必要とされる。
【0024】そして、図15の(A)は、2個のシング
ルストランド型緊張材の挿通孔2を具備した正方形型支
圧板1Dの背面に配設される1組の格子状補強鋼材4c
の正面図であり、(B)は前記1組の格子状補強鋼材4
cがプレストレストコンクリート中に配置された状態の
断面図である。格子状補強鋼材4cは、3個所を180
°屈曲させた縦1本の補強鋼材と、同じく3個所を18
0°屈曲させた横1本の補強鋼材を1組として構成され
ており、前記屈曲させた縦横補強鋼材の間に、シングル
ストランド型緊張材の挿通孔2が配置されるように構成
されている。なお、図中、8は正方形型支圧板1Dを固
定するためのボルト孔である。また、前記正方形型支圧
板1Dの背面に、一組の格子状補強鋼材4cを配設した
場合には、図示のようなコンクリート領域7が必要とさ
れる。
【0025】また図16の(A)は、3個のシングルス
トランド型緊張材の挿通孔2を具備した正方形型支圧板
1Eの背面に配設される1組の格子状補強鋼材4dの正
面図であり、(B)は前記1組の格子状補強鋼材4dが
プレストレストコンクリート中に配置された状態を示す
断面図である。格子状補強鋼材4dも、前記格子状補強
鋼材4cと同様に、3個所を180°屈曲させた縦1本
の補強鋼材と、同じく3個所を180°屈曲させた横1
本の補強鋼材を1組として構成されており、前記屈曲さ
せた縦横補強鋼材の間に、シングルストランド型緊張材
の挿通孔2が配置されるように構成されている。そし
て、前記正方形型支圧板1Eの背面に、一組の格子状補
強鋼材4dを配設した場合には、図示のようなコンクリ
ート領域7が必要とされる。
【0026】なお、図示しないが、4個あるいはそれ以
上の複数個のシングルストランド型緊張材の挿通孔2を
具備する支圧板を使用する際にも、同様にシングルスト
ランド型緊張材の挿通孔2を具備する支圧板の背面に、
縦1本の補強鋼材と横1本の補強鋼材を各々屈曲させて
なる1組の格子状補強鋼材を配設することにより、割裂
応力によるひび割れを防止することができる。また、支
圧板及び格子状補強鋼材を配設するPC部材10の状況
により、格子状補強鋼材を、縦2本の補強鋼材と、横1
本の補強鋼材で1組としたり、縦1本の補強鋼材と横2
本の補強鋼材で1組として構成するなど、補強鋼材の本
数を適宜選択することが望ましい。以上のように、本発
明のPC鋼材定着部の構造を構成する複数個のシングル
ストランド型緊張材の挿通孔2を具備した支圧板に配設
される格子状補強鋼材4は、支圧板の形状に合わせて屈
曲させて形成されるので、全体に簡素化されたものとな
り、コンクリートの充填性が良くなり、施工性が向上す
るとともに、長い鉄筋で一括して補強鋼材4を形成して
いるので、補強筋の補強効果が優れたものを形成するこ
とができる。
【0027】そして、本発明のPC鋼材定着部の構造
は、図18に示すごとく構成される。図18は、本発明
のPC鋼材定着部の構造の断面図であり、PC鋼材3’
が、シース11の中に挿通され、グラウト材12が充填
されて構成されるシングルストランド型緊張材3は、1
組の格子状補強鋼材4と支圧板1とともに、コンクリー
トC中に埋設されている。そして、PC鋼材3’は、ソ
ケット(くさび受け具)5とくさび6により定着されて
構成されている。なお、図18に示す支圧板1は、2個
のシングルストランド型緊張材の挿通孔2を備えた支圧
板1であり、限られた範囲に、強固にPC鋼材3を定着
している。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、プレストレストコンク
リートを施工する個所の定着スペースの状況に合わせ
て、本発明に係る各種支圧板を選択・使用することによ
り、充分な緊張力を保持したPC鋼材が配設されたPC
鋼材定着部の構造が提供できる。また、本発明に係る支
圧板は、製造コストが低く、設置方法も容易なので、P
C鋼材定着部の施工性が向上する。さらに、本発明に係
る格子状補強鋼材は、長い鉄筋を屈曲させ一括して形成
されるので、全体に簡素化されたものとなり、コンクリ
ートの充填性が良くなり、施工性が向上するとともに、
PC鋼材を定着するコンクリートに有害なひび割れや過
度の変形等を生じさせることのないPC鋼材定着部の構
造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る2個のシングルストランド型緊
張材の挿通孔を具備している長方形型支圧板の斜視図
【図2】 図1の支圧板を使用した施工例を示すPC部
材の断面図
【図3】 3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を具備している長方形型支圧板を使用した施工例のPC
部材の断面図
【図4】 4個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を具備している長方形型支圧板を使用した施工例のPC
部材の断面図
【図5】 本発明に係る2個のシングルストランド型緊
張材の挿通孔を具備している正方形型の支圧板の斜視図
【図6】 図5の支圧板を使用した施工例を示すPC部
材の断面図である。
【図7】 3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を具備している正方形型支圧板を使用した施工例のPC
部材の断面図
【図8】 4個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を具備している正方形型支圧板を使用した施工例のPC
部材の断面図
【図9】 2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔
を具備している長方形型の支圧板
【図10】 図9の支圧板を使用した施工例のPC部材
の断面図
【図11】 3個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している長方形型の支圧板を使用した他の施工
例のPC部材の断面図
【図12】 4個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している長方形型支圧板を使用した他の施工例
のPC部材の断面図
【図13】 2個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している長方形型の支圧板用の格子状補強鋼材
の正面図(A)と断面図(B)
【図14】 3個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している長方形型の支圧板用の格子状補強鋼材
の正面図(A)及び断面図(B)
【図15】 2個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している正方形型の支圧板用の格子状補強鋼材
の正面図(A)と断面図(B)
【図16】 3個のシングルストランド型緊張材の挿通
孔を具備している正方形型支圧板用の格子状補強鋼材の
正面図(A)と断面図(B)
【図17】 従来の支圧板を使用した施工例のPC部材
の断面図
【図18】 本発明のPC鋼材定着部の構造の断面図
【符号の説明】
1 支圧板 1A 2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具
備している長方形型支圧板 1B 3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具
備している長方形型支圧板 1C 4個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具
備している長方形型支圧板 1D 2個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具
備している正方形型支圧板 1E 3個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具
備している正方形型支圧板 1F 4個のシングルストランド型緊張材の挿通孔を具
備している正方形型支圧板 1Z 従来使用されている支圧板 2 シングルストランド型緊張材の挿通孔 3 シングルストランドタイプ型緊張材 3’ PC鋼材 4 4a、4b、4c、4d 格子状補強鋼材 5 ソケット(くさび受け具) 6 くさび 7 コンクリート領域 7a コンクリート領域(離間距離) 8 支圧板固定用ボルト孔 9 確認用孔 10、10’ PC部材 11 シース 12 グラウト材 C コンクリート
フロントページの続き (72)発明者 荒木 毅 兵庫県尼崎市中浜町10−1 神鋼鋼線工業 株式会社内 (72)発明者 西田 吉孝 兵庫県神戸市灘区高羽町4−4−12 Fターム(参考) 2D059 AA05 BB39 GG02 2E164 AA31 DA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレストレストコンクリートの定着部が、
    シングルストランド型緊張材の挿通孔を複数個具備する
    支圧板を備えてなることを特徴とするPC鋼材定着部の
    構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の支圧板の背面に、縦1本
    の補強鋼材と横1本の補強鋼材を各々屈曲させてなる1
    組の格子状補強鋼材をプレストレストコンクリート中に
    配設してなることを特徴とするPC鋼材定着部の構造。
  3. 【請求項3】複数個のシングルストランド型緊張材挿通
    孔間の距離が、1個のシングルストランド型緊張材の挿
    通孔を備える独立した支圧板同士の配置で要する離間距
    離であるコンクリート領域を無として近接された状態の
    距離であることを特徴とする請求項1又は2に記載のP
    C鋼材定着部の構造。
  4. 【請求項4】複数個のシングルストランド型緊張材挿通
    孔間の距離が、1個のシングルストランド型緊張材の挿
    通孔を備える独立した支圧板同士の配置で要する離間距
    離を無とした距離以上に近接させた距離であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のPC鋼材定着部の構
    造。
  5. 【請求項5】シングルストランド型緊張材が、1本のシ
    ース内に1本のPC鋼より線が挿通され、かつその間に
    セメントグラウトが充填されてなるものであることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のPC鋼材
    定着部の構造。
  6. 【請求項6】シングルストランド型緊張材が、1本の合
    成樹脂シース内に1本のPC鋼より線が挿通され、かつ
    その間にグリース状の防錆材又は遅延硬化型樹脂グラウ
    トが充填されてなるものであることを特徴とする請求項
    1〜4に記載のPC鋼材定着部の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226258A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Fujita Corp アンカー筋付き定着金物
JP2007239228A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Pc Bridge Co Ltd 合成桁の床版取換工事用プレキャスト床版、同床版の支圧板、及び合成桁の場所打ちrc床版の取換工法。
KR101131629B1 (ko) 2011-03-16 2012-03-30 주식회사 젬콘 다수개의 강선을 인장부의 전단면에 배치한 프리스트레스트콘크리트거더의 제작방법
JP2016132877A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 株式会社長谷工コーポレーション Pc鋼線緊張端部の割裂防止用補強筋素材とこれを用いた補強筋
KR20180035964A (ko) * 2016-09-29 2018-04-09 주식회사부원비엠에스 듀얼타입 철근 정착구

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