JP2002303001A - 接合部の構築方法 - Google Patents

接合部の構築方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造物の強度上の弱点にならない簡単な構造
の接合部の構築方法を提供すること。 【解決手段】 コンクリート部材2同士を接合する場合
の接合部の構築方法において、繊維補強セメント系混合
材料7からなる部材であって、接合端面に遅延処理を施
し、かつ接合用短繊維1を接合端面の法線方向に突出す
るように埋設したコンクリート部材同士を対向させ、接
合する前記コンクリート部材間に繊維補強セメント系混
合材料からなる充填材3を充填し、接合部に90℃程度
の熱を供給して接合部の加熱養生を行うことを特徴とす
る方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート部材
の接合部の構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート部材の接合部は、コ
ンクリート部材を連結する鋼材を配置する、コンクリー
ト部材の接合端部に凹凸を付けて凹凸を嵌合させて結合
するなどして構築していた。コンクリート部材を連結す
る鋼材を配置する場合は、例えばコンクリート部材から
真っ直ぐに突出した鉄筋を接合する部材の鉄筋と繋い
で、部材間にコンクリートやモルタルを打設して接合部
を構築する。また、コンクリートの打ち継ぎ面の施工にお
いては、打ち継ぎ面となるコンクリート面の緩んだ骨材
やレイタンスを取り除き、充分に給水させた後にセメン
トペースト又はモルタルを塗り、その直後にコンクリー
トを打設して十分に締め固める。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】前記した従来の接合
部の構築方法にあっては、次のような問題点がある。 <イ>打ち継ぎ面は、構造物の強度上の弱点になりやす
い。このため、打ち継ぎ面を補強するような接合部の構造
を採用する必要がある。特に、接合用の鉄筋を使用する
場合は、引張り力が鉄筋を中心に集中荷重として伝達さ
れるので、接合部にひび割れが生じやすい。 <ロ>各部材から突出する鉄筋を繋ぐ場合は、鉄筋を一
本づつ繋ぐ必要があり、手間と時間がかかる。 <ハ>コンクリート部材に凹凸を付ける場合は、型枠の
構造や接合部周辺の配筋が複雑となり、施工に手間と時
間がかかる。 <ニ>打ち継ぎ面の施工が悪いと、打ち継ぎ面は構造物
の強度上の弱点になる。このため、打ち継ぎ面の処理は丁
寧に行わなければならない。
【0004】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題を
解決するためになされたもので、構造物の強度上の弱点
にならない接合部の構築方法を提供することを目的とす
る。特に、接合部にひび割れが発生しにくい接合部の構
築方法を提供することを目的とする。また、簡単な構造
で、簡易に構築できる接合部の構築方法を提供すること
を目的とする。本発明は、これらの目的の少なくとも一
つを達成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の接合部の構築方法は、コンクリー
ト部材同士を接合する場合の接合部の構築方法におい
て、直径が0.1〜0.5mm、長さが15〜30mm
の接合用短繊維を、接合端面100mm当たり15〜
30本の密度で接合端面の法線方向に突出するように埋
設したコンクリート部材同士を対向させ、接合する前記
コンクリート部材間に充填材を充填することを特徴とす
る方法である。
【0006】また、コンクリート部材同士を接合する場
合の接合部の構築方法において、繊維補強セメント系混
合材料からなる部材であって、接合端面に遅延処理を施
し、かつ接合用短繊維を接合端面の法線方向に突出する
ように埋設したコンクリート部材同士を対向させ、接合
する前記コンクリート部材間に繊維補強セメント系混合
材料からなる充填材を充填し、接合部に85〜95℃の
熱を供給して接合部の加熱養生を行うことを特徴とする
方法である。ここで、加熱養生は48時間程度行うのが
好ましい。また、遅延処理とは接合端面を形成する型枠
面にコンクリートを流し込む前に予め遅延剤を塗布して
おく方法などをいう。
【0007】さらに、繊維補強セメント系混合材料から
なるコンクリート部材の構築時に接合端面に遅延処理を
施し、型枠を外した後に前記接合端面に圧力水を噴射し
て未水和のセメントが残存する遅延部の一部を排除し
て、繊維補強セメント系混合材料内の繊維を突出させる
ことによって製造したコンクリート部材を、上記した接
合部の構築方法で接合してもよい。ここで、圧力水の噴
射はウォータジェットなどにより行い、接合端面の表面
から例えば4〜6mm程度の厚さの遅延部を吹き飛ばす
ことによって、繊維補強セメント系混合材料内に含まれ
る接合端面付近の繊維を突出させる。
【0008】また、上記した接合部の構築方法におい
て、前記接合端面の法線方向に磁力線が発生するように
配向装置を配置して接合端面付近の鋼繊維を接合端面の
法線方向に向けるようにすることもできる。ここで、配
向装置として電磁コイル、永久磁石などが使用できる。
また、配向装置による鋼繊維の整列は、流し込んだコン
クリートが固まる前におこなう。
【0009】そして上記したすべての接合部の構築方法
において、接合部にジョイント材を配置することができ
る。ここでジョイント材は、コンクリート部材を接合す
る場合に通常使用される公知のジョイント鉄筋、ジョイ
ント用鋼材などを指す。例えばコンクリート部材から突
出させた鉄筋などがこれに相当する。ジョイント材を使
用することで、接合部を強固に一体化できるだけでな
く、充填材の繊維混入量の低減により充填性を向上させ
ることができる。
【0010】
【本発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0011】<イ>接合部の構造 接合部は、コンクリート部材2に埋設した接合用短繊維
1と充填材3から構成される。 接合用短繊維1は、コンクリート部材2の接合面となる
端面(以下、接合端面という)に一部を埋設させる。
【0012】<ロ>接合用短繊維 接合用短繊維1は、金属又は合成樹脂を原料とした短繊
維材料をいう。 例えば、繊維補強コンクリートに混入するような、鋼繊
維、ガラス繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、
アラミド繊維、炭素繊維などがある。 特に、直径が0.1〜0.5mm、長さが15〜30m
m、引張り降伏応力度が2500〜2800N/mm
の超高強度鋼繊維が最適である。
【0013】<ハ>コンクリート部材 コンクリート部材2は、工場などで予め製作するコンク
リート製のプレキャストパネルや埋設用の型枠、現場で
コンクリートを打設して構築する壁、床版、梁などのコ
ンクリート構造物をいう。 コンクリート部材2は、通常のコンクリートを材料とし
て製作しても、繊維補強セメント系混合材料等を使用し
て製作してもよい。 繊維補強セメント系混合材料としては、例えば、セメン
トと珪石の粉末、シリカフューム、珪砂、高性能減水剤
に水を単位水量(出来上がりコンクリート容積1m3
たり)として180kg程度(水/セメントの比率が2
0〜22%程度)を加えた高強度セメント系マトリック
スに、直径が0.1〜0.3mmで、長さが8〜12m
m、引張り降伏応力度が2500〜2800N/mm
の超高強度鋼繊維を容積で2%程度混入して得られる圧
縮強度200〜220MPa、曲げ強度40〜45MP
a、付着強度15〜90MPa、透気係数2.5×10
- 18、弾性係数55GPaの特性を持つ繊維補強
セメント系混合材料が使用できる。
【0014】<ニ>充填材 充填材3は、コンクリート部材(2a、2b)間に充填す
る接合材料をいう。 例えば、コンクリート(普通コンクリート、繊維補強コン
クリート、高強度コンクリート)、高強度無収縮モルタ
ル、セメントミルク、樹脂系の接着剤などが使用できる。 特に、充填材3として上述した繊維補強セメント系混合
材料、又は超高強度鋼繊維の混入量を容積で0.5〜
1.0%程度に減らした繊維補強セメント系混合材料を
使用するのが好ましい。
【0015】<ホ>遅延剤 遅延剤61は、コンクリートの凝結を遅らせる目的で使
用する材料である。遅延効果を有する物質としては、糖
類、オキシカルボン酸塩、ポリハイドロキシ化合物、リ
グニンスルホン酸塩、けいふっ化物などがある。
【0016】以下図面を参照しながら接合部の構築方法
について説明する。
【0017】<イ>コンクリート部材の構築方法1 発泡スチロール5に接合用短繊維1の全長の約半分を埋
設する。 接合用短繊維1を埋設する材料は、接合用短繊維1を埋
設しやすく、コンクリート打設後にコンクリート部材2
に接合用短繊維1を残したまま取り外せるような材料で
あれば発泡スチロールでなくてもよい。発泡スチロール
5は、コンクリート部材の接合端面21となる面の型枠
として使用する。このとき、発泡スチロール5の接合用
短繊維1が突出した面を、コンクリートを打設する側に
して設置する。図2にコンクリート部材構築時の説明図
を示す。ここで、コンクリート部材の接合端面21を形成
する発泡スチロール5の面には、遅延剤61を予め塗布
しておく。繊維補強セメント系混合材料7を打設し、硬
化した後に、接合端面21から発泡スチロール5を外す。
この結果、接合用短繊維1が突出する接合端面21が形
成される。
【0018】<ロ>コンクリート部材の構築方法2 上記で説明した方法の他に、以下の方法によりコンクリ
ート部材2を構築してもよい。接合端面21を形成する
型枠63に予め遅延剤61を塗布する。次に型枠内に繊
維補強セメント系混合材料7を流し込む。そして、接合
端面を形成する型枠63の外側に配向装置91を配置し
て接合端面21の法線方向に磁力線92を発生させる
(図4参照)。ここで、配向装置91としては電磁コイ
ルや永久磁石などが使用できる。接合端面21の法線方
向に磁力線92が発生すると、繊維補強セメント系混合
材料7内の鋼繊維11が磁力線92と略平行するように
整列する。なお、配向装置91の配置は繊維補強セメン
ト系混合材料7を流し込む前におこなってもよい。
【0019】上記のようにコンクリートを流し込んだ状
態のコンクリート部材2は常温で養生し、40〜48時
間経過した後に型枠(62、63)を脱型する。型枠6
3を脱型した時点では、遅延処理を施した接合端面21
付近(遅延部22)のコンクリート・マトリックスは充
分な水和反応が進んでいないため強度が低い。そこで、
接合端面21にウォータジェット93等により例えば1
00〜150MPa程度の圧力水を噴射して、接合端面
21付近の遅延部22のコンクリート・マトリックスの
一部を吹き飛ばし、鋼繊維11を接合端面21から突出
させる(図5参照)。例えば、遅延部22を表面から厚
さ4〜6mm程度吹き飛ばすと、接合端面21の法線方
向に鋼繊維11が4〜6mm突出したコンクリート部材
2を構築したこととなる。なお、配向装置91等によっ
て繊維補強セメント系混合材料内の繊維を整列させない
場合でも、上記したように接合端面21にウォータジェ
ット93等により圧力水を噴射して、接合端面21付近
の遅延部22のコンクリート・マトリックスの一部を吹
き飛ばし、繊維を接合端面21から突出させることがで
きる。
【0020】<ハ>コンクリート部材の接合 接合するコンクリート部材(2a、2b)の接合端面2
1同士を対向させる。接合端面21間の距離は、通常、
突出する接合用短繊維1が接触又は重ならない距離にす
る。なお、各接合端面21から突出する接合用短繊維1
が接触又は重なるようにコンクリート部材(2a、2
b)を配置してもよい。そして、コンクリート部材(2
a、2b)と接合部型枠4に囲まれた範囲に充填材3を
充填する(図1参照)。
【0021】<ニ>接合部の加熱養生 コンクリート部材2の接合端面に遅延処理を施した場
合、接合端面は未水和のセメントが残存する遅延部22
となっている(図3参照)。そして、充填材3を充填し
た後に接合部の周囲を熱源シート8で覆い、90℃程度
の熱を供給して接合部を加熱養生する。ここで、接合部
の充填材3はシリカヒュームを含む高強度のマトリック
スであり、遅延部22には遅延剤61により未水和のセ
メントが残存するので、90℃の熱により化学反応を生
じ、高強度のマトリックスが生成される。この結果、接
合部のマトリックスが一体をなし、本体部であるコンク
リート部材2と同程度の引張応力に抵抗できるような構
造体になる。また、接合用短繊維1は接合端面21に細
かく分散して配置されるため、接合部に作用する曲げモ
ーメントに対してひび割れが分散し、ひび割れ幅が小さ
くなる。
【0022】<ホ>ジョイント材を併用する場合 本発明の接合部の構築方法においては、公知の通常のジ
ョイント材を併用してもよい(図示せず)。ジョイント
材は、コンクリート部材を接合する場合に通常使用され
る公知のジョイント鉄筋、ジョイント用鋼材などを指
す。例えばコンクリート部材にその一部を埋め込み接合
端面から突出させた鉄筋、接合端面から端部を突出させ
た主筋などがこれに相当する。通常のジョイント材での
接合と本発明の方法とを接合部において組み合わせて実
施することで、より強固な接合部を構築することができ
る。即ち、ジョイント材を単独で使用する場合に比べ
て、接合用短繊維1がブッリジの役割を果たすため、及
び接合部の充填材3とコンクリート部材2のマトリック
スが一体となっているためである。また、ジョイント材
を使用することで、充填材3の繊維混入量を低減でき、
充填材3の充填性を向上させることができる。
【0023】
【本発明の効果】本発明の接合部の構築方法は以上説明
したようになるから次のような効果を得ることができ
る。 <イ>コンクリート部材と一体の突出した短繊維が、新
たに打設するコンクリートと一体になって接合する。特
に、コンクリート部材の接合端面に遅延処理を施し、接
合時に充填材と一緒に高強度のマトリックスを生成させ
るため、接合するコンクリート部材と接合部が一体とな
る。 また、コンクリート部材の接合端面に遅延処理を施し、
前記接合端面に圧力水を噴射して未水和のマトリックス
を排除して繊維を突出させて、接合時に充填材と一緒に
高強度のマトリックスを生成させるため、接合するコン
クリート部材と接合部が一体となる。この結果、接合部
の引張り抵抗及びひび割れ抵抗が増大し、接合部が構造
物の強度上の弱点にならない。 <ロ>接合用短繊維は接合端面に細かく分散して配置さ
れる。このため、接合部に作用する曲げモーメントに対
してひび割れが分散し、ひび割れ幅が小さくなる。 <ハ>コンクリート部材の接合端面は短繊維を埋め込ん
だだけの簡単な構造である。接合部の構築方法は、接合用
短繊維が突出した接合端面同士を対向させて、充填材を
充填し、加熱養生するだけである。このため、簡易に接合
部を構築することができる。 <ニ>接合部が構造物の強度上の弱点にならない。この
ため、プレキャストパネルなどのコンクリート部材を小
割にすることができる。この結果、プレキャストパネルの
運搬、据え付けなどの取り扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接合部の構築方法の実施例の説明図。
【図2】コンクリート部材の構築方法1の実施例の説明
図。
【図3】接合部の加熱養生の実施例の説明図。
【図4】配向装置を配置したコンクリート部材の構築方
法2の説明図。
【図5】接合端面に圧力水を噴射している状態を表す説
明図。
【符号の説明】
1・・・接合用短繊維 11・・鋼繊維 2・・・コンクリート部材 21・・接合端面 3・・・充填材 61・・遅延剤 7・・・繊維補強セメント系混合材料 91・・配向装置 92・・磁力線 94・・圧力水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA13 AA53 AA57 AB12 AC01 AE01 AG03 AG07 AG60 BA02 BA25 BA34 BD01 BD03 BE07 BE08 BF04 CA82 EA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート部材同士を接合する場合の接
    合部の構築方法において、 直径が0.1〜0.5mm、長さが15〜30mmの接
    合用短繊維を、接合端面100mm当たり15〜30
    本の密度で接合端面の法線方向に突出するように埋設し
    たコンクリート部材同士を対向させ、 接合する前記コンクリート部材間に充填材を充填するこ
    とを特徴とする、 接合部の構築方法。
  2. 【請求項2】コンクリート部材同士を接合する場合の接
    合部の構築方法において、 繊維補強セメント系混合材料からなる部材であって、接
    合端面に遅延処理を施し、かつ接合用短繊維を接合端面
    の法線方向に突出するように埋設したコンクリート部材
    同士を対向させ、 接合する前記コンクリート部材間に繊維補強セメント系
    混合材料からなる充填材を充填し、 接合部に85〜90℃の熱を供給して接合部の加熱養生
    を行うことを特徴とする、 接合部の構築方法。
  3. 【請求項3】コンクリート部材同士を接合する場合の接
    合部の構築方法において、 繊維補強セメント系混合材料からなるコンクリート部材
    の構築時に接合端面に遅延処理を施し、 型枠を外した後に前記接合端面に圧力水を噴射して未水
    和のセメントが残存する遅延部の一部を排除して、繊維
    補強セメント系混合材料内の繊維を突出させることを特
    徴とした、 請求項2記載の接合部の構築方法。
  4. 【請求項4】コンクリート部材同士を接合する場合の接
    合部の構築方法において、 前記接合端面の法線方向に磁力線が発生するように配向
    装置を配置して接合端面付近の鋼繊維を接合端面の法線
    方向に向けることを特徴とした、 請求項3記載の接合部の構築方法。
  5. 【請求項5】コンクリート部材同士を接合する場合の接
    合部の構築方法において、 接合部にジョイント材を配置したことを特徴とした、 請求項1乃至4のいずれかに記載の接合部の構築方法。
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