JPH1141760A - 電線アクセサリー - Google Patents
電線アクセサリーInfo
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- JPH1141760A JPH1141760A JP10156737A JP15673798A JPH1141760A JP H1141760 A JPH1141760 A JP H1141760A JP 10156737 A JP10156737 A JP 10156737A JP 15673798 A JP15673798 A JP 15673798A JP H1141760 A JPH1141760 A JP H1141760A
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Abstract
付けられ、電線の異常発熱により変色する示温顔料がア
クセサリーの材料に混入される。
Description
る電線アクセサリーに関するものである。
備であっても、その電路の電線を含む電線路において、
電路の電線に過電流が流れると、過電流によって異常発
熱が生じ、それによって事故および災害が勃発するおそ
れがある。電線と端子または電線と電線の接続部分にお
いて、そのビスのゆるみなどの原因で接触不良が生じる
と、それによって異常発熱が生じ、事故および災害が勃
発するおそれもある。したがって、電路の電線を周期的
に点検し、異常発熱が生じていないかどうか判別する必
要があり、これまで、作業者が手で電線に触れ、異常発
熱が生じていないかどうか判別していたが、熟練度が要
求されるだけではなく、危険であり、その改善が強く要
望されている。
術基準によってその法定最高許容温度が定められてい
る。たとえば、ビニル系絶縁体で被覆された絶縁電線の
場合、その法定最高許容温度が60°Cに定められ、電
線の温度が60°Cに達したとき、それに対処すること
が義務づけられている。ポリエチレン系絶縁体で被覆さ
れた絶縁電線の場合、その法定最高許容温度が75°C
に定められ、電線の温度が75°Cに達したとき、それ
に対処することが義務づけられている。
数の電線が適宜重ね合わされ、バンド状または半割りリ
ング状のものによって各電線が結束されることが多い
が、電線が重ね合わされている部分では、各電線がそれ
ぞれ発熱し、その温度は電線が重ね合わされていない部
分よりも相当高い。このため、電線が重ね合わされてい
ない部分では、電線の温度が法定最高許容温度に達して
いなくても、電線が重ね合わされ、結束されている部分
では、電線の温度が法定最高許容温度に達していること
もある。したがって、電線が重ね合わされ、結束されて
いる部分で電線の異常発熱を判別することが好ましい。
る。たとえば、電路の電線が屋内および屋外を通り、適
宜接続されているとき、夏期の間、屋外の温度が大幅に
上昇し、それが電線の温度に影響し、屋内では、電線の
温度が法定最高許容温度に達していなくても、屋外で
は、電線の温度が法定最高許容温度に達していることも
ある。さらに、屋内であっても、屋外であっても、周囲
温度によって電線の温度が変化し、位置によって電線の
温度が異なることもある。したがって、特定の位置で電
線の異常発熱を判別するだけでは十分ではなく、種々の
位置で電線の異常発熱を判別することが必要である。
熱を容易に判別すること、電線が結束されている部分で
電線の異常発熱を判別すること、および種々の位置で電
線の異常発熱を判別することを目的としてなされたもの
である。
の電線アクセサリーが電路の電線に使用される。電線ア
クセサリーはナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂
からなる材料で射出成型され、バンド状をなし、フレキ
シブルであり、電路の電線に巻き付け、取り付けること
ができる。さらに、電線の異常発熱により変色する示温
顔料がアクセサリーの材料に混入されるか、または外面
に塗布される。
け、各電線を結束することができる長さのバンド状であ
ることが好ましい。
ロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射
出成型または押出成型され、半割りスリーブ状または半
割りリング状をなし、弾性をもち、電路の電線に嵌合
し、取り付けることができる。さらに、電線の異常発熱
により変色する示温顔料がアクセサリーの材料に混入さ
れるか、または外面に塗布される。
各電線を結束することができる大きさの半割りスリーブ
状または半割りリング状であることが好ましい。
ロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射
出成型され、らせん状をなし、弾性をもち、電路の電線
に巻き付け、取り付けることができる。さらに、電線の
異常発熱により変色する示温顔料がアクセサリーの材料
に混入されるか、または外面に塗布される。
ロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射
出成型され、サドル状またはクリップ状をなし、電路の
電線に取り付けることができる。さらに、電線の異常発
熱により変色する示温顔料がアクセサリーの材料に混入
されるか、または外面に塗布される。
含む電線路において、多数の電線アクセサリーが電路の
電線に沿って適当間隔を置いて配置される。電線アクセ
サリーはナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂から
なる材料で射出成型または押出成型される。さらに、電
線の異常発熱により変色する示温顔料がアクセサリーの
材料に混入されるか、または外面に塗布され、各アクセ
サリーが電路の電線に取り付けられる。
する電線アクセサリー2であり、ナイロン、塩化ビニル
などの合成樹脂からなる材料で射出成型されており、バ
ンド状をなし、フレキシブルである。したがって、電線
アクセサリー2を電路の電線1に巻き付けることができ
る。さらに、アクセサリー2およびロックヘッド3がナ
イロン、塩化ビニルなどの合成樹脂からなる材料で射出
成型され、一体成型されており、ヘッド3はアクセサリ
ー2の一端に設けられている。したがって、アクセサリ
ー2を電路の電線1に巻き付け、その他端をヘッド3の
孔に挿入し、ロックすることができ、これによって電線
1を締め付け、アクセサリー2を取り付けることができ
る。アクセサリー2の他端をヘッド3の孔から抜き取
り、これを電線1から取り外すこともできる。
に混入されている。示温顔料は可逆性または不可逆性示
温顔料であり、電線1の異常発熱に対する法定最高許容
温度で変色する。この実施例では、電路の電線1として
ビニル系絶縁体で被覆された絶縁電線が使用されてい
る。ビニル系絶縁体で被覆された絶縁電線の場合、その
法定最高許容温度は60°Cである。したがって、示温
顔料はおよそ60°Cの温度で変色する。一方、ポリエ
チレン系絶縁体で被覆された絶縁電線の場合、その法定
最高許容温度は75°Cである。したがって、電路の電
線1としてポリエチレン系絶縁体で被覆された絶縁電線
が使用されているとき、示温顔料はおよそ75°Cの温
度で変色する。
流れ、過電流によって異常発熱が生じ、その発熱温度が
およそ60°Cまたは75°Cに達すると、異常発熱に
よって示温顔料が変色し、アクセサリー2自体が変色す
る。たとえば、乳白色または黒色のアクセサリー2が透
明に変色し、これによって異常発熱が表示される。した
がって、アクセサリー2を目で見るだけで、電線1の異
常発熱を容易に判別することができる。
続部分において、そのビスのゆるみなどの原因で接続部
分の接触不良が生じると、それによって異常発熱が生
じ、その熱が電線1を通り、アクセサリー2に伝達され
る。したがって、異常発熱によって示温顔料が変色し、
アクセサリー2自体が変色する。したがって、アクセサ
リー2を目で見るだけで、電線1の異常発熱を容易に判
別することができる。
ー4もナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からな
る材料で射出成型されており、バンド状をなし、フレキ
シブルである。さらに、このアクセサリー4は多数の電
線1に巻き付けることができる長さのバンド状であり、
アクセサリー4およびロックヘッド5がナイロン、塩化
ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射出成型さ
れ、一体成型され、ロックヘッド5はアクセサリー4の
一端に設けられている。したがって、多数の電線1を適
宜重ね合わせ、アクセサリー4を各電線1に巻き付け、
その他端をヘッド5の孔に挿入し、ロックすることがで
き、アクセサリー4によって各電線1を結束することが
できる。アクセサリー4の他端をヘッド5の孔から抜き
取り、これを電線1から取り外すこともできる。
温顔料がアクセサリー4の材料に混入されている。した
がって、電線1の異常発熱によって示温顔料が変色し、
アクセサリー4自体が変色し、電線1の異常発熱を容易
に判別することができる。さらに、電線1が重ね合わさ
れていない部分では、電線1の温度が法定最高許容温度
に達していなくても、電線1が重ね合わされ、結束され
ている部分では、各電線1がそれぞれ発熱し、その温度
が法定最高許容温度に達することもあるが、この実施例
では、電線1が重ね合わされ、結束されている部分で電
線1の異常発熱を判別することができ、好ましい。
を目で見るだけで、各電線1において、その異常発熱を
一度に同時に判別することができる。電線1毎にその異
常発熱を判別する必要はなく、便宜である。電線1毎に
アクセサリーを取り付ける必要もなく、その作業を大幅
に簡略化することもできる。アクセサリーの数を減少さ
せ、そのコストを低減することもできる。
すように、それをマウントベース6と組み合わせること
もできる。図4に示すように、マウントベース6はその
底面に貼り付けられた両面粘着テープ7を有する。した
がって、電線1を結束するとき、アクセサリー4をマウ
ントベース6のスロットに通し、結束後、マウントベー
ス6を配電盤または他の装置に押し付け、両面粘着テー
プ7によってそれを貼り付け、取り付けることができ、
マウントベース6およびアクセサリー4によって電線1
を支持することができる。マウントベース6およびアク
セサリー4を建造物の壁面に取り付け、これによって電
線1を支持することもできる。
セサリー8において、アクセサリー8およびロックヘッ
ド9がナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からな
る材料で射出成型され、一体成型されており、ロックヘ
ッド9はアクセサリー8の一端に設けられている。した
がって、アクセサリー8の他端をヘッド9の孔に挿入
し、ロックし、アクセサリー8によって電線1を締め付
け、結束することができる。さらに、ビス10をヘッド
9の孔に挿入し、配電盤または他の装置にねじ合わせ、
これによってヘッド9およびアクセサリー8を取り付
け、電線1を支持することができる。示温顔料がアクセ
サリー8の材料に混入されており、電線1の異常発熱に
よって示温顔料が変色し、アクセサリー8自体が変色す
ることは同様である。
ー11はナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂から
なる材料で射出成型または押出成型されており、半割り
スリーブ状または半割りリング状をなし、弾性をもつ。
したがって、手または工具でアクセサリー11を弾性変
形させ、その半割り部分を引き離し、開き、電線1をア
クセサリー11内に挿入することができる。その後、ア
クセサリー11がもとの形状に復元し、アクセサリー1
1を電路の電線1に嵌合することができ、取り付けるこ
とができる。手または工具でアクセサリー11を弾性変
形させ、その半割り部分を開き、これを電線1から取り
外すこともできる。
料に混入されている。示温顔料は可逆性または不可逆性
示温顔料であり、電線1の異常発熱に対する法定最高許
容温度で変色する。たとえば、示温顔料がおよそ60°
Cまたは75°Cの温度で変色するものである。したが
って、電線1の異常発熱によって示温顔料が変色し、ア
クセサリー11自体が変色し、これによって異常発熱が
表示され、アクセサリー11を目で見るだけで、電線1
の異常発熱を容易に判別することができる。
セサリー12において、その半割り部分に曲げ返し13
が形成されている。したがって、半割り部分を容易に引
き離し、開くことができ、好ましい。さらに、示温顔料
がアクセサリー12の材料に混入されており、電線の異
常発熱によって示温顔料が変色し、アクセサリー12自
体が変色する。
において、それを適宜大型化してもよい。多数の電線1
に嵌合することができる大きさの半割りスリーブ状また
は半割りリング状のアクセサリーであれば、多数の電線
1を適宜重ね合わせ、アクセサリーを各電線1に嵌合
し、アクセサリーによって各電線1を結束することがで
きる。したがって、電線1が結束されている部分で電線
1の異常発熱を判別することができ、好ましい。各電線
1において、その異常発熱を一度に同時に判別すること
もでき、電線1毎にその異常発熱を判別する必要はな
い。電線1毎にアクセサリーを取り付ける必要もなく、
その作業を大幅に簡略化することもでき、アクセサリー
の数を減少させ、そのコストを低減することもできる。
たは半割りリング状のアクセサリー14において、アク
セサリー14およびマウントベース15がナイロン、塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射出成型さ
れ、一体成型されており、アクセサリー14の一端がマ
ウントベース15と一体化されている。アクセサリー1
4は多数の電線1に嵌合することができる大きさの半割
りスリーブ状または半割りリング状であり、弾性をも
ち、その他端はマウントベース15の表面に接近し、対
向する。したがって、手でアクセサリー14を弾性変形
させ、その他端をマウントベース15から持ち上げ、引
き離し、多数の電線1をアクセサリー14内に挿入する
ことができる。その後、アクセサリー14はもとの形状
に復元し、各電線1に嵌合する。したがって、アクセサ
リー14によって各電線1を結束することができる。ア
クセサリー14を電線1から取り外すこともできる。電
線1の結束後、図3のアクセサリー4と同様、マウント
ベース15およびアクセサリー14を配電盤または他の
装置に取り付け、これによって電線1を支持することも
できる。マウントベース15およびアクセサリー14を
建造物の壁面に取り付け、これによって電線1を支持す
ることもできる。示温顔料がアクセサリー14の材料に
混入されており、電線1の異常発熱によって示温顔料が
変色し、アクセサリー14自体が変色することも同様で
ある。
たは半割りリング状のアクセサリー16において、アク
セサリー16およびマウントベース17がナイロン、塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射出成型さ
れ、一体成型されている。アクセサリー16は多数の電
線に嵌合することができる大きさの半割りスリーブ状ま
たは半割りリング状であり、弾性をもつ。したがって、
多数の電線をアクセサリー16内に押し込み、アクセサ
リー16を各電線に嵌合させ、アクセサリー16によっ
て各電線を結束することができる。アクセサリー16に
よって各電線を支持することもできる。
リー18はナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂か
らなる材料で射出成型され、らせん状をなし、弾性をも
つ。したがって、アクセサリー18を電路の電線1に巻
き付け、取り付けることができる。さらに、示温顔料が
アクセサリー18の材料に混入されており、電線1の異
常発熱によって示温顔料が変色し、アクセサリー4自体
が変色する。したがって、電線1の異常発熱を容易に判
別することができる。
ナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料
で射出成型され、サドル状をなし、電路の電線1に取り
付けることができる。さらに、ビスをアクセサリー19
の孔20に挿入し、配電盤または他の装置にねじ合わせ
ることができ、これによってアクセサリー19を取り付
け、電線1を支持することができる。図15および図1
6のアクセサリー21はナイロン、塩化ビニル樹脂など
の合成樹脂からなる材料で射出成型され、クリップ状を
なし、電路の電線1に取り付けることができる。さら
に、ビスをアクセサリー21の孔22に挿入し、配電盤
または他の装置にねじ合わせ、これによってアクセサリ
ー21を取り付け、電線1を支持することができる。さ
らに、示温顔料がアクセサリー19,21の材料に混入
されており、電線1の異常発熱によって示温顔料が変色
し、アクセサリー19,21自体が変色する。したがっ
て、電線1の異常発熱を容易に判別することができる。
の電線1を適宜重ね合わせ、アクセサリー18をそれに
巻き付け、取り付け、アクセサリー18によって各電線
1を結束するようにしてもよい。図13および図15の
アクセサリー19,21において、多数の電線1を適宜
重ね合わせ、アクセサリー19,21によって各電線1
を結束するようにしてもよい。
スリーブ状または半割りリング状のアクセサリー23に
おいて、電線1の端子番号を表すアルファベットおよび
数字がアクセサリー23に付されている。アクセサリー
23はナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からな
る材料で射出成型または押出成型されており、弾性をも
つ。したがって、いくつかのアクセサリー23を電線1
に嵌合し、取り付け、各アクセサリー23によって電線
1をマーキングすることができる。アクセサリー23を
電線23から取り外すこともできる。さらに、示温顔料
がアクセサリー23の材料に混入されており、電線1の
異常発熱によって示温顔料が変色する。したがって、電
線1の異常発熱を容易に判別することができる。
す。この実施例では、電路の電線1が配電盤または分電
盤24に接続されている。さらに、その電線1が電線管
25に収容され、地中を通り、地上に導かれ、プールボ
ックス26に接続されており、屋内および屋外を通り、
ブレーカー27およびモータ28に接続されている。さ
らに、図1〜図18に示されているアクセサリーのう
ち、いずれかのアクセサリーまたはいくつかのアクセサ
リーが適宜使用され、多数の電線アクセサリーAが電路
の電線1に沿って適当間隔を置いて配置されている。ア
クセサリーAはナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹
脂からなる材料で射出成型または押出成型され、示温顔
料がアクセサリーAの材料に混入されていることは前述
したとおりである。そして、各アクセサリーAが電路の
電線1に取り付けられている。その位置については、い
くつかのアクセサリーAが屋内に配置され、電線1に取
り付けられ、いくつかのアクセサリーAが屋外に配置さ
れ、電線1に取り付けられている。
良によって異常発熱が生じたとき、各アクセサリーAに
おいて、電線1の異常発熱によって示温顔料が変色す
る。したがって、種々の位置で電線1の異常発熱を判別
することができ、好ましい。たとえば、夏期の間、屋外
の温度が大幅に上昇し、それが電線1の温度に影響し、
屋内では、電線1の温度が法定最高許容温度に達してい
なくても、屋外では、電線1の温度が法定最高許容温度
に達することもあるが、屋内だけではなく、屋外で電線
1の異常発熱を判別することもでき、問題はない。屋内
であっても、屋内であっても、周囲温度によって電線1
の温度が変化し、位置によって電線1の温度が異なるこ
ともあるが、何処で電線1の異常発熱が生じても、それ
を的確に判別することもできる。
すように、多数の端子が配電盤または分電盤24に設け
られ、配電盤または分電盤24内において、多数の電線
アクセサリーAが多数の電線1と組み合わされ、各電線
1が各端子に接続され、各電線アクセサリーAがその接
続部分付近に配置され、各電線1に取り付けられてい
る。したがって、電線1の接続部分で接触不良が生じ、
それによって異常発熱が生じたとき、接続部分付近のア
クセサリーAにおいて、電線1の異常発熱によって示温
顔料が変色する。したがって、電線1の異常発熱を的確
に判別することができる。
セサリーの材料に混入したものを説明したが、示温顔料
をアクセサリーの外面に塗布しても、電線1の異常発熱
によって示温顔料が変色し、アクセサリー自体が変色す
る。したがって、電線1の異常発熱を容易に判別するこ
とができ、同様の作用効果を得ることができる。
ば、電線の異常発熱によって示温顔料が変色し、アクセ
サリー自体が変色する。たとえば、乳白色または黒色の
アクセサリーが透明に変色し、これによって異常発熱が
表示される。したがって、アクセサリーを目で見るだけ
で、電線の異常発熱を容易に判別することができる。電
線が重ね合わされ、結束されている部分で電線の異常発
熱を判別することもでき、種々の位置で電線1の異常発
熱を判別することもでき、所期の目的を達成することが
できるものである。
図である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 ナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹
脂からなる材料で射出成型され、バンド状をなし、フレ
キシブルであり、電路の電線に巻き付け、取り付けるこ
とができ、前記電線の異常発熱により変色する示温顔料
が前記材料に混入されるか、または外面に塗布されてい
ることを特徴とする電線アクセサリー。 - 【請求項2】 多数の電線に巻き付け、各電線を結束す
ることができる長さのバンド状であることを特徴とする
請求項1に記載の電線アクセサリー。 - 【請求項3】 ナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹
脂からなる材料で射出成型または押出成型され、半割り
スリーブ状または半割りリング状をなし、弾性をもち、
電路の電線に嵌合し、取り付けることができ、前記電線
の異常発熱により変色する示温顔料が前記材料に混入さ
れるか、または外面に塗布されていることを特徴とする
電線アクセサリー。 - 【請求項4】 多数の電線に嵌合し、各電線を結束する
ことができる大きさの半割りスリーブ状または半割りリ
ング状であることを特徴とする請求項3に記載の電線ア
クセサリー。 - 【請求項5】 ナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹
脂からなる材料で射出成型され、らせん状をなし、弾性
をもち、電路の電線に巻き付け、取り付けることがで
き、前記電線の異常発熱により変色する示温顔料が前記
材料に混入されるか、または外面に塗布されていること
を特徴とする電線アクセサリー。 - 【請求項6】 ナイロン、塩化ビニル樹脂などの合成樹
脂からなる材料で射出成型され、サドル状またはクリッ
プ状をなし、電路の電線に取り付けることができ、前記
電線の異常発熱により変色する示温顔料が前記材料に混
入されるか、または外面に塗布されていることを特徴と
する電線アクセサリー。 - 【請求項7】 電路の電線を含む電線路において、多数
の電線アクセサリーが前記電路の電線に沿って適当間隔
を置いて配置され、前記電線アクセサリーはナイロン、
塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる材料で射出成型
または押出成型され、前記電線の異常発熱により変色す
る示温顔料が前記アクセサリーの材料に混入されるか、
または外面に塗布されており、前記各電線アクセサリー
が前記電路の電線に取り付けられていることを特徴とす
る電線路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15673798A JP3232277B2 (ja) | 1997-05-20 | 1998-05-20 | 電線アクセサリー |
PCT/JP1998/005213 WO1999060680A1 (fr) | 1998-05-20 | 1998-11-19 | Accessoire pour fil electrique |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14710697 | 1997-05-20 | ||
JP9-147106 | 1997-05-20 | ||
JP15673798A JP3232277B2 (ja) | 1997-05-20 | 1998-05-20 | 電線アクセサリー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141760A true JPH1141760A (ja) | 1999-02-12 |
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ID=26477759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15673798A Expired - Fee Related JP3232277B2 (ja) | 1997-05-20 | 1998-05-20 | 電線アクセサリー |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232277B2 (ja) |
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- 1998-05-20 JP JP15673798A patent/JP3232277B2/ja not_active Expired - Fee Related
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