JP2002302177A - 電線ケーブル束包装体 - Google Patents
電線ケーブル束包装体Info
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Abstract
クフィルムを提供し、環境配慮をすることができる電線
ケーブル束包装体を提供する。 【解決手段】 リング状に巻いて束ねた電線束の外円周
及び上下面を包装する熱収縮プラスチックフィルムを用
いた電線ケーブル束包装体1における熱収縮プラスチッ
クフィルムを、再生プラスチック樹脂の薄肉加工性を考
慮して再生プラスチック層2を中心層とし、その両側に
外層3を積層した三層構造によって構成する。
Description
束ねた電線束を包装する電線ケーブル束包装体に関する
ものである。
電線やVVF電線等が使用されているが、これらの電線
は保管、搬送、使用時の取扱い等の容易さから、一般に
リング状に巻いて束ねた束巻き電線とした使用形態が多
く採られている。このリング状に巻いて束ねた束巻き電
線は、保管、搬送時における電線の束崩れを防止するた
めに、そのほとんどに包装が施されていて、その包装手
段としては、電線束の外円周方向に熱収縮する包装用熱
収縮フィルムを電線に包装するのが一般的である。
チック系材料が使用されていて、低温収縮性フィルムは
ポリプロピレン(PP)樹脂またはポリエチレンテレフ
タレート(PET)樹脂等の硬質プラスチック樹脂とポ
リエチレン(PE)樹脂からなるプラスチック系材料の
単層または多層によるフィルムを使用していた。
ク系材料は、例えばPETボトルなどに挙げられるよう
に、近年の環境保護、廃棄物の減量の面から、再生(リ
サイクル)性が重要となっている。この、プラスチック
系材料を用いたPETボトルや容器包装においては、平
成12年4月より完全施行された「容器包装に係る分別
収集及び再商品化の促進等に関する法律」において、事
業者が再商品化を行うことを義務付けられるようになっ
た。
ーブルの需要も増加していることから、エコ電線・エコ
ケーブルを包装する電線ケーブル束包装体にもリサイク
ル材料を使用することが求められている。
らなる熱収縮プラスチックフィルムなどの包装体は、熱
収縮性や加工した際の外観を考慮すると、再生プラスチ
ック樹脂などのリサイクル材料を使用することが困難で
あった。このため、電線ケーブル束包装体を成形するに
は、材料となるプラスチックフィルムを新たに成形し
て、電線ケーブル束包装体に加工していたので、リサイ
クル性に乏しいという問題があった。
た熱収縮プラスチックフィルムを提供し、環境配慮をす
ることができる電線ケーブル束包装体を提供することに
ある。
に、請求項1に記載の電線ケーブル束包装体は、リング
状に巻いて束ねた電線束の外円周及び上下面を包装する
熱収縮プラスチックフィルムからなる電線ケーブル束包
装体において、前記熱収縮プラスチックフィルムが再生
プラスチック樹脂を含んでいることを特徴としている。
このように請求項1に記載の発明によると、リサイクル
材料を使用した電線ケーブル束包装体を提供することが
でき、廃棄物の減量に貢献することができる。
載の電線ケーブル束包装体は、前記熱収縮プラスチック
フィルムは三層構造であることを特徴としている。この
ように請求項2に記載の発明によると、リサイクル材料
を使用し、かつ良好な外観を備えた電線ケーブル束包装
体を提供することができる。
載の電線ケーブル束包装体は、前記三層構造は、中心層
が再生プラスチック層であって、外層はポリエチレンか
らなることを特徴としている。このように請求項3に記
載の発明によると、リサイクル材料を使用した電線ケー
ブル束包装体を提供することができ、特に良好な熱収縮
性と強度を備えた電線ケーブル束包装体を提供すること
ができる。
束包装体の実施の形態について説明する。図1には、本
発明に係る電線ケーブル束包装体の構造を示す断面図が
示されている。図において、電線ケーブル束包装体1
は、プラスチック樹脂製の熱収縮フィルムで構成されて
いる。再生プラスチック樹脂を含んだ電線ケーブル束包
装体1の構造は、再生プラスチック樹脂の薄肉加工性を
考慮して、中心層に再生プラスチック層2を有し、その
両側に外層3を積層してなる三層構造となっている。
プラスチック層2は、再生されたポリエチレンテレフタ
レート(PET)樹脂で形成されている。材料となるP
ET樹脂としては、一般的に液体等の容器として使用さ
れるPETボトルなどが用いられている。再生PETは
硬質プラスチック樹脂であるので、その材質の硬度や、
再生材料であることにおける外観などの特徴を考慮する
と、三層構造における中心層に使用されることが望まし
い。
積層する上層4と下層5で形成されている。本実施の形
態においては、上層4及び下層5はポリエチレン(P
E)樹脂で構成されている。
レン樹脂を使用するのは、電線束を束巻き梱包する際
に、再生プラスチック層2に使用する再生PETだけで
は、十分な熱収縮性を得ることができないことがあるた
めである。熱収縮性の高いポリエチレン樹脂を外層3に
使用することで十分な熱収縮性を得ることができるよう
になる。このように構成することで、再生PETを使用
した電線ケーブル束包装体1は、再生PETを使用して
いないものとほぼ同様の熱収縮性を得ることができるよ
うになる。この三層で形成された電線ケーブル束包装体
1は、多層のフィルム押出しによって形成されている。
ポリエチレン樹脂を使用しているが、これに限られるも
のではなく、ポリエチレン樹脂と同等の熱収縮性等の特
性をもつプラスチック樹脂であれば他のものを使用する
ことも可能である。
は、再生プラスチック樹脂を使用していない従来の電線
ケーブル束包装体と同じ厚さにすることが可能である。
また、再生プラスチック層2に使用する再生プラスチッ
ク樹脂の種類や、製品用途などによって各層の厚さを変
化させることも可能である。
なる電線ケーブル束包装体1を電線束の被覆に用いた一
例が図2に示されている。図2には、本発明に係る電線
ケーブル束包装体の一実施の形態が示されている。図に
おいて、6は束状に巻かれた電線・ケーブルをリング状
に巻いて束ねた電線束である。本実施の形態において電
線束6は、EM−EEF(ポリエチレン絶縁耐燃ポリエ
チレンシースケーブル)などの束状のEMケーブルで構
成されている。
包装体1に表面が被覆されて包装されている状態となっ
ている。この電線束6を包装した電線ケーブル束包装体
1には、前記リング状に巻いて束ねられている電線束6
の中央に開口する穴部7に連通する開口部8があいてい
る。電線ケーブル束包装体1は、電線束6における外周
面と上下面のみが包装されていて、穴部7における内周
面は、電線束6の取り出し易さを考慮して、包装がされ
ていないものである。
た電線束6を結束する結束バンドである。本実施の形態
において、結束バンド9は再生プラスチック樹脂を材料
として形成されている。材料となる再生プラスチック樹
脂としては、例えば再生PETが使用されている。本実
施の形態において、再生PETからなる結束バンド9
は、電線束6を結束可能な適度な長さと、適度な太さを
有するものとする。また、再生PETからなる結束バン
ド9は、特に多層構造である必要はなく、単層構造でも
よい。電線束6を結束可能な強度をもったものであっ
て、熱融着が可能であればよいものとする。
層2に使用している再生PET原料が透明または半透明
に形成されている場合は、電線ケーブル束包装体1を透
明または半透明に形成することができる。電線ケーブル
束包装体1を透明または半透明に形成すると、電線ケー
ブル束包装体1に被覆されている状態でも、電線束6を
容易に確認することができる。
ル束包装体1の再生プラスチック層2には再生PETを
使用したが、これに限られるものではなく、電線束6の
被覆に熱融着性や硬度が適当であれば、他の再生プラス
チック樹脂を使用することも可能である。
9に使用する再生プラスチック材料としては再生PET
を使用したが、これに限られるものではなく、熱融着性
を有し、適当な硬度をもった再生プラスチック樹脂であ
れば他のものを使用することも可能である。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
た熱収縮プラスチックフィルムを提供することができ、
廃棄物の減量に貢献する電線ケーブル束包装体を提供す
ることができる。特に、三層構造にすることで、適度な
熱収縮性を有し、持ち運び可能な強度を備えた電線ケー
ブル束包装体を提供することができる。
も再生プラスチック材料を使用して電線束の被覆及び結
束をすることができるので、さらなる廃棄物の減量をす
ることが可能で、環境配慮をすることができる。
ある。
形態を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 リング状に巻いて束ねた電線束の外円周
及び上下面を包装する熱収縮プラスチックフィルムから
なる電線ケーブル束包装体において、前記熱収縮プラス
チックフィルムが再生プラスチック樹脂を含んでいるこ
とを特徴とする電線ケーブル束包装体。 - 【請求項2】 前記熱収縮プラスチックフィルムは三層
構造であることを特徴とする請求項1に記載の電線ケー
ブル束包装体。 - 【請求項3】 前記三層構造は、中心層が再生プラスチ
ック層であって、外層はポリエチレンからなることを特
徴とする請求項1または2に記載の電線ケーブル束包装
体。
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005063485A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | 熱収縮性ポリエステル系フィルムおよび熱収縮性ラベル |
JP2005205906A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-04 | Toyobo Co Ltd | 熱収縮性ポリエステル系フィルムおよび熱収縮性ラベル |
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2001
- 2001-04-02 JP JP2001103528A patent/JP3939106B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4577009B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2010-11-10 | 東洋紡績株式会社 | 熱収縮性ポリエステル系フィルムおよび熱収縮性ラベル |
KR101136627B1 (ko) * | 2003-12-26 | 2012-04-18 | 토요 보세키 가부시기가이샤 | 열수축성 폴리에스테르계 필름 및 열수축성 라벨 |
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