JP2002303387A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2002303387A
JP2002303387A JP2001107353A JP2001107353A JP2002303387A JP 2002303387 A JP2002303387 A JP 2002303387A JP 2001107353 A JP2001107353 A JP 2001107353A JP 2001107353 A JP2001107353 A JP 2001107353A JP 2002303387 A JP2002303387 A JP 2002303387A
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JP
Japan
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pipe
joint
socket
drainage
pipe joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001107353A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Sakamoto
正勝 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】排水縦管等の管端部が受口に斜めに挿入される
ことを防止できる構造の管継手を提供する。 【解決手段】管端部の挿口が挿入される受口21が形成
された継手本体2と、その受口21の内面に取り付けら
れる環状のパッキン3を有する管継手1において、パッ
キン抜け止め用の突出部22を、受口21の先端部の内
側周縁に沿って形成するとともに、その突出部22の先
端部周縁に、継手本体2内に向かうに従って径が縮小す
る傾斜面(例えば円すいテーパ面23)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築物に設
置される排水縦管などの接続に用いられる管継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アパートやマンション等の集合住宅にお
いては、トイレ・浴槽等の排水機器からの排水を横引き
管にて排水縦管に導いている。排水縦管は、例えば建築
物に設けられたパイプシャフト内に配置されており、そ
のパイプシャフト内において排水縦管同士または他の配
管が管継手を介して接続されている。
【0003】排水縦管用の管継手としては、図5に示す
ように、上方に開口する受口121を有する継手本体1
02と、その受口121の内面に装着された環状のパッ
キン103を備えた構造のものが使用されている。
【0004】また、排水縦管は、パイプシャフト内など
の配管スペースが狭い場所に設置されることが多いこと
から、止水用のパッキン103として、セルフシール機
能を有するワンタッチ式のものが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パイプシャ
フト内などにおいて上下の排水縦管同士または排水縦管
と横引き管とを接続する場合、下流側の排水縦管(また
は横引き管)に、図5に示す管継手を接続しておき、そ
の管継手の上方に上流側の排水縦管を垂下姿勢で配置
し、排水縦管の先端(下端)を、管継手の受口に合わせ
ながら落とし込んで受口内に挿入するという方法が採ら
れている。
【0006】しかしながら、垂下姿勢の排水縦管の管軸
を管継手の受口中心に合わせることが難しいことから、
排水縦管の管軸が受口の中心に対して傾いた状態で排水
縦管の端部が挿入される場合がある。排水縦管の管端部
が受口に斜めに挿入されると、管端面の片当たりにより
パッキンが押しつぶされてしまい、パッキンの座屈・離
脱等が生じて、漏水や排水障害の原因となるという問題
がある。
【0007】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、排水縦管等の管端部が受口に斜めに挿入される
ことを防止できる構造の管継手の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手は、管端
部の挿口が挿入される受口が形成された継手本体と、そ
の受口の内面に取り付けられる環状のパッキンを有する
管継手において、受口の先端部の内側周縁に沿って突出
部が形成されているとともに、その突出部の先端部周縁
に、継手本体内に向かうに従って径が縮小する傾斜面
(例えば円すいテーパ面)が形成されていることによっ
て特徴づけられる。
【0009】本発明の管継手によれば、排水縦管を受口
に挿入する際に、排水縦管の管軸が管継手の受口中心に
対して斜めに傾いていても、排水縦管の先端が受口に入
る手前において、突出部の傾斜面(円すいテーパ面)に
て傾きが矯正され、排水縦管の管端面がパッキンに均等
に当たるようになるので、管端面の片当たりによってパ
ッキンが押しつぶされるという不具合を解消することが
でき、常に良好な止水性を確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の管継手の実施形態の構造を
示す縦断面図である。図2は図1のC部詳細図である。
【0012】管継手1は、上端部に段付き構造の受口2
1が形成され、下端部に流出口24が形成されてなる継
手本体2と、その受口21の内面に配置された環状のパ
ッキン3によって構成されている。
【0013】パッキン3は、SBRやCR等のゴム成形
品で、環状の基体部31に、セルフシール部32、3つ
のリングシール部33及びクッション部34が一体形成
された構造となっている。
【0014】継手本体2の受口21の先端部周縁には、
受口21の内方に突出する突出部22が一体形成されて
おり、この突出部22によってパッキン3の受口21か
らの抜けが防止されている。
【0015】突出部22の先端部には、継手本体2内に
向かうに従って直径が縮径する円すいテーパ面23が加
工されている。この円すいテーパ面23の中心は受口2
1の中心と一致している。
【0016】本実施形態の管継手1によれば、図3に示
すように、継手本体2の受口21に、排水縦管10の挿
口11を上方から挿入することにより、パッキン3のセ
ルフシール部32及びリングシール部33が排水縦管1
0の挿口11の外周面に圧接して止水性が確保される。
また、受口21に挿入した排水縦管10の挿口11の先
端面はクッション部34に当たって衝撃が緩和されるの
で、挿入時に挿口11が損傷することを防止することが
できる。
【0017】ここで、排水縦管10を管継手1の受口2
1に挿入する際に、排水縦管10の管軸が受口21の中
心に対して斜めに傾いていても、排水縦管10の先端が
受口21に入る手前において、受口21周縁の突出部2
2に形成されている円すいテーパ面23にて傾きが矯正
され、排水縦管10の管端面が受口21内のパッキン3
に均等に当たるようになる。従って、排水縦管10の先
端面の片当たりによるパッキン3の座屈・離脱等を防止
することができ、常に安定した止水性を確保することが
できる。
【0018】なお、管継手1の流出口24と他の配管
(例えば排水縦管や横引き管)との接続は、例えば受口
による接続や突合せ接続など、この種の管継手において
一般に用いられている接続構造を採用する。また、流出
口は継手本体2の側部に設けておいてもよい。
【0019】以上の実施形態では、突出部22の先端部
周縁に円すいテーパ面23(傾斜面がフラット)を形成
しているが、これに限られることなく、例えば図4
(A)または(B)に示すように、内面径が曲線状に変
化する傾斜面(凹面)33、または傾斜面(凸面)43
を突出部22の先端部周縁に形成しても同様な効果を達
成することができる。
【0020】本発明の管継手は排水縦管に限られること
なく、他の各種縦管あるいは横管の接続にも適用するこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
管端部の挿口が挿入される受口が形成された継手本体
と、その受口の内面に取り付けられる環状のパッキンを
有する管継手において、受口の先端部の内側周縁に沿っ
て突出部を形成するとともに、その突出部の先端部周縁
に、継手本体内に向かうに従って径が縮小する傾斜面
(例えば円すいテーパ面)を形成しているので、排水縦
管などの管を受口に挿入する際に、接続管の管軸が管継
手の受口中心に対して斜めに傾いていても、管先端が受
口に入る手前において、突出部の傾斜面にて傾きが矯正
され、排水縦管の管端面がパッキンに均等に当たるよう
になる。これにより管端面の片当たりによってパッキン
が押しつぶされるという不具合を解消することができ、
常に良好な止水性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手の実施形態の構造を示す縦断面
図(A)及び正面図(B)である。
【図2】図1のC部詳細図である。
【図3】図1の実施形態の使用状態を示す図である。
【図4】受口の突出部の先端部周縁に形成する傾斜面の
変形例を示す図である。
【図5】従来の管継手の構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 管継手 2 継手本体 21 受口 22 突出部 23 円すいテーパ面 24 流出口 3 パッキン 31 基体部 32 セルフシール部 33 リングシール部 34 クッション部 10 排水縦管 11 挿口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管端部の挿口が挿入される受口が形成さ
    れた継手本体と、その受口の内面に取り付けられる環状
    のパッキンを有する管継手において、受口の先端部の内
    側周縁に沿って突出部が形成されているとともに、その
    突出部の先端部周縁に、継手本体内に向かうに従って径
    が縮小する傾斜面が形成されていることを特徴とする管
    継手。
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