JP2002303941A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002303941A
JP2002303941A JP2001107978A JP2001107978A JP2002303941A JP 2002303941 A JP2002303941 A JP 2002303941A JP 2001107978 A JP2001107978 A JP 2001107978A JP 2001107978 A JP2001107978 A JP 2001107978A JP 2002303941 A JP2002303941 A JP 2002303941A
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JP
Japan
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slider
image reading
sliders
driving means
motor
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JP2001107978A
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Kaname Hase
要 長谷
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価なステッピングモーターを用いることな
くスライダーの読取・戻り動作を行い、画像読取装置の
製造コストを低減する。 【解決手段】 案内レール上1、2に沿って、画像読取
用光学素子を搭載したスライダー5、6を往復運動させ
るスライダー駆動動力伝達系を有する画像読取装置にお
いて、スライダー5、6の一方向への移動を回転駆動手
段を介して行い、逆方向への移動を、前記回転駆動手段
を介さずに付勢手段を介して行う。回転駆動手段には、
DCモーター11を使用することができ、スライダー
5、6に接続されたワイヤー3、16を巻回したプーリ
ー8を回転させることによりスライダー5、6を一方向
へ移動させる。DCモーター11とスライダー5、6と
の接続が解除されると、コイルばね17の弾性力によっ
てスライダー5、6を逆方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、特に、画像読取用光学素子を搭載したスライダーを
往復運動させるスライダー駆動動力伝達系を改良し、製
造コストの低減を図った画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、スキャナ等に搭
載される、ブック読取型の画像読取装置においては、ミ
ラーや光源等の画像読取用光学素子を搭載するスライド
ユニット(以下「スライダー」という)が原稿走査方向
(以下「副走査方向」という)に移動して原稿を読み取
る。このスライダーは、駆動用ワイヤーに締結され、ワ
イヤーの送り動作は、モーター等を駆動源とする減速機
等によって行われる。そして、従来の画像読取装置で
は、スライダーの読取・戻り動作を、ステッピングモー
ターを使用し、モーター回転方向を正方向、逆方向の切
り替えによって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像読取装置においては、構造が複雑で高価なステッピン
グモーターを使用しているため、画像読取装置の製造コ
ストが増加するという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、この問題点に鑑みてな
されたものであって、高価なステッピングモーターを用
いることなくスライダーの読取・戻り動作を行い、画像
読取装置の製造コストを低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、画像読取装置であって、案
内レール上に沿って、画像読取用光学素子を搭載したス
ライダーを往復運動させるスライダー駆動動力伝達系を
有する画像読取装置において、前記スライダーの一方向
への移動を回転駆動手段を介して行うとともに、逆方向
への移動を、前記回転駆動手段を介さずに付勢手段を介
して行うことを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、回転駆動手
段によってスライダーを一方向へ移動させ、付勢手段に
よって逆方向へ移動させるため、回転駆動手段によって
両方向の移動を賄う必要がなく、従来使用していた高価
なステッピングモーターを用いることなく、画像読取装
置の製造コストを低減することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置の好ましい一形態として、前記回転駆動手段
をDCモーターとし、該DCモーターの回転によって前
記スライダーに接続されたワイヤーを巻回したプーリー
を回転させることによって前記スライダーを一方向へ移
動させることを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の画像読取装置の好ましい一形態として、前
記付勢手段を、前記スライダーに接続されたワイヤーと
該画像読取装置の一部に固定されたコイルばねとし、前
記回転駆動手段と前記スライダーとの接続が解除された
ときに、前記スライダーが前記コイルばねの弾性力によ
って逆方向に移動することを特徴とする。これによっ
て、逆回転の際には、動力を用いることもない。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる画像読取装
置の実施の形態の具体例について図面を参照しながら説
明する。
【0010】図1は、本発明にかかる画像読取装置のス
ライダー駆動動力伝達系の全体構成を示し、このスライ
ダー駆動動力伝達系は、大きく分けて、互いに平行に延
設された2本の案内レール1、2と、ミラーや光源等を
搭載するとともに案内レール1、2に沿って移動する第
1スライダー5及び第2スライダー6と、これら第1ス
ライダー5及び第2スライダー6を駆動するためのDC
モーター11と、プーリー12、13と、タイミングベ
ルト14と、電磁クラッチ15と、ワイヤー3、16
と、コイルばね17等で構成される。
【0011】第1スライダー5は、第1レール(上側レ
ール)1”及び第2レール(下側レール)2”上に配置
されている。第2スライダー6は、第1レール(下側レ
ール)1’及び第2レール(下側レール)2’上に配置
されている。図7に示すように、第1スライダー5に
は、第2ワイヤー16が締結され、第2ワイヤー16
は、第2シャフト9に装着された第2従動プーリー10
を経由して戻り作用を行うコイルばね17に締結されて
いる。コイルばね17の他端は、このスライダー駆動動
力伝達系の任意の箇所に固定される。
【0012】図2に示すように、第1プーリー12は、
DCモーター11の出力軸に装着される。第2プーリー
13は、電磁クラッチ15を介して第1シャフト7と締
結される。第1プーリー12と第2プーリー13とは、
タイミングベルト14によって締結され、第1プーリー
12と第2プーリー13とのプーリー径の比によってD
Cモータ11の回転速度が減速される。
【0013】図5に示すように、第1シャフト7には、
ワイヤードラム8が取り付けられ、ワイヤードラム8に
は、第1ワイヤー3が巻回されている。第1ワイヤー3
は、ワイヤードラム8から、図6に示すように、第1従
動プーリー4を経由し、第1スライダー5に締結されて
いる。
【0014】また、第1レール1側についても、上記と
同様に、第1シャフト7には、図示しないワイヤードラ
ムが取り付けられ、ワイヤードラムには、第2ワイヤー
16が巻回されている。第2ワイヤー16は、ワイヤー
ドラムから、図3及び図4に示すように、第1従動プー
リー4を経由し、第1スライダー5に締結されている。
【0015】さらに、図1及び図6に示すように、第2
スライダー6には、第1従動プーリー4が取り付けら
れ、第1ワイヤー3及び第2ワイヤー16が第1従動プ
ーリー4を経由し、第2スライダー6が第1スライダー
5に連動して移動するように構成される。
【0016】次に、上記構成を有する画像読取装置の動
作について説明する。
【0017】まず最初に、図6に示すように、第1スラ
イダー5は、原稿読取開始位置20に停止している。次
に、図2に示すDCモーター11を回転させると、DC
モーター11の回転運動が、第1プーリー12を介して
第2プーリー13を回転させる。
【0018】そして、原稿の読取動作時には、電磁クラ
ッチ15が第2プーリー13と第1シャフト7とを締結
し、第2プーリー13の回転によって第1シャフト7が
回転する。これによって、第1シャフト7に固定された
ワイヤードラム8が回転し、ワイヤードラム8に巻回さ
れている第1ワイヤー3の第1スライダー5に対する左
右の配分が変化し、第1スライダー5が副走査読取方向
18(図6参照)に移動する。
【0019】第1スライダー5が副走査読取方向18に
移動することにより、第1スライダー5に締結されてい
る第2ワイヤー16が副走査読取方向18に引っ張られ
る。そして、図7に示すように、第2ワイヤー16は、
第2従動プーリー10を介してコイルばね17に締結さ
れているため、第2ワイヤー16の副走査読取方向18
への移動により、コイルばね17が除々に引き伸ばされ
る。
【0020】第1スライダー5が副走査読取方向18の
終端まで移動した後、図2に示す第1プーリー12と第
1シャフト7とを締結している電磁クラッチ15の締結
を解除する。これによって、コイルばね17の引張力が
開放され、第1スライダー5が戻り方向19(図6参
照)に移動し、最終的に原稿読取開始位置20に復帰す
る。また、第2スライダー6は、第1スライダー5に連
動して戻り動作を行う。これによって一連の原稿読動作
が完了する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高価なステッピングモーターを用いることなくスライダ
ーの読取・戻り動作を行い、画像読取装置の製造コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像読取装置のスライダー駆動
動力伝達系全体を示す斜視図である。
【図2】図1のA部詳細図である。
【図3】図1のB部詳細図である。
【図4】図1のC部詳細図である。
【図5】図1のD部詳細図である。
【図6】図1のX−X線断面図である。
【図7】図6のE部詳細図である。
【符号の説明】
1 第1レール 1’ 下側レール 1” 上側レール 2 第2レール 2’ 下側レール 2” 上側レール 3 第1ワイヤー 4 第1従動プーリー 5 第1スライダー 6 第2スライダー 7 第1シャフト 8 ワイヤードラム 9 第2シャフト 10 第2従動プーリー 11 DCモーター 12 第1プーリー 13 第2プーリー 14 タイミングベルト 15 電磁クラッチ 16 第2ワイヤー 17 コイルばね 18 副走査読取方向 19 戻り方向 20 原稿読取開始位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内レール上に沿って、画像読取用光学
    素子を搭載したスライダーを往復運動させるスライダー
    駆動動力伝達系を有する画像読取装置において、 前記スライダーの一方向への移動を回転駆動手段を介し
    て行うとともに、逆方向への移動を、前記回転駆動手段
    を介さずに付勢手段を介して行うことを特徴とする画像
    読取装置。
  2. 【請求項2】 前記回転駆動手段は、DCモーターであ
    って、該DCモーターの回転によって前記スライダーに
    接続されたワイヤーを巻回したプーリーを回転させるこ
    とによって前記スライダーを一方向へ移動させることを
    特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、前記スライダーに接続
    されたワイヤーと該画像読取装置の一部に固定されたコ
    イルばねであって、前記回転駆動手段と前記スライダー
    との接続が解除されたときに、前記スライダーが前記コ
    イルばねの弾性力によって逆方向に移動することを特徴
    とする請求項1または2記載の画像読取装置。
JP2001107978A 2001-04-06 2001-04-06 画像読取装置 Withdrawn JP2002303941A (ja)

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