JP2002299050A - 有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents
有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル及びその製造方法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/10—OLED displays
- H10K59/17—Passive-matrix OLED displays
- H10K59/173—Passive-matrix OLED displays comprising banks or shadow masks
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁膜に何らダメージを与えることなく隔壁
のみを除去することにより、信頼性に優れた有機ELデ
ィスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 基板上に延在する複数の第1電極を形成
する第1電極形成工程と、第1電極と略直交して第1電
極の一部を覆うように複数の絶縁膜を形成する絶縁膜形
成工程と、絶縁膜上に絶縁材料からなる隔壁を突設する
隔壁形成工程と、絶縁膜の間隙を覆うように有機機能層
を形成する有機機能層形成工程と、有機機能層を覆うよ
うに第2電極を形成する第2電極形成工程と、第2電極
を形成した後に隔壁を除去する隔壁除去工程とを含み、
絶縁膜を形成する絶縁材料として、隔壁を形成する絶縁
材料のエッチングレートよりも低いエッチングレートの
材料を用いる。
のみを除去することにより、信頼性に優れた有機ELデ
ィスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 基板上に延在する複数の第1電極を形成
する第1電極形成工程と、第1電極と略直交して第1電
極の一部を覆うように複数の絶縁膜を形成する絶縁膜形
成工程と、絶縁膜上に絶縁材料からなる隔壁を突設する
隔壁形成工程と、絶縁膜の間隙を覆うように有機機能層
を形成する有機機能層形成工程と、有機機能層を覆うよ
うに第2電極を形成する第2電極形成工程と、第2電極
を形成した後に隔壁を除去する隔壁除去工程とを含み、
絶縁膜を形成する絶縁材料として、隔壁を形成する絶縁
材料のエッチングレートよりも低いエッチングレートの
材料を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流の注入によっ
て発光するエレクトロルミネッセンス(以下、ELとも
いう)を呈する有機化合物からなる発光層を含む1以上
の薄膜(以下、有機機能層という)を備えた有機ELデ
ィスプレイパネルに関し、特に薄膜化とともに、絶縁不
良やダークスポットの発生をより確実に抑えて信頼性の
向上を図るための技術に関する。
て発光するエレクトロルミネッセンス(以下、ELとも
いう)を呈する有機化合物からなる発光層を含む1以上
の薄膜(以下、有機機能層という)を備えた有機ELデ
ィスプレイパネルに関し、特に薄膜化とともに、絶縁不
良やダークスポットの発生をより確実に抑えて信頼性の
向上を図るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、発光材料として有機EL材料
を用いた有機ELディスプレイパネルが知られている。
この有機ELディスプレイプレイパネルは、例えば図3
に一部拡大斜視図として示されるように、基板102の
一面上に第1電極(透明電極)103と、有機機能層1
06と、第2電極(金属電極)107とを、第1電極1
03と第2電極107とが略直交するように順次積層し
て構成され、第1電極103と第2電極107とにより
挟まれた有機機能層106の領域が発光部となる。ま
た、この有機ELディスプレイパネルでは、有機機能層
106及び第2電極107のパターニングのために、第
1電極103と直交し、第2電極107と平行に伸長す
る隔壁105が形成されている。この有機ELディスプ
レイパネルは、以下の工程により製造される。
を用いた有機ELディスプレイパネルが知られている。
この有機ELディスプレイプレイパネルは、例えば図3
に一部拡大斜視図として示されるように、基板102の
一面上に第1電極(透明電極)103と、有機機能層1
06と、第2電極(金属電極)107とを、第1電極1
03と第2電極107とが略直交するように順次積層し
て構成され、第1電極103と第2電極107とにより
挟まれた有機機能層106の領域が発光部となる。ま
た、この有機ELディスプレイパネルでは、有機機能層
106及び第2電極107のパターニングのために、第
1電極103と直交し、第2電極107と平行に伸長す
る隔壁105が形成されている。この有機ELディスプ
レイパネルは、以下の工程により製造される。
【0003】即ち、基板102の一面上に、先ずITO
等からなる第1電極103が複数形成される。この第1
電極103は各々が略帯状に形成され、所定間隔をおい
て互いに平行に伸長するように配列される。第1電極1
03の上には、第1電極と略直交し、所定間隔で互いに
平行に伸長する複数の絶縁膜104を介して、隔壁10
5が基板102から突出するように形成される。この絶
縁膜104は、第1電極103と第2電極107とがシ
ョートするのを防止するために設けられる膜であり、ポ
リアミド等の有機材料を用いたホトリソ技術によりパタ
ーニングして形成される。
等からなる第1電極103が複数形成される。この第1
電極103は各々が略帯状に形成され、所定間隔をおい
て互いに平行に伸長するように配列される。第1電極1
03の上には、第1電極と略直交し、所定間隔で互いに
平行に伸長する複数の絶縁膜104を介して、隔壁10
5が基板102から突出するように形成される。この絶
縁膜104は、第1電極103と第2電極107とがシ
ョートするのを防止するために設けられる膜であり、ポ
リアミド等の有機材料を用いたホトリソ技術によりパタ
ーニングして形成される。
【0004】次いで、有機EL材料等からなる多層また
は単層の有機機能層106が蒸着により形成される。こ
のとき、有機機能層106を形成する材料は隔壁105
により分断されるため、有機機能層106は、基板上に
おいて隔壁105と隔壁105との間隙領域を覆うよう
に形成される。これにより有機機能層106は第1電極
103の露出部分に積層される。
は単層の有機機能層106が蒸着により形成される。こ
のとき、有機機能層106を形成する材料は隔壁105
により分断されるため、有機機能層106は、基板上に
おいて隔壁105と隔壁105との間隙領域を覆うよう
に形成される。これにより有機機能層106は第1電極
103の露出部分に積層される。
【0005】その後、Al等の金属材料からなる第2電
極107が蒸着により形成される。第2電極107の金
属材料は有機機能106と同様に隔壁105によって分
断されてパターニング形成されるため、隔壁105の間
隙領域にある有機機能層106の上に積層される。これ
により第2電極107は、各々が隔壁105と平行に伸
長する帯状の形状として複数形成される。
極107が蒸着により形成される。第2電極107の金
属材料は有機機能106と同様に隔壁105によって分
断されてパターニング形成されるため、隔壁105の間
隙領域にある有機機能層106の上に積層される。これ
により第2電極107は、各々が隔壁105と平行に伸
長する帯状の形状として複数形成される。
【0006】蒸着に際し、金属材料は蒸着源から粒子と
なって放射状に飛翔して基板102に到達する。従っ
て、隔壁105の側面が基板102に対して垂直な面で
あると、斜め方向から飛翔して来る金属材料が隔壁10
5の側面に付着し、隣り合う第2電極107の分断が不
完全となる。そこで、隔壁105は、その上部に基板1
02と平行な方向に突出するオーバーハング部を有する
形状、例えば図示されるように、基板側で幅が狭く、基
板から離れる側ほど幅が広くなるような逆テーパ形状と
なっている。それにより、隔壁105の側面に金属材料
が付着することが防止され、隣り合う第2電極107は
確実に分断されるのである。
なって放射状に飛翔して基板102に到達する。従っ
て、隔壁105の側面が基板102に対して垂直な面で
あると、斜め方向から飛翔して来る金属材料が隔壁10
5の側面に付着し、隣り合う第2電極107の分断が不
完全となる。そこで、隔壁105は、その上部に基板1
02と平行な方向に突出するオーバーハング部を有する
形状、例えば図示されるように、基板側で幅が狭く、基
板から離れる側ほど幅が広くなるような逆テーパ形状と
なっている。それにより、隔壁105の側面に金属材料
が付着することが防止され、隣り合う第2電極107は
確実に分断されるのである。
【0007】尚、上記した断面形状の隔壁105は、図
4(図3において、第1電極103の長手方向に沿った
断面図;以下の図面も同様の断面で示す)に示すよう
に、有機レジスト材料を用いて次のようにして形成され
る。
4(図3において、第1電極103の長手方向に沿った
断面図;以下の図面も同様の断面で示す)に示すよう
に、有機レジスト材料を用いて次のようにして形成され
る。
【0008】先ず、第1電極103及び絶縁膜104が
パターニング形成された基板102を洗浄し、基板10
2の全面に隔壁材料である化学増幅型レジスト(例え
ば、日本ゼオン製ネガフォトレジストZPN−110
0)層105aをスピンコートにより形成する。
パターニング形成された基板102を洗浄し、基板10
2の全面に隔壁材料である化学増幅型レジスト(例え
ば、日本ゼオン製ネガフォトレジストZPN−110
0)層105aをスピンコートにより形成する。
【0009】次に、温風循環式オーブンにてプリベーク
した後、レジスト層105aの上方に、絶縁膜104と
平行に伸長するストライプ状の開口を有するマスク10
8を配置して露光する。これにより、レジスト層105
aのマスクされない部分が上部側から徐々に硬化し、図
示されるように、略逆台形状の領域105bが硬化す
る。そして、マスク108を除去した後、温風循環式オ
ーブンにてP.E.B(ポスト・エクスポージャー・ベ
ーク)をしてから現像を行うことによりレジスト層10
5aの未露光部が溶出し、図5に示すように、硬化部分
105bが隔壁105として残存する。尚、隔壁105
の形成に関して、本出願人による特開平8−31598
1号を参照することができる。
した後、レジスト層105aの上方に、絶縁膜104と
平行に伸長するストライプ状の開口を有するマスク10
8を配置して露光する。これにより、レジスト層105
aのマスクされない部分が上部側から徐々に硬化し、図
示されるように、略逆台形状の領域105bが硬化す
る。そして、マスク108を除去した後、温風循環式オ
ーブンにてP.E.B(ポスト・エクスポージャー・ベ
ーク)をしてから現像を行うことによりレジスト層10
5aの未露光部が溶出し、図5に示すように、硬化部分
105bが隔壁105として残存する。尚、隔壁105
の形成に関して、本出願人による特開平8−31598
1号を参照することができる。
【0010】その後、図6に示すように、引出部を除く
第1電極103、有機機能層106、引出部を除く第2
電極107及び隔壁105の全体を覆うように窒化シリ
コン等の無機パッシベーション膜109を成膜し、更に
その上に保護と平坦化を目的として合成樹脂からなる封
止膜110を成膜する。あるいは、各引出部を除く表示
部の全面を覆うように図示しない封止缶を設置してもよ
い。以上により、有機ELディスプレイパネルが得られ
る。尚、引出部は、外部の駆動部と、第1電極103及
び第2電極107とを接続するために、各電極の端部に
連続して設けられる部位である。また、この引出部につ
いて、図2において符号103aで示される部分を参照
できる。
第1電極103、有機機能層106、引出部を除く第2
電極107及び隔壁105の全体を覆うように窒化シリ
コン等の無機パッシベーション膜109を成膜し、更に
その上に保護と平坦化を目的として合成樹脂からなる封
止膜110を成膜する。あるいは、各引出部を除く表示
部の全面を覆うように図示しない封止缶を設置してもよ
い。以上により、有機ELディスプレイパネルが得られ
る。尚、引出部は、外部の駆動部と、第1電極103及
び第2電極107とを接続するために、各電極の端部に
連続して設けられる部位である。また、この引出部につ
いて、図2において符号103aで示される部分を参照
できる。
【0011】上述した有機ELディスプレイパネルの製
造方法によれば、有機機能層106及び第2電極107
のパターニング形成は良好に行えるが、一方で隔壁10
5に近接する縁部側からダークスポットが広がり、発光
する領域が狭くなるという問題が生じることがあった。
この原因としては、製造工程に混入した水分や各形成材
料から発生した水分等が隔壁105に付着し、この水分
が有機機能層106の隔壁105に近接した縁部から浸
透して発光機能を低下させていることが挙げられる。ま
た、隔壁105の硬化が不完全となりやすく、この未硬
化部分から発生したガスが有機機能層106の縁部と反
応して発光機能が低下することも挙げられる。
造方法によれば、有機機能層106及び第2電極107
のパターニング形成は良好に行えるが、一方で隔壁10
5に近接する縁部側からダークスポットが広がり、発光
する領域が狭くなるという問題が生じることがあった。
この原因としては、製造工程に混入した水分や各形成材
料から発生した水分等が隔壁105に付着し、この水分
が有機機能層106の隔壁105に近接した縁部から浸
透して発光機能を低下させていることが挙げられる。ま
た、隔壁105の硬化が不完全となりやすく、この未硬
化部分から発生したガスが有機機能層106の縁部と反
応して発光機能が低下することも挙げられる。
【0012】また、有機ELディスプレイパネルは本
来、薄く形成できるという利点を備えている。しかし、
隔壁105は、絶縁膜104の面上からの突出量が小さ
すぎると上記した分断作用が得られず、また有機レジス
ト材料を用いたホトリソ工程で形成されるため、技術的
にも数μm〜10数μm程度の突出量で形成されるのが
一般的であり、薄膜化に対して阻害となる可能性があ
る。
来、薄く形成できるという利点を備えている。しかし、
隔壁105は、絶縁膜104の面上からの突出量が小さ
すぎると上記した分断作用が得られず、また有機レジス
ト材料を用いたホトリソ工程で形成されるため、技術的
にも数μm〜10数μm程度の突出量で形成されるのが
一般的であり、薄膜化に対して阻害となる可能性があ
る。
【0013】更に、無機パッシベーション膜109はC
VD等の蒸着手段により成膜されるが、図6に示すよう
に、その際に隔壁105のオーバーハング部105cが
障害となって、シャドウ部109aにおける膜質が劣化
したり、厚く成膜できないことがある。その結果、この
部分を通じて水分が浸入しやすくなり、発光効率が低下
する。
VD等の蒸着手段により成膜されるが、図6に示すよう
に、その際に隔壁105のオーバーハング部105cが
障害となって、シャドウ部109aにおける膜質が劣化
したり、厚く成膜できないことがある。その結果、この
部分を通じて水分が浸入しやすくなり、発光効率が低下
する。
【0014】このような背景から、本出願人は、特開平
11−307250号公報において、第2電極107を
形成した後に隔壁105を除去することを提案してい
る。本技術は、酸素プラズマ等のドライエッチングによ
り隔壁105を除去するものであるが、隔壁105の下
方の絶縁膜104が有機材料であることから、酸素プラ
ズマにより容易に侵され、図7に拡大して示すように、
特に第2電極107や有機機能層106に隣接する両端
部104aが大きく侵食される。これは、隔壁105の
上面には第2電極107の金属材料が成膜されており、
酸素プラズマが隔壁105の側壁部分から作用すること
による。また、絶縁膜104のその他の部分も酸素プラ
ズマにより侵食され、膜厚が減少する。その結果、絶縁
不良に陥ったり、端部104aにおいて、有機機能層1
06及び第2電極107によって形成されるオーバーハ
ング部が障害となってCVD等による無機パッシベーシ
ョン膜109の封止が充分になされない等の不具合が生
じる。
11−307250号公報において、第2電極107を
形成した後に隔壁105を除去することを提案してい
る。本技術は、酸素プラズマ等のドライエッチングによ
り隔壁105を除去するものであるが、隔壁105の下
方の絶縁膜104が有機材料であることから、酸素プラ
ズマにより容易に侵され、図7に拡大して示すように、
特に第2電極107や有機機能層106に隣接する両端
部104aが大きく侵食される。これは、隔壁105の
上面には第2電極107の金属材料が成膜されており、
酸素プラズマが隔壁105の側壁部分から作用すること
による。また、絶縁膜104のその他の部分も酸素プラ
ズマにより侵食され、膜厚が減少する。その結果、絶縁
不良に陥ったり、端部104aにおいて、有機機能層1
06及び第2電極107によって形成されるオーバーハ
ング部が障害となってCVD等による無機パッシベーシ
ョン膜109の封止が充分になされない等の不具合が生
じる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みてなされたものであり、絶縁膜104にダメー
ジを与えることなく隔壁105のみを除去することによ
り、従来の隔壁除去による効果、即ち水分の付着や浸
入、ガスの発生を防いでダークスポットの拡がりを抑え
る効果をより確実にし、信頼性に優れた有機ELディス
プレイパネルを提供することを目的とする。
況に鑑みてなされたものであり、絶縁膜104にダメー
ジを与えることなく隔壁105のみを除去することによ
り、従来の隔壁除去による効果、即ち水分の付着や浸
入、ガスの発生を防いでダークスポットの拡がりを抑え
る効果をより確実にし、信頼性に優れた有機ELディス
プレイパネルを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題の解
決を目的とするものであって、請求項1に記載の発明
は、複数の発光部からなる画像表示配列を有する有機エ
レクトロルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法
であって、基板上に所定間隔にて互いに平行に伸長する
複数の第1電極を形成する第1電極形成工程と、前記第
1電極と略直交して所定間隔にて互いに平行に伸長して
該第1電極の一部を覆うように複数の絶縁膜を形成する
絶縁膜形成工程と、前記絶縁膜上に該絶縁膜の長手方向
に沿って絶縁材料からなる隔壁を突設する隔壁形成工程
と、前記絶縁膜の間隙を覆うように有機化合物からなる
発光層を含む有機機能層を形成する有機機能層形成工程
と、前記有機機能層を覆うように第2電極を形成する第
2電極形成工程と、前記第2電極を形成した後に前記隔
壁をエッチングにより除去する隔壁除去工程とを含むと
ともに、前記絶縁膜を形成する絶縁材料として、前記隔
壁を形成する絶縁材料のエッチングレートよりも低いエ
ッチングレートの材料を用いることを特徴とする。
決を目的とするものであって、請求項1に記載の発明
は、複数の発光部からなる画像表示配列を有する有機エ
レクトロルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法
であって、基板上に所定間隔にて互いに平行に伸長する
複数の第1電極を形成する第1電極形成工程と、前記第
1電極と略直交して所定間隔にて互いに平行に伸長して
該第1電極の一部を覆うように複数の絶縁膜を形成する
絶縁膜形成工程と、前記絶縁膜上に該絶縁膜の長手方向
に沿って絶縁材料からなる隔壁を突設する隔壁形成工程
と、前記絶縁膜の間隙を覆うように有機化合物からなる
発光層を含む有機機能層を形成する有機機能層形成工程
と、前記有機機能層を覆うように第2電極を形成する第
2電極形成工程と、前記第2電極を形成した後に前記隔
壁をエッチングにより除去する隔壁除去工程とを含むと
ともに、前記絶縁膜を形成する絶縁材料として、前記隔
壁を形成する絶縁材料のエッチングレートよりも低いエ
ッチングレートの材料を用いることを特徴とする。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記絶縁膜を形成する材料が無
機絶縁材料であり、前記隔壁を形成する材料が有機レジ
スト材料であることを特徴とする。
に記載の発明において、前記絶縁膜を形成する材料が無
機絶縁材料であり、前記隔壁を形成する材料が有機レジ
スト材料であることを特徴とする。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、前記エッチングが酸素
プラズマによるドライエッチングであることを特徴とす
る。
または2に記載の発明において、前記エッチングが酸素
プラズマによるドライエッチングであることを特徴とす
る。
【0019】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜3の何れか一項に記載の発明において、前記隔壁はそ
の上部に前記基板と平行な方向に突出するオーバーハン
グ部を有することを特徴とする。
〜3の何れか一項に記載の発明において、前記隔壁はそ
の上部に前記基板と平行な方向に突出するオーバーハン
グ部を有することを特徴とする。
【0020】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
〜4の何れか一項に記載の発明において、前記隔壁除去
工程の後に、前記第1電極の一部、前記第2電極の一
部、前記有機機能層及び前記絶縁膜を覆う無機パッシベ
ーション膜を形成する無機パッシベーション膜形成工程
を付加することを特徴とする。
〜4の何れか一項に記載の発明において、前記隔壁除去
工程の後に、前記第1電極の一部、前記第2電極の一
部、前記有機機能層及び前記絶縁膜を覆う無機パッシベ
ーション膜を形成する無機パッシベーション膜形成工程
を付加することを特徴とする。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
〜4の何れか一項に記載の発明において、前記隔壁除去
工程の後に、前記基板と協働して前記第1電極の一部、
前記第2電極の一部、有機機能層及び前記絶縁膜を封止
する封止缶を形成する封止缶形成工程を付加することを
特徴とする。
〜4の何れか一項に記載の発明において、前記隔壁除去
工程の後に、前記基板と協働して前記第1電極の一部、
前記第2電極の一部、有機機能層及び前記絶縁膜を封止
する封止缶を形成する封止缶形成工程を付加することを
特徴とする。
【0022】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
〜6の何れか一項に記載の製造方法により得られること
を特徴とする有機エレクトロルミネッセンスディスプレ
イパネルである。
〜6の何れか一項に記載の製造方法により得られること
を特徴とする有機エレクトロルミネッセンスディスプレ
イパネルである。
【0023】
【作用】隔壁を除去することにより、水分の付着、ガス
の発生がなくなり、有機機能層の縁部側から発生するダ
ークスポットの広がりを抑えることができる。その際、
隔壁のみが除去され、その下方にある絶縁膜がダメージ
を受けることなく残存するため、絶縁不良を起こすこと
か無く、また無機パッシベーション膜による封止状態が
良好になり、従来のように有機機能層の絶縁層膜側端部
から水分が浸入することが確実に防止され、信頼性の高
い有機ELディスプレイパネルが得られる。
の発生がなくなり、有機機能層の縁部側から発生するダ
ークスポットの広がりを抑えることができる。その際、
隔壁のみが除去され、その下方にある絶縁膜がダメージ
を受けることなく残存するため、絶縁不良を起こすこと
か無く、また無機パッシベーション膜による封止状態が
良好になり、従来のように有機機能層の絶縁層膜側端部
から水分が浸入することが確実に防止され、信頼性の高
い有機ELディスプレイパネルが得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を基にして説明する。尚、従来と同一部位には
同一の符号を付してある。
て、図面を基にして説明する。尚、従来と同一部位には
同一の符号を付してある。
【0025】本発明の有機ELディスプレイパネルの製
造方法は、先ず、図1(a)に示すように、基板102
の一面上に所定間隔にて互いに平行に伸長する複数の第
1電極103を形成する。第1電極103は、従来と同
様に、例えばITOからなる略帯状の薄膜である。
造方法は、先ず、図1(a)に示すように、基板102
の一面上に所定間隔にて互いに平行に伸長する複数の第
1電極103を形成する。第1電極103は、従来と同
様に、例えばITOからなる略帯状の薄膜である。
【0026】次いで、第1電極103の上に、後述され
る隔壁105を形成する材料よりもエッチングレートが
小さい、好ましくは100倍程度小さいエッチングレー
トを有する材料からなる絶縁膜を形成する。このような
絶縁膜材料としては、無機絶縁材料が好適である。
る隔壁105を形成する材料よりもエッチングレートが
小さい、好ましくは100倍程度小さいエッチングレー
トを有する材料からなる絶縁膜を形成する。このような
絶縁膜材料としては、無機絶縁材料が好適である。
【0027】絶縁膜14の形成には、図1(b)に示す
ように、ケイ素等を含有するレジスト12を塗布し、そ
の上に第1電極103と直交して互いに平行に伸長する
複数のストライプ状の開口を有するマスク13を配置し
て露光して露光部12aを硬化させる。次いで、マスク
13を除去して現像を行った後、230℃〜350℃に
て焼成する。これにより、図1(c)示すように、硬化
部分12aが絶縁膜14として残存する。このレジスト
12として、例えば感光性ポリシラザンを使用すること
ができる。
ように、ケイ素等を含有するレジスト12を塗布し、そ
の上に第1電極103と直交して互いに平行に伸長する
複数のストライプ状の開口を有するマスク13を配置し
て露光して露光部12aを硬化させる。次いで、マスク
13を除去して現像を行った後、230℃〜350℃に
て焼成する。これにより、図1(c)示すように、硬化
部分12aが絶縁膜14として残存する。このレジスト
12として、例えば感光性ポリシラザンを使用すること
ができる。
【0028】尚、絶縁膜14の形成に際し、図示は省略
するが、有機レジスト材料を用いてレジストパターンを
形成した後にスパッタリングや電子ビーム蒸着により無
機絶縁材料を成膜し、その後レジストパターンを除去す
るリフトオフ法を用いてもよい。あるいは、基板全面に
スパッタリングや電子ピーム蒸着等により無機絶縁材料
を成膜し、エッチングにより所定形状にパターニングし
てもよい。こられらの方法により、シリカやアルミナ等
の酸化物、窒化ケイ素等の窒化物からなる絶縁膜14を
形成することができる。
するが、有機レジスト材料を用いてレジストパターンを
形成した後にスパッタリングや電子ビーム蒸着により無
機絶縁材料を成膜し、その後レジストパターンを除去す
るリフトオフ法を用いてもよい。あるいは、基板全面に
スパッタリングや電子ピーム蒸着等により無機絶縁材料
を成膜し、エッチングにより所定形状にパターニングし
てもよい。こられらの方法により、シリカやアルミナ等
の酸化物、窒化ケイ素等の窒化物からなる絶縁膜14を
形成することができる。
【0029】次いで、図1(d)に示すように、絶縁膜
14の上に、従来と同様の、例えば逆テーパ状断面を有
する有機レジスト材料からなる隔壁105を形成する。
この隔壁105の形成方法は、図4及び図5に示すホト
リソ工程に従うことができる。
14の上に、従来と同様の、例えば逆テーパ状断面を有
する有機レジスト材料からなる隔壁105を形成する。
この隔壁105の形成方法は、図4及び図5に示すホト
リソ工程に従うことができる。
【0030】即ち、先ず、第1電極103及び絶縁膜1
4がパターニング形成された基板102の全面に隔壁材
料である化学増幅型レジスト層105aをスピンコート
により形成する。次に、プリベークした後、レジスト層
105aの上方に、絶縁膜14と平行に伸長するストラ
イプ状の開口を有するマスク108を配置して露光す
る。そして、マスク108を除去した後、P.E.B現
像を行うことにより隔壁105が形成される。
4がパターニング形成された基板102の全面に隔壁材
料である化学増幅型レジスト層105aをスピンコート
により形成する。次に、プリベークした後、レジスト層
105aの上方に、絶縁膜14と平行に伸長するストラ
イプ状の開口を有するマスク108を配置して露光す
る。そして、マスク108を除去した後、P.E.B現
像を行うことにより隔壁105が形成される。
【0031】次いで、図1(e)に示すように、有機機
能層106及び第2電極107を形成する。有機機能層
106及び第2電極107は、公知の蒸着法により行う
ことができるが、隔壁105の存在により確実に分断さ
れて形成される。
能層106及び第2電極107を形成する。有機機能層
106及び第2電極107は、公知の蒸着法により行う
ことができるが、隔壁105の存在により確実に分断さ
れて形成される。
【0032】第2電極107の形成が完了した後、図1
(f)に示すように、隔壁105の除去を行う。隔壁1
05の除去は、従来と同様に、例えば酸素プラズマを用
いたドライエッチングにより行われる。このとき、絶縁
膜14が無機材料であることから、酸素プラズマに対す
る耐性が強く、隔壁105のみが除去され、絶縁膜14
は実質的に当初の形状、膜質を維持して残存する。ま
た、有機機能層106は、第2電極107に覆われた状
態となっているので、第2電極107が有機機能層10
6のマスクとして作用し、有機機能層106が侵食され
ることはない。
(f)に示すように、隔壁105の除去を行う。隔壁1
05の除去は、従来と同様に、例えば酸素プラズマを用
いたドライエッチングにより行われる。このとき、絶縁
膜14が無機材料であることから、酸素プラズマに対す
る耐性が強く、隔壁105のみが除去され、絶縁膜14
は実質的に当初の形状、膜質を維持して残存する。ま
た、有機機能層106は、第2電極107に覆われた状
態となっているので、第2電極107が有機機能層10
6のマスクとして作用し、有機機能層106が侵食され
ることはない。
【0033】その後、図1(g)に示すように、第1電
極103、第2電極107及び絶縁膜14を覆うように
窒化シリコン等の無機パッシベーション膜109を成膜
する。無機パッシベーション膜109の成膜方法は従来
と同様で構わず、CVD等により成膜できる。その際、
隔壁105が除去されたことにより、大きな起伏や凹凸
やオーバーハング部が存在しないため、無機パッシベー
ション膜109はなだらかで外気からの水分の浸入の無
い良質な膜となって全面に形成される。従って、無機パ
ッシベーション膜109には大きな応力がかかることも
無く、有機機能層106の縁部において、外部からの水
分の浸入が長期にわたり確実に防止される。
極103、第2電極107及び絶縁膜14を覆うように
窒化シリコン等の無機パッシベーション膜109を成膜
する。無機パッシベーション膜109の成膜方法は従来
と同様で構わず、CVD等により成膜できる。その際、
隔壁105が除去されたことにより、大きな起伏や凹凸
やオーバーハング部が存在しないため、無機パッシベー
ション膜109はなだらかで外気からの水分の浸入の無
い良質な膜となって全面に形成される。従って、無機パ
ッシベーション膜109には大きな応力がかかることも
無く、有機機能層106の縁部において、外部からの水
分の浸入が長期にわたり確実に防止される。
【0034】そして、従来と同様に、無機パッシベーシ
ョン膜109の上に合成樹脂からなる封止膜110を成
膜して、本発明の有機ELディスプレイパネルが得られ
る。隔壁105が除去されたことにより、有機ELディ
スプレイパネルを薄くすることができる。
ョン膜109の上に合成樹脂からなる封止膜110を成
膜して、本発明の有機ELディスプレイパネルが得られ
る。隔壁105が除去されたことにより、有機ELディ
スプレイパネルを薄くすることができる。
【0035】また、図2に示すように、基板102の引
出部103aを除く表示部の全面を覆うように封止缶1
11を設置することもできる。尚、図示される引出部1
03aは第1電極103の引出部であり、第2電極10
7については、紙面と垂直方向の端部に引出部が形成さ
れる。この封止缶111を用いた場合も、隔壁105が
除去されたことにより、隔壁105からのアウトガスが
無くなり、封止缶111の内部に入れる乾燥剤(図示せ
ず)の量を減らすことが可能となる。また、その高さを
従来に比べて低くすることができ、結果として有機EL
ディスプレイパネルを薄くすることができる。
出部103aを除く表示部の全面を覆うように封止缶1
11を設置することもできる。尚、図示される引出部1
03aは第1電極103の引出部であり、第2電極10
7については、紙面と垂直方向の端部に引出部が形成さ
れる。この封止缶111を用いた場合も、隔壁105が
除去されたことにより、隔壁105からのアウトガスが
無くなり、封止缶111の内部に入れる乾燥剤(図示せ
ず)の量を減らすことが可能となる。また、その高さを
従来に比べて低くすることができ、結果として有機EL
ディスプレイパネルを薄くすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
第2電極を形成後に隔壁を除去するようにしたので、水
分の付着、ガスの発生がなくなり、有機機能層の縁部側
から発生するダークスポットの広がりを抑えることがで
きる。しかも、隔壁のみを除去し、その下方の絶縁膜に
ダメージを与えることなく維持できるため、絶縁不良を
起こすこと無く、また無機パッシベーション膜による封
止がより確実に行われるため信頼性の高いものとなる。
また、従来に比べてパネルを薄くできるため、装置の小
型化を成し遂げることができる。
第2電極を形成後に隔壁を除去するようにしたので、水
分の付着、ガスの発生がなくなり、有機機能層の縁部側
から発生するダークスポットの広がりを抑えることがで
きる。しかも、隔壁のみを除去し、その下方の絶縁膜に
ダメージを与えることなく維持できるため、絶縁不良を
起こすこと無く、また無機パッシベーション膜による封
止がより確実に行われるため信頼性の高いものとなる。
また、従来に比べてパネルを薄くできるため、装置の小
型化を成し遂げることができる。
【図1】本発明に係る有機ELディスプレイパネルの製
造方法の一実施形態を工程別に示す断面図である。
造方法の一実施形態を工程別に示す断面図である。
【図2】有機ELディスプレイパネルを封止缶により封
止した構成を例示する断面図である。
止した構成を例示する断面図である。
【図3】従来の有機ELディスプレイパネルの一例を示
す一部拡大斜視図である。
す一部拡大斜視図である。
【図4】逆テーパ状断面を有する隔壁の形成方法を説明
するための断面図である。
するための断面図である。
【図5】逆テーパ状断面を有する隔壁を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来の隔壁を有する有機ELディスプレイパネ
ルの問題点を説明するための断面図である。
ルの問題点を説明するための断面図である。
【図7】従来の隔壁除去における問題点を説明するため
の断面図である。
の断面図である。
14 絶縁膜(無機絶縁材料) 102 基板 103 第1電極 103a 引出部 104 絶縁膜(有機材料) 105 隔壁 106 有機機能層 107 第2電極 108 マスク 109 無機パッシベーション膜 110 封止膜 111 封止缶
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の発光部からなる画像表示配列を有
する有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル
の製造方法であって、 基板上に所定間隔にて互いに平行に伸長する複数の第1
電極を形成する第1電極形成工程と、 前記第1電極と略直交して所定間隔にて互いに平行に伸
長して該第1電極の一部を覆うように複数の絶縁膜を形
成する絶縁膜形成工程と、 前記絶縁膜上に該絶縁膜の長手方向に沿って絶縁材料か
らなる隔壁を突設する隔壁形成工程と、 前記絶縁膜の間隙を覆うように有機化合物からなる発光
層を含む有機機能層を形成する有機機能層形成工程と、 前記有機機能層を覆うように第2電極を形成する第2電
極形成工程と、 前記第2電極を形成した後に前記隔壁をエッチングによ
り除去する隔壁除去工程とを含むとともに、 前記絶縁膜を形成する絶縁材料として、前記隔壁を形成
する絶縁材料のエッチングレートよりも低いエッチング
レートの材料を用いることを特徴とする有機エレクトロ
ルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項2】 前記絶縁膜を形成する材料が無機絶縁材
料であり、前記隔壁を形成する材料が有機レジスト材料
であることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロ
ルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項3】 前記エッチングが酸素プラズマによるド
ライエッチングであることを特徴とする請求項1または
2に記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ
パネルの製造方法。 - 【請求項4】 前記隔壁はその上部に前記基板と平行な
方向に突出するオーバーハング部を有することを特徴と
する請求項1〜3の何れか一項に記載の有機エレクトロ
ルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項5】 前記隔壁除去工程の後に、前記第1電極
の一部、前記第2電極の一部、前記有機機能層及び前記
絶縁膜を覆う無機パッシベーション膜を形成する無機パ
ッシベーション膜形成工程を付加することを特徴とする
請求項1〜4の何れか一項に記載の有機エレクトロルミ
ネッセンスディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項6】 前記隔壁除去工程の後に、前記基板と協
働して前記第1電極の一部、前記第2電極の一部、前記
有機機能層及び前記絶縁膜を封止する封止缶を形成する
封止缶形成工程を付加することを特徴とする請求項1〜
4の何れか一項に記載の有機エレクトロルミネッセンス
ディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れか一項に記載の製造
方法により得られることを特徴とする有機エレクトロル
ミネッセンスディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096611A JP2002299050A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096611A JP2002299050A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002299050A true JP2002299050A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18950509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001096611A Pending JP2002299050A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002299050A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6652700B1 (en) * | 1999-06-29 | 2003-11-25 | Nitto Denko Corporation | Organic electroluminescence device and method for producing the same |
WO2004026003A1 (ja) * | 2002-09-12 | 2004-03-25 | Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. | 有機elディスプレイ |
US6897760B2 (en) | 2002-09-09 | 2005-05-24 | Fuji Electric Co., Ltd. | Circuit breaker |
JPWO2004110105A1 (ja) * | 2003-06-06 | 2006-07-20 | パイオニア株式会社 | 有機半導体素子及びその製造方法 |
CN100376045C (zh) * | 2003-05-26 | 2008-03-19 | 铼宝科技股份有限公司 | 有机发光元件 |
CN101599500B (zh) * | 2008-06-04 | 2011-05-11 | 乐金显示有限公司 | 有机发光二极管显示器件 |
-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001096611A patent/JP2002299050A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004026003A1 (ja) * | 2002-09-12 | 2004-03-25 | Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. | 有機elディスプレイ |
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JPWO2004110105A1 (ja) * | 2003-06-06 | 2006-07-20 | パイオニア株式会社 | 有機半導体素子及びその製造方法 |
US7776645B2 (en) | 2003-06-06 | 2010-08-17 | Pioneer Corporation | Organic semiconductor device and its manufacturing method |
JP4566910B2 (ja) * | 2003-06-06 | 2010-10-20 | パイオニア株式会社 | 有機半導体素子及びその製造方法 |
CN101599500B (zh) * | 2008-06-04 | 2011-05-11 | 乐金显示有限公司 | 有机发光二极管显示器件 |
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