JP2002299901A - 高周波モジュール - Google Patents

高周波モジュール

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JP2002299901A JP2001096377A JP2001096377A JP2002299901A JP 2002299901 A JP2002299901 A JP 2002299901A JP 2001096377 A JP2001096377 A JP 2001096377A JP 2001096377 A JP2001096377 A JP 2001096377A JP 2002299901 A JP2002299901 A JP 2002299901A
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アンプ利得による通過特性の向上を図りつつア
イソレーション特性の低下を防止することができる高周
波モジュールを提供する。 【解決手段】ワンチップ内に高周波スイッチとアンプが
集積化され、チップが回路基板の上にフリップチップ実
装されている。チップと回路基板との間は樹脂にて封止
されている。チップにおけるアンプ用半導体素子(HE
MT)40の信号入力側に、線幅を変化させたコプレー
ナウェーブガイドの信号線路42,43と当該信号線路
42,43に対し直列のキャパシタ44とスタブ45で
構成するインピーダンス整合回路41が配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波モジュール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子スキャンミリ波レーダにおいて、ミ
リ波の信号を切り替えるスイッチMMICが必要とな
る。このスイッチにはオン時の低損失化とオフ時の高ア
イソレーション化が求められる。
【0003】また、ミリ波・マイクロ波デバイスの高機
能・小型・低コストな実装にはフリップチップ実装が非
常に有効である。以下に、代表的な特徴を3つ挙げる。 (1)電極間の接続を数十μmのバンプで行うため寄生
リアクタンスが少なく、ミリ波帯でも特性劣化がほとん
どない(高機能)。 (2)実装面積はチップサイズに等しい(小型)。 (3)封止樹脂によりデバイスの回路面が保護されるた
め気密封止が必要ない(低コスト)。
【0004】このように高周波での良好な特性が期待で
きるフリップチップ実装であるが、高周波に適用するに
は、接続部のインピーダンスや封止樹脂の高周波特性な
どを正確に把握しMMICの専用回路設計が必要とな
る。
【0005】上記で示したスイッチMMICの低損失化
をさらに向上するためにアンプとスイッチをワンチップ
化したMMICを開発することが行われている。しか
し、アンプとスイッチを一体化したMMICをフリップ
チップ実装すると、オフ時のアイソレーションが悪化す
る樹脂封止型フリップチップ実装特有の課題が発生す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景の下になされたものであり、その目的は、アンプ利得
による通過特性の向上を図りつつアイソレーション特性
の低下を防止することができる高周波モジュールを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、チップにおけるアンプ用半導体素子の信号入力
側に、線幅を変化させたコプレーナウェーブガイドの信
号線路と当該信号線路に対し直列のキャパシタとスタブ
で構成するインピーダンス整合回路を配することによ
り、アンプ利得による通過特性の向上を図りつつアイソ
レーション特性の低下を防止することができる。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、高周波信
号の漏れが少なく、かつ、バイアス供給を行うことがで
きる。請求項5に記載の発明によれば、高周波のバイア
ス端子側へのリークをカットすることができる。
【0009】請求項7に記載の発明によれば、バンプの
接合強度の向上を図ることができる。請求項9に記載の
発明によれば、高周波信号の漏れを遮断できる。
【0010】請求項10に記載の発明によれば、高周波
信号の漏れをさらに遮断できる。請求項11に記載の発
明によれば、チップにおけるアンプ用半導体素子の信号
入力側に、コプレーナウェーブガイドの信号線路に対し
並列のキャパシタと直列のキャパシタとスタブで構成す
るインピーダンス整合回路を配することにより、アンプ
利得による通過特性の向上を図りつつアイソレーション
特性の低下を防止することができる。
【0011】請求項14に記載の発明によれば、高周波
信号の漏れが少なく、かつ、バイアス供給を行うことが
できる。請求項15に記載の発明によれば、高周波のバ
イアス端子側へのリークをカットすることができる。
【0012】請求項17に記載の発明によれば、バンプ
の接合強度の向上を図ることができる。請求項19に記
載の発明によれば、高周波信号の漏れを遮断できる。
【0013】請求項20に記載の発明によれば、高周波
信号の漏れをさらに遮断できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。
【0015】図1には高周波モジュールの斜視図を示
す。金属基台1の上には回路基板2が搭載されている。
回路基板2にはマイクロストリップラインやコプレーナ
ウェーブガイドといった高周波線路が形成されている。
MMIC(チップ)3の裏面(下面)にはバンプ4が形
成され、回路基板2の上にフリップチップ実装されてい
る。回路基板2の材料として、テトラフルオロエチレン
樹脂(フッ素樹脂)を用いている。また、チップ3と回
路基板2との間は樹脂(図1では省略)で封止されてい
る。
【0016】MMIC3には図2に示すように、ワンチ
ップ内に高周波スイッチ10とアンプ11が集積化され
ている。つまり、MMIC3において、チャンネル数
「3」のSP3T(Single Pole 3rd Throw)スイ
ッチ10とアンプ11を集積化しており、SP3T(S
ingle Pole 3rd Throw)スイッチ10のシングルポ
ール部(出力端子)にアンプ11を1段付加した構成に
なっている。このアンプ付きスイッチは、76.5GH
zで動作する。
【0017】図3には、設計したアンプ付きスイッチの
アンプ部11の等価回路を示す。また、図4には、MM
IC(チップ)3の裏面側の平面図(MMICのパター
ン概略図)を示す。図4のX−X線での縦断面を図5に
示す。
【0018】図5において、MMIC(チップ)3は厚
さが600μmであり、そのMMIC(チップ)3には
コプレーナウェーブガイドが形成されている。つまり、
MMIC(チップ)3の裏面(図5での下面)における
信号線路20の両側にグランド電極21が形成されてい
る。信号線路20の両側に形成されるグランド電極21
は140μmだけ離間している。グランド電極21には
円柱状のバンプ22が多数形成されている。一方、この
MMIC3に対する回路基板2に関して、テトラフルオ
ロエチレン樹脂基板の厚さが127μmであり、その上
には信号線路を挟んでグランド電極30が形成されてい
る。そして、回路基板2側のグランド電極30とMMI
C(チップ)3側のグランド電極21とがバンプ22に
より接続されている。円柱状のバンプ22は、直径が4
0μmで、高さが20μmである。
【0019】なお、上記構造の76.5GHzにおける
コプレーナウェーブガイドの基本波長は線路特性インピ
ーダンスが50Ωの場合は1.42mmで、87Ωの場
合は1.33mmとなる。
【0020】また、図4において符号Yにてスイッチを
切り替える能動素子の形成位置を表し、この能動素子に
はSBD(Schottky Barrier Diode)を使用して
いる。詳しくは、コプレーナウェーブガイドの信号線路
とグランド電極の間にシャント接続した2素子ダイオー
ドにて構成している。この結果、ダイオードのオン特性
が下がり、スイッチのオフ特性の向上に寄与する。
【0021】図4において符号Aにてアンプ11での能
動素子40の形成位置を表し、この能動素子40にはH
EMT(High Electron Mobility Transistor )を
用い、その素子40の入出力部には図3に示すように整
合回路41,46を付加した構成になっている。
【0022】図3において、アンプ用半導体素子(HE
MT)40の信号入力側に配する入力インピーダンス整
合回路41は、線幅を変化させたコプレーナウェーブガ
イドの信号線路42,43と、当該線路42,43に対
し直列のキャパシタ44と、スタブ45で構成してい
る。さらに、アンプ用半導体素子(HEMT)40の信
号出力側に配する出力インピーダンス整合回路46は、
線幅を変化させたコプレーナウェーブガイドの信号線路
47,48と、当該線路47,48に対し直列のキャパ
シタ49と、スタブ50で構成している。
【0023】さらに、スタブ45を介してアンプ用半導
体素子40への電源バイアス供給を行うようにしてい
る。同様に、スタブ50を介してアンプ用半導体素子4
0への電源バイアス供給を行うようにしている。また、
この電源バイアス供給線路に用いるスタブ45,50の
線路長を、基本波長(λ)の3/16波長から6/16
波長の間にしている。つまり、λ=1330μmであ
り、図3の場合、スタブ長が351μmであり、351
/1330=4.2/16となっている。さらに、電源
バイアス供給線路に用いるスタブ線路45,50の特性
インピーダンスを50Ω以上にしている。
【0024】さらには、電源バイアス供給線路に用いる
スタブ線路45の先端をキャパシタ51を介してグラン
ド側へ短絡している。同様に、電源バイアス供給線路に
用いるスタブ線路50の先端をキャパシタ52を介して
グランド側へ短絡している。
【0025】図3について詳しくは、アンプ用トランジ
スタ40のゲート端子には、スタブ長351μmで特性
インピーダンスが87Ωのコプレーナウェーブガイドに
よる線路45で、ゲートバイアスVg が供給される。入
力側のインピーダンスマッチングのための構成として、
特性インピーダンス50Ωと35Ωのコプレーナウェー
ブガイドによる線路42,43が直列に配置され、それ
ぞれの線路長を246μmと89μmにしている。ま
た、DCカット用のキャパシタ51の容量は500フェ
ムトファラッドにしている。
【0026】また、トランジスタ40のドレイン端子に
は、スタブ長が351μmで特性インピーダンスが87
Ωのコプレーナウェーブガイドによる線路50で、ドレ
インバイアスVd が供給される。出力側のインピーダン
スマッチングのための構造として、特性インピーダンス
50Ωと35Ωのコプレーナウェーブガイドによる線路
47,48を直列に配置し、それぞれの線路長を56μ
mと266μmとしている。また、DCカット用のキャ
パシタ52の容量は500フェムトファラッドとしてい
る。
【0027】このように、コプレーナウェーブガイドの
線路42,43および47,48のように信号線幅を変
化させたラインを用いたアンプ整合回路としている。こ
のようにしてコプレーナウェーブガイドでの線路の信号
線幅を変えることで線路の特性インピーダンスを変化さ
せることが可能であり、これらの異なった特性インピー
ダンス線路の組み合わせで、並列のMIMキャパシタと
同等の整合回路を構成することができる。この回路構成
は大きな電磁界モードの変化が生じないため主線路の主
要モードを乱すには至らない(アイソレーション悪化に
はつながらない)。
【0028】つまり、樹脂封止型フリップチップ実装用
のアンプ付きスイッチMMICにおいて、アンプ利得に
よる通過特性の向上を図りつつアイソレーション特性の
低下を防止することができる。
【0029】ここで、図5に示したように、MMIC
(チップ)3と回路基板2の接続を円柱バンプ22にて
行い、その間を樹脂5で充填した構造としているととも
に、図4,5に示すように、MMIC(チップ)3にお
けるコプレーナウェーブガイドでの信号線路20の両側
に配置されるグランド電極21上にバンプ22を配置し
ている。チップ3と回路基板2の接続を円柱バンプ22
にて行い、その間を樹脂5で充填することにより、バン
プの接合強度の向上を図ることができる。また、信号線
路20の両側のグランド電極21上にバンプ22を配置
することにより、高周波信号の漏れを遮断できる。
【0030】さらに、図3での電源バイアス供給線路4
5,50に関しても図4に示すように、電源バイアス供
給線路45の両側に配置されるグランド電極21上にも
バンプ60を配置するとともに、電源バイアス供給線路
50の両側に配置されるグランド電極21上にもバンプ
61を配置している。電源バイアス供給線路45,50
の両側のグランド電極21上にもバンプ60,61を配
置することにより、高周波信号の漏れをさらに遮断でき
る。
【0031】次に、インピーダンス整合回路41,46
による効果について言及する。λ/4の奇数倍のスタブ
長の場合にはスタブ部は共振状態となり、図6に示すよ
うに、分岐部の根本から見た主線路のインピーダンス
(スタブ分岐部から先端を見た特性インピーダンス)Z
inは、次式より無限大となる。
【0032】
【数1】 ただし、位相定数:β=2π/λ λ:伝送線路内の1波長当たりの長さ ZL :負荷インピーダンス ZC :線路インピーダンス この結果、目標周波数の基本波長λにおける電磁波のリ
ークは発生しない。よって、主線路のみに電磁波は伝搬
するため分岐部におけるモード変換や電磁波のリークは
発生しなくなる。
【0033】よって、分岐部での漏れが発生しないので
スイッチのアイソレーション特性低下を防止できる。ア
イソレーション悪化のメカニズムを以下に述べる。
【0034】まず、フリップチップ実装を行い樹脂封止
することでテトラフルオロエチレン樹脂製基板の電極と
MMICの電極のサンドウィッチ構造による、並行平板
モードの発生率が高くなる。さらに、アンプは増幅素子
の50Ωから外れた入出力インピーダンスをスタブ等を
用いて50Ω線路インピーダンスに整合するため、スタ
ブ分岐部は電磁界が大きく乱れる。その結果、スタブ分
岐部分でのモード変換の発生率が高くなる。
【0035】以上の結果、スタブ分岐部で発生した電磁
界の乱れがモード変換を起こし平行平板モードとなり、
図7に示すように、スイッチの各出力端子の配線と結合
しアイソレーション特性を悪化する。
【0036】スタブ長とスイッチアイソレーションの関
係を、図8に示す3次元の簡易モデルを用い、電磁界シ
ミュレーションにて検証した結果を図9に示す。図8
は、テトラフルオロエチレン樹脂製基板70の上にエポ
キシ樹脂層71を介してMMIC72を重ねた場合を示
し、MMIC72の裏面に描画した線路73,74によ
り第1ポート、第2ポート、第3ポートが形成され、こ
のポートは図7での第2チャンネル、HEMTゲート入
力端子、第3チャンネルに対応するものである。
【0037】図9において、1/8λでアイソレーショ
ンは大きく悪化し、1/4λで最も改善される。−30
dB以下を基準に考えてみると、電源バイアス供給用の
スタブ長は1/16λ以下の時と、3/16λ〜6/1
6λの時となることが分かった。よって、パターンレイ
アウト上、好ましい範囲は3/16λ〜6/16λであ
る。
【0038】また、アルミナ基板よりもテトラフルオロ
エチレン樹脂製基板の方が誘電率が低く、平行平板モー
ドになりにくい。さらに、電源バイアス供給線路に用い
るスタブ線路45,50の特性インピーダンスを50Ω
以上にすることにより、高周波信号の漏れが少なく、か
つ、バイアス供給を行うことができる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0039】図10には、図3に代わる本実施の形態に
おけるアンプ部の等価回路を示す。図10において、ア
ンプ用半導体素子(HEMT)40の信号入力側には入
力インピーダンス整合回路80が設けられ、この整合回
路80は、コプレーナウェーブガイドの信号線路81に
対し並列のキャパシタ82と直列のキャパシタ83とス
タブ84で構成されている。また、アンプ用半導体素子
(HEMT)40の信号出力側には出力インピーダンス
整合回路85が設けられ、この整合回路85は、コプレ
ーナウェーブガイドの信号線路86,87に対し並列の
キャパシタ88と直列のキャパシタ89とスタブ90で
構成されている。
【0040】このように構成しても、小型化を図りつつ
アイソレーション特性の低下を防止することができる。
入力および出力インピーダンス整合回路80,85にお
いて、それぞれ、スタブ84,90を介してアンプ用半
導体素子(HEMT)40への電源バイアス供給を行う
ようにするとともに、当該電源バイアス供給線路に用い
るスタブ84,90の線路長を、基本波長(λ)の3/
16波長から6/16波長の間にしている。
【0041】詳しくは、トランジスタ40のゲート端子
には、スタブ長が351μmで特性インピーダンスが8
7Ωのコプレーナウェーブガイドによる線路84で、ゲ
ートバイアスVg が供給される。入力側のインピーダン
スマッチングを行うための構成として、直列のMIMキ
ャパシタ83と50Ω線路(81)に並列のMIMキャ
パシタ82を用いている。線路長は3μmであり、キャ
パシタの容量はそれぞれ、51フェムトファラッド、5
3フェムトファラッドである。
【0042】また、トランジスタ40のドレイン端子に
は、スタブ長が351μmで特性インピーダンスが87
Ωのコプレーナウェーブガイドによる線路90で、ドレ
インバイアスが供給される。出力側のインピーダンスマ
ッチングを行うための構成として、50Ω線路86に対
し並列のMIMキャパシタ88、50Ωの線路87、直
列のMIMキャパシタ89を用いている。それぞれの値
は線路長92μm、200フェムトファラッド、線路長
10μm、50フェムトファラッドである。
【0043】このように、電源バイアス供給線路に用い
るスタブ線路84,90の特性インピーダンスを50Ω
以上にすることにより、高周波信号の漏れが少なく、か
つ、バイアス供給を行うことができる。
【0044】また、電源バイアス供給線路に用いるスタ
ブ線路84の先端はキャパシタ91を介してグランド側
へ短絡している。同様に、電源バイアス供給線路に用い
るスタブ線路90の先端はキャパシタ92を介してグラ
ンド側へ短絡している。
【0045】このように電源バイアス供給線路に用いる
スタブ線路84,90の先端をキャパシタ91,92を
介してグランド側へ短絡することにより、高周波のバイ
アス端子側へのリークをカットすることができる。
【0046】また、図10の並列のキャパシタ82,8
8として、MIM(Metal Insulator Metal)キャ
パシタを用いており、図11には、MIMキャパシタ8
2,88の構造を示す。上層配線である信号線路100
の下に窒化膜(絶縁膜)101を介して下層配線である
導体102をその一部が重なるように配置し、導体10
2がグランド電極103とつながっている。よって、上
層配線である信号線路100と下層配線102との間に
窒化膜(絶縁膜)101を配した、いわゆるサンドウィ
ッチ構造としている。例えば、200フェムトファラッ
ドの容量の場合では、上層配線100と下層配線102
の重なり合う電極面積は320平方μm(10×32μ
m)とすることにより、オープンスタブに対し非常に微
小サイズで作製でき、チップサイズを小さくできる。
【0047】なお、図11の他にも図12に示すよう
に、上層配線であるグランド電極103の下に窒化膜
(絶縁膜)101を介して下層配線である導体102を
その一部が重なるように配置し、導体102を信号線路
100とつなげることによりMIMキャパシタを構成し
てもよい。
【0048】このように、図10での並列のMIMキャ
パシタ82,88は、図11,12に示したように、数
10-15 Fと極小で、パターンサイズは数十μm四角と
小さい。そのため、電磁界モードを変化するには至らな
い。よって、主線路の主要モードを乱すことは無い(ア
イソレーション悪化にはつながらない)。
【0049】本例でも、図5に示したように、MMIC
(チップ)3と回路基板2の接続を円柱バンプ22にて
行い、その間を樹脂5で充填した構造とするとともに、
図4に示すように、MMIC(チップ)3におけるコプ
レーナウェーブカイドでの信号線路20の両側に配置さ
れるグランド電極21上にバンプ22を配置している。
さらに、図10での電源バイアス供給線路84,90の
両側に配置されるグランド電極には図4で説明したよう
にグランド電極21の上にバンプ60,61を配置して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における高周波モジュールの斜視
図。
【図2】 アンプ付きスイッチの回路図。
【図3】 第1の実施形態におけるアンプの回路構成
図。
【図4】 MMICの裏面を示す平面図。
【図5】 MMICのバンプによる接合部を示す縦断面
図。
【図6】 インピーダンス整合を説明するための図。
【図7】 アイソレーション特性の悪化を説明するため
の図。
【図8】 電磁界シミュレーションに用いたモデルを示
す図。
【図9】 電磁界シミュレーション結果を示す図。
【図10】 第2の実施形態におけるアンプの回路構成
図。
【図11】 MIMキャパシタを示す図。
【図12】 MIMキャパシタを示す図。
【符号の説明】
2…回路基板、3…MMIC(チップ)、10…高周波
スイッチ、11…アンプ、21…グランド電極、22…
バンプ、40…アンプ用半導体素子(HEMT)、41
…入力インピーダンス整合回路、42,43…コプレー
ナウェーブカイドの信号線路、44…キャパシタ、45
…スタブ、46…出力インピーダンス整合回路、47,
48…コプレーナウェーブカイドの信号線路、49…キ
ャパシタ、50…スタブ、51,52…キャパシタ、6
0,61…バンプ、80…入力インピーダンス整合回
路、81…コプレーナウェーブカイドの信号線路、82
…キャパシタ、83…キャパシタ、84…スタブ、85
…出力インピーダンス整合回路、86,87…コプレー
ナウェーブカイドの信号線路、88…キャパシタ、89
…キャパシタ、90…スタブ、91,92…キャパシ
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田 尚典 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5J012 BA04 5J067 AA04 AA41 CA75 FA12 HA12 HA29 KA29 KA48 KA68 KS14 LS13 MA22 QS04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンチップ内に高周波スイッチ(10)
    とアンプ(11)を集積化し、当該チップ(3)を回路
    基板(2)の上にフリップチップ実装するとともに、チ
    ップ(3)と回路基板(2)との間を樹脂封止した高周
    波モジュールであって、 前記チップ(3)におけるアンプ用半導体素子(40)
    の信号入力側に、線幅を変化させたコプレーナウェーブ
    ガイドの信号線路(42,43)と当該信号線路(4
    2,43)に対し直列のキャパシタ(44)とスタブ
    (45)で構成するインピーダンス整合回路(41)を
    配したことを特徴とする高周波モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高周波モジュールにお
    いて、 前記アンプ用半導体素子(40)の信号出力側に、線幅
    を変化させたコプレーナウェーブガイドの信号線路(4
    7,48)と当該信号線路(47,48)に対し直列の
    キャパシタ(49)とスタブ(50)で構成するインピ
    ーダンス整合回路(46)を配したことを特徴とする高
    周波モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の高周波モジュ
    ールにおいて、 前記スタブ(45,50)を介して前記アンプ用半導体
    素子(40)への電源バイアス供給を行うようにすると
    ともに、当該電源バイアス供給線路に用いるスタブ(4
    5,50)の線路長を、基本波長(λ)の3/16波長
    から6/16波長の間にしたことを特徴とする高周波モ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の高周波モジュールにお
    いて、 電源バイアス供給線路に用いるスタブ線路(45,5
    0)の特性インピーダンスを50Ω以上にしたことを特
    徴とする高周波モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の高周波モジュールにお
    いて、 電源バイアス供給線路に用いるスタブ線路(45,5
    0)の先端をキャパシタ(51,52)を介してグラン
    ド側へ短絡したことを特徴とする高周波モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の高周波モジュールにお
    いて、 スイッチ(10)のチャンネル数を「2」以上としたこ
    とを特徴とする高周波モジュール。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の高周波モジュールにお
    いて、 前記チップ(3)と回路基板(2)の接続を円柱バンプ
    (22)にて行い、その間を樹脂(5)で充填したこと
    を特徴とする高周波モジュール。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の高周波モジュールにお
    いて、 前記回路基板(2)の材料としてテトラフルオロエチレ
    ン樹脂を用いたことを特徴とする高周波モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の高周波モジュールにお
    いて、 前記チップ(3)におけるコプレーナウェーブガイドで
    の信号線路(20)の両側に配置されるグランド電極
    (21)上にバンプ(22)を配置したことを特徴とす
    る高周波モジュール。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の高周波モジュールに
    おいて、 前記チップ(3)における電源バイアス供給線路(4
    5,50)の両側に配置されるグランド電極(21)上
    にもバンプ(60,61)を配置したことを特徴とする
    高周波モジュール。
  11. 【請求項11】 ワンチップ内に高周波スイッチ(1
    0)とアンプ(11)を集積化し、当該チップ(3)を
    回路基板(2)の上にフリップチップ実装するととも
    に、チップ(3)と回路基板(2)との間を樹脂封止し
    た高周波モジュールであって、 前記チップ(3)におけるアンプ用半導体素子(40)
    の信号入力側に、コプレーナウェーブガイドの信号線路
    (81)に対し並列のキャパシタ(82)と直列のキャ
    パシタ(83)とスタブ(84)で構成するインピーダ
    ンス整合回路(80)を配したことを特徴とする高周波
    モジュール。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の高周波モジュール
    において、 前記アンプ用半導体素子(40)の信号出力側に、コプ
    レーナウェーブガイドの信号線路(86,87)に対し
    並列のキャパシタ(88)と直列のキャパシタ(89)
    とスタブ(90)で構成するインピーダンス整合回路
    (85)を配したことを特徴とする高周波モジュール。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の高周波
    モジュールにおいて、 前記スタブ(84,90)を介して前記アンプ用半導体
    素子(40)への電源バイアス供給を行うようにすると
    ともに、当該電源バイアス供給線路に用いるスタブ(8
    4,90)の線路長を、基本波長(λ)の3/16波長
    から6/16波長の間にしたことを特徴とする高周波モ
    ジュール。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の高周波モジュール
    において、 電源バイアス供給線路に用いるスタブ線路(84,9
    0)の特性インピーダンスを50Ω以上にしたことを特
    徴とする高周波モジュール。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の高周波モジュール
    において、 電源バイアス供給線路に用いるスタブ線路(84,9
    0)の先端をキャパシタ(91,92)を介してグラン
    ド側へ短絡したことを特徴とする高周波モジュール。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の高周波モジュール
    において、 スイッチ(10)のチャンネル数を「2」以上としたこ
    とを特徴とする高周波モジュール。
  17. 【請求項17】 請求項11に記載の高周波モジュール
    において、 前記チップ(3)と回路基板(2)の接続を円柱バンプ
    (22)にて行い、その間を樹脂(5)で充填したこと
    を特徴とする高周波モジュール。
  18. 【請求項18】 請求項11に記載の高周波モジュール
    において、 前記回路基板(2)の材料としてテトラフルオロエチレ
    ン樹脂を用いたことを特徴とする高周波モジュール。
  19. 【請求項19】 請求項11に記載の高周波モジュール
    において、 前記チップ(3)におけるコプレーナウェーブガイドで
    の信号線路(20)の両側に配置されるグランド電極
    (21)上にバンプ(22)を配置したことを特徴とす
    る高周波モジュール。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の高周波モジュール
    において、 前記チップ(3)における電源バイアス供給線路(8
    4,90)の両側に配置されるグランド電極(21)上
    にもバンプ(60,61)を配置したことを特徴とする
    高周波モジュール。
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KR20040048005A (ko) * 2002-12-02 2004-06-07 한국전자통신연구원 가변 임피던스 매칭회로
KR101301816B1 (ko) * 2010-03-25 2013-08-29 한국전자통신연구원 증폭기 스위치로 동작하는 다기능 mmic

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