JP2002303474A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002303474A
JP2002303474A JP2001100150A JP2001100150A JP2002303474A JP 2002303474 A JP2002303474 A JP 2002303474A JP 2001100150 A JP2001100150 A JP 2001100150A JP 2001100150 A JP2001100150 A JP 2001100150A JP 2002303474 A JP2002303474 A JP 2002303474A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵室除霜ヒータを廃止しても、冷蔵室用蒸
発器の除霜が行われ、かつ可燃性冷媒を使用しても安全
性の高い冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷媒の流れが冷凍室用蒸発器13(第1
冷却運転)から冷蔵室用蒸発器10(第2冷却運転)に
移行する際に、冷蔵室温度センサ30、冷凍室温度セン
サ31による判定(S3)(S5)に加え、冷蔵室用蒸
発器10に霜が付着しているか否かの判断するため、冷
蔵室用蒸発器温度センサ35の検出温度の判定により
(S6)切替弁が切替動作を行い(S1)第1冷却運転
から第2冷却運転に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室用蒸発器と
冷凍室用蒸発器を備え、切替弁を用いて冷蔵室又は冷凍
室側に冷媒を循環させる冷凍サイクルをもち、冷蔵室、
冷凍室冷却を切り替えることで交互に冷却する冷蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】最年の家庭用冷蔵庫では、その大型化に
伴い省電力設計とされており、その中で冷蔵室用蒸発
器、冷凍室用蒸発器を有する構成が考えられている。こ
こで図面に基づいて上記構成の冷蔵庫を説明する。図7
は従来冷蔵庫を示す概略断面図である。図8は従来冷蔵
庫の冷却運転移行条件を示すフローチャートである。図
9は従来冷蔵庫の通常運転時における冷蔵室用蒸発器温
度を示したものである。冷蔵庫本体50は冷蔵貯蔵室5
1a、野菜室51bを有する冷蔵室51と、製氷室(図
示せず)、切替室52a、冷凍貯蔵室52bを有する冷
凍室52を備えている。冷蔵室51、冷凍室52の庫内
奥側にそれぞれ冷蔵室用蒸発器53と冷凍室用蒸発器5
5が配置され、冷蔵室用蒸発器53により冷蔵室51を
冷却し、冷凍室用冷却器55により冷凍室52を冷却し
ている。そしてこの冷蔵庫50の場合、冷媒を冷凍室用
蒸発器55に流す第1冷却運転と、冷媒を冷蔵室用蒸発
器53に流す第2冷却運転とを切り替える切替弁(図示
せず)を備えている。
【0003】この第1冷却運転から第2冷却運転に移行
するには図8に示すように、第1冷却運転中、冷凍室5
2の室内温度を検知する冷凍室温度センサ(図示せず)
が冷却停止温度(庫内温度が低くなり冷却が不要な温
度、例えば−22℃)より低くなりS11、運転積算時
間がT1(例えば30分)を経過しS12、冷蔵室51
が冷却開始温度(庫内温度が高くなり冷却が必要な温度
例えば4℃)よりなったS13ときに切替弁が切替動作
をして第2冷却運転に移行するS17。また冷蔵室51
の室内温度を検知する冷蔵室温度センサ(図示せず)が
冷却停止温度(庫内温度が低くなり冷却が不要な温度、
例えば1℃)より低くなりS14、運転積算時間がT2
(例えば20分)を経過しS15、冷凍室52が冷却開
始温度(庫内温度が高くなり冷却が必要な温度−18
℃)よりなったS16ときに切替弁が切替動作をして第
1冷却運転に移行するS17。このようにして第1冷却
運転と第2冷却運転を交互に実行することにより、冷凍
室52と冷蔵室51を交互に冷却している。上記構成に
よれば、各蒸発器の蒸発温度を比較的高く設定すること
が可能となるため、冷凍サイクルの効率を高くすること
ができ、ひいては省電力運転となる。
【0004】さて、上記構成の冷蔵庫50において、冷
凍室用蒸発器55に付着した霜を除霜するには、第1冷
却運転積算時間がT3(例えば、6時間)を経過した場
合に冷凍室用蒸発器50に着霜していると判断し、次に
第2冷却運転に移行したときに、冷凍室用蒸発器50を
加熱する冷凍室除霜ヒータ(以下、F除霜ヒータ56と
する)に通電を開始する。そして、冷凍室用蒸発器50
の温度を検知する冷凍室用蒸発器温度センサ(図示せ
ず)が除霜終了温度(例えば0℃)まで上昇したことを
検知した時点でF除霜ヒータ56を断電する。また冷蔵
室用蒸発器53に付着した霜を除霜するには、第2冷却
運転積算時間がT4(例えば、8時間)を経過し、次に
第1冷却運転に移行したときに、冷蔵室用蒸発器53を
加熱する冷蔵室除霜ヒータ54(以下、R除霜ヒータ)
に通電を開始する。そして、冷蔵室用蒸発器53の温度
を検知する冷蔵室用蒸発器温度センサ(図示せず)が除
霜終了温度(例えば0℃)まで上昇したことを検知した
時点でR除霜ヒータ54を断電する。
【0005】また図9に示すように、冷蔵室用蒸発器5
3の除霜には第1冷却運転中に、冷蔵室用冷機循環ファ
ンを構成する冷蔵室用ファン57を継続して運転させる
ことにより、冷蔵室用蒸発器53の着霜を軽減させる毎
サイクル除霜が行われているが、冷蔵室用蒸発器温度を
計測してみると、0℃まで上昇するが、第1冷却運転が
終了して、第2冷却運転が開始されると、再び温度は下
がるため0℃以上にはならず、付着した霜が完全に融解
しない。このため冷蔵室用ファン57の運転だけでは十
分に除霜されず、T4ごとにR除霜ヒータ54の通電は
必要不可欠であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の冷蔵庫のような除霜ヒータ54の通電は非常に電力を
消費するばかりか、通電時には圧縮機58を停止させる
ので、圧縮機58起動には過剰な電力を消費するため運
転効率の悪いものであった。また除霜ヒータ54の通電
と圧縮機58の停止(冷却運転の停止)により庫内温度
は急激に上昇し、運転を再開しても、庫内の設定温度に
達するにはかなりの時間がかかってしまうため、食品の
腐食を進行させてしまうものであった。さらに冷媒に可
燃性冷媒を用いて冷媒漏れが生じた際には、除霜ヒータ
の通電が爆発源となる可能性があり、安全性に優れてい
ないものであった。
【0007】そこで本発明は上記問題を鑑み、R除霜ヒ
ータを廃止し、確実に冷蔵室用蒸発器の除霜が行われ、
かつ冷却運転効率を向上させる冷蔵庫を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、圧縮機と、凝縮器と、冷蔵室用蒸発器と、冷凍室用
蒸発器と、冷媒の流れを前記冷凍室用蒸発器と前記冷蔵
室用蒸発器とに切り替える切替弁とを有する冷凍サイク
ルと、前記冷蔵室用蒸発器と冷蔵室内の空気を熱交換す
る冷蔵室用ファンと、前記冷蔵室用蒸発器の温度を検知
する冷蔵室用蒸発器温度センサと、冷蔵室の庫内温度を
検出する冷蔵室温度センサと、前記切替弁を切り替え、
冷媒の流れを前記冷凍室用蒸発器から前記冷蔵室用蒸発
器に移行させる手段とを備え、前記移行させる手段は、
冷蔵室温度センサの検出温度及び前記冷蔵室用蒸発器温
度センサの検出温度によって移行を判断するところに特
徴を有するものである。
【0009】上記構成によれば、冷媒の流れが冷凍室用
蒸発器から冷蔵用蒸発器に移行するとき、即ち第1冷却
運転から第2冷却運転に移行するときに、冷蔵室温度セ
ンサ、冷凍室温度センサの検出温度による判定に加え
て、冷蔵室用蒸発器温度センサの検出温度判定を行って
いるので、第1冷却運転中に前第2冷却運転中、冷蔵室用
蒸発器に付着した霜が除霜されるまで、次第2冷却運転
に移行しない。よって第2冷却運転中に冷蔵室用蒸発器
の霜が完全に除霜されるため、冷蔵室用除霜ヒータを廃
止することができ、もって部品点数削減による組立作業
の簡略化、ならびにコスト削減を図ることができる。ま
た除霜による圧縮機停止、ならびにヒータ通電が全くな
くなるため運転効率の向上、省エネルギー化、さらには
庫内温度上昇による食品の腐食進行を防ぐことができ
る。
【0010】請求項2の発明によれば、前記冷蔵室温度
センサの検出温度により移行を判断する温度は、3℃以
上であることに特徴を有するものである。上記構成によ
れば移行を判断する冷蔵室用蒸発器温度センサ検知温度
が3℃以上であるため、冷蔵室用蒸発器は霜が完全に除
霜されてから第2冷却運転が開始されるので、冷蔵室用
除霜ヒータの通電を削除しても確実に除霜を行いことが
できる。またセンサの検知精度が悪く(略±1K)ても十
分に除霜することができ、もって品質の向上を図ること
ができる。
【0011】請求項3の発明によれば、特定周期毎に前
記冷蔵室温度センサの検出温度により移行を判断する温
度、または前記冷蔵室用蒸発器温度センサの検出温度に
より移行を判断する温度を、その設定温度より高くシフ
トするところに特徴を有するものである。
【0012】上記構成において、特定周期(例えば第2
冷却運転の積算時間が6時間)ごとに第1冷却運転から
第2冷却運転への移行の際に、冷蔵室の冷却開始温度又
は冷蔵室用蒸発器除霜終了温度を高く(例えば、+2
K)シフトするため、より完全に除霜されるとともに、
特定周期毎であるため、第2冷却運転の冷却効率の向上
を図ることができる。
【0013】請求項4の発明によれば、特定周期毎に冷
媒が前記冷凍室用蒸発器に流れている際、前記冷蔵室用
ファンの停止温度をその設定温度より高くシフトする構
成である。この構成によれば、第1冷却運転中に冷蔵室
用蒸発器の着霜を融解するため冷蔵室用ファンを駆動し
ているが、その停止温度を高くシフト(例えば、+2
K)したにより、冷蔵室用蒸発器の除霜を確実に補うこ
とができる。また特定周期毎であるため、過剰に冷蔵室
用ファンの運転をすることがなく、もって省エネルギー
化を図ることができる。
【0014】請求項5の発明によれば、冷媒は可燃性冷
媒であることを特徴とする構成である。この構成によれ
ば可燃性冷媒漏れ時に、危険性の高い冷蔵室除霜ヒータ
を廃止しているため、安全性が高くなり、もって可燃性
冷媒を使用しても信頼性の高い冷蔵庫が得られることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面に基づいて説明する。図3は、本実施例の冷蔵
庫の概略的な断面図である。この図3に示すように、冷
蔵庫本体1は鉄板製の外箱2と、プラスチック製の内箱
3と、これらの間に発泡充填された例えばウレタンフォ
ームからなる断熱材4とから構成されている、断熱箱体
である。この冷蔵庫本体1内には、冷蔵室5、冷凍室6
が設けられており、冷蔵室5内には、冷蔵貯蔵室5a、
野菜室5b、冷凍室6内には切替室6a、冷凍貯蔵室6
bが上から順に設けられている。なお、切替室の隣に
は、製氷室(図示せず)が横に並ぶように配設されてい
る。
【0016】また、冷蔵貯蔵室5aの前面には、ヒンジ
開閉式の断熱性の扉5a´が設けられている。野菜室5
b、切替室6a、冷蔵貯蔵室6b、のそれぞれの前面に
は、引出し式の断熱性の扉5b´、6a´、6b´が設
けられている。そして、冷蔵貯蔵室5a、野菜室5bと
の間は、プラスチック製の仕切り板7により仕切られ、
野菜室5bと切替室6a及び製氷室との間は断熱仕切壁
8により仕切られ、切替室6a及び製氷室6bとの間は
断熱仕切壁9により仕切られている。
【0017】更に、野菜室5bの背部には冷蔵室用蒸発
器10、冷蔵室用冷気循環ファンを構成する冷蔵室用フ
ァン11などが配置されている。この冷蔵室用ファンが
駆動されると、冷蔵室用蒸発器10により冷却された冷
気は、送風ダクト12を介して冷蔵貯蔵室5a室内に供
給された後、野菜室5bを経て循環されることにより、
冷蔵貯蔵室5a及び野菜室5bが冷却される構成となっ
ている。
【0018】また、冷凍室6の背部には上から順に冷凍
室用冷気循環ファンを構成する冷凍室用ファン14、冷
凍室用蒸発器13、及び、冷凍室用蒸発器13を加熱す
るF除霜ヒータ15などが配設されている。この場合、
冷凍室用ファン14が駆動されると、冷凍室用蒸発器1
3により冷却された冷気は、製氷室及び冷凍貯蔵室6b
内に供給、循環されることにより、製氷室及び冷凍貯蔵
室6bが冷却される構成となっている。
【0019】なお、切替室6aの内部温度は、扉前面に
設けられた操作スイッチ(図示せず)により複数段階に
切替設定できるように構成されている。具体的には、切
替室6a背部に冷気の吹出し口の開度を設定温度に応じ
て自動調節するダンパ装置38(図6参照)が設けられ
ている。これにより、切替室6aは冷蔵貯蔵室(室温が
約2℃)、野菜室(室温が約3℃)、チルド室(室温が
約0℃)、パーシャル室(室温が約−3℃)、冷凍貯蔵
室(室温が約−18℃)、ワイン室(室温が約8℃)の
いずれかとして選択的に使用できるように構成されてい
る。
【0020】一方、冷蔵庫本体1底部には、機械室16
が形成されている。この機械室16内には、圧縮機1
7、除霜水を受けて蒸発させる蒸発皿18、ワイヤコン
デンサからなる凝縮器20、圧縮機17及び凝縮器20
を冷却する放熱用ファンを構成する機械室用ファン19
などが配設されている。
【0021】また、図4は、本実施例の冷蔵庫の冷凍サ
イクル21を示す図である。この図4のに示すように、
冷凍サイクル21は圧縮機17、凝縮器20、切替手段
を構成する切替弁22、Rキャピラリチューブ23、冷
蔵室用蒸発器10、Fキャピラリチューブ24、冷凍室
用蒸発器13、アキュームレータ26を順次接続されて
いる。この場合、冷蔵室用蒸発器10と冷凍室用蒸発器
13との間は、連結パイプ25を介して接続されてい
る。
【0022】上記構成の場合、切替弁22は、凝縮器2
0から連結パイプ25を介してFキャピラリチューブ2
4及び冷凍室用蒸発器13のみに冷媒を供給する第1冷
却運転と、凝縮器20からRキャピラリチューブ23を
介して冷蔵室用蒸発器10、冷凍室用蒸発器13順に冷
媒を供給する第2冷却運転とに切り替える機能を有して
いる。また上記冷媒は、可燃性冷媒(例えば、HC冷
媒)を使用している。
【0023】一方、図6は、本実施例の冷蔵庫1の電気
的構成を示す図である。この図6に示すように、制御装
置36は、マイクロコンピュータを主体に構成されてお
り、冷蔵庫1の運転全般を制御する機能を有している。
この制御装置36は、冷蔵貯蔵室5a内の温度を検出す
る冷蔵室温度センサ30、冷凍貯蔵室6b内の温度を検
出する冷凍室温度センサ31、切替室6a内の温度を検
出する切替室温度センサ32、庫外の温度を検出する外
気温度センサ33、冷蔵室用蒸発器10の温度を検出す
る冷蔵室用蒸発器温度センサ34、冷凍室用蒸発器13
の温度を検出する冷凍室温度センサ35からの各温度検
出信号を受け入れるように構成されている。
【0024】そして、制御装置36は、表示部37、圧
縮機17、切替弁22、冷蔵室用ファン12、冷凍室用
ファン14、機械室用ファン19、ダンパ装置38、F
除霜ヒータ15とを駆動回路39を介して駆動するよう
に構成されている。このうち、圧縮機17、冷蔵室用フ
ァン12、冷凍室用ファン14、機械室用ファン19は
駆動回路39に内蔵されたインバータ回路によりそれぞ
れ可変速駆動されるように構成されている。
【0025】さて、上記した冷蔵庫において、冷蔵室5
を冷却する冷蔵冷却運転(即ち、第2冷却運転)を実行
する場合には、制御装置36は、切替弁22を上記した
第2冷却運転に切り替えると共に、冷蔵室用ファン1
2、機械室用ファン19を駆動させる。これにより、圧
縮機17で圧縮された高温高圧のガス化された冷媒は凝
縮器20に送られ、ここで放熱して液化しながら切替弁
22、Rキャピラリチューブ23を介して冷蔵室用蒸発
器10に送られる。そして、液冷媒は、冷蔵室用蒸発器
10内で蒸発し、その際に周囲の熱を奪う。これに伴
い、冷凍室用蒸発器10の周囲の空気が冷却され、この
冷却された冷気が、冷蔵室用ファン12の送風作用によ
り冷蔵室5に供給され、各室を冷却する。また冷蔵室用
ファン12は、第1冷却運転中にも駆動し、冷蔵室用蒸
発器10に付着した霜の除霜を促進し、この除霜により
霜は気化もしくは液化し、この冷気を冷蔵室5内に循環
するため冷蔵室5の湿度が向上される。
【0026】一方、冷凍室6を冷却する冷凍冷却運転
(即ち、第1冷却運転)を実行する場合には、制御装置
36は、切替弁22を上記した第1冷却運転に切り替え
ると共に、冷凍室用ファン14及び機械室用ファン19
を駆動させる。これにより、圧縮機17で圧縮され高温
高圧のガス化された冷媒は凝縮器20に送られ、ここで
放熱して液化しながら切替弁22、連結パイプ25、F
キャピラリチューブ24を介して冷凍室用蒸発器13に
送られる。そして、液冷媒は冷凍室用蒸発器13内で蒸
発し、冷凍室用蒸発器13の周囲の空気が冷却され、こ
の冷却された冷気が冷凍室用ファン14の送風作用によ
り冷凍室6に供給され、各室を冷却する。なお切替室6
aは、設定された温度となるようにダンパ装置38によ
って冷気の供給量が調節されるように構成されている。
【0027】このように第1冷却運転と第2冷却運転と
を交互に実行することにより、各室が冷却されるように
構成されている。この構成の場合、冷蔵室用蒸発器1
0、冷凍蒸発器13の蒸発温度を、比較的高い蒸発温度
に設定して運転することが可能であるため、冷凍サイク
ル21の効率を向上させることができ、ひいては節電す
ることができる。
【0028】次に、上記構成の冷蔵庫において、第2冷
却運転から第1冷却運転に移行する場合について、図1
に基づいて説明する。第2冷却運転が開始S7される
と、制御装置36に内蔵されている時間積算タイマ37
がカウントされる。このカウントは現第2冷却運転の積
算時間をカウントするカウント1と第2冷却運転毎ごと
の積算時間を継続してカウントするカウント2がある。
そのまま冷蔵室5は冷却されると、冷蔵室温度センサ3
0の検出温度は、予め設定されている庫内の設定温度
(例えば、2℃)より下降し、冷却停止温度(設定温度
−1K、例えば1℃)に達すると冷却は不要と判断す
る。ただし上記カウント1積算時間がt2(例えば、2
0分)より長くないと庫内を十分に冷却していないと判
断するため、冷蔵室温度センサ30の検出温度<冷却停
止温度S8、及びカウント1>t2S9となると冷却不
要と判断し、冷却が停止される。しかし冷却運転を行っ
ていない冷凍室6側が、冷凍室温度センサ31が冷却開
始温度(設定温度+2K、例えば−18℃)より高い温
度を検出すると、第1冷却運転が必要と判断するため、
従って冷凍室温度センサ31の検出温度>冷却開始温度
S10となると、切替弁22を動作させS1、第2冷却
運転に切替わる。この積算時間による判定は、庫内温度
判定により精度が充実されていれば、なくてもよい。
【0029】一方、第1冷却運転から第2冷却運転に移
行する場合については、第1冷却運転が開始S2される
と、時間積算タイマ37がカウントされる。このカウン
トは現第1冷却運転の積算時間をカウントするカウント
3と第1冷却運転毎ごとの積算時間を継続してカウント
するカウント4がある。そのまま冷凍室6は冷却される
と、冷凍室温度センサ31の検出温度は、予め設定され
ている庫内の設定温度(例えば、−20℃)より下降
し、冷却停止温度(設定温度−2K、例えば−22℃)
に達すると冷却は不要と判断する。ただし上記カウント
3積算時間がt1(例えば、30分)より長くないと庫
内を十分に冷却していないと判断するため、冷凍室温度
センサ31の検出温度<冷却停止温度S3、及びカウン
ト3積算時間>t2S4となると冷却不要と判断し、冷
却が停止される。しかし冷却運転を行っていない冷蔵室
5側が、冷蔵室温度センサ30が冷却開始温度(設定温
度+1K、例えば3℃)より高い温度を検出すると、第
1冷却運転が必要と判断するため、従って冷蔵室温度セ
ンサ30の検出温度>冷却開始温度S5となると、第1
冷却運転から第2冷却運転に移行してもよいと判断す
る。ここで、冷蔵室用蒸発器10に霜が付着しているか
否かの判断するため、冷蔵室用蒸発器温度センサ34の
検出温度が3℃より高くなればS6、完全に霜は融解さ
れているため(実験値)切替弁S1が切替動作を行い、
第1冷却運転から第2冷却運転に移行する。また、この
積算時間による判定は、庫内温度判定により精度が充実
されていれば、なくてもよい。
【0030】次に、冷凍室用蒸発器13に付着した霜を
除霜する除霜運転について説明する。除霜は、F除霜ヒ
ータ15に通電し、冷凍室用蒸発器13が加熱されるこ
とによって行われる。具体的には、第1冷却運転中に前
記カウント4積算時間が所定時間(例えば、6時間)に
達すると、設定温度を下げて通常時より庫内温度を低く
し、第2冷却運転に移行した後に、F除霜ヒータ15に
通電し、冷凍室用蒸発器13を加熱する。そして、冷凍
室用蒸発器温度センサ35の検出温度が上昇し、除霜終
了温度(例えば、0℃)まで達した時点で、F除霜ヒー
タ15を断電するように構成されている。このときには
カウント4はリセットされている。
【0031】一方、冷蔵室用蒸発器10の除霜について
は、上記のように、第1冷却運転から第2冷却運転に移
行するまでに、冷蔵室用蒸発器10は3℃まで上昇して
いるため、ヒータ通電をすることなく、自然除霜がされ
る。3℃で冷蔵室用蒸発器10に付着した霜の有無の判
定を行っているのは、実験結果に基づくものであって、
例えば1℃で霜の有無を判定してしまうと、完全に除霜
されているかが不正確であり、また第2冷却運転に移行
してしまうと、直ちに霜が付着してしまう。また2℃に
してもセンサの精度により誤差が生じると1℃と同様の
結果となるため、3℃で判定することは、庫内温度、及
び冷蔵室蒸発器10温度の過剰な上昇を防ぎ、最も正確
な判定を行うためである。
【0032】このような構成の本実施例によれば、図2
に示すように第1冷却運転から第2冷却運転に移行すると
きに、冷蔵室温度センサ30、冷凍室温度センサ31の
検出温度による判定に加えて、冷蔵室用蒸発器温度セン
サ34の検出温度判定を行っているので、第1冷却運転
中に前第2冷却運転中、冷蔵室用蒸発器10に付着した
霜が除霜されるまで(冷蔵室用蒸発器温度>3℃)第2
冷却運転に移行しない。よって第2冷却運転中に冷蔵室
用蒸発器10の霜が完全に除霜されるため、R除霜ヒー
タを廃止することができ、もって部品点数削減による組
立作業の簡略化、ならびにコスト削減を図ることができ
る。また除霜による圧縮機停止、ならびにヒータ通電が
全くなくなるため運転効率の向上、省エネルギー化、さ
らには庫内温度上昇による食品の腐食進行を防ぐことが
できる。
【0033】また記冷蔵室蒸発器10に付着した霜の有
無を判断する冷蔵室用蒸発器温度センサ34検知温度が
3℃以上であるため、冷蔵室用蒸発器10は完全に除霜
される(実験データより)。よって冷蔵室用蒸発器温度
センサ34の検知精度に狂い(略±1K)が生じても十分
に除霜することができ、もって品質の向上を図ることが
できる。また最小限に庫内温度、冷蔵用蒸発器10の温
度上昇を防ぐことができ、さらに運転効率の向上、省エ
ネルギー化とすることができる。
【0034】冷媒に可燃性冷媒を使用しても、可燃性冷
媒漏れ時において、爆発の原因となる可能性が高いR除
霜ヒータを廃止しているため、安全性が高くなり、もっ
て可燃性冷媒を使用しても信頼性の高い冷蔵庫が得られ
ることができる。
【0035】また、上記構成の冷蔵庫のように毎サイク
ルごとでなく、特定周期(例えば第2冷却運転のカウン
ト4積算時間が8時間)ごとに第1冷却運転から第2冷
却運転への移行の際に、冷蔵室5の冷却開始温度(例え
ば、+2K)又は冷蔵室用蒸発器10除霜終了温度を高
く(例えば、2K)シフトすれば、特定周期毎であるた
め、庫内温度及び第2冷却運転の冷却効率の向上を図る
ことができ、かつ確実に除霜を行うことができる。
【0036】さらに、毎サイクル第1冷却運転中に冷蔵
室用蒸発器10の着霜を融解するため冷蔵室用ファンは
駆動しているが、図2に示すように、その停止温度(通
常1℃)を高くシフト(例えば、3℃)したにより、冷
蔵室用蒸発器10の除霜を確実に補うことができる。ま
た特定周期毎であるため、過剰に冷蔵室用ファン12の
運転をすることがなく、もって省エネルギー化を図るこ
とができる。
【0037】本実施例では冷凍サイクル21の構成で説
明をしたが、図5に示すように、冷蔵室用蒸発器10と
冷凍室用蒸発器13とを並列に接続し、冷凍室用蒸発器
13の圧縮機17入口側に逆止弁41を設けた構成であ
っても、第1冷却運転、第2冷却運転になんら変わりは
ないため、上記構成の冷凍サイクル21´であっても本
発明の効果を有する。
【0038】また設定温度及び設定時間などは、冷蔵庫
の容積、及び断熱性能によって最適値は変化するためこ
の限りでなく、設定温度を調節(例えば、強、中、弱
等)した場合には、冷却開始温度、冷却停止温度が変化
することはいうまでもない。さらに冷蔵庫の性能によっ
ては、上記冷蔵室蒸発器温度センサ34による判定は、
毎サイクルごとでなく、特定周期で行ってもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、第1冷却運転から第2冷却運転
に移行するときに、冷蔵室温度センサ30、冷凍室温度
センサ31の検出温度による判定に加えて、冷蔵室用蒸
発器温度センサ34の検出温度判定(>3℃)を行って
いるので、第1冷却運転中に前第2冷却運転中、冷蔵室用
蒸発器に付着した霜が除霜されるまで、第2冷却運転に
移行しないため、第2冷却運転中に冷蔵室用蒸発器10
に付着した霜が完全に除霜されるため、R除霜ヒータを
廃止することができ、もって部品点数削減による組立作
業の簡略化、ならびにコスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明の実施形態を示すグラフである。
【図3】本発明の実施形態を示す冷蔵庫断面図である。
【図4】本発明の実施形態を示す冷凍サイクルの説明図
である。
【図5】本発明の実施形態を示す冷凍サイクルの説明図
である。
【図6】本発明の冷蔵庫制御のブロック図である。
【図7】従来の冷蔵庫を示す断面図である。
【図8】従来の冷蔵庫冷却運転を示すフローチャートで
ある。
【図9】従来の冷蔵庫冷却運転のグラフである。
【符号の説明】
1…冷蔵庫、5…冷蔵室、6…冷凍室、10…冷蔵室用
蒸発器、11…冷蔵室用ファン、13…冷凍室用蒸発
器、15…F除霜ヒータ、16…機械室、17…圧縮
機、20…凝縮器、21…冷凍サイクル、22…切替
弁、30…冷蔵室温度センサ、31…冷凍室温度セン
サ、34…冷蔵室用蒸発器温度センサ、37…時間積算
タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA02 HA06 HA07 JA14 LA11 LA14 MA02 MA04 NA22 PA01 PA02 PA03 PA04 PA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、凝縮器と、冷蔵室用蒸発器
    と、冷凍室用蒸発器と、冷媒の流れを前記冷凍室用蒸発
    器と前記冷蔵室用蒸発器とに切り替える切替弁とを有す
    る冷凍サイクルと、前記冷蔵室用蒸発器と冷蔵室内の空
    気を熱交換する冷蔵室用ファンと、前記冷蔵室用蒸発器
    の温度を検知する冷蔵室用蒸発器温度センサと、冷蔵室
    の庫内温度を検出する冷蔵室温度センサと、前記切替弁
    を切り替え、冷媒の流れを前記冷凍室用蒸発器から前記
    冷蔵室用蒸発器に移行させる手段とを備え、前記移行さ
    せる手段は、冷蔵室温度センサの検出温度及び前記冷蔵
    室用蒸発器温度センサの検出温度によって移行を判断す
    ることを特徴とした冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷蔵室温度センサの検出温度により
    移行を判断する温度は、3℃以上であることを特徴とす
    る請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 特定周期毎に前記冷蔵室温度センサの検
    出温度により移行を判断する温度、または前記冷蔵室用
    蒸発器温度センサの検出温度により移行を判断する温度
    を、その設定温度より高くシフトすることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 特定周期毎に冷媒が前記冷凍室用蒸発器
    に流れている際、前記冷蔵室用ファンの停止温度をその
    設定温度より高くシフトすることを特徴とする請求項1
    ないし3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記冷媒は可燃性冷媒であることを特徴
    とする請求項1ないし4記載の冷蔵庫。
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JP2011089735A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫

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