JP2002299611A - ゲート電極を有する半導体素子の特性の計算方法及びプログラム - Google Patents

ゲート電極を有する半導体素子の特性の計算方法及びプログラム

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JP2002299611A
JP2002299611A JP2001098788A JP2001098788A JP2002299611A JP 2002299611 A JP2002299611 A JP 2002299611A JP 2001098788 A JP2001098788 A JP 2001098788A JP 2001098788 A JP2001098788 A JP 2001098788A JP 2002299611 A JP2002299611 A JP 2002299611A
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Akihiro Usujima
章弘 薄島
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Fujitsu Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • G06F30/23Design optimisation, verification or simulation using finite element methods [FEM] or finite difference methods [FDM]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子の特性を計算する際の計算時間を
短縮することが可能な計算方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板の表面の一部の領域上にゲー
ト電極を有する半導体素子のゲート長を決定し、決定さ
れたゲート長を上限ゲート長とする。ゲート長が上限ゲ
ート長の半導体素子について、不純物注入条件を決定
し、代表不純物濃度分布を計算する。代表不純物濃度分
布に基づいて、限界ゲート長を求める。限界ゲート長以
上であり、かつ上限ゲート長以下の長さのゲート長を有
する半導体素子について、代表不純物濃度分布に基づい
て、当該半導体素子の不純物濃度分布を導出する。導出
された不純物濃度分布に基づいて、半導体素子の特性を
求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の表面
の一部の領域上にゲート電極が形成された半導体装置の
特性の計算方法及びその計算を行うプログラムに関す
る。
【0002】近年、半導体素子の高性能化、高集積化が
加速しており、高性能の新しい半導体素子を速やかに、
かつ低価格で市場に送り出すことが望まれている。この
要望を満たすために、シミュレーション技術が利用され
ている。
【0003】
【従来の技術】図9を参照して、従来の半導体素子の特
性の計算方法について説明する。ステップST100に
おいて、計算すべきN個の半導体素子の各々のゲート長
Lg(1)〜Lg(N)を入力する。なお、これらの半
導体素子は、ゲート長が異なる点を除いて、同一の構造
を有する。ステップST101に進み、変数iに1を代
入する。変数iは、N個の半導体素子のうち1個を特定
するためのものである。
【0004】ステップST102に進み、ゲート長がL
g(i)の半導体素子のプロセスシミュレーションを行
う。具体的には、イオン注入条件、熱処理条件等のプロ
セス条件が入力され、半導体基板内の不純物濃度分布が
計算される。プロセスシミュレーションが終了すると、
ステップST103に進む。
【0005】ステップST103では、プロセスシミュ
レーションで求められた不純物濃度分布に基づいて、半
導体素子の電流電圧特性が計算される。この計算は、デ
バイスシミュレーションと呼ばれる。デバイスシミュレ
ーションが終了すると、ステップST104に進む。
【0006】ステップST104で、変数iがインクリ
メントされ、ステップST105で変数iと、計算すべ
き半導体素子の数Nとの大小関係が比較される。条件i
≦Nが満足されるとき、ステップ102に戻り、未だ計
算されていないゲート長の半導体素子について、プロセ
スシミュレーションとデバイスシミュレーションとが実
行される。条件i>Nが満たされると、シミュレーショ
ンが終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した計算方法
では、計算すべきすべての半導体素子について、プロセ
スシミュレーションとデバイスシミュレーションとが実
行される。ところが、プロセスシミュレーションは長時
間を必要とするため、これをN回繰り返すと、全体の計
算時間が著しく長くなってしまう。
【0008】本発明の目的は、半導体素子の特性を計算
する際の計算時間を短縮することが可能な計算方法、及
びそのプログラムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、半導体基板の表面の一部の領域上にゲート電極を有
する半導体素子のゲート長を決定し、決定されたゲート
長を上限ゲート長とする工程と、ゲート長が前記上限ゲ
ート長の半導体素子について、不純物注入条件を決定
し、代表不純物濃度分布を計算する工程と、前記代表不
純物濃度分布に基づいて、限界ゲート長を求める工程
と、前記限界ゲート長以上であり、かつ前記上限ゲート
長以下の長さのゲート長を有する半導体素子について、
前記代表不純物濃度分布に基づいて、当該半導体素子の
不純物濃度分布を導出する工程と、導出された不純物濃
度分布に基づいて、半導体素子の特性を求める工程とを
有する半導体素子の特性の計算方法が提供される。
【0010】本発明の他の観点によると、半導体基板の
表面の一部の領域上にゲート電極を有する半導体素子の
上限ゲート長を入力する手順と、不純物注入条件を入力
する手順と、ゲート長が前記上限ゲート長の半導体素子
について、入力された不純物注入条件の下で、代表不純
物濃度分布を計算する手順と、前記代表不純物濃度分布
に基づいて、限界ゲート長を求める手順と、前記限界ゲ
ート長以上であり、かつ前記上限ゲート長以下の長さの
ゲート長を有する半導体素子について、前記代表不純物
濃度分布に基づいて、当該半導体素子の不純物濃度分布
を導出する手順と、導出された不純物濃度分布に基づい
て、半導体素子の特性を計算する手順とをコンピュータ
に実行させるためのプログラムが提供される。
【0011】一旦限界ゲート長を求まると、限界ゲート
長よりも長く、かつ上限ゲート長以下のゲート長を有す
る半導体素子について、不純物注入条件等から不純物濃
度分布を計算することなく、半導体素子の特性を求める
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1の実施例に
よる半導体素子の特性の計算方法のメインフローチャー
トを示す。まず、ステップST1において、特性を計算
すべきN個の半導体素子のゲート長Lg(1)〜Lg
(N)を入力する。例えば、N=10とし、Lg(1)
〜Lg(10)を、それぞれ5μm、4μm、3μm、
2μm、1μm、0.8μm、0.5μm、0.3μ
m、0.26μm、0.24μmとする。
【0013】図2(A)に、半導体素子の断面図を示
す。半導体基板1の表面の一部の領域上にゲート絶縁膜
2を介してゲート電極3が形成されている。ゲート電極
3の側壁上にサイドウォールスペーサ4が形成されてい
る。ゲート電極3のゲート長をLgとする。特性を計算
すべきN個の半導体素子は、ゲート長が異なる点を除い
て、同一の構造を有する。半導体基板1の表面に垂直
で、かつゲート長方向に平行な断面(図2(A)の紙面
に相当)内に、XY直交座標系を定義する。X軸はゲー
ト長方向に平行で、Y軸は半導体基板1の表面に対して
垂直である。ゲート電極3の中央をX軸の原点とし、半
導体基板1の表面をY軸の原点とし、半導体基板1の内
部に向かう向きをY軸の正の向きとする。この半導体素
子は、Y軸に関して対象である。
【0014】ステップST2に進み、最大ゲート長Lg
max、すなわちゲート長Lg=5μmの半導体素子に
ついて、プロセスシミュレーションを行う。以下、プロ
セスシミュレーションの条件の一例を説明する。対象と
する半導体素子は、CMOSロジックに用いられるNM
OSトランジスタである。対象とする半導体素子はY軸
に関して対象であるため、プロセスシミュレーション
は、図2(A)に示したXY平面内のX座標の正の領域
のみで行われる。
【0015】まず、XY面内に、シミュレーション用の
メッシュを設定する。図8に、メッシュの一例を示す。
メッシュは等間隔ではなく、不純物濃度の変化が大きい
と思われる領域のメッシュを緻密にしている。例えば、
深くなるに従って、メッシュ間隔が広がっている。
【0016】次に、基板材料をシリコンに設定する。さ
らに、p型ウェルの形成のためのイオン注入条件、チャ
ネル注入のためのイオン注入条件、ゲート酸化膜形成条
件、多結晶シリコン膜の形成条件を設定する。この条件
で形成された多結晶シリコン膜がパターニングされ、上
記10種類のゲート長のゲート電極3が形成される。
【0017】次に、ソース及びドレインのエクステンシ
ョン部を形成するためのイオン注入条件を設定する。イ
オン注入後、ゲート電極3の側壁上にサイドウォールス
ペーサ4が形成される。深いソース及びドレインを形成
するためのイオン注入条件、及び活性化のための熱処理
条件を設定する。これらのプロセス条件の下で、プロセ
スシミュレーションを行い、不純物濃度分布を求める。
この不純物濃度分布を、代表不純物濃度分布と呼ぶ。
【0018】図2(B)に、計算により求められた不純
物濃度分布の一例を示す。図中のシリコン基板1内の複
数の曲線は、等濃度線を示す。
【0019】プロセスシミュレーションが終了すると、
ステップST3に進む。ステップST3では、限界ゲー
ト長Lgsが求められる。以下、図3及び図4を参照し
て、限界ゲート長Lgsを求める方法について説明す
る。
【0020】図3は、図1に示したステップST3の詳
細なフローチャートを示す。図4(A)は、半導体素子
のXY面内の断面図を示し、図4(B)〜(D)は、そ
れぞれ不純物j(j=1,2,3)のX軸方向の不純物
濃度分布を示す。図4(A)〜(D)は、以下の説明に
おいて適宜参照される。
【0021】まず、ステップST32において、深さy
に0を代入し、限界X座標XLminにLg/2を代入
する。ゲート長Lgには、図1のステップST2で最大
ゲート長Lgmaxが設定されている。このため、ここ
ではLg=5μmである。これら変数を設定した後、ス
テップST33に進む。
【0022】以下、ステップST33の手順について説
明する。まず、不純物j(j=1,2,・・・,M)の
各々について、深さy(ここではy=0)の位置におけ
るX軸方向の不純物濃度分布を計算する。例えば、図4
(A)に示すように、X座標の刻み幅dxを設定してお
き、X座標を0からdxずつ増加させ、各座標(x、
y)の不純物濃度を計算する。刻み幅dxは、例えば
0.01μmとする。図1に示したステップST2にお
いて、プロセスシミュレーションで用いたメッシュの各
点の代表不純物濃度が求められている。座標(x、y)
の不純物濃度は、メッシュの各点の代表不純物濃度を補
間することにより容易に計算することができる。
【0023】不純物j(j=1,2,3)の濃度分布の
一例を、それぞれ図4(B)〜(D)に示す。横軸はX
座標を表し、縦軸は不純物jの濃度Cjを表す。不純物
jの各々について、X=0の位置における不純物濃度C
j(0)を中心として±Csjの範囲を基準範囲と呼ぶ
こととする。ここで、Csjは、例えばCj(0)の1
0%程度に設定すればよい。
【0024】一般に、不純物濃度は、ゲート電極3の中
央近傍ではほぼ一定であり、ゲート電極3の端部近傍で
急激に増加する。X座標を0から徐々に増加させると、
当初は不純物濃度が基準範囲内に入っているが、ある位
置で基準範囲から外れる。不純物jの濃度が基準範囲か
ら外れると、ステップST34に進む。
【0025】ステップST34では、不純物jの濃度が
基準範囲から外れたときのX座標を、限界X座標XLj
とする。限界X座標XLjは、不純物jの各々について
決定される。図4(B)〜(D)では、X座標が限界X
座標XLjよりも大きな領域の不純物濃度をも示してい
るが、実際の手順においては、限界X座標XLjが決定
されると、それよりもX座標の大きな領域の不純物濃度
を計算する必要はない。
【0026】ステップST35に進み、不純物jの各々
について求められた限界X座標XLjの最小値と、限界
X座標XLminとを比較する。XLjの最小値がXL
min以下であるときは、ステップST36に進む。X
LminはステップST32においてLg/2に設定さ
れているため、この場合には、この条件が成立する。
【0027】ステップST36では、XLminにXL
jの最小値が代入される。ステップST37に進み、深
さyを、図4(A)に示した刻み幅dyだけ増加させ
る。刻み幅dyは、例えば0.01μmとする。ステッ
プST33に戻り、新たな深さyの位置において、限界
X座標XLjを決定する。
【0028】ステップST35において、XLjの最小
値がXLminより大きい場合には、ステップST38
に進む。ステップST38において、限界ゲート長Lg
sに、最大ゲート長Lgmaxから限界X座標XLmi
nの2倍を減算した値を設定する。限界ゲート長Lgs
が設定されると、図1のステップST4に進む。注入さ
れる不純物が、ボロン(B)、ヒ素(As)、及びリン
(P)の3種類である場合、ステップST38に進んだ
ときの限界X座標XLminは2.25μmであった。
その時の深さyは0.13μmであり、最小の限界X座
標XLjを与えた不純物jはヒ素であった。このとき、
限界ゲート長Lgsは0.5μmとなる。
【0029】図1のステップST4において、変数iに
1が代入される。変数iは、特性を計算すべき複数の半
導体素子を特定するためのものである。
【0030】ステップST5に進み、限界ゲート長Lg
sと特性を計算すべき半導体素子のゲート長Lg(i)
とを比較する。ゲート長Lg(i)が限界ゲート長Lg
sよりも長い場合には、ステップST6に進む。ステッ
プST6では、代表不純物濃度分布に基づいて、ゲート
長がLg(i)の半導体素子の不純物濃度分布が導出さ
れる。以下、図5を参照して、不純物濃度分布の導出方
法について説明する。
【0031】図5の上図は、ゲート長が最大ゲート長L
gmaxの半導体素子の断面図を示す。半導体基板内の
不純物濃度分布は、図1のステップST2で計算された
代表不純物濃度分布に等しい。この半導体素子のゲート
電極3の中央部分から長さLgmax−Lg(i)の部
分を切り取り、両端の部分を接合させることにより、ゲ
ート長がLg(i)の半導体素子を構成する。この半導
体素子の不純物濃度分布は、代表不純物濃度分布から容
易に導出することができる。
【0032】切り取られた部分の不純物濃度の変動は、
基準範囲Cj(0)±Csj以内である。このため、代
表不純物濃度分布の中央部分を切り取ることにより得ら
れた不純物濃度分布は、半導体素子の特性を求めるのに
十分な近似精度を有すると期待される。
【0033】ステップST8に進み、近似された不純物
濃度分布に基づいて、半導体素子の電流電圧特性をシミ
ュレーションにより求める。このシミュレーションは、
デバイスシミュレーションと呼ばれる。
【0034】ステップST9に進み、変数iをインクリ
メントする。ステップST10で、変数iと、特性を計
算すべき半導体素子の数Nとの大小関係が比較される。
変数iがN以下の場合は、ステップST5に戻り、新た
なゲート長の半導体素子の特性の計算が行われる。変数
iがNよりも大きい場合には、シミュレーションを終了
させる。
【0035】ステップST5において、特性を計算すべ
き半導体素子のゲート長Lg(i)が限界ゲート長Lg
s以下の場合には、ステップST7に進む。ステップS
T7では、ゲート長Lg(i)の半導体素子について、
ステップST2と同様のプロセスシミュレーションが行
われる。ステップST8に進み、ステップST8で求め
られたプロセスシミュレーションの結果に基づいて、デ
バイスシミュレーションが行われる。
【0036】本実施例の場合には、限界ゲート長Lgs
が0.5μmであるため、ゲート長Lgが5μm〜0.
8μmの6個の半導体素子について、ステップST6が
実行される。ゲート長Lgが0.5μm以下の4個の半
導体素子についてのみ、ステップST7のプロセスシミ
ュレーションが行われる。このため、プロセスシミュレ
ーションを行う回数は、ステップST2と併せて5回で
ある。従来の方法では、10個の半導体素子の各々につ
いてプロセスシミュレーションを行わなければならなか
った。本実施例の方法を採用することにより、プロセス
シミュレーションの回数を減少させることができる。
【0037】図6(A)に、本実施例による方法で求め
た半導体素子のしきい値を、従来の方法で求めたしきい
値と対比させて示す。横軸はゲート長を単位「μm」で
表し、縦軸はしきい値を単位「V」で表す。図中の黒菱
形が本実施例による方法で求めたしきい値を示し、白抜
きの正方形が従来例による方法で求めたしきい値を示
す。
【0038】ゲート長Lgが0.5μm以下の半導体素
子及び5μmの半導体素子については、本実施例の場合
にも個々にプロセスシミュレーションを行っている。こ
のため、実施例による方法で求めたしきい値が、従来例
による方法で求めたしきい値と一致する。ゲート長Lg
が0.8μm〜4μmの半導体素子においては、図1に
示したステップST6で求められた不純物濃度分布を用
いてしきい値が求められている。このため、実施例によ
る方法で求めたしきい値が、従来の方法で求めたしきい
値から少しずれている。ただし、そのずれ量はわずかで
ある。
【0039】また、従来例による方法を採用した場合の
CPUの占有時間は36.5時間であった。これに対
し、本実施例による方法を採用した場合のCPUの占有
時間は16.2時間であった。このように、本実施例に
よる方法を採用することにより、CPUの占有時間を短
くすることができる。
【0040】図6(B)は、すべての半導体素子につい
て、図1のステップST6と同様の方法で求めた不純物
濃度分布に基づいてしきい値を求めた比較例を、従来例
と比較して示す。黒菱形が比較例によるしきい値を示
し、白抜き正方形が従来例によるしきい値を示す。ゲー
ト長が0.5μm以下の領域において、比較例によるし
きい値が従来の方法で求めたしきい値から大きくずれて
いることがわかる。本実施例による方法を採用すること
により、この大きなずれをなくすことができる。
【0041】次に、図7を参照して、第2の実施例によ
る半導体素子の特性の計算方法について説明する。
【0042】ステップST50において、N個の半導体
素子の各々のゲート長Lg(1)〜Lg(N)を入力す
る。ここで、Lg(1)>Lg(2)>・・・>Lg
(N)とする。ステップST51に進み、変数MAXに
1を代入する。変数MAXは、これから特性を計算すべ
き半導体素子のうちゲート長の最も長い半導体素子を特
定するためのものである。
【0043】ステップST52に進み、ゲート長Lg
(MAX)の半導体素子について、図1に示したステッ
プST2と同様のプロセスシミュレーションを実行す
る。ステップST53に進み、プロセスシミュレーショ
ン結果に基づいて限界ゲート長Lgsを求める。ステッ
プST53の処理は、図3に示した方法と同様の方法で
行われる。
【0044】ステップST54に進み、変数iに1を代
入する。変数iは、特性を計算すべき半導体素子を特定
するためのものである。ステップST55に進み、限界
ゲート長Lgsと、計算の対象となる半導体素子のゲー
ト長Lg(i)との大小関係を比較する。ゲート長Lg
(i)が限界ゲート長Lgsよりも長い場合には、ステ
ップST56に進む。
【0045】ステップST56では、図1に示したステ
ップST6と同様の方法により、不純物濃度分布が導出
される。導出の基になる代表不純物濃度分布は、ステッ
プST52で求められている。ステップST57に進
み、ゲート長Lg(i)の半導体素子についてデバイス
シミュレーションを行う。ステップST58に進み、変
数iをインクリメントする。
【0046】ステップST59に進み、変数iと、特性
を求めるべき半導体素子の数Nとを比較する。変数iが
N以下である場合には、ステップST55に戻る。変数
iがNよりも大きい場合には、シミュレーション処理を
終了する。
【0047】ステップST55からステップST59ま
での手順は、図1に示したステップST5、ST6、S
T8、ST9及びST10の手順と同一である。ステッ
プST55で、ゲート長Lg(i)が限界ゲート長Lg
s以下である場合、すなわち、代表不純物濃度分布から
導出される不純物濃度分布が、半導体素子の特性の計算
に不適当である場合には、ステップST60に進む。
【0048】ステップST60で、変数MAXにiを代
入し、ステップST52に戻る。ステップST52にお
いて、ゲート長Lg(i)の半導体素子についてプロセ
スシミュレーションを実行し、不純物濃度分布を計算し
直す。
【0049】ステップST53に進み、計算し直された
不純物濃度分布に基づいて、限界ゲート長Lgsを新た
に求める。新たな限界ゲート長Lgsを基準にして、限
界ゲート長Lgsよりも長いゲート長の半導体素子につ
いてデバイスシミュレーションを行う。
【0050】第1の実施例では、限界ゲート長Lgs以
下のゲート長の半導体素子すべてについて、プロセスシ
ミュレーションを行っていたが、第2の実施例では、限
界ゲート長Lgsを設定し直すことによりプロセスシミ
ュレーションの回数をより減少させることができる。
【0051】上記第1及び第2の実施例では、図3に示
したステップST37において、深さをdyだけ増加さ
せた。すなわち、図4(A)において、Y軸方向に関す
る刻み幅dyを一定にした。この刻み幅dyは、必ずし
も一定にする必要はない。例えば、図3に示したステッ
プST33で不純物濃度を計算すべき深さyを、図8に
示したプロセスシミュレーションで用いられるメッシュ
の位置に合わせてもよい。さらに、ステップST33で
不純物濃度分布を計算する点のX座標を、図8に示した
メッシュの位置に合わせてもよい。
【0052】このように、ステップST33で不純物濃
度を計算すべき座標を、プロセスシミュレーションで用
いられるメッシュの位置に合わせると、ステップST3
3において補間演算を行うことなく、プロセスシミュレ
ーションの結果から直接不純物濃度を得ることができ
る。
【0053】上記第1及び第2の実施例では、図3に示
したステップST34において、不純物濃度の分布に基
づいて限界X座標XLjを求めたが、不純物濃度の代わ
りに正味のドープ量(net−doping量)に基づ
いて限界X座標XLjを求めてもよい。この場合には、
ステップST33において、注入されている複数の不純
物を合計した正味のドープ量を計算し、正味のドープ量
が基準範囲に入るか否かを判定する。
【0054】この方法では、ある深さについて、限界X
座標が1つのみ決定されるため、ステップST35で複
数の限界X座標の最小値を求める必要はない。
【0055】上記実施例では、半導体素子の特性を計算
する方法について説明したが、この方法を実行するコン
ピュータ用のプログラムを容易に作成することができ
る。
【0056】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の半導体素子の特性をシミュレーションにより求め
る際に、プロセスシミュレーションを行う回数を減少さ
せることができる。これにより、シミュレーション時間
を短くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による半導体装置の特性の計算方
法を示すフローチャートである。
【図2】特性を計算すべき半導体素子の断面図、及びプ
ロセスシミュレーションで求めた不純物濃度分布の等濃
度線の一例を示す図である。
【図3】第1の実施例による方法で用いられる限界ゲー
ト長を求める手順を示すフローチャートである。
【図4】限界ゲート長を求める手順を説明するための半
導体素子の断面図、及び不純物濃度分布を示すグラフで
ある。
【図5】代表不純物濃度分布から不純物濃度分布を導出
する方法を説明するための半導体素子の断面図である。
【図6】実施例、比較例、及び従来例による方法で求め
たしきい値を示すグラフである。
【図7】第2の実施例による半導体装置の特性の計算方
法を示すフローチャートである。
【図8】プロセスシミュレーションで用いられるメッシ
ュを示す図である。
【図9】従来例による半導体装置の特性の計算方法を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ゲート絶縁膜 3 ゲート電極 4 サイドウォールスペーサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8238 H01L 27/08 321Z 27/092 29/00 Fターム(参考) 5B046 AA08 JA04 JA07 5F048 AC01 BA01 BB03 BC06 DA23 5F140 AA00 AB03 AC33 BA01 BC06 BF01 BF04 BG08 BH14 BK02 BK13 BK21 CB08 DB02 DB04 DB05 DB08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面の一部の領域上にゲー
    ト電極を有する半導体素子のゲート長を決定し、決定さ
    れたゲート長を上限ゲート長とする工程と、ゲート長が
    前記上限ゲート長の半導体素子について、不純物注入条
    件を決定し、代表不純物濃度分布を計算する工程と、 前記代表不純物濃度分布に基づいて、限界ゲート長を求
    める工程と、 前記限界ゲート長以上であり、かつ前記上限ゲート長以
    下の長さのゲート長を有する半導体素子について、前記
    代表不純物濃度分布に基づいて、当該半導体素子の不純
    物濃度分布を導出する工程と、 導出された不純物濃度分布に基づいて、半導体素子の特
    性を求める工程とを有する半導体素子の特性の計算方
    法。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板の表面に垂直で、かつゲ
    ート長方向に平行な断面内に、X軸がゲート長方向に平
    行で、前記ゲート電極の中央をX軸の原点とし、前記半
    導体基板の表面をY軸の原点とし、該半導体基板の内部
    に向かう向きをY軸の正の向きとするXY直交座標系を
    導入したとき、 前記限界ゲート長を求める工程が、 あるY座標の位置において、X軸上の複数の点の各々の
    不純物濃度が、基準範囲に入るか否かを判定する第1の
    工程と、 判定結果に基づいて、限界X座標を決定する第2の工程
    と、 前記限界X座標に基づいて、前記限界ゲート長を決定す
    る第3の工程とを有する請求項1に記載の半導体素子の
    特性の計算方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の工程において、X座標を徐々
    に増加させながら、当該X座標における不純物濃度が前
    記基準範囲外になるまで、不純物濃度が前記基準範囲に
    入るか否かを判定を繰り返し実施し、当該X座標におけ
    る不純物濃度が前記基準範囲外になると、前記第2の工
    程に進み、 前記第2の工程において、その時のX座標に基づいて前
    記限界X座標を決定する請求項2に記載の半導体素子の
    特性の計算方法。
  4. 【請求項4】 Y座標を徐々に増加させながら、当該Y
    座標の位置における限界X座標が、1つ前のY座標の位
    置における限界X座標よりも大きくなるまで、前記第1
    及び第2の工程を繰り返し実施し、当該Y座標の位置に
    おける限界X座標が、1つ前のY座標の位置における限
    界X座標よりも大きくなると、前記第3の工程に進み、 前記第3の工程において、1つ前のY座標の位置におけ
    る限界X座標に基づいて前記限界ゲート長を決定する請
    求項2または3に記載の半導体素子の特性の計算方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板に注入される不純物の種
    類が複数である場合、不純物の各々について、前記代表
    不純物濃度分布を求め、前記第1及び第2の工程を実施
    して限界X座標を求め、前記第3の工程において、すべ
    ての不純物の限界X座標の最も小さいものに基づいて前
    記限界ゲート長を決定する請求項2〜4のいずれかに記
    載の半導体素子の特性の計算方法。
  6. 【請求項6】 前記基準範囲が、X座標が0の位置にお
    ける不純物濃度に基づいて、それを含むように決められ
    ている請求項2〜5のいずれかに記載の半導体素子の特
    性の計算方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体基板に注入される不純物の種
    類が複数である場合、前記限界ゲート長を求める工程に
    おいて、複数の不純物の濃度から得られる正味のドープ
    量に基づいて、前記限界ゲート長を求める請求項1に記
    載の半導体素子の特性の計算方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体基板の表面に垂直で、かつゲ
    ート長方向に平行な断面内に、X軸がゲート長方向に平
    行で、前記ゲート電極の中央をX軸の原点とし、前記半
    導体基板の表面をY軸の原点とし、該半導体基板の内部
    に向かう向きをY軸の正の向きとするXY直交座標系を
    導入したとき、 前記限界ゲート長を求める工程が、 あるY座標の位置において、X軸上の複数の点の各々に
    ついて正味のドープ量を計算する工程と、 計算された正味のドープ量が、基準範囲に入るか否かを
    判定する工程と、 判定結果に基づいて、限界X座標を決定する工程と、 前記限界X座標に基づいて、前記限界ゲート長を決定す
    る工程とを有する請求項7に記載の半導体素子の特性の
    計算方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板の表面の一部の領域上にゲー
    ト電極を有する半導体素子の上限ゲート長を入力する手
    順と、 不純物注入条件を入力する手順と、 ゲート長が前記上限ゲート長の半導体素子について、入
    力された不純物注入条件の下で、代表不純物濃度分布を
    計算する手順と、 前記代表不純物濃度分布に基づいて、限界ゲート長を求
    める手順と、 前記限界ゲート長以上であり、かつ前記上限ゲート長以
    下の長さのゲート長を有する半導体素子について、前記
    代表不純物濃度分布に基づいて、当該半導体素子の不純
    物濃度分布を導出する手順と、 導出された不純物濃度分布に基づいて、半導体素子の特
    性を計算する手順とをコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  10. 【請求項10】 前記半導体基板の表面に垂直で、かつ
    ゲート長方向に平行な断面内に、X軸がゲート長方向に
    平行で、前記ゲート電極の中央をX軸の原点とし、前記
    半導体基板の表面をY軸の原点とし、該半導体基板の内
    部に向かう向きをY軸の正の向きとするXY直交座標系
    を導入したとき、 前記限界ゲート長を求める手順が、 あるY座標の位置において、X軸上の複数の点の各々の
    不純物濃度もしくは正味のドープ量が、基準範囲に入る
    否かを判定する第1の手順と、 判定結果に基づいて、限界X座標を決定する第2の手順
    と、 前記限界X座標に基づいて、前記限界ゲート長を決定す
    る第3の手順とを含む請求項9に記載のプログラム。
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