JP2006300584A - 示温具 - Google Patents

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健 小田代
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Abstract

【課題】ワックスなどの熱融解性化合物の熱融解作用によって設定温度超過の事実を表示する発色形示温シートは、電力の送配電施設や鉄道へ信号ケーブル施設をはじめ各種産業分野において広く用いられているが、この発色形示温シートを測定対象物に固定する際には対象物表面を清浄化する作業が必要であり、この作業はことのほか面倒であり、特に屋外の高所においては非常に困難を伴っていた。
【構成】長尺平板状をなし、可撓性を有するストラップ部2と、該ストラップ部2の基端側に設けられ、該ストラップ部2の先端側を挿通係止させるヘッド部3とからなる結束バンド1のストラップ部2に、表面側から視認出来る様に、発色形示温シート5を固定して示温具を構成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は発色形示温シートを用いた示温具、詳しくは取付け作業が極めて容易な示温具に関するものである。
ワックスなどの熱融解性化合物の熱融解作用によって色紙等を発色させて設定温度超過の事実を表示する発色形示温シートは、安価な割には感知精度が高く、誤作動のおそれが少なく、電源等の付帯設備が不要であり、設置スペースも僅少で足りる、などの数々の利点から熱管理を必要とする多くの産業分野において広く使用されている。特に、電力の送配電施設や鉄道の信号ケーブル施設などにおいては、この発色形示温シートの利点が十分に生かせるとして、最近大いに注目されている。
特開2001−83020公報 なし
従来の発色形示温シートは、本体の裏面に粘着剤層を形成せしめ、この粘着剤層によって被測定物表面に固定させる様にしていた。各種機器類への実際の取り付けは、取り付け箇所表面をアルコールなどの溶剤や洗剤で拭いて汚れや油脂などを除去してその表面を清浄化した後、この発色形示温シートの粘着剤層を被覆している剥離紙をはがして粘着剤層を露出させ、その後速やかにこの清浄化した表面に貼り付けるという手順で行われている。
これら一連の作業は、手の届きやすい場所なら特に問題なく実施出来るが、取り付け箇所が手の届きにくい高所の場合などでは非常に手間取り、作業に危険を伴うことすらあった。
特に、高所に架設された電線や配電施設にこの発色形示温シートを取り付ける作業は大変であり、風雨や塵埃に晒され汚染しているその表面の清浄化処理は、想像以上に困難であった。しかし、表面の清浄化を十分に行わない場合には、この発色形示温シートの接着が不十分となり、その剥離等が発生し、温度感知に支障を生ずることになる。
本発明者は発色形示温シートの取付けに関する上記従来の問題点を解決すべく研究を行った結果、従来の場合の様に、取付箇所表面の清浄化処理を全く必要とせず、簡単かつ確実に取り付けることが出来る発色形示温シートを用いた示温具を開発するに至り、本発明としてここに提案するものである。
長尺平板状をなし、可撓性を有するストラップ部2と、該ストラップ部2の基端側に設けられ、該ストラップ部2の先端側を挿通係止させるヘッド部3とからなる結束バンド1のストラップ部2に、表面側から視認出来る様に、発色形示温シート5を固定して示温具を構成することにより上記課題を解決した。
この示温具においては、ストラップ部2を温度感知しようとする部材8に巻き付け、ヘッド部3に係止させることによって部材8へ固定するので、従来のものの様に、被測定部の清浄化処理は全く必要なく、極めて簡単に示温具を所望箇所に固定することが出来る。特に、送電線や鉄道用信号ケーブルなど屋外かつ高所に位置し、表面の清浄化処理がしにくい器材にとっては大きな効果がある。
結束バンドに発色形示温シートを固定せしめたことを最大の特徴としている。
図1はこの発明に係る示温具の実施例1の斜視図である。図1は、この示温具の構成要素の一つである結束バンドであり、長尺平板状をなし、可撓性を有する合成樹脂製のストラップ部2と、該ストラップ部2の基端側に設けられ、ストラップ部2の先端側を挿通係止させるスリット9を有するヘッド部3とからなっている。これら構造は、タイラップ(商品名)、コンベックス(商品名)、インシュロック(商品名)などの名称で市販されている既存の結束バンドと基本的に同じである。なお、ストラップ部2は熱伝導性の良好な合成樹脂を素材とすることが望ましい。そして、ストラップ部2の表面側には透明なポケット4が設けられており、図2に示す様に、ポケット4の一辺に設けられた挿入用開口部10から発色形示温シート5をこのポケット4内に挿入、保持出来る様になっている。なお、図中12は発色形示温シート5に形成されている温度表示マークである。
上述の通り、この実施例においては、ポケット4内に発色形示温シート5を挿入、保持する様にしたが、要は、ストラップ部2の表面側から見える様に発色形示温シート5を固定出来れば良いのであり、図3に示す様に、二層構造になった透明なストラップ部2aと2bの間に発色形示温シート5をはさみ込む様にしたり、図4及び図5に示す様に、ストラップ部2の表面側に発色形示温シート5を位置させ、その上をそれより大きい透明な合成樹脂フィルム6で被覆し、この合成樹脂フィルム6の周縁部7を高周波溶着等によりストラップ部2の表面に接着することにより、発色形示温シート5を固定する様にしても良い。又、図6及び図7に示す様に、発色形示温シート5の裏面に粘着剤層11を形成し、この粘着剤層11によってストラップ部2の表面側に発色形示温シート5を直接固定しても良く、何らかの手段によって発色形示温シート5が表面側から見える様にストラップ部2に固定されていれば良いのである。なお、上記各実施例においては、ストラップ部2の発色形示温シート5を固定する箇所を他の部分より横幅を広く形成したが、ストラップ部2が発色形示温シート5を固定するに足る十分な幅を有する場合には、図8に示す様にストラップ部2の横幅を均一に形成しても良い。
この様にして構成された示温具は、図9に示す様に温度感知をしようとする部材8の所定位置に巻き付け、ストラップ部2の先端側をヘッド部3に挿通し、これをきつく締め上げてヘッド部3に係止させて部材8への固定を行う。このとき、発色形示温シート5を固定したストラップ部2は、温度感知をしようとする部材8に密着しているので、発色形示温シート5への熱の伝達には何ら問題ない。
この様に、この示温具においては、ストラップ部2を温度感知しようとする部材8に巻き付け、ヘッド部3に係止させることによって部材8へ固定するので、従来のものの様に、被測定部の清浄化処理は全く必要なく、極めて簡単に示温具を所望箇所に固定することが出来る。特に、送電線や鉄道用信号ケーブルなど屋外かつ高所に位置し、表面の清浄化処理がしにくい器材にとっては大きな効果があり、極めて高い実用性を有している。
熱管理を必要とするあらゆる産業分野において利用可能である。
この発明に係る示温具の一実施例の斜視図。 同じく、図1に示す示温具において、ストラップ部2に形成されているポケット4に発色形示温シート5を挿入しつつある状況を示した斜視図。 同じく、ストラップ部2aと2bとの間に発色形示温シート5をはさみ込むことにより、それを固定する様にした実施例の斜視図。 同じく、発色形示温シート5をストラップ部2の表面側に位置させ、その上を透明な合成樹脂フィルム6で被覆しようとしている状況の斜視図。 図4に示す方法により発色形示温シート5をストラップ部2に固定した実施例の斜視図。 同じく、発色形示温シート5の表面に粘着剤層11を形成し、この粘着剤層11によって、発色形示温シート5をストラップ部2に固定しようとしている状況の斜視図。 図6に示す方法により、発色形示温シート5をストラップ部2に固定した実施例の斜視図。 ストラップ部2の横幅が均一に形成されている実施例の斜視図。 この示温具を温度感知すべき部材8に実際に取り付けた状態の斜視図。
符号の説明
1 結束バンド
2 ストラップ部
3 ヘッド部
4 ポケット
5 発色形示温シート
6 合成樹脂フィルム
7 周縁部
8 部材
9 スリット
10 開口部
11 粘着剤層
12 温度表示マーク








Claims (6)

  1. 長尺平板状をなし、可撓性を有するストラップ部2と、該ストラップ部2の基端側に設けられ、該ストラップ部2の先端側を挿通係止させるヘッド部3とからなる結束バンド1のストラップ部2に、表面側から視認出来る様に、発色形示温シート5を固定したことを特徴とする示温具。
  2. ストラップ部2の表面側に透明なポケット4が設けられており、このポケット4の一辺に設けられた挿入用開口部10から発色形示温シート5をポケット4内に挿入保持する様にしたことを特徴とする請求項1記載の示温具。
  3. 二層構造となった透明なストラップ部2aと2bの間に発色形示温シート5がはさみ込まれていることを特徴とする請求項1記載の示温具。
  4. ストラップ部2の表面側に発色形示温シート5を位置させ、その上をそれより大きい透明な合成樹脂フィルム6で被覆し、この合成樹脂フィルム6の周縁部7をストラップ部2の表面に接着せしめたことを特徴とする請求項1記載の示温具。
  5. 発色形示温シート5の裏面に粘着剤層11を形成し、この粘着剤層11によって発色形示温シート5をストラップ部2に固定せしめたことを特徴とする請求項1記載の示温具。
  6. ストラップ部2が熱伝導性の良好な合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の示温具。




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