JP2002305355A - 半導体レーザ素子 - Google Patents

半導体レーザ素子

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JP2002305355A JP2001107295A JP2001107295A JP2002305355A JP 2002305355 A JP2002305355 A JP 2002305355A JP 2001107295 A JP2001107295 A JP 2001107295A JP 2001107295 A JP2001107295 A JP 2001107295A JP 2002305355 A JP2002305355 A JP 2002305355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 COMDが起こりづらく、高光出力発振し、
また長期信頼性が高い自己整合型の半導体レーザ素子を
提供する。 【解決手段】 電流狭窄層も兼ねる低屈折率層8が活性
層5の近傍に形成されている自己整合型の半導体レーザ
素子において、低屈折率層8は、AlxGa1-xAs(0
≦x≦1)から成る複数の化合物半導体層81,82,…
…8iから成り、かつ、活性層5から離隔している前記
化合物系半導体層ほど低屈折率になっている半導体レー
ザ素子、具体的には、低屈折率層8は複数のAlGaA
s層から成り、前記活性層から離隔しているAlGaA
s層ほど、そのAl組成比が高くなっている半導体レー
ザ素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自己整合型の半導体
レーザ素子に関し、更に詳しくは、高光出力での発振が
可能であり、長期の動作信頼性も高い半導体レーザ素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】自己整合型の半導体レーザ素子は、注入
電流と発振レーザ光を共振器内に同時に閉じ込めること
ができる高光出力のレーザ素子であって、通常、GaA
s系化合物半導体を用いて製造されている。そのような
従来の半導体レーザ素子の層構造の1例Aを図2に示
す。
【0003】この素子では、GaAs基板1の上に、n
−GaAsから成る厚み0.5μmのバッファ層2,n
−Al0.3Ga0.7Asから成る厚み2.0μmの下部ク
ラッド層3,i−Al0.1Ga0.9Asから成る厚み50
nmの下部光閉じ込め層4,In0.2Ga0.8Asから成る
厚み7nmの量子井戸層とAl0.1Ga0.9Asから成る厚
み10nmの障壁層とで構成されている活性層5,i−A
0.1Ga0.9Asから成る厚み50nmの上部光閉じ込め
層6が積層されており、そして、前記上部光閉じ込め層
6の上に、p−Al0.3Ga0.7Asから成る厚み500
nmの上部クラッド層7aと、n−Al0.35Ga0.65As
から成る厚み0.5μmの電流狭窄層も兼ねる低屈折率
層8が積層され、これらは厚み2.0μmのp−Al0.3
Ga0.7Asから成る上部クラッド層7bで埋設されて
いる。そして、この上部クラッド層7bの上にはp−G
aAsから成る厚み0.5μmのコンタクト層9が積層
されている。なお、コンタクト層9には上部電極(図示
しない)が形成され、基板1の裏面には下部電極(図示
しない)が形成されている。
【0004】この素子の層構造Aにおいて、電流狭窄層
(低屈折率層)8には上部クラッド層7aにまで至る所
定幅のチャンネル10が電流注入経路として形成され、
光と電流の横(幅)方向へ閉じ込め構造が形成されてい
る。チャンネル10の幅W、すなわち、チャンネル内で
電界強度(光分布)が最も強い部分の幅は、発振レーザ
光の横モード制御との関係で決められる。具体的には、
上記した半導体レーザ素子において、上部クラッド層7
aがp−Al0.3Ga0.7Asから成り、その厚みが上記
したような500nm程度である場合、活性層5で発振し
たレーザ光の高次モードをカットオフして基本横モード
動作させるために必要なカットオフ幅との関係で、上記
チャンネル10の幅Wを2.5μm程度に設計してい
る。
【0005】この素子は次のようにして製造される。ま
ず、MOCVD法やMBE法により、基板1の上に、前
記したバッファ層2,下部クラッド層3,下部光閉じ込
め層4,活性層5,上部光閉じ込め層6を順次成膜し、
更にその上に厚み500nm程度の上部クラッド層7aを
成膜したのち、その上に低屈折率層にすべき層8’を成
膜して図3で示した層構造A0を形成する。
【0006】活性層5は、GaAsから成る厚み10nm
の障壁層で分離され、それぞれは厚み7nmであるIn
0.2Ga00.8Asから成る2層の量子井戸、および、こ
れら量子井戸の両側に配置された厚み20nmのGaAs
から成る光閉じ込め層で形成されている。ついで、結晶
成長装置から層構造A0を取り出し、その層構造A0に対
してホトリソグラフィーとウェットエッチング処理を行
い、層8’にチャンネル幅Wが2.5μmであるチャン
ネル10を形成して電流狭窄層(低屈折率層)8を有す
る層構造A1にする(図4)。なお、上記ウェットエッ
チング処理で形成されるチャンネル10の側面10a
は、エッチングの異方性の影響を受けて上方に広がる傾
斜面になっている。
【0007】ついで、層構造A1を再び結晶成長装置内
に配置し、層構造A1の上に上部クラッド層7bとコン
タクト層9を順次成膜し、図5で示した層構造A2を形
成する。そして、この層構造A2に上部電極と下部電極
を形成したのち、共振器長が800μmとなるように劈
開して図2で示した層構造Aとし、一方の劈開面(前端
面)S1に反射率5%の膜を成膜し、他方の劈開面(後
端面)S2に反射率92%の膜を成膜して目的とするレ
ーザ素子が製造される。
【0008】上記した仕様で製造されたレーザ素子は、
しきい値電流が15mAであり、基本モードにおいて、キ
ンクによって制限される最大光出力は350mW程度であ
る。そして、発振波長はほぼ980nmである。ところ
で、低屈折率層8におけるカットオフ幅が2.5μm程
度である上記したレーザ素子には、次のような問題があ
る。
【0009】第1の問題は、近年のレーザ素子の高光出
力化の要望に応えるべく、上記レーザ素子を更に高出力
化させようとすると、キンク発生の問題に加えて新たな
問題が発生してくる。具体的には、光出力500mW程度
で動作させると、前端面S1における光密度は高くな
り、数10MW/cm2にまで達する。そのため、当該前端
面S1が光学損傷を受け、いわゆるCOMD(Catastrop
hic Optical Mirror Damage)が発生して頓死するとい
う問題である。
【0010】第2の問題は、低屈折率層8を上部クラッ
ド層7aおよび7bよりも屈折率が小さくなるようにす
るために、その低屈折率層8を構成する半導体材料がA
l組成比の高いAl0.35Ga0.65Asで形成しているこ
とに起因する。具体的には、層構造A1を形成したの
ち、上部クラッド層7bが積層される前に、当該低屈折
率層8に形成したチャンネル10の表面(側面)が露出
するため、その表面が大気中の酸素によって酸化される
ことがあるという問題である。このようなチャンネル1
0(低屈折率層8)の表面酸化、とりわけ活性層5に近
いチャンネル10の側面において酸化が起こっている
と、製造したレーザ素子を連続動作させたときに短時間
で光出力の低下が進み、その結果、素子としての長期信
頼性の低下という問題が生ずる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、図5で示し
た層構造を有する自己整合型の半導体レーザ素子の上記
問題を解決し、1000mW以上という高光出力での発振
時にあってもCOMDが発生しにくく、また長期信頼性
も高い自己整合型の半導体レーザ素子を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、電流狭窄層も兼ねる低屈折
率層が活性層の近傍に形成されている自己整合型の半導
体レーザ素子において、前記低屈折率層はAlxGa1-x
As(0≦x≦1)から成る複数の化合物半導体層から
成り、かつ、前記活性層から離隔している前記化合物半
導体層ほど低屈折率になっていることを特徴とする半導
体レーザ素子が提供される。
【0013】具体的には、前記活性層から離隔している
化合物半導体層ほど、そのAl組成比が高くなっている
半導体レーザ素子が提供される。また、本発明において
は、電流狭窄層も兼ねる低屈折率層が活性層の近傍に形
成されている自己整合型の半導体レーザ素子において、
前記低屈折率層は、Ga1-yInyAsz1-z(0≦y≦
0.5,0≦z≦1)から成る複数の化合物半導体層か
ら成り、かつ、前記活性層から離隔している前記化合物
半導体層ほど低屈折率になっていることを特徴とする半
導体レーザ素子が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のレーザ素子における層構
造の1例Bを図1に示す。この層構造Bは、低屈折率層
8が後述する態様になっていることを除いては、図2で
示した層構造Aの場合と同じになっている。この低屈折
率層8は、AlGaAs、GaInAsPなどのGaA
s系化合物半導体から成る複数の層81,82,……8i
で構成されている。そして、活性層5から離隔している
箇所に位置している層ほど低屈折率の層になっている。
すなわち、この低屈折率層8においては、上部クラッド
層7aの上に直接成膜されている層81の屈折率が最も
高く、上にいくほど屈折率が順次低くなっているのであ
る。
【0015】このような低屈折率層8は、図3で示した
層構造A0における層8’の形成時に、Al組成比が異
なるAlxGa1-xAs(0≦x≦1)を順次成膜するこ
とにより、Alに関する組成変化を有する層として形成
することができる。具体的には、p−Al0.3Ga0.7
sから成る上部クラッド層7aの上に、少なくとも前記
上部クラッド層7aとAl組成が同じであるか、または
それより小さいAl組成比のn−AlGaAsで層81
を成膜し、その層81の上にはAl組成比が層81より大
きいAlGaAsで次の層82を成膜し、更にその上に
は層8 2よりAl組成比が高いAlGaAsで次の層を
成膜するという操作を反復し、上にいくほどAl組成比
が階段状に高くなっていく層にする。
【0016】なお、低屈折率層8におけるAlの組成変
化は、上記したように順次Al組成比が高くなっていく
階段状の変化であってもよいが、Al組成比が直線的に
変化するようにしてもよく、また放物線状に変化するよ
うにしてもよい。低屈折率層8における上記したような
Alの組成変化は、上部クラッド層7aおよび7bの屈
折率に対して低屈折率層8全体の等価屈折率(Σdini/
Σdiによって近似される;diは各化合物半導体層の厚
み、niは各化合物半導体層の屈折率)が小さくなるよう
に設計する必要がある。
【0017】また、チャンネル10の部分と低屈折率層
8の部分の等価屈折率比が、図5で示した単一の低屈折
率層8の場合に比べて小さくなるように設計するとチャ
ンネル10の底部の幅Wを広くしても基本横モード動作
を実現できるようになる。したがって、このレーザ素子
の場合、図5で示した従来構造の半導体レーザ素子より
もカットオフ幅を広くすることができるので、高光出力
発振時における前端面の光密度は小さくなり、COMD
の発生が起こりづらくなる。逆にいえば、COMDを起
こすことなく高光出力発振を実現することができる。
【0018】また、チャンネル10の底部近辺における
層のAl組成比が従来よりも小さくなっているので、図
5で示した従来構造の層構造Aの場合に比べてチャンネ
ル10の底部近辺、すなわち、活性層近傍の酸化が抑制
される。換言すれば、電界強度が最も強くなる底部の側
面の酸化は抑制される。したがって、このレーザ素子の
長期信頼性は従来構造よりも高くなる。
【0019】なお、低屈折率層8のチャンネル10底部
近辺における酸化を防止するために、GaAsにより低
屈折率層8の最下層を成膜してもよい。加えて、低屈折
率層8の等価屈折率を上部クラッド層7aおよび7bよ
りも小さくなるように選択すれば、前記低屈折率層8
を、AlGaAsの代わりに、Ga1-yInyAsz1-z
(0≦y≦0.5,0≦z≦1)で形成することもでき
る。この場合には、Ga1-yInyAsz1-zはAlを含
まないので、酸化抑制にはより顕著な効果を得ることが
できる。
【0020】ここで、y値を0≦y≦0.5と規定した
理由は、y値が0.5より大きくなると、GaAs基板
との間で格子整合せず、良好な結晶性が得られなくなる
からである。なお、この場合においても、チャンネル1
0の部分と低屈折率層8のチャンネル10以外の部分の
等価屈折率比が、図5で示した単一の低屈折率層8の場
合に比べて小さくなるように設計すると、チャンネル1
0の底部の幅Wを広くしても基本横モード動作を実現で
きるようになる。したがって、このレーザ素子の場合
も、図5で示した従来構造の半導体レーザ素子よりもカ
ットオフ幅を広くすることができるので、高光出力発振
時における前端面の光密度は小さくなり、COMDの発
生が起こりづらくなる。逆にいえば、COMDを起こす
ことなく高光出力発振を実現することができる。
【0021】
【実施例】チャンネル10の幅Wが5μmであったこ
と、低屈折率層8が、最下層81の成膜に際しては厚み
0.05μmのAl0.2Ga0.8As(屈折率3.536)
を用い、順次Al組成比を、層82は0.25(厚み:
0.05μm、屈折率3.514)、層83は0.3(厚
み:0.1μm、屈折率3.493)、層84は0.35
(厚み:0.15μm、屈折率3.471)とリニアに高
めていき、最上層85では厚み0.15μmのAl0.4
0.6As(屈折率3.450)となる5層から成膜され
ていることを除いては、図5で示した層構造A2と同じ
層構造BをGaAs基板の上に形成した。
【0022】なお、この場合の低屈折率層8の等価屈折
率は、Σdini/Σdi(但し、diは各層の厚み、niは各化
合物半導体層の屈折率)によって近似すると3.48に
なる。そして、この層構造に電極を形成したのち共振器
長800μmに劈開し、その前端面S1と後端面S2に反
射率5%,92%の膜をそれぞれ成膜してレーザ素子に
した。
【0023】このレーザ素子のしきい値電流は20mAで
あり、また基本横モードでのキンクによって制限される
最大光出力は500mWであった。また、更に光出力を大
きくしていくと、1200mWでCOMDが発生した。一
方、図5で示した層構造A2から製造した従来のレーザ
素子(チャンネル底部における幅は2.5μm、低屈折
率層は単一の層)の場合は500mWでCOMDが発生し
た。したがって、本発明のレーザ素子は従来のレーザ素
子に比べると、性能は大きく向上している。
【0024】また、温度60℃、光出力250mWの条件
下で連続動作させ、1000時間経過後における光出力
の減少率を測定したところ、本発明のレーザ素子の場合
は0.1〜0.5%であった。一方、従来のレーザ素子の
場合は、1〜5%であった。このことから明らかなよう
に、本発明のレーザ素子は従来のレーザ素子に比べて高
い長期信頼性を備えている。
【0025】また、GaAs基板を用いた図1の層構造
Bにおいて、低屈折率層8を次のような層構造にしたこ
とを除いては、上記実施例と同じ仕様の半導体レーザ素
子を製造した。すなわち、低屈折率層8における最下層
1をGaAs(屈折率3.54)で成膜し、順次エネル
ギーギャップを増大させて最上層をGa0.89In0.11
0.780.22(屈折率3.45)で成膜した。
【0026】この半導体レーザ素子の場合も、低屈折率
層をAlGaAsで形成した上記半導体レーザ素子と同
じような性能を発揮した。更に、この半導体レーザ素子
の場合、低屈折率層8が全てAlを含まないAlフリー
層で構成されているため、材料の酸化に起因する素子の
劣化は生じない。なお、本発明は上記した実施例に限定
されるものではなく、低屈折率層8の等価屈折率を上述
したように適切に選択すれば、どのような組み合わせに
してもよい。
【0027】また、低屈折率層8のエッチング制御のた
め上部クラッド層7aと低屈折率層8の間にエッチング
停止層を設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
自己整合型レーザ素子は、高光出力で発振し、しかもC
OMDの発生が起こりづらく、更には高い長期信頼性を
備えている。これは、低屈折率層を活性層から遠ざかる
ほど屈折率が低くなるような傾斜組成の半導体材料で形
成したことによってもたらされた効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ素子の層構造Bを示す断面図で
ある。
【図2】従来の自己整合型レーザ素子の層構造Aを示す
斜視図である。
【図3】図2の層構造Aを製造する際の従来の層構造A
0を示す断面図である。
【図4】従来の層構造A1を示す断面図である。
【図5】従来の層構造A2を示す断面図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 バッファ層(n−GaAs) 3 下部クラッド層(n−Al0.3Ga0.7
s) 4 下部光閉じ込め層(i−Al0.1Ga0.9
As) 5 活性層(In0.2Ga0.8As/Al0.1
Ga0.9As) 6 上部光閉じ込め層(i−Al0.1Ga0.9
As) 7a,7b 上部クラッド層(p−Al0.3Ga0.7
s) 8 低屈折率層(n−AlGaAs) 81,82,……8i Al組成比が異なるn−AlG
aAs層(屈折率が異なる層) 9 コンタクト層(p−GaAs) 10 チャンネル 10a チャンネル10の側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F073 AA20 AA74 CA07 CB02 DA05 DA22 DA32 EA24 EA28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流狭窄層も兼ねる低屈折率層が活性層
    の近傍に形成されている自己整合型の半導体レーザ素子
    において、 前記低屈折率層は、組成式:AlxGa1-xAs(0≦x
    ≦1)で示される化合物半導体の複数の層から成り、か
    つ、前記活性層から離隔している化合物半導体層ほど低
    屈折率になっていることを特徴とする半導体レーザ素
    子。
  2. 【請求項2】 前記活性層から離隔している前記化合物
    半導体層ほど、そのAl組成比が高くなっている請求項
    1の半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 電流狭窄層も兼ねる低屈折率層が活性層
    の近傍に形成されている自己整合型の半導体レーザ素子
    において、 前記低屈折率層は、組成式:Ga1-yInyAsz
    1-z(0≦y≦0.5,0≦z≦1)で示される化合物半
    導体の複数の層から成り、かつ、前記活性層から離隔し
    ている化合物半導体層ほど低屈折率になっていることを
    特徴とする半導体レーザ素子。
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