JP2002304597A - 梱包箱に記入された手書き数値情報の認識方式 - Google Patents

梱包箱に記入された手書き数値情報の認識方式

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JP2002304597A
JP2002304597A JP2001105315A JP2001105315A JP2002304597A JP 2002304597 A JP2002304597 A JP 2002304597A JP 2001105315 A JP2001105315 A JP 2001105315A JP 2001105315 A JP2001105315 A JP 2001105315A JP 2002304597 A JP2002304597 A JP 2002304597A
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Akihiro Fujii
章博 藤井
Kiminori Genba
公規 玄場
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SAKANA RYUTSU NET KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 卸売市場等では商品を収納した梱包箱に手書
き記入された数値情報を手作業で情報処理装置に入力し
ていたが、これを簡単な作業で数値データ化して収録す
る方式を提供する。 【解決手段】 所定バーコードシンボル2aとそれに対
して一定の相対位置に設けられた複数の数値記入領域と
からなる様式を所定ラベル用紙2に印刷して梱包箱1に
貼着しておき、各数値記入領域に手書き数字を記入させ
る。梱包箱1の前記貼着面をCCDカメラ3で撮像し、
そのイメージデータを無線通信で情報処理装置6のサー
バ6aへ伝送する。サーバ6aは、フレームメモリ上のバ
ーコードシンボル2aを検出すると、その歪み状態とサ
イズに基づいて撮像イメージを正規化し、各数値記入領
域のイメージを切出して数字認識アルゴリズムにより手
書き数字を数値データ化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は梱包箱に記入された
手書き数値情報の認識方式に係り、特に、卸売市場等で
商品の梱包箱に手書きで記入される各種項目の数値情報
をイメージデータとして読取り、それをコードデータ化
して後の配送や事務処理上の管理情報として利用するこ
とを目的としたものであり、バーコードを用いて対象イ
メージ領域の確認・正規化及び文字記入領域の切出しを
行う数値文字の認識技術に関する。
【0002】
【従来の技術】鮮魚類等を取り扱う卸売市場では、落札
された商品を計量した後にその商品を箱に梱包し、予め
梱包箱に貼着された所定のラベルに所要項目を記入す
る。このラベルには商品識別番号・重量・送付先等の項
目欄が設けられており、計量・梱包作業等の現場での担
当者が各項目の情報を簡単に手書き記入するようになっ
ている。
【0003】そして、梱包された商品は集配部門へ移送
されるが、最近では配送・伝票処理等をパーソナルコン
ピュータで実施することが一般化しており、集配部門で
は各商品の梱包箱のラベルに記入されている情報を管理
システムに入力し直し、以降の商品毎の取扱いや伝票処
理は全てその入力データに基づいて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大きな卸売
市場になると取り扱われる商品の数は膨大であり、また
商品の大きさも多種多様である。従って、集配部門に移
送される梱包箱は乱雑に積載されることが多く、それら
を整理して一箱ずつ移送させて確認しながらデータ入力
を行うことは極めて煩雑な作業であり、その時間と労力
に大きな負担を伴っている。これに対して、携帯式の入
力端末を用いて、梱包箱が積載された現場で入力作業を
行うことも考えられるが、入力操作を要することに変り
はなく、また各梱包箱毎にラベルの記入文字を明確に目
視確認できる位置に移動する必要があり、梱包箱の載置
状態が乱雑であることを考慮すると、必ずしも効率的で
はない。
【0005】一方、最近では、前記のように管理システ
ムで情報処理を実行するため、本来的には数字以外の文
字で記入されるべき商品名や送付先等に関しても予め登
録されているコード番号等で記入する場合が多い。ま
た、CCDカメラの性能の向上が著しく、数十万画素の
CCDを搭載して、光学系との組合せで少々離隔した位
置からでも極めて高い分解能で撮像イメージを得られる
ようになっている。更に、OCR(Optical Character R
eader)の分野では従来から各種の文字認識アルゴリズム
が開発されており、手書き数字に関してみれば、読み取
り解像度が200(dpi)程度であっても、極端に変形さ
れていなければ99.5%以上の認識率が実現されてい
る。
【0006】そこで、本発明は、CCDカメラで梱包箱
に手書き記入された数値情報を読取り、そのイメージ化
された情報を正確に認識させる技術を提供し、前記の問
題点を解消させることを目的として創作された。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定バー
コードシンボルと前記バーコードシンボルに対して一定
の相対位置に設けられた複数の数値記入領域とからなる
様式を所定ラベル用紙に印刷して梱包箱に貼着するか、
又は前記様式を梱包箱に直接印刷しておくことにより、
前記の各数値記入領域に手書き数字を記入させることと
し、前記梱包箱のラベル貼着面又は印刷面をCCDカメ
ラで撮像し、撮像したイメージデータをフレームメモリ
に格納する格納手順と、前記フレームメモリ上のイメー
ジデータを走査して前記バーコードシンボルを検出する
検出手順と、検出した前記バーコードシンボルのなす輪
郭の歪み状態とサイズに基づいて前記フレームメモリ上
の撮像イメージを正規化する正規化手順と、前記様式に
おいて設定されている前記バーコードシンボルに対する
各数値記入領域の相対位置関係に基づいて、正規化され
た撮像イメージにおける前記バーコードシンボルの位置
を基準として各数値記入領域のイメージを切出す切出し
手順と、切出された各数値記入領域のイメージに対して
数字文字認識アルゴリズムを適用して手書き記入された
各数値情報を得る認識手順とを実行することを特徴とし
た梱包箱に記入された手書き数値情報の認識方式に係
る。
【0008】この発明では、ラベル用紙の貼着又は印刷
によって梱包箱に一定の様式が与えられ、この様式は所
定のバーコードシンボルとそのバーコードシンボルに対
して一定の相対位置に設けられた複数の数値記入領域と
から構成されている。従って、CCDカメラで前記様式
を撮像し、そのイメージデータをフレームメモリに格納
して走査すると、バーコードシンボルの配設領域から他
の領域とは全く異なる信号領域が検出できる。ここに、
バーコードシンボルは次の機能を果たす。 (1) 梱包箱が情報収集の対象であることを示す識別標識
としての機能。 (2) CCDカメラで撮像した時に必ずしも一定の離隔距
離で正面から撮像できるわけではないために撮像イメー
ジに全体的サイズの大小や歪みが発生するが、バーコー
ドシンボルの輪郭は前記のように常に特殊な信号領域と
して明確に確認できるため、その輪郭のフレームメモリ
上でのサイズと歪み状態に基づいて、様式の撮像イメー
ジを正規化する際の基準を与える機能。 (3) 前記様式では各数値記入領域がバーコードシンボル
に対して一定の相対位置に設定されていることに基づい
て、各数値記入領域の切出しのための基準位置を与える
機能。 この発明の正規化手順と切出し手順はバーコードシンボ
ルの前記(2),(3)の機能を利用して実行され、切出され
た各数値記入領域の数字は認識手順において数字文字認
識アルゴリズムにより数値情報へ変換される。
【0009】第2の発明は、少なくとも3つの所定バー
コードシンボルを一直線上に存在しない配置態様で配設
すると共に、前記の各バーコードシンボルに対して一定
の相対位置に設けられた複数の数値記入領域とからなる
様式を所定ラベル用紙に印刷して梱包箱に貼着するか、
又は前記様式を梱包箱に直接印刷しておくことにより、
前記の各数値記入領域に手書き数字を記入させることと
し、前記梱包箱のラベル貼着面又は印刷面をCCDカメ
ラで撮像し、撮像したイメージデータをフレームメモリ
に格納する格納手順と、前記フレームメモリ上の前記イ
メージデータを走査して各バーコードシンボルを検出す
る検出手順と、検出した前記の各バーコードシンボル間
の距離と相対的位置関係の歪み状態に基づいて前記フレ
ームメモリ上の撮像イメージを正規化する正規化手順
と、前記様式において設定されている前記バーコードシ
ンボルに対する各数値記入領域の相対位置関係に基づい
て、正規化された撮像イメージにおける前記バーコード
シンボルの位置を基準として各数値記入領域のイメージ
を切出す切出し手順と、切出された各数値記入領域のイ
メージに対して数字文字認識アルゴリズムを適用して手
書き記入された各数値情報を得る認識手順とを実行する
ことを特徴とした梱包箱に記入された手書き数値情報の
認識方式に係る。
【0010】この発明では、前記の第1の発明が様式上
に単一のバーコードシンボルだけを設けていたのに対し
て、少なくとも3つのバーコードシンボルが一直線上に
存在しないという条件下に配設される。したがって、検
出手順で各バーコードシンボルの位置を特殊な信号領域
として確認した上で、正規化手順においては各バーコー
ドシンボル間の距離と相対的位置関係の歪み状態に基づ
いて撮像イメージを正規化処理することができる。即
ち、より大きな範囲を対象として倍率と歪み状態を確認
できるため、それだけ正確な処理が可能になる。また、
3つのバーコードシンボルが前記条件で配設されている
ことにより、梱包箱が上下逆に載置されている場合等に
おいても、それを判断して撮像イメージを一義的な正立
状態に正規化できる。その意義において、前記様式にお
ける各バーコードシンボルは全ての数値記入領域を含ん
だ方形領域の隅角に配置させておくことが最適である。
【0011】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記CCDカメラ側と、前記の格納手順と検出手順
と正規化手順と切出し手順と認識手順を実行する情報処
理システム側とにそれぞれ双方向通信手段を設けると共
に、前記CCDカメラ側にはアラーム手段を、前記情報
処理システム側には検出手順で所定バーコードが検出さ
れなかった場合及び/又は認識手順で数値認識が不能で
あった場合にその事実を前記CCDカメラ側へ通知する
ための通知手段を設け、前記CCDカメラ側が前記情報
処理システム側から前記通知を受けた場合にアラーム手
段によってアラームを発生させることとした梱包箱に記
入された手書き数値情報の認識方式に係る。
【0012】第1及び第2の発明ではCCDカメラで撮
像したイメージデータを各手順によって処理するため、
その各手順を情報処理システムで実行させる場合には、
CCDカメラ側から情報処理システム側へデータを転送
する単方向通信で足りるが、この発明では双方向通信を
可能にし、情報処理システム側で所定バーコードシンボ
ルが検出されなかった場合及び/又は認識手順で数値認
識が不能であった場合に通知手段によってCCDカメラ
側へそれを通知するようにしており、CCDカメラのア
ラーム手段で前記事実を直ちに確認できるようにしてい
る。これは、前記のようにバーコードは梱包箱が情報収
集の対象であるか否かを示す識別標識機能を有してお
り、その検出に基づいて正規化・切出し・認識の各手順
が実行されるために、検出手順で所定バーコードを検出
することが前提となること、また、数値記入領域に記入
された数字が極端に変形されている場合やCCDカメラ
による梱包箱の撮像が極端に斜め方向からなされた場合
等においては数字の認識不能が発生し得るからであり、
この発明は、そのような場合に、手書き数字を書き直さ
せたり梱包箱のラベル貼着面又は印刷面に対して正対し
た角度から再撮像する等の対処を迅速に行えるようにす
る。尚、前記CCDカメラ側と前記情報処理システム側
の通信手段を無線通信手段とし、前記CCDカメラとそ
の無線通信手段を携帯型とすれば、撮像者は情報処理シ
ステム側へ電波が届く範囲において自由に行動でき、ま
たケーブルを引き回す必要もないため、撮像作業(情報
収集作業)を円滑に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る「梱包箱に記
入された手書き数値情報の認識方式」の実施形態を、卸
売市場の集配部門に適用されるシステムを例にとって、
図面を参照しながら詳細に説明する。 [実施形態1]先ず、図1は梱包箱に貼着されたラベルを
撮像してそのイメージデータを数値データ化する処理シ
ステムの概略構成図を示し、1は商品を収納した梱包
箱、2は梱包箱1に貼着されたラベル、3は携帯型のC
CDカメラ、4は携帯型の送受信ユニット、5は集配セ
ンタ側に固定設置された送受信ユニット、6は集配セン
タ側の情報処理装置である。
【0014】ここで、鮮魚類を取り扱う卸売市場であれ
ば、梱包箱1には落札された商品である鮮魚が収納され
ており、ラベル2にはその商品の識別番号や予め計量さ
れた重量とサイズ、及び送付先のコード番号や送付手数
料等が手書き記入されている。より具体的には、前記の
ラベル2は所定の様式で作成されており、図4に示すよ
うに、左上部分に所定のバーコードシンボル2aが印刷
されていると共に、中央領域に前記の各項目毎に記入用
マスが設けられており、前記の商品識別番号や重量等の
情報が手書き数字で各マスに記入されている。尚、商品
識別番号や送付先のコード番号は、計量・梱包作業の担
当者によって商品の落札段階で判明しているコード番号
が記入されるが、それらは予め集配センタに登録されて
いるものであって桁数は一定であり、また他項目である
重量やサイズ及び送付手数料は計量の段階で記入される
が、経験則に基づいて最大限の桁数まで設けられてい
る。
【0015】一方、情報処理装置6はアプリケーション
・サーバ(以下、「サーバ」と略す)6aとパーソナル
コンピュータ6bとプリンタ6cとからなる。そして、サ
ーバ6aには、ラベル2に印刷されているバーコードシ
ンボル2aのキャラクタ・セットに対応したコードデー
タ及び同ラベル2の各マスの配置位置データと共に、C
CDカメラ3側から受信したイメージデータを解析処理
して管理データを作成するための各種プログラムが搭載
されている。また、LANやインターネットと接続され
ており、作成した管理データをそれらのネットワークを
介して他の部門や遠隔地にある配送センタ等へ送信でき
るようになっている。
【0016】次に、この実施形態のシステムによる動作
手順を図2及び図3のフローチャートに基づいて説明す
る。先ず、上記のように卸売市場の集配部門には、商品
を収納した多数の梱包箱が乱雑に積載されている。集配
部門の担当者は前記のCCDカメラ3と送受信ユニット
4を携帯して、各梱包箱1のラベル2が貼着されている
面をCCDカメラ3によって撮像して廻る。その場合、
CCDカメラ3と送受信ユニット4とはケーブルで接続
されており、担当者は送受信ユニット4をベルト等に掛
け止めておけば、通常のカメラ操作と同様に作業でき
る。
【0017】今、図1に示すように、適当な距離からラ
ベル2をファインダーの視野に大きく収めた状態でその
ラベル2を撮像すると、内蔵のCCDに蓄積された電荷
が順次転送されてイメージデータに変換され、その撮像
イメージデータは更に送受信ユニット4へ転送されて、
変調した後のデータがアンテナ4aから無線電波として
出力される(S1,S2)。
【0018】そして、その電波は集配センタ側の送受信
ユニット5のアンテナ5aで受信されて復調されるが、
その復調データは直ちに情報処理装置6のサーバ6aに
取り込まれる(S3)。サーバ6aでは、取り込んだイメ
ージデータを一定の閾値で2値化した後に内蔵のフレー
ムメモリに展開してセーブし、直ちにその解析処理を開
始する。
【0019】前記の解析処理は、最初にフレームメモリ
を走査することから始まり、2値化されたイメージデー
タの中に前記のバーコードシンボル2aのキャラクタ・
セットに対応したコードデータに相当する走査信号が検
出されるか否かを確認する(S5,S6)。その場合、CC
Dカメラ3が常にラベル2の面から一定の距離で同面に
正対した状態で撮像されているとは限らず、図5に示す
ようにラベル2のイメージが歪んでいる場合があるが、
バーコードシンボル2aの特質上、フレームメモリ上で
のバーコードシンボル2aの高さ:Bが前記走査方向(こ
の場合は水平方向)について極端に小さくなければ、キ
ャラクタ・セットに対応したコードデータを明確に検出
することができる。尚、走査を前記のように水平方向だ
けとせずに、垂直方向にも行うようにすれば、イメージ
の歪みだけでなく撮像イメージ上のラベル2の角度に対
しても対応できる。
【0020】従って、基本的には前記のようにCCDカ
メラ3がラベル2を撮像しているのであるからバーコー
ドシンボル2aのコードデータが検出される筈である
が、バーコードシンボル2aが撮像視野から外れていた
場合や、極端に斜め方向から撮像した場合等ではバーコ
ードシンボル2aのデータが検出できなくなることもあ
る。また、前記のラベル2と類似したラベルが管理対象
以外の梱包箱に貼着されていて、間違って集配部門に積
載されているような場合もあり得るが、そのような梱包
箱を撮像しても当然に前記のバーコードシンボル2aの
データは検出できない。
【0021】一方、バーコードシンボル2aは梱包箱1
が管理対象であることを特定すると共に、後記の正規化
・切出し・認識手順において重要な役割を果たす。そこ
で、サーバ6aはバーコードシンボル2aのコードデータ
が検出できなかった場合には、直ちに所定のアラームコ
ードを送受信ユニット5aへ出力し、送受信ユニット5a
がそのアラームコードをCCDカメラ3側の送受信ユニ
ット4aへ無線伝送し、それを受信したCCDカメラ3
が自機のアラーム用インジケータ3aを点滅させるよう
になっている(S6→S16,S17)。従って、CCDカメラ
3の操作者は撮像に失敗していることを現場で直ちに確
認でき、撮像条件を変更して再撮像する等の対処ができ
る。
【0022】バーコードシンボル2aのコードデータが
検出できた場合には、サーバ6aはフレームメモリのイ
メージデータに対する正規化処理を実行する(S7)。こ
の正規化処理の具体的手順は図3のフローチャート及び
図6によって説明される。先ず、サーバ6aはフレーム
メモリ上でのバーコードシンボル2aの輪郭を抽出し、
その水平方向の角度:θ1と垂直方向の角度:θ2とを演算
し、またそれぞれの方向のフレームメモリ上でのサイ
ズ:A,Bを演算して求める(S21〜S23)。例えば、CC
Dカメラ3が梱包箱1のラベル2の貼着面を右斜め上方
から撮像していた場合には、ラベル2の撮像イメージは
フレームメモリ上で図5に示すような二次元的態様にな
るが、バーコードシンボル2aのイメージを拡大すると
図6のようになり、前記の角度:θ1,θ2とサイズA,B
はバーコードシンボル2aの二次元イメージの輪郭から
容易に求めることができる。
【0023】そして、その輪郭は、予め設定されている
正規な撮像条件(正対位置で所定の距離及び倍率で撮像
した場合の条件)で得られる輪郭に対して歪んでおり、
また倍率も異なっているが、前記の角度:θ1,θ2とサイ
ズA,Bはその歪み率や倍率を与えることになる。そこ
で、サーバ6aは前記の各演算値を用いてラベル2の撮
像イメージを正規な撮像条件に基づいた場合の状態に補
正するための歪み補正係数とサイズ調整係数を演算し、
撮像イメージの各ビットを移動・回転させて補正・調整
することにより撮像イメージを正規化する(S24,S2
5)。尚、撮像条件によっては前記の正規化処理を実行
したときにビットの補間を行った方がよい場合も生じる
が、予めそのような補間アルゴリズムを実行するプログ
ラムを搭載させておけばよい。その結果、フレームメモ
リ上の補正・調整されたラベル2の撮像イメージは前記
の正規な撮像条件によるイメージデータに補正された状
態になる。
【0024】ここで図2に戻って、前記の正規化処理
(S7)が完了すると、ラベル2の所定位置に設けられて
いる各項目毎の各記入用マスに相当する領域のイメージ
データを切出して認識する手順へ移行する。この手順
は、図2のステップS8〜S14及び図7に基づいて説明さ
れる。先ず、ラベル2において、商品識別番号や重量・
サイズ等の各項目に係る各記入用マスは図4に示したよ
うにバーコードシンボル2aに対して所定の位置に設定
されており、これはフレームメモリ上で正規化された撮
像イメージにおいても同様であり、バーコードシンボル
2aの位置を基準に各記入用マスの領域を予め個別に設
定されている距離条件で切出すことが可能になる。
【0025】従って、この実施形態においては、サーバ
6aはバーコードシンボル2aの右下位置を基準として第
1番目の記入用マス(商品識別番号の第1桁目)の領域
のイメージデータを切出し、その切出したイメージデー
タに対して数字文字認識プログラムに基づいた認識手順
を実行し、認識可能であればその認識後の数値データを
位置識別コード又はpに相当する番号コードを付して内
蔵メモリにセーブする(S8〜S12)。ここに、数字文字
認識プログラムが実行するアルゴリズムとしては、構造
解析法やパターン整合法に基づいた既存の各種方法があ
るが、何れを適用するかは任意である。そして、この手
順は撮像イメージにおけるラベル2に係る各記入用マス
(合計28個)についてそれぞれの設定距離条件を適用
して繰り返し実行され、その度に認識された数値データ
がセーブされる(S13→S14→S9〜S13)。
【0026】例えば、図4の送付先コード番号の第2桁
目に関してみれば第19番目の切出し工程に相当し、図
7のように正規化された撮像イメージ上のバーコードシ
ンボル2aの基準点QからX19とY19の距離にある点を
求め、新たにその点を基準にして記入用マスのサイズに
対応しているa×bの領域を切出して認識の対象とす
る。従って、その場合であれば認識結果として「3」の
数値データが得られ、同データが位置識別コード等を付
して内蔵メモリにセーブされる。
【0027】このようにして、合計28個の数値データ
が内蔵メモリにセーブされると、サーバ6aでは前記の
位置識別コード等を利用してラベル2の様式に基づいた
各項目別に収録し、今回対象となった個別商品の管理デ
ータとしてハードディスク(HDD)に格納する(S13
→S15)。この管理データの格納については、一覧表形
式にまとめるのであれば、例えば図8に示すような構成
とすることができ、パーソナルコンピュータ6bで表示
させたり、プリンタ6bでプリント出力させたりするこ
とができる。尚、同図の送付先欄に係る「中村商店」の
文字はコード化されたものとイメージをそのまま切出し
て貼り付けたものが格納されているが、前記の切出し手
順ではバーコードシンボル2aの位置を基準にして切出
し領域を自由に設定できるため、必要であれば手書き記
入された数値以外の文字もそのままのイメージで切出し
て格納させることも可能であり、コード化された文字と
イメージの文字を対照させて送付先コードに誤りがない
か等を確認させることもできる。
【0028】ところで、ステップS11の認識手順におい
ては、数値文字の認識が不能である場合が発生し得る
が、その場合には、前記のバーコードデータが検出でき
なかった時と同様に、アラームコードを出力させてCC
Dカメラ3のインジケータ3aを点滅させるようになっ
ている(S6→S16)。これは、極端に変形された文字が
記入されて、数字認識プログラムのアルゴリズムでは認
識不能になった場合であるが、その場合には該当した梱
包箱だけを区分けしておき、別途にパーソナルコンピュ
ータ6bからキーボード入力するか、又は書き直したラ
ベル2を貼着して再撮像する等により対処する。
【0029】更に、この実施形態のサーバ6aは、HD
Dに格納した個別商品データをバーコード化するプログ
ラムや、ネットワークを介して他の部門や遠隔地にある
配送センタ等へ送信する通信プログラムや、帳票作成プ
ログラムも搭載しており、個別商品の配送管理用バーコ
ードをプリンタ6bでプリント出力させて梱包箱1に貼
着することによりその後の配送管理作業を容易にすると
共に、帳票類の作成を自動化する等の便宜を提供する。
【0030】[実施形態2]この実施形態は、先ず、梱包
箱1に貼着するラベルとして図9に示すような様式を適
用する点に特徴がある。即ち、前記の実施形態1では単
一のバーコードシンボル2aを印刷したラベル2に貼着
されていたのに対して、この実施形態のラベル21では
3つのバーコードシンボル21a,21b,21cが全ての
数値記入用マスを含んだ方形領域の各隅角に印刷されて
いる。
【0031】そして、CCDカメラ3によって撮像され
たイメージデータをサーバ6aがフレームメモリに展開
して走査する手順(S1〜S5)までは実施形態1の場合と
同様であるが、その走査過程では前記の3つのバーコー
ドシンボル21a,21b,21cのイメージデータが検出
される筈であり、正規化処理においてそれら3つのバー
コードシンボル21a,21b,21cを用いる点に特徴が
ある。
【0032】この正規化処理の具体的手順は図10に示
すラベル21の撮像イメージ及び図11のフローチャー
トに基づいて説明される。この実施形態では、フレーム
メモリ上のイメージデータを走査して3つのバーコード
シンボル21a,21b,21cが検出されると、サーバ6a
は各バーコードシンボル21a,21b,21cの前記の方
形領域側に相当する隅角位置Q1,Q2,Q3の各座標を求
め、Q1とQ2の水平方向距離:C及びQ2とQ3の垂直方
向距離:Dを演算する(S5,S31〜S33)。また、線分Q1-
Q2の水平方向となす角度:α1と線分Q2-Q3の垂直方向
となす角度:α2を演算する(S34)。
【0033】ところで、前記の点Q1,Q2,Q3のなす三
角形は、CCDカメラ3が正規な撮像条件(正対位置で
所定の距離及び倍率で撮像した場合の条件)で梱包箱1
のラベル21が貼着された面を撮像していれば、図9に
示したラベル21の対応点のなす三角形と相似関係にな
るが、そのような条件で撮像されることは稀であり、通
常は図10のように歪んだ撮像イメージになる。そし
て、実施形態1では単一のバーコードシンボル2aの輪
郭から倍率や歪み状態を求めていたが、この実施形態に
よれば前記の距離:C,D及び角度角度:α1,α2によって
撮像イメージの歪み具合と倍率を表すことが可能にな
る。
【0034】そこで、この実施形態では、それらの演算
結果を用いて歪み補正係数とサイズ調整係数を求め、そ
れら係数に基づいて撮像イメージの各ビットを移動・回
転させて補正・調整することにより撮像イメージを正規
化する(S35,S36)。その場合、ラベル21の方形領域
の各隅角相互間の比較的長い距離に基づいて各補正係数
が算出されるため、より正確な正規化が可能になる。ま
た、3つのバーコードシンボル21a,21b,21cを用
いたことにより、ラベル21の正立方向を一義的に確認
でき、もし上下逆になっていれば撮像イメージを180
°回転させて正立方向に正規化する処理が容易にでき
る。
【0035】以降の各項目毎の各記入用マスに相当する
領域のイメージデータを切出し手順と数字の認識手順
は、基本的に実施形態1の場合(S8〜S14)と同様であ
るが、切出しのための基準点は前記の点Q1,Q2,Q3の
何れを用いてもよく、基準点の選択条件に応じて切出し
のためのプログラムを記述しておけば足りる。
【0036】尚、上記の各実施形態ではラベル2,21
を梱包箱1に貼着することとしているが、梱包箱1にバ
ーコードシンボル2a,(21a,21b,21c)を直接印刷
しておいてもよい。特に、包装箱1の地色が白に近い色
であるような場合には、ラベルの貼着手間が省けるため
にその方が合理的である。また、バーコードシンボル2
a,(21a,21b,21c)以外の方形領域を画する線や各
記入用マスは、撮像イメージを2値化したときに白レベ
ルとなる色彩と明度で印刷しておくことが望ましいが、
これは必須ではない。
【0037】
【発明の効果】本発明の「梱包箱に記入された手書き数
値情報の認識方式」は、以上の構成を有していることに
より、次のような効果を奏する。請求項1の発明は、梱
包箱に対して所定バーコードシンボルを含んだ手書き数
値記入様式を所定ラベル用紙に印刷して貼着するか、又
は同様式を直接印刷しておき、その面をCCDカメラで
撮像するだけで、前記バーコードを用いた正規化・切出
し処理を実行して手書き数値情報を正確且つ自動的に数
値データ化することを可能にする。特に、卸売市場の配
送部門等においては、所要の手書き数値情報を記入した
多数の梱包箱が搬入されて積載されるが、各梱包箱の情
報を処理装置に入力する作業に要する負担を大幅に軽減
し、その後の流通過程や帳票作成等を効率化する。ま
た、この発明によれば、商品分類等に対応させて異なる
様式を適用し、その様式の相違をバーコードシンボルで
識別させることも可能であり、商品に適応した情報処理
を実現できる。請求項2及び請求項3の発明は、請求項
1の発明の効果と共に、3つのバーコードシンボルを用
いてより正確な正規化を行うことを可能にし、高精度な
数字認識を実現する。また、上下方向を一義的に判断し
て撮像イメージを正立させることもできる。請求項4の
発明は、前記の各発明においてバーコードシンボルは梱
包箱が情報収集の対象であるか否かを示す識別標識機能
を果たすが、CCDカメラが撮像したイメージの中にそ
のバーコードシンボルが検出されなかった場合や認識手
順で数値認識が不能であった場合にCCDカメラ側へ通
知するようにし、正しく情報収集ができない状態を直ち
にCCDカメラの操作者に確認させて、撮像作業の効率
化を実現する。請求項5の発明は、請求項4の発明にお
いて、CCDカメラ側と情報処理システム側とが無線通
信方式でデータを伝送できるようにし、携帯型のCCD
カメラで梱包箱の情報を円滑に収集して廻ることを可能
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】梱包箱に貼着されたラベルを撮像してそのイメ
ージデータを数値データ化する処理システムの概略構成
図である。
【図2】実施形態1のシステムの動作手順を示すフロー
チャートである。
【図3】情報処理装置のアプリケーション・サーバによ
る撮像イメージの正規化処理手順を示すフローチャート
である。
【図4】実施形態1に係るラベルの表面図である。
【図5】CCDカメラが梱包箱のラベル貼着面を右斜め
上方から撮像した場合に、ラベルの撮像イメージがフレ
ームメモリ上で歪んだ二次元態様でセーブされている状
態を示す図である。
【図6】フレームメモリ上に歪んだ状態でセーブされて
いるバーコードシンボルの撮像イメージの拡大図(正規
化のための演算要素も示す)である。
【図7】バーコードシンボルの位置を基準とした数値記
入用マスの切出し手順を説明するための図である。
【図8】認識された管理データを一覧表形式でまとめた
場合の内容を示す図である。
【図9】実施形態2に係るラベルの表面図である。
【図10】フレームメモリ上に歪んだ状態でセーブされ
ているラベルの撮像イメージの拡大図(正規化のための
演算要素も示す)である。
【図11】実施形態2における情報処理装置のアプリケ
ーション・サーバによる撮像イメージの正規化処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…梱包箱、2…ラベル、2a…バーコードシンボル、
3…CCDカメラ、3a…アラーム用インジケータ、4
…送受信ユニット、4a…アンテナ、5…送受信ユニッ
ト、5a…アンテナ、6…情報処理装置、6a…アプリケ
ーション・サーバ、6b…パーソナルコンピュータ、6c
…プリンタ、A…バーコードシンボルの輪郭に係る水平
方向のサイズ、B…バーコードシンボルの輪郭に係る垂
直方向のサイズ、θ1…バーコードシンボルの輪郭に係
る水平方向の角度、θ2…バーコードシンボルの輪郭に
係る垂直方向の角度、Q…バーコードシンボルの基準
点、a,b…記入用マスのサイズ、21…ラベル、21
a,21b,21c…バーコードシンボル、Q1,Q2,Q3…バ
ーコードシンボルの隅角位置(全ての数値記入用マスを
含んだ方形領域の隅角位置)、C…方形領域の水平方向
のサイズ、D…方形領域の垂直方向のサイズ、α1…方
形領域の水平方向の角度、α2…方形領域の垂直方向の
角度。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B029 AA01 CC24 CC28 EE04 EE06 EE09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定バーコードシンボルと前記バーコー
    ドシンボルに対して一定の相対位置に設けられた複数の
    数値記入領域とからなる様式を所定ラベル用紙に印刷し
    て梱包箱に貼着するか、又は前記様式を梱包箱に直接印
    刷しておくことにより、前記の各数値記入領域に手書き
    数字を記入させることとし、 前記梱包箱のラベル貼着面又は印刷面をCCDカメラで
    撮像し、 撮像したイメージデータをフレームメモリに格納する格
    納手順と、 前記フレームメモリ上のイメージデータを走査して前記
    バーコードシンボルを検出する検出手順と、 検出した前記バーコードシンボルのなす輪郭の歪み状態
    とサイズに基づいて前記フレームメモリ上の撮像イメー
    ジを正規化する正規化手順と、 前記様式において設定されている前記バーコードシンボ
    ルに対する各数値記入領域の相対位置関係に基づいて、
    正規化された撮像イメージにおける前記バーコードシン
    ボルの位置を基準として各数値記入領域のイメージを切
    出す切出し手順と、 切出された各数値記入領域のイメージに対して数字文字
    認識アルゴリズムを適用して手書き記入された各数値情
    報を得る認識手順とを実行することを特徴とした梱包箱
    に記入された手書き数値情報の認識方式。
  2. 【請求項2】 少なくとも3つの所定バーコードシンボ
    ルを一直線上に存在しない配置態様で配設すると共に、
    前記の各バーコードシンボルに対して一定の相対位置に
    設けられた複数の数値記入領域とからなる様式を所定ラ
    ベル用紙に印刷して梱包箱に貼着するか、又は前記様式
    を梱包箱に直接印刷しておくことにより、前記の各数値
    記入領域に手書き数字を記入させることとし、 前記梱包箱のラベル貼着面又は印刷面をCCDカメラで
    撮像し、 撮像したイメージデータをフレームメモリに格納する格
    納手順と、 前記フレームメモリ上の前記イメージデータを走査して
    各バーコードシンボルを検出する検出手順と、 検出した前記の各バーコードシンボル間の距離と相対的
    位置関係の歪み状態に基づいて前記フレームメモリ上の
    撮像イメージを正規化する正規化手順と、 前記様式において設定されている前記バーコードシンボ
    ルに対する各数値記入領域の相対位置関係に基づいて、
    正規化された撮像イメージにおける前記バーコードシン
    ボルの位置を基準として各数値記入領域のイメージを切
    出す切出し手順と、 切出された各数値記入領域のイメージに対して数字文字
    認識アルゴリズムを適用して手書き記入された各数値情
    報を得る認識手順とを実行することを特徴とした梱包箱
    に記入された手書き数値情報の認識方式。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記バーコードシン
    ボルは前記様式における全ての数値記入領域を含んだ方
    形領域の隅角に配置されることとした梱包箱に記入され
    た手書き数値情報の認識方式。
  4. 【請求項4】 前記CCDカメラ側と、前記の格納手順
    と検出手順と正規化手順と切出し手順と認識手順を実行
    する情報処理システム側とにそれぞれ双方向通信手段を
    設けると共に、前記CCDカメラ側にはアラーム手段
    を、前記情報処理システム側には検出手順で所定バーコ
    ードシンボルが検出されなかった場合及び/又は認識手
    順で数値認識が不能であった場合にその事実を前記CC
    Dカメラ側へ通知するための通知手段を設け、前記CC
    Dカメラ側が前記情報処理システム側から前記通知を受
    けた場合にアラーム手段によってアラームを発生させる
    こととした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の梱
    包箱に記入された手書き数値情報の認識方式。
  5. 【請求項5】 前記CCDカメラ側と前記情報処理シス
    テム側の通信手段を無線通信手段とし、前記CCDカメ
    ラとその無線通信手段を携帯型とした請求項4に記載の
    梱包箱に記入された手書き数値情報の認識方式。
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