JPH05197831A - 電気光学式走査を利用した署名捕獲 - Google Patents
電気光学式走査を利用した署名捕獲Info
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- JPH05197831A JPH05197831A JP3181035A JP18103591A JPH05197831A JP H05197831 A JPH05197831 A JP H05197831A JP 3181035 A JP3181035 A JP 3181035A JP 18103591 A JP18103591 A JP 18103591A JP H05197831 A JPH05197831 A JP H05197831A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】しるし、特に、受領確認署名を捕獲する技術の
状態を進歩させること、電気光学式スキャナ、好ましく
は、移動ビーム式あるいはフライングスポット式のスキ
ャナを用いて電気光学式にしるしを捕獲すること、広範
囲の用途のために後に検索できるようしるしを信頼性を
もって捕獲すること、およびラベル上で個人を識別する
手段を便利にかつ安価に提供することにある。 【構成】筆記署名にような二次元情報を電気光学式スキ
ャナを用いて捕獲し、その後、再構成することができ
る。多行プリアンブル・コードおよび多行ポストアンブ
ル・コード手段が署名を境しており、各コードはスキャ
ナの発する走査線によってどの行が走査されているかを
識別するための行識別子と、各走査線が署名を含むスペ
ースの境界部を横切っているときそれを識別するための
スタート／ストップ・データを有する。
状態を進歩させること、電気光学式スキャナ、好ましく
は、移動ビーム式あるいはフライングスポット式のスキ
ャナを用いて電気光学式にしるしを捕獲すること、広範
囲の用途のために後に検索できるようしるしを信頼性を
もって捕獲すること、およびラベル上で個人を識別する
手段を便利にかつ安価に提供することにある。 【構成】筆記署名にような二次元情報を電気光学式スキ
ャナを用いて捕獲し、その後、再構成することができ
る。多行プリアンブル・コードおよび多行ポストアンブ
ル・コード手段が署名を境しており、各コードはスキャ
ナの発する走査線によってどの行が走査されているかを
識別するための行識別子と、各走査線が署名を含むスペ
ースの境界部を横切っているときそれを識別するための
スタート／ストップ・データを有する。
Description
【０００１】
１．発明の分野 本発明は、概略的には、配達品の受領を確認する署名の
ようなしるしを電気光学的に捕獲する装置および方法に
関し、一層詳しくは、このような署名捕獲のための電気
光学式スキャナを使用することにある。
ようなしるしを電気光学的に捕獲する装置および方法に
関し、一層詳しくは、このような署名捕獲のための電気
光学式スキャナを使用することにある。
【０００２】２．関連技術の説明 多くの配送サービスでは、配達すべき手紙、小包、包装
品などの物品にトラッキング・ラベルを貼付している。
トラッキング・ラベルには、人間の読み取れるトラッキ
ング番号のような種々のしるしや、トラッキング番号に
復号する対応した機械読み取りの符号化記号が印刷して
ある。トラッキング番号というのは、その物品を唯一識
別するものであり、種々の目的で、特に、物品が配達ネ
ットワークのどのあたりにあるかを追跡するために使用
される。
品などの物品にトラッキング・ラベルを貼付している。
トラッキング・ラベルには、人間の読み取れるトラッキ
ング番号のような種々のしるしや、トラッキング番号に
復号する対応した機械読み取りの符号化記号が印刷して
ある。トラッキング番号というのは、その物品を唯一識
別するものであり、種々の目的で、特に、物品が配達ネ
ットワークのどのあたりにあるかを追跡するために使用
される。
【０００３】トラッキング・ラベル上の符号化記号は、
普通は、ユニバーサル・プロダクト・コ−ド（ＵＰＣ）
記号であり、これは対象物を自動的に識別し、追跡する
ための主要手段として広く受け入れられている。ＵＰＣ
記号は、種々の幅、異なった光反射率を有する線形行の
バー、スペースである。ＵＰＣ記号は、手持ち式レーザ
走査ヘッド、デスクトップ式ワークステーション、手持
ち式ワンドを含むレーザ走査装置によって電気光学式に
走査、読み取られる。このような装置による自動読み取
りは人間の読み取りエラーを排除する。
普通は、ユニバーサル・プロダクト・コ−ド（ＵＰＣ）
記号であり、これは対象物を自動的に識別し、追跡する
ための主要手段として広く受け入れられている。ＵＰＣ
記号は、種々の幅、異なった光反射率を有する線形行の
バー、スペースである。ＵＰＣ記号は、手持ち式レーザ
走査ヘッド、デスクトップ式ワークステーション、手持
ち式ワンドを含むレーザ走査装置によって電気光学式に
走査、読み取られる。このような装置による自動読み取
りは人間の読み取りエラーを排除する。
【０００４】予め印刷したトラッキング・ラベルは、種
々のしるしを受け入れるスペースも含み、または、含む
ことができる。たとえば、受領者の氏名を記録する受領
確認スペースを設ける。受領者は、その氏名を受領確認
スペースに署名あるいはプリントする。到着時刻や必要
と思われる任意他の注意書きなどの情報を記録する他の
スペースを設けてもよい。
々のしるしを受け入れるスペースも含み、または、含む
ことができる。たとえば、受領者の氏名を記録する受領
確認スペースを設ける。受領者は、その氏名を受領確認
スペースに署名あるいはプリントする。到着時刻や必要
と思われる任意他の注意書きなどの情報を記録する他の
スペースを設けてもよい。
【０００５】名宛人の氏名なしに物品が配達されること
も多いが、ビジネスの場合、個々の名宛人に再配達する
ために中央受領オフィスに配送される。いずれにして
も、名宛人が予想期限までに物品を受け取らないときに
は、受領確認署名をした人間の確認のために緊急の問い
合わせが配送サービスになされる。このような緊急事態
にもかかわらず、配送員は、受領者の署名を持つラベル
そのものを見なければこの問い合わせに答えるのは難し
い。ラベルは配送サービス員から遠い場所に保管されて
いることが多いため、問い合わせに答えるのが遅くなる
ことは避けることができない。これはしばしば顧客の迷
惑になる。
も多いが、ビジネスの場合、個々の名宛人に再配達する
ために中央受領オフィスに配送される。いずれにして
も、名宛人が予想期限までに物品を受け取らないときに
は、受領確認署名をした人間の確認のために緊急の問い
合わせが配送サービスになされる。このような緊急事態
にもかかわらず、配送員は、受領者の署名を持つラベル
そのものを見なければこの問い合わせに答えるのは難し
い。ラベルは配送サービス員から遠い場所に保管されて
いることが多いため、問い合わせに答えるのが遅くなる
ことは避けることができない。これはしばしば顧客の迷
惑になる。
【０００６】このような問い合わせを処理する試みにお
いて、ラベルの受領確認スペースの下に抵抗マトリック
ス・プラテンを設置することが示唆された。受領者の署
名は、氏名を署名あるいはプリントしているときにプラ
テンを押す筆記具の発生する電気信号の形で捕獲され
る。これらの電気信号は収集、記憶され、ラベルそのも
のを物理的に点検せずとも配送サービス員が顧客の問い
合わせに容易に答えることができる。
いて、ラベルの受領確認スペースの下に抵抗マトリック
ス・プラテンを設置することが示唆された。受領者の署
名は、氏名を署名あるいはプリントしているときにプラ
テンを押す筆記具の発生する電気信号の形で捕獲され
る。これらの電気信号は収集、記憶され、ラベルそのも
のを物理的に点検せずとも配送サービス員が顧客の問い
合わせに容易に答えることができる。
【０００７】その意図した目的にとってはほぼ満足でき
るものであったが、このような抵抗マトリックス・ラベ
ルは非常に効果であり、常に信頼できるものではない。
或る限界値より小さい不適切な圧力では、マトリックス
・プラテンに情報が記録されない可能性がある。或る種
の受領者は、プラテンにしっかり圧力をかける時間も惜
しむし、それを行えない場合もある。
るものであったが、このような抵抗マトリックス・ラベ
ルは非常に効果であり、常に信頼できるものではない。
或る限界値より小さい不適切な圧力では、マトリックス
・プラテンに情報が記録されない可能性がある。或る種
の受領者は、プラテンにしっかり圧力をかける時間も惜
しむし、それを行えない場合もある。
【０００８】
１．発明の目的 本発明の一般的な目的は、しるし、特に、受領確認署名
を捕獲する技術の状態を進歩させることにある。
を捕獲する技術の状態を進歩させることにある。
【０００９】本発明の別の目的は、電気光学式スキャ
ナ、好ましくは、移動ビーム式あるいはフライングスポ
ット式のスキャナを用いて電気光学式にしるしを捕獲す
ることにある。
ナ、好ましくは、移動ビーム式あるいはフライングスポ
ット式のスキャナを用いて電気光学式にしるしを捕獲す
ることにある。
【００１０】本発明の別の目的は、広範囲の用途のため
に後に検索できるようしるしを信頼性をもって捕獲する
ことにある。
に後に検索できるようしるしを信頼性をもって捕獲する
ことにある。
【００１１】本発明のさらなる目的は、ラベル上で個人
を識別する手段を便利にかつ安価に提供することにあ
る。
を識別する手段を便利にかつ安価に提供することにあ
る。
【００１２】２．発明の特徴 これらの目的および後に明らかにする他の目的を達成す
るに際して、簡単に言えば、本発明の一特徴は、走査線
に沿って光を走査するように作動する電気光学式スキャ
ナと一緒に使用するための識別構造にある。この目的に
適したスキャナは、米国特許第4,387,297 号、同第4,40
9,470 号、同第4,816,660 号、同第4,896,026 号のいず
れかを参照すれば見出すことができる。これら米国特許
のそれぞれの好ましい実施例では、スキャナは少なくと
も一本の光走査線を発生し、これは読み取ろうとしてい
る記号上を延びる。
るに際して、簡単に言えば、本発明の一特徴は、走査線
に沿って光を走査するように作動する電気光学式スキャ
ナと一緒に使用するための識別構造にある。この目的に
適したスキャナは、米国特許第4,387,297 号、同第4,40
9,470 号、同第4,816,660 号、同第4,896,026 号のいず
れかを参照すれば見出すことができる。これら米国特許
のそれぞれの好ましい実施例では、スキャナは少なくと
も一本の光走査線を発生し、これは読み取ろうとしてい
る記号上を延びる。
【００１３】この識別構造は、スキャナで走査し、捕獲
しようとしているしるしを受け入れるスペースを構成す
る手段を包含する。このスペースは、互いに隔たってお
り、長手方向に沿って延びておりかつこの長手方向に対
して直角の横方向に沿って横方向距離にわたって延びる
対向した境界部を包含する。このスペースは、しるしを
含む占有画素または占有帯域と、しるしのない非占有帯
域とを有する。占有帯域は非占有帯域と異なった、走査
線に対する光反射率を与える。
しようとしているしるしを受け入れるスペースを構成す
る手段を包含する。このスペースは、互いに隔たってお
り、長手方向に沿って延びておりかつこの長手方向に対
して直角の横方向に沿って横方向距離にわたって延びる
対向した境界部を包含する。このスペースは、しるしを
含む占有画素または占有帯域と、しるしのない非占有帯
域とを有する。占有帯域は非占有帯域と異なった、走査
線に対する光反射率を与える。
【００１４】多行プリアンブル・コード手段および多行
ポストアンブル・コード手段は、それぞれ、スペースの
対向境界部に設けてある。各コード手段は、スペースの
横方向距離にわたって横方向に沿って積層した複数の行
状に配置した電気光学的に走査し、読み取ることのでき
る符号化データを含む。各行は、それぞれの走査線によ
ってどの行が走査されつつあるかを識別するための行識
別子データと、各走査線がスペースの境界部を横切ると
きにそれを識別するスタート／ストップ・データとを含
む。
ポストアンブル・コード手段は、それぞれ、スペースの
対向境界部に設けてある。各コード手段は、スペースの
横方向距離にわたって横方向に沿って積層した複数の行
状に配置した電気光学的に走査し、読み取ることのでき
る符号化データを含む。各行は、それぞれの走査線によ
ってどの行が走査されつつあるかを識別するための行識
別子データと、各走査線がスペースの境界部を横切ると
きにそれを識別するスタート／ストップ・データとを含
む。
【００１５】好ましい実施例では、スペースは矩形であ
り、受領を確認すべき物品の受領者の署名またはアナロ
グ・マーキングを受け入れるようなサイズとなってい
る。各コード手段およびスペース構成手段は物品に貼付
すべきラベルに印刷される。
り、受領を確認すべき物品の受領者の署名またはアナロ
グ・マーキングを受け入れるようなサイズとなってい
る。各コード手段およびスペース構成手段は物品に貼付
すべきラベルに印刷される。
【００１６】本発明によれば、他の用途も意図してい
る。たとえば、いわゆる「電子ロック」用途では、サン
プル委任署名がメモリ要素に記憶され、次いで、これが
別の署名と比較され、一致あるいは不一致に応じて、保
証位置へのアクセスを許可あるいは拒否するようになっ
ている。この保証位置というのは、場所であったり、あ
るいは、金銭、チケットなどを給送するように作動する
自動支払機やチケット販売機のようなものであり得る。
る。たとえば、いわゆる「電子ロック」用途では、サン
プル委任署名がメモリ要素に記憶され、次いで、これが
別の署名と比較され、一致あるいは不一致に応じて、保
証位置へのアクセスを許可あるいは拒否するようになっ
ている。この保証位置というのは、場所であったり、あ
るいは、金銭、チケットなどを給送するように作動する
自動支払機やチケット販売機のようなものであり得る。
【００１７】本発明の特徴と考えられる新規な特徴は、
特に特許請求の範囲に記載してある。しかしながら、本
発明そのものは、その構造およびその作動方法の両方に
ついて、付加的な目的、利点と一緒に、添付図面に関連
して読んだときに以下の特定の実施例についての説明か
ら最も良く理解して貰えよう。
特に特許請求の範囲に記載してある。しかしながら、本
発明そのものは、その構造およびその作動方法の両方に
ついて、付加的な目的、利点と一緒に、添付図面に関連
して読んだときに以下の特定の実施例についての説明か
ら最も良く理解して貰えよう。
【００１８】
【好ましい実施例の詳細な説明】まず図１を参照して、
参照符号１０は、少なくとも一本の走査線に沿って光を
走査するように作動する電気光学式スキャナと一緒に用
いる識別構造を全体的に示している。この目的に適した
電気光学式スキャナは、米国特許第4,387,297 号、同第
4,409,470 号、同第4,816,660 号、同第4,896,026 号の
いずれかを参照すれば見出すことができる。これらの米
国特許は、すべて、本出願人に譲渡されている。これら
米国特許のすべての全内容は本書において参考資料とし
て援用する。
参照符号１０は、少なくとも一本の走査線に沿って光を
走査するように作動する電気光学式スキャナと一緒に用
いる識別構造を全体的に示している。この目的に適した
電気光学式スキャナは、米国特許第4,387,297 号、同第
4,409,470 号、同第4,816,660 号、同第4,896,026 号の
いずれかを参照すれば見出すことができる。これらの米
国特許は、すべて、本出願人に譲渡されている。これら
米国特許のすべての全内容は本書において参考資料とし
て援用する。
【００１９】前述の米国特許は、各々、光源、好ましく
は、ガスレーザまたは半導体レーザを装着した手持ち式
走査ヘッドを、少なくとも１つの実施例として、記載し
ている。光源の発した光線をビームスポット状に形成す
るのに光学要素が用いられている。ビームスポットは、
ヘッドのすぐ外側、あるいは、そこから所望の距離に位
置させることができる。走査要素がビームスポットを掃
引して走査線を形成する。オペレータは、走査しようと
している記号上に走査線を位置させる。記号から反射し
てきた光はヘッド内の光検出器によって検出される。光
検出器は記号の種々の光反射部分から反射してきた光の
種々の強度を示す電気アナログ信号を発生する。このア
ナログ信号はディジタル信号に変換され、メモリ・チッ
プに記憶されているアルゴリズムに従って復号される。
これは、すべて、プログラムド・マイクロプロセッサの
制御の下に行われる。復号信号は唯一記号を識別するも
のであり、ヘッドにオンボードで記憶されるか、あるい
は、ホストコンピュータへオフボードで送られる。
は、ガスレーザまたは半導体レーザを装着した手持ち式
走査ヘッドを、少なくとも１つの実施例として、記載し
ている。光源の発した光線をビームスポット状に形成す
るのに光学要素が用いられている。ビームスポットは、
ヘッドのすぐ外側、あるいは、そこから所望の距離に位
置させることができる。走査要素がビームスポットを掃
引して走査線を形成する。オペレータは、走査しようと
している記号上に走査線を位置させる。記号から反射し
てきた光はヘッド内の光検出器によって検出される。光
検出器は記号の種々の光反射部分から反射してきた光の
種々の強度を示す電気アナログ信号を発生する。このア
ナログ信号はディジタル信号に変換され、メモリ・チッ
プに記憶されているアルゴリズムに従って復号される。
これは、すべて、プログラムド・マイクロプロセッサの
制御の下に行われる。復号信号は唯一記号を識別するも
のであり、ヘッドにオンボードで記憶されるか、あるい
は、ホストコンピュータへオフボードで送られる。
【００２０】本発明の一特徴によれば、図２に参照符号
１２で例示したものと同じ基本的なスキャナを付加的な
目的のため、すなわち、スペース１６内に設けたしるし
１４を読み取り、捕獲するために用いる。しるし１４は
ＵＰＣ記号のような機械読み取り可能な符号化記号とは
異なる。図１に示し、それに関連して説明するように、
しるし１４は個人の署名である。しかしながら、これは
図示および説明の簡便化のためにのみ行ったものであ
る。本発明は、手書きの署名を捕獲することにのみ限る
ものではなく、指紋その他のサイン、記号、ロゴ、標識
を含む任意種類の像またはスタンプあるいはプリントし
た署名もしくはマーキングの捕獲をも同等にカバーする
ものである。
１２で例示したものと同じ基本的なスキャナを付加的な
目的のため、すなわち、スペース１６内に設けたしるし
１４を読み取り、捕獲するために用いる。しるし１４は
ＵＰＣ記号のような機械読み取り可能な符号化記号とは
異なる。図１に示し、それに関連して説明するように、
しるし１４は個人の署名である。しかしながら、これは
図示および説明の簡便化のためにのみ行ったものであ
る。本発明は、手書きの署名を捕獲することにのみ限る
ものではなく、指紋その他のサイン、記号、ロゴ、標識
を含む任意種類の像またはスタンプあるいはプリントし
た署名もしくはマーキングの捕獲をも同等にカバーする
ものである。
【００２１】スペース１６は、長手方向に隔たった前方
境界線１８と後方境界線２０を有する。好ましくは、絶
対必要というわけではないが、スペース１６は、長手方
向に対して直角の横方向に沿って或る横方向距離にわた
って隔たった側部境界線２２と別の側部境界線２４とを
有する。図示のように、スペース１６は平面で見て矩形
であるが、別の形も考えられる。好ましい実施例では、
境界線１８、２０の距離は約２．７インチ（６．８６セ
ンチメートル）であり、側部境界線２２、２４の距離は
約０．４インチ（１．０２センチメートル）である。
境界線１８と後方境界線２０を有する。好ましくは、絶
対必要というわけではないが、スペース１６は、長手方
向に対して直角の横方向に沿って或る横方向距離にわた
って隔たった側部境界線２２と別の側部境界線２４とを
有する。図示のように、スペース１６は平面で見て矩形
であるが、別の形も考えられる。好ましい実施例では、
境界線１８、２０の距離は約２．７インチ（６．８６セ
ンチメートル）であり、側部境界線２２、２４の距離は
約０．４インチ（１．０２センチメートル）である。
【００２２】署名１４はスペース１６に行われ、スペー
スの或る程度の帯域あるいは画素を占有する。このスペ
ースは、長手方向に延びる行と横方向に延びる列とから
なる行列状に配置した多数の帯域からなるものと考える
ことができる。各帯域が小さければ、それだけ捕獲され
た署名の解像度が大きくなる。理論的には、無限数の行
と列ならば、最も明確な解像度を得ることができよう。
実際には、線形インチあたり約１００個の帯域が満足で
きる解像度の署名を得るのに適切である。
スの或る程度の帯域あるいは画素を占有する。このスペ
ースは、長手方向に延びる行と横方向に延びる列とから
なる行列状に配置した多数の帯域からなるものと考える
ことができる。各帯域が小さければ、それだけ捕獲され
た署名の解像度が大きくなる。理論的には、無限数の行
と列ならば、最も明確な解像度を得ることができよう。
実際には、線形インチあたり約１００個の帯域が満足で
きる解像度の署名を得るのに適切である。
【００２３】占有帯域、すなわち、署名の部分を有する
帯域は、非占有帯域、すなわち、署名部分を持っていな
い帯域と異なった光反射率をスキャナに与える。占有帯
域はバーに類似しているが、非占有帯域は二進法のゼロ
を示す。スキャナ１２の走査線がスペース内の１行の帯
域を横切るとき、占有帯域は非占有帯域よりも少ない光
を反射する。この可変光情報は、ＵＰＣ記号を処理する
技術で既知のものに完全に類似する要領で署名を表わす
データに処理され得る。
帯域は、非占有帯域、すなわち、署名部分を持っていな
い帯域と異なった光反射率をスキャナに与える。占有帯
域はバーに類似しているが、非占有帯域は二進法のゼロ
を示す。スキャナ１２の走査線がスペース内の１行の帯
域を横切るとき、占有帯域は非占有帯域よりも少ない光
を反射する。この可変光情報は、ＵＰＣ記号を処理する
技術で既知のものに完全に類似する要領で署名を表わす
データに処理され得る。
【００２４】しかしながら、一次元であり、その高さ
（すなわち、横方向の「Ｙ」軸）に沿ったどこかで走査
線によって走査され、読み取られ得るＵＰＣ記号と異な
り、署名は、長手方向（「Ｘ」軸）および横方向
（「Ｙ」軸）の両方において異なった情報を含むので、
二次元である。二次元の署名を復号するためには、さら
に、或る特定の走査線によってどの帯域行が走査されつ
つあるか、そして、各走査線が署名を含むスペースにい
つ入り、出たかを知る必要もある。
（すなわち、横方向の「Ｙ」軸）に沿ったどこかで走査
線によって走査され、読み取られ得るＵＰＣ記号と異な
り、署名は、長手方向（「Ｘ」軸）および横方向
（「Ｙ」軸）の両方において異なった情報を含むので、
二次元である。二次元の署名を復号するためには、さら
に、或る特定の走査線によってどの帯域行が走査されつ
つあるか、そして、各走査線が署名を含むスペースにい
つ入り、出たかを知る必要もある。
【００２５】本発明は、それぞれ、長手方向に沿ってい
ると考えられるスペースの前後に設置した多行プリアン
ブル・コード手段２６と多行ポストアンブル・コード手
段を用いることを意図している。各コード手段は、長手
方向および横方向に配置した電気光学式に走査し、読み
取ることのできる符号化データを有する多段積層記号構
造である。各記号構造は、独特の二次元マーキング記号
構造であり得るし、積層バーコードであり得るし、優れ
た標準のバーコード記号に匹敵する新しい記号構造でも
あり得る。ここでコード手段２８、３０として使用する
に適した多行積層バーコードは、米国特許第4,794,239
号に開示されている。この米国特許の内容をここに参考
資料として援用する。図６も参照されたい。
ると考えられるスペースの前後に設置した多行プリアン
ブル・コード手段２６と多行ポストアンブル・コード手
段を用いることを意図している。各コード手段は、長手
方向および横方向に配置した電気光学式に走査し、読み
取ることのできる符号化データを有する多段積層記号構
造である。各記号構造は、独特の二次元マーキング記号
構造であり得るし、積層バーコードであり得るし、優れ
た標準のバーコード記号に匹敵する新しい記号構造でも
あり得る。ここでコード手段２８、３０として使用する
に適した多行積層バーコードは、米国特許第4,794,239
号に開示されている。この米国特許の内容をここに参考
資料として援用する。図６も参照されたい。
【００２６】各コード手段２６、２８は、その符号化デ
ータを、複数の長手方向に延びる行１、２、３、４・・
・Ｎとして配置しており、ここで、Ｎは署名の最適な解
像度を得るためのかなり大きくて充分な数である。理論
的には、無限数の行が最も鮮明な解像度を与えるが、実
際には、適切な解像度の署名を得るには２５行で充分で
ある。これらの行は、横方向において、積層、すなわ
ち、互いに積み重なっている。
ータを、複数の長手方向に延びる行１、２、３、４・・
・Ｎとして配置しており、ここで、Ｎは署名の最適な解
像度を得るためのかなり大きくて充分な数である。理論
的には、無限数の行が最も鮮明な解像度を与えるが、実
際には、適切な解像度の署名を得るには２５行で充分で
ある。これらの行は、横方向において、積層、すなわ
ち、互いに積み重なっている。
【００２７】符号化データの各行は、一本の走査線によ
って或る特定の時刻にどの行が走査されつつあるかを識
別する行識別子手段を包含する。図１に示すように、水
平走査線３０について、コード手段２６、２８それぞれ
の行識別子手段は、その瞬間に走査されつつある行を行
３であるとして識別するデータを含む。図１にも示すよ
うに、傾斜走査線３２について、プリアンブル・コード
手段２６の行識別子手段は、その瞬間に走査されつつあ
る行を行１として識別するデータを含み、ポストアンブ
ル・コード手段２８の行識別子手段は、その瞬間に走査
されつつある行を行２として識別するデータを含む。
って或る特定の時刻にどの行が走査されつつあるかを識
別する行識別子手段を包含する。図１に示すように、水
平走査線３０について、コード手段２６、２８それぞれ
の行識別子手段は、その瞬間に走査されつつある行を行
３であるとして識別するデータを含む。図１にも示すよ
うに、傾斜走査線３２について、プリアンブル・コード
手段２６の行識別子手段は、その瞬間に走査されつつあ
る行を行１として識別するデータを含み、ポストアンブ
ル・コード手段２８の行識別子手段は、その瞬間に走査
されつつある行を行２として識別するデータを含む。
【００２８】各符号化データ行は、各走査線がスペース
１６の前後の境界線を横切るときにそれを識別する同期
手段、すなわち、スタート／ストップ・データも含む。
１６の前後の境界線を横切るときにそれを識別する同期
手段、すなわち、スタート／ストップ・データも含む。
【００２９】使用にあたって、まず、スキャナ１２が、
勾配ゼロの記号構造１０を水平方向に横切って位置す
る、たとえば、走査線３０として位置する走査線を発す
る場合、すなわち、同じ走査線でプリアンブル、ポスト
アンブルのコード手段両方の同じ番号の行を横切って移
動する場合を想定する。走査線３０は、記号構造１０を
過走査する。たとえば、４インチ（１０．１６センチメ
ートル）の線形走査は、プリアンブル、ポストアンブル
のコード手段ならびにスペース１６の長さをカバーする
に充分に長い。過走査は、走査線の両端での不均一なビ
ームスポット速度を抑える助けともなる。
勾配ゼロの記号構造１０を水平方向に横切って位置す
る、たとえば、走査線３０として位置する走査線を発す
る場合、すなわち、同じ走査線でプリアンブル、ポスト
アンブルのコード手段両方の同じ番号の行を横切って移
動する場合を想定する。走査線３０は、記号構造１０を
過走査する。たとえば、４インチ（１０．１６センチメ
ートル）の線形走査は、プリアンブル、ポストアンブル
のコード手段ならびにスペース１６の長さをカバーする
に充分に長い。過走査は、走査線の両端での不均一なビ
ームスポット速度を抑える助けともなる。
【００３０】スキャナ１２は、記号構造の情報に位置し
ている。それ故、オペレータは、スキャナが記号構造の
下にくるまで、横方向へスキャナを手動で変位させる。
この手動変位中、同じ行番号を持つプリアンブル、ポス
トアンブル行が同じ走査線で走査され、各対の対応する
番号の行がタイムシーケンスで走査される。スキャナ１
２に搭載した光検出器は、プリアンブル・コードの走査
線、スペース内の占有帯域および非占有帯域ならびにポ
ストアンブル・コードに与えられた種々の光強度を検出
する。図１に示すように、各プリアンブル・コード手
段、ポストアンブル・コード手段の行３を横切る走査線
３０の場合、署名１４の走査線３０との交差点は１つの
占有帯域を表わし、署名１４の走査線３０とのすべての
非交差点は非占有帯域を表わす。
ている。それ故、オペレータは、スキャナが記号構造の
下にくるまで、横方向へスキャナを手動で変位させる。
この手動変位中、同じ行番号を持つプリアンブル、ポス
トアンブル行が同じ走査線で走査され、各対の対応する
番号の行がタイムシーケンスで走査される。スキャナ１
２に搭載した光検出器は、プリアンブル・コードの走査
線、スペース内の占有帯域および非占有帯域ならびにポ
ストアンブル・コードに与えられた種々の光強度を検出
する。図１に示すように、各プリアンブル・コード手
段、ポストアンブル・コード手段の行３を横切る走査線
３０の場合、署名１４の走査線３０との交差点は１つの
占有帯域を表わし、署名１４の走査線３０とのすべての
非交差点は非占有帯域を表わす。
【００３１】各コード手段および占有帯域、非占有帯域
に対応する電気アナログ信号は光検出器によって発生さ
せられる。これらのアナログ信号は、アナログ・ディジ
タル変換器によってディジタル化され、マイクロプロセ
ッサの制御の下に或るアルゴリズムに従って復号され
る。復号された信号はメモリ要素に記憶される。記憶さ
れた信号は、メモリ要素から検索され、署名がディスプ
レイ・スクリーンまたはプリンタ上で再構成され得る。
に対応する電気アナログ信号は光検出器によって発生さ
せられる。これらのアナログ信号は、アナログ・ディジ
タル変換器によってディジタル化され、マイクロプロセ
ッサの制御の下に或るアルゴリズムに従って復号され
る。復号された信号はメモリ要素に記憶される。記憶さ
れた信号は、メモリ要素から検索され、署名がディスプ
レイ・スクリーンまたはプリンタ上で再構成され得る。
【００３２】実際には、走査線は記号構造上に精密に水
平に位置させられ、プリアンブル、ポストアンブル両コ
ード手段における同じ番号の行をカバーする。普通は、
走査線は、代表的な傾斜線３２について示すように、非
ゼロ勾配で傾斜している。それにもかかわらず、上述し
たものと類似した要領で、スキャナ１２は、記号の情報
に位置させられ、記号の下方の位置まで横方向に手動変
位させられる。各走査線のプリアンブル、ポストアンブ
ル行は個別に記録され、スペース１６の寸法が決定され
てから勾配を計算することができる。こうして、各走査
線について、横断行のプリアンブルの行番号がわかり、
横断行のポストアンブル・コード手段の行番号がわか
り、横断走査線の占有帯域および非占有帯域がわかる。
この情報のすべては個別にメモリ要素に記憶され、必要
に応じて、検索され、ディスプレイ・スクリーンまたは
プリンタで再構成される。
平に位置させられ、プリアンブル、ポストアンブル両コ
ード手段における同じ番号の行をカバーする。普通は、
走査線は、代表的な傾斜線３２について示すように、非
ゼロ勾配で傾斜している。それにもかかわらず、上述し
たものと類似した要領で、スキャナ１２は、記号の情報
に位置させられ、記号の下方の位置まで横方向に手動変
位させられる。各走査線のプリアンブル、ポストアンブ
ル行は個別に記録され、スペース１６の寸法が決定され
てから勾配を計算することができる。こうして、各走査
線について、横断行のプリアンブルの行番号がわかり、
横断行のポストアンブル・コード手段の行番号がわか
り、横断走査線の占有帯域および非占有帯域がわかる。
この情報のすべては個別にメモリ要素に記憶され、必要
に応じて、検索され、ディスプレイ・スクリーンまたは
プリンタで再構成される。
【００３３】横方向にスキャナを手動変位せずに、走査
線自体が自動的に「Ｙ」軸に沿って掃引を行っても良
い。たとえば、スキャナの出力は上述したような単一の
走査線を必要とせず、一組の相互に平行な走査線からな
るラスタモードで作動し得る。たとえば、米国特許第4,
816,661 号を参照されたい。この米国特許の全内容は参
考資料としてここに援用する。
線自体が自動的に「Ｙ」軸に沿って掃引を行っても良
い。たとえば、スキャナの出力は上述したような単一の
走査線を必要とせず、一組の相互に平行な走査線からな
るラスタモードで作動し得る。たとえば、米国特許第4,
816,661 号を参照されたい。この米国特許の全内容は参
考資料としてここに援用する。
【００３４】スキャナ１２は片手で持つことができ、記
号構造と非接触のモードで走査されるしるしから遠隔の
ところに設置してもよい（図２参照）。あるいは、手持
ち式ワンド３４の直線アレイの場合（図３参照）には、
スキャナ１２を記号構造と接触させて設置してもよい。
スキャナはそれ自体を変位させる必要はなく、記号構造
１０を走査ワークステーション３６（図４参照）に対し
て移動させるような場合には位置固定でもよい。たとえ
ば、記号構造１０をコンベヤ３８に沿って搬送すること
によって固定ワークステーション３６を通して移動させ
てもよい。
号構造と非接触のモードで走査されるしるしから遠隔の
ところに設置してもよい（図２参照）。あるいは、手持
ち式ワンド３４の直線アレイの場合（図３参照）には、
スキャナ１２を記号構造と接触させて設置してもよい。
スキャナはそれ自体を変位させる必要はなく、記号構造
１０を走査ワークステーション３６（図４参照）に対し
て移動させるような場合には位置固定でもよい。たとえ
ば、記号構造１０をコンベヤ３８に沿って搬送すること
によって固定ワークステーション３６を通して移動させ
てもよい。
【００３５】図５に示すように、トラッキング・ラベル
４０は記号構造１０に印刷する。加えて、ラベル４０は
人間の読み取れるアラビア数字の多数桁番号であるトラ
ッキング番号４２を含む。ラベル４０は、ＵＰＣ記号４
４も含み、これは電気光学式スキャナによって読み取ら
れる機械読み取り可能数字であり、これをトラッキング
番号４２に復号する。ラベルは、さらに、配達しようと
している物品５０の重量および輸送番号を添付する領域
４６、４８も含む。ラベル４０は、通常は、物品５０に
接着した感圧式接着剤バッキングを持つ。あるいは、こ
のラベルを物品５０に固着した袋に挿入してもよい。
４０は記号構造１０に印刷する。加えて、ラベル４０は
人間の読み取れるアラビア数字の多数桁番号であるトラ
ッキング番号４２を含む。ラベル４０は、ＵＰＣ記号４
４も含み、これは電気光学式スキャナによって読み取ら
れる機械読み取り可能数字であり、これをトラッキング
番号４２に復号する。ラベルは、さらに、配達しようと
している物品５０の重量および輸送番号を添付する領域
４６、４８も含む。ラベル４０は、通常は、物品５０に
接着した感圧式接着剤バッキングを持つ。あるいは、こ
のラベルを物品５０に固着した袋に挿入してもよい。
【００３６】図２〜図４に示すように、ラベル４０を物
品５０に取り付けたとき、１２、３４、３６のようなス
キャナを普通の要領で用いてその上に或るＵＰＣ記号４
４を読み取ることができる。同時にあるいはそれに次い
で、スキャナを用いて、署名１４がスペース１６に加え
られている記号構造１０を読み取ることができる。
品５０に取り付けたとき、１２、３４、３６のようなス
キャナを普通の要領で用いてその上に或るＵＰＣ記号４
４を読み取ることができる。同時にあるいはそれに次い
で、スキャナを用いて、署名１４がスペース１６に加え
られている記号構造１０を読み取ることができる。
【００３７】署名捕獲特徴を配達された物品の受領確認
に関連して説明してきたが、広範にわたる他の用途もあ
る。たとえば、電子ロック用途では、サンプル委任署名
をメモリ装置に記憶しておき、後になされた署名を光学
的に読み取り、このサンプル署名と比較し、それが一致
するか一致しないかに応じて、保証位置へのアクセスを
許可したり許可したりすることもできる。この保証位置
は、場所であってもよいし、あるいは、自動支払機、自
動チケット販売機などであってもよい。
に関連して説明してきたが、広範にわたる他の用途もあ
る。たとえば、電子ロック用途では、サンプル委任署名
をメモリ装置に記憶しておき、後になされた署名を光学
的に読み取り、このサンプル署名と比較し、それが一致
するか一致しないかに応じて、保証位置へのアクセスを
許可したり許可したりすることもできる。この保証位置
は、場所であってもよいし、あるいは、自動支払機、自
動チケット販売機などであってもよい。
【００３８】プリアンブル・コード手段２６およびポス
トアンブル・コード手段２８は、図１に示し、先に説明
したように、長手方向に沿っていると考えられるスペー
ス１６の前後方向に設置する必要はない。これらのコー
ド手段２６、２８は、それぞれ、横方向に沿っていると
考えられるスペース１６の上下に設置してよい。あるい
は、個々の多行コード手段をスペース１６の前後、上下
に、すなわち、その４つの境界部すべてのところに設置
して、長手方向、横方向の両方で署名１４または類似し
た像を捕獲してもよい。
トアンブル・コード手段２８は、図１に示し、先に説明
したように、長手方向に沿っていると考えられるスペー
ス１６の前後方向に設置する必要はない。これらのコー
ド手段２６、２８は、それぞれ、横方向に沿っていると
考えられるスペース１６の上下に設置してよい。あるい
は、個々の多行コード手段をスペース１６の前後、上下
に、すなわち、その４つの境界部すべてのところに設置
して、長手方向、横方向の両方で署名１４または類似し
た像を捕獲してもよい。
【００３９】図６は実際のコード手段２６または２８の
好ましい実施例を示している。このコード手段は、二次
元であり、１６の行を有し、捕獲しようとしている像の
最適な解像度を与える。
好ましい実施例を示している。このコード手段は、二次
元であり、１６の行を有し、捕獲しようとしている像の
最適な解像度を与える。
【００４０】ここで、上記の構成要素の各々、あるい
は、２つ、もしくは、それ以上の構成要素が上述したタ
イプとは異なる他のタイプの構成でも有用な用途を持ち
得ることは了解されたい。
は、２つ、もしくは、それ以上の構成要素が上述したタ
イプとは異なる他のタイプの構成でも有用な用途を持ち
得ることは了解されたい。
【００４１】本発明を電気光学式走査を用いる署名捕獲
に具体化したものとして図示し、説明してきたが、本発
明は図示した細部に限るものではない。本発明の精神か
らいっさい逸脱することなく種々の修正および構造変更
をなし得る。
に具体化したものとして図示し、説明してきたが、本発
明は図示した細部に限るものではない。本発明の精神か
らいっさい逸脱することなく種々の修正および構造変更
をなし得る。
【００４２】さらに分析することなく、前記のことは、
従来技術の観点から本発明の統括的あるいは特殊な局面
の本質的な特性をはっきりと構成する特徴を省略するこ
となく種々の用途に対して、現在の知識を応用すること
によって容易に適用できるという本発明の利点を示すも
のであり、それ故、このような適用は特許請求の範囲の
意味内ならびに均等範囲内で実施されるべきであり、ま
た、実施することを意図しされるものである。
従来技術の観点から本発明の統括的あるいは特殊な局面
の本質的な特性をはっきりと構成する特徴を省略するこ
となく種々の用途に対して、現在の知識を応用すること
によって容易に適用できるという本発明の利点を示すも
のであり、それ故、このような適用は特許請求の範囲の
意味内ならびに均等範囲内で実施されるべきであり、ま
た、実施することを意図しされるものである。
【図１】本発明により識別構造をそこに重なった走査線
と一緒に示す図である。
と一緒に示す図である。
【図２】図１の識別構造を手持ちの電気光学式スキャナ
と一緒に用いた状態を示す斜視図である。
と一緒に用いた状態を示す斜視図である。
【図３】図１の識別構造を手持ちのワンドと一緒に用い
ている状態を示す、図２と同様の図である。
ている状態を示す、図２と同様の図である。
【図４】図１の識別構造を固定式ワークステーション環
境で用いている状態を示す側面図である。
境で用いている状態を示す側面図である。
【図５】図１の識別構造を配達品の受領を確認するため
のトラッキング・ラベルに組み込んだ状態を示す図であ
る。
のトラッキング・ラベルに組み込んだ状態を示す図であ
る。
【図６】本発明の好ましい実施例による識別コードを示
す図である。
す図である。
１０ 識別構造 １２ スキャナ １４ しるし １６ スペース １８ 前方境界線 ２０ 後方境界線 ２２ 側部境界線 ２４ 側部境界線 ２６ 多行プリアンブル・コード手段 ２８ 多行ポストアンブル・コード手段 ３０ 走査線 ３２ 傾斜走査線 ３４ 手持ちワンド ３６ 走査ワークステーション ３８ コンベヤ ４０ ラベル ４２ トラッキング番号 ４４ ＵＰＣ記号 ５０ 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ カッツ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11790 ストーニー ブルック ハーロック メ ドー ドライヴ サウス 12 (72)発明者 ティモシー ウィリアムズ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11801 ヒックスヴィル ピューター レーン 10 (72)発明者 スティーヴン ジェイ シェルハマー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11705 ベイポート サウス スニーデコー ア ベニュー 300 (72)発明者 イニアン ピー ウォン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11716 ポート ジェファーソン ステーション オールド タウン ロード 460
Claims (23)
- 【請求項１】走査線に沿って光を走査するようになって
いる電気光学式スキャナと一緒に使用する識別構造であ
って、 （ａ）スキャナで走査し、捕獲しようとしているしるし
を受け入れるスペースを構成する手段であり、このスペ
ースが互いに隔たり、長手方向に延びておりかつこの長
手方向に対して直角の横方向に沿って或る横方向距離に
わたって延在している対向した境界部を包含し、また、
前記スペースがしるしを含む占有帯域としるしのない非
占有帯域とを有し、前記占有帯域が非占有帯域と異なっ
た光反射率を走査線に与える手段と、 （ｂ）それぞれスペースの対向する境界部に設置した多
行プリアンブル・コード手段および多行ポストアンブル
・コード手段であり、各コード手段がスペースの横方向
距離にわたって横方向に沿って積層した複数の順序行に
配置された電気光学式に走査し、読み取ることのできる
符号化データを含み、各行が長手方向に延びており、前
記データがそれぞれの走査線でどの行が走査されつつあ
るのかを識別するための行識別子データと、各走査線が
スペースの境界部を横切っているときにそれを識別する
ためのスタート／ストップ・データとを含んでいる多行
プリアンブル・コード手段および多行ポストアンブル・
コード手段とを包含することを特徴とする識別構造。 - 【請求項２】請求項１記載の識別構造において、スペー
スの対向した境界部が端ラインであり、スペースの横方
向距離が横方向に延びる境界線によって境されているこ
とを特徴とする識別構造。 - 【請求項３】請求項２記載の識別構造において、スペー
スが矩形であることを特徴とする識別構造。 - 【請求項４】請求項１記載の識別構造において、スペー
スを構成する手段と各コード手段が受領が確認されるべ
き物品に貼付しようとしているラベルに印刷してあるこ
とを特徴とする識別構造。 - 【請求項５】請求項４記載の識別構造において、ラベル
上のスペースが受領者の署名を受け入れるに充分なサイ
ズとなっていることを特徴とする識別構造。 - 【請求項６】請求項１記載の識別構造において、各コー
ド手段が二次元バーコードであることを特徴とする識別
構造。 - 【請求項７】しるしを電気光学式に捕獲する装置であっ
て、 （ａ）捕獲しようとしているしるしを受け入れるスペー
スを構成する手段であり、このスペースが互いに隔たっ
ており、長手方向に延びかつこの長手方向に対して直角
の横方向に沿って横方向距離にわたって延在する対向し
た境界部を含み、前記スペースがしるしを含む占有帯域
としるしのない非占有帯域とを有する手段と、 （ｂ）それぞれスペースの対向した境界部に設置した多
行プリアンブル・コード手段および多行ポストアンブル
・コード手段であり、各コード手段がスペースの横方向
距離にわたって横方向に沿って積層した複数の順序行に
配置した電気光学的に走査でき、読み取ることのできる
符号化データを含み、各行が長手方向に延びており、前
記データが各行を識別するための行識別子データと、ス
ペースの境界部を識別するためのスタート／ストップ・
データとを含んでいる多行プリアンブル・コード手段お
よび多行ポストアンブル・コード手段と、 （ｃ）しるしの占有するスペースおよび各コード手段に
わたって延びる走査線に沿って電気光学的に走査を行
い、また、各走査線がスペースの境界部を横切るときに
各走査線について行識別子データおよびスタート／スト
ップ・データを復号するスキャナ手段であり、各走査線
が占有帯域および非占有帯域も横切り、占有帯域が非占
有帯域と異なった光反射率を有し、さらに、占有帯域お
よび非占有帯域の識別およびび位置を捕獲する手段を包
含するスキャナ手段とを包含することを特徴とする装
置。 - 【請求項８】請求項７記載の装置において、スペースの
対向した境界部が端ラインであり、スペースの横方向距
離が横方向に延びる境界線によって境されていることを
特徴とする装置。 - 【請求項９】請求項８記載の装置において、スペースが
矩形であることを特徴とする装置。 - 【請求項１０】請求項７記載の装置において、スペース
を構成する手段と各コード手段が受領を確認しようとし
ている物品に貼付することになっているラベルに印刷し
てあることを特徴とする装置。 - 【請求項１１】請求項１０記載の装置において、ラベル
上のスペースが受領者の署名を受け入れるに充分なサイ
ズとなっていることを特徴とする装置。 - 【請求項１２】請求項７記載の装置において、各コード
手段が二次元バーコードであることを特徴とする装置。 - 【請求項１３】請求項７記載の装置において、スキャナ
手段が、ハウジングと、このハウジング内に設けてあっ
て、ハウジングの外部にビームスポットを発生する手段
と、このビームスポットを掃引方向に線形に掃引してた
だ一本の走査線を形成する手段とを包含することを特徴
とする装置。 - 【請求項１４】請求項１３記載の装置において、ハウジ
ングが掃引方向に対してほぼ直角の方向に操作者が手で
持って動かせることを特徴とする装置。 - 【請求項１５】請求項１４記載の装置において、スキャ
ナ手段がレーザ光源を包含し、レーザ走査線がスペース
および各コード手段を横切って目で見えることを特徴と
する装置。 - 【請求項１６】請求項７記載の装置において、スキャナ
手段が、ハウジングと、このハウジング内に設けてあっ
て、ハウジングの外部にビームスポットを発生する手段
と、このビームスポットを相互に平行な掃引方向に沿っ
て掃引して複数の相互に平行な走査線からなるラスタ・
パターンを形成する手段とを包含することを特徴とする
装置。 - 【請求項１７】請求項７記載の装置において、前記捕獲
手段が、それぞれ占有帯域、非占有帯域の一方を示す２
つの状態を有するディジタル化電気信号を発生する手段
と、ディジタル化電気信号を記憶する手段と、記憶され
たディジタル化電気信号を検索して捕獲されたしるしを
表示する手段とを包含することを特徴とする装置。 - 【請求項１８】物品の受領を確認するようになされた署
名を電気光学的に捕獲する装置であって、 （ａ）物品上にあって、捕獲しようとしている受領確認
署名を受け入れるスペースを構成する手段であり、この
スペースが互いに隔たっており、長手方向に延びており
かつ長手方向に対して直角の横方向に沿って横方向距離
にわたって延びている対向した境界部を包含しており、
前記スペースが署名を含む占有帯域と、署名のない非占
有帯域とを有する手段と、 （ｂ）それぞれスペースの対向した境界部に設けた多行
プリアンブル・コード手段および多行ポストアンブル・
コード手段であり、各コード手段がスペースの横方向距
離にわたって横方向に沿って積層した複数の順序行に配
置した電気光学的に走査し、読み取ることのできる符号
化データを含み、各行が長手方向に沿って延びており、
前記データが各行を識別する行識別子データと、スペー
スの境界部を識別するスタート／ストップ・データとを
包含する多行プリアンブル・コード手段および多行ポス
トアンブル・コード手段と、 （ｃ）署名の占有したスペースならびに各コード手段に
わたって延びる走査線に沿って光を電気光学的に走査
し、スペースの境界部を各走査線が横切るときに各走査
線毎に行識別子データおよびスタート／ストップ・デー
タを復号するスキャナ手段であって、各走査線が占有帯
域および非占有帯域も横切り、占有帯域が非占有帯域と
異なった光反射率を有し、また、占有帯域と非占有帯域
の識別および位置を捕獲する手段を包含するスキャナ手
段とを包含することを特徴とする装置。 - 【請求項１９】しるしを電気光学的に捕獲する方法であ
って、 （ａ）帯域アレイおよび対向した境界部を有し、長手方
向に沿って延びかつこの長手方向に対して直角の横方向
に沿って横方向距離にわたって延びるスペースを構成す
る段階と、 （ｂ）スペースに捕獲しようとしているしるしをマーキ
ングする段階と、 （ｃ）それぞれ多行プリアンブル・コード手段および多
行ポストアンブル・コード手段をスペースの対向した境
界部に位置決めする段階であって、各コード手段がスペ
ースの全横方向距離にわたって横方向に沿って積層した
複数の行に配置した電気光学的に走査し、読み取ること
のできる符号化データを含み、各行が長手方向に沿って
延びており、前記データが各行を識別する行識別子デー
タと、スペースの境界部を識別するスタート／ストップ
・データとを包含する段階と、 （ｄ）しるしの占有したスペースならびに各コード手段
にわたって延びる走査線に沿って光を電気光学的に走査
すると共に、各走査線がスペースの境界部を横切るとき
に各走査線毎に行識別子データおよびスタート／ストッ
プ・データを復号する段階であり、各走査線がしるしを
有する占有帯域およびしるしのない非占有帯域も横切っ
ており、占有帯域が非占有帯域と異なった光反射率を有
し、また、占有帯域および非占有帯域の識別および位置
を捕獲する段階を包含する段階とを包含する方法。 - 【請求項２０】請求項１９記載の方法において、スペー
ス構成段階を、矩形のスペースを形成することによって
実施することを特徴とする方法。 - 【請求項２１】請求項１９記載の方法において、スペー
ス構成段階および位置決め段階を、スペースの境界部お
よび各コード手段をラベルに印刷することによって同時
に実施することを特徴とする方法。 - 【請求項２２】請求項２１記載の方法において、さら
に、ラベルを、受領を確認すべき物品に貼付する段階を
包含することを特徴とする方法。 - 【請求項２３】請求項１９記載の方法において、マーキ
ング段階が人の名前を署名することによって実施される
ことを特徴とする方法。
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