JP2002304221A - 室内の圧力制御装置 - Google Patents

室内の圧力制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】各室毎に設けられている給気ブロア12、24
および排気ブロア16、28の出力が、基準値から大幅
にずれないようにする。 【解決手段】開口部6aを有する仕切壁6を介して連通
された複数の室(アイソレータ)2、4に、それぞれ給
気ブロア12、24、排気ブロア16、28、圧力セン
サ18、30が設けられ、各圧力センサ18、30の検
出値に応じて、制御装置20、32がそれぞれの室2、
4の排気ブロア16、28の回転数をコントロールして
室2、4内の圧力を制御する。通常は、給気ブロア1
2、24および排気ブロア16、28が、試験等により
求めた基準回転数で運転している。各室2、4の内部圧
力が変動した場合には、排気ブロア16、28の出力を
変更して室2、4内の圧力を所定圧力に制御する。その
ときに、変動した圧力値にかかわらず、排気ブロア1
6、28の回転数を予め設定した範囲内から外れないよ
うに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、アイソレータのよ
うに外部から隔離された室内の圧力を制御する圧力制御
装置に係り、特に、開口部を有する仕切壁を介して連通
された複数の室内の圧力制御を行う室内の圧力制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外部から隔離された空間を有するアイソ
レータの内部に、医薬品や食品等の製造設備を設置し、
このアイソレータ内を滅菌装置により滅菌してその無菌
環境内で前記製品を製造することが、近年広く行われて
いる。
【0003】前記医薬品や食品の製造設備等の処理装置
を外部雰囲気から隔離するアイソレータは、その処理装
置に応じた容積が必要であり、連続した機械等を隔離す
るためには、非常に大きな容積を必要とする。ところ
が、アイソレータ内を滅菌する滅菌装置の能力には限界
があり、アイソレータ内をこのような滅菌装置によって
効率よく滅菌するために、複数のアイソレータを開口部
を有する仕切壁を介して連結し、または大型のアイソレ
ータの内部を開口部を有する仕切壁によって複数の室に
区画するとともに、これら開口部を開閉するシャッター
を設け、生産運転を行う際には、シャッターを開放して
複数のアイソレータ(室)の内部を一つの空間として扱
い、滅菌時には、シャッターを閉鎖して各アイソレータ
毎に区画してそれぞれ滅菌をするようにしている。
【0004】前記アイソレータは、外部から埃等の異物
が侵入することを防止するために、通常は、内部の圧力
を陽圧に制御している。このようなアイソレータでは、
仕切壁を介して連通された各室にそれぞれ給気ブロアと
排気ブロアとを設け、圧力センサによって常時室内の圧
力を検出し、この検出値に応じて圧力制御装置によって
給気量と排気量を相対的に調節することにより、各室内
をそれぞれ所定の圧力に維持するように制御している。
【0005】仕切壁に形成された開口部を介して連通さ
れている複数の室内は、給気ブロアおよび排気ブロアの
回転数をコントロールすることにより、それぞれ設定さ
れた所定の圧力を維持するように制御されているが、し
ばしば圧力変動が発生する。以下に、その圧力変動の原
因について考察する。
【0006】通常アイソレータはクリーンルーム内に設
置されており、クリーンルーム内の圧力より例えば40
Pa陽圧にするというような制御をしている。しかも、
クリーンルーム内の圧力は常に一定ではなく変動してい
るので、アイソレータ内の圧力もクリーンルーム内の圧
力変動に応じて制御する必要がある。また、アイソレー
タ内には、ハーフスーツやグローブ等のフレキシブルな
装備があり、これらがクリーンルーム内の圧力変動によ
り膨張収縮する。するとアイソレータ内の容積が変動し
て圧力変動を引き起こすことになる。さらに、作業者が
ハーフスーツやグローブを装着した場合も、アイソレー
タ内の圧力が変動してしまう。
【0007】また、アイソレータ内の連通している各室
内は、各室毎に異なる配管の連結形状から生じる圧力損
失の差や、配管途中に設けられたフィルタや触媒の詰ま
り具合等からも時間の経過とともに圧力差が生じてしま
う。
【0008】このように時間の経過に伴って発生した圧
力差は、通常排気ブロアの出力を制御して設定圧力に復
帰させるようになっている。しかしながら、各室内の容
積が異なっている場合には、設置される排気ブロアの能
力が異なるため、処理時間に差が生じてしまうという問
題があった。このような処理時間に差が生じるために発
生する問題について説明する。
【0009】例えば、二つの空間が、中間の仕切壁に形
成された開口部を介して連通しており、一方の空間が他
方の空間の二倍の容積を有している。そして、各空間に
はそれぞれ給気ブロア、排気ブロア、圧力センサおよび
制御装置が設けられており、給気ブロアを一定回転させ
るとともに、圧力センサの検出値に基づいて排気ブロア
の回転をコントロールすることにより、各空間内が所定
の圧力になるように制御しているとする。
【0010】給気ブロアおよび排気ブロアの回転数は空
間の容積や換気回数に応じて設定されており、制御装置
は、制御する各空間の圧力センサから検出される圧力を
基に排気ブロアの回転数をコントロールする。この排気
ブロアの回転数をどのようにコントロールすればよいか
は実験等から求めている。従って、前記のように各空間
の容積が異なる場合には、給気ブロアおよび排気ブロア
のサイズや制御装置の計算式が異なるものとなるため、
排気ブロアの反応速度に違いが生じてしまう。
【0011】このような場合の一例について具体的な数
値により説明する。例えば、空間Aでは給気ブロアが2
00、排気ブロアも200の風量で運転し、空間Bは給
気ブロアが100、排気ブロアが100の風量で運転す
れば、所定の圧力(40Pa)が得られるとする。アイ
ソレータの立ち上げ動作においては、それぞれの空間に
配置された給気ブロアを運転して空間内の圧力を上昇さ
せる。
【0012】空間Aおよび空間Bがともに5分後に50
Paになり、10Pa減圧しなければならない状態にな
ったとする。各空間の排気ブロアを運転して減圧を行う
が、各空間の排気ブロアは能力が異なっており、空間A
の排気ブロアは10Pa減圧するのに5秒かかり、一
方、空間Bの排気ブロアは2秒で10Paの減圧が可能
であるとすると、空間Bの方が先に設定圧力の40Pa
になり、この時点では、空間Aはまだ40Paに低下し
ていないことになる。
【0013】このような状況になると、まだ40Paま
で低下していない空間Aのエアが空間B内に流れ込んで
くる。すると、先に40Paに低下していた空間Bの排
気ブロアは、さらに減圧する動作を行うことになる。前
述のように空間Bの排気ブロアは100の風量で運転す
れば、空間内の圧力を所定の圧力(40Pa)に維持で
きるところが、120の風量で運転することになる。逆
に空間Aの排気ブロアは200の風量で運転する必要が
あるはずなのに、180の風量で運転する状態となり、
空間Aから空間Bへのエアの流れが生じたまま圧力が均
衡するという現象が起こってしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述のように複数室の
各排気ブロアの出力に差が生じている状態で、各室間を
区画している仕切壁の開口部をシャッターにより閉じる
と、急激な圧力変動が生じる。排気ブロアが必要な出力
よりも小さい出力で運転している室では、シャッターを
閉じると急激に圧力が上昇し、逆に必要な出力を上回る
出力で運転している室では、圧力が急激に下降する。極
端な場合には、その室内の陽圧が維持できないという事
態が発生するおそれもある。
【0015】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、給気ブロアや排気ブロアに極端な運転能力
の差を発生させることなく、スムーズに各室の圧力を制
御することができる室内の圧力制御装置を提供すること
を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る室内の圧力
制御装置は、開口部を有する仕切壁を介して連通された
複数の室と、これら各室にそれぞれ設けられた給気ブロ
ア、排気ブロアおよび圧力センサと、各圧力センサの検
出値によりそれぞれの室の給気ブロアおよび排気ブロア
の回転数を制御する制御手段とを備え、前記各室の圧力
を所定圧力に制御するものであって、特に、前記制御手
段は、給気ブロアおよび排気ブロアの前記所定圧力にお
ける基準回転数と、圧力の変動によりそれぞれの室のブ
ロアの回転数を変更する際の、基準回転数に対する変更
範囲を記憶し、この範囲内でブロアの回転数を制御する
ようにしたものである。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、前記給気
ブロアおよび排気ブロアの少なくともいずれか一方をイ
ンバータ付きとし、その周波数を変更することにより回
転数を制御することを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る室内の圧力制御装置の全体の構成を示す概略構成図で
あり、第1の室(第1アイソレータ)2と第2の室(第
2アイソレータ)4が、開口部6aを有する仕切壁6に
よって区画されている。前記開口部6aは、シャッター
8により開閉される。なお、前記二つの室2、4は、こ
の図1に示すように一つの大容積の空間を仕切壁6によ
って二つの室に区画したものでも良く、また、複数の独
立したアイソレータを、開口部を介して連結したもので
あっても良い。
【0019】前記第1アイソレータ2には、このアイソ
レータ2内に給気を行うインバータ10付きの給気ブロ
ア12と、このアイソレータ2から排気を行うインバー
タ14付きの排気ブロア16が接続されている。この実
施の形態では、給気ブロア12を予め定めた一定回転数
で回転させる一方、排気ブロア16を、差圧センサ18
により検出した第1アイソレータ2内の圧力とこれらア
イソレータ2、4が設置されているクリーンルーム(図
示せず)内との差圧に応じて、制御装置20によりイン
バータ14の周波数を変更することによりその回転数を
制御するようにしている。なお、給気ブロア12も、前
記差圧センサ18の検出した差圧に応じて制御装置20
により回転数を制御することも可能であり、排気ブロア
16の回転数を一定として給気ブロア12の回転数を制
御しても良いし、給気ブロア12および排気ブロア16
両方の回転数を制御しても良い。
【0020】また、前記第2アイソレータ4には、この
アイソレータ4内に給気を行うインバータ22付きの給
気ブロア24と、このアイソレータ4から排気を行うイ
ンバータ26付きの排気ブロア28が接続されている。
このアイソレータ4でも、排気ブロア28が、差圧セン
サ30によって検出した差圧に応じて制御装置32によ
りその回転数が制御されるようになっているが、給気ブ
ロア24のみを制御しても良く、また、両ブロア24、
28を制御しても良い。
【0021】この実施の形態では、第1のアイソレータ
2は第2のアイソレータ4よりも大きい容積を有してお
り、これら容積の大きさに応じて、第1アイソレータ2
には第2アイソレータ4の給気ブロア24および排気ブ
ロア28よりも大きい能力の給気ブロア12および排気
ブロア16が接続されている。また、第1アイソレータ
2には、作業者が装着してアイソレータ2の内部での作
業を行うために、二体のハーフスーツ34、36が設け
られている。一方、第2アイソレータ4にも、一体のハ
ーフスーツ38が設けられている。
【0022】前記各アイソレータ2、4には、それぞれ
の給気ブロア12、24および排気ブロア16、28の
作動を制御する制御装置20、32が設けられている。
この制御装置について図2により説明する。なお、第1
アイソレータ2の制御装置20と第2アイソレータ4の
制御装置32は同一の構成なので、その一方20につい
てだけ説明する。
【0023】制御装置20には、給気ブロア12を予め
定めた一定回転数で回転させた状態で、検出されたアイ
ソレータ2内の圧力と所定圧力との差およびその変化速
度に対して、排気ブロア16の出力数を変化させる式
(出力変化数−圧力変化式)40が記憶されるととも
に、理想状態の出力値に対して一定の範囲に設定された
出力範囲を記憶する出力範囲記憶部42が設けられてい
る。なお、理想状態の出力値とは、前記シャッター8を
閉じた状態にして給気および排気ブロア12、16を一
対一で圧力コントロールさせ、安定したときの排気ブロ
ア16の出力値である。
【0024】前記制御装置20の演算制御部44には、
差圧センサ18が検出した信号が入力されており、この
入力信号に応じて排気ブロア16のインバータ14の周
波数を制御する。演算制御部44が排気ブロア16の出
力を制御する際には、前記出力変化数−圧力変化式40
に基づいて制御を行い、出力値を変更する際には、予め
設定されて出力範囲記憶部42に記憶されている範囲内
で行う。さらに、この演算制御部44は、シャッター指
令部46に指令を送り、前記シャッター8を開閉する。
なお、シャッター8への指令は、この第1アイソレータ
2の制御装置20によって行っている。
【0025】前記構成に係る室内の圧力制御装置の作用
について説明する。第1アイソレータ2の給気ブロア1
2および第2アイソレータ4の給気ブロア24は、各ア
イソレータ2、4内部のエアの換気回数によって周波数
が決定され、常に一定の回転数で回転している。また、
この実施の形態では、第1アイソレータ2および第2ア
イソレータ4の内部圧力は、これらアイソレータ2、4
が設置されているクリーンルーム(図示せず)内の圧力
に対し、40Paの陽圧に設定されており、この圧力に
維持するように、制御装置20、32が排気ブロア1
6、28の出力値をコントロールする。
【0026】シャッター8を開いて、第1アイソレータ
2と第2アイソレータ4との間を連通する開口部6aを
開放した状態にして、第1アイソレータ2および第2ア
イソレータ4のそれぞれの内部圧力のコントロールを継
続的に行っていると、両アイソレータ2、4の圧力バラ
ンスによって、前記仕切壁6の開口部6aを通ってエア
の流れが発生する場合がある。このエアの流れによって
両アイソレータ2、4の排気ブロア16、28の出力値
が変動する。
【0027】従来のような圧力制御であれば、仮に第1
アイソレータ2の排気ブロア16の出力値が上昇した場
合には、他方の第2アイソレータ4の排気ブロア28の
出力が少なくて済むため、この排気ブロア28の出力が
低下する。すると、第1アイソレータ2の排気ブロア1
6の出力がますます上昇し、一方、第2アイソレータ4
の排気ブロア28の出力はさらに低下する。このように
して理想状態の出力値から大幅に乖離してしまう。
【0028】これに対し、本実施の形態に係る室内の圧
力制御装置では、制御装置20、32の出力範囲記憶部
42に、排気ブロア16、28の出力値を変更できる範
囲が予め設定され記憶されており、例えば、理想状態の
出力値に対し±3%の範囲内で出力値を変動できるよう
に設定してある場合には、前記状態での第1アイソレー
タ2の排気ブロア16の出力を上昇させる必要があると
きでも、最大で理想状態の出力値のプラス3%までしか
出力を増大させないようになっている。一方、第2アイ
ソレータ4の排気ブロア28は出力を低下させる状況で
も、最大で理想状態の出力値のマイナス3%までしか出
力を低下させないようにする。
【0029】このように排気ブロア16、28を、理想
状態の出力値から大きく外れないように、設定した範囲
内に限定して圧力の調整を行っていくので、両アイソレ
ータ2、4の排気ブロア16、28の出力に極端な格差
が生じることはない。従ってこのような状態でシャッタ
ー8を閉じた場合でも、急激な圧力変動が発生するおそ
れはなく、排気ブロア16、28の出力が増大している
側のアイソレータ2、4でも、陰圧になってしまうこと
はない。
【0030】なお、前記実施の形態では、給気ブロア1
2、24および排気ブロア16、28ともにインバータ
10、14、22、26により出力をコントロールする
構成のものを用いたが、必ずしもすべてのブロア12、
16、24、28をインバータ付きにする必要はなく、
給気ブロア12、24と排気ブロア16、28のいずれ
か一方をインバータ付きにして、周波数を変えて回転数
を制御するようにすれば、本発明の目的を達成すること
ができる。また、前記実施の形態では、二つの室(第1
アイソレータ2と第2アイソレータ4)内の圧力を制御
する構成について説明したが、二つの室に限るものでは
なく、三以上の室内の圧力を制御することもできること
はいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、開
口部を有する仕切壁を介して連通された複数の室と、こ
れら各室にそれぞれ設けられた給気ブロア、排気ブロア
および圧力センサと、各圧力センサの検出値によりそれ
ぞれの室の給気ブロアおよび排気ブロアの回転数を制御
する制御手段とを備え、前記各室の圧力を所定圧力に制
御する室内の圧力制御装置において、前記制御手段は、
給気ブロアおよび排気ブロアの前記所定圧力における基
準回転数と、圧力の変動によりそれぞれの室のブロアの
回転数を変更する際の、基準回転数に対する変更範囲を
記憶し、この範囲内でブロアの回転数を制御するように
したので、各室のブロア間で大幅な出力の差がでること
がない。従って、シャッターを閉じたときに、各室内で
急激な圧力変動が起こることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る室内の圧力制御装
置の構成を示す回路図である。
【図2】前記室内の圧力制御装置の制御部の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】 2 室(第1アイソレータ) 4 室(第2アイソレータ) 6 仕切壁 6a 開口部 10 インバータ 12 給気ブロア 14 インバータ 16 排気ブロア 18 圧力センサ 20 制御手段(制御装置) 22 インバータ 24 給気ブロア 26 インバータ 28 排気ブロア 30 圧力センサ 32 制御手段(制御装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 當田 輝幸 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD04 BD07 BE01 BF04 BF06 3L058 BD00 BE08 BG04 4C341 KK01 KL04 KL08 5H316 AA20 BB02 CC08 CC10 DD03 EE22 ES05 FF05 GG01 GG11 GG15 HH04 HH08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する仕切壁を介して連通され
    た複数の室と、これら各室にそれぞれ設けられた給気ブ
    ロア、排気ブロアおよび圧力センサと、各圧力センサの
    検出値によりそれぞれの室の給気ブロアおよび排気ブロ
    アの回転数を制御する制御手段とを備え、前記各室の圧
    力を所定圧力に制御する室内の圧力制御装置において、 前記制御手段は、給気ブロアおよび排気ブロアの前記所
    定圧力における基準回転数と、圧力の変動によりそれぞ
    れの室のブロアの回転数を変更する際の、基準回転数に
    対する変更範囲を記憶し、この範囲内でブロアの回転数
    を制御することを特徴とする室内の圧力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記給気ブロアおよび排気ブロアの少な
    くともいずれか一方をインバータ付きとし、その周波数
    を変更することにより回転数を制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の室内の圧力制御装置。
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