JP2002290909A - ビデオデータ処理装置 - Google Patents

ビデオデータ処理装置

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JP2002290909A
JP2002290909A JP2001093776A JP2001093776A JP2002290909A JP 2002290909 A JP2002290909 A JP 2002290909A JP 2001093776 A JP2001093776 A JP 2001093776A JP 2001093776 A JP2001093776 A JP 2001093776A JP 2002290909 A JP2002290909 A JP 2002290909A
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video data
video
signal
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JP2001093776A
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Hiroshi Tomita
拓 冨田
Naoyuki Sato
尚之 佐藤
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】DVDプレーヤ、放送受信装置等の使い勝手の
向上を図る。 【解決手段】TVエンコーダ116からの映像データV
Dに対応して映像信号SV1を得る。一時停止の指示
で、エンコーダ116からの映像データVDをメモリ1
19に格納することを開始する。この場合、字幕を表示
するための表示データが合成されていない部分におい
て、ビデオデコーダ113に入力される圧縮ビデオデー
タの単位時間当たりのデータ量が少ない部分で間引きの
割合が大きくなるように、フレームを間引く。一時停止
解除の指示で、メモリ119から映像データVDを読み
出すことを開始し、映像信号SV2を得る。この映像信
号SV2は、最初は情報信号SV1に対して所定の時間
差を持つが、徐々に映像信号SV1に追いつく。ユーザ
は、一時停止を指示した時点からの画像を見ることがで
きる。間引きによって、字幕が見にくくならず、また動
き部分がぎこちなくならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディスク
状記録媒体より再生された、あるいは放送信号を受信し
て得られたデータストリーム内のビデオデータを処理す
るビデオデータ処理装置に関する。詳しくは、第1のビ
デオデータを、字幕を表示するための表示データが合成
されていない部分においてフレームを間引いて、あるい
は単位時間当たりのデータ量が少ない部分で間引きの割
合が大きくなるようにフレームを間引いて記憶手段に一
時的に格納し、この記憶手段より第2のビデオデータを
得る構成とすることによって、最初は第1のビデオデー
タに対して所定の時間差を持つと共に、徐々に第1のビ
デオデータに追いつく第2のビデオデータを得ることが
でき、また間引きによって、字幕が見にくくなったり、
動き部分の画像がぎこちなくなったりすることを防止で
き、ユーザの使い勝手の向上を図るようにしたビデオデ
ータ処理装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD(Digital Versatile Disc)
を取り扱うDVDプレーヤが普及しつつある。DVDに
は、ビデオデータがMPEG2(Moving Picture Expert
s Group 2)を使って圧縮して記憶されていると共に、オ
ーディオデータがAC3やMPEG2オーディオを使っ
て圧縮して記憶されている。そのため、DVDプレーヤ
は、DVDより、高品質の画像や音声を長時間にわたっ
て再生できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DVDプレーヤを再生
状態として例えば二人で画像や音声を視聴している場合
に、一方の人が何らかの用事で席を立つ場合、通常、再
生を一時停止し、当該一方の人が戻ってきた後に再生の
一時停止を解除し、続きの画像や音声を視聴することと
なる。しかしながらこの場合、用事のない他方の人にと
っては、一時停止してからその一時停止を解除するまで
の間の時間は無駄な時間となる。
【0004】なお、放送受信装置を受信状態として例え
ば二人で画像や音声を視聴している場合、一方の人が何
らかの用事で席を立つ場合、通常、他方の人はそのまま
画像や音声の視聴を継続することとなる。この場合、当
該一方の人は、席を立ってから戻ってくるまでの間の画
像や音声の視聴をすることができない。そこで、この発
明では、上述した不都合を回避し、DVDプレーヤ、放
送受信装置等の使い勝手の向上を図ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビデオデ
ータ処理装置は、少なくともデータ圧縮処理された圧縮
ビデオデータと字幕データとが多重化されているデータ
ストリームを取得するデータストリーム取得手段と、こ
のデータストリーム取得手段で取得されたデータストリ
ームより圧縮ビデオデータおよび字幕データを抽出する
データ抽出手段と、このデータ抽出手段で抽出された圧
縮ビデオデータに対してデータ伸長処理をしてビデオデ
ータを得る第1のデコード手段と、データ抽出手段で抽
出された字幕データに基づいて字幕を表示するための表
示データを得る第2のデコード手段と、第1のデコード
手段で得られたビデオデータに第2のデコード手段で得
られた表示データを合成するデータ合成手段と、このデ
ータ合成手段で得られたビデオデータを入力し、そのビ
デオデータを、表示データが合成されていない部分にお
いて所定の割合でフレームを間引いて出力するビデオデ
ータ間引き手段と、このビデオデータ間引き手段から出
力されたビデオデータを一時的に記憶する記憶手段と、
この記憶手段に対する情報信号の書き込みおよび読み出
しを制御する制御手段と、データ合成手段で得られたビ
デオデータを第1のビデオデータとし、記憶手段より読
み出されたビデオデータを第2のビデオデータとして、
これら第1のビデオデータおよび第2のビデオデータの
双方に係るビデオデータを出力するビデオデータ出力手
段とを備えるものである。
【0006】また、この発明に係るビデオデータ処理装
置は、少なくともデータ圧縮処理され、動きの度合いに
よって単位時間当たりのデータ量が変化する圧縮ビデオ
データが多重化されてなるデータストリームを取得する
データストリーム取得手段と、このデータストリーム取
得手段で取得されたデータストリームより圧縮ビデオデ
ータを抽出するデータ抽出手段と、このデータ抽出手段
で抽出された圧縮ビデオデータの単位時間当たりのデー
タ量を検出するデータ量検出手段と、データ抽出手段で
抽出された圧縮ビデオデータに対してデータ伸長処理を
してビデオデータを得るデコード手段と、このデコード
手段で得られたビデオデータを入力し、そのビデオデー
タを、データ量検出手段で検出されたデータ量が少ない
部分で間引きの割合が大きくなるようにフレームを間引
いて出力するビデオデータ間引き手段と、このビデオデ
ータ間引き手段から出力されたビデオデータを一時的に
記憶する記憶手段と、この記憶手段に対する書き込みお
よび読み出しを制御する制御手段と、デコード手段で得
られたビデオデータを第1のビデオデータとし、記憶手
段より読み出されたビデオデータを第2のビデオデータ
とし、これら第1のビデオデータおよび第2のビデオデ
ータの双方に係るビデオデータを出力するビデオデータ
出力手段とを備えるものである。
【0007】また、この発明に係るビデオデータ処理装
置は、少なくともデータ圧縮処理され、動きの度合いに
よって単位時間当たりのデータ量が変化するた圧縮ビデ
オデータと字幕データとが多重化されているデータスト
リームを取得するデータストリーム取得手段と、このデ
ータストリーム取得手段で取得されたデータストリーム
より圧縮ビデオデータおよび字幕データを抽出するデー
タ抽出手段と、このデータ抽出手段で抽出された圧縮ビ
デオデータの単位時間当たりのデータ量を検出するデー
タ量検出手段と、データ抽出手段で抽出された圧縮ビデ
オデータに対してデータ伸長処理をしてビデオデータを
得る第1のデコード手段と、データ抽出手段で抽出され
た字幕データに基づいて字幕を表示するための表示デー
タを得る第2のデコード手段と、第1のデコード手段で
得られたビデオデータに第2のデコード手段で得られた
表示データを合成するデータ合成手段と、このデータ合
成手段で得られたビデオデータを入力し、そのビデオデ
ータを、表示データが合成されていない部分において、
データ量検出手段で検出されたデータ量が少ない部分で
間引きの割合が大きくなるようにフレームを間引いて出
力するビデオデータ間引き手段と、このビデオデータ間
引き手段から出力されたビデオデータを一時的に記憶す
る記憶手段と、この記憶手段に対する上記ビデオデータ
の書き込みおよび読み出しを制御する制御手段と、デー
タ合成手段で得られたビデオデータを第1のビデオデー
タとし、記憶手段より読み出されたビデオデータを第2
のビデオデータとして、これら第1のビデオデータおよ
び第2のビデオデータの双方に係るビデオデータを出力
するビデオデータ出力手段とを備えるものである。
【0008】この発明において、データストリーム取得
手段によって、少なくとも圧縮ビデオデータおよび字幕
データが多重化されている、あるいは少なくとも圧縮ビ
デオデータが多重化されているデータストリームが取得
される。データストリームは、例えば記録媒体より再生
された信号を処理して得られ、また例えば受信された放
送信号を処理して得られる。
【0009】データストリームから、圧縮ビデオデータ
および字幕データ、あるいは圧縮ビデオデータが抽出さ
れる。圧縮ビデオデータおよび字幕データが抽出される
場合には、圧縮ビデオデータに対してデータ伸長処理が
施されてビデオデータが得られる、字幕データに基づい
て字幕を表示するための表示データが生成され、さらに
ビデオデータに表示データが合成されて出力用のビデオ
データが得られる。一方、圧縮ビデオデータのみが抽出
される場合には、この圧縮ビデオデータに対してデータ
伸長処理が施されて出力用のビデオデータが得られる。
【0010】出力用のビデオデータは、間引かれて記憶
手段に一時的に記憶される。記憶手段に対する書き込
み、読み出しは制御手段によって制御される。例えば、
字幕を表示するための表示データが合成されていない部
分において所定の割合でフレームが間引かれる。あるい
は圧縮ビデオデータの単位時間当たりのデータ量が少な
い部分で間引きの割合が大きくなるようにフレームが間
引かられる。
【0011】そして、出力用のビデオデータ(第1のビ
デオデータ)および記憶手段より読み出されたビデオデ
ータ(第2のビデオデータ)の双方に係るビデオデータ
が出力される。例えば、第1、第2のビデオデータが個
別に出力される。また例えば、第1のビデオデータを親
画面信号とすると共に第2のビデオデータを子画面信号
として、これら第1、第2のビデオデータが合成され、
その合成信号が出力される。
【0012】このように第1のビデオデータを間引いて
記憶手段に一時的に格納し、この記憶手段より第2のビ
デオデータを得るものであり、最初は第1のビデオデー
タに対して所定の時間差を持つと共に、徐々に第1のビ
デオデータに追いつく第2のビデオデータを得ることが
可能となる。これら2つのビデオデータによる画像を並
行して見ることができる。
【0013】例えば、ビデオデータを出力することに対
する一時停止およびその一時停止の解除を指示する指示
信号が入力される指示信号入力手段をさらに備え、この
指示信号入力手段に一時停止を指示する指示信号が入力
されるとき、記憶手段にビデオデータを書き込むことを
開始し、指示信号入力手段に一時停止の解除を指示する
指示信号が入力されるとき、記憶手段からビデオデータ
を読み出すことを開始するように制御することで、記憶
手段からの第2のビデオデータとして、一時停止が指示
された時点からのビデオデータを得ることが可能とな
る。
【0014】これにより、例えば二人で視聴する場合
に、一方の人が何らかの用事で席を立つ場合、当該一方
の人は席を立つときに一時停止操作をし、戻ってきたと
きにその解除操作をすることで、記憶手段からの第2の
ビデオデータによって、席を立った時点からの画像を見
ることが可能となる。他方の人は第1のビデオデータに
よって画像を見ることを継続できる。さらに、第2のビ
デオデータは徐々に第1のビデオデータに追いつくた
め、再び二人で第1のビデオデータによる同一の画像を
見ることが可能となる。
【0015】記憶手段に格納されるビデオデータを間引
く際に、例えば字幕を表示するための表示データが合成
されていない部分において所定の割合でフレームを間引
くことで、表示データが合成されたフレームが間引かれ
ることがなく、間引きによって字幕が見にくくなること
を防止できる。
【0016】圧縮ビデオデータがMPEG2ビデオデー
タのように動き部分でデータ量が多くなる場合、記憶手
段に格納されるビデオデータを間引く際に、例えば圧縮
ビデオデータの単位時間当たりのデータ量が少ない部分
で間引きの割合が大きくなるようにフレームを間引くこ
とで、動き部分でフレームが間引かれる割合が小さくな
り、動き部分の画像がぎこちなくなることを防止でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について説
明する。図1は、実施の形態としてのDVDプレーヤ1
00の構成を示している。DVDプレーヤ100は、プ
レーヤ全体の動作を制御する、図示しないマイクロコン
ピュータを備えてなるシステムコントローラ101を有
している。このシステムコントローラ101には、例え
ば液晶表示素子で構成され、装置の状態などを表示する
表示部102と、ユーザ操作のために複数の入力キーな
どが配された操作キー部103とが接続されている。
【0018】また、DVDプレーヤ100は、DVD1
04を回転駆動するためのスピンドルモータ105と、
半導体レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される
光ピックアップ106と、この光ピックアップ106を
DVD104の半径方向(ラジアル方向)に移動させる
ための送りモータ107とを有している。この場合、光
ピックアップ106を構成する半導体レーザからのレー
ザビームがDVD104の記録面に照射され、その反射
光が光ピックアップ106を構成する複数の光検出器
(4分割フォトディテクタ)に照射される。
【0019】また、DVDプレーヤ100は、サーボ制
御回路108を有している。このサーボ制御回路108
は、光ピックアップ106におけるトラッキングやフォ
ーカスを制御し、また送りモータ107の動作を制御す
る。さらに、サーボ制御回路108は、スピンドルモー
タ105の回転を制御する。これにより、DVD104
の再生時には、このDVD104がCLV(Constant Li
near Velocity)で回転駆動される。
【0020】また、DVDプレーヤ100は、光ピック
アップ106の複数の光検出器の出力信号を演算増幅し
て、再生RF信号、非点収差方式によるフォーカスエラ
ー信号、位相差方式によるトラッキングエラー信号を作
成するRFアンプ部109を有している。このRFアン
プ部109は、作成したフォーカスエラー信号およびト
ラッキングエラー信号をサーボ制御回路108に供給す
る。サーボ制御回路108では、これらのエラー信号を
用いて、上述したように光ピックアップ106における
トラッキングやフォーカスを制御する。
【0021】また、DVDプレーヤ100は、RFアン
プ部109で作成された再生RF信号の2値化スライ
ス、その後のPLL(Phase-Locked Loop)による同期デ
ータの生成等、一連のアナログ信号処理を行うリードチ
ャネル部110を有している。なお、このリードチャネ
ル部110は、CLV制御信号の生成などの機能も備え
ている。リードチャネル部110は、作成したCLV制
御信号をサーボ制御回路108に供給する。サーボ制御
回路108は、このCLV制御信号を用いて、上述した
ようにスピンドルモータ105の回転を制御する。
【0022】また、DVDプレーヤ100は、リードチ
ャネル部110で生成された同期データ(8/16変調
データ)の復調、その後の誤り訂正等の処理を行う復調
/ECC部111と、この復調/ECC部111より出
力されるデータストリームより、ビデオデータ、オーデ
ィオデータ、サブピクチャデータ等を分離するデマルチ
プレクサ112を有している。
【0023】また、DVDプレーヤ100は、デマルチ
プレクサ112で分離された圧縮ビデオデータに対して
データ伸長処理を行ってビデオデータVaを得るビデオ
デコーダ113と、デマルチプレクサ112で分離され
たサブピクチャデータを処理して字幕等を表示するため
の表示データSaを得るサブピクチャデコーダ114
と、ビデオデコーダ113で得られたビデオデータVa
にサブピクチャデコーダ114で得られた表示データS
aを合成する合成器115とを有している。
【0024】ここで、サブピクチャデコーダ114から
は、サブピクチャデコーダ114から表示データSaが
出力されているか否か、従って合成器115より出力さ
れるビデオデータに表示データが合成されているか否か
を識別するための識別信号IDが出力される。この識別
信号IDはシステムコントローラ101に供給され、後
述するバッファメモリ119に格納される映像データV
Dの間引きの情報として使用される。
【0025】また、ビデオデコーダ113では、このビ
デオデコーダ113に入力されるビデオデータ(MPE
G2ビデオデータ)の単位時間当たりのデータ量AMT
が検出される。そして、このデータ量AMTがシステム
コントローラ101に供給され、後述するバッファメモ
リ119に格納される映像データVDの間引きの情報と
して使用される。MPEG2ビデオデータの場合、動き
部分では単位時間当たりのデータ量が多くなり、一方静
止部分では単位時間当たりのデータ量が少なくなる。
【0026】また、DVDプレーヤ100は、合成器1
15より出力されるビデオデータを使用して例えばNT
SC方式の映像データVDを生成するTVエンコーダ1
16と、このTVエンコーダ116で生成された映像デ
ータVDをアナログ信号に変換して映像信号SV1を得
るDAコンバータ117と、TVエンコーダ116で生
成された映像データVDの各フィールドのデータを格納
するフィールドメモリ118とを有している。フィール
ドメモリ118は、例えば第1、第2のフィールドメモ
リ部から構成されている。TVエンコーダ116で生成
された映像データVDの各フィールドのデータは第1、
第2のフィールドメモリ部に交互に書き込まれる。
【0027】また、DVDプレーヤ100は、フィール
ドメモリ118より読み出された映像データVDを一時
的に格納するバッファメモリ119と、このバッファメ
モリ119より読み出された映像データVDをアナログ
信号に変換して映像信号SV2を得るDAコンバータ1
17と、DAコンバータ117より出力される映像信号
SV1を親画面信号とし、DAコンバータ120より出
力される映像信号SV2を子画面信号として、PinP
(Picture in Picture)表示を行うための映像信号を得
る合成器121と、この合成器121の出力信号を出力
映像信号SVとして出力する出力端子122とを有して
いる。
【0028】ここで、DAコンバータ120より出力さ
れる映像信号SV2を子画面信号とするために、バッフ
ァメモリ119に映像データVDを書き込む際に、子画
面のサイズに応じてラインの間引きをする。すなわち、
フィールドメモリ118より必要なラインデータのみを
読み出して、バッファメモリ119に格納する。これに
より、垂直方向のサイズ圧縮が行われる。また、このバ
ッファメモリ119より映像データVDを読み出す際
に、書き込み時より高い周波数のクロック信号を使用す
る。これにより、水平方向のサイズ圧縮が行われる。な
お、フィールドメモリ118、バッファメモリ119に
対する映像データVDの書き込みおよび読み出しの制御
は、メモリコントローラ123によって行われる。
【0029】また、バッファメモリ119は書き込みが
開始されて所定時間経過してから読み出しが開始される
が、映像信号SV2が徐々に映像信号SV1に追いつく
ようにするために、バッファメモリ119に映像データ
VDを書き込む際に、フレームの間引きが行われる。こ
の場合、上述のサブピクチャデコーダ114よりシステ
ムコントローラ101に供給される識別情報IDと、上
述のビデオデコーダ113よりシステムコントローラ1
01に供給される単位時間当たりのデータ量AMTを使
用して、システムコントローラ101は間引き動作を制
御する。
【0030】この場合、識別情報IDに基づいて、字幕
を表示するための表示データが合成されていない部分に
おいてフレームが間引かれる。そしてこの場合、データ
量AMTが例えば一または複数の閾値と比較され、その
比較結果に基づいて、データ量AMTが少ない部分で間
引きの割合が大きくなるようにフレームが間引かれる。
【0031】このように、バッファメモリ119に映像
データVDを書き込む際にフレームの間引きが行われる
ことで、バッファメモリ119への書き込みフレーム数
が読み出しフレーム数より少なくなるため、バッファメ
モリ119内のデータ残量が徐々に減少していき、従っ
て映像信号SV2が映像信号SV1に追いついていく。
【0032】また、DVDプレーヤ100は、デマルチ
プレクサ112で分離された圧縮オーディオデータに対
してデータ伸長処理を行ってオーディオデータADを得
るオーディオデコーダ124と、このオーディオデコー
ダ124で得られたオーディオデータADをアナログ信
号に変換して音声信号SA1を得るDAコンバータ12
5と、この音声信号SA1を出力する出力端子126と
を有している。
【0033】また、DVDプレーヤ100は、オーディ
オデコーダ124で得られたオーディオデータADを一
時的に格納するバッファメモリ127と、このバッファ
メモリ127より読み出されたオーディオデータADを
アナログ信号に変換して音声信号SA2を得るDAコン
バータ128と、この音声信号SA2を出力する出力端
子129とを有している。
【0034】なお、フィールドメモリ127に対するオ
ーディオデータADの書き込みおよび読み出しの制御
も、メモリコントローラ123によって行われる。上述
したようにバッファメモリ119に書き込まれる映像デ
ータVDのフレームが間引かれるが、この間引きに対応
してバッファメモリ127に書き込まれるオーディオデ
ータADも間引かれる。
【0035】図1に示すDVDプレーヤ100の動作を
説明する。ユーザの操作キー部103の操作によって再
生が指示されると、サーボ制御回路108の制御によっ
てスピンドルモータ105の回転が開始され、DVD1
04がCLVで回転駆動され、再生が開始される。
【0036】RFアンプ部109から得られる再生RF
信号はリードチャネル部110に供給され、このリード
チャネル部110で2値化スライス処理、PLLによる
同期データの生成処理等が行われる。リードチャネル部
110より出力される同期データは復調/ECC部11
1に供給され、この復調/ECC部111で復調処理お
よび誤り訂正処理が行われる。この復調/ECC部11
1からのデータストリームはデマルチプレクサ112に
供給される。デマルチプレクサ112では、データスト
リームより、ビデオデータ、オーディオデータ、サブピ
クチャデータの分離が行われる。
【0037】デマルチプレクサ112で分離されたビデ
オデータ(MPEG2ビデオデータ)はビデオデコーダ
113に供給されてデータ伸長処理が施される。デマル
チプレクサ112で分離されたサブピクチャデータはサ
ブピクチャデコーダ114に供給される。そして、ユー
ザの操作キー部103の操作に基づいて、このサブピク
チャデコーダ114でデコード処理が行われ、字幕等を
表示するための表示データSaが作成される。この表示
データSaは合成器115でビデオデコーダ113から
のビデオデータVaに合成される。これにより、再生画
像に字幕等が重ねて表示されることとなる。
【0038】また、サブピクチャデコーダ114では、
当該サブピクチャデコーダ114から表示データSaが
出力されているか否か、従って合成器115より出力さ
れるビデオデータに表示データSaが合成されているか
否かを識別するための識別信号IDが生成される。この
識別信号IDはシステムコントローラ101に供給され
る。また、ビデオデコーダ113では、デマルチプレク
サ112から入力されるビデオデータ(MPEG2ビデ
オデータ)の単位時間当たりのデータ量AMTが検出さ
れる。このデータ量AMTはシステムコントローラ10
1に供給される。
【0039】また、合成器115より出力されるビデオ
データはTVエンコーダ116に供給されて例えばNT
SC方式の映像データVDとされる。この映像データV
DはDAコンバータ117でアナログの映像信号SV1
に変換される。そして、この映像信号SV1は合成器1
21を介して出力映像信号SVとして出力端子122に
出力される。この出力映像信号SVを図示しないモニタ
に供給することで、図2Aに示すようにモニタ全面に映
像信号SV1による画像IM1、つまりDVD104の
再生画像が表示される。
【0040】また、デマルチプレクサ112で分離され
たオーディオデータ(AC3データ等)はオーディオデ
コーダ124に供給されてデータ伸長処理が施される。
このオーディオデコーダ124で得られたオーディオデ
ータADはDAコンバータ125でアナログの音声信号
SA1に変換される。そして、この音声信号SA1が出
力端子126に出力される。この音声信号SAを増幅し
て図示しないスピーカ等に供給することで、上述したモ
ニタに表示される画像IM1に対応した音声が出力され
る。
【0041】次に、このような再生状態において、ユー
ザの操作キー部103の操作によって、一時停止が指示
され、さらにその後に一時停止の解除が指示された場合
の動作について説明する。ビデオ系を説明する。ユーザ
の操作キー部103の操作によって一時停止が指示され
るとき、メモリコントローラ123の制御により、TV
エンコーダ116で生成された映像データVDの各フィ
ールドのデータをフィールドメモリ118に順次格納す
ることが開始される。フィールドメモリ118は上述し
たように第1、第2のフィールドメモリ部から構成され
ており、TVエンコーダ116で生成された映像データ
VDの各フィールドのデータは第1、第2のフィールド
メモリ部に交互に書き込まれる。
【0042】またこのとき、フィールドメモリ118よ
りその映像データVDの各フィールドのデータを読み出
してバッファメモリ119に順次格納することが開始さ
れる。フィールドメモリ118を構成する第1、第2の
フィールドメモリ部のうち、書き込みの状態にないフィ
ールドメモリ部より順次データが読み出され、それがバ
ッファメモリ119に書き込まれていく。
【0043】そして、その後にユーザの操作キー部10
3の操作によって一時停止の解除が指示されるとき、バ
ッファメモリ119から映像データVDの各フィールド
のデータを読み出すことが開始される。このバッファメ
モリ119から読み出された映像データVDはDAコン
バータ120でアナログの映像信号SV2に変換され
る。
【0044】ここで、バッファメモリ119に映像デー
タVDを書き込む際に、子画面のサイズに応じてライン
の間引きが行われる。また、バッファメモリ119より
映像データVDを読み出す際に、書き込み時より高い周
波数のクロック信号が使用される。これにより、垂直方
向および水平方向のサイズ圧縮が行われ、DAコンバー
タ120から得られる映像信号SV2は子画面を表示す
るための子画面信号となる。
【0045】また、バッファメモリ119に映像データ
VDを書き込む際に、フレームの間引きが行われる。こ
の場合、上述したようにシステムコントローラ101に
供給される識別信号IDおよびデータ量AMTに基づい
て、字幕を表示するための表示データSaが合成されて
いない部分において、データ量AMTが少ない部分で間
引きの割合が大きくなるように、フレームが間引かれ
る。
【0046】この間引きにより、バッファメモリ119
への書き込みフレーム数が読み出しフレーム数より少な
くなり、バッファメモリ119内のデータ残量が徐々に
減少し、従ってDAコンバータ120から得られる映像
信号SV2がDAコンバータ117から出力される映像
信号SV1に追いついていく。
【0047】このDAコンバータ120より出力される
子画面信号としての映像信号SV2は合成器121に供
給され、DAコンバータ117より出力される親画面信
号としての映像信号SV1に合成されて、PinP表示を
行うための映像信号が生成される。そして、この映像信
号が出力映像信号SVとして出力端子122に出力され
る。この出力映像信号SVを図示しないモニタに供給す
ることで、図2Bに示すように、親画面に映像信号SV
1による画像IM1が表示され、子画面に映像信号SV
2による画像IM2が表示される。
【0048】フィールドメモリ118およびバッファメ
モリ119における上述した書き込み、読み出しの動作
は、バッファメモリ119のデータ残量がなくなると
き、従って映像信号SV2が映像信号SV1に追いつい
たとき、終了する。これにより、DAコンバータ120
から子画面信号としての映像信号SV2が得られなくな
り、一時停止の解除が指示される前の状態に戻る。すな
わち、DAコンバータ117で得られる映像信号SV1
が出力映像信号SVとして出力端子122に出力され、
図2Aに示すように、モニタの全面に映像信号SV1に
よる画像IM1が表示される状態となる。
【0049】オーディオ系を説明する。ユーザの操作キ
ー部103の操作によって一時停止が指示されるとき、
メモリコントローラ123の制御により、オーディオデ
コーダ124で得られたオーディオデータADをバッフ
ァメモリ127に順次格納することが開始される。この
場合、ビデオ系のバッファメモリ119に書き込まれる
映像データVDのフレームの間引きに対応して、バッフ
ァメモリ127に書き込まれるオーディオデータADが
間引かれる。
【0050】そして、その後にユーザの操作キー部10
3の操作によって一時停止の解除が指示されるとき、バ
ッファメモリ127からオーディオデータADを読み出
すことが開始される。このオーディオデータADはDA
コンバータ128でアナログの音声信号SA2に変換さ
れる。この音声信号SA2を図示しないスピーカ等に供
給することで、図2Bに示すように、子画面に表示され
る映像信号SV2による画像IM2に対応した音声が出
力される。親画面に表示される映像信号SV1による画
像IM1に対応した音声は、出力端子126に出力され
る音声信号SA1をスピーカ等に供給することで出力さ
れる。
【0051】なお、バッファメモリ127における上述
した書き込み、読み出しの動作は、ビデオ系のフィール
ドメモリ118、バッファメモリ119の書き込み、読
み出しの終了に同期して、終了する。
【0052】図3のフローチャートは、上述したよう
に、ユーザの操作キー部103の操作によって、一時停
止が指示され、さらにその後に一時停止の解除が指示さ
れた場合のビデオ系のメモリ制御動作を示している。
【0053】まず、再生中において、ステップST1
で、一時停止の指示があるか否かを判定する。一時停止
の指示があるときは、ステップST2で、フィールドメ
モリ118への映像データVDの格納を開始する。
【0054】次に、ステップST3で、フィールドメモ
リ118に格納された映像データVDのうち、子画面の
サイズに合わせてラインを間引いて読み出し、バッファ
メモリ119に格納することを開始する。この場合、字
幕を表示するための表示データSaが合成されていない
部分において、データ量AMTが少ない部分で間引きの
割合が大きくなるように、フレームが間引かれる。これ
により、後述するように、バッファメモリ119から読
み出される映像データが、バッファメモリ119に入力
される映像データに追いついていく。
【0055】次に、ステップST4で、一時停止解除の
指示があるか否かを判定する。一時停止解除の指示があ
るときは、ステップST5で、バッファメモリ119よ
り映像データの読み出しを開始する。この場合、書き込
み時より高い周波数のクロック信号を使用して読み出し
をする。これにより、DAコンバータ120から子画面
信号としての映像信号SV2が出力される状態となる。
【0056】次に、ステップST6で、バッファメモリ
119のデータ残量がなくなったか否かを判定する。デ
ータ残量がなくなったときは、バッファメモリ119か
ら読み出された映像データがバッファメモリ119に入
力される映像データに追いついたことを意味するので、
ステップST7でフィールドメモリ118、バッファメ
モリ119に対する書き込み、読み出しを終了し、ステ
ップST1に戻る。
【0057】以上説明したように、図1に示すDVDプ
レーヤ100においては、再生中に、ユーザ操作による
一時停止の指示があるときは、TVエンコーダ116で
生成された映像データVDをフィールドメモリ118を
通じてバッファメモリ119に格納することが開始され
る。また、その後、ユーザ操作による一時停止解除の指
示があるときは、バッファメモリ119から映像データ
VDを読み出すことが開始され、DAコンバータ120
より子画面信号としての映像信号SV2が出力される状
態となる。この映像信号SV2は、一時停止を指示した
時点からの映像データVDに対応したものとなる。
【0058】したがって、一時停止の解除の指示がある
とき、出力端子122に接続されるモニタ上の子画面
に、一時停止の指示時点からの画像IM2が表示される
こととなる。オーディオ系に関しても同様であり、出力
端子129に接続されるスピーカ等からは、一時停止の
解除の指示があるとき、一時停止の指示時点からの音声
が出力される。
【0059】これにより、例えば二人で視聴する場合
に、再生中に一方の人が何らかの用事で席を立つ場合、
当該一方の人は席を立つときに一時停止操作をし、戻っ
てきたときにその解除操作をすることで、映像信号SV
2、音声信号SA2によって、席を立った時点からの画
像や音声を視聴できる。なお、他方の人は、映像信号S
V1、音声信号SA1によって、画像や音声の視聴を継
続できる。
【0060】また、バッファメモリ119には映像デー
タVDのフレームが所定の割合で間引かれて書き込まれ
る。そのため、バッファメモリ119への書き込みフレ
ーム数が読み出しフレーム数より少なくなり、バッファ
メモリ119内のデータ残量が徐々に減少していき、従
って映像信号SV2が映像信号SV1に追いついてい
く。
【0061】これにより、上述したように席を立って映
像信号SV2、音声信号SA2よる画像や音声を視聴し
ている一方の人は、映像信号SV2が映像信号SV1に
追いついた後は、他の人と同様に、映像信号SV1、音
声信号SA1による画像や音声の視聴に戻ることができ
る。
【0062】また、バッファメモリ119に映像データ
VDを書き込む際に、字幕を表示するための表示データ
Saが合成されていない部分において、データ量AMT
が少ない部分で間引きの割合が大きくなるように、フレ
ームを間引くものである。したがって、表示データSa
が合成されたフレームが間引かれることがなく、間引き
によって字幕が見にくくなることを防止でき、また動き
部分でフレームが間引かれる割合が小さくなり、動き部
分の画像がぎこちなくなることを防止できる。
【0063】また、バッファメモリ119に子画面の画
面サイズに応じてラインの間引きが行われて映像データ
VDが格納される。したがって、バッファメモリ119
の記憶容量をラインの間引き分だけ少なくでき、メモリ
容量を節約できる。
【0064】なお、上述実施の形態においては、映像信
号SV1,SV2からなるPinP表示を行うための映像
信号を合成器121で生成し、この映像信号を出力映像
信号SVとして出力端子122に出力するものである
が、映像信号SV1,SV2をそれぞれ別個に出力する
ように構成することもできる。
【0065】この場合、映像信号SV2を子画面用とし
て得る必要はなく、ビデオ系の出力部は、例えば、図4
に示すように構成される。すなわち、DAコンバータ1
17から得られた映像信号SV1は出力端子131に出
力される。また、TVエンコーダ116で生成された映
像データVDはバッファメモリ119に直接格納され
る。この場合、所定の割合でフレームが間引かれる。そ
して、DAコンバータ120から得られた映像信号SV
2は、出力端子132に出力される。
【0066】このように映像信号SV1,SV2が別個
の出力端子131,132に導出されるものにあって
は、2つのモニタを使用して映像信号SV1,SV2に
よる画像を並行して表示できる。この場合、映像信号S
V1,SV2を各モニタにケーブル接続によって供給す
ることが考えられる。またこの場合、映像信号SV1,
SV2を各モニタに無線接続によって供給することが考
えられる。
【0067】また、上述実施の形態においては、間引き
制御において、字幕を表示するための表示データが合成
されていない部分において所定の割合でフレームを間引
き、かつデータ量AMTが少ない部分で間引きの割合が
大きくなるようにフレームを間引くように制御するもの
であるが、いずれか一方のみの制御であってもよい。
【0068】また、上述実施の形態においては、DVD
プレーヤ100の例を示したものであるが、この発明
は、記録媒体がDVD104でないプレーヤにも同様に
適用することができる。記録媒体としては、ディスク状
記録媒体、テープ状記録媒体、半導体メモリ等であって
もよい。ディスク状記録媒体としては、ハードディスク
(HD)も考えられ、その場合再生部としてはハードデ
ィスクドライブ(HDD)が該当する。
【0069】また、上述実施の形態においては、DVD
プレーヤ100の例を示したものであるが、この発明は
放送受信装置にも適用できる。この場合、デマルチプレ
クサ112に供給されるデータストリームは、受信部で
受信された放送信号を信号処理部で処理して得られるこ
ととなる。
【0070】また、上述実施の形態においては、一時停
止の指示があり、その後にその一時停止の解除指示があ
る場合に、一時停止の指示時点からの画像や音声に係る
映像信号SV2、音声信号SA2を出力するものを示し
たが、再生開始時点からバッファメモリ119,127
に映像データVD、オーディオデータADを記録し、ユ
ーザの操作キー部103の操作によって、あるいは自動
的に所定時間経過後にこのバッファメモリ119,12
7より映像データVD、オーディオデータADを読み出
す構成とすることで、通常の映像信号SV1、音声信号
SA1の他に、所定時間遅れた映像信号SV2、音声信
号SA2を得ることができる。これによれば、例えば二
人で視聴しようとする場合、一方の人が用事がある場
合、その一方の人の用事が済むまで、その視聴開始を待
つ必要がなくなる。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、第1のビデオデータ
を、字幕を表示するための表示データが合成されていな
い部分においてフレームを間引いて、あるいは単位時間
当たりのデータ量が少ない部分で間引きの割合が大きく
なるようにフレームを間引いて記憶手段に一時的に格納
し、この記憶手段より第2のビデオデータを得るもので
あり、最初は第1のビデオデータに対して所定の時間差
を持つと共に、徐々に第1のビデオデータに追いつく第
2のビデオデータを得ることができ、また間引きによっ
て、字幕が見にくくなったり、動き部分の画像がぎこち
なくなったりすることを防止でき、ユーザの使い勝手の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのDVDプレーヤの構成を示
すブロック図である。
【図2】モニタの画像表示態様を示す図である。
【図3】ビデオ系のメモリ制御動作を示すフローチャー
トである。
【図4】ビデオ系の出力部の他の例の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 DVDプレーヤ 101 システムコントローラ 103 操作キー部 104 DVD 106 光ピックアップ 108 サーボ制御回路 109 RFアンプ部 110 リードチャネル部 111 復調/ECC部 112 デマルチプレクサ 113 ビデオデコーダ 116 TVエンコーダ 118 フィールドメモリ 119,127 バッファメモリ 122,126,129 出力端子 123 メモリコントローラ 124 オーディオデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 E 5/92 5/92 H 5/937 5/93 C 5/93 E Fターム(参考) 5C025 BA28 CA06 CA09 CB10 DA10 5C052 AA04 AA17 AB02 CC11 DD04 DD06 GA03 GA04 GA07 GB06 GB07 GC03 GC05 GD09 GE04 5C053 FA01 FA06 FA24 FA27 GA11 GB11 GB12 HA33 JA01 JA16 KA04 KA08 KA24 LA06 LA07 5D044 AB05 AB07 AB09 BC03 CC06 DE18 DE37 FG10 FG18 GK08 GK12 HL04 JJ07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともデータ圧縮処理された圧縮ビ
    デオデータと字幕データとが多重化されているデータス
    トリームを取得するデータストリーム取得手段と、 上記データストリーム取得手段で取得されたデータスト
    リームより上記圧縮ビデオデータおよび上記字幕データ
    を抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された圧縮ビデオデータに対
    してデータ伸長処理をしてビデオデータを得る第1のデ
    コード手段と、 上記データ抽出手段で抽出された字幕データに基づいて
    字幕を表示するための表示データを得る第2のデコード
    手段と、 上記第1のデコード手段で得られたビデオデータに上記
    第2のデコード手段で得られた表示データを合成するデ
    ータ合成手段と、 上記データ合成手段で得られたビデオデータを入力し、
    該ビデオデータを、上記表示データが合成されていない
    部分において所定の割合でフレームを間引いて出力する
    ビデオデータ間引き手段と、 上記ビデオデータ間引き手段から出力されたビデオデー
    タを一時的に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に対する上記情報信号の書き込みおよび読
    み出しを制御する制御手段と、 上記データ合成手段で得られたビデオデータを第1のビ
    デオデータとし、上記記憶手段より読み出されたビデオ
    データを第2のビデオデータとして、これら第1のビデ
    オデータおよび第2のビデオデータの双方に係るビデオ
    データを出力するビデオデータ出力手段とを備えること
    を特徴とするビデオデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 少なくともデータ圧縮処理され、動きの
    度合いによって単位時間あたりのデータ量が変化する圧
    縮ビデオデータが多重化されてなるデータストリームを
    取得するデータストリーム取得手段と、 上記データストリーム取得手段で取得されたデータスト
    リームより上記圧縮ビデオデータを抽出するデータ抽出
    手段と、 上記データ抽出手段で抽出された圧縮ビデオデータの単
    位時間当たりのデータ量を検出するデータ量検出手段
    と、 上記データ抽出手段で抽出された圧縮ビデオデータに対
    してデータ伸長処理をしてビデオデータを得るデコード
    手段と、 上記デコード手段で得られたビデオデータを入力し、該
    ビデオデータを、上記データ量検出手段で検出されたデ
    ータ量が少ない部分で間引きの割合が大きくなるように
    フレームを間引いて出力するビデオデータ間引き手段
    と、 上記ビデオデータ間引き手段から出力されたビデオデー
    タを一時的に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に対する書き込みおよび読み出しを制御す
    る制御手段と、 上記デコード手段で得られたビデオデータを第1のビデ
    オデータとし、上記記憶手段より読み出されたビデオデ
    ータを第2のビデオデータとし、これら第1のビデオデ
    ータおよび第2のビデオデータの双方に係るビデオデー
    タを出力するビデオデータ出力手段とを備えることを特
    徴とするビデオデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 少なくともデータ圧縮処理され、動きの
    度合いによって単位時間当たりのデータ量が変化する圧
    縮ビデオデータと字幕データとが多重化されているデー
    タストリームを取得するデータストリーム取得手段と、 上記データストリーム取得手段で取得されたデータスト
    リームより上記圧縮ビデオデータおよび上記字幕データ
    を抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された圧縮ビデオデータの単
    位時間当たりのデータ量を検出するデータ量検出手段
    と、 上記データ抽出手段で抽出された圧縮ビデオデータに対
    してデータ伸長処理をしてビデオデータを得る第1のデ
    コード手段と、 上記データ抽出手段で抽出された字幕データに基づいて
    字幕を表示するための表示データを得る第2のデコード
    手段と、 上記第1のデコード手段で得られたビデオデータに上記
    第2のデコード手段で得られた表示データを合成するデ
    ータ合成手段と、 上記データ合成手段で得られたビデオデータを入力し、
    該ビデオデータを、上記表示データが合成されていない
    部分において、上記データ量検出手段で検出されたデー
    タ量が少ない部分で間引きの割合が大きくなるようにフ
    レームを間引いて出力するビデオデータ間引き手段と、 上記ビデオデータ間引き手段から出力されたビデオデー
    タを一時的に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に対する上記情報信号の書き込みおよび読
    み出しを制御する制御手段と、 上記データ合成手段で得られたビデオデータを第1のビ
    デオデータとし、上記記憶手段より読み出されたビデオ
    データを第2のビデオデータとして、これら第1のビデ
    オデータおよび第2のビデオデータの双方に係るビデオ
    データを出力するビデオデータ出力手段とを備えること
    を特徴とするビデオデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 ビデオデータを出力することに対する一
    時停止およびその一時停止の解除を指示する指示信号が
    入力される指示信号入力手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記指示信号入力手段に上記一時停止
    を指示する指示信号が入力されるとき、上記記憶手段に
    上記ビデオデータを書き込むことを開始し、上記指示信
    号入力手段に上記一時停止の解除を指示する指示信号が
    入力されるとき、上記記憶手段から上記ビデオデータを
    読み出すことを開始し、上記記憶手段のデータ残量がな
    くなるとき、上記記憶手段に対する上記ビデオデータの
    書き込みおよび読み出しを終了するように制御すること
    を特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載
    のビデオデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、 上記データストリーム取得手段で上記データストリーム
    を取得することが開始される第1の時点で、上記記憶手
    段に上記ビデオデータを書き込むことを開始し、上記第
    1の時点より所定時間が経過した第2の時点で、上記記
    憶手段から上記ビデオデータを読み出すことを開始し、
    上記記憶手段のデータ残量がなくなるとき、上記記憶手
    段に対する書き込みおよび読み出しを終了するように制
    御することを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3に記載のビデオデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 上記データストリーム取得手段は、 記録媒体を再生して再生信号を得る再生部と、 上記再生部で得られた再生信号を処理して上記データス
    トリームを得る信号処理部とを有することを特徴とする
    請求項1、請求項2または請求項3に記載のビデオデー
    タ処理装置。
  7. 【請求項7】 上記データストリーム取得手段は、 放送信号を受信する受信部と、 上記受信部で受信された放送信号を処理して上記データ
    ストリームを得る信号処理部とを有することを特徴とす
    る請求項1、請求項2または請求項3に記載のビデオデ
    ータ処理装置。
  8. 【請求項8】 上記ビデオデータ出力手段は、 上記第1のビデオデータを出力する第1の出力部と、上
    記第2のビデオデータを出力する第2の出力部とを有し
    てなることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3に記載のビデオデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 上記ビデオデータ出力手段は、 上記第1のビデオデータを親画面信号とすると共に上記
    第2のビデオデータを子画面信号として、これら第1の
    ビデオデータおよび第2のビデオデータを合成する信号
    合成部と、 上記信号合成部より出力されたビデオデータを出力する
    出力部とを有してなることを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3に記載のビデオデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記子画面信号を得
    るために、 上記記憶手段にビデオデータをラインを間引いて書き込
    むと共に、該記憶手段から書き込み時より高い周波数の
    クロック信号を用いてビデオデータを読み出すように制
    御することを特徴とすることを特徴とする請求項9に記
    載のビデオデータ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009225482A (ja) * 2002-04-15 2009-10-01 Thomson Licensing 映像トリックモードの間に字幕情報を表示するための方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009225482A (ja) * 2002-04-15 2009-10-01 Thomson Licensing 映像トリックモードの間に字幕情報を表示するための方法及びシステム

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