JP2002309190A - 付着面積による梱包用剥離性粘着シート - Google Patents

付着面積による梱包用剥離性粘着シート

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JP2002309190A
JP2002309190A JP2002027573A JP2002027573A JP2002309190A JP 2002309190 A JP2002309190 A JP 2002309190A JP 2002027573 A JP2002027573 A JP 2002027573A JP 2002027573 A JP2002027573 A JP 2002027573A JP 2002309190 A JP2002309190 A JP 2002309190A
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adhesive
tape
box
sensitive adhesive
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JP2002027573A
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Toshiji Gojo
利次 五條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輸送に使用するダンボール箱を通い箱として再
利用するには、梱包する為のクラフトテープを直接に付
着させないで、繰り返し通い箱として使用する事が出来
る。 【解決手段】 ダンボール箱は通い箱として機能を付加
させていない為、開封時テープによる箱の表面が破れ破
損する為弾性突起物を設けた粘着シートで接着後、梱包
テープで封印、開封時クラフトテープのみを剥す事によ
り箱に損傷を与えず折りたたむ事が出来る、更にこのシ
ートは送り状やシール、ラベルの付着に対し着脱させる
事が容易に出来、繰り返し使用できる剥離用粘着シート
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品を入れ目的地ま
で運ぶ為に使用する箱に関する。ダンボール箱、樹脂製
コンテナを梱包テープで封印輸送し、開封、折りたたみ
発送先に戻す(通い箱、再利用)為にクラフトテープに
よる箱の損傷をなく、繰り返し使用する事を目的にした
剥離性粘着シート。
【0002】
【従来の技術】物品を梱包するダンボール箱は使い捨て
として原料リサイクルされている、これは梱包、開封の
時梱包テープによる箱が損傷することに加え、箱の耐久
力が弱い事と底部が汚れ摩耗しやすく消耗品として扱わ
れている為である、依って再利用するには上記の問題を
解決する必要がある。本発明の応用は、本願出願人は先
に平成12年4月11日に出願した特願平12-109076号に係る
図1に示したように、コンテナに張る剥離用シートの発
明を出願した。
【0003】
【発明が解決しようとする問題】しかし従来のダンボー
ル箱を通い箱として使用するには、梱包テープの粘着力
が強固である為箱の表面が破れてしまう、この着脱時テ
ープが残り更に粘着材も付着してしまう又粘着テープを
残しカッターで切開く為再利用できない、尚且側面に限
らず底部は摩耗し汚れの付着、湿気等により耐久力に欠
け再利用できない。省資源リサイクル化が叫ばれている
今日、上記の問題を解決する事により資源循環型に対応
可能となる。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明はダンボール箱の
資源再利用について、箱の活用方法を研究して来た従来
問題としなかつた、使い捨てのダンボール箱を通い箱に
活用するには問題と成っている梱包する際のクラフトテ
ープによる、破損や底部の損傷防止を高める為に請求項
1〜請求項8による剥離用粘着シートを、クラフトテー
プで梱包する前に箱に貼る事で従来からの問題である再
利用が可能と成り問題を解決するに至った。
【0005】本発明は使い捨てダンボール箱を通い箱と
して再利用する問題を解決する事にある。梱包箱の多く
はクラフトテープを使用し封印する為に梱包テープを必
ず使用する、しかしクラフトテープが残り更に箱の表面
が著しく破れてしまう、よって損傷を防ぐには箱が粘着
テープ以上の表面強度が必要である。しかし通い箱とし
て活用する為には、開封と同時に折りたたんで回収する
ことが必要となる。よって剥離性粘着テープによる通い
箱を詳細に説明する。図1は斜視図であるが梱包する個
所に沿ってPET樹脂の原反に弾性突起物状、エンボス状
に加工成型されたシート又はテープ状の剥離性粘着シー
トを箱に貼る。通常の折りたたむダンボールは上下が両
開き式になっている、図1-1の蓋の両縁2に巾33mm
のPET樹脂シート厚50μ〜200μ(ポリエチレンフ
タレイト)を図1-4の粘着シートを貼る、同様に巾66
mmで側面3にも粘着させ図5の底部も含め側面を一巻
きさせる。このシートの応用は突起状に加工していなけ
れば梱包テープの粘着力により剥し難くなる。これはテ
ープの付着面積率を最小限にする事により、ダンボール
に直接梱包テープを付着させない事で、ダンボール箱に
梱包テープの破損を無くす為である。又開封時簡単にテ
ープを剥し物品を取り出し折りたたむことが可能とな
る、依って通い箱として再利用が出来、問題を解決する
に至る剥離性粘着性テープとシートである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の通い箱について詳細に説
明する、本発明を図1の斜視図で2、3の粘着シートを
貼る事は本発明の必須である。図に依って説明する場合
図示したものは本発明の通い箱の例に過ぎず、図示され
たものに限定されるものではない、又図は本発明をわか
り易く描いている依って、その縮尺及び形を実際の物を
正確に表現したものではない、又本願出願人は先に平成
12年4月11に出願した特願平12-109076号に係る突起状の
シートの形状と同様に半球体に特定する物ではなく本発
明を応用した剥離用粘着シートである。
【0007】図2は梱包テープで箱を一巻している斜視
図である、ここで図1に示した突起状の粘着シートに沿
って梱包テープによる封印を行う、図3-7のテープが
箱から50mm出ているのは5の梱包テープを強固に巻
いた後に密着させる為である。図3の状態となり梱包テ
ープが緩む事を防止する効果が得られ更にダンボール箱
が強固に梱包できる事である。ここで図1-3のシート
巾が66mmについてであるが通常一般的使用にする梱
包テープが巾50mmともっとも多い為である。しかし
使用目的が異なる場合もあるので巾は適宣に定めればよ
い、図3の7について上記でも示してあるがその目的と
して、通い箱にいれた物品が第3者による開封を防止す
る為である。又は第3者によって故意に開封した事が確
認できる特殊テープを使用してもよい、さらに開封する
に当って図3の8の部分をカッターによりテープをカッ
トすれば梱包テープを簡単に剥し開封することが出来
る。目的地に到着した通い箱は図4のように開封後折り
たたみ、発送地へ戻し再利用することが可能と成り従来
の使い捨て箱の問題に比べ大幅に通い箱として、再活用
できる箱を提供することである。
【0008】さらに図5の9は箱の底部を示してある、
物品を入れた時から輸送し目的地に到着まで特に底に負
担が掛かる為、図5の9の四隅に図5の11図のように3
0mm四方の突起シートを粘着してある、これは底部が
もっとも摩耗しさらに湿気による箱の損傷を保護させる
機能が、PET樹脂と突起の効果が耐磨耗性を含め防止す
る為である。又底面にすべてシートを貼ればより効果が
得られる。
【0009】剥離用粘着シートを図6図7に示す、シー
ト表面に突起状、エンボス状に加工し裏側に13の粘着
層と14の剥離紙を具備したシートである又はテープで
ある。図7の表面に複数個成型された突起がクラフトテ
ープ等に付着するのであるが、その際、その一部が残留
したりする事が防止できる。これはダンボール箱等に直
接貼る事に比べ従来の全面接着より剥離性粘着シートが
持つ効果すなわち、接着有効面積を低減させた状態にし
ているからである。その際、請求項5〜請求項6による
表面は円形にこだわる事はない、又基材の材質も同様で
ある。又、基材の持つ機能は例えばダンボールの再利用
に限らず、宅配輸送に使われる、袋の封印前にあらかじ
め貼って置く事により、開封口を切開かないで開封し袋
を再利用する事も出来る。又任意のサイズにシートをカ
ットして置く事も考えられるが、請求項5に示すように
ロール状にする事により、必要に応じた長さに切って使
用することが出来る。又各種箱に明記されている、文
字、イラスト、社名等を保護する事も出来る、これは基
材の材質が透明PETシートである事に加え、PETの耐久性
が特に優れている事が挙げられるからである。
【発明の効果】本発明の剥離性粘着シートは開封口、側
面部、底部に梱包用テープを貼る個所に弾性突起を設け
た粘着シートを貼る事により、ダンボール箱に損傷を与
えないで使用することが出来る,一般的に使用されてい
る箱は通称ワンウェイと言われ、消耗品として扱われて
きた、しかし本発明に使われるダンボールの箱はフリー
ウェイと呼ばれる(通い箱)として活用する事が可能と
成る。今日の消費社会から廃棄物を出さない、資源再生
の環境は広く行われ始められているが、近年のPETの再
生リサイクル化は環境問題や資源リサイクルを進める、
資源循環型社会を更に築くにあたり膨大に消費されるPE
T、ダンボールの再生はこれからの社会から求められて
いる、リサイクル環境社会を創るうえで計り知れない効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通い箱を示す斜視図
【図2】梱包テープを貼った図
【図3】封印図
【図4】折りたたみ図
【図5】底部
【図6】粘着シート
【図7】粘着シート断面図
【符号の説明】
1・開封口 2・剥離用粘着シート 3・側面用粘着シート 4・突起 5・梱包用テープ 6・梱包用テープ 7・張り合わせ 8・切り口 9・底部 10・剥離用粘着シート 11・保護材 12・シート表面 13・粘着層 14・剥離紙 15・シート頂部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に複数個の突起を備えたシート基材
    と、上記シートの裏面側に設けられた接着材と、を具備
    し、接着材を介して輸送用通い箱に貼り付け、繰り返し
    使用されることを特徴とする剥離性粘着シート。
  2. 【請求項2】 本発明は合成樹脂から成るシートの表面
    に真空成型による弾性突起状の凹凸を設け、その頂部を
    平滑にする事により付着面積を応用したシートであり、
    裏面に接着材を塗布し剥離紙を施し剥離性を持たせた粘
    着シート。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製のシートは透明のPET樹
    脂、50μ〜200μから成るシートである。しかし合
    成樹脂に限らずアルミ箔、合成複合紙、ポリプロピレ
    ン、樹脂繊維合成シート等、梱包テープを剥離する事を
    目的とした粘着シート。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の剥離用粘着シートにおい
    て、シート基材表面にローラーで熱を加え凹凸にエンボ
    ス加工を施し、付着面積を応用した、梱包テープを剥離
    する事を目的とした剥離性粘着シート。
  5. 【請求項5】 請求項3〜請求項4記載の剥離用シート
    素材において、ポリエステル、ポリオレフィン樹脂、合
    成樹脂フィルム、性分解性シート、非鉄金属(アルミ
    箔)、合成複合紙にエンボス成型加工したシートの裏側
    に接着剤を介して離剥紙を貼り付け、ロールテープ状に
    紙巻(しかん)に巻いた事を特徴とする剥離性を目的にし
    た粘着テープ。
  6. 【請求項6】 請求項2〜請求項5の記載の剥離性粘着
    シートにおいて、シート基材にエンボス加工又はライン
    状、格子状、円形、□、△、波形等幾何学模様で裏側に
    接着材を介して任意の大きさでロール状にした剥離性を
    目的にした粘着テープ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6に記載する粘着テー
    プにおいて通い箱に貼る送り状、ラベル、シール等を上
    記シート基材を貼る事により、送り状等剥離を可能にす
    る目的で使用する剥離性粘着シート。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載されされている通い箱で
    あるが、輸送に使われている通い箱に限らず輸送用に使
    われる袋は、開封口に両面接着テープや予め接着材が糊
    付けされている為、一度封印されると再利用は出来ない
    この為、開封口に事前に貼る事により開封口をいためず
    開封を行い、再利用する事が可能と成る剥離性粘着テー
    プ。
JP2002027573A 2001-02-06 2002-02-05 付着面積による梱包用剥離性粘着シート Pending JP2002309190A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110451051A (zh) * 2019-08-16 2019-11-15 李晓明 一种胶带复用的可循环使用纸箱

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