JP2002305678A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

Info

Publication number
JP2002305678A
JP2002305678A JP2001105419A JP2001105419A JP2002305678A JP 2002305678 A JP2002305678 A JP 2002305678A JP 2001105419 A JP2001105419 A JP 2001105419A JP 2001105419 A JP2001105419 A JP 2001105419A JP 2002305678 A JP2002305678 A JP 2002305678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
circuit
read
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001105419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4595231B2 (ja
Inventor
Satoshi Ejima
聡 江島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2001105419A priority Critical patent/JP4595231B2/ja
Publication of JP2002305678A publication Critical patent/JP2002305678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4595231B2 publication Critical patent/JP4595231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子ズームアップにともなって生じる画像劣化
のおそれを撮影者に報知する電子カメラを得る。 【解決手段】CPU439は電子ズーム倍率をアップさ
せるとき、電子ズームアップ後にCCD214から読み
出される画素数が、メモリカード424への記録画素数
以下になるか否かを判定する。CPU439は肯定判定
すると、ファインダ内表示回路440に指令を送りファ
インダ内表示素子410に警告表示を行わせる。CPU
439は警告表示に合わせて、タイマ445が1秒間タ
イマー動作を行う間、ズーム操作釦462からのズーム
アップ操作信号を無視する。これにより、電子ズーム動
作が1秒間停止する。CPU439は1秒間経過すると
電子ズーム動作を再開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を電子デ
ータとして記録する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を撮像装置で撮像し、撮像装置
から出力される画像データを記録媒体に記録する電子カ
メラが知られている。このような電子カメラでは、記録
媒体に記録するデータサイズ、すなわち、記録するデー
タ数に応じて撮像装置から画像データが読出される。一
般に、撮像装置の画素数は記録媒体に記録するデータ数
に比べて大きいので、画像データは所定の比率で間引い
て撮像装置から読出される。一方、撮像装置から画像デ
ータを読出す際の間引き比率を変えることによって電子
的にズーム倍率を変える電子ズームが知られている。電
子ズームは、撮像装置から読出す画像データ数を変えず
に読出し間引き比率を変化させる。たとえば、撮像装置
の中央部の画素を中心にして画像データ読出し時の間引
き比率を変えると、撮像された画像の中央部を中心に画
像データの読出し領域が変化し、電子ズームが行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子カメラに
おいて、撮像装置の読出し領域内の画素数が記録媒体に
記録する画素数より小さいと、撮像装置から読出される
画素数より多くの画素数に対応するデータを記録媒体に
記録することになる。この場合には、撮像装置から読出
された画素数をデータ補間などを施すことによって見か
け上増やしても、画像の劣化が生じてしまう。また、撮
像装置から出力される画素に対応するデータをデータ圧
縮して記録媒体に記録するときには、記録媒体に記録す
る画素数が小さい場合にデータ圧縮時の圧縮率を高くす
ると、圧縮処理により画像の劣化が生じる。
【0004】本発明の目的は、画像データを記録するデ
ータ数に起因して生じる画像の劣化を防止するようにし
た電子カメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図
1、図2に対応づけて本発明を説明する。 (1)請求項1に記載の発明による電子カメラは、被写
体像を撮像する撮像装置214と、撮像装置214から
画像データを読出すデータ読出し回路433、434
と、撮像装置214の撮像領域21から所定の領域に対
応する画像データを抽出して読出すようにデータ読出し
回路433、434に読出し領域22を指示する電子ズ
ーム回路433と、データ読出し回路433、434に
より読出された画像データを記録媒体424に記録する
データ記録回路439と、読出された画像データ数と記
録媒体424に記録するデータ数とに応じて、記録媒体
424に記録されるデータによる画像の劣化の有無を判
定する判定回路439と、判定回路439により画像の
劣化が判定されていることを報知する報知回路410と
を備えることにより、上述した目的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子
カメラにおいて、判定回路439は、読出し領域22の
各辺に対応して読出された画像データ数の少なくとも1
つが、記録回路439によって記録されるデータの対応
する辺のデータ数以下の場合に画像の劣化を判定するこ
とを特徴とする。 (3)請求項3に記載の発明による電子カメラは、被写
体像を撮像する撮像装置214と、撮像装置214から
画像データを読出すデータ読出し回路433、434
と、ズーム指令に応じて、撮像装置214の撮像領域2
1から所定の領域に対応する画像データを抽出して読出
すようにデータ読出し回路433、434に読出し領域
22を指示する電子ズーム回路433と、データ読出し
回路433、434により読出された画像データを記録
媒体424に記録するデータ記録回路439と、読出さ
れた画像データ数と記録媒体424に記録するデータ数
とに応じて、記録媒体424に記録されるデータによる
画像の劣化の有無を判定する判定回路439と、判定回
路439により画像の劣化が判定される場合に、ズーム
指令を一時的に無効にする制御回路439とを備えるこ
とにより、上述した目的を達成する。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電子
カメラにおいて、判定回路439は、読出し領域22の
各辺に対応して読出された画像データ数の少なくとも1
つが、記録回路439によって記録されるデータの対応
する辺のデータ数以下の場合に画像の劣化を判定するこ
とを特徴とする。 (5)請求項5に記載の発明による電子カメラは、被写
体像を撮像する撮像装置214と、撮像装置214から
画像データを読出すデータ読出し回路433、434
と、撮像装置214の撮像領域21から所定の領域に対
応する画像データを抽出して読出すようにデータ読出し
回路433、434に読出し領域22を指示する電子ズ
ーム回路433と、データ読出し回路433、434に
より読出された画像データを記録媒体424に記録する
データ記録回路439と、読出された画像データ数と記
録媒体424に記録するデータ数とに応じて、記録媒体
424に記録されるデータによる画像の劣化の有無を判
定する判定回路439と、電子ズーム回路433による
電子ズーム倍率を示す第1の表示と、画像の劣化が生じ
る電子ズーム倍率を示す第2の表示とを行う表示装置4
10と、判定回路439による判定結果に応じて第2の
表示を変える表示制御回路439とを備えることによ
り、上述した目的を達成する。 (6)請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電子
カメラにおいて、判定回路439は、読出し領域22の
各辺に対応して読出された画像データ数の少なくとも1
つが、記録回路439によって記録されるデータの対応
する辺のデータ数以下の場合に画像の劣化を判定するこ
とを特徴とする。 (7)請求項7に記載の発明による電子カメラは、被写
体像を撮像する撮像装置214と、撮像装置214から
画像データを読出すデータ読出し回路433,434
と、データ読出し回路433、434により読出された
画像データに対して圧縮処理を行うデータ圧縮回路43
3と、データ圧縮回路433により圧縮処理された画像
データを記録媒体424に記録するデータ記録回路43
9と、記録媒体424に記録するデータ数が大きい場合
に圧縮処理時の圧縮率を高くするようにデータ圧縮回路
433に指示する圧縮率制御回路433とを備えること
により、上述した目的を達成する。 (8)請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の電子
カメラにおいて、圧縮率制御回路433は、圧縮処理後
の画像の劣化を防止するようにデータ圧縮回路433に
圧縮率を指示することを特徴とする。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態
の図と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に
限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 −第一の実施の形態− 図1は、本発明の第一の実施の形態による電子カメラの
回路ブロック図である。図1において、撮影レンズ1は
ズームレンズであり、光学的にズーミング動作を行うこ
とができる。撮影レンズ1を通過した被写体光は、シャ
ッタ板204および絞り板215を通過してCCD21
4の撮像面上に結像される。シャッタ板204にはレン
ズ1を通過した全ての光束を遮光する完全遮光部と、全
ての光束を通過させる開口部とが設けられている。CC
D214の露光時にはシャッタ板204の開口部が光路
上にセットされ、露光終了とともに完全遮光部が光路上
にセットされる。絞り板215には開口面積が異なる複
数の絞り開口部が設けられている。CCD214の露光
時には絞り板215の所定の開口部が光路上にセットさ
れる。
【0008】不図示の電源スイッチが投入されて電子カ
メラの電源がオンされると、CPU439によってRO
M443に記憶されている制御プログラムが起動され
る。絞り駆動回路453は、CPU439からの指令に
よりステップモータ415を駆動制御する。シャッタ駆
動回路454は、CPU439からの指令によりステッ
プモータ408を駆動制御する。絞り板215およびシ
ャッタ板204は円盤状に形成されており、円盤の回転
中心にそれぞれ設けられたステップモータ415、40
8によりそれぞれ回転駆動される。
【0009】CPU439には、シャッター釦461に
連動する不図示の半押しスイッチおよび全押しスイッチ
から、それぞれ半押し信号および全押し信号が入力され
る。CPU439に半押し信号が入力されると、CPU
439はシャッタ板204の開口部を光路上にセット
し、所定の撮影準備動作を行う。半押し信号に続いて全
押し信号がCPU439に入力されると、CPU439
は、CCD214に蓄積されている電荷を排出させると
ともに、絞り板215の所定の開口部を光路上にセット
する。これにより、撮影レンズ1を通して被写体光がC
CD214の撮像面上に結像される。上記電荷の排出時
点から、シャッタ板204の完全遮光部によって光路を
再び遮光させるまでの時間が、CCD214の露光時間
に対応する。
【0010】CCD214は、撮像面上に結像された被
写体像の光の強弱に応じて信号電荷を蓄積する。CCD
214には、デジタルシグナルプロセッサ(以下、DS
Pと呼ぶ)433から水平駆動信号が供給されるととも
に、DSP433により制御されるCCD駆動回路43
4から垂直駆動信号が供給される。すなわち、CCD2
14は、DSP433およびCCD駆動回路434によ
りタイミング制御される。CCD214に蓄積された信
号電荷はタイミング信号によって掃き出され、画像信号
として画像処理部431へ送られる。
【0011】画像処理部431はノイズ除去回路や直流
再生回路などを有しており、CCD214から出力され
た画像信号に対してノイズ除去、ゲインコントロールな
どのアナログ処理を施した後に、アナログ/デジタル変
換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)432に出力す
る。A/D変換回路432は画像処理部431から出力
された画像信号をデジタル信号に変換し、変換後の画像
データを上述したDSP433へ出力する。
【0012】DSP433は、A/D変換回路432か
ら出力された画像データに対して輪郭補償やガンマ補
正、ホワイトバランス調整などの画像処理を施す。ホワ
イトバランス調整は、後述する測色回路452から送ら
れるデータに基づいてCPU439がホワイトバランス
調整値を算出し、算出された調整値を用いてDSP43
3が行う。また、DSP433はバッファメモリ436
およびメモリカード424に接続されているデータバス
を制御して、各種画像処理が施された画像データをバッ
ファメモリ436に一旦記憶させた後に、バッファメモ
リ436から画像データを読出し、所定の圧縮形式(例
えば、JPEG方式)でデータ圧縮してメモリカード4
24に記録させる。
【0013】また、DSP433は、CCD214で撮
像され、上記画像処理が行われた後の画像データを、表
示LCD420に表示するための画像データに処理して
フレームメモリ435に書き込む。これにより、フリー
ズ画像と呼ばれる撮影画像が表示LCD420に表示さ
れる。さらに、DSP433は、上述した画像データの
メモリカード424への記録、および伸張後の撮影画像
データのバッファメモリ436への記録などにおけるデ
ータ入出力のタイミング管理も行う。
【0014】CCD214の出力に基づく画像データが
一時的に格納されるバッファメモリ436は、メモリカ
ード424に対する画像データの入出力の速度の違い
や、CPU439やDSP433等における処理速度の
違いを緩和するために利用される。タイマ445は時計
回路を内蔵し、現在の時刻に対応するタイムデータをC
PU439に出力するとともに、後述するタイマー動作
時のカウンタとしても用いられる。タイムデータは、上
述した画像データとともにメモリカード424に記録さ
れる。
【0015】測色素子417は主要被写体およびその周
囲の色温度を検出し、検出した色温度のデータを測色回
路452へ出力する。測色回路452は測色素子417
から出力されたアナログ信号に所定の処理を施してデジ
タル値に変換し、変換後のデジタル信号をCPU439
へ出力する。ファインダ内表示回路440は、撮影動作
における設定内容が表示されるファインダ内表示素子4
10を制御する表示回路である。
【0016】CPU439には、ズーム操作釦462か
ら操作信号が入力される。ズーム操作釦462がテレ
(T)側に操作されると、T操作信号がCPU439に入
力される。ズーム動作は、光学ズームと電子ズームとに
よって行われる。CPU439は、ズーム操作釦462
からT操作信号が入力されると、ズームレンズ駆動回路
430に指令を送って撮影レンズ1をズームアップ側に
駆動させる。撮影レンズ1をテレ端まで駆動させた後
で、さらにT操作信号が入力されると、CPU439
は、CCD214により撮像された画像信号の読み出し
画素数を小さくして電子ズームアップを行う。
【0017】図2は、電子ズームを説明する図である。
図2において、CCD214の有効撮像領域21は、横
方向に2048画素、縦方向に1536画素を有する。
この場合、CCD214からの最大読み出し画素数は2
048×1536画素である。電子ズーム倍率が×1倍
の場合、CCD214の有効撮像領域21とCCD21
4から画像信号を読み出す読み出し領域とが一致する。
つまり、CCD214の有効撮像領域21の全域から画
像信号が読み出される。
【0018】電子ズームアップする場合は、CCD21
4の有効撮像領域21のうち、中央の点Oを中心にする
読み出し領域22が抽出され、この読み出し領域22か
ら画像信号が読み出される。たとえば、読み出し領域2
2を横方向に1000画素、縦方向に750画素で構成
される領域とすると、読み出し領域22は有効撮像領域
21に対して縦横それぞれ1/2.048に小さくな
る。このように、CCD214の中央部分の狭い読み出
し領域22から画像信号を読み出し、読み出した画像信
号を縦横それぞれ引き伸ばし処理を行う(上記の例では
2.048倍)ことにより、電子的なズーミングが行わ
れる。この場合にCCD214からの画像信号の読み出
し領域22を狭くするということは、CCD214から
の読み出し画素数を小さくすることと等価である。CC
D214からの読み出し画素数は、CPU439の指令
によりDSP433によって制御される。
【0019】一方、ズーム操作釦462がワイド(W)側
に操作されると、W操作信号がCPU439に入力され
る。CPU439は、ズーム操作釦462からW操作信
号が入力されると、CCD215による画像信号の読み
出し画素数を大きくして電子ズームダウンを行う。この
場合にCCD214からの読み出し画素数を大きくする
ことは、CCD214からの画像信号の読み出し領域2
2を広くすることと等価である。電子ズーム倍率を×1
倍までズームダウンした後で、さらにW操作信号が入力
されると、CPU439は、ズームレンズ駆動回路43
0に指令を送り、撮影レンズ1をズームダウン側に駆動
させる。このように、電子ズーム動作は、光学ズームに
よってテレ端までズームアップさせた後からさらにズー
ムアップさせる場合に用いられる。
【0020】また、CPU439には、記録画素数切換
えスイッチ463から操作信号が入力される。CPU4
39は、記録画素数切換えスイッチ463から操作信号
が入力されるごとに、メモリカード424に画像を記録
する際の記録画素数を、たとえば、640×480(V
GAサイズ)→1024×768(XGAサイズ)→16
00×1200(SVGAサイズ)→2048×1536
(フルサイズ)→640×480(VGAサイズ)→…とい
うようにサイクリックに切換える。なお、上述した画素
数は、画面を構成する横の画素数×縦の画素数である。
【0021】メモリカード424に記録する画素数は、
上述したフルサイズの場合を除いてCCD214で撮像
される画素数に比べて少ない。そこで、CPU439は
指令をDSP433に送り、記録画素数に応じて画像信
号を読み出すように読み出し制御をさせる。すなわち、
DSP433は、記録画素数に応じた所定の比率でCC
D214から画像信号を間引いて読み出す。上述した電
子ズームと異なり、記録画素数の変更に伴う間引き読み
出しによってCCD214から読み出される読み出し画
素数は変化するが、画像信号の読み出し領域は変化しな
い。すなわち、電子ズーム倍率が×1倍の場合、読み出
し領域22の範囲はメモリカード424に記録する記録
画素数によらず有効撮像領域21と同じである。
【0022】以上説明したように、第一の実施の形態に
よる電子カメラは、電子ズーム倍率および記録画素数に
応じて、CCD214から読み出される読み出し画素数
が変化する。CCD214からの読み出し画素数をNと
し、メモリカード424に記録する記録画素数をPで表
すと、N<Pとなる条件ではメモリカード424に記録
するデータ数が不足する。記録データ数を増やすため
に、たとえば、N画素分のデータにデータ補間を施す
と、データ補間後のデータ数を記録データ数Pに等しく
することができる。このとき、データ補間によって画質
の劣化が生じる。本発明は、撮影者によってN≦Pなる
設定が行われることを検出し、画質の劣化が生じる前
に、画質劣化の発生のおそれを撮影者に報知(警告)する
ことに特徴がある。
【0023】図3は、第一の実施の形態の電子カメラで
1撮影ごとにCPU439で行われる報知処理の流れを
説明するフローチャートである。カメラの不図示のメイ
ンスイッチがオンされ、電子カメラに所定の初期設定が
行われると、図3で示される処理プログラムが起動す
る。図3のステップS1において、CPU439は、記
録画素数切換えスイッチ463からの操作信号に応じ
て、記録画素数Pを設定してステップS2へ進む。ステ
ップS2において、CPU439は、記録画素数Pに応
じて、CCD214からの読み出し画素数Nを設定して
ステップS3へ進む。
【0024】ステップS3において、CPU439は、
シャッター釦461、すなわち、レリーズボタンが押さ
れたか否かを判定する。レリーズボタンから操作信号が
入力されると、CPU439はステップS3を肯定判定
してステップ11へ進み、レリーズボタンから操作信号
が入力されない場合は、ステップS3を否定判定してス
テップS4へ進む。ステップS11において、CPU4
39は、所定の撮影およびメモリカード424への記録
動作を行って図3の処理を終了する。
【0025】ステップS4において、CPU439は、
ズーム操作釦462がT側に操作されたか否かを判定す
る。ズーム操作釦462からT操作信号が入力される
と、CPU439はステップS4を肯定判定してステッ
プ5へ進み、ズーム操作釦462からT操作信号が入力
されない場合は、ステップS4を否定判定してステップ
S3へ戻る。ステップS5において、CPU439は、
ズームレンズ駆動回路430に指令を出して、撮影レン
ズ1をズームアップ側に駆動させる。これにより、光学
ズームアップが行われる。
【0026】ステップS6において、CPU439は、
ズームレンズ駆動回路430からのレンズ位置を示す信
号により、撮影レンズ1をテレ端まで駆動させたか否か
を判定する。CPU439は、光学レンズ、すなわち、
撮影レンズ1がテレ端まで駆動されている場合にステッ
プS6を肯定判定してステップS7へ進み、撮影レンズ
1がテレ端まで駆動されていない場合にステップS6を
否定判定してステップS3へ戻る。ステップS3へ戻る
と以上の処理を繰り返す。
【0027】ステップS7において、CPU439は、
N×0.9≦Pが成立するか否かを判定する。N×0.
9≦Pが成立する場合、CPU439はステップS7を
肯定判定してステップS8へ進み、N×0.9≦Pが成
立しない場合、CPU439はステップS7を否定判定
してステップS9へ進む。ここで、N×0.9をPと比
較する理由は、後述するように、電子ズーム倍率を1段
階アップさせるためにNを×0.9倍するからである。
読み出し画素数Nを×0.9倍することは、電子ズーム
アップ倍率を×1.1倍にすることと等価である。ステ
ップS7の判定処理により、現在の電子ズーム倍率から
さらにズームアップすると画質劣化が生じるおそれがあ
る場合に、ズームアップ前にこれを検出することができ
る。すなわち、ステップS7を肯定判定するのは、次の
ズームアップによって画質劣化が生じるおそれがある場
合であり、ステップS7を否定判定するのは、次のズー
ムアップによって画質劣化が生じるおそれがない場合で
ある。
【0028】ステップS8において、CPU439は、
ファインダ内表示回路440に指令を出して、ファイン
ダ内表示素子410に警告表示を行わせる。これによ
り、画像劣化の判定が撮影者に報知される。さらにCP
U439は、タイマ445によるタイマー動作により、
電子ズーム動作を1秒間停止する。電子ズーム動作の停
止は、ズーム操作釦462からのT操作信号を無視する
ことによって行われる。CPU439は、1秒間経過す
ると電子ズーム動作を再開してステップS9へ進む。
【0029】ステップS9において、CPU439は、
読み出し画素数Nが所定値以下か否かを判定する。ここ
で所定値とは、記録画素数Pと、CCD214の有効画
素数とに応じて決定されるものである。たとえば、CC
D214の有効画素数が2048×1536で、記録画
素数Pが640×480(VGAサイズ)である場合は、
所定値を512×384とする。この場合には、電子ズ
ーム倍率が×4倍に制限される。CPU439は、読み
出し画素数Nが所定値以下になると、ステップS9を肯
定判定してステップS3へ戻る。この場合、さらなる電
子ズームアップをしない。一方、CPU439は、読み
出し画素数Nが所定値以下でない場合は、ステップS9
を否定判定してステップS10へ進む。この場合は、さ
らなる電子ズームアップを行う。
【0030】ステップS10において、CPU439
は、現在の読み出し画素数Nを×0.9倍して読み出し
画素数を小さくし、ステップS3へ戻る。この結果、C
CD214により撮像された画像信号の読み出し画素数
が小さくなり、電子ズームアップが行われる。
【0031】以上説明したように第一の実施の形態によ
れば、電子ズーム倍率をアップさせるとき、電子ズーム
アップ後の読み出し画素数、すなわち、現読み出し画素
数N×0.9倍がメモリカード424への記録画素数P
以下になる場合(ステップS7の肯定判定)に、ファイン
ダ内表示素子410に警告表示を行うようにした。これ
により、電子ズームアップした後で画質劣化が生じるお
それがあることが撮影者に報知される。この結果、撮影
者は、さらなる電子ズームアップを行わないようにズー
ム操作釦462の操作を中止できるから、画像品質の劣
化を防止することができる。また、警告表示に合わせ
て、電子ズーム動作を1秒間停止させるようにしたか
ら、撮影者が警告表示に気づくのが遅れ、ズーム操作釦
462の操作をやめるまでにタイムラグが生じる場合で
も、電子ズームアップ動作が継続して行われることがな
く、電子ズームアップによる画質劣化を防止できる。
【0032】上述したステップS10において、電子ズ
ームアップの1段階は、CCD214からの画像信号の
読み出し画素数を現読み出し画素数Nの0.9倍(ズー
ムアップ倍率に換算すると×1.1倍)にするようにし
たが、この値は適宜設定してよい。ただし、ステップS
7において判定に用いられる式の数値を、ステップS1
0のズームアップ率と連動して変更する。たとえば、ス
テップS10においてズームアップ率をN=0.85×
Nとする場合は、ステップS7の判定式をN×0.85
≦Pとおく。
【0033】上述したステップS8において、現在の電
子ズーム倍率からさらにズーム倍率をアップさせると画
質劣化が生じるおそれがある場合に、警告動作とズーム
動作を1秒間停止する動作との両方を行うようにした。
両方の動作を行う代わりに、いずれか一方の動作のみを
行うようにしてもよい。
【0034】上述した説明では、警告動作をファインダ
内表示素子410を用いて視覚的に行うようにしたが、
ブザーなどの音源を用いて聴覚的に行うようにしてもよ
い。
【0035】記録画素数の切換えは、記録画素数切換え
スイッチ463を操作することによって切換えるように
したが、スイッチ463による切換え操作の代わりに、
メニュー設定により切換えるようにしてもよい。
【0036】−第二の実施の形態− 第二の実施の形態は、電子カメラにCCD214からの
読み出し画素数がメモリカード424への記録画素数よ
り小になる設定が行われることを検出し、電子ズームア
ップ後に画質の劣化のおそれがある場合と、画質の劣化
のおそれがない場合とで異なる電子ズーム倍率の表示を
行うことに特徴がある。図4および図5は、第二の実施
の形態の電子カメラのCPU439で1撮影ごとに行わ
れる表示処理の流れを説明するフローチャートである。
カメラの不図示のメインスイッチがオンされ、電子カメ
ラに所定の設定が行われると、図4、図5で示される処
理プログラムが起動する。図4のステップS21におい
て、CPU439は、電子カメラに初期化動作を行って
ステップS22へ進む。初期化動作は、CCD214の
最大読み出し画素数が2048×1536画素の場合
に、水平方向の最大読み出し画素数N0=2048とお
く。また、初期化動作時に、ズームレンズ駆動回路43
0に指令を出して、撮影レンズ1をズームダウン側に駆
動させる。撮影レンズ1をワイド端まで駆動させた後
で、光学ズーム倍率Z=1とおく。光学ズーム倍率Z
は、1≦Z≦Z0の範囲で設定可能である。本実施の形
態ではZ0=3する。つまり、光学ズーム倍率Zは×1
倍から×3倍の範囲で設定できる。
【0037】ステップS22において、CPU439
は、シャッター釦461、すなわち、レリーズボタンが
押されたか否かを判定する。レリーズボタンから操作信
号が入力されると、CPU439は、ステップS22を
肯定判定してステップS29へ進み、レリーズボタンか
ら操作信号が入力されない場合は、ステップS22を否
定判定してステップS23へ進む。ステップS29にお
いて、CPU439は、所定の撮影およびメモリカード
424への記録動作を行ってステップS22へ戻る。
【0038】ステップS23において、CPU439
は、ズーム操作釦462がT側に操作されたか否かを判
定する。ズーム操作釦462からT操作信号が入力され
ると、CPU439はステップS23を肯定判定してス
テップ24へ進み、ズーム操作釦462からT操作信号
が入力されない場合は、ステップS23を否定判定して
図5のステップS31へ進む。ステップS24におい
て、CPU439は、Na<Pa/4が成立するか否かを
判定する。ここで、Naは電子ズーム時にCCD214
から読み出される水平方向の画素数であり、Paはメモ
リカード424へ画像データを記録する際の水平方向の
記録画素数である。Na<Pa/4が成立する場合、CP
U439はステップS24を肯定判定して図5のステッ
プS36へ進み、さらなる電子ズームアップをしない。
一方、Na<Pa/4が成立しない場合、CPU439は
ステップS24を否定判定してステップS25へ進む。
NaをPa/4と比較する理由は、電子ズーム動作の際に
CCD214から読み出される水平方向の画素数Naが
水平方向の記録画素数Paの1/4より小さいと、電子
ズーム時のデータ補間によって電子ズームアップ後の画
像の劣化が著しくなるためである。
【0039】ステップS25において、CPU439
は、Z≦Z0/1.1、すなわち、現光学ズーム倍率Z
について、Z≦3/1.1が成立するか否かを判定す
る。ここで、Z0/1.1と比較する理由は、後述する
ように、光学ズーム倍率を1段階アップさせるためにZ
を×1.1倍するからである。Z≦3/1.1が成立す
る場合、CPU439は、光学ズームアップができると
みなしてステップS25を肯定判定してステップS30
へ進み、光学ズームアップ動作を行う。Z≦3/1.1
が成立しない場合、CPU439は、光学ズームアップ
ができないとみなしてステップS25を否定判定し、ス
テップS26へ進む。
【0040】ステップS26において、CPU439
は、Na≧Pa、かつ、Na×0.9≦Paが成立するか否
かを判定する。上記関係が成立しない場合、CPU43
9は、データ補間を行って電子ズームアップが行われて
いるとみなし、ステップS26を否定判定してステップ
S27へ進む。一方、上記関係が成立する場合、CPU
439は、現在の電子ズーム倍率からさらにズームアッ
プすると画質劣化が生じるおそれがあるとみなし、ステ
ップS26を肯定判定してステップS28へ進む。ステ
ップS26を肯定判定するのは、次のズームアップによ
って画質劣化が生じるおそれがある場合であり、ステッ
プS26を否定判定するのは、次のズームアップによっ
て画質劣化が生じるおそれがない場合である。
【0041】ステップS27において、CPU439
は、現在の読み出し画素数Naを×0.9倍して読み出
し画素数を小さくし、図5のステップS31へ進む。こ
れにより、CCD214により撮像された画像信号の読
み出し画素数が小さくなり、電子ズームアップが行われ
る。なお、読み出し画素数Naを×0.9倍にすること
は、電子ズームアップ倍率を×1.1倍にすることと等
価である。
【0042】ステップS28において、CPU439
は、タイマ445によるタイマー動作により、電子ズー
ム動作を1秒間停止する。これにより、画像劣化のおそ
れがあることが撮影者に報知される。電子ズーム動作の
停止は、ズーム操作釦462からのT操作信号を無視す
ることによって行われる。CPU439は、1秒間経過
すると、現在の読み出し画素数Naを×0.9倍して読
み出し画素数を小さくし、図5のステップS31へ進
む。これにより、CCD214により撮像された画像信
号の読み出し画素数が小さくなり、電子ズームアップが
行われる。
【0043】ステップS30において、CPU439
は、ズームレンズ駆動回路430に指令を出して、撮影
レンズ1をズームアップ側に駆動させ、光学ズーム倍率
を1.1倍にして図5のステップS31へ進む。
【0044】図5のステップS31において、CPU4
39は、ズーム操作釦462がW側に操作されたか否か
を判定する。ズーム操作釦462からW操作信号が入力
されると、CPU439はステップS31を肯定判定し
てステップ32へ進み、ズーム操作釦462からW操作
信号が入力されない場合は、ステップS31を否定判定
してステップS36へ進む。
【0045】ステップS32において、CPU439
は、光学ズーム倍率Z=1か否かを判定する。CPU4
39は、ズームレンズ駆動回路430からのレンズ位置
を示す信号によって撮影レンズ1がワイド端にあること
を検出した場合、すなわち、光学ズーム倍率Z=1であ
る場合にステップS32を肯定判定してステップS36
へ進む。一方、光学ズーム倍率Z=1でない場合は、ス
テップS32を否定判定してステップS33へ進む。
【0046】ステップS33において、CPU439
は、光学ズーム倍率Z<Z0か否かを判定する。CPU
439は、ズームレンズ駆動回路430からのレンズ位
置を示す信号によって撮影レンズ1がテレ端にないこと
を検出した場合、すなわち、光学ズーム倍率Z<Z0
(この場合Z<3)である場合に、ステップS33を肯定
判定してステップS37へ進む。一方、光学ズーム倍率
Z=3(撮影レンズ1がテレ端)である場合は、ステップ
S33を否定判定してステップS34へ進む。ステップ
S33を否定判定するのは、電子ズームアップされてい
る場合が含まれる。
【0047】ステップS34において、CPU439
は、Na=N0が成立するか否かを判定する。Na=N0
が成立する場合、CPU439はステップS34を肯定
判定してステップS37へ進み、Na=N0が成立しな
い場合、CPU439はステップS34を否定判定して
ステップS35へ進む。ステップS34を肯定判定する
のは、読み出し画素数Naが小さくされていない場合、
つまり、電子ズームアップが行われていない場合であ
る。また、ステップS34を否定判定するのは、読み出
し画素数Naが小さくされている場合、つまり、電子ズ
ームアップが行われている場合である。
【0048】ステップS35において、CPU439
は、現在の読み出し画素数Naを×1.1倍して読み出
し画素数を大きくし、ステップS36へ進む。これによ
り、CCD214により撮像された画像信号の読み出し
画素数が大きくなり、電子ズームダウンが行われる。な
お、読み出し画素数Naを×1.1倍にすることは、電
子ズームアップ倍率を×0.9倍にすることと等価であ
る。
【0049】一方、ステップS37において、CPU4
39は、ズームレンズ駆動回路430に指令を出して、
撮影レンズ1をズームダウン側に駆動させ、光学ズーム
倍率を0.9倍にしてステップS36へ進む。
【0050】ステップS36において、CPU439
は、Na≦Paが成立するか否かを判定する。Na≦Paが
成立する場合、CPU439はステップS36を肯定判
定してステップS38へ進み、Na≦Paが成立しない場
合、CPU439はステップS36を否定判定してステ
ップS39へ進む。ステップS36の判定処理により、
電子ズームアップにともなって画質劣化が生じるおそれ
がある場合に、これを検出することができる。すなわ
ち、ステップS36を肯定判定するのは、ズームアップ
によって画質劣化が生じるおそれがある場合であり、ス
テップS36を否定判定するのは、ズームアップによっ
て画質劣化が生じるおそれがない場合である。
【0051】ステップS38において、CPU439
は、ファインダ内表示回路440に指令を出して、ファ
インダ内表示素子410に赤色でズーム倍率Ztの表示
を行わせる。ズーム倍率Ztは、光学ズームと電子ズー
ムとを合わせた全体のズーム倍率で、Zt=Z×N0/
Naで表される。ズーム倍率Ztが赤色表示されること
で、画像劣化の判定が撮影者に報知される。CPU43
9は、ズーム倍率Ztの表示を行うと図5の処理を終了
する。
【0052】ステップS39において、CPU439
は、ファインダ内表示回路440に指令を出して、ファ
インダ内表示素子410に緑色でズーム倍率Ztの表示
を行わせる。ズーム倍率Ztは、Zt=Z×N0/Naで
表される。ズーム倍率Ztが緑色表示されることで、画
像劣化が判定されていないことが撮影者に報知される。
CPU439は、ズーム倍率Ztの表示を行うと図5の
処理を終了する。
【0053】以上説明した第二の実施の形態によれば、
次の作用効果を奏する。 (1)電子ズームアップ後の読み出し画素数Naが、メ
モリカード424への記録画素数Pa以下になる場合(ス
テップS36の肯定判定)に、ファインダ内表示素子4
10に赤色でズーム倍率Ztの表示を行う。一方、電子
ズームアップ後の読み出し画素数Naが、メモリカード
424への記録画素数Paより大である場合(ステップS
36の否定判定)に、ファインダ内表示素子410に緑
色でズーム倍率Ztの表示を行ようにした。これによ
り、電子ズームアップにともなって画質劣化が生じるお
それがあることが撮影者に赤色表示によって報知され
る。 (2)さらなる電子ズームアップを行うと電子ズームア
ップした後で画質劣化が生じるおそれがある場合(ステ
ップS26の肯定判定)に、電子ズーム動作を1秒間停
止させる(ステップS28)ようにしたから、電子ズーム
アップ前に、画像劣化の判定を撮影者に報知できる。こ
れにより、電子ズームアップによる画質劣化を防止でき
る。
【0054】上述した例では、ズームアップおよびズー
ムダウンの1段階の倍率変化を0.1ステップにした
が、この値は適宜設定してよい。ただし、ステップS2
5およびS26において判定に用いられる式の数値を、
ズーム倍率変化と連動して変更する。
【0055】以上説明した第一の実施の形態、および第
二の実施の形態では、読み出し領域22のアスペクト比
と、メモリカード424に記録する画像のアスペクト比
とが同一の場合を例にあげて説明した。したがって、読
み出し画素数N(Na)と、記録画素数P(Pa)とがN<P
(Na<Pa)の関係にあるとき、画像を構成する各辺とも
同様の関係がある。すなわち、縦の辺に対応する読み出
し画素数をNv、横の辺に対応する読み出し画素数をN
h、縦の辺に対応する記録画素数をPv、横の辺に対応
する記録画素数をPhとすれば、Nv<Pv、かつ、N
h<Phの関係となる。ところが、読み出し領域22の
アスペクト比と、メモリカード424に記録する画像の
アスペクト比とが同一でない場合は、上記関係が成立し
ない。この場合には、縦の辺および横の辺に対応する画
素数の少なくとも一方について読み出し画素数が小にな
るとき、つまり、Nv<Pv、およびNh<Phの少な
くとも一方が成立するとき、データ補間によって画質の
劣化が生じるおそれがあると判定する。
【0056】−第三の実施の形態− 第三の実施の形態では、DSP433がメモリカード4
24へ記録する記録画素数に応じて、圧縮処理時の圧縮
率を変化させることに特徴を有する。電子カメラは、メ
モリカード424に画像データを効率よく記録するた
め、画像データに対して、JPEG圧縮などの処理を施
す。画像圧縮の処理は、たとえば、下記〜の手順で
実行される。 DSP433は、撮影者による圧縮用の画質設定(た
とえば、FINE/NORMAL/BASICなどの切換え)に応じて、
画像データの目標圧縮率を決定する。 DSP433は、輝度Y、色差Cb,Crからなる画
像データを、それぞれ8×8画素程度のブロックに分割
する。DSP433はさらに、分割したこれらの各ブロ
ックごとにDCT(離散コサイン変換)を施し、8×8個
の離散的な空間周波数に対応する変換係数を得る。 DSP433は、8×8個の変換係数のそれぞれに対
応して量子化の刻みを定義した基準量子化テーブルを用
意する。DSP433は、この基準量子化テーブルにス
ケールファクタSFを乗じて、実際に使用する量子化テ
ーブルを得る。 DSP433は、で得た量子化テーブルを用いて、
8×8個の変換係数をそれぞれ量子化する。 DSP433は、量子化後のデータに対し、可変長符
号化やランレングス符号化などの符号化を施して圧縮す
る。 DSP433は、圧縮サイズが目標圧縮率の範囲から
外れた場合、スケールファクタSFの値を調整し直した
後、上記に動作を戻す。一方、圧縮サイズが目標圧縮
率の範囲に収まった場合は画像圧縮を終了する。以上の
処理により、画像データは目標圧縮率で圧縮される。
【0057】図6は、上述した圧縮処理で行われる分割
ブロックを示す図である。図6において、(a)はメモリ
カード424に記録する画素数Pが2048×1536
画素(フルサイズ)の場合、(b)はメモリカード424に
記録する画素数が640×480(VGAサイズ)の場合
である。上述したように、画像データを構成する画素数
は、記録画素数切換えスイッチ463を操作することに
よって切換えられる。図6(a)のブロック61、および
図6(b)のブロック62は、それぞれ圧縮処理時の8×
8画素の1ブロックを示す。記録画素数Pが2048×
1536画素の場合、1ブロック61は1画像の1/2
56である。一方、記録画素数Pが640×480画素
の場合、1ブロック62は1画像の1/80である。す
なわち、1画像に対する1ブロック当たりの比率は、記
録画素数Pが小さいほど大きい。
【0058】一般に、1画像に対する1ブロック当たり
の比率が大きくなると、そのブロックに含まれる高周波
成分が多くなる。この状態で圧縮処理時の圧縮比率を高
めると、量子化ステップが拡大され、量子化後に大きな
量子化ノイズが発生する。発生した量子化ノイズは、伸
長後の画像上にブロックノイズとして現れる。ブロック
ノイズは、画質を劣化させる。第三の実施の形態による
電子カメラは、このようなブロックノイズを防止するた
めに、記録画素数Pに応じて圧縮率を決定する。
【0059】図7は、画質設定と記録画素数Pとによっ
て決定される圧縮率の例を示す図である。画質設定と
は、ブロックノイズをどの程度まで許容するかを設定す
るもので、撮影者がカメラのメニュー設定によって切換
える。本実施の形態による電子カメラの画質設定は、FI
NE/NORMAL/BASICの3段階に切換えられる。このうち、F
INEが高画質、BASICが低画質、NORMALは中間画質であ
る。圧縮処理後のデータサイズ(符号量)は、記録画素数
Pが同一の場合、画質設定をFINEにする場合が1番多
く、BASICにする場合が1番少ない。圧縮率は図7に示
すように、記録画素数Pが大きいほど高圧縮にし、画質
設定が高画質なほど低圧縮にする。
【0060】図8は、第三の実施の形態の電子カメラの
DSP433で行われる圧縮率設定処理の流れを説明す
るフローチャートである。カメラの画質設定および記録
画素数Pの設定のいずれかが行われると、CPU439
の指令により図8で示される処理プログラムが起動す
る。ステップS101において、CPU439は、圧縮
による画質設定(FINE/NORMAL/BASIC)の内容、および記
録画素数Pの設定内容をDSP433に送る。これによ
り、DSP433が図7にしたがって圧縮率を1/Mに
する。
【0061】ステップS102において、DSP433
は、記録画素数Pが変更されたか否かを判定する。DS
P433は、CPU439から送られる信号によって記
録画素数Pが変更されたと判定すると、ステップS10
2を肯定判定してステップS103へ進む。記録画素数
Pが変更されないと判定した場合は、ステップS102
を否定判定して図8による処理を終了する。
【0062】ステップS103において、DSP433
は、カメラの画質設定および記録画素数Pの設定内容に
応じて、図7にしたがって圧縮率を変更する。圧縮率を
変更すると、図8による処理を終了する。
【0063】以上説明したように第三の実施の形態によ
れば、メモリカード424に記録する画像記録画素数P
を変更したとき、DSP433が圧縮による画質設定(F
INE/NORMAL/BASIC)の内容、および記録画素数Pに応じ
て圧縮処理時の圧縮率を変更するようにした。したがっ
て、圧縮時にの量子化によって生じる量子化ノイズに起
因するブロックノイズを必要最小限に低減するように、
適切な圧縮率が決定され、この圧縮率で圧縮処理が行わ
れる。この結果、たとえば、メモリカード424に記録
する画素数を小さくすると、データ圧縮時の圧縮率が低
圧縮に変更されるから、圧縮処理で生じるブロックノイ
ズによる画像劣化を低減できる。
【0064】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明すると、CCD214が撮像装置に、DSP433お
よびCCD駆動回路434がデータ読出し回路に、有効
撮像領域21が撮像領域に、DSP433が電子ズーム
回路、データ圧縮回路、および圧縮率制御回路に、メモ
リカード424が記録媒体に、CPU439が判定回
路、記録回路、制御回路、および表示制御回路に、ファ
インダ内表示素子410が報知回路、および表示装置
に、緑色表示が第1の表示に、赤色表示が第2の表示
に、それぞれ対応する。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1、2に記載の発明では、電子ズームによ
って撮像装置の撮像領域から抽出して読み出される画像
のデータ数と、記録媒体に記録する画像のデータ数とに
応じて、記録媒体に記録するデータによる画像の劣化の
有無を判定し、劣化が判定されると報知するようにし
た。これにより、撮影者に電子ズーム倍率を変えるなど
の対策を促せるので、画像データを記録するデータ数に
起因する画像の劣化を防止できる。 (2)請求項3、4に記載の発明では、ズーム指令に応
じて撮像装置の撮像領域から抽出して読み出される画像
のデータ数と、記録媒体に記録する画像のデータ数とに
応じて、記録媒体に記録するデータによる画像の劣化の
有無を判定し、劣化が判定されるとズーム指令を一時的
に無効にするようにした。これにより、一時的に無効と
しない場合に比べて、ズーム指令を中止するなどの対策
をとる時間が撮影者に与えられるので、画像の劣化を防
止できる。 (3)請求項5、6に記載の発明では、電子ズーム倍率
を示す第1の表示と、画像劣化が生じる電子ズーム倍率
を示す第2の表示とを行い、電子ズームによって記録媒
体に記録されるデータに生じる画像の劣化の有無を判定
し、判定結果により第2の表示を変えるようにした。こ
れにより、電子ズーム倍率を変更したことによって画像
劣化が判定されると、第2の表示によって撮影者に知ら
されるから、画像の劣化を防止できる。 (4)請求項7、8に記載の発明では、記録媒体に記録
する画像のデータ数が大きい場合に、データ圧縮時の圧
縮率を高めるようにしたので、画像データを記録するデ
ータ数に起因する画像の劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による電子カメラの
回路ブロック図である。
【図2】電子ズームを説明する図である。
【図3】第一の実施の形態の電子カメラで行われる報知
処理の流れを説明するフローチャートである。
【図4】第二の実施の形態の電子カメラで行われる表示
処理の流れを説明するフローチャートである。
【図5】第二の実施の形態の電子カメラで行われる表示
処理の流れを説明するフローチャートである。
【図6】圧縮処理で行われる分割ブロックを示す図であ
り、(a)は記録画素数が2048×1536画素(フルサ
イズ)の場合、(b)は記録画素数が640×480(VG
Aサイズ)の場合である。
【図7】画質設定と記録画素数とによって決定される圧
縮率を示す図である。
【図8】第三の実施の形態の電子カメラで行われる圧縮
率設定処理の流れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…撮影レンズ、 214…CCD、4
10…ファインダ内表示素子、 424…メモリカ
ード、430…ズームレンズ駆動回路、 433…
DSP、434…CCD駆動回路434、 439
…CPU、440…ファインダ内表示回路、 44
5…タイマ、461…シャッター釦、 4
62…ズーム操作釦、463…記録画素数切換えスイッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/41 H04N 1/41 B 5C062 5/232 5/232 A 5C078 5/765 5/907 B 5/781 101:00 5/907 5/91 J 5/91 5/781 510E // H04N 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 2H102 AA00 AA19 AA41 AA45 AA71 BA12 BA27 BB01 BB08 5C022 AA13 AB36 AB66 AC03 AC12 AC18 AC32 AC74 5C052 GA02 GC03 GC05 GE08 5C053 FA05 FA08 GB28 HA33 LA01 5C062 AA01 AB20 AB23 AB42 AC05 AC22 AC58 AF11 5C078 AA04 AA09 BA44 BA53 CA02 DB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置から画像データを読出すデータ読出し回路
    と、 前記撮像装置の撮像領域から所定の領域に対応する画像
    データを抽出して読出すように前記データ読出し回路に
    読出し領域を指示する電子ズーム回路と、 前記データ読出し回路により読出された画像データを記
    録媒体に記録するデータ記録回路と、 前記読出された画像データ数と前記記録媒体に記録する
    データ数とに応じて、前記記録媒体に記録されるデータ
    による画像の劣化の有無を判定する判定回路と、 前記判定回路により画像の劣化が判定されていることを
    報知する報知回路とを備えることを特徴とする電子カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子カメラにおいて、 前記判定回路は、前記読出し領域の各辺に対応して読出
    された画像データ数の少なくとも1つが、前記記録回路
    によって記録されるデータの対応する辺のデータ数以下
    の場合に画像の劣化を判定することを特徴とする電子カ
    メラ。
  3. 【請求項3】被写体像を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置から画像データを読出すデータ読出し回路
    と、 ズーム指令に応じて、前記撮像装置の撮像領域から所定
    の領域に対応する画像データを抽出して読出すように前
    記データ読出し回路に読出し領域を指示する電子ズーム
    回路と、 前記データ読出し回路により読出された画像データを記
    録媒体に記録するデータ記録回路と、 前記読出された画像データ数と前記記録媒体に記録する
    データ数とに応じて、前記記録媒体に記録されるデータ
    による画像の劣化の有無を判定する判定回路と、 前記判定回路により画像の劣化が判定される場合に、前
    記ズーム指令を一時的に無効にする制御回路とを備える
    ことを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電子カメラにおいて、 前記判定回路は、前記読出し領域の各辺に対応して読出
    された画像データ数の少なくとも1つが、前記記録回路
    によって記録されるデータの対応する辺のデータ数以下
    の場合に画像の劣化を判定することを特徴とする電子カ
    メラ。
  5. 【請求項5】被写体像を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置から画像データを読出すデータ読出し回路
    と、 前記撮像装置の撮像領域から所定の領域に対応する画像
    データを抽出して読出すように前記データ読出し回路に
    読出し領域を指示する電子ズーム回路と、 前記データ読出し回路により読出された画像データを記
    録媒体に記録するデータ記録回路と、 前記読出された画像データ数と前記記録媒体に記録する
    データ数とに応じて、前記記録媒体に記録されるデータ
    による画像の劣化の有無を判定する判定回路と、 前記電子ズーム回路による電子ズーム倍率を示す第1の
    表示と、画像の劣化が生じる電子ズーム倍率を示す第2
    の表示とを行う表示装置と、 前記判定回路による判定結果に応じて前記第2の表示を
    変える表示制御回路とを備えることを特徴とする電子カ
    メラ。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の電子カメラにおいて、 前記判定回路は、前記読出し領域の各辺に対応して読出
    された画像データ数の少なくとも1つが、前記記録回路
    によって記録されるデータの対応する辺のデータ数以下
    の場合に画像の劣化を判定することを特徴とする電子カ
    メラ。
  7. 【請求項7】被写体像を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置から画像データを読出すデータ読出し回路
    と、 前記データ読出し回路により読出された画像データに対
    して圧縮処理を行うデータ圧縮回路と、 前記データ圧縮回路により圧縮処理された画像データを
    記録媒体に記録するデータ記録回路と、 前記記録媒体に記録するデータ数が大きい場合に圧縮処
    理時の圧縮率を高くするように前記データ圧縮回路に指
    示する圧縮率制御回路とを備えることを特徴とする電子
    カメラ。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の電子カメラにおいて、 前記圧縮率制御回路は、圧縮処理後の画像の劣化を防止
    するように前記データ圧縮回路に圧縮率を指示すること
    を特徴とする電子カメラ。
JP2001105419A 2001-04-04 2001-04-04 電子カメラ Expired - Fee Related JP4595231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001105419A JP4595231B2 (ja) 2001-04-04 2001-04-04 電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001105419A JP4595231B2 (ja) 2001-04-04 2001-04-04 電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002305678A true JP2002305678A (ja) 2002-10-18
JP4595231B2 JP4595231B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=18958118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001105419A Expired - Fee Related JP4595231B2 (ja) 2001-04-04 2001-04-04 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4595231B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004356748A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Sony Corp 撮像装置および画像処理方法
JP2008042847A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Canon Inc 画像処理装置、およびその制御方法
JP2008236799A (ja) * 2008-06-17 2008-10-02 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
US7679657B2 (en) 2006-06-07 2010-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus having electronic zoom function, and control method therefor
JP2011242514A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Nikon Corp デジタルカメラ
JP2012213173A (ja) * 2012-05-21 2012-11-01 Canon Inc 撮像装置及び制御方法
US8488024B2 (en) 2010-02-10 2013-07-16 Panasonic Corporation Image capture device
JP2014241577A (ja) * 2013-05-17 2014-12-25 キヤノン株式会社 撮像装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261872A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Nikon Corp 電子スチルカメラ
JP2000278580A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Canon Inc カメラ制御システム、撮像装置
JP2001057649A (ja) * 1999-06-11 2001-02-27 Casio Comput Co Ltd 電子カメラ
JP2001197347A (ja) * 2000-01-05 2001-07-19 Fuji Photo Film Co Ltd 情報記録装置、情報取得方法、およびデジタルカメラ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261872A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Nikon Corp 電子スチルカメラ
JP2000278580A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Canon Inc カメラ制御システム、撮像装置
JP2001057649A (ja) * 1999-06-11 2001-02-27 Casio Comput Co Ltd 電子カメラ
JP2001197347A (ja) * 2000-01-05 2001-07-19 Fuji Photo Film Co Ltd 情報記録装置、情報取得方法、およびデジタルカメラ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004356748A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Sony Corp 撮像装置および画像処理方法
US7679657B2 (en) 2006-06-07 2010-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus having electronic zoom function, and control method therefor
JP2008042847A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Canon Inc 画像処理装置、およびその制御方法
JP2008236799A (ja) * 2008-06-17 2008-10-02 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
US8488024B2 (en) 2010-02-10 2013-07-16 Panasonic Corporation Image capture device
JP2011242514A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Nikon Corp デジタルカメラ
JP2012213173A (ja) * 2012-05-21 2012-11-01 Canon Inc 撮像装置及び制御方法
JP2014241577A (ja) * 2013-05-17 2014-12-25 キヤノン株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4595231B2 (ja) 2010-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8823857B2 (en) Image apparatus
KR100906522B1 (ko) 촬상 장치, 데이터 추출 방법 및 데이터 추출 프로그램 기록매체
EP2171685B1 (en) Image processor, image processing method, digital camera, and imaging apparatus
JP4943721B2 (ja) 画像データのカラーノイズ除去方法及びこの方法を用いた撮像装置
KR100893419B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
JP2004135029A (ja) デジタルカメラ
JP2009194700A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
TWI492618B (zh) 攝影裝置及電腦可讀取記錄媒體
JP2005269373A (ja) 映像信号処理システムおよび電子映像機器
JP2009225027A (ja) 撮像装置、撮像制御方法、及びプログラム
JP2001251549A (ja) デジタルカメラ、カメラボディ、撮像レンズおよび記録媒体
KR100483879B1 (ko) 비디오 카메라
US20050018253A1 (en) Image pickup apparatus for correcting image deterioration due to fixed pattern noise, and image pickup method
US8040429B2 (en) Electronic apparatus having autofocus camera function
EP2202960A1 (en) Electronic camera
JP2002305678A (ja) 電子カメラ
JP3999693B2 (ja) 固体撮像装置
JP4434345B2 (ja) 自動焦点調節装置および方法
JP2000155257A (ja) 自動焦点調節装置および方法
JP4013026B2 (ja) 電子カメラ及び自動焦点調節時の画像表示方法
JP2006253970A (ja) 撮像装置、シェーディング補正データ作成方法およびプログラム
WO2006054763A1 (ja) 電子カメラ
JP4271083B2 (ja) ディジタルカメラ
US11055871B2 (en) Image capturing apparatus, control method for the same, and storage medium
JP2004096328A (ja) 電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100408

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4595231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees