JP2002091705A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JP2002091705A
JP2002091705A JP2000285354A JP2000285354A JP2002091705A JP 2002091705 A JP2002091705 A JP 2002091705A JP 2000285354 A JP2000285354 A JP 2000285354A JP 2000285354 A JP2000285354 A JP 2000285354A JP 2002091705 A JP2002091705 A JP 2002091705A
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Japan
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processing
signal
unit
integrated circuit
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JP2000285354A
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English (en)
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Naoki Tsubono
直樹 坪野
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが蓄積情報の処理または外部情報の処理
を容易に選択可能とする。 【解決手段】集積回路120は、DVD101の再生デ
ータ(蓄積情報)を処理する機能及びモデム114を通
じて取得されたインターネット情報(外部情報)を処理
する機能を備えている。パネル部140の操作キー部1
42にはDVD処理モードを選択するDVDキー142
a及びインターネット処理モードを選択するインターネ
ットキー142bを備えている。これらキー142a,
142bを押すことで、集積回路120のCPU121
に、信号入力部としてのCPUインタフェース128を
介して選択信号を供給できる。集積回路120は、DV
Dキー142aが押されるときDVD処理モードとな
り、インターネットキー142bが押されるときインタ
ーネット処理モードとなる。ユーザは、キー142a,
142bを押すだけで、集積回路120における処理モ
ードを容易に選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディスク
状記録媒体より再生された情報(蓄積情報)の処理部お
よびインターネットに接続された通信回線で取得された
情報(外部情報)の処理部を有する集積回路に関する。
詳しくは、蓄積情報処理部を選択的に動作状態とするた
めの第1の信号および外部情報処理部を選択的に動作状
態とするための第2の信号が入力される信号入力部を有
する構成とすることによって、ユーザが蓄積情報の処理
または外部情報の処理を容易に選択できるようにした集
積回路に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD(Digital Versatile Disc)
を取り扱うDVDプレーヤが普及しつつある。DVDに
は、ビデオデータがMPEG2(Moving Picture Expert
s Group 2)を使って圧縮して記憶されていると共に、オ
ーディオデータがAC3やMPEG2オーディオを使っ
て圧縮して記憶されている。そのため、DVDプレーヤ
は、DVDより、高品質の画像や音声を長時間にわたっ
て再生できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなDVDプレ
ーヤに、インターネットに接続された通信回線で取得さ
れた情報を処理する機能を付加することが考えられてい
る。これにより、DVDプレーヤで、インターネットよ
り取得された種々の情報を処理してモニタに表示でき、
DVDプレーヤがより便利なものとなると思われる。
【0004】この発明の目的は、例えばディスク状記録
媒体より再生された情報(蓄積情報)の処理部およびイ
ンターネットに接続された通信回線で取得された情報
(外部情報)の処理部を有し、またユーザが蓄積情報の
処理または外部情報の処理を容易に選択し得る集積回路
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
は、蓄積情報を処理する蓄積情報処理部と、外部情報を
処理する外部情報処理部と、蓄積情報処理部および外部
情報処理部の動作を制御する制御部とを備え、制御部は
蓄積情報処理部を選択的に動作状態とするための第1の
信号および外部情報処理部を選択的に動作状態とするた
めの第2の信号が入力される信号入力部を有するもので
ある。
【0006】また、この発明に係る集積回路は、蓄積情
報および外部情報を処理可能な集積回路であって、蓄積
情報から圧縮されたビデオおよびオーディオの信号を分
離する信号分離部と、この信号分離部によって分離され
たビデオおよびオーディオの信号に対して伸長処理をす
る復号部と、蓄積情報を処理するための動作プログラム
および外部情報を処理するための動作プログラムの実行
を制御する制御部と、蓄積情報を入力する蓄積情報入力
端子と、外部情報を入力する外部情報入力端子と、オー
ディオ情報を出力するオーディオ出力端子と、ビデオ情
報を出力するビデオ出力端子と、蓄積情報を処理するた
めの動作プログラムを選択的に実行させるための第1の
信号および外部情報を処理するための動作プログラムを
選択的に実行させるための第2の信号を入力する信号入
力部とを備え、信号入力部への第1の信号の入力により
蓄積情報の処理に切り換えられたとき、制御部、信号分
離部および復号部によって、蓄積情報入力端子に入力さ
れた蓄積情報を処理し、少なくともオーディオ情報また
はビデオ情報をオーディオ出力端子またはビデオ出力端
子に出力し、信号入力部への第2の信号の入力により外
部情報の処理に切り換えられたとき、制御部によって、
外部情報入力端子に入力された外部情報を処理し、少な
くともビデオ情報をビデオ出力端子に出力するものであ
る。
【0007】この発明においては、蓄積情報を処理する
蓄積情報処理部および外部情報を処理する外部情報処理
部とを備えている。蓄積情報は、例えばDVD等のディ
スク状記録媒体より再生された情報である。外部情報
は、例えばインターネットに接続された通信回線で取得
された情報である。
【0008】蓄積情報処理部は、例えば制御部、信号分
離部および復号部によって構成され、蓄積情報を処理す
るための動作プログラムを実行することによって、蓄積
情報の処理、すなわち蓄積情報からの圧縮されたビデオ
信号やオーディオ信号の分離処理やこれらビデオ信号や
オーディオ信号に対する伸長処理等を行って、少なくと
もオーディオ情報またはビデオ情報をオーディオ出力端
子またはビデオ出力端子に出力する。
【0009】外部情報処理部は、例えば制御部によって
構成され、外部情報を処理するための動作プログラムを
実行することによって、外部情報の処理、例えばインタ
ーネットより取得された所定のWebページの情報に対
するブラウジング処理を行って、少なくともビデオ情報
をビデオ出力端子に出力する。
【0010】制御部は、蓄積情報処理部を選択的に動作
状態とするための第1の信号および外部情報処理部を選
択的に動作状態とするための第2の信号が入力される信
号入力部を有する。信号入力部に第1の信号が入力され
るとき、蓄積情報処理部が動作状態となる。一方、信号
入力部に第2の信号が入力されるとき、外部情報処理部
が動作状態となる。
【0011】このように、信号入力部に第1の信号を入
力することで蓄積情報処理部を動作状態とでき、一方信
号入力部に第2の信号を入力することで外部情報処理部
を動作状態とできるため、ユーザは蓄積情報の処理また
は外部情報の処理を容易に選択可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、インター
ネット機能を有するDVDプレーヤ100の構成を示し
ている。
【0013】DVDプレーヤ100は、DVD101を
回転駆動するためのスピンドルモータ102と、半導体
レーザ、対物レンズ、光検出器等から構成される光ピッ
クアップ103と、この光ピックアップ103をDVD
101の半径方向(ラジアル方向)に移動させるための
送りモータ104とを有している。この場合、光ピック
アップ103を構成する半導体レーザからのレーザビー
ムがDVD101の記録面に照射され、その反射光が光
ピックアップ103を構成する複数の光検出器(4分割
フォトディテクタ)に照射される。
【0014】また、DVDプレーヤ100は、フロント
エンド側の動作を制御するコントローラとしてのCPU
(Central Processing Unit)105と、サーボ制御回路
106とを有している。サーボ制御回路106によっ
て、光ピックアップ103におけるトラッキングやフォ
ーカスが制御され、また送りモータ104の動作が制御
される。さらに、サーボ制御回路106によってスピン
ドルモータ102の回転が制御され、DVD101の再
生時には、このDVD101がCLV(ConstantLinear
Velocity)で回転駆動される。
【0015】また、DVDプレーヤ100は、光ピック
アップ103の複数の光検出器の出力信号を演算増幅し
て、再生RF信号、非点収差方式によるフォーカスエラ
ー信号、位相差方式によるトラッキングエラー信号を作
成するRFアンプ部107を有している。このRFアン
プ部107で作成されるフォーカスエラー信号およびト
ラッキングエラー信号はサーボ制御回路106に供給さ
れ、サーボ制御回路106では、これらのエラー信号を
用いて、上述したように光ピックアップ103における
トラッキングやフォーカスを制御する。なお、このRF
アンプ部107は、光ピックアップ103を構成する半
導体レーザのパワー制御機能も備えている。
【0016】また、DVDプレーヤ100は、RFアン
プ部107で作成された再生RF信号の2値化スライ
ス、その後のPLL(Phase-Locked Loop)による同期デ
ータの生成等、一連のアナログ信号処理を行うリードチ
ャネル部108を有している。なお、このリードチャネ
ル部108は、CLV制御信号の生成などの機能も備え
ている。このCLV制御信号はサーボ制御回路106に
供給され、サーボ制御回路106では、このCLV制御
信号を用いて、上述したようにスピンドルモータ102
の回転を制御する。
【0017】また、DVDプレーヤ100は、リードチ
ャネル部108で生成された同期データ(8/16変調
データ)の復調、その後の誤り訂正等の処理を行う復調
/ECC部109と、RAM110をバッファメモリと
して使用し、復調/ECC部109の出力データを後段
の処理回路が要求するデータレートで出力するVBR(V
ariable Bit Rate)制御部111とを有している。この
VBR制御部111までが、フロントエンドを構成して
いる。
【0018】また、DVDプレーヤ100は、DVD処
理機能およびインターネット処理機能を備える集積回路
120を有している。ここで、DVD処理機能は、DV
D101の再生データを処理する機能である。一方、イ
ンターネット処理機能は、後述するインターネットに接
続された通信回線で取得された情報(インターネット情
報)を処理する機能である。
【0019】集積回路120の構成を説明する。この集
積回路120は、集積回路内の各回路の動作を制御する
CPU121を有している。このCPU121は、内部
バス122に接続されていると共に、上述したフロント
エンド側のCPU105と通信可能に接続されている。
【0020】また、集積回路120は、VBR制御部1
11より出力されるデータストリームにかけられている
コピーガードのためのスクランブルを解除するデスクラ
ンブラ123と、このデスクランブラ123でスクラン
ブルが解除されたデータストリームより、ビデオデー
タ、オーディオデータ、サブピクチャデータ等を分離す
るデマルチプレクサ124を有している。
【0021】また、集積回路120は、上述したDVD
101の再生データを処理するための動作プログラムや
インターネット情報を処理(デコード処理、ブラウジン
グ処理等)するための動作プログラムが格納されたRO
M(Read Only Memory)112を外付けするためのROM
インタフェース125と、CPU121の制御に伴って
生成されるデータを格納したり、ワーキングエリアとし
て用いられるRAM(Random Access Memory)113を外
付けするためのRAMインタフェース126とを有して
いる。インタフェース125,126はそれぞれ内部バ
ス122に接続されている。
【0022】また、集積回路120は、電話回線を介し
てインターネットに接続するためのモデム114を外付
けするためのモデムインタフェース127と、液晶表示
素子、FL表示管等で構成される表示部141および複
数の操作キーが配された操作キー部142を含むパネル
部140を接続するためのCPUインタフェース128
とを有している。インタフェース127,128はそれ
ぞれ内部バス122に接続されている。ここで、パネル
部140にはCPU143が備えられており、表示部1
41および操作キー部142はそれぞれCPU143に
接続されている。そして、集積回路120のCPUイン
タフェース128には、CPU143が接続されてい
る。
【0023】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られる圧縮ビデ
オデータ(MPEG2ビデオデータ)に対して伸長処理
等を行ったり、インターネット処理モード時に、インタ
ーネット情報を処理して所定WebサイトのWebペー
ジを表示するためのビデオデータを得る処理等を行うビ
デオプロセッサ129を有している。このビデオプロセ
ッサ129は内部バス122に接続されている。なお、
インターネット情報を処理して所定WebサイトのWe
bページを表示するためのビデオデータを得る処理の一
部または全部がCPU121で行われるようにしてもよ
い。
【0024】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られるサブピク
チャデータを処理して字幕等を表示するための表示デー
タを得るためのサブピクチャデコーダ130と、上述し
たビデオプロセッサ129より出力されるビデオデータ
にサブピクチャデコーダ130より出力される表示デー
タを合成する合成器131と、この合成器131より出
力されるビデオデータを使用して例えばNTSC方式の
映像データを生成し、その後この映像データをアナログ
信号に変換して映像信号SVを得、この映像信号SVを
外部のビデオ出力端子115に出力するTVエンコーダ
/DAC132を有している。ビデオプロセッサ129
およびサブピクチャデコーダ130は、それぞれ内部バ
ス122に接続されている。
【0025】また、集積回路120は、OSD(On Scre
en Display)回路133を有している。このOSD回路
133より出力される表示データはTVエンコーダ/D
AC132に供給され、合成器131からのビデオデー
タに合成される。これにより、OSD回路133より出
力される表示データによるOSD表示が可能となってい
る。このOSD回路133は内部バス122に接続さ
れ、その動作はCPU121によって制御される。
【0026】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られるオーディ
オデータ(AC−3データ、MPEG2オーディオデー
タ等)に対して伸長処理等を行ったり、インターネット
処理モード時に、インターネット情報を処理して所定W
ebサイトのWebページに係るオーディオデータを
得、このオーディオデータを外部のD/Aコンバータ1
16に供給するオーディオプロセッサ134を有してい
る。なお、インターネット情報に係るオーディオデータ
を得る処理の一部または全部がCPU121で行われる
ようにしてもよい。D/Aコンバータ116より出力さ
れるアナログの音声信号SAはオーディオ出力端子11
7に出力される。
【0027】また、上述せずも、パネル部140の操作
キー部142には、DVD処理モードを選択するための
DVDキー142aと、インターネット処理モードを選
択するためのインターネットキー142bとが配設され
ている。集積回路120のCPU121は、DVDキー
142aが押されるときは集積回路120をDVD処理
モードとし、インターネットキー142bが押されると
きは集積回路120をインターネット処理モードとす
る。
【0028】図1に示すインターネットDVDプレーヤ
100の動作を説明する。集積回路120における処理
モードの切り換えについて、図2のフローチャートを参
照して説明する。
【0029】パワーオンの後、ステップST1で、ディ
スク(DVD101)があるか否かを判定する。集積回
路120のCPU121には、フロントエンド側のCP
U105よりディスクの有無の情報が送られてくる。デ
ィスクがないときは、DVD処理が不可能であることか
ら、ステップST2で、インターネット処理モードと
し、その後にステップST1に戻る。一方、ディスクが
あるときは、ステップST3で、DVD処理モードと
し、その後にステップST4に進む。
【0030】ステップST4では、インターネットキー
142bが押されたか否かを判定する。インターネット
キー142bが押されていないときは、ステップST5
で、ディスクがイジェクトされたか否かを判定する。デ
ィスクがイジェクトされていないときは、ステップST
4の判定に戻る。ディスクがイジェクトされたときは、
DVD処理が不可能となることから、ステップST2に
戻って、インターネット処理モードとする。
【0031】ステップST4で、インターネットキー1
42bが押されたときは、ステップST6で、インター
ネット処理モードとし、その後にステップST7に進
む。このステップST7では、DVDキー142aが押
されたか否かを判定する。DVDキー142aが押され
ていないときは、ステップST8で、ディスクがイジェ
クトされたか否かを判定する。ディスクがイジェクトさ
れていないときは、ステップST7の判定に戻る。ディ
スクがイジェクトされたときは、DVD処理が不可能と
なることから、ステップST2に戻る。ステップST7
で、DVDキー142aが押されたときは、ステップS
T3に戻って、DVD処理モードとする。
【0032】ここで、DVD処理モードからインターネ
ット処理モードに切り換えられるとき、CPU121
は、DVD101の再生データを処理するための動作プ
ログラムを終了し、インターネット情報を処理するため
の動作プログラムを起動する。逆に、インターネット処
理モードからDVD処理モードに切り換えられるとき、
CPU121は、インターネット情報を処理するための
動作プログラムを終了し、通信回線を切断した後に、D
VD101の再生データを処理するための動作プログラ
ムを起動する。
【0033】なお、現在いずれの処理モードにあるか
は、例えばパネル部140内の表示部141に表示さ
れ、あるいはOSD回路133より現在の処理モードを
表示する表示データが出力され、OSD表示される。
【0034】次に、集積回路120をDVD処理モード
とした場合の動作を説明する。ユーザの操作キー部14
2の操作によって再生が指示された場合、その指示信号
がパネル部140のCPU143、CPUインタフェー
ス128、内部バス122を通じて集積回路120のC
PU121に送られる。そして、このCPU121は、
フロントエンド側のCPU105に再生を指示する。こ
れにより、サーボ制御回路106の制御によってスピン
ドルモータ102の回転が開始され、DVD101がC
LVで回転駆動され、再生が開始される。
【0035】DVD101の再生状態でRFアンプ部1
07より得られる再生RF信号はリードチャネル部10
8に供給され、このリードチャネル部108で2値化ス
ライス処理、PLLによる同期データの生成処理等が行
われる。リードチャネル部108より出力される同期デ
ータは復調/ECC部109に供給され、この復調/E
CC部109で復調処理および誤り訂正処理が行われ
る。そして、この復調/ECC部109からのデータス
トリームが、VBR制御部111を通じて、所定のデー
タレートで集積回路120のデスクランブラ123に供
給される。
【0036】デスクランブラ123ではデータストリー
ムにかけられているスクランブルが解除され、スクラン
ブルが解除されたデータストリームはデマルチプレクサ
124に供給される。このデマルチプレクサ124で
は、データストリームより、ビデオデータ、オーディオ
データ、サブピクチャデータ等の分離が行われる。
【0037】そして、デマルチプレクサ124で分離さ
れたビデオデータ(MPEG2ビデオデータ)はビデオ
プロセッサ129に供給されて伸長処理が施される。そ
して、このビデオプロセッサ129より出力されるビデ
オデータが合成器131を介してTVエンコーダ/DA
C132に供給され、ビデオ出力端子115には例えば
DVD101の再生信号に係るNTSC方式の映像信号
SVが出力される。この映像信号SVをモニタ(図示せ
ず)に供給することで、再生画像が表示される。
【0038】また、デマルチプレクサ124で分離され
たサブピクチャデータはサブピクチャデコーダ130に
供給される。そして、ユーザの操作キー部142の操作
に基づいて、このサブピクチャデコーダ130でデコー
ド処理が行われ、字幕等を表示するための表示データが
作成される。この表示データは合成器131でビデオプ
ロセッサ129からのビデオデータに合成されるので、
再生画像に字幕等が重ねて表示されることとなる。
【0039】また、デマルチプレクサ124で分離され
たオーディオデータ(AC−3データ等)はオーディオ
プロセッサ134に供給されて処理される。そして、こ
のオーディオプロセッサ134より出力されるオーディ
オデータが外部のD/Aコンバータ116に供給されて
アナログ音声信号SAとされ、この音声信号SAがオー
ディオ出力端子117に出力される。この音声信号SA
を増幅してスピーカ(図示せず)に供給することで、再
生音声が出力される。
【0040】次に、集積回路120をインターネット処
理モードとした場合の動作を説明する。この場合、ユー
ザの操作キー部142の操作によって、集積回路120
のCPU121は、ブラウザを起動すると共に、モデム
114よりダイヤルアップしてインターネットの接続サ
ービスを提供する所定のプロバイダ(ISP:Internet
Service Provider)との回線を接続する。
【0041】この状態で、ユーザが操作キー部142を
操作して、所望のWebサイトのURL(Uniform Resou
rce Locator)を指定すると、プロバイダを介してインタ
ーネットの当該URLのWebサイトにアクセスされ
る。そして、ユーザが操作キー部142を操作すること
で、そのWebサイトを構成する各Webページの情報
がダウンロードされてモデム114よりCPU121に
供給される。
【0042】そして、このダウンロードされた情報がC
PU121やビデオプロセッサ129で処理され、所定
WebサイトのWebページを表示するためのビデオデ
ータが得られる。このビデオデータはビデオプロセッサ
129より出力され、合成器131を介してTVエンコ
ーダ/DAC132に供給され、ビデオ出力端子115
には所定WebサイトのWebページに係るNTSC方
式の映像信号SVが出力される。この映像信号SVをモ
ニタ(図示せず)に供給することで、所定Webサイト
のWebページに係る画像が表示される。
【0043】また、ダウンロードされた情報に音声情報
があるときは、CPU121やオーディオプロセッサ1
34で処理され、所定WebサイトのWebページに係
るオーディオデータが得られる。このオーディオデータ
はオーディオプロセッサ134より出力され、D/Aコ
ンバータ116でアナログ音声信号SAとされて、オー
ディオ出力端子117に出力される。この音声信号SA
を増幅してスピーカ(図示せず)に供給することで、所
定WebサイトのWebページに係る音声が出力され
る。
【0044】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、集積回路120は、DVD処理機能およびインタ
ーネット処理機能を備えるものであり、それぞれの機能
を別個の集積回路で実現するものと比べて、CPU等の
ハードウェア資源を有効に使用でき、回路配線を簡単化
でき、回路規模を小さくでき、消費電力を低減でき、さ
らに外部回路(RAM、ROM、モニタ、スピーカな
ど)をそれぞれの処理時に共通に使用することが容易と
なる。
【0045】また、本実施の形態においては、パネル部
140の操作キー部142にはDVD処理モードを選択
するためのDVDキー142aと、インターネット処理
モードを選択するためのインターネットキー142bと
が配設されており、これらのキー142a,142bを
押すことで、集積回路120のCPU121に、信号入
力部としてのCPUインタフェース128を介して選択
信号を供給できる。そして、集積回路120は、DVD
キー142aが押されるときにはDVD処理モードとな
り、インターネットキー142bが押されるときにはイ
ンターネット処理モードとなる。したがって、ユーザ
は、DVDキー142aまたはインターネットキー14
2bを押すだけで、集積回路120における処理モード
を容易に選択できる。
【0046】なお、上述実施の形態においては、蓄積情
報の処理としてDVD101の再生データの処理を示し
たが、この蓄積情報の処理としてはその他の記録媒体か
らの再生データの処理であってもよい。また、外部情報
の処理としてモデム114を介してインターネットより
取得した情報の処理を示したが、この外部情報の処理と
してはその他の外部より取得される情報の処理であって
もよい。
【0047】また、上述実施の形態においては、集積回
路120内のCPU121の他に、フロントエンド側に
CPU105を備えるものであるが、これらを1個のC
PUのみで実現するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、蓄積情報を処理する
蓄積情報処理部と外部情報処理部とを備えるものであ
り、それぞれの処理部を別個の集積回路で実現するもの
に比べて、例えばCPU等のハードウェア資源を有効に
使用でき、回路配線を簡単化でき、回路規模を小さくで
き、消費電力を低減でき、さらにRAM、ROM等の外
部回路をそれぞれの処理時に共通に使用することが容易
となる。
【0049】また、蓄積情報処理部を選択的に動作状態
とするための第1の信号および外部情報処理部を選択的
に動作状態とするための第2の信号が入力される信号入
力部を有する構成とするものであり、ユーザは蓄積情報
の処理または外部情報の処理を容易に選択できる。
【0050】また、この発明によれば、第1、第2の信
号の入力によって、既に立ち上がっている動作プログラ
ムを終了させた後に、もう一方の動作プログラムを立ち
上げるので、CPUの負荷を最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのインターネットDVDプレ
ーヤの構成を示すブロック図である。
【図2】集積回路の処理モードの切り換えを説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
100 インターネットDVDプレーヤ 101 DVD 103 光ピックアップ 105,121,143 CPU 106 サーボ制御回路 107 RFアンプ部 108 リードチャネル部 109 復調/ECC部 111 VBR制御部 112 ROM 113 RAM 114 モデム 115 ビデオ出力端子 117 オーディオ出力端子 120 集積回路 122 内部バス 123 デスクランブラ 124 デマルチプレクサ 128 CPUインタフェース 129 ビデオプロセッサ 130 サブピクチャデコーダ 132 TVエンコーダ/DAC 133 OSD回路 134 オーディオプロセッサ 140 パネル部 141 表示部 142 操作キー部 142a DVDキー 142b インターネットキー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積情報を処理する蓄積情報処理部と、 外部情報を処理する外部情報処理部と、 上記蓄積情報処理部および上記外部情報処理部の動作を
    制御する制御部とを備え、 上記制御部は、上記蓄積情報処理部を選択的に動作状態
    とするための第1の信号および上記外部情報処理部を選
    択的に動作状態とするための第2の信号が入力される信
    号入力部を有することを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 上記蓄積情報は、ディスク状記録媒体よ
    り再生された情報であることを特徴とする請求項1に記
    載の集積回路。
  3. 【請求項3】 上記外部情報は、インターネットに接続
    された通信回線で取得された情報であることを特徴とす
    る請求項1に記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、 上記信号入力部に上記第1の信号が入力されたとき、上
    記外部情報処理部が動作中である場合にはこの動作を終
    了させた後に上記蓄積情報処理部を動作状態とし、 上記信号入力部に上記第2の信号が入力されたとき、上
    記蓄積情報処理部が動作中である場合にはこの動作を終
    了させた後に上記外部情報処理部を動作状態とすること
    を特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 蓄積情報および外部情報を処理可能な集
    積回路であって、 上記蓄積情報から圧縮されたビデオおよびオーディオの
    信号を分離する信号分離部と、 上記信号分離部によって分離されたビデオおよびオーデ
    ィオの信号に対して伸長処理をする復号部と、 上記蓄積情報を処理するための動作プログラムおよび上
    記外部情報を処理するための動作プログラムの実行を制
    御する制御部と、 上記蓄積情報を入力する蓄積情報入力端子と、 上記外部情報を入力する外部情報入力端子と、 オーディオ情報を出力するオーディオ出力端子と、 ビデオ情報を出力するビデオ出力端子と、 上記蓄積情報を処理するための動作プログラムを選択的
    に実行させるための第1の信号および上記外部情報を処
    理するための動作プログラムを選択的に実行させるため
    の第2の信号を入力する信号入力部とを備え、 上記信号入力部への上記第1の信号の入力により上記蓄
    積情報の処理に切り換えられたとき、上記制御部、上記
    信号分離部および上記復号部によって、上記蓄積情報入
    力端子に入力された上記蓄積情報を処理し、少なくとも
    オーディオ情報またはビデオ情報を上記オーディオ出力
    端子または上記ビデオ出力端子に出力し、 上記信号入力部への上記第2の信号の入力により上記外
    部情報の処理に切り換えられたとき、上記制御部によっ
    て、上記外部情報入力端子に入力された上記外部情報を
    処理し、少なくともビデオ情報を上記ビデオ出力端子に
    出力することを特徴とする集積回路。
  6. 【請求項6】 上記制御部は、 上記信号入力部に上記第1の信号が入力されたとき、上
    記外部情報の処理中である場合には、該外部情報を処理
    するための動作プログラムを終了した後に上記蓄積情報
    を処理するための動作プログラムを起動し、 上記信号入力部に上記第2の信号が入力されたとき、上
    記蓄積情報の処理中である場合には、該蓄積情報を処理
    するための動作プログラムを終了した後に上記外部情報
    を処理するための動作プログラムを起動するように制御
    することを特徴とする請求項5に記載の集積回路。
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