JP2002308388A - ビア樽用の示温インジケータ - Google Patents

ビア樽用の示温インジケータ

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JP2002308388A
JP2002308388A JP2001109910A JP2001109910A JP2002308388A JP 2002308388 A JP2002308388 A JP 2002308388A JP 2001109910 A JP2001109910 A JP 2001109910A JP 2001109910 A JP2001109910 A JP 2001109910A JP 2002308388 A JP2002308388 A JP 2002308388A
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JP
Japan
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temperature
beer
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beer barrel
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JP2001109910A
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Toshiaki Miyajima
俊明 宮島
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Fuji Seal Inc
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Fuji Seal Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自着性樹脂を使用することで、ビ
ア樽に貼付できるようにして、ビア樽表面の正確な温度
を測定でき、汚れたら水洗いして何度も使用可能で且つ
保管性に優れ、しかも、任意の所に貼って保管が可能な
ビール樽用の示温インジケータを提供することを課題と
する。 【解決手段】 ビア樽表面の温度を測定するための可撓
性のシート状の温度計が、シート状の基材に設けられて
なるビア樽用の示温インジケータにおいて、前記基材は
ビア樽の表面に剥離可能に貼付可能な自着性樹脂からな
ることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭酸ガスが供給さ
れるビア樽内のビールの温度を測定すべく、ビア樽に貼
付するビア樽用の示温インジケータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば飲食店において業務用のビールを
注ぐ際には、ビア樽に炭酸ガスを供給することにより、
ビア樽内を加圧してビールを注ぎ出すと共に注ぎ出され
るビールに泡を生成している。ビールの量と泡の量との
バランスが重要であるため、泡立ちを管理しなければな
らない。そこで、ビア樽の温度を測定してビールの概略
の温度を確認し、炭酸ガスバルブ等を操作してそのビー
ルの温度に最適な炭酸ガスの供給量を調整している。こ
の時、ビア樽(ビール)の温度を確認するための示温イ
ンジケータが必要となる。
【0003】従来の示温インジケータは、ゴムシートか
らなる磁石に帯状の液晶温度計が設けられたもの(従来
例1)や、貼付面に粘着剤が塗布された紙基材に、帯状
の液晶温度計が設けられたもの(従来例2)が公知であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の示温インジ
ケータは、ビア樽が通常アルミ材料やステンレス材料か
ら形成されている場合(かかる金属の場合がほとんどで
あるが)、ビア樽に示温インジケータを磁着させること
ができない。その結果、ビール注ぎ者がビア樽の表面に
示温インジケータを手で押さえて保持しなけばならず、
この結果、手の温度が影響したり、インジケータの密着
不足が起こったりして示温インジケータで正確なビール
の温度を測定できず、測定温時のバラツキが問題となっ
ていた。
【0005】従来例2の示温インジケータは、ビア樽の
材質とは無関係にビア樽に貼付することは可能である
が、ビア樽等の汚れが紙基材の粘着剤に付着すると、そ
の粘着性が低下する。また、汚れの除去は困難で粘着力
が回復しないため、該インジケータを繰り返し使用がで
きなかった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、自着性樹脂を使用することで、ビア樽に貼
付できるようにして、ビア樽表面の正確な温度を測定で
き、汚れたら水洗いして何度も使用可能で且つ保管性に
優れ、しかも、任意の所に貼って保管が可能なビール樽
用の示温インジケータを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するためにビール樽用の示温インジケータとしてなされ
たものであり、その技術的手段は、ビア樽表面の温度を
測定するための可撓性のシート状の温度計が、シート状
の基材に設けられてなるビア樽用の示温インジケータに
おいて、前記基材はビア樽の表面に剥離可能に貼付可能
な自着性樹脂からなることにある。
【0008】そして、前記示温インジケータは、基材の
持つ自着力によりビア樽の表面に貼付することができる
ため、ビール注ぎ者は、ビールの温度の目安としてビア
樽表面の温度を測定する際に、そのインジケータを押さ
えておく必要はない。この結果、ビール注ぎ者の体温が
測定に影響することはなく、自着性樹脂がビア樽表面に
密着し、温度が伝わるため、ビールの温度を正確に測定
できる。
【0009】しかも、基材の貼付面がゴミ等で汚れた場
合には、その部分を水洗いしても、自着力が回復するた
め、何回でも水洗いして使用することができる。尚、自
着性とは、柔軟な樹脂表面が被着体に密着し、密着部分
が樹脂の柔軟性により、吸盤が吸着するように密着する
性質(例えば表面に微細な吸盤が多数形成され、それに
よって密着するような性質)のことである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1(イ)及び(ロ)に
示すように、示温インジケータ1は、自着性樹脂からシ
ート状に形成された基材3と、その基材3の表面に積層
され且つ所定の文字や絵柄等の表示4が印刷された表示
シート5と、該表示シート5に貼着されたシート状の温
度計としての帯状の液晶温度計7とを備えている。
【0011】前記基材3となる自着性樹脂は、自己密着
性、表面弱粘着性を有する柔軟な有機樹脂であって、ポ
リオレフィンエラストマー、ポリエチレンエラストマ
ー、ポリウレタンエラストマー、シリコン樹脂、ブチル
ゴム、軟質ポリ塩化ビニル、フッ素系樹脂等が挙げられ
る。かかる自着性樹脂は、溶液やエマルジョン状態で塗
布する粘着剤と異なり、ゴミ等が付着して自着性が落ち
たときは、水洗することにより自着性を簡単に回復する
ことができる利点がある。また、その自着力は示温イン
ジケータ1をビア樽に貼付した状態を維持できる程度の
強度を有している。また、自着性樹脂は、コーティング
によって形成することもできるが、0.05〜1.0m
m程度の厚さのシートが良く、好ましくは、0.2〜
0.5mm厚さのシート状からなる。0.05mmより
薄いと取扱い性(加工性)が悪く、1.0mmより厚い
と温度の伝達性に劣る。
【0012】前記液晶温度計7は、例えば1〜40°C
の範囲で所定の温度を表示する数字8が着色するように
なっており、前記基材3と共に一体的となって可撓性を
有している。
【0013】次に、前記示温インジケータ1は、図2
(ロ)に示す如くビールが充填されているビア樽12に
貼付して使用する。尚、ビア樽12には、図示省略の炭
酸ガスボンベから炭酸ガスが供給されるようになってお
り、その炭酸ガスの供給量は、炭酸ガスバルブで調整で
きるようになっている。
【0014】前記示温インジケータ1は、その基材が自
着性樹脂から形成されていることから、前記ビア樽12
の表面の所定の位置に貼付することができる。このよう
に示温インジケータ1に自着性を持たせていることか
ら、示温インジケータ1は、ビア樽12の材質がアルミ
材料やステンレス材料等の磁石が吸着しないものであっ
ても、ビール注ぎ者が手で示温インジケータ1を押さえ
る必要はない。
【0015】また、自着性樹脂がビア樽表面に密着する
ことから、ビア樽表面の温度が正確にインジケータに伝
わる。このため、液晶温度計7はビア樽12の温度(ビ
ールの温度)を正確に且つ安定して測定することができ
ることとなり、ビール注ぎ者は、最適な泡が生成できる
ように、その正確な温度に応じて炭酸ガスバルブを調整
し、所定量の炭酸ガスを供給することができる。
【0016】しかも、基材3の貼付面3aがゴミ等で汚
れてゴミ等が付着して自着性が落ちたときは、水洗する
ことにより自着性を簡単に回復することができ、何回で
も使用することが可能である。また、保管時等の示温イ
ンジケータ1が不要な場合には、前記基材3の自着性に
より、金属以外の任意の箇所にも貼付しておくことがで
き、非常に便利である。
【0017】尚、前記示温インジケータ1は、図2
(イ)に示すような専用の台シート10に貼付しておい
ても良い。該台シート10は示温インジケータ1が嵌合
する開口13が形成されていると共に、台シート10の
裏面にはその開口13に臨む剥離シート15が積層され
ている。
【0018】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えば示温インジケータ1の形状及び大きさ
は、任意の形状に設定可能である。また、前記実施の形
態では帯状の液晶温度計7を表示シート5に貼着した
が、液晶温度計は、基材3と表示シート5の間に挟持し
ても良い。また、可撓性のシート状温度計であれば、液
晶温度計に限らず、特定温度変色する色素(染料等)を
塗布して作成したものでも良い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、ビア樽表面の温
度を測定するための可撓性のシート状の温度計が、シー
ト状の基材に設けられてなるビア樽用の示温インジケー
タにおいて、前記基材はビア樽の表面に剥離可能に貼付
可能な自着性樹脂からなるので、基材に自着性樹脂を使
用することで、示温インジケータを手で押さえなくても
ビア樽に貼付させることができ、ビールの温度を正確に
測定することができると共に、基材の貼付面が汚れたら
水洗いして何度も使用可能で、しかも、任意の所に貼っ
て保管が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、(イ)は示温イ
ンジケータの正面図、(ロ)は(イ)のA−A線矢視断
面図である。
【図2】(イ)は本発明の示温インジケータを台シート
から剥離した状態の斜視図、(ロ)は本発明の示温イン
ジケータをビア樽に貼付した状態の斜視図である。
【符号の説明】
3…基材、7…液晶温度計(温度計)、12…ビア樽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビア樽表面の温度を測定するための可撓
    性のシート状の温度計が、シート状の基材に設けられて
    なるビア樽用の示温インジケータにおいて、前記基材は
    ビア樽の表面に剥離可能に貼付可能な自着性樹脂からな
    ることを特徴とするビア樽用の示温インジケータ。
JP2001109910A 2001-04-09 2001-04-09 ビア樽用の示温インジケータ Withdrawn JP2002308388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300584A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Jiikuesuto:Kk 示温具
JP2009542529A (ja) * 2006-07-03 2009-12-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 鮮度表示器を備える飲料計量分配装置

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