JP2002299972A - 合成型高周波増幅器 - Google Patents

合成型高周波増幅器

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JP2002299972A JP2001096494A JP2001096494A JP2002299972A JP 2002299972 A JP2002299972 A JP 2002299972A JP 2001096494 A JP2001096494 A JP 2001096494A JP 2001096494 A JP2001096494 A JP 2001096494A JP 2002299972 A JP2002299972 A JP 2002299972A
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Akira Akimoto
昭 秋本
Toshio Maki
敏夫 槙
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位増幅器からの反射波がない合成型高周波
増幅器を提供する。 【解決手段】入力された高周波信号を3経路に分配する
入力分配回路1と、3経路の各々から伝わる高周波信号
を合成する出力合成回路2と、各経路の単位増幅器3,
4,5の入力側に挿入接続される位相差回路11c,12c,13
cと、各単位増幅器の出力側に挿入接続される位相差回
路21c,22c,23cとを具える。位相差回路11c,12c,13cは単
位増幅器3,4,5で反射された高周波信号の位相を相
殺するように調整されており、位相差回路21c,22c,23c
は、位相差回路21c,22c,23cで調整されている高周波信
号の位相を相殺するように調整されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯ある
いはミリ波帯で使用される合成型高周波増幅器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】合成型高周波増幅器として、多数の方式
が知られている。各方式の構成をどのようにするかは、
合成型高周波増幅器を構成する単位増幅器(増幅素子を
含む)の特性と、この種の合成型高周波増幅器を組み込
む装置の性能上の要求によって一意に決められる。合成
型高周波増幅器における単位増幅器の合成数について
は、その最低数は「2」であるが、その上限はなく、通
常は、動作周波数帯や製造コストなどの要請から合成数
が決められる。
【0003】図6は、合成数が「3」となる従来の代表
的な3合成型高周波増幅器の構成図である。図6におい
て、高周波入力端10に入力された高周波信号は、入力
分配回路1に導かれ、ここで電圧振幅で1/√3に分割
されて、各分配端11a,12a,13aに分配される
ようになっている。入力分配回路1としては、マイクロ
ストリップ伝送路であれば、通称ウィルキンソン型と呼
ばれる同位相同振幅分配回路が一般的である。このよう
な3合成高周波増幅器の動作については、公知の文献で
ある「E.J.Wilkinson “An n-Way hybrid power divide
r"IRE T. MTT-8. pp.116~118 Jan.1960」の記載を参考
にすることができる。
【0004】各分配端11a,12a,13aには、そ
れぞれ単位増幅器3,4,5が接続されている。単位増
幅器3,4,5は、各々、分配された高周波信号を独立
に増幅し、増幅出力を、それぞれの出力端21b,22
b,23bを経て、出力合成回路2に出力するようにな
っている。出力合成回路2は、入力分配回路1とは反相
の動作をする同一構造のもので、同位相、同振幅の信号
合成を行う。合成された高周波信号は、高周波出力端2
0から外部回路ないし装置に出力する。
【0005】このような増幅系において、高周波増幅器
3,4,5の電力利得をG、飽和出力をPsとすると、
3合成型高周波増幅器としての利得はG、飽和出力は3
Psとなる。但し、ここでは、説明を簡単にするため、
入力分配回路1と出力合成回路2の損失をゼロと仮定し
ている。飽和出力が3Psとなる効果こそ、3合成型高
周波増幅器の目的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に1つの増幅器な
いし増幅素子の能力が不足して、所定の飽和出力が得ら
れない場合に合成型高周波増幅器が採用されるが、その
際、同位相同振幅の入力分配回路と出力合成回路を使用
すると、各分配端に接続されている高周波増幅器からの
反射波が入力分配回路を経て高周波入力端に導かれるの
で、次のような問題を引き起す場合があった。例えば図
6のような3合成型高周波増幅器を単独で使用すると、
高周波入力端10における反射波の振幅が増大し、この
増幅器が装着される装置ないしシステムの要求値(規定
値)を満たさない場合がある。
【0007】また、図6のような3合成型高周波増幅器
を送信系のパワーアンプとして用い、その高周波入力端
10に、図7に示されるようにドライバアンプ9を接続
して、このドライバアンプの入力端30を全体の高周波
入力端とする場合があるが、3合成型高周波増幅器に反
射波があると、これが、即ドライバアンプ9の負荷イン
ピーダンスに影響を与え、場合によっては、ドライバア
ンプ9の利得低下や飽和出力低下を招く場合があった。
【0008】本発明は、このような反射波による不具合
を回避することができる合成型高周波増幅器を提供する
ことを、その課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の合成型高周波増
幅器は、入力された高周波信号を複数の経路に分配する
高周波信号分配手段と、前記複数の経路の各々から伝わ
る高周波信号を合成する高周波信号合成手段と、前記高
周波信号分配回路と各々の経路途中に存在する単位増幅
器との間に挿入接続される第1位相差調整手段とを具
え、各経路の第1位相差調整手段が、前記高周波信号分
配手段から分配され、当該経路に存在する単位増幅器で
反射された高周波信号の位相を相殺するように調整され
ているものである。
【0010】このような構成の合成型高周波増幅器で
は、各経路の第1位相差調整手段によって、高周波信号
分配手段に戻る反射波が相殺される。従って、入力側へ
の反射波をなくすことができる。
【0011】本発明の他の合成型高周波増幅器は、入力
された高周波信号を複数の経路に分配する高周波信号分
配手段と、前記複数の経路の各々から伝わる高周波信号
を合成する高周波信号合成手段と、前記高周波信号分配
回路と各々の経路途中に存在する単位増幅器との間に挿
入接続される第1位相差調整手段と、各経路の単位増幅
器と前記高周波信号合成手段との間に挿入接続される第
2位相差調整手段とを具えるものである。各経路の第1
位相差調整手段は高周波信号分配手段から分配され、当
該経路に存在する単位増幅器で反射された高周波信号の
位相を相殺するように調整されており、各経路の第2位
相差調整手段は、当該経路の第1位相差調整手段で調整
されている高周波信号の位相を相殺するように調整され
ている。
【0012】このような構成の合成型高周波増幅器で
は、各経路の第1位相差調整手段によって、高周波信号
分配手段に戻る反射波が相殺され、各経路の第2位相差
調整手段によって、当該経路の第1位相差調整手段の挿
入接続の影響が相殺される。従って、合成型高周波増幅
器としての所要の特性を確保しつつ、入力側への反射波
をなくすことができる。
【0013】本発明の合成型高周波増幅器が、効果的に
作用するのは、高周波信号分配手段が、各経路に同位相
同振幅の高周波信号を分配するものであり、高周波信号
合成手段が、各経路から伝わる高周波信号を同位相同振
幅で合成するものである場合である。
【0014】前記複数の経路が、高周波信号分配手段と
高周波信号合成手段との間で並列接続された第1ないし
第3の経路である場合、第1の経路に挿入接続された第
1位相差調整手段は第2の経路に対して−60度の位相
差をもたせた分布定数線路、第3の経路に挿入接続され
た第1位相差調整手段は第2の経路に対して+60度の
位相差をもたせた分布定数線路、第1の経路に挿入接続
された第2位相差調整手段は第2の経路に対して+60
度の位相差をもたせた分布定数線路、第3の経路に挿入
接続された第2位相差調整手段は第2の経路に対して−
60度の位相差をもたせた分布定数線路とする。
【0015】なお、前記分布定数線路、前記高周波信号
分配手段および前記高周波信号合成手段は、分布定数線
路又は集中定数素子で構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をミリ波帯で使用さ
れる3合成型高周波増幅器に適用した場合の実施の形態
を説明する。まず、この実施形態における3合成型高周
波増幅器の動作原理を図1を参照して説明する。説明の
便宜上、図6に示した従来の3合成型高周波増幅器と同
一機能の構成部品については、同一符号を付してある。
【0017】この3合成型高周波増幅器は、高周波入力
端10の後段に同位相同振幅の高周波信号を分配する入
力分配回路1が接続され、高周波出力端20の前段に高
周波信号を合成する出力合成回路2が接続されている。
入力分配回路1と合成回路2との間には第1ないし第3
の経路が並列に形成されている。
【0018】図の最上段に示される第1経路には、その
両端が一対の端子11a,11bで接続される入力側位
相差回路11cと、単位増幅器3と、その両端が一対の
端子21b,21aに接続される出力側位相差回路21
cが挿入接続されている。図中段に示される第2経路に
は、その両端が一対の端子12a,12bに接続される
入力側位相差回路12cと、単位増幅器4と、その両端
が一対の端子22b,22aに接続される出力側位相差
回路22cが挿入接続されている。図の最下段に示され
る第3経路には、その両端が一対の端子13a,13b
に接続される入力側位相差回路13cと、単位増幅器5
と、その両端が一対の端子23b,23aに接続される
出力側位相差回路23cが挿入接続されている。
【0019】この3合成型高周波増幅器の特徴的な部分
の1つは、入力分配回路1で3分配された高周波信号に
対して、第1経路の入力側位相差回路11cでは−60
度、出力側位相差回路21cでは+60度、第3経路の
入力側位相差回路13cでは+60度、出力側位相差回
路23cでは−60度の位相差をもたせているが、第2
の経路では上記のような位相差をもたせていない点であ
る。
【0020】すなわち、第1経路に分配された高周波信
号は、第1位相差回路11cによってθ−60度の位相
が与えられて単位増幅器3に入力される。そして、ここ
で所定の増幅度で増幅され且つ所定の位相が与えられ
る。増幅された高周波信号は、出力側位相差回路21c
で、θ+60度の位相が与えられて出力合成回路2に到
達する。
【0021】第2の経路に分配された高周波信号は、位
相差回路12cでθの位相が与えられて単位増幅器4に
入力される。そして、ここで所定の増幅度で増幅され且
つ所定の位相が与えられる。増幅された高周波信号は、
出力側位相差回路22cで、θの位相が与えられて出力
合成回路2に到達する。
【0022】第3の経路に分配された高周波信号は、第
1位相差回路13cによってθ+60度の位相が与えら
れて単位増幅器5に入力される。そして、ここで所定の
増幅度で増幅され且つ所定の位相が与えられる。増幅さ
れた高周波信号は、出力側位相差回路23cで、θ−6
0度の位相が与えられて出力合成回路2に到達する。
【0023】出力合成回路2に到達した3つの高周波信
号は、各経路の位相と振幅が単位増幅器3,4,5の特
性にバラツキがないと仮定すれば同振幅同位相であるた
め、出力合成回路2の出力端20では、入力端10から
入力された高周波信号に対し、高周波増幅器3,4,5
の利得と同じ利得と、入力された高周波信号の3倍の電
力値が得られる。
【0024】一方、反射波に対しては、図5に示すよう
に、各経路の単位増幅器3,4,5の入力側で、P1・
exp(j2(θ−60)),P2・exp(j2
θ),P3ej2(θ+60))という反射係数で、入
力合成回路1に戻り、これらが互いに相殺されるので、
その振幅はゼロになる。即ち、高周波入力端10から単
位増幅器3,4,5の反射波が出てくることがない。唯
一、入力分配回路1自身の反射のみがあらわれるという
動作をする。
【0025】図2は、図1の各回路を1つの基板上に実
装した3合成型高周波増幅器の平面図である。ハッチン
グ部分は、導電性部材を表す。符号は、図1に示した構
成部品に対応している。各経路の入力側および出力側の
位相差回路11c,12c,13c,21c,22c,
23cはマイクロストリップ線路(分布定数線路)で構
成し、入力分配回路1および出力合成回路2はマイクロ
ストリップ線路を用いたウィルキンソン型を用いてい
る。単位増幅器3,4,5はMMIC(Monolithic Micr
owave Integrated Circuits)を用いている。
【0026】図2を参照すると、この3合成型高周波増
幅器は、入力分配回路1が基板上の入力端10と接続さ
れ、出力合成回路2が基板上の出力端20に接続されて
いるとともに、これらを結ぶマイクロストリップ線路1
1c,12c,13c,21c,22c,23c及び単
位増幅器3,4,5が基板上に混載されている。このよ
うな構成にすることで、コンパクトでありながら、反射
波が抑制された3合成型高周波増幅器を容易に実現する
ことができる。
【0027】図3は、図1の3合成型高周波増幅器の変
形例を示したものである。図3に例示されたものは、図
1に示された入力分配回路1、出力合成回路2および各
位相差回路11c,12c,13c,21c,22c,
23cを分布定数線路を用いたものではなく、集中定数
素子に置き換えたものである。この置き換えは、分布定
数線路と集中定数素子とが等価になり得ることに基づ
く。以下、この点を詳細に説明する。
【0028】図4は、分布定数線路(正規化特性インピ
ーダンスZn、電気角φ)と集中定数素子(jX、jB
/2)との関係を示した図である。両者が等価であるた
めの条件は、下記の(1)式及び(2)式のようにな
る。
【0029】 X=Zn・sinφ ・・・(1) B/2=(1/Zn)tanφ/2・・・(2)
【0030】図1に示した入力分配回路1及び出力合成
回路2は、分布定数線路で構成されているので、これを
(1)式及び(2)式の条件を満たす集中定数素子に置
き換えたのが図3の例である。図3における抵抗値R1
は、図1の入力分配回路1及び出力合成回路2に組み込
まれる。また、図1の第1経路に位相差回路11c,2
1cは、図3では、誘導性リアクタンスL2と容量性リ
アクタンスC2で構成されるローパスフィルタと、誘導
性リアクタンスL3と容量性リアクタンスC3で構成さ
れるハイパスフィルタの位相差を、それぞれ+60度、
−60度に選ぶことによって、両者が等価となる。ロー
パスフィルタの位相φLは、下記の(3)式で与えら
れ、ハイパスフィルタの位相φHは、下記の(4)式で
与えられる。
【0031】 φL=tan−1(B1+2X1-X1・B1)/2・(1-X1・B1) ・・・(3) φH=tan−1(B2+2X2-X2・B2)/2・(1-X2・B2) ・・・(4)
【0032】但し、X1はωL2/Zo,B1はωC3
Zo、X2は1/ωC3Zo,B2はZo/ωL3、Z
oは図1における分布定数線路の特性インピーダンス、
ωは角周波数である。
【0033】図1に示した分布定数線路型のものは比較
的高い周波数で、例えば、マイクロストリップ線路など
で構成すると、小型且つ製作が容易となる利点がある。
一方、集中定数素子型のものは、集積化して高密度実装
を目指す場合に便利で、MMIC化したときに、受動回
路(L,C,R)だけのため、製作が容易である。両者
とも高周波入力端の反射特性に単位増幅器3,4,5の
反射を含まないという利点を有する点については共通と
なる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、合成型高周波増幅器における単位増幅器から
高周波信号の入力側への反射波を回避することができる
ようになるという、優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を3合成型高周波増幅器に適用した場合
の動作原理を示す等価回路。
【図2】本実施形態の3合成型高周波増幅器の実装状態
を示す正面図。
【図3】3合成型高周波増幅器を分布定数線路ではな
く、それと等価の集中定数素子で構成した場合の等価回
路。
【図4】分布定数線路を集中定数素子に置き換えるため
の条件を示した説明図。
【図5】高周波入力端に増幅器の反射波が含まれないこ
とを説明する図。
【図6】従来の代表的な3合成型高周波増幅器の等価回
路。
【図7】従来の他の合成型高周波増幅器の等価回路。
【符号の説明】
1 入力分配回路 2 出力合成回路 3,4,5 増幅器(単位増幅器) 10 高周波入力端 11c,12c,13c 入力側位相差回路 21c,22c,23c 出力側位相差回路 20 高周波出力端
フロントページの続き Fターム(参考) 5J067 AA01 AA04 AA21 AA41 CA00 FA19 KA16 KA68 KS01 LS12 QA04 QS02 SA14 TA01 5J069 AA01 AA04 AA21 AA41 CA00 FA19 KA16 KA68 KC03 KC06 KC07 QA04 SA14 TA01 5J092 AA01 AA04 AA21 AA41 CA00 FA19 KA16 KA68 QA04 SA14 TA01 VL08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された高周波信号を複数の経路に分
    配する高周波信号分配手段と、前記複数の経路の各々か
    ら伝わる高周波信号を合成する高周波信号合成手段と、
    前記高周波信号分配回路と各々の経路途中に存在する単
    位増幅器との間に挿入接続される第1位相差調整手段と
    を具え、 各経路の第1位相差調整手段は、前記高周波信号分配手
    段から分配され、当該経路に存在する単位増幅器で反射
    された高周波信号の位相を相殺するように調整されてい
    ることを特徴とする、 合成型高周波増幅器。
  2. 【請求項2】 入力された高周波信号を複数の経路に分
    配する高周波信号分配手段と、前記複数の経路の各々か
    ら伝わる高周波信号を合成する高周波信号合成手段と、
    前記高周波信号分配回路と各々の経路途中に存在する単
    位増幅器との間に挿入接続される第1位相差調整手段
    と、各経路の単位増幅器と前記高周波信号合成手段との
    間に挿入接続される第2位相差調整手段とを具え、 各経路の第1位相差調整手段は、前記高周波信号分配手
    段から分配され、当該経路に存在する単位増幅器で反射
    された高周波信号の位相を相殺するように調整されてお
    り、 各経路の第2位相差調整手段は、当該経路の第1位相差
    調整手段で調整されている高周波信号の位相を相殺する
    ように調整されていることを特徴とする、 合成型高周波増幅器。
  3. 【請求項3】 前記高周波信号分配手段が、各経路に同
    位相同振幅の高周波信号を分配するものであり、前記高
    周波信号合成手段が、各経路から伝わる高周波信号を同
    位相同振幅で合成するものである、 請求項1又は2記載の合成型高周波増幅器。
  4. 【請求項4】 入力された高周波信号を第1ないし第3
    の経路に分配する高周波信号分配手段と、各経路から伝
    わる高周波信号を合成する高周波信号合成手段と、前記
    高周波信号分配回路と各々の経路途中に存在する単位増
    幅器との間に挿入接続される第1位相差調整手段と、各
    経路の単位増幅器と前記高周波信号合成手段との間に挿
    入接続される第2位相差調整手段とを具え、 第1の経路に挿入接続された第1位相差調整手段は、第
    2の経路に対して−60度の位相差をもたせた分布定数
    線路であり、 第3の経路に挿入接続された第1位相差調整手段は、第
    2の経路に対して+60度の位相差をもたせた分布定数
    線路であり、 第1の経路に挿入接続された第2位相差調整手段は、第
    2の経路に対して+60度の位相差をもたせた分布定数
    線路であり、 第3の経路に挿入接続された第2位相差調整手段は、第
    2の経路に対して−60度の位相差をもたせた分布定数
    線路である、 合成型高周波増幅器。
  5. 【請求項5】 前記分布定数線路、前記高周波信号分配
    手段および前記高周波信号合成手段が、集中定数素子で
    構成されている、 請求項4記載の合成型高周波増幅器。
  6. 【請求項6】 前記高周波信号分配手段が基板上の高周
    波信号入力端に接続され、前記高周波信号合成手段が前
    記基板上の高周波信号出力端に接続されているととも
    に、これらの手段を結ぶ各経路の前記分布定数線路及び
    単位増幅器が前記基板上に混載されている、 請求項4記載の合成型高周波増幅器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267181A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波電力送信装置
JP2016063291A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 三菱電機株式会社 広帯域増幅器

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