JP2002298553A - 記録媒体再生装置および記録媒体再生方法 - Google Patents

記録媒体再生装置および記録媒体再生方法

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JP2002298553A
JP2002298553A JP2001093779A JP2001093779A JP2002298553A JP 2002298553 A JP2002298553 A JP 2002298553A JP 2001093779 A JP2001093779 A JP 2001093779A JP 2001093779 A JP2001093779 A JP 2001093779A JP 2002298553 A JP2002298553 A JP 2002298553A
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recording medium
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commercial image
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JP2001093779A
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English (en)
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Naoyuki Sato
尚之 佐藤
Hiroshi Tomita
拓 冨田
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】見ていたコマーシャル画像に関連したオンライ
ンショッピングや詳細データの取得を容易に行い得るよ
うにする。 【解決手段】DVDからコマーシャル画像に係るビデオ
データを再生している状態で、インターネットへの接続
が指示されるとき、コマーシャル画像に係るビデオデー
タの再生を停止し、そのCM停止位置の情報をメモリに
記憶し(ST21,ST22)、当該コマーシャル画像に対応した
インターネットのアドレス情報を使用し、このアドレス
情報に対応したWebサイトにアクセスし、このWeb
サイトのWebページの表示情報を取得し、そのWeb
ページの閲覧状態とする(ST23,ST24)。この状態で、ユ
ーザは、オンラインショッピングや詳細データの取得等
の処理をすることができ(ST25)、その処理が終了したと
き、ブラウザを閉じ、再びコマーシャル画像に係るビデ
オデータの再生を再開する(ST28)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばDVD(D
igital Versatile Disc)を取り扱うDVDプレーヤに適
用して好適な記録媒体再生装置および記録媒体再生方法
に関する。詳しくは、コマーシャル画像を表示するため
のビデオデータを出力している状態で、インターネット
への接続が指示されるとき、上記コマーシャル画像に対
応したインターネットのアドレス情報を使用して、その
アドレス情報に対応したWebサイトのWebページの
表示情報を取得し、その表示情報に対応したビデオデー
タを出力する構成とすることによって、ユーザは見てい
たコマーシャル画像に関連したオンラインショッピング
や詳細データの取得を容易に行うことができるようにし
た記録媒体再生装置等に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DVDを取り扱うDVDプレーヤ
が普及しつつある。DVDには、ビデオデータがMPE
G2(Moving Picture Experts Group 2)を使って圧縮し
て記憶されていると共に、オーディオデータがAC3や
MPEG2オーディオを使って圧縮して記憶されてい
る。そのため、DVDプレーヤは、DVDより、高品質
の画像や音声を長時間にわたって再生できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DVDプレーヤを再生
状態として例えば二人で画像や音声を視聴している場合
に、一方の人が何らかの用事で席を立つ場合、通常、再
生を一時停止し、当該一方の人が戻ってきた後に再生の
一時停止を解除し、続きの画像や音声を視聴することと
なる。しかしながらこの場合、用事のない他方の人にと
っては、一時停止してからその一時停止を解除するまで
の間の時間は無駄な時間となる。そこで、この発明で
は、上述した不都合を回避し、DVDプレーヤ等の使い
勝手の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録媒体
再生装置は、コマーシャル画像を表示するためのビデオ
データが記録されていると共に、このビデオデータに対
応したインターネットのアドレス情報が記録されている
記録媒体を取り扱う記録媒体再生装置であって、ビデオ
データを出力する出力手段と、記録媒体よりビデオデー
タおよびインターネットのアドレス情報を再生する再生
手段と、この再生手段によって再生されたインターネッ
トのアドレス情報を格納する記憶手段と、インターネッ
トへの接続を指示する第1の指示信号が入力される第1
の指示信号入力手段と、インターネットに接続するため
の通信手段と、再生手段で再生されたコマーシャル画像
を表示するためのビデオデータを出力手段が出力してい
る状態で、第1の指示信号入力手段に第1の指示信号が
入力されるとき、記憶手段に格納されているインターネ
ットのアドレス情報を使用して、そのアドレス情報に対
応したWebサイトにアクセスして該WebサイトのW
ebページの表示情報を取得するように通信手段を制御
すると共に、通信手段で上記WebサイトのWebペー
ジの表示情報を取得したとき、コマーシャル画像を表示
するためのビデオデータに代わって表示情報に対応した
ビデオデータを出力するように出力手段を制御する制御
手段とを備えるものである。
【0005】この発明に係る記録媒体再生方法は、コマ
ーシャル画像を表示するためのビデオデータが記録され
ていると共に、そのビデオデータに対応したインターネ
ットのアドレス情報が記録されている記録媒体を取り扱
う記録媒体再生方法であって、コマーシャル画像を表示
するためのビデオデータを記録媒体より再生して出力し
ている状態で、インターネットへの接続が指示されると
き、再生されているビデオデータに対応したインターネ
ットのアドレス情報を使用し、そのアドレス情報に対応
したWebサイトにアクセスし、このWebサイトのW
ebページの表示情報を取得し、この取得された表示情
報に対応したビデオデータをコマーシャル画像を表示す
るためのビデオデータに代わって出力するものである。
【0006】この発明において、記録媒体には、コマー
シャル画像を表示するためのビデオデータが記録されて
いると共に、そのビデオデータに対応したインターネッ
トのアドレス情報が記録されている。
【0007】記録媒体からコマーシャル画像を表示する
ためのビデオデータが再生されて出力されている状態
で、インターネットへの接続が指示されるとき、記録媒
体から再生されて記憶媒体に記憶されているインターネ
ットのアドレス情報が使用され、そのアドレス情報に対
応したWebサイトにアクセスされ、このWebサイト
から、そのWebサイトのWebページの表示情報が取
得される。この表示情報の取得はインターネットに接続
するための通信手段によって行われる。このように、表
示情報が取得されるとき、コマーシャル画像を表示する
ためのビデオデータに代わって、この表示情報に対応し
たビデオデータが出力される。
【0008】これにより、ユーザは見ていたコマーシャ
ル画像に対応したWebサイトのWebページの閲覧が
可能となり、そのコマーシャル画像に関連したオンライ
ンショッピングや詳細データの取得を容易に行い得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、インター
ネット機能を有するDVDプレーヤ100の構成を示し
ている。このDVDプレーヤ100で取り扱うDVD1
01には、複数箇所、ここでは3箇所のマルチアングル
領域TMA1〜TMA3が設定されている。図2は、こ
のマルチアングル領域TMA1〜TMA3に記録されて
いるビデオデータを模式的に表したものである。ここで
は、マルチアングル領域TMA1〜TMA3には5アン
グル分の領域が設けられている。
【0010】この5アングル分の領域のうち、3アング
ル分の領域に関しては、コンテンツ本編のビデオデータ
を構成する3アングル分のビデオデータが記録され、本
来の用途で使用されるが、残りの2アングル分の領域に
関しては、コンテンツ本編のビデオデータとは異なる、
コマーシャル画像を表示するためのビデオデータが記録
されている。
【0011】マルチアングル領域TMA1のアングル4
の領域には第1のコマーシャル画像を表示するためのビ
デオデータCM1が記録され、マルチアングル領域TM
A1のアングル5の領域には第2、第3のコマーシャル
画像を表示するためのビデオデータCM2,CM3が記
録され、マルチアングル領域TMA2のアングル4の領
域には第4のコマーシャル画像を表示するためのビデオ
データCM4が記録され、マルチアングル領域TMA2
のアングル5の領域には第5のコマーシャル画像を表示
するためのビデオデータCM5が記録され、マルチアン
グル領域TMA3のアングル4の領域には第6、第7、
第8のコマーシャル画像を表示するためのビデオデータ
CM6,CM7,CM8が記録され、さらにマルチアン
グル領域TMA3のアングル5の領域には第9のコマー
シャル画像を表示するためのビデオデータCM9が記録
されている。
【0012】また、このDVDプレーヤ100で取り扱
うDVD101のメニュー領域には、図3に示すよう
に、上述したマルチアングル領域TMA1〜TMA3に
記録されているコマーシャル画像を表示するためのビデ
オデータCM1〜CM9に関する情報がテーブル情報と
して記録されている。このテーブル情報は、各ビデオデ
ータCM1〜CM9に対応した、記録位置の情報、タイ
トルの情報TLCM1〜TLCM9、コマーシャル内容の情報
(テキストデータやグラフィックデータ)、対応するU
RL(Uniform Resource Locator)の情報、さらに続い
て再生すべきビデオデータの情報からなっている。この
ようにDVD101のメニュー領域に記録されているテ
ーブル情報は、DVD101をDVDプレーヤ100に
装着した際にメニュー領域から再生され、例えば後述す
るシステムコントローラ105内のメモリに格納され
る。
【0013】図1に戻って、DVDプレーヤ100は、
マイクロコンピュータを備えてなり、プレーヤ全体の動
作を制御するシステムコントローラ105を有してい
る。このシステムコントローラ105には、例えば液晶
表示素子を用いて構成され、プレーヤの動作状態等を表
示する表示部118と、ユーザ操作のための種々の操作
ボタン等が配された操作部119とが接続されている。
この操作部119には、再生の一時停止およびその一時
停止の解除を指示するための一時停止ボタン、コマーシ
ャル画像の表示を指示するためのCMボタン、マルチア
ングル領域で再生されるアングルを順次変更するための
マルチアングルボタン、インターネットへの接続を操作
するインターネットボタン等も含まれている。
【0014】また、DVDプレーヤ100は、DVD1
01を回転駆動するためのスピンドルモータ102と、
半導体レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される
光ピックアップ103と、この光ピックアップ103を
DVD101の半径方向(ラジアル方向)に移動させる
ための送りモータ104とを有している。この場合、光
ピックアップ103を構成する半導体レーザからのレー
ザビームがDVD101の記録面に照射され、その反射
光が光ピックアップ103を構成する複数の光検出器
(4分割フォトディテクタ)に照射される。
【0015】また、サーボ制御回路106を有してい
る。サーボ制御回路106によって、光ピックアップ1
03におけるトラッキングやフォーカスが制御され、ま
た送りモータ104の動作が制御される。さらに、サー
ボ制御回路106によってスピンドルモータ102の回
転が制御され、DVD101の再生時には、このDVD
101がCLV(Constant Linear Velocity)で回転駆動
される。
【0016】また、DVDプレーヤ100は、光ピック
アップ103の複数の光検出器の出力信号を演算増幅し
て、再生RF信号、非点収差方式によるフォーカスエラ
ー信号、位相差方式によるトラッキングエラー信号を作
成するRFアンプ部107を有している。このRFアン
プ部107で作成されるフォーカスエラー信号およびト
ラッキングエラー信号はサーボ制御回路106に供給さ
れ、サーボ制御回路106では、これらのエラー信号を
用いて、上述したように光ピックアップ103における
トラッキングやフォーカスを制御する。なお、このRF
アンプ部107は、光ピックアップ103を構成する半
導体レーザのパワー制御機能も備えている。
【0017】また、DVDプレーヤ100は、RFアン
プ部107で作成された再生RF信号の2値化スライ
ス、その後のPLL(Phase-Locked Loop)による同期デ
ータの生成等、一連のアナログ信号処理を行うリードチ
ャネル部108を有している。なお、このリードチャネ
ル部108は、CLV制御信号の生成などの機能も備え
ている。このCLV制御信号はサーボ制御回路106に
供給され、サーボ制御回路106では、このCLV制御
信号を用いて、上述したようにスピンドルモータ102
の回転を制御する。
【0018】また、DVDプレーヤ100は、リードチ
ャネル部108で生成された同期データ(8/16変調
データ)の復調、その後の誤り訂正等の処理を行う復調
/ECC部109と、RAM110をバッファメモリと
して使用し、復調/ECC部109の出力データを後段
の処理回路が要求するデータレートで出力するVBR(V
ariable Bit Rate)制御部111とを有している。この
VBR制御部111までが、フロントエンドを構成して
いる。
【0019】また、DVDプレーヤ100は、DVD処
理機能およびインターネット処理機能を備える集積回路
120を有している。ここで、DVD処理機能は、DV
D101の再生データを処理する機能である。一方、イ
ンターネット処理機能は、後述するインターネットに接
続された通信回線で取得された情報(インターネット情
報)を処理する機能である。
【0020】集積回路120の構成を説明する。この集
積回路120は、集積回路内の各回路の動作を制御する
CPU(Central Processing Unit)121を有してい
る。このCPU121は、内部バス122に接続されて
いると共に、上述したシステムコントローラとしてのC
PU105と通信可能に接続されている。
【0021】また、集積回路120は、VBR制御部1
11より出力されるデータストリームにかけられている
コピーガードのためのスクランブルを解除するデスクラ
ンブラ123と、このデスクランブラ123でスクラン
ブルが解除されたデータストリームより、ビデオデー
タ、オーディオデータ、サブピクチャデータ等を分離す
るデマルチプレクサ124を有している。
【0022】また、集積回路120は、上述したDVD
101の再生データを処理するための動作プログラムや
インターネット情報を処理(デコード処理、ブラウジン
グ処理等)するための動作プログラムが格納されたRO
M(Read Only Memory)112を外付けするためのROM
インタフェース125と、CPU121の制御に伴って
生成されるデータを格納したり、ワーキングエリアとし
て用いられるRAM(Random Access Memory)113を外
付けするためのRAMインタフェース126と、電話回
線を介してインターネットに接続するためのモデム11
4を外付けするためのモデムインタフェース127とを
有している。インタフェース125,126,127は
それぞれ内部バス122に接続されている。
【0023】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られる圧縮ビデ
オデータ(MPEG2ビデオデータ)に対して伸長処理
等を行ったり、インターネット処理モード時に、インタ
ーネット情報を処理して所定WebサイトのWebペー
ジを表示するためのビデオデータを得る処理等を行うビ
デオプロセッサ129を有している。このビデオプロセ
ッサ129は内部バス122に接続されている。なお、
インターネット情報を処理して所定WebサイトのWe
bページを表示するためのビデオデータを得る処理の一
部または全部がCPU121で行われるようにしてもよ
い。
【0024】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られるサブピク
チャデータを処理して字幕等を表示するための表示デー
タを得るためのサブピクチャデコーダ130と、上述し
たビデオプロセッサ129より出力されるビデオデータ
にサブピクチャデコーダ130より出力される表示デー
タを合成する合成器131と、この合成器131より出
力されるビデオデータを使用して例えばNTSC方式の
映像データを生成し、その後この映像データをアナログ
信号に変換して映像信号SVを得、この映像信号SVを
外部のビデオ出力端子115に出力するTVエンコーダ
/DAC132を有している。ビデオプロセッサ129
およびサブピクチャデコーダ130は、それぞれ内部バ
ス122に接続されている。
【0025】また、集積回路120は、OSD(On Scre
en Display)回路133を有している。このOSD回路
133より出力される表示データはTVエンコーダ/D
AC132に供給され、合成器131からのビデオデー
タに合成される。これにより、OSD回路133より出
力される表示データによるOSD表示が可能となってい
る。このOSD回路133は内部バス122に接続さ
れ、その動作はCPU121によって制御される。
【0026】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られるオーディ
オデータ(AC−3データ、MPEG2オーディオデー
タ等)に対して伸長処理等を行ったり、インターネット
処理モード時に、インターネット情報を処理して所定W
ebサイトのWebページに係るオーディオデータを
得、このオーディオデータを外部のD/Aコンバータ1
16に供給するオーディオプロセッサ134を有してい
る。なお、インターネット情報に係るオーディオデータ
を得る処理の一部または全部がCPU121で行われる
ようにしてもよい。D/Aコンバータ116より出力さ
れるアナログの音声信号SAはオーディオ出力端子11
7に出力される。
【0027】図1に示すDVDプレーヤ100の動作を
説明する。ユーザの操作部119の操作によってDVD
再生が指示された場合について述べる。その場合、シス
テムコントローラ105より集積回路120のCPU1
21にDVD再生の情報が供給され、集積回路120は
DVD処理モードとなる。
【0028】この場合、サーボ制御回路106の制御に
よってスピンドルモータ102の回転が開始され、DV
D101がCLVで回転駆動され、再生が開始される。
このDVD101の再生状態でRFアンプ部107より
得られる再生RF信号はリードチャネル部108に供給
され、このリードチャネル部108で2値化スライス処
理、PLLによる同期データの生成処理等が行われる。
リードチャネル部108より出力される同期データは復
調/ECC部109に供給され、この復調/ECC部1
09で復調処理および誤り訂正処理が行われる。そし
て、この復調/ECC部109からのデータストリーム
が、VBR制御部111を通じて、所定のデータレート
で集積回路120のデスクランブラ123に供給され
る。
【0029】デスクランブラ123ではデータストリー
ムにかけられているスクランブルが解除され、スクラン
ブルが解除されたデータストリームはデマルチプレクサ
124に供給される。このデマルチプレクサ124で
は、データストリームより、ビデオデータ、オーディオ
データ、サブピクチャデータ等の分離が行われる。
【0030】そして、デマルチプレクサ124で分離さ
れたビデオデータ(MPEG2ビデオデータ)はビデオ
プロセッサ129に供給されて伸長処理が施される。そ
して、このビデオプロセッサ129より出力されるビデ
オデータが合成器131を介してTVエンコーダ/DA
C132に供給され、ビデオ出力端子115には例えば
DVD101の再生信号に係るNTSC方式の映像信号
SVが出力される。この映像信号SVをモニタ(図示せ
ず)に供給することで、モニタに再生画像が表示され
る。
【0031】なお、DVD101の現在再生している記
録位置を現在位置とし、この現在位置がマルチアングル
領域にある場合、モニタの画面にマルチアングル領域に
ある旨の表示が文字または図形によって表示される。こ
の場合、OSD回路133からその表示を行うための表
示データがTVエンコーダ/DAC132に供給され、
合成器131からのビデオデータに合成される。この表
示によって、ユーザは現在位置がマルチアングル領域に
あることを知ることができる。そして、ユーザは、操作
部119のマルチアングルボタンの押し下げをして、再
生されるアングルを順に変更できる。
【0032】本実施の形態においては、マルチアングル
領域TMA1〜TMA3には、コンテンツ本編のビデオ
データとして、アングル1〜アングル3のビデオデータ
が存在する(図2参照)。したがって、マルチアングル
ボタンの押し下げにより、アングル1→アングル2→ア
ングル3→アングル1→・・・のように順次アングルを
変更できる。
【0033】また、デマルチプレクサ124で分離され
たサブピクチャデータはサブピクチャデコーダ130に
供給される。そして、ユーザの操作部119の操作に基
づいて、このサブピクチャデコーダ130でデコード処
理が行われ、字幕等を表示するための表示データが作成
される。この表示データは合成器131でビデオプロセ
ッサ129からのビデオデータに合成されるので、上述
した再生画像に字幕等が重ねて表示される。
【0034】また、デマルチプレクサ124で分離され
たオーディオデータ(AC−3データ等)はオーディオ
プロセッサ134に供給されて処理される。そして、こ
のオーディオプロセッサ134より出力されるオーディ
オデータが外部のD/Aコンバータ116に供給されて
アナログ音声信号SAとされ、この音声信号SAがオー
ディオ出力端子117に出力される。この音声信号SA
を増幅してスピーカ(図示せず)に供給することで、再
生音声(DVD音声)が出力される。
【0035】次に、ユーザの操作部119の操作によっ
てインターネット接続が指示された場合について述べ
る。その場合、システムコントローラ105より集積回
路120のCPU121にインターネット接続の情報が
供給され、集積回路120はインターネット処理モード
となる。
【0036】この場合、集積回路120のCPU121
は、ブラウザを起動すると共に、モデム114よりダイ
ヤルアップしてインターネットの接続サービスを提供す
る所定のプロバイダ(ISP:Internet Service Provi
der)との回線を接続する。そして、インターネットの
設定されたURL(Uniform Resource Locator)のWeb
サイトにアクセスする。これにより、当該Webサイト
に係るWebページの情報がダウンロードされてモデム
114よりCPU121に供給される。
【0037】このダウンロードされた情報がCPU12
1やビデオプロセッサ129で処理され、所定Webサ
イトのWebページを表示するためのビデオデータが得
られる。このビデオデータはビデオプロセッサ129よ
り出力され、合成器131を介してTVエンコーダ/D
AC132に供給され、ビデオ出力端子115には所定
WebサイトのWebページに係るNTSC方式の映像
信号SVが出力される。この映像信号SVをモニタ(図
示せず)に供給することで、モニタに所定Webサイト
のWebページに係る画像が表示される。
【0038】また、ダウンロードされた情報に音声情報
があるときは、CPU121やオーディオプロセッサ1
34で処理され、所定WebサイトのWebページに係
るオーディオデータが得られる。このオーディオデータ
はオーディオプロセッサ134より出力され、D/Aコ
ンバータ116でアナログ音声信号SAとされて、オー
ディオ出力端子117に出力される。この音声信号SA
を増幅してスピーカ(図示せず)に供給することで、所
定WebサイトのWebページに係る音声(インターネ
ット音声)が出力される。
【0039】次に、DVD101が再生されている状態
で、操作部119の一時停止ボタンの押し下げがあった
場合のシステムコントローラ105の制御動作を、図
4、図5のフローチャートを使用して説明する。
【0040】ステップST1で、一時停止ボタンの押し
下げがあると、ステップST2で、DVDの再生画面上
に、「CMを見ますか?」の表示をするように制御す
る。この場合、OSD回路133からその表示を行うた
めの表示データがTVエンコーダ/DAC132に供給
され、合成器131からのビデオデータに合成される。
この表示に基づいて、ユーザは、操作部119の所定の
ボタンを使用して、YES操作あるいはNO操作を行う
こととなる。なお、このような操作を予め行っておき、
その情報をシステムコントローラ105内のメモリに記
憶しておくようにしてもよい。
【0041】次に、ステップST3で、YES操作であ
るか、NO操作であるかを判定する。NO操作であると
きは、ステップST4で、DVD101の再生(コンテ
ンツ本編の再生)を停止し、ステップST5で、再生停
止時に再生されていたDVD101の記録位置を停止位
置とし、その停止位置の情報をシステムコントローラ1
05内のメモリに記憶する。そして、ステップST6
で、静止画の出力を開始する。この場合、ビデオプロセ
ッサ129から、再生停止直前の1フレーム分のビデオ
データが繰り返し出力される状態となる。
【0042】次に、ステップST7で、一時停止ボタン
の押し下げ、つまり一時停止の解除指示があったか否か
を判定する。一時停止ボタンの押し下げがあるまで、静
止画の出力状態を保持する。一時停止ボタンの押し下げ
があったときは、ステップST8で、システムコントロ
ーラ105内のメモリに記憶されている位置情報から、
サーボ制御回路106を制御して、停止位置をサーチす
る。そして、ステップST9で、サーチされた停止位置
から、DVD101の再生(コンテンツ本編の再生)を
再開し、ステップST10で、一時停止ボタンの押し下
げに伴う制御動作を終了する。
【0043】また、上述のステップST3で、YES操
作であるときは、ステップST11で、DVD101の
再生(コンテンツ本編の再生)を停止し、ステップST
12で、再生停止時に再生されていたDVD101の記
録位置を停止位置とし、その停止位置の情報をシステム
コントローラ105内のメモリに記憶する。
【0044】そして、ステップST13で、停止位置が
マルチアングル領域にあるか否かを判定する。停止位置
がマルチアングル領域にあるときは、ステップST14
で、その停止位置から直ちにコマーシャル画像を表示す
るためのビデオデータの再生を開始する。この場合、サ
ーチをする必要がなく、コマーシャル画像を表示するた
めのビデオデータの再生に直ちに入ることができ、シー
ムレスの再生が可能となる。
【0045】例えば、図6に示すように、停止位置t1
がマルチアングル領域TMA1内にあるときは、このマ
ルチアングル領域TMA1のアングル4の領域に記録さ
れてるコマーシャル画像を表示するためのビデオデータ
CM1が、その停止位置から再生される。以後、一時停
止ボタンの押し下げ、つまり一時停止解除の指示がある
まで、コマーシャル画像を表示するためのビデオデータ
の再生を継続する。
【0046】この場合、ビデオデータCM1の再生が終
了した後は、マルチアングル領域TMA1のアングル5
の領域に記録されてるコマーシャル画像を表示するため
のビデオデータCM2,CM3が順次再生され、以下、
システムコントローラ105内のメモリに格納されてい
るテーブル情報(図3参照)内の次に再生すべきビデオ
データの情報が参照され、CM4→CM5→CM6→C
M7→CM8→CM9→CM1→のように順次再生され
ていく。
【0047】このようにコマーシャル画像を表示するた
めのビデオデータの再生が行われている状態では、出力
端子115にはそのビデオデータに対応した映像信号S
Vが出力される。この映像信号SVをモニタ(図示せ
ず)に供給することで、モニタにコマーシャル画像が表
示される。なおこの場合、音声は例えばミューティング
状態におかれる。
【0048】一方、停止位置がマルチアングル領域にな
いときは、ステップST15で、テーブル情報(図3参
照)に基づいて、その停止位置から最も近い記録位置に
存在するコマーシャル画像を表示するためのビデオデー
タを認識し、そのビデオデータの先頭から再生を開始す
る。この場合、その先頭のサーチが行われ、サーチ終了
後に再生を開始する。以後、一時停止ボタンの押し下
げ、つまり一時停止解除の指示があるまで、コマーシャ
ル画像を表示するためのビデオデータの再生を継続す
る。
【0049】例えば、図7に示すように、停止位置t3
がマルチアングル領域TMA1とマルチアングル領域T
MA2の間にあり、マルチアングル領域TMA1に近い
ときは、マルチアングル領域TMA1のアングル4の領
域に記録されてるコマーシャル画像を表示するためのビ
デオデータCM1が、その先頭から再生される。以後、
一時停止ボタンの押し下げ、つまり一時停止解除の指示
があるまで、コマーシャル画像を表示するためのビデオ
データの再生が継続される。
【0050】この場合、ビデオデータCM1の再生が終
了した後は、マルチアングル領域TMA1のアングル5
の領域に記録されてるコマーシャル画像を表示するため
のビデオデータCM2,CM3が順次再生され、以下、
システムコントローラ105内のメモリに格納されてい
るテーブル情報(図3参照)内の次に再生すべきビデオ
データの情報が参照され、CM4→CM5→CM6→C
M7→CM8→CM9→CM1→のように順次再生され
ていく。
【0051】次に、ステップST16で、インターネッ
トボタンの押し下げがあるか否かを判定し、このインタ
ーネットボタンの押し下げがないときは、ステップST
17で、一時停止ボタンの押し下げがあるか否かを判定
し、さらに一時停止ボタンの押し下げがないときは、ス
テップST18で、マルチアングルボタンの押し下げが
あるか否かを判定する。
【0052】ステップST18で、マルチアングルボタ
ンの押し下げがあるときは、ステップST19で、コマ
ーシャル画像を表示するためのあるビデオデータの再生
から同一時間帯にあるコマーシャル画像を表示するため
の他のビデオデータの再生にシームレスに移行し、ステ
ップST16に戻る。例えば、マルチアングル領域TM
A1の後半からビデオデータCM1を再生している状態
で、マルチアングルボタンの押し下げがあるときは、直
ちにビデオデータCM3の再生に移行する(図5参
照)。
【0053】ステップST17で、一時停止ボタンが押
されたときは、ステップST8で、システムコントロー
ラ105内のメモリに記憶されている位置情報から、サ
ーボ制御回路106を制御して、停止位置をサーチす
る。そして、ステップST9で、サーチされた停止位置
から、コンテンツ本編の再生を再開し、ステップST1
0で、一時停止ボタンの押し下げに伴う制御動作を終了
する。
【0054】例えば、図6に示すように、マルチアング
ル領域TMA2のアングル4の領域に記録されているビ
デオデータCM4の再生状態にあって、記録位置t2で
一時停止ボタンの押し下げがあるときは、ビデオデータ
CM4の再生を停止し、マルチアングル領域TMA1内
の停止位置t1をサーチし、この停止位置t1からコン
テンツ本編の再生を再開する。また例えば、図7に示す
ように、マルチアングル領域TMA2のアングル4の領
域に記録されているビデオデータCM4の再生状態にあ
って、記録位置t4で一時停止ボタンの押し下げがある
ときは、ビデオデータCM4の再生を停止し、マルチア
ングル領域TMA1とマルチアングル領域TMA2との
間の停止位置t3をサーチし、この停止位置t3からコ
ンテンツ本編の再生を再開する。
【0055】また、ステップST16で、インターネッ
トボタンの押し下げがあるときは、ステップST21に
進む。ユーザがコマーシャル画像を見ていて、インター
ネットによるオンラインショッピングや詳細データの取
得を行いたい場合には、インターネットボタンの押し下
げを行う。ステップST21では、コマーシャル画像を
表示するためのビデオデータの再生を停止する。そし
て、ステップST22で、その停止位置(CM停止位
置)の情報をシステムコントローラ105内のメモリに
記憶する。なお、コマーシャル画像を表示するためのビ
デオデータの再生停止動作を、後述するように、対象W
ebサイトにアクセスし、その対象WebサイトからW
ebページの情報をダウンロードした後に、行うように
してもよい。これにより、CM画像の表示状態から直ち
にWebページの表示状態に移行することが可能とな
る。
【0056】次に、ステップST23で、集積回路12
0をインターネット接続モードとし、ブラウザを起動す
ると共に、モデム114よりダイヤルアップしてインタ
ーネットの接続サービスを提供する所定のプロバイダ
(ISP:Internet Service Provider)との回線を接
続する。そして、ステップST24で、システムコント
ローラ105内のメモリに格納されているテーブル情報
(図3参照)のうち、再生していたコマーシャル画像を
表示するためのビデオデータに対応したURLを取得
し、そのURLのWebサイト(対象Webサイト)に
アクセスする。
【0057】これにより、当該Webサイトに係るWe
bページの情報がダウンロードされてモデム114より
CPU121に供給される。このダウンロードされた情
報がCPU121やビデオプロセッサ129で処理さ
れ、対象WebサイトのWebページを表示するための
ビデオデータが得られる。このビデオデータはビデオプ
ロセッサ129より出力され、合成器131を介してT
Vエンコーダ/DAC132に供給され、ビデオ出力端
子115には対象WebサイトのWebページに係るN
TSC方式の映像信号SVが出力される。この映像信号
SVをモニタ(図示せず)に供給することで、モニタに
対象WebサイトのWebページに係る画像が表示され
る。
【0058】次に、ステップST25で、ユーザの操作
部119の操作に基づいて、オンラインショッピングや
詳細データの取得等の処理をし、その処理が終了したと
き、ステップST26で、ブラウザを閉じ、集積回路1
20を再びDVD再生モードとする。そして、ステップ
ST27で、システムコントローラ105内のメモリに
記憶されている位置情報から、サーボ制御回路106を
制御して、CM停止位置をサーチし、ステップST28
で、サーチされたCM停止位置から、コマーシャル画像
を表示するためのビデオデータの再生を再開し、ステッ
プST16に戻る。
【0059】次に、DVD101の再生(コンテンツ本
編の再生)が行われている状態、あるいは再生が行われ
ていない状態で、操作部119のCMボタンの押し下げ
があった場合のシステムコントローラ105の制御動作
を、図8のフローチャートを使用して説明する。
【0060】ステップST31で、CMボタンの押し下
げがあると、ステップST32で、DVD101の再生
(コンテンツ本編の再生)が行われているか否かを判定
する。DVD101の再生が行われているときは、ステ
ップST33で、DVD101の再生を停止し、ステッ
プST34で、再生停止時に再生されていたDVD10
1の記録位置を停止位置とし、その停止位置の情報をシ
ステムコントローラ105内のメモリに記憶する。その
後に、ステップST35に進む。ステップST32で、
DVD101の再生が行われていないときは、直ちにス
テップST35に進む。
【0061】ステップST35では、コマーシャル画像
のメニュー画面を表示する。すなわち、システムコント
ローラ105内のメモリに格納されているテーブル情報
(図3参照)のうち、内容の情報に基づいて、テキスト
データによるメニュー画面あるいはグラフィカルデータ
によるメニュー画面を表示する。この場合、OSD回路
133からその表示を行うための表示データがTVエン
コーダ/DAC132に供給され、ビデオ出力端子11
5にはメニュー画面を表示するための映像信号SVが出
力される。したがって、このビデオ出力端子115に接
続されるモニタには、コマーシャルのメニュー画面が表
示される。図9は、テキストデータによるメニュー画面
の一例を示している。
【0062】ユーザは、このようにメニュー画面が表示
されている状態で、操作部119を操作して、希望する
コマーシャルを画像を選択できる。なお、図9におい
て、例えば、「next」を選択する場合には、メニュー画
面の続きが表示される。
【0063】ステップST36では、コマーシャル画像
の選択があったか否かを判定し、コマーシャル画像の選
択があったときは、ステップST37に進む。このステ
ップST37では、上述したテーブル情報(図3参照)
のうち、選択されたコマーシャル画像に対応した記録位
置の情報に基づいて、サーボ制御回路106を制御し、
そのコマーシャル画像を表示するためのビデオデータが
記録されているDVD101の記録位置をサーチし、そ
の後にそのビデオデータの再生を開始する。
【0064】このようにコマーシャル画像を表示するた
めのビデオデータの再生が行われている状態では、出力
端子115にはそのビデオデータに対応した映像信号S
Vが出力される。この映像信号SVをモニタ(図示せ
ず)に供給することで、モニタにコマーシャル画像が表
示される。なおこの場合、音声は例えばミューティング
状態におかれる。
【0065】次に、ステップST38で、インターネッ
トボタンの押し下げがあるか否かを判定し、このインタ
ーネットボタンの押し下げがないときは、ステップST
39で、CMボタンの押し下げがあるか否かを判定し、
さらにCMボタンの押し下げがないときは、ステップS
T40で、選択されたコマーシャル画像に対応したビデ
オデータの再生が終了したか否かを判定する。
【0066】ステップST40で、選択されたコマーシ
ャル画像に対応したビデオデータの再生が終了したとき
は、ステップST35に戻り、再びメニュー画面の表示
をする。ステップST39で、CMボタンが押されたと
きは、ステップST41で、コマーシャル画像を表示す
る前に、DVD101の再生(コンテンツ本編の再生)
が行われていたか否かを判定する。
【0067】DVD101の再生が行われていたとき
は、ステップST42で、システムコントローラ105
内のメモリに記憶されている位置情報から、サーボ制御
回路106を制御して、停止位置をサーチする。そし
て、ステップST43で、サーチされた停止位置から、
コンテンツ本編の再生を再開し、ステップST44で、
CMボタンの押し下げに伴う制御動作を終了する。一
方、ステップST41で、DVD101の再生が行われ
ていないときは、直ちにステップST43に進み、DV
D101の再生が停止されている状態とし、ステップS
T44で、CMボタンの押し下げに伴う制御動作を終了
する。
【0068】また、ステップST38で、インターネッ
トボタンの押し下げがあるときは、ステップST45の
処理をし、以下ステップST46〜ステップST52の
処理をして、ステップST38に戻る。これらステップ
ST45〜ステップST52の処理は、上述した一時停
止ボタンの押し下げ時の動作を示すフローチャートのス
テップST21〜ステップST28(図5参照)に対応
するものであり、その詳細説明は省略する。
【0069】このように、CMボタンの押し下げに伴っ
てコマーシャル画像が表示される場合にも、対応するU
RLのWebサイトにアクセスし、そのWebサイトの
Webページの閲覧状態とでき、オンラインショッピン
グや詳細データの取得が可能となる。
【0070】以上説明したように、図1に示すDVDプ
レーヤ100においては、DVD101の再生(コンテ
ンツ本編の再生)が行われている状態で一時停止が指示
されるとき、その再生に代わって、コマーシャル画像を
表示するためのビデオデータの再生が開始され、またコ
マーシャル画像を表示するためのビデオデータの再生が
行われている状態で一時停止の解除が指示されるときそ
の再生に代わって、一時停止位置からコンテンツ本編の
ビデオデータの再生が再開されるものであり、ユーザの
使い勝手の向上を図ることができる。
【0071】例えば二人で視聴する場合に、一方の人が
何らかの用事で席を立つ際に一時停止操作をすること
で、他の人はコマーシャル画像を見ることができ、時間
の無駄を回避できる。また、一方の人が戻ってきた際に
一時停止の解除操作をすることで、一時停止位置からコ
ンテンツ本編の画像を再び見ることができる。
【0072】また、DVD101のメニュー領域にテー
ブル情報(図3参照)記録されており、このDVD10
1がDVDプレーヤ100に装着される際にそのテーブ
ル情報が再生されてシステムコントローラ105内のメ
モリに格納される。このテーブル情報に、それぞれ異な
る種類のコマーシャル画像を表示するための複数のビデ
オデータにおける記録位置および次に再生すべきビデオ
データの情報が含まれている。したがって、DVDプレ
ーヤ100は、その情報に基づいて、複数のマルチアン
グル領域に亘って記録されている、コマーシャル画像を
表示するための複数のビデオデータを続けて再生でき
る。これにより、ユーザは、複数のコマーシャル画像を
連続して見ることができる。
【0073】また、一時停止ボタンの操作によるコンテ
ンツ本編のビデオデータの再生停止位置が、コンテンツ
本編のビデオデータとコマーシャル画像を表示するため
のビデオデータが並行して存在するマルチアングル領域
にあったとき、その停止位置からコマーシャル画像を表
示するためのビデオデータの再生が開始されるものであ
り、再生開始位置をサーチする必要がなく、直ちにコマ
ーシャル画像を表示するためのビデオデータの再生を行
うことができる。つまり、コンテンツ本編のビデオデー
タの再生においてアングル変更を行う場合と同様に、シ
ームレスの再生が可能となる。
【0074】また、一時停止ボタンの操作によるコンテ
ンツ本編のビデオデータの再生停止位置が、マルチアン
グル領域でなく、コンテンツ本編のビデオデータしかな
い領域にあったとき、その停止位置から最も近い記録位
置に存在するコマーシャル画像を表示するためのビデオ
データを認識し、そのビデオデータの先頭から再生を開
始するものである。したがって、この停止位置から最も
近い記録位置に存在するコマーシャル画像を表示するた
めのビデオデータが停止位置近傍のコンテンツ本編のビ
デオデータに関連しているものとすれば、そのビデオデ
ータを再生することができる。すなわち、コンテンツ本
編の再生画像に対応したコマーシャル画像を直ちに見る
ことができる。
【0075】また、DVD101のメニュー領域にテー
ブル情報(図3参照)記録されており、このDVD10
1がDVDプレーヤ100に装着される際にそのテーブ
ル情報が再生されてシステムコントローラ105内のメ
モリに格納される。このテーブル情報に、それぞれ異な
る種類のコマーシャル画像を表示するための複数のビデ
オデータにおける記録位置および内容の情報が含まれて
いる。したがって、DVDプレーヤ100は、ユーザに
よるCMボタンの押し下げがあるとき、その情報に基づ
いてコマーシャル画像のメニュー画面を表示できる。ユ
ーザは、このメニュー画面により、所望のコマーシャル
画像を効率的に選択でき、それを表示するためのコマー
シャル画像の再生を指示できる。
【0076】また、CMボタンの押し下げがあったと
き、コンテンツ本編のビデオデータの再生が行われてい
た場合には、その再生を停止してコマーシャル画像を表
示するための処理に移り、コマーシャル画像を表示する
ためのビデオデータの再生が終了したとき、コンテンツ
本編のビデオデータの再生が停止された位置から、その
コンテンツ本編のビデオデータの再生が再開される。し
たがって、ユーザは、コンテンツ本編のビデオデータの
再生が停止された位置からの再生画像を容易に得ること
ができる。
【0077】また、DVD101に記録されているコマ
ーシャル画像を表示するための複数のビデオデータが、
DVD101に記録されているコンテンツ本編の内容に
関連した内容のコマーシャル画像を表示するためのもの
であるときは、ユーザは、コンテンツ本編に出てくる
車、電化製品、衣服などに興味を覚えた場合、CMボタ
ンの押し下げを行って、コマーシャル画像に係るビデオ
データの再生状態とすることで、それら車、電化製品、
衣服などの情報を容易に得ることができる。
【0078】また、コマーシャル画像の表示状態で、イ
ンターネットボタンの押し下げがあるとき、テーブル情
報(図3参照)内の対応するURLの情報を使用して、
そのURLのWebサイトにアクセスし、そのWebサ
イトのWebページの閲覧状態となるものであり、ユー
ザは、インターネットボタンの押し下げを行うだけで、
見ていたコマーシャル画像に関連したオンラインショッ
ピングや詳細データの取得を容易に行うことができる。
【0079】なお、上述実施の形態においては、一時停
止ボタンの操作によるコンテンツ本編のビデオデータの
再生停止位置が、コンテンツ本編のビデオデータとコマ
ーシャル画像を表示するためのビデオデータが並行して
存在するマルチアングル領域にあったとき、その停止位
置からコマーシャル画像を表示するためのビデオデータ
の再生が開始されるものを示したが、システムコントロ
ーラ105のメモリに格納されているテーブル情報(図
3参照)に基づいて、そのマルチアングル領域に記録さ
れているコマーシャル画像を表示するためのビデオデー
タをその先頭から再生するようにしてもよい。この場
合、再生開始位置のサーチが必要となることからシーム
レスの再生は出来ないが、コマーシャル画像を最初から
表示することができる。
【0080】この場合、図10に示すように、図6の例
と同様に、停止位置t1がマルチアングル領域TMA1
内にあるときは、このマルチアングル領域TMA1のア
ングル4の領域に記録されてるコマーシャル画像を表示
するためのビデオデータCM1が、その先頭から再生さ
れる。以後、一時停止ボタンの押し下げ、つまり一時停
止解除の指示があるまで、コマーシャル画像を表示する
ためのビデオデータの再生を継続する。
【0081】また、上述実施の形態においては、コマー
シャル画像を表示するためのビデオデータがマルチアン
グル領域に記録されるものを示したが、マルチアングル
領域以外の領域、例えばメニュー領域や余っている領域
に記録するようにしてもよい。その場合、コマーシャル
画像を表示するための複数のビデオデータのそれぞれを
DVD101のコンテンツ本編のビデオデータの複数の
記録区間に対応させ、その対応関係とコマーシャル画像
を表示するための複数のビデオデータの記録位置との情
報をシステムコントローラ105内のメモリに格納して
おき、その情報を使用することで、一時停止ボタンの操
作によるコンテンツ本編のビデオデータの再生停止位置
に対応した、コマーシャル画像を表示するためのビデオ
データを、その先頭から再生することができる。
【0082】また、上述実施の形態においては、DVD
101の再生(コンテンツ本編の再生)が行われている
状態で一時停止が指示されるとき、DVD101からコ
マーシャル画像を表示するためのビデオデータを再生す
るものであるが、DVD101の再生(コンテンツ本編
の再生)が行われている状態で、スキップ操作またはタ
イムサーチ操作があったとき、DVD101からコマー
シャル画像を表示するためのビデオデータを再生する構
成とすることも考えられる。ここで、スキップ操作は次
のチャプターまで再生画像を飛ばす操作であり、タイム
サーチ操作は設定された時間まで再生画像を飛ばす操作
である。
【0083】この場合、DVD101には、所定数のマ
ルチアングル領域TMAが設定されている。図11は、
このマルチアングル領域TMAに記録されているビデオ
データを模式的に表したものである。ここでは、マルチ
アングル領域TMAには3アングル分の領域が設けられ
ている。
【0084】この3アングル分の領域のうち、2アング
ル分の領域に関しては、コンテンツ本編のビデオデータ
を構成する2アングル分のビデオデータが記録され、本
来の用途で使用されるが、残りの1アングル分の領域に
関しては、コンテンツ本編のビデオデータとは異なる、
コマーシャル画像を表示するための複数の静止画用ビデ
オデータj1〜jmが記録されている。
【0085】また、DVD101のメニュー領域には、
図12に示すように、上述したようにマルチアングル領
域TMAに記録されている静止画用ビデオデータj1〜
jmのそれぞれと関連づけて、対応するURL(Unifor
m Resource Locator)の情報がテーブル情報として記録
されている。このようにDVD101のメニュー領域に
記録されているテーブル情報は、DVD101をDVD
プレーヤ100(図1参照)に装着した際にメニュー領
域から再生され、例えば後述するシステムコントローラ
105内のメモリに格納される。
【0086】DVD101が再生されている状態で、操
作部119によって、スキップ操作またはタイムサーチ
操作があった場合のシステムコントローラ5の制御動作
を、図13のフローチャートを使用して説明する。
【0087】ステップST61で、スキップ操作または
タイムサーチ操作があると、ステップST62で、DV
D101の現在再生されている記録位置を現在位置と
し、その現在位置がマルチアングル領域TMAにあるか
否かを判定する。マルチアングル領域TMAにないとき
は、ステップST63で、DVD101の再生(コンテ
ンツ本編の再生)を停止し、ステップST64で、静止
画の出力を開始する。この場合、ビデオプロセッサ12
9から、再生停止直前の1フレーム分のビデオデータが
繰り返し出力される状態となる。
【0088】そして、ステップST65で、スキップま
たはタイムサーチの処理を開始し、ステップST66
で、スキップまたはタイムサーチが終了したか否かを判
定する。終了したときは、ステップST67で、スキッ
プされた記録位置またはタイムサーチされた記録位置か
ら、DVD101の再生(コンテンツ本編の再生)を再
開し、ステップST68で、スキップ操作またはタイム
サーチ操作が行われることに伴う制御動作を終了する。
【0089】また、ステップST62で、現在位置がマ
ルチアングル領域TMAにあるときは、ステップST6
9で、DVD101の再生(コンテンツ本編の再生)を
停止し、ステップST70で、マルチアングル領域のア
ングル3の領域(図11参照)のその現在位置から直ち
にコマーシャル画像を表示するための静止画用ビデオデ
ータの再生を開始し、静止画によるコマーシャル画像の
出力を開始する。この場合、スキップまたはタイムサー
チが行われている時間が短いので、例えば3画面分の静
止画用ビデオデータ(1フレーム分のビデオデータ)の
再生が行われ、ビデオプロセッサ129からは、各静止
画用ビデオデータが例えば2秒間ずつ順次繰り返し出力
される。そして、ビデオ出力端子115には、ビデオプ
ロセッサ129から出力される各静止画用ビデオデータ
に対応した映像信号SVが出力される。この映像信号S
Vをモニタ(図示せず)に供給することで、モニタに3
種類のコマーシャル画像(静止画)が2秒間ずつ順次繰
り返し表示される。なおこの場合、音声は例えばミュー
ティング状態におかれる。
【0090】次に、ステップST71で、スキップまた
はタイムサーチの処理を開始する。そして、ステップS
T72で、インターネットボタンの押し下げがあるか否
かを判定し、このインターネットボタンの押し下げがな
いときは、ステップST73で、スキップまたはタイム
サーチが終了したか否かを判定する。終了していないと
きは、ステップST72に戻る。一方、終了したとき
は、ステップST67で、スキップされた記録位置また
はタイムサーチされた記録位置から、DVD101の再
生(コンテンツ本編の再生)を再開し、ステップST6
8で、スキップ操作またはタイムサーチ操作が行われる
ことに伴う制御動作を終了する。
【0091】また、ステップST72で、インターネッ
トボタンの押し下げがあるときは、ステップST74に
進む。ユーザがコマーシャル画像を見ていて、インター
ネットによるオンラインショッピングや詳細データの取
得を行いたい場合には、インターネットボタンの押し下
げを行う。ステップST74では、コマーシャル画像
(静止画)の表示を停止する。
【0092】次に、ステップST75で、集積回路12
0をインターネット接続モードとし、ブラウザを起動す
ると共に、モデム114よりダイヤルアップしてインタ
ーネットの接続サービスを提供する所定のプロバイダ
(ISP:Internet Service Provider)との回線を接
続する。そして、ステップST76で、システムコント
ローラ105内のメモリに格納されているテーブル情報
(図12参照)のうち、表示していたコマーシャル画像
(静止画)に対応したURLを取得し、そのURLのW
ebサイト(対象Webサイト)にアクセスする。
【0093】これにより、当該Webサイトに係るWe
bページの情報がダウンロードされてモデム114より
CPU121に供給される。このダウンロードされた情
報がCPU121やビデオプロセッサ129で処理さ
れ、対象WebサイトのWebページを表示するための
ビデオデータが得られる。このビデオデータはビデオプ
ロセッサ129より出力され、合成器131を介してT
Vエンコーダ/DAC132に供給され、ビデオ出力端
子115には対象WebサイトのWebページに係るN
TSC方式の映像信号SVが出力される。この映像信号
SVをモニタ(図示せず)に供給することで、モニタに
対象WebサイトのWebページに係る画像が表示され
る。
【0094】次に、ステップST77で、ユーザの操作
部119の操作に基づいて、オンラインショッピングや
詳細データの取得等の処理をし、その処理が終了したと
き、ステップST78で、ブラウザを閉じ、集積回路1
20を再びDVD再生モードとする。そして、ステップ
ST79で、コマーシャル画像(静止画)の表示を再開
し、ステップST72に戻る。
【0095】このように、DVD101の再生(コンテ
ンツ本編の再生)が行われている状態でスキップまたは
タイムサーチが指示されるとき、コマーシャル画像を表
示するための静止画用ビデオデータが再生され、スキッ
プまたはタイムサーチが終了するとき、DVD101の
再生(コンテンツ本編の再生)が再開されるものによれ
ば、ユーザは、スキップ中あるいはタイムサーチ中の時
間に、コマーシャル画像(静止画)を見ることができ、
時間を有効に使用できる。
【0096】また、スキップ操作またはタイムサーチ操
作が行われるとき、コンテンツ本編のビデオデータとコ
マーシャル画像を表示するための静止画用ビデオデータ
が並行して存在するマルチアングル領域に再生位置があ
るとき、その再生位置からコマーシャル画像を表示する
ための静止画用ビデオデータの再生が開始されるもので
あり、再生開始位置をサーチする必要がなく、直ちにコ
マーシャル画像を表示するための静止画用ビデオデータ
の再生を行うことができる。つまり、コンテンツ本編の
ビデオデータの再生においてアングル変更を行う場合と
同様に、シームレスの再生が可能となる。
【0097】また、コマーシャル画像の表示状態で、イ
ンターネットボタンの押し下げがあるとき、テーブル情
報(図12参照)内の対応するURLの情報を使用し
て、そのURLのWebサイトにアクセスし、そのWe
bサイトのWebページの閲覧状態となるものであり、
ユーザは見ていたコマーシャル画像に関連したオンライ
ンショッピングや詳細データの取得を容易に行うことが
できる。
【0098】なお、上述では、スキップ操作またはタイ
ムサーチ操作がなされたとき再生されているDVD10
1の記録位置(現在位置)がマルチアングル領域TMA
にある場合のみ、コマーシャル画像を表示するための静
止画用ビデオデータが再生されてコマーシャル画像を見
ることができるものであるが、スキップ操作またはタイ
ムサーチ操作がなされたとき再生されているDVD10
1の記録位置(現在位置)がマルチアングル領域以外に
あっても、コマーシャル画像を表示するための静止画用
ビデオデータが再生されてコマーシャル画像を見ること
ができるように構成することもできる。
【0099】この場合、DVD101には、コマーシャ
ル画像を表示するための複数の静止画用ビデオデータj
1〜jmが、マルチアングル領域、メニュー領域あるい
はその他の余っている領域に記録される。また、DVD
101のメニュー領域には、図14に示すように、コン
テンツ本編のビデオデータが記録されたDVD101の
記録区間が複数の記録区間に分割され、各分割記録区間
に対応したビデオデータj1〜jmの記録位置の情報が
テーブル情報として記録されている。また、このテーブ
ル情報には、静止画用ビデオデータj1〜jmのそれぞ
れと関連づけて、対応するURLの情報も含まれてい
る。このようにDVD101のメニュー領域に記録され
ているテーブル情報は、DVD101をDVDプレーヤ
100(図1参照)に装着した際に再生され、例えば後
述するシステムコントローラ105内のメモリに格納さ
れる。
【0100】次に、DVD101が再生されている状態
で、操作部119によってスキップ操作またはタイムサ
ーチ操作があった場合のシステムコントローラ105の
制御動作を、図15のフローチャートを使用して説明す
る。
【0101】ステップST81で、スキップ操作または
タイムサーチ操作があると、ステップST82で、DV
D101の再生(コンテンツ本編の再生)を停止し、ス
テップST83で、スキップ操作またはタイムサーチ操
作がなされたとき再生されているDVD101の記録位
置を現在位置とし、システムコントローラ105内のメ
モリに格納されているテーブル情報に基づいて、その現
在位置が含まれる記録区間に対応した静止画用ビデオデ
ータを検索し、その静止画用ビデオデータを再生し、静
止画によるコマーシャル画像の出力を開始する。なおこ
の場合、音声は例えばミューティング状態におかれる。
【0102】図14に示すテーブル情報では、1つの記
録区間に対応する静止画用ビデオデータが1つであるも
のを示したが、1つの記録区間に複数の静止画用ビデオ
データを対応させてあってもよい。その場合には、その
複数の静止画用ビデオデータを再生し、複数種類のコマ
ーシャル画像(静止画)を例えば2秒間ずつ順次繰り返
し表示するようにする。
【0103】次に、ステップST84で、スキップまた
はタイムサーチの処理を開始する。そして、ステップS
T85で、インターネットボタンの押し下げがあるか否
かを判定し、このインターネットボタンの押し下げがな
いときは、ステップST86で、スキップまたはタイム
サーチが終了したか否かを判定する。終了していないと
きは、ステップST85に戻る。一方、終了したとき
は、ステップST87で、スキップされた記録位置また
はタイムサーチされた記録位置から、DVD101の再
生(コンテンツ本編の再生)を再開し、ステップST8
8で、スキップ操作またはタイムサーチ操作が行われる
ことに伴う制御動作を終了する。
【0104】また、ステップST85で、インターネッ
トボタンの押し下げがあるときは、ステップST89の
処理をし、以下ステップST90〜ステップST94の
処理をして、ステップST85に戻る。これらステップ
ST89〜ステップST94の処理は、上述した図13
のフローチャートのステップST74〜ステップST7
9に対応するものであり、その詳細説明は省略する。
【0105】このように、スキップ操作またはタイムサ
ーチ操作がなされたとき再生されているDVD101の
記録位置を現在位置とし、その現在位置が含まれる記録
区間に対応した静止画用ビデオデータが再生されてコマ
ーシャル画像(静止画)が表示されるものによれば、ス
キップ操作またはタイムサーチ操作が行われた記録位置
近傍に記録されているコンテンツ本編の画像に関連した
コマーシャル画像(静止画)を容易に得ることができ
る。
【0106】また、上述実施の形態においては、この発
明をDVDプレーヤ100に適用したものであるが、D
VD101以外の記録媒体を取り扱う再生装置にも同様
に適用することができる。
【0107】
【発明の効果】この発明によれば、コマーシャル画像を
表示するためのビデオデータを出力している状態で、イ
ンターネットへの接続が指示されるとき、コマーシャル
画像に対応したインターネットのアドレス情報を使用し
て、そのアドレス情報に対応したWebサイトのWeb
ページの表示情報を取得し、その表示情報に対応したビ
デオデータを出力するものであり、ユーザは見ていたコ
マーシャル画像に関連したオンラインショッピングや詳
細データの取得を容易に行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのDVDプレーヤの構成を示
すブロック図である。
【図2】マルチアングル領域のビデオデータを模式的に
示す図である。
【図3】DVDのメニュー領域に記録されているテーブ
ル情報を一例を示す図である。
【図4】一時停止ボタンの押し下げ時の動作を示すフロ
ーチャート(1/2)である。
【図5】一時停止ボタンの押し下げ時の動作を示すフロ
ーチャート(2/2)である。
【図6】一時停止ボタンの押し下げ時の動作例を説明す
るための図である。
【図7】一時停止ボタンの押し下げ時の動作例を説明す
るための図である。
【図8】CMボタンの押し下げ時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】メニュー画面の一例を示す図である。
【図10】一時停止ボタンの押し下げ時の動作例を説明
するための図である。
【図11】コマーシャル画像(CM画像)を表示するた
めの静止画用ビデオデータが記録されたマルチアングル
領域のビデオデータを模式的に示す図である。
【図12】DVDのメニュー領域に記録されているテー
ブル情報の一例を示す図である。
【図13】スキップ操作時またはタイムサーチ操作時の
動作を示すフローチャートである。
【図14】DVDのメニュー領域に記録されているテー
ブル情報の他の例を示す図である。
【図15】スキップ操作時またはタイムサーチ操作時の
他の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 DVDプレーヤ 101 DVD 103 光ピックアップ 105 システムコントローラ 106 サーボ制御回路 107 RFアンプ部 108 リードチャネル部 109 復調/ECC部 111 VBR制御部 112 ROM 113 RAM 114 モデム 115 ビデオ出力端子 117 オーディオ出力端子 118 表示部 119 操作部 120 集積回路 121 CPU 122 内部バス 124 デマルチプレクサ 129 ビデオプロセッサ 132 TVエンコーダ/DAC 133 OSD回路 134 オーディオプロセッサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04N 5/85 B 5D077 A 5D110 5/93 7/173 630 7/173 630 5/93 E Fターム(参考) 5C025 BA28 CA09 DA05 DA10 5C052 AA04 AB03 AB04 AC01 AC08 CC06 CC11 CC12 DD04 DD06 5C053 FA07 FA24 GA11 GB02 GB06 GB11 GB38 HA30 HA33 JA03 JA16 JA24 KA04 KA05 KA24 LA06 LA11 LA15 5C064 BA07 BB10 BC16 BC23 BC27 BD02 BD08 BD09 5D044 BC03 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 DE38 FG19 GK12 5D077 AA23 BA05 CA02 HC50 5D110 AA15 BB06 DA11 DB03 DC03 DC06 EA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマーシャル画像を表示するためのビデ
    オデータが記録されていると共に、上記ビデオデータに
    対応したインターネットのアドレス情報が記録されてい
    る記録媒体を取り扱う記録媒体再生装置であって、 ビデオデータを出力する出力手段と、 上記記録媒体より上記ビデオデータおよび上記インター
    ネットのアドレス情報を再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された上記インターネットの
    アドレス情報を格納する記憶手段と、 インターネットへの接続を指示する第1の指示信号が入
    力される第1の指示信号入力手段と、 インターネットに接続するための通信手段と、 上記出力手段が上記再生手段で再生された上記コマーシ
    ャル画像を表示するためのビデオデータを出力している
    状態で、上記第1の指示信号入力手段に上記第1の指示
    信号が入力されるとき、上記記憶手段に格納されている
    インターネットのアドレス情報を使用して、該アドレス
    情報に対応したWebサイトにアクセスして該Webサ
    イトのWebページの表示情報を取得するように上記通
    信手段を制御すると共に、上記通信手段で上記Webサ
    イトのWebページの表示情報を取得したとき、上記コ
    マーシャル画像を表示するためのビデオデータに代わっ
    て上記表示情報に対応したビデオデータを出力するよう
    に上記出力手段を制御する制御手段とを備えることを特
    徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、 上記通信手段が上記インターネットへの接続を終了する
    とき、上記再生手段で再生された上記コマーシャル画像
    を表示するためのビデオデータを出力する状態に戻るよ
    うに上記出力手段を制御することを特徴とする請求項1
    に記載の記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体には、コンテンツ本編のビ
    デオデータがさらに記録されており、 ビデオデータを再生することに対する一時停止を指示す
    る第2の指示信号が入力される第2の指示信号入力手段
    をさらに備え、 上記制御手段は、 上記記録媒体より上記コンテンツ本編のビデオデータが
    再生されている状態で、上記第2の指示信号入力手段に
    上記第2の指示信号が入力されるとき、上記コマーシャ
    ル画像を表示するためのビデオデータを上記記録媒体よ
    り再生するように上記再生手段を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体には、さらにそれぞれ異な
    る種類の複数のコマーシャル画像を表示するための複数
    のビデオデータが記録されていると共に、上記複数のビ
    デオデータのそれぞれにおける記録位置と内容の情報が
    テーブル情報として記録されており、 上記再生手段は、上記記録媒体より上記テーブル情報を
    さらに再生し、 上記記憶手段は、上記再生手段で再生された上記テーブ
    ル情報をさらに格納し、 コマーシャル画像の表示を指示する第2の指示信号が入
    力される第2の指示信号入力手段と、 上記第2の指示信号入力手段に上記第2の指示信号が入
    力されるとき、上記記憶手段に格納されているテーブル
    情報に基づいて、上記複数のビデオデータに係る複数の
    コマーシャル画像のうち一のコマーシャル画像を選択す
    るためのメニューを表示する表示データを出力する表示
    データ出力手段と、 上記表示データ出力手段から上記表示データが出力され
    ている状態で、上記複数のコマーシャル画像のうち一の
    コマーシャル画像を選択する選択信号が入力される選択
    信号入力手段とをさらに備え、 上記制御手段は、 上記記憶手段に格納されているテーブル情報に基づい
    て、上記選択信号入力手段に入力された選択信号で選択
    された上記一のコマーシャル画像に対応するビデオデー
    タを上記記録媒体より再生するように上記再生手段を制
    御することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生
    装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体には、コンテンツ本編のビ
    デオデータがさらに記録されており、 スキップまたはタイムサーチを指示する第2の指示信号
    が入力される第2の指示信号入力手段をさらに備え、 上記制御手段は、 上記記録媒体より上記コンテンツ本編のビデオデータが
    再生されている状態で、上記第2の指示信号入力手段に
    上記第2の指示信号が入力されるとき、上記コマーシャ
    ル画像を表示するためのビデオデータを上記記録媒体よ
    り再生するように上記再生手段を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の記録媒体再生装置。
  6. 【請求項6】 コマーシャル画像を表示するためのビデ
    オデータが記録されていると共に、上記ビデオデータに
    対応したインターネットのアドレス情報が記録されてい
    る記録媒体を取り扱う記録媒体再生方法であって、 上記コマーシャル画像を表示するためのビデオデータを
    上記記録媒体より再生して出力している状態で、インタ
    ーネットへの接続が指示されるとき、上記再生されてい
    るビデオデータに対応したインターネットのアドレス情
    報を使用し、該アドレス情報に対応したWebサイトに
    アクセスし、該WebサイトのWebページの表示情報
    を取得し、該取得された表示情報に対応したビデオデー
    タを上記コマーシャル画像を表示するためのビデオデー
    タに代わって出力することを特徴とする記録媒体再生方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082800A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 車両用マルチメディアシステムおよびその操作方法
JP2009517978A (ja) * 2005-11-30 2009-04-30 マイクロソフト コーポレーション マルチメディアコンテンツのための選択的な広告表示
JP2014071915A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Alpine Automotive Technology Corp Dvd再生装置

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