JP4858214B2 - 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法 - Google Patents

映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法 Download PDF

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本発明は、映像信号とともに、この映像信号の内容の概略を把握するため及び映像信号を検索するためのサーチ画面を記録し、再生する映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法に関する。
近年、テレビジョン放送やデジタル衛星放送で放送された映像信号等を記録する光ディスク,ハードディスク又はデジタルビデオテープ等の記録媒体は、記憶容量が数メガから数10ギガバイト単位となっており、大容量化が進んでいる。そのため、このような大容量の記録媒体では、映像信号を数時間から数10時間といった長時間の連続記録が可能となっている。
特開平8−317331号公報 特開平2−81385号公報 特開平8−102922号公報 特開平6−149902号公報 特開平8−317342号公報 特開平6−105280号公報 特開平9−6810号公報
ところで、このような記録媒体を用いてテレビジョン放送等の映像信号の記録をした場合、記録容量が大きいため記録した後に高速再生等をしたとしても短時間で全ての内容を確認することができない。そのため、このような大容量の記録媒体を用いてテレビジョン放送等を記録する場合には、記録した内容の概略や各番組等の記録位置の情報等を確認できる機能が必要となる。
しかしながら、従来記録媒体に記録した映像信号の内容の概略を確認することは、非常に困難であった。例えば、記録媒体に記録された内容の概略を確認するために、再生ポイントを一定時間毎に飛ばすインターバル再生が考えられるが、このインターバル再生では、記録されている映像信号の情報内容に全く関係なく再生を行ってしまう。そのため、このインターバル再生では、映像信号の内容を把握することは難しい。
本発明の目的は、このような実情を鑑みてなされたものであり、映像信号とともに、この映像信号の内容の概略を把握し、また、映像信号の検索をするサーチ画面を記録し、再生する映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法を提供することにある。
本発明に係る映像信号記録再生装置は、映像信号を記録媒体へ記録する記録制御手段と、上記映像信号の特徴量を検出する特徴量検出手段と、上記特徴量に基づいて上記映像信号の各画面に対応する第1の識別信号を生成する識別信号生成手段と、サーチ画面表示処理の入力がされた場合に、上記特徴量に基づく第1の識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみの映像信号を上記映像信号が記録された上記記録媒体から再生する再生手段とを備え、上記再生手段は、上記第1の識別信号に基づき、上記識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみを選択するように間引き処理した上で1の画面に合成して出力することを特徴とする。
本発明に係る映像信号記録再生方法は、映像信号を記録媒体へ記録する記録制御ステップと、上記映像信号の特徴量を検出する特徴量検出ステップと、上記特徴量に基づいて上記映像信号の各画面に対応する第1の識別信号を生成する識別信号生成ステップと、サーチ画面表示処理の入力がされた場合に、上記特徴量に基づく第1の識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみの映像信号を上記映像信号が記録された上記記録媒体から再生する再生ステップとを有し、上記再生ステップでは、上記第1の識別信号に基づき、上記識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみを選択するように間引き処理した上で1の画面に合成して出力することを特徴とする。
本発明によれば、映像信号を記録媒体へ記録し、上記映像信号の特徴量を検出し、上記特徴量に基づいて上記映像信号の各画面に対応する第1の識別信号を生成し、サーチ画面表示処理の入力がされた場合に、上記特徴量に基づく第1の識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみの映像信号を上記映像信号が記録された上記記録媒体から再生し、上記第1の識別信号に基づき、上記識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみを選択するように間引き処理した上で1の画面に合成して出力することにより、映像信号の内容の概略を容易に把握することができ、また、効率的に映像信号の検索をすることができる。
以下、本発明を適用した実施の形態である映像信号記録装置について、図面を参照しながら説明する。この実施の形態の映像信号記録装置は、映像信号を記録媒体に記録するとともに、この映像信号の付加情報及び特徴量に基づき各画面に付加する識別信号を生成する装置である。
図1に本発明の実施の形態の映像信号記録装置1のブロック構成図を示す。
映像信号記録装置1は、有線で放送或いは伝送されたアナログの映像信号が入力される映像信号入力処理回路2と、カメラからの伝送信号が入力されるカメラ信号入力処理回路3と、放送され或いは伝送されたデジタルの映像信号が入力されるデジタル映像信号入力処理回路4と、無線放送された映像信号及び音声信号が入力される受信信号入力処理回路5と、映像信号入力処理回路2、カメラ信号入力処理回路3、デジタル映像信号入力処理回路4、及び受信信号入力処理回路5により入力処理された映像信号を切り換える映像信号切換回路6と、入力された映像信号の圧縮処理をする映像信号圧縮回路7とを備えている。
また、映像信号記録装置1は、有線で放送或いは伝送されたアナログの音声信号が入力される音声信号入力処理回路8と、マイクからの伝送信号が入力されるマイク信号入力処理回路9と、放送され或いは伝送されたデジタルの音声信号が入力されるデジタル音声信号入力処理回路10と、音声信号入力処理回路8、マイク信号入力処理回路9、デジタル音声信号入力処理回路10、及び受信信号入力処理回路5により入力処理された音声信号を切り換える音声信号切換回路11と、音声信号の検出処理をする音声信号検出処理回路12と、入力された音声信号の圧縮処理をする音声信号圧縮回路13とを備えている。
また、映像信号記録装置1は、映像信号圧縮回路7により圧縮された映像信号と、音声信号圧縮回路13により圧縮された音声信号を合成して記録媒体15に記録する記録処理回路14を備えている。
また、放送され或いは伝送される映像信号の付加情報又は各映像信号に重畳されて或いは付加されている付加情報を検出する付加情報検出回路16と、映像信号及び音声信号の特徴量を検出する特徴量検出回路17とを備えている。
また、映像信号記録装置1は、付加情報及び特徴量に基づき識別信号を生成し、また、各回路を制御するシステムコントローラ20と、このシステムコントローラ20が参照するデータを格納しているデータベース21と、このシステムコントローラ20に操作入力情報を供給する操作入力処理回路22とを備えている。
映像信号入力処理回路2には、例えば有線で放送されるアナログの映像信号や伝送されたアナログの映像信号が入力される。映像信号入力処理回路2は、このアナログの映像信号を復調等してベースバンドの映像信号に変換し、このベースバンドの映像信号をデジタルの映像信号に変換して映像信号切換回路6に供給する。
カメラ信号入力処理回路3には、例えばビデオカメラで撮影した映像信号が入力される。カメラ信号入力処理回路3は、ビデオカメラからの映像信号がアナログ信号であれば、復調等をしてベースバンドの映像信号に変換し、このベースバンドの映像信号をデジタルの映像信号に変換して映像信号切換回路6に供給する。また、カメラ信号入力処理回路3は、ビデオカメラからの映像信号がデジタル信号であれば、誤り訂正や圧縮された信号の伸張処理の復号処理等をして、映像信号切換回路6に供給する。
デジタル映像信号入力処理回路4には、例えばデジタル伝送された映像信号や、デジタル放送された映像信号が入力される。デジタル映像信号入力処理回路4は、入力された映像信号の復調等の処理をして、ベースバンドのデジタルデータに変換し、誤り訂正や圧縮された信号の伸張処理等をして、映像信号切換回路6に供給する。
受信信号入力処理回路5には、無線放送されアンテナ等により受信された映像信号及び音声信号が入力される。受信信号入力処理回路5は、受信した映像信号の復調等の処理をして、ベースバンドの映像信号に変換し、このベースバンドの映像信号をデジタルの映像信号に変換して映像信号切換回路6に供給する。さらに、映像信号がデジタル信号であれば、誤り訂正や圧縮されたデータの伸張処理等の復号処理をして、映像信号切換回路6に供給する。また、受信信号入力処理回路5は、受信した音声信号の復調等の処理をして、ベースバンドの音声信号に変換し、このベースバンドの音声信号をデジタルの音声信号に変換して音声信号切換回路11に供給する。さらに、音声信号がデジタル信号であれば、誤り訂正や圧縮されたデータの伸張処理等の復号処理をして、音声信号切換回路11に供給する。
映像信号切換回路6には、映像信号入力処理回路2,カメラ信号入力処理回路3,デジタル映像信号入力処理回路4,及び受信信号入力処理回路5からのデジタルの映像信号が入力される。このとき、入力される映像信号は、例えば色差信号のデジタル映像信号である。映像信号切換回路6は、システムコントローラ20の制御に基づき、入力された映像信号の内いずれか1つの映像信号を選択して、映像信号圧縮回路7,付加情報検出回路16,特徴量検出回路17に供給する。
映像信号圧縮回路7には、映像信号切換回路6からのデジタルの映像信号が入力される。映像信号圧縮回路7は、映像信号切換回路6からのデジタルの映像信号を例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)方式等で圧縮し記録処理回路14に供給する。
音声信号入力処理回路8には、例えば有線で放送されるアナログの音声信号や伝送されたアナログの音声信号が入力される。音声信号入力処理回路8は、このアナログの音声信号を復調等してベースバンドの音声信号に変換し、このベースバンドの音声信号をデジタルの音声信号に変換して音声信号切換回路11に供給する。
マイク信号入力処理回路9には、例えばマイクで検出した音声信号が入力される。マイク信号入力処理回路9は、マイクからの音声信号がアナログ信号であれば、復調等をしてベースバンドの音声信号に変換し、このベースバンドの音声信号をデジタルの音声信号に変換して音声信号切換回路11に供給する。また、マイクからの音声信号がデジタル信号であれば、誤り訂正や圧縮された信号の伸張処理の復号処理等をして、音声信号切換回路11に供給する。
デジタル音声信号入力処理回路10には、例えばデジタル伝送された音声信号や、デジタル放送された音声信号が入力される。デジタル音声信号入力処理回路10は、入力された音声信号の復調等の処理をして、ベースバンドのデジタルデータに変換し、誤り訂正や圧縮された信号の伸張処理等をして、音声信号切換回路11に供給する。
音声信号切換回路11には、音声信号入力処理回路8,マイク信号入力処理回路9,デジタル音声信号入力処理回路10,及び受信信号入力処理回路5からのデジタルの音声信号が入力される。音声信号切換回路11は、システムコントローラ20の制御に基づき、入力された音声信号の内いずれか1つの音声信号を選択して、音声信号検出処理回路12及び特徴量検出回路17に供給する。
音声信号検出処理回路12には、音声信号切換回路11からのデジタル音声信号が入力される。音声信号検出処理回路12は、システムコントローラ20の制御に基づき、音声信号圧縮回路13に供給する。
音声信号圧縮回路13には、音声信号検出処理回路12からのデジタル音声信号が入力される。音声信号圧縮回路13は、音声信号切換回路11からのデジタルの音声信号を例えばMPEG2方式等で圧縮し記録処理回路14に供給する。
記録処理回路14には、映像信号圧縮回路7からのデジタル映像信号及び音声信号圧縮回路13からのデジタル音声信号が入力される。記録処理回路14は、このデジタル映像信号とデジタル音声信号を所定のフォーマットで合成し、すなわち、記録媒体15の記録フォーマットに応じたかたちで合成する。また、いわゆるFAT(File Allocation Table),TOC(Table Of Contents),サブコード等と呼ばれるファイル管理情報等を記録する記録媒体に合わせたかたちで生成し、デジタル映像信号及びデジタル音声信号とともに合成する。なお、これらのファイル管理情報等は、システムコントローラ20により生成して、記録処理回路14が映像信号と合成して記録しても良い。そして、記録処理回路14は、これらの記録する映像信号等を所定の方式で変調し、及び、エラー訂正符号の付加処理等をして記録媒体15に記録をする。
記録媒体15は、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、メモリカード等あらゆる記録媒体であってよい。
付加情報検出回路16には、映像信号切換回路6からのデジタル映像信号が入力される。また、付加情報検出回路16には、アンテナからの受信信号,アナログ映像信号,カメラ信号又はデジタル映像信号の各入力映像信号とともに供給される付加情報が入力される。付加情報検出回路16は、デジタル映像信号の画像データ以外の情報、例えば垂直帰線期間等に挿入された情報やパイロット情報、又は、デジタル映像信号のヘッダ部分等に含まれる付加情報等を検出する。また、付加情報検出回路16は、各入力映像信号とともに供給される付加情報を検出する。この付加情報の内容については詳細を後述する。
特徴量検出回路17には、映像信号切換回路6からのデジタル映像信号及び音声信号切換回路11からのデジタル音声信号が入力される。特徴量検出回路17は、映像信号及び音声信号から動き量やテロップ、音声情報等を検出して、これらの検出した動き量やテロップ、音声情報等を特徴量として出力する。特徴量検出回路17は、検出した特徴量をシステムコントローラ20に供給する。この特徴量については詳細を後述する。
システムコントローラ20には、付加情報検出回路16からの付加情報、特徴量検出回路17からの特徴量が供給される。システムコントローラ20は、入力された付加情報及び特徴量に基づき、記録処理回路14に供給する識別信号を生成する。このシステムコントローラ20の処理の詳細は、後述する。記録処理回路14は、システムコントローラ20から供給された識別信号を映像信号に付加して、記録媒体15に記録する。
また、システムコントローラ20は、映像信号切換回路6及び音声信号切換回路11の切換制御処理を行う。すなわち、システムコントローラ20は、入力された映像信号及び音声信号の種類を判断し、この切換制御処理を行う。さらに、システムコントローラ20は、音声信号検出処理回路12の制御を行う。
また、システムコントローラ20には、データベース21からの制御情報等が供給される。システムコントローラ20は、この制御情報に基づき、各種制御を行う。
また、システムコントローラ20には、操作入力処理回路22からの操作入力情報が供給される。システムコントローラ20は、この操作入力情報に基づき、各種制御を行う。
つぎに、システムコントローラ20の処理内容、及び、付加情報検出回路16,特徴量検出回路17が検出する付加情報,特徴量について説明する。
付加情報検出回路16は、上述したように映像信号の垂直帰線期間内等に含まれるパイロット情報やデジタル信号のヘッダ部分等に含まれる付加情報を検出する。この付加情報検出回路16が検出する具体的な付加情報の内容としては、テロップ出現情報、音楽開始情報、音楽終了情報、人物出現情報、番組内容情報、番組ジャンル情報、放送時間情報等がある。
テロップ出現情報とは、映像信号の中に含まれる字幕等のテロップが画面上に出現しているかどうかを示す情報である。音楽開始情報及び音楽終了情報とは、映像信号とともに含まれる音声信号の開始時間と、終了時間を示す情報である。人物出現情報とは、画面上に人物が登場していることを示す情報である。この人物出現情報は、例えば、あるスポーツ選手Aという人物が登場していることを示す。番組内容情報とは、放送される映像信号の具体的な番組名等を示す情報である。番組ジャンル情報とは、放送される映像信号の番組のジャンルを示す情報である。番組ジャンル情報は、例えば、ニュース番組、スポーツ番組、映画等を示す。放送時間帯情報とは、放送される時間帯を示す情報である。
付加情報検出回路16は、このような付加情報が例えば映像信号のヘッダ部分等に含まれていれば、システムコントローラ20にこの情報を供給する。
特徴量検出回路17は、上述したように映像信号及び音声信号から特徴量を検出する。具体的な特徴量としては、映像の動き量情報すなわち動きベクトル情報や、画面に挿入されているテロップの出現情報、または、音楽開始或いは終了情報等がある。この動き量の検出方法としては、例えば、代表点マッチング法やブロックマッチング法等があるが、どのような方法を用いても良い。また、テロップを検出する方法としては、例えば、時間軸方向に連続して一定な輝度である画素を検出する方法や、近傍画素に比べて輝度レベルが高い領域を検出する方法や、画面内のエッジを検出しエッジパターンが所定の領域に連続しているものを検出する方法や、背景とのコントラストを比較してそのヒストグラムを用いて検出する方法等が考えられるが、その方法は、特に限定されない。
特徴量検出回路17は、このような特徴量の情報を映像信号や音声信号から検出し、システムコントローラ20にこの情報を供給する。
一方、システムコントローラ20は、上述した付加情報及び特徴量に基づき、図2のフローチャートに示す処理を行い、識別信号を生成する。
システムコントローラ20は、映像信号記録装置1の動作が開始されると例えば電源が投入されると、ステップS11からの処理を開始する。
ステップS11において、システムコントローラ20は、付加情報検出回路16や特徴量検出回路17等の被制御回路の初期化を行う。続いてステップS12において、ユーザによる記録開始の入力操作、すなわち、ユーザからの記録指示が有ったかどうかを判断する。ユーザからの操作入力がない場合はこのステップS12で待機し、ユーザからの操作入力が有った場合はステップS13に進む。ステップS13において、システムコントローラ20は、各回路に記録開始の制御信号を与える。各回路の記録動作が開始されると、システムコントローラ20は、付加情報検出回路16及び特徴量検出回路17から付加情報及び特徴量を読み出す。
続いてステップS14において、システムコントローラ20は、読み出した付加情報及び特徴量に基づき、識別信号を生成する。具体的な識別信号の内容は以下の通りである。
すなわち、そのフレームにテロップが出現していることを表すテロップ識別信号、そのフレームから音楽が開始することを表す音楽開始識別信号、そのフレームで音楽が終了することを表す音楽終了識別信号、そのフレームにある人物が登場していることを表す人物識別信号、そのフレームにはある番組の映像が記録されていることを表す番組識別信号、そのフレームの番組にジャンルを表すジャンル識別信号、そのフレームの放送時間を表す放送時間識別信号等である。
なお、ここで挙げた各種識別信号は、単なる一例であり、付加情報及び特徴量に基づき生成できる識別信号であれば、その内容は問わない。
続いてステップS15において、システムコントローラ20は、生成した識別信号を記録処理回路14に供給する。
記録処理回路14は、この識別信号が供給されると、映像信号圧縮回路7及び音声信号圧縮回路13から供給される映像信号及び音声信号を記録媒体15に記録する際に、この映像信号に各フレームに対応させた識別信号を付加する。具体的にはこの識別信号は、映像信号のいわゆるFAT(File Allocation Table),TOC(Table Of Contents),サブコード等と呼ばれるファイル管理情報領域や、DVD−VIDEOのフォーマットにおけるナビゲーションパックと呼ばれる領域等に記録される。なお、これらのファイル管理情報等は、システムコントローラ20が実際のデータストリームを生成して、記録処理回路14が映像信号と合成しても良い。
また、記録処理回路14は、このようなファイル管理領域等に識別信号を記録せずに、映像信号の同期情報とともに、記録媒体15の別領域にこの識別信号を記録しても良い。
続いてステップS16において、システムコントローラ20は、記録が終了したどうかを判断する。記録が終了していなければ、ステップS17に進む。
ステップS17において、システムコントローラ20は、次に付加情報及び特徴量を検出するフレームを更新して、ステップS13からの処理を繰り返す。なお、ここでは、フレーム毎に付加情報を生成し、このフレーム毎に処理を更新しているが、例えばフレーム単位ではなく、一定時間単位で付加情報を生成し、処理を更新していっても良い。この際には、識別信号と映像信号の同期をとるための時間管理情報が必要となる。
そして、システムコントローラ20は、ステップS16で記録が終了したと判断すると、このステップS11からステップS17までの処理を終了する。
以上のように、映像信号記録装置1では、映像信号の付加情報と特徴量に基づいて各画面に対応させて複数の識別信号を生成し、このようなサーチ画面を生成するための識別信号を映像信号とともに記録媒体に記録することにより、記録した映像信号の内容の概略を容易に把握することができ、また、効率的に映像信号の検索をすることができサーチ画面を生成させることができる。
つぎに、本発明を適用した実施の形態である映像信号再生装置について、図面を参照しながら説明する。
この実施の形態の映像信号再生装置は、映像信号を記録媒体から再生するとともに、記録媒体に記録された識別信号に基づき、この映像信号を検索する為のサーチ画面を生成する装置である。
図3に本発明の実施の形態の映像信号再生装置30のブロック構成図を示す。映像信号再生装置30は、映像信号及び音声信号を記録媒体15から再生する再生処理回路31と、この再生処理回路31から再生された映像信号の伸張処理をする映像信号伸張回路32と、伸張された映像信号に対して後述するシステムコントローラ41の制御に基づき所定の加工処理を施す映像信号処理回路33と、この映像信号処理回路33の処理フィールドとなるメモリ33aと、この映像信号処理回路33により処理が施されたデジタルの映像信号をアナログの映像信号に変換する映像信号デジタルアナログ変換回路(以下、単に映像信号D/A変換回路という。)34と、アナログの映像信号の出力処理をする映像信号出力処理回路35とを備えている。
また、映像信号再生装置30は、再生処理回路31から再生された音声信号の伸張処理をする音声信号伸張処理回路36と、伸張された音声信号に対して後述するシステムコントローラ41の制御に基づき所定の加工処理を施す音声信号処理回路37と、この音声信号処理回路37により処理が施されたデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換する音声信号デジタルアナログ変換回路(以下、単に音声信号D/A変換回路という。)38と、アナログの音声信号の出力処理をする音声信号出力処理回路39とを備えている。
また、映像信号再生装置30は、再生処理回路31から再生された再生信号から識別信号を検出する識別信号検出回路40を備えている。
また、映像信号再生装置30は、検出した識別信号に基づき映像信号処理回路33を制御し、また、その他各回路を制御するシステムコントローラ41と、このシステムコントローラ41が参照するデータを格納しているデータベース42と、このシステムコントローラ41に操作入力情報を供給する操作入力処理回路43とを備えている。
記録媒体15は、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、メモリカード等あらゆる記録媒体であってよい。この記録媒体15には、上述した映像信号記録装置1により記録された映像信号と、その識別信号が記録されている。
記録処理回路31は、例えば、記録媒体15が光ディスクであればピックアップ等からデータを再生し、このデータを所定の方式で復調し、エラー訂正処理等を施す。そして、記録処理回路31は、記録媒体15に記録されている映像信号、音声信号を映像信号伸張回路32及び音声信号伸張回路36に供給する。また、記録処理回路31は、映像信号等とともに記録されているTOC情報等を再生し、再生したTOC情報等を識別信号検出回路40に供給する。
映像信号伸張回路32には、記録処理回路31からの圧縮された映像信号が入力される。映像信号伸張回路32は、圧縮された映像信号を例えばMPEG2方式等で伸張し映像信号処理回路33に供給する。
映像信号処理回路33には、映像信号伸張回路32からの伸張された映像信号が入力される。映像信号処理回路33は、システムコントローラ41の制御に基づき、メモリ33aを用いて映像信号の加工処理を施し、サーチ画面を生成する。この加工処理については、詳細を後述する。映像信号処理回路33は、所定の加工処理を施した映像信号を映像信号D/A変換回路34に供給する。
映像信号D/A変換回路34には、映像信号処理回路33からのデジタルの映像信号が入力される。映像信号D/A変換回路34は、デジタルデータをアナログの信号に変換して映像信号出力処理回路35に供給する。
映像信号出力処理回路35には、映像信号D/A変換回路34からのアナログの映像信号が供給される。映像信号出力処理回路35は、このアナログの映像信号を増幅処理等をして、例えば、外部装置となるモニタ装置に出力する。
音声信号伸張回路36には、記録処理回路31からの圧縮された音声信号が入力される。音声信号伸張回路36は、圧縮された音声信号を例えばMPEG2方式等で伸張し音声信号処理回路37に供給する。
音声信号処理回路37には、音声信号伸張回路36からの伸張された音声信号が入力される。音声信号処理回路37は、システムコントローラ41の制御に基づき、音声信号に所定の加工処理を施す。音声信号処理回路37は、所定の加工処理を施した音声信号を音声信号D/A変換回路38に供給する。
音声信号D/A変換回路38には、音声信号処理回路37からのデジタルの音声信号が入力される。音声信号D/A変換回路38は、デジタルデータをアナログの信号に変換して音声信号出力処理回路39に供給する。
音声信号出力処理回路39には、音声信号D/A変換回路34からのアナログの音声信号が供給される。音声信号出力処理回路35は、このアナログの音声信号を増幅処理等をして、例えば、外部装置となるスピーカ等に出力する。
識別信号検出回路40には、記録処理回路31から再生された映像信号等の管理情報となる例えばTOC情報等やサブコード情報等が入力される。識別信号検出回路40は、この管理情報から上述した映像信号記録装置1により記録した識別信号を検出する。識別信号検出回路40は、映像信号処理回路33で処理されるフレーム番号やそのフレームの時間情報等に対応づけてこの識別信号をシステムコントローラ41に供給する。
ここで、識別信号検出回路40により検出される識別信号は、例えば、そのフレームにテロップが出現していることを表すテロップ識別信号、そのフレームから音楽が開始することを表す音楽開始識別信号、そのフレームで音楽が終了することを表す音楽終了識別信号、そのフレームにある人物が登場していることを表す人物識別信号、そのフレームにはある番組の映像が記録されていることを表す番組識別信号、そのフレームの番組にジャンルを表すジャンル識別信号、そのフレームの放送時間を表す放送時間識別信号等である。
システムコントローラ41には、識別信号検出回路40からの識別信号が入力される。システムコントローラ41は、入力された識別信号に基づき、映像信号処理回路33を制御し、この映像信号処理回路33に詳細を後述するサーチ画面を生成させる。このシステムコントローラ41の処理の詳細は後述する。
また、システムコントローラ41は、この映像信号処理回路33の制御に合わせて、音声信号処理回路37を制御し、再生する音声信号の制御を行う。
また、システムコントローラ41には、データベース42からの制御情報等が供給される。システムコントローラ41は、この制御情報に基づき、各種制御を行う。
また、システムコントローラ41には、操作入力処理回路43からの操作入力情報が供給される。システムコントローラ41は、この操作入力情報に基づき、各種制御を行う。
つぎに、システムコントローラ41の処理内容、及び、映像信号処理回路33が生成するサーチ画面について説明する。
図4は、映像信号再生装置30により生成されるサーチ画面を説明する図である。ここでサーチ画面とは、記録媒体15に記録された映像信号の内容を把握するために、モニタ上に特徴的な画面を複数表示させたものである。
映像信号処理回路33は、システムコントローラ41の制御に基づき、このサーチ画面を生成する。すなわち、システムコントローラ41は、サーチ画面に表示すべきフレームを識別信号に基づいて判断する。そしてシステムコントローラ41は、映像信号処理回路33にこのフレームを記録媒体15から読み出させる。映像信号処理回路33は、システムコントローラ41の制御に基づき、サーチ画面に表示すべきフレームが供給されると、メモリ33aで各フレームを合成し、図4R>4に示すように、複数のフレームを縮小させて1のフレームで出力する。
なお、システムコントローラ41は、サーチ画面に表示するフレームを、ユーザの操作入力やデータベース42上の情報に基づき選択する。すなわち、システムコントローラ41は、記録媒体15に記録されている識別信号が複数有るため、どの識別信号に対応したフレームを表示するかをユーザの操作入力等に基づき判断する。
以下、このサーチ画面を生成する場合のシステムコントローラ41の処理を、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
システムコントローラ41は、映像信号再生装置30の電源等が投入され、動作が開始するステップS21からの処理を開始する。
ステップS21において、システムコントローラ41は、映像信号処理回路33や識別信号検出回路40等の被制御回路の初期化を行う。続いてステップS22において、ユーザからの操作入力が有ったかどうかを判断する。ユーザからの操作入力がない場合はこのステップS22で待機し、ユーザからの操作が有った場合はステップS23に進む。
ステップS23において、システムコントローラ41は、ユーザからの操作入力がサーチ画面生成操作であるかどうかを判断する。サーチ画面を生成する場合は、ステップS25に進み、サーチ画面を生成しない場合、例えば、単に映像信号の再生動作や高速再生等の場合は、ステップS24に進む。
ステップS24において、システムコントローラ41は、再生処理等の制御を行いこの処理を終了する。
また、ステップS25において、システムコントローラ41は、ユーザの操作入力等に基づき、サーチ画面として出力するフレームを検出するため、識別信号の選択処理を行う。すなわち、ユーザが指定したフレームを表示するために、そのフレームに対応した識別信号を選択する。
システムコントローラ41は、このステップS25では、具体的に図6のフローチャートに示すステップS41からステップS51までの処理を行う。
まず、ステップS41〜ステップS43において、システムコントローラ41は、ユーザから操作入力される識別信号設定入力の判断をする。ここで、ユーザからの識別信号設定入力としては、例えば、データベース設定入力と、パーソナルID設定入力と、通常設定入力との3つの場合がある。
データベース設定入力は、データベース42上に識別信号の組み合わせを予め数パターン登録しておき、この登録された識別信号の組み合わせでサーチ画面を生成する場合である。具体的には、ニュース番組の識別信号とテロップ識別信号との組み合わせの設定と、音楽開始識別信号の設定とが登録して有れば、いずれかユーザが指定した設定をデータベース42上から読み出す。
パーソナルID設定入力は、データベース42上や記録媒体15上に識別信号の組み合わせを、ユーザが予め登録しておく場合である。この場合は、ユーザは個人専用の識別信号の組み合わせを登録しておき、サーチ画面を生成するときには、自己の登録コードを入力してこの設定を読み出す。具体的に、ユーザがスポーツ番組の識別信号とA選手の識別信号の組み合わせを予め登録して有れば、自己の登録コードを入力するとこの設定をデータベース42或いは記録媒体15から読み出す。
通常設定入力は、複数ある識別信号の内、任意の識別信号をユーザが選択し、選択した識別信号のアンド条件やオア条件等を設定する入力であり、予め設定されている情報読み込まず、この時点で設定する場合である。
ステップS41において、システムコントローラ41は、これら3つの操作入力が無い場合はステップS47に進む。システムコントローラ41は、データベース設定入力が有った場合は、ステップS42からステップS44に進み、このステップS44で、データベース42から設定を読出して処理を終了する。システムコントローラ41は、パーソナルID設定入力が有った場合は、ステップS43からステップS45に進み、このステップS45で、個人設定情報をデータベース42又は記録媒体15から読出し処理を終了する。システムコントローラ41は、通常入力が有った場合は、ステップS43からステップS46に進み、このステップS46で、ユーザの操作入力に応じて識別信号を設定し処理を終了する。
ステップS47において、システムコントローラ41は、映像信号再生装置30が初期状態であるかどうかを判断する。すなわち、システムコントローラ41は、映像信号再生装置30を初めて起動する場合やこの装置をリセットした場合に、この初期状態になっている。初期状態の場合は、ステップS48に進み、このステップS48において、データベース42等から初期化設定の情報を読出し、処理を終了する。
また、初期状態でない場合は、ステップS49において、先にサーチ画面を生成した際の識別信号の設定を読出し、この設定がされた一定時間が経過したかどうかを判断する。例えば、先にサーチ画面を生成してから1カ月経過したかどうかを判断する。所定時間が経過していないと判断する場合は、ステップS50に進み、所定時間が経過したと判断する場合は、ステップS51に進む。
ステップS50において、システムコントローラ41は、データベース42から前設定を読出して、処理を終了する。また、ステップS51において、システムコントローラ41は、前設定で設定されていない識別信号を設定して処理を終了する。
システムコントローラ41は、以上のようなステップS41からステップS51までの処理を行い、検出すべき識別信号を設定し或いは読出し、図5に示す次のステップS26に進む。
ステップS26において、システムコントローラ41は、新たにサーチ画面を生成するかどうかを判断する。新たにサーチ画面を生成しない場合は、ステップS27に進み、このステップS27において、メモリ33a上に記憶されている旧サーチ画面を表示する。また、新たにサーチ画面を生成する場合は、ステップS28に進む。
ステップS28において、システムコントローラ41は、ステップS25で設定した識別信号を、記録媒体15から識別信号検出回路40を介して取得する。続くステップS29において、システムコントローラ41は、取得した識別信号に基づき、サーチ画面に表示するフレームをメモリ33a上に記憶させる。このとき、映像信号処理回路33は、メモリ33a上に記憶するフレームを一定量縮小して、複数のフレームを1フレームのサーチ画面で表示できるようにする。そして、ステップS30において、サーチ画面の生成処理が終了したかどうかを判断し、サーチ画面の生成処理が終了するとステップS31に進む。
ステップS31において、メモリ33a上に記憶させた新たなサーチ画面を出力し、モニタ上に表示させ、処理を終了する。
以上のように、映像信号再生装置30では、映像信号の付加情報と特徴量に基づいて各画面に対応させた複数の識別信号に応じて、このようなサーチ画面を生成することにより、映像信号の内容の概略を容易に把握することができ、また、効率的に映像信号の検索をすることができる。
映像信号再生装置30は、具体的には、ニュース識別信号かつテロップ識別信号の条件で、サーチ画面を生成した場合は、図7に示すように、モニタ上に表示できる。
なお、映像信号再生装置30では、設定した識別信号に対応するフレームが非常に多く、例えば1のサーチ画面上に表示できないときには、連続したフレームの先頭フレームのみをサーチ画面上に表示するといった間引き処理を行う。具体的には、スポーツ識別信号かつA選手識別信号の条件でサーチ画面を生成した場合は、図8に示すように、モニタ上に表示される。
つぎに、本発明を適用した実施の形態である光ディスクについて、図面を参照しながら説明する。この光ディスクは、上述した映像信号記録装置1により映像信号と識別信号を記録した記録媒体である。
光ディスク50は、図9に示すように、プログラム領域とTOC領域に分けられる。プログラム領域及びTOC領域は、例えば2532バイトの記録容量のセクタ単位でデータの書き込み及び読出しが行われる。
プログラム領域の各セクタのデータ構造は、図10(a)に示すように、同期データが記録される同期パターンと、サブコードと、このサブコードの誤り訂正データが記録されるサブコード用誤り訂正コードと、映像データ及び音声データが記録されるユーザデータと、このユーザデータの誤り訂正データが記録されるユーザデータ用誤り訂正コード等で構成される。
このサブコードのデータ構造は、セクタの番号を示すSector Number(例えば4バイト)と、絶対時間を表すTIME CODE(例えば4バイト)と、ID CODE等で構成される。
ID CODEには、各識別信号の情報が示されており、記録されている識別信号の数を示すID数と、テロップ識別信号,音楽開始識別信号,音楽終了識別信号等の識別信号が示されているID NO.n等が記録されている。
各ID NO.nには、例えばアドレスやタイムコード等が記録されている。映像信号再生装置30は、このID NO.nのアドレスを検索し、そのアドレスのデータを生成することにより、目的のフレームを表示することができる。
また、TOC領域の各セクタのデータ構造は、図10(b)に示すように、同期データが記録される同期パターンと、管理情報が記録されるユーザデータと、このユーザデータの誤り訂正データが記録される誤り訂正コード等で構成される。
このユーザデータのデータ構造は、セクタの番号を示すSector Number(例えば4バイト)と、パーソナルIDのデータ等で構成される。このパーソナルIDのデータとは、上述したように、ユーザにより組み合わせを設定した識別信号のデータである。具体的には、このパーソナルIDには、プログラム領域のサブコードに示される各識別信号のID番号が含まれることとなる。また、パーソナルIDは、登録しているユーザ数だけ、このユーザデータの中に示される。
このようなデータ構造の光ディスク50に対して、この光ディスク50の記録装置では、映像信号とともに、プログラム領域のサブコードに識別信号を記録する。また、光ディスク50の再生装置では、映像信号とともに、プログラム領域のサブコードを再生する。さらに、光ディスク50の再生装置は、上述したパーソナルIDをTOC領域のユーザデータから再生して、このパーソナルIDに応じた識別信号の再生をする。
以上のように光ディスク50では、映像信号の付加情報と特徴量に基づいて各画面に対応させた複数の識別信号を記録することができ、さらに、この光ディスクを再生することにより、映像信号の内容の概略を容易に把握することができ、また、効率的に映像信号の検索をすることができる。
なお、本発明の実施の形態として光ディスクのフォーマットの一例を用いて説明したが、本発明は、この光ディスクに限られることなく、他のフォーマットでも実現できる。
また、以上の本発明の実施の形態として、映像信号記録装置1、映像信号再生装置30及び記録媒体50について説明したが、図11に示すように、映像信号記録装置1及び映像信号再生装置30をともに制御できるホストコントローラ60及びデータベース61,操作入力処理部62を備えることで、本発明を適用した映像信号記録再生装置70を実現できる。
本発明を適用した実施の形態の映像信号記録装置のブロック構成図である。 上記映像信号記録装置のシステムコントローラの処理内容を示すフローチャートである。 本発明を適用した実施の形態の映像信号再生装置のブロック構成図である。 上記映像信号再生装置により再生されるサーチ画面を説明する図である。 上記映像信号再生装置のシステムコントローラの処理内容を示すフローチャートである。 上記映像信号再生装置のシステムコントローラの処理内容を示すフローチャートである。 上記映像信号再生装置により再生されるサーチ画面を説明する図である。 上記映像信号再生装置により再生されるサーチ画面を説明する図である。 本発明を適用した実施の形態の光ディスクの記録領域について説明する図である。 上記光ディスクのデータ構造を説明する図である。 本発明を適用した実施の形態の映像信号記録再生装置のブロック構成図である。
符号の説明
1 映像信号記録装置、14 記録処理回路、15 記録媒体、16、付加情報検出回路、17 特徴量検出回路、20,41 システムコントローラ、21,42 データベース、22,43 操作入力処理回路、30 映像信号再生装置、33 映像信号処理回路、50 光ディスク、70 映像信号記録再生装置

Claims (2)

  1. 映像信号を記録媒体へ記録する記録制御手段と、
    上記映像信号の特徴量を検出する特徴量検出手段と、
    上記特徴量に基づいて上記映像信号の各画面に対応する第1の識別信号を生成する識別信号生成手段と、
    サーチ画面表示処理の入力がされた場合に、上記特徴量に基づく第1の識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみの映像信号を上記映像信号が記録された上記記録媒体から再生する再生手段と
    を備え、
    上記再生手段は、上記第1の識別信号に基づき、上記識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみを選択するように間引き処理した上で1の画面に合成して出力することを特徴とする映像信号記録再生装置
  2. 映像信号を記録媒体へ記録する記録制御ステップと、上記映像信号の特徴量を検出する特徴量検出ステップと、
    上記特徴量に基づいて上記映像信号の各画面に対応する第1の識別信号を生成する識別信号生成ステップと、
    サーチ画面表示処理の入力がされた場合に、上記特徴量に基づく第1の識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみの映像信号を上記映像信号が記録された上記記録媒体から再生する再生ステップと
    を有し、
    上記再生ステップでは、上記第1の識別信号に基づき、上記識別信号に対応する複数の画面のうち、連続した画面の先頭の画面のみを選択するように間引き処理した上で1の画面に合成して出力することを特徴とする映像信号記録再生方法。
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