JP2002298209A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JP2002298209A
JP2002298209A JP2001099910A JP2001099910A JP2002298209A JP 2002298209 A JP2002298209 A JP 2002298209A JP 2001099910 A JP2001099910 A JP 2001099910A JP 2001099910 A JP2001099910 A JP 2001099910A JP 2002298209 A JP2002298209 A JP 2002298209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
sales
storage
product
vending machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001099910A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kinoshita
学 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2001099910A priority Critical patent/JP2002298209A/ja
Publication of JP2002298209A publication Critical patent/JP2002298209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売ゾーン内の商品が加温中においてでも、
貯蔵ゾーン内の温度を商品の貯蔵に適した温度に保持す
ることを目的とする。 【解決手段】 断熱材箱1を構成する板2、3、5、1
0のうち、貯蔵ゾーン14に対応する箇所の断熱材を、
薄くし、もしくは、除去する。この結果、貯蔵ゾーン1
4内の温度を外側の環境温度に近づけることができる。
シュート16と断熱材箱1を構成する板5、10との間
の隙間に充填断熱材25を充填埋設する。この結果、ヒ
ータ17で加温された空気が前記隙間から販売ゾーン1
5を経て貯蔵ゾーン14に抜けるのを防止できる。貯蔵
ゾーン14内を冷却する第2蒸発器32を備える。この
結果、貯蔵ゾーン14内を積極的に冷却することができ
る。これにより、販売ゾーン15内の商品12が加温中
においてでも、貯蔵ゾーン14内の温度を商品12の貯
蔵に適した温度に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、販売ゾーン内の
商品が加温中においてでも、貯蔵ゾーン内の温度を商品
の貯蔵に適した温度に保持できる自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機としては、たとえ
ば、特開2000−57431号公報、特開平10−9
1855号公報、特開2000−113301号公報、
特開2000−113303号公報などに記載のものが
ある。以下、この自動販売機について説明する。
【0003】自動販売機の本体である断熱材箱内には、
商品収納室が設けられている。前記商品収納室内は、貯
蔵ゾーンと販売ゾーンとに区画されている。前記販売ゾ
ーン内には、商品を取り出し口に転送するシュートが配
置されている。前記シュートを挟んで前記販売ゾーンと
反対側の空間内には、前記販売ゾーン内の商品を加温す
る販売ゾーン加温手段が配置されている。
【0004】前記販売ゾーン加温手段を作動させると、
前記販売ゾーン内の商品が加温される。そして、販売操
作が行われると、販売ゾーン内の温められた商品がシュ
ートを介して取り出し口に転送されて販売に供される。
販売ゾーン内の商品が少なくなると、貯蔵ゾーン内の商
品が販売ゾーン内に供給される。また、貯蔵ゾーン内の
商品が少なくなったところで、貯蔵ゾーン内に商品が投
入供給される。
【0005】前記自動販売機においては、前記販売ゾー
ン加温手段と共に、前記販売ゾーン内の商品を冷却する
販売ゾーン冷却手段が並設されている自動販売機があ
る。この自動販売機は、販売ゾーン加温手段の作動と販
売ゾーン冷却手段の作動とを切り換えることにより、同
一の商品収納室の販売ゾーン内の商品を加温または冷却
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
自動販売機は、商品収納室内をただ単に貯蔵ゾーンと販
売ゾーンとに区画したものである。このために、従来の
自動販売機は、販売ゾーン内を加温手段により加温する
と、その販売ゾーン内の温められた空気が貯蔵ゾーン内
に入り込んで、その貯蔵ゾーン内の温度が販売ゾーン内
の温度とほぼ同等となる。この販売ゾーン内の温度は、
商品を販売するには適してきるが、商品を貯蔵するのに
適した温度よりも高く、商品を貯蔵するには適さない。
【0007】そして、商品の販売が好調でない場所に設
置された自動販売機においては、貯蔵ゾーン内の温度が
商品を貯蔵するのに適した温度よりも高いと、商品が販
売されるまでの間に、商品を入れ替える必要となる場合
がある。
【0008】特に、前記貯蔵ゾーンが前記商品収納室内
の上段に位置し、かつ、前記販売ゾーンが前記商品収納
室内の下段に位置する場合、前記販売ゾーン内の温めら
れた空気が上昇気流に乗って前記貯蔵ゾーン内に入り込
み易いので、前記課題はさらに顕著に現れる。
【0009】この発明は、前記課題を解決するために、
販売ゾーン内の商品が加温中においてでも、貯蔵ゾーン
内の温度を商品の貯蔵に適した温度に保持できる自動販
売機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、貯蔵ゾーンを区画する
断熱材箱の断熱材を、薄くし、もしくは、除去したこと
を特徴とする。
【0011】この結果、請求項1にかかる発明は、貯蔵
ゾーン内の温度を外側の環境温度に近づけることができ
る。これにより、販売ゾーン内の商品が加温中において
でも、貯蔵ゾーン内の温度を商品の貯蔵に適した温度に
保持することができる。
【0012】また、請求項2にかかる発明は、シュート
と断熱材箱の側板もしくは仕切板との間の隙間に充填断
熱材を充填埋設したことを特徴とする。
【0013】この結果、請求項2にかかる発明は、充填
断熱材により、加温手段で加温された空気がシュートと
断熱材箱の側板もしくは仕切板との間の隙間から販売ゾ
ーンを経て貯蔵ゾーンに抜けるのを防止することができ
る。これにより、販売ゾーン内の商品が加温中において
でも、貯蔵ゾーン内の温度を商品の貯蔵に適した温度に
保持することができる。
【0014】また、請求項3にかかる発明は、貯蔵ゾー
ン内を冷却する貯蔵ゾーン冷却手段を備えたことを特徴
とする。
【0015】この結果、請求項3にかかる発明は、貯蔵
ゾーン冷却手段により、貯蔵ゾーン内を積極的に冷却す
ることができる。これにより、販売ゾーン内の商品が加
温中においてでも、貯蔵ゾーン内の温度を商品の貯蔵に
適した温度に保持することができる。
【0016】また、請求項4にかかる発明は、販売ゾー
ン内の商品を冷却する販売ゾーン冷却手段と、販売ゾー
ン加温手段を作動させた際に、販売ゾーン冷却手段の作
動から貯蔵ゾーン冷却手段の作動に切り換える切り換え
手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】この結果、請求項4にかかる発明は、同一
の商品収納室の販売ゾーン内の商品を加温または冷却す
る自動販売機において、商品加温時に、切り換え手段お
よび貯蔵ゾーン冷却手段により、貯蔵ゾーン内を積極的
に冷却することができる。これにより、販売ゾーン内の
商品が加温中においてでも、貯蔵ゾーン内の温度を商品
の貯蔵に適した温度に保持することができる。しかも、
販売ゾーン冷却手段側の冷凍機器と貯蔵ゾーン冷却手段
側の冷凍機器とを兼用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる自動販売
機の実施の形態の3例を添付図面を参照して説明する。
なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるもの
ではない。
【0019】(実施の形態1の説明)図1〜図3はこの
発明にかかる自動販売機の実施の形態1を示す。図にお
いて、1は自動販売機の本体である断熱材箱である。前
記断熱材箱1は、天板2と、背板3と、左右両側板4、
5と、底板6と、前板7とから構成されている。
【0020】前記各板2〜7は、薄板(鋼板もしくはプ
ラスチック板など)で囲まれた空間中に断熱材(たとえ
ば、発泡断熱材など)を充填してなるものである。前記
前板(内扉)7は、他の板2〜6で構成された箱の前面
開口部に、前面扉(外扉)8と共に、開閉可能に取り付
けられている。
【0021】前記前面扉8には、商品の取り出し口9が
設けられている。また、前記前面扉8には、図示しない
複数の商品見本、紙幣投入口、コイン投入口、金銭表示
器、コイン返却口、返却レバー、商品選択ボタンなどが
設けられている。
【0022】前記断熱材箱1内には、複数、この例では
3枚の仕切板10により複数、この例では4つの商品収
納室11が設けられている。前記4つの商品収納室11
のうち、右側から2つの商品収納室11は、加温専用の
室、もしくは、加温冷却切り換え用の室である。
【0023】各前記商品収納室11内には、商品(たと
えば、飲料缶)12が前後に6列収納されている。前記
商品12は、各前記商品収納室11内において、多数の
円弧状のセグメント(サーペンタインラック)により、
上下に蛇行した状態で、かつ、横倒しの姿勢で積み重ね
られて多数収納されている。
【0024】前記商品収納室11内は、断熱フラッパ1
3を介して、貯蔵ゾーン14と販売ゾーン15とに上下
に区画されている。前記貯蔵ゾーン14の上段には、商
品投入口(図示せず)が設けられており、前記投入口か
ら商品12が前記貯蔵ゾーン14内に投入収納される。
また、前記貯蔵ゾーン14の下段には、商品移動機構
(図示せず)が設けられており、前記販売ゾーン15内
の商品の数が少なくなった時点で、商品移動機構が作動
して前記貯蔵ゾーン14内の商品12が前記販売ゾーン
15内に適宜数移動する。
【0025】さらに、前記販売ゾーン15の下段には、
商品排出機構(図示せず)が設けられており、販売操作
により前記商品排出機構が作動して前記販売ゾーン15
内の商品12が1個ずつ排出される。なお、前記商品移
動機構および前期商品排出機構に位置する商品12は、
蛇行していない。
【0026】前記販売ゾーン15内の下段には、前記商
品排出機構から排出された商品12を前記取り出し口9
に転送するシュート16が配置されている。前記シュー
ト16を挟んで前記販売ゾーン15と反対側の空間内に
は、前記販売ゾーン15内の商品12を加温する加温手
段としてのヒータ17およびファン18が配置されてい
る。前記シュート16には、前記ヒータ17により加温
された空気を前記ファン18により前記販売ゾーン15
内に供給する小円形の多数の供給孔19が設けられてい
る。
【0027】前記貯蔵ゾーン14を区画する前記断熱材
箱1の断熱材を、薄くする。すなわち、前記断熱材箱1
を構成する板(この例では、底板6と前板7とを除いた
天板2、背板3、右側板5)および仕切板10のうち、
前記貯蔵ゾーン14に対応する箇所の部分20、21、
22、23の断熱材を薄くする。なお、この箇所の部分
20、21、22、23の断熱材をなくしても良い。
【0028】この実施の形態1における自動販売機は、
断熱材箱1を構成する天板2、背板3、右側板5および
仕切板10のうち、貯蔵ゾーン14に対応する箇所の断
熱材の薄い部分20、21、22、23の作用により、
貯蔵ゾーン14内の温度を外側の環境温度に近づけるこ
とができる。この結果、この実施の形態1における自動
販売機は、販売ゾーン15内の商品12が加温中におい
てでも、貯蔵ゾーン14内の温度を商品12の貯蔵に適
した温度に保持することができる。
【0029】(実施の形態2の説明)図4および図5は
この発明にかかる自動販売機の実施の形態2を示す。図
中、図1〜図3と同符号は同一のものを示す。
【0030】この実施の形態2にかかる自動販売機にお
いては、シュート16の左右両側がそれぞれ下方に折り
曲げられて脚部24が形成されている。前記脚部24の
外側には、充填断熱材(クッション)25が貼り付けら
れている。前記シュート16および前記充填断熱材25
が販売ゾーン15の下段に設置される。この結果、前記
シュート16の脚部24と断熱材箱1の右側板5、仕切
板10との間の隙間に前記充填断熱材25が充填埋設さ
れることとなる。なお、前記充填断熱材25は、前記シ
ュート16の脚部24に貼り付けることなく、後付けに
より、前記シュート16の脚部24と断熱材箱1の右側
板5、仕切板10との間の隙間に充填埋設しても良い。
【0031】この実施の形態2における自動販売機は、
シュート16の脚部14と断熱材箱1の右側板5、仕切
板10との間の隙間に充填埋設された充填断熱材25の
作用により、ヒータ17で加温され、かつ、ファン18
で送風される空気がシュート16の脚部24と断熱材箱
1の右側板5、仕切板10との間の隙間から販売ゾーン
15を経て貯蔵ゾーン14に抜けるのを防止することが
できる。この結果、実施の形態2にかかる自動販売機
は、販売ゾーン15内の商品12が加温中においてで
も、貯蔵ゾーン14内の温度を商品12の貯蔵に適した
温度に保持することができる。
【0032】特に、この実施の形態2にかかる自動販売
機は、シュート16の脚部24と断熱材箱1の右側板
5、仕切板10との間の隙間を充填断熱材25により充
填埋設するので、ヒータ17で加温され、かつ、ファン
18で送風される空気がシュート16の供給孔19を経
て販売ゾーン15内の商品12を加温する作用に対して
何ら妨げる虞はない。
【0033】(実施の形態3の説明)図6〜図9はこの
発明にかかる自動販売機の実施の形態2を示す。図中、
図1〜図3と同符号は同一のものを示す。
【0034】この実施の形態3にかかる自動販売機にお
いては、右側から2つの商品収納室11が加温冷却切り
換え用の室である。シュート16を挟んで販売ゾーン1
5と反対側の空間内には、販売ゾーン15内の商品12
を冷却する販売ゾーン冷却手段としての第1蒸発器26
が、ヒータ17およびファン18と共に配置されてい
る。なお、右側から3番目の商品収納室11にも前記第
1蒸発器26が設けられている。前記ヒータ17の作動
と前記第1蒸発器26の作動とは、切り換え手段(図示
せず)により、行われる。
【0035】底板6の下方の機械室27には、アキュー
ムレータ28、圧縮機29、凝縮器30などからなる冷
凍機器が配置されている。前記冷凍機器28、29、3
0と前記第1蒸発器26とは、第1冷媒配管31により
接続されている。
【0036】貯蔵ゾーン14内には、その貯蔵ゾーン1
4内を冷却する貯蔵ゾーン冷却手段としての第2蒸発器
32が配置されている。前記第2蒸発器32と前記冷凍
機器28、29、30とは、第2冷媒配管33により接
続されている。
【0037】前記機械室27中の前記第1冷媒配管31
および前記第2冷媒配管33との途中には、切り換え手
段としての電磁弁34が配置されている。前記電磁弁3
4は、ヒータ17をオンさせた際に、前記第1蒸発器2
6の作動から前記第2蒸発器32の作動に切り換えるも
のである。
【0038】すなわち、前記ヒータ17をオフした(ヒ
ータ17の作動を停止させた)ときには、前記電磁弁3
4が切り換わって、冷媒が図9中の実線矢印に示すよう
に第1蒸発器26に供給され、その第1蒸発器26が作
動する。この結果、販売ゾーン15内の商品12は冷却
される。
【0039】一方、前記ヒータ17をオンした(ヒータ
17を作動させた)ときには、前記電磁弁34が切り換
わって、冷媒が図9中の破線矢印に示すように第2蒸発
器32に供給され、その第2蒸発器32が作動する。こ
の結果、販売ゾーン15内の商品12は加温され、か
つ、貯蔵ゾーン14内の商品12は冷却される。
【0040】なお、図9において、符号35は、前記第
1冷媒配管31および前記第2冷媒配管33の途中(第
1蒸発器26および第2蒸発器32の入口側)に設けた
キャピラリチューブである。
【0041】この実施の形態3にかかる自動販売機は、
貯蔵ゾーン14内を冷却する第2蒸発器32を備えたの
で、貯蔵ゾーン14内を積極的に冷却することができ
る。この結果、実施の形態3にかかる自動販売機は、販
売ゾーン15内の商品12が加温中においてでも、貯蔵
ゾーン14内の温度を商品12の貯蔵に適した温度に保
持することができる。この場合、前記第1蒸発器26を
設けずに、商品収納室11が加温専用室であっても良
い。
【0042】特に、この実施の形態3にかかる自動販売
機は、販売ゾーン15内の商品12を冷却する第1蒸発
器26と、ヒータ17をオンした際に、第1蒸発器26
の作動から第2蒸発器32の作動に切り換える電磁弁3
4とを備えたものである。この結果、この実施の形態3
にかかる自動販売機は、同一の商品収納室11の販売ゾ
ーン15内の商品12を加温または冷却する自動販売機
において、商品12の加温時に、電磁弁34および第2
蒸発器32の作用により、貯蔵ゾーン14内を積極的に
冷却することができる。
【0043】これにより、実施の形態3にかかる自動販
売機は、販売ゾーン15内の商品12が加温中において
でも、貯蔵ゾーン14内の温度を商品12の貯蔵に適し
た温度に保持することができる。しかも、第1蒸発器2
6側の冷凍機器と第2蒸発器32側の冷凍機器とを兼用
することができる。
【0044】なお、この実施の形態3においては、前記
貯蔵ゾーン14内に温度センサ(図示せず)を配置し、
前記温度センサを制御手段(図示せず)を介して前記冷
凍機器28、29、30に接続することにより、前記貯
蔵ゾーン14内の温度を任意に設定制御することができ
る。
【0045】また、この実施の形態3においては、前記
第1蒸発器26が作動中に、前記第2蒸発器32を作動
させて、前記販売ゾーン15内と共に、前記貯蔵ゾーン
14内をも冷却しても良い。
【0046】なお、前記実施の形態1(請求項1にかか
る発明)と、前記実施の形態2(請求項2にかかる発
明)と、前記実施の形態3(請求項3、4にかかる発
明)とは、それぞれ別個に(請求項3にかかる発明と、
請求項4にかかる発明とを別個にしても良い)、また
は、適宜に組み合わせて実施しても良い。
【0047】また、この発明にかかる自動販売機は、加
温専用の室、加温と冷却との切り換え用の室、冷却専用
の室を適宜に組み合わせて、複数の商品収納室11を構
成するものであって、その複数の商品収納室11のう
ち、少なくとも1つが、加温専用の室、もしくは、加温
と冷却との切り換え用の室であれば良い。
【0048】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かる自動販売機(請求項1)は、貯蔵ゾーンを区画する
断熱材箱の断熱材を、薄くし、もしくは、除去したの
で、貯蔵ゾーン内の温度を外側の環境温度に近づけるこ
とができる。これにより、請求項1にかかる発明は、販
売ゾーン内の商品が加温中においてでも、貯蔵ゾーン内
の温度を商品の貯蔵に適した温度に保持することができ
る。
【0049】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項2)は、シュートと断熱材箱の側板もしくは仕切板と
の間の隙間に充填断熱材を充填埋設したので、加温手段
で加温された空気がシュートと断熱材箱の側板もしくは
仕切板との間の隙間から販売ゾーンを経て貯蔵ゾーンに
抜けるのを防止することができる。これにより、請求項
2にかかる発明は、販売ゾーン内の商品が加温中におい
てでも、貯蔵ゾーン内の温度を商品の貯蔵に適した温度
に保持することができる。
【0050】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項3)は、貯蔵ゾーン内を冷却する貯蔵ゾーン冷却手段
を備えたので、貯蔵ゾーン内を積極的に冷却することが
できる。これにより、請求項3にかかる発明は、販売ゾ
ーン内の商品が加温中においてでも、貯蔵ゾーン内の温
度を商品の貯蔵に適した温度に保持することができる。
【0051】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項4)は、販売ゾーン内の商品を冷却する販売ゾーン冷
却手段と、販売ゾーン加温手段を作動させた際に、販売
ゾーン冷却手段の作動から貯蔵ゾーン冷却手段の作動に
切り換える切り換え手段とを備えたものである。この結
果、請求項4にかかる発明は、同一の商品収納室の販売
ゾーン内の商品を加温または冷却する自動販売機におい
て、商品加温時に、切り換え手段および貯蔵ゾーン冷却
手段により、貯蔵ゾーン内を積極的に冷却することがで
きる。これにより、請求項4にかかる発明は、販売ゾー
ン内の商品が加温中においてでも、貯蔵ゾーン内の温度
を商品の貯蔵に適した温度に保持することができ、しか
も、販売ゾーン冷却手段側の冷凍機器と貯蔵ゾーン冷却
手段側の冷凍機器とを兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動販売機の実施の形態1を示し、
自動販売機本体の断熱材箱から前面扉と前板を開いた状
態を示す説明図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】同じく、自動販売機本体の断熱材箱を構成する
天板、背板、右側板、仕切板を示す分解斜視図である。
【図4】この発明の自動販売機の実施の形態2を示し、
全面扉と前板とを開いた自動販売機本体の断熱材箱を示
す一部正面図である。
【図5】同じく、シュートと充填断熱材を示す斜視図で
ある。
【図6】この発明の自動販売機の実施の形態3を示し、
自動販売機本体の断熱材箱から前面扉と前板を開いた状
態を示す説明図である。
【図7】図6におけるVII−VII線断面図である。
【図8】同じく、全面扉と前板とを開いた自動販売機本
体の断熱材箱を示す一部正面鳥瞰図である。
【図9】同じく、冷凍冷却系の配管を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 断熱材箱 2 天板 3 背板 4 左側板 5 右側板 6 底板 7 前板 8 前面扉 9 取り出し口 10 仕切板 11 商品収納室 12 商品 13 断熱フラッパ 14 貯蔵ゾーン 15 販売ゾーン 16 シュート 17 ヒータ(加温手段) 18 ファン 19 供給孔 20〜23 断熱材の薄い箇所(断熱材の無い箇所) 24 脚部 25 充填断熱材(クッション) 26 第1蒸発器(販売ゾーン冷却手段) 27 機械室 28 アキュームレータ(冷凍機器) 29 圧縮機(冷凍機器) 30 凝縮器(冷凍機器) 31 第1冷媒配管 32 第2蒸発器(貯蔵ゾーン冷却手段) 33 第2冷媒配管 34 電磁弁(切り換え手段) 35 キャピラリチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA02 CC08 DB16 EA02 EA12 FB05 FB08 FB11 FB12 FB13 3L045 AA01 BA01 CA02 DA02 MA02 PA04 PA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材箱内には、商品収納室が設けられ
    ており、前記商品収納室内は、貯蔵ゾーンと販売ゾーン
    とに区画されており、前記販売ゾーン内の商品を加温す
    る加温手段を備える自動販売機において、 前記貯蔵ゾーンを区画する前記断熱材箱の断熱材が、薄
    く、もしくは、除去されていることを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】 断熱材箱内には、仕切板により商品収納
    室が設けられており、前記商品収納室内は、貯蔵ゾーン
    と販売ゾーンとに区画されており、前記販売ゾーン内に
    は、商品を取り出し口に転送するシュートが配置されて
    おり、前記シュートを挟んで前記販売ゾーンと反対側の
    空間内には、前記販売ゾーン内の商品を加温する加温手
    段が配置されており、前記シュートには、前記加温手段
    により加温された空気を前記販売ゾーン内に供給する供
    給孔が設けられている自動販売機において、 前記シュートと前記断熱材箱の側板もしくは前記仕切板
    との間の隙間には、充填断熱材が充填埋設されているこ
    とを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 貯蔵ゾーンと販売ゾーンとに区画されて
    いる商品収納室と、前記販売ゾーン内の商品を加温する
    販売ゾーン加温手段と、前記記貯蔵ゾーン内を冷却する
    貯蔵ゾーン冷却手段とを備えていることを特徴とする自
    動販売機。
  4. 【請求項4】 前記販売ゾーン内の商品を冷却する販売
    ゾーン冷却手段と、前記販売ゾーン加温手段を作動させ
    た際に、前記販売ゾーン冷却手段の作動から前記貯蔵ゾ
    ーン冷却手段の作動に切り換える切り換え手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
JP2001099910A 2001-03-30 2001-03-30 自動販売機 Pending JP2002298209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099910A JP2002298209A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099910A JP2002298209A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002298209A true JP2002298209A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18953403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001099910A Pending JP2002298209A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002298209A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002298209A (ja) 自動販売機
JP3146799B2 (ja) 自動販売機
JP5315960B2 (ja) 自動販売機
JP4025028B2 (ja) 自動販売機
JP5919749B2 (ja) 自動販売機
JP3839521B2 (ja) 自動販売機
KR20140058085A (ko) 냉,온장 겸용 오픈쇼케이스
JP2008065513A (ja) 自動販売機
JP3718918B2 (ja) 自動販売機
JPH1019458A (ja) 冷温蔵庫
JP2002008117A (ja) 自動販売機
JP2003288636A (ja) 冷却加熱収納庫とその収納庫を用いた自動販売機
JP4007287B2 (ja) 自動販売機
JP3102154B2 (ja) 蓄冷・蓄熱機能付自動販売機
JP2013125314A (ja) 自動販売機
JP2002298208A (ja) 自動販売機
JPH0454589A (ja) 冷凍商品自動販売機
JP2543075Y2 (ja) 自動販売機の庫内温度調節装置
JP2910282B2 (ja) 蓄冷・蓄熱機能付自動販売機
JP2018206156A (ja) 自動販売機
JP5062104B2 (ja) 自動販売機
JPH09319947A (ja) 自動販売機
JP2003346235A (ja) 自動販売機
JP2001093038A (ja) 温冷蔵庫および自動販売機
JPH10255134A (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091104