JP2002298124A - パターン欠陥検査装置 - Google Patents
パターン欠陥検査装置Info
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Abstract
チングプロセスによって生じるパターンの微妙な変化に
対応したパターンデータの合わせを行い、疑似欠陥の発
生を招くことなく精度良い検査を行う。 【解決手段】 設計データを多値階調のパターンデータ
に展開し、展開した多値階調パターンデータに対しリサ
イズ処理を施し、フォトマスク上のパターンをセンサで
検出した観測値とリサイズされた多値階調パターンデー
タとを比較するパターン欠陥検査装置において、リサイ
ズ処理のために、パターンデータ内特定領域のデータの
向きを測定し、ある特定の向きにパターンデータを回転
する図形回転回路11と、回転された特定領域内のパタ
ーンデータから図形の形状を分類する図形形状分類回路
12と、図形分類番号とリサイズ量を基にパターンデー
タのリサイズ処理を行うパターンデータ膨張回路13を
設けた。
Description
を検査する装置に係わり、特に半導体製造に使用される
フォトマスク等の試料に形成されたパターンの欠陥を検
査するパターン欠陥検査装置に関する。
る歩留まりの低下の大きな原因の一つとして、デバイス
をフォトリソグラフィ技術で製造する際に使用されるフ
ォトマスクに生じているパターンの欠陥があげられる。
このような欠陥を検査するために種々のパターン欠陥検
査装置が開発され、既に実用化されている。
となるフォトマスクのパターンは、クロム等の金属膜を
ガラス基板上に蒸着した後、露光,エッチングプロセス
により金属膜をパターニングすることにより形成され
る。ここで、ウェットエッチングでパターニングした
か、ドライエッチングでパターニングしたか、或いはど
のような条件でエッチングしたかにより、パターンのア
ンダーカット量,異方度,パターン変換差等は異なる。
側壁とは限られず、その光学的な測定像は完全な白黒の
色分けパターンにはならず、その境界部はぼかしパター
ンとなり、エッジの位置が不明確となることもある。こ
の場合、パターンの大きさ,線幅或いはパターンエッジ
の位置等が検査の基準である設計データのパターンデー
タに比べ多少変化するため、パターン欠陥検査装置にお
いて欠陥と指摘してしまう。
ーン欠陥検査装置では、パターンの設計データをパター
ンデータに展開しリサイズ処理を施し、フォトマスクの
パターンにパターンデータを合わせている。このリサイ
ズ処理方法では、パターンを描画する際に用いられたパ
ターンの設計データを多値階調のパターンデータに展開
した後、多値階調のパターンデータの特定領域内の最大
値を検出する回路と、パターンの傾きを検出する斜辺検
出回路の出力結果から、垂直,水平の多値階調パターン
データと斜めの多値階調パターンデータとを分類し個別
に修正を行う。
ターンデータの大きさ或いは線幅等を、フォトマスク上
のパターンに合わせている。そして、フォトマスク上に
形成されたパターンに応じた透過光をセンサで検出した
観測値と上記修正されたパターンデータとを適切な欠陥
検出手段によって比較して、欠陥の検出が行われてい
た。
装置においては、次のような問題があった。即ち、上記
従来技術では、設計データから得られる多値階調パター
ンデータとフォトマスク上のパターンの合わせを行う際
に、垂直,水平及び斜めの多値階調パターンデータに分
類して処理をしているものの、最近益々複雑になるOP
C(Optical Proximity Correction:光近接効果補正)
パターンなどのパターンデータの細かい変化部分(コー
ナー部)では適切なリサイズ処理を行うことができな
い。このため、パターンデータの細かい変化部分が擬似
欠陥として検出される恐れがある。
スクにパターンを描画する際に用いられた設計データを
パターン展開回路で展開した多値階調パターンデータ
と、フォトマスクに描かれたパターンを光学的に走査し
て得られた測定データと、を比較する従来のパターン欠
陥検査装置では、リサイズ処理において、フォトマスク
上に形成されるパターンのエッチングプロセスによって
生じるパターンの微妙な変化や複雑なパターン形状に対
応したパターンデータの合わせを行うことができないと
いう問題があった。
ので、その目的とするところは、現実のフォトマスク上
に形成されるパターンのエッチングプロセスによって生
じるパターンエッジの位置に微妙な変化がある場合の測
定データに対してもパターンデータの合わせを行うこと
ができ、疑似欠陥の発生を招くことなく精度良い検査を
行い得るパターン欠陥検査装置を提供することにある。
部分や微小な段差が含まれるような複雑な図形でも、よ
り正確なリサイズ処理を行うことを目的とする。
するために本発明は次のような構成を採用している。
に光を照射し、前記パターンの光学像を受光して光電変
換する手段と、該手段により得られた信号を基に前記パ
ターンに対応した測定パターンデータを発生する手段
と、前記試料にパターンを形成するときに用いられた設
計データから多値階調パターンデータを発生するパター
ンデータ発生手段と、該手段により得られた多値階調パ
ターンデータに対し膨張/収縮を行うリサイズ手段と、
該手段により膨張/収縮が行われた多値階調パターンデ
ータと前記測定パターンデータとを比較して前記試料に
形成されたパターンの欠陥有無を判定する判定手段とを
備えたパターン欠陥検査装置であって、前記リサイズ手
段は、前記パターンデータ発生手段により得られた多値
階調パターンデータの特定領域内で該パターンデータの
方向を検出して該パターンデータの方向を合わせる多値
階調パターンデータ回転手段と、方向が合わされた多値
階調パターンデータの形状を認識し分類する多値階調パ
ターンデータ形状分類手段とを有し、前記分類された形
状に応じて前記膨張/収縮を行うことを特徴とする。
ンデータに対する1回の膨張/収縮を多値階調以下と
し、多値階調以上の膨張/収縮は多値階調以下の膨張/
収縮を繰り返し行うことが望ましい。また、パターンデ
ータに対する膨張と収縮を簡易に行うために、リサイズ
手段の前段に第1のパターンデータ反転手段を設け、リ
サイズ手段の後段に第2のパターンデータ反転手段を設
けることが望ましい。
ンデータの特定領域内でその方向を検出して方向を合わ
せる多値階調パターンデータ回転手段と、多値階調パタ
ーンデータの形状を認識して分類する多値階調パターン
データ形状分類手段を設け、分類された形状に応じて前
記膨張/収縮を行うことにより、多値階調パターンデー
タの垂直,水平の多値パターンデータや斜めの多値パタ
ーンデータのみでなく、その他図形のコーナー部などの
様々な図形形状に対して、最適なリサイズ処理が可能と
なり、より実用性の高いパターン欠陥検査を行うことが
できる。これにより、OPC等の今後益々複雑になるマ
スクパターンに対しても正確なリサイズ処理を行うこと
ができ、擬似欠陥を抑えて正確なパターン検査が実現で
きる。
形態によって説明する。
ーン欠陥検査装置を示す概略構成図である。
を載置するXYテーブル(図示せず)と、フォトマスク
1に対して検査用の光を照射する光源2と、フォトマス
ク1を透過した光を検知するフォトダイオードアレイ等
のセンサ3とを主とする光学的測定系を具備している。
この光学的測定系には、さらにフォトマスク1に光を集
光するための集光レンズ41がXYテーブルの上部に、
センサ3に光を集光するための対物レンズ42がXYテ
ーブルの下部に配置されている。センサ3はセンサ回路
5に接続され、センサ回路5は欠陥判定回路6に接続さ
れている。一方、本実施形態のパターン検査装置は計算
機9を具備し、計算機9には多値階調パターン展開回路
8が接続され、この多値階調パターン展開回路8はリサ
イズ回路7に接続されている。リサイズ回路7は後述す
る図2に示すような構成になっており、このリサイズ回
路7は欠陥判定回路6に接続されている。そして、この
欠陥判定回路6によって、リサイズ回路7を介して得ら
れた多値階調パターンデータとセンサ回路5で得られた
測定データとを比較することにより、パターン欠陥の有
無が判定されるものとなっている。なお、計算機9には
パターンの設計データを格納した磁気ディスク装置が接
続されているが、簡単化のため図示を省略している。
されたフォトマスク1に対し光源2により光を照射する
と、フォトマスク1を透過した光は対物レンズ42を介
してセンサ3にパターンの光学像として結像され、セン
サ回路5では当該パターンの像が測定される。こうして
測定された測定データ(センサデータ)は、センサ回路
5の中でA/D変換され、欠陥判定回路6に送られる。
で発生するぼやけに起因して、フィルタが作用したデー
タとなっている。即ち、マスクパターンのエッジがシャ
ープであってもセンサデータは完全な矩形波に対応した
データではなく、丸まりを有したデータとなっている。
観測光学系で発生するぼやけは、レンズの解像度,開口
特性やセンサにおける隣接画素の干渉(アパーチャ効
果)等に起因している。
より多値階調パターン展開回路8に送られ、この回路8
で多値階調パターンデータに展開された後、リサイズ回
路7に送られる。そして、フォトマスクのエッチングプ
ロセスによって生じるパターンエッジの位置の微妙な変
化に対応した多値階調パターンデータの合わせを行い、
欠陥判定回路6に送られる。
された設計データをセンサの丸まりに対応すべく、ぼや
け補正を行う。即ち、点広がり分布関数を用いて、リサ
イズ処理されたデータに対し重み付け加算,多値化処理
を行い、観測光学系で発生するぼやけによるセンサデー
タの丸まりの近似を行う。こうして、センサ回路5より
送られるフォトマスク1の観測データ(パターン像)と
リサイズ回路7より送られる設計データのぼやけ補正後
のパターンデータとを欠陥判定回路6の後段で比較し、
フォトマスク1上の欠陥を判定する。
1のパターンデータ反転回路10、第2のパターンデー
タ反転回路14、図形回転回路11、図形形状分類回路
12、パターン膨張回路13から構成されている。前記
多値階調パターン展開回路8により展開された多値階調
パターンデータは、第1のパターンデータ反転回路10
を介して、又は直接的に図形回転回路11に供給され
る。図形回転回路11により回転処理されたデータは、
図形形状分類回路12及びパターン膨張回路13に供給
される。そして、図形形状分類回路12で分類された図
形形状に応じてパターン膨張回路13によりデータの膨
張処理が行われる。パターン膨張回路13により処理さ
れたデータは、第2のパターンデータ反転回路14を介
して、又は直接的に前記欠陥判定回路6に供給される。
は膨張処理の違いにより、第1のパターンデータ反転処
理回路10では“A”或いは“B”が選択される。同様
に、パターンデータの収縮或いは膨張処理に応じて、第
2のパターンデータ反転回路14では“C”或いは
“D”が選択される。パターンデータの膨張処理が選択
された場合、第1のパターンデータ反転回路10では
“B”が選択され、第2のパターンデータ反転回路14
では“D”が選択される。この場合、データ反転回路1
0,14は共にパスされることになる。
合、第1のパターンデータ反転回路10では“A”が選
択され、第2のパターンデータ反転回路14では“C”
が選択される。この場合、パターン展開回路8により展
開される多値階調パターンデータの最大値が例えば“2
56”の場合、“0”を“256”、“1”を“25
5”、〜、“256”を“0”にそれぞれ反転処理が行
われる。
パターン展開回路8により展開された多値階調パターン
データ20を、例えば5×5ウインドの特定領域(走査
ウインド)21で順次走査し、走査ウインド21の中央
部である例えば3×3ウインド(走査ウインド)22内
のデータに基づいて図形の向きを判定する。
図3における走査ウインド22内の画素を、左上から右
下に順にそれぞれ、a,b,c,d,zz,e,f,
g,hと定義する。そして、図4(a)に示すように、
画素a,b,cの値が“0”でない画素の総数uu、画
素f,g,hの値が“0”でない画素の総数dd、画素
a,d,fの値が“0”でない画素の総数ll、画素
c,e,hの値が“0”でない画素の総数rrをカウン
トする。さらに、uuとddで大きい方の値をmaxu
d、llとrrで大きい方の値をmaxlrとする。こ
れらuu,dd,ll,rr,maxud,maxlr
の関係から、図4(b)に示す関係に従い走査ウインド
21内の図形の向きを判定する。
に走査ウインド21内のパターンデータを回転させ、回
転した結果のパターンデータを出力する。図5に、走査
ウインド21のパターンデータを特定の向きに回転した
イメージを示す。ここでは、図5(a)〜(d)に示し
たように、下側、左側、上側、右側にパターンの重みを
有するものを、図5(e)に示すように、下側にパター
ンの重みを有するものに回転する。
が一つも存在しない場合は、図4(c)に示すように、
走査ウインド22内の画素a,b,cの値が“256”
未満の画素の総数dd、画素f,g,hの値が“25
6”未満の画素の総数uu、画素a,d,fの値が“2
56”未満の画素の総数rr、画素c,e,hの値が
“256”未満の画素の総数llをカウントし、uuと
ddで大きい方の値をmaxud、llとrrで大きい
方の値をmaxlrとする。これらuu,dd,ll,
rr,maxud,maxlrの関係から、図4(b)
に示す関係のように走査ウインド21内の図形の向きを
判定する。
に走査ウインド21内のパターンデータを回転させ、回
転した結果のパターンデータを出力する。このとき、走
査ウインド22内に“0”の画素が存在する場合と、存
在しない場合とで、uuとdd、llとrrの位置関係
が逆になっていることが特徴で、これは画素値“0”で
ない画素数を数える場合と、画素値“256”未満の画
素数を数える場合とでは、論理が逆になっているためで
ある。こうすることによって、全く同じ判断で走査ウイ
ンド21内の図形の方向を検出することができる。
1内のパターンデータを2値化し、2値化されたパター
ンデータの分布から図形の形状を分類するものである。
図6(a)〜(s)に分類する図形の一例を示す。
の全ての画素の2値化データの分布から直接形状を分類
しても良いが、図6(a)のような垂直,水平エッジ
や、図6(b)のような斜めエッジ図形などは、走査ウ
インド22内の2値化されたパターンデータの分布から
判断が可能であるため、実際には図7に示すように、中
央部35,TOP36,BOTTOM37,LEFT3
8,RIGHT39の領域に分け、基本的には中央部3
5で形状を分類し、中央部35だけでは判断のつかない
場合に、TOP36,BOTTOM37,LEFT3
8,RIGHT39のどれかの領域又は複数の領域を使
用して形状を分類している。
番号Eを定めている。実際にはそれぞれの図形に全て異
なる図形分類番号Eが設けられており、後述するパター
ン膨張回路13で、この図形分類番号Eをもとにパター
ンデータの形状を認識できるようになっている。
1により走査ウインド21内の多値階調パターンデータ
がある特定の向きになるように回転した結果の多値階調
パターンデータと、図形形状分類回路12より送られる
図形分類番号Eと計算機9より指示されるリサイズ量R
をもとにパターンデータの膨張処理を行う。リサイズ量
Rはマスクの製造プロセスによって決まるので、予め特
定の製造プロセスに対応したリサイズ量Rを決定してお
き、検査対象に応じて対応するリサイズ量を選択すれば
よい。
一例を、図8を用いて説明する。これは、45度コーナ
ー部のリサイズ処理を行う例である。パターンデータを
走査ウインド21で走査し、抜き出された5×5の画素
データは図形回転回路11により、一定の向きにパター
ンデータが回転され、回転されたデータから図形形状分
類回路12で図形を分類し、図形に応じた図形分類番号
Eをパターン膨張回路13に出力する。パターン膨張回
路13は、この図形分類番号Eと計算機9より指定され
るリサイズ量Rを使って中心画素zzの値を計算する。
「中心画素」とは走査ウインドの中央に位置する画素の
意である(図3参照)。
8(a)のような分布になっていることを認識する。次
に、図8(b)に示すように画素dの画素値から、画素
d内に位置する図形の高さHを求め、次に画素gの値か
ら、画素g内に位置する斜めのエッジの通過点Wが求め
られる。従って、この高さHと斜めエッジの通過点Wと
から中心画素ZZの図形の形状及び画素値が把握でき、
これに与えられたリサイズ量Rだけ膨らませた図形を想
定し、この中心画素zzのリサイズ後の値を計算する。
1画素以下の収縮、膨張処理するリサイズ処理について
説明したが、1画素以上の収縮、膨張処理するリサイズ
処理を行う場合は、同じ処理を繰り返すことで可能であ
る。これは次のような理由による。即ち、図9(a)に
示すように、1回に行うリサイズ処理のリサイズ量を1
画素(“256”)にした場合、三角形の頂点などで走
査ウインド21が位置する中心画素値zzを求めるため
の、走査ウインド21内に位置する元パターンデータの
情報が得られないため、リサイズ処理を行うことができ
ない。これに対し図9(b)に示すように、1回に行う
リサイズ処理のリサイズ量を1画素以下にした場合、走
査ウインド21内に位置する元パターンデータの情報か
ら、忠実にリサイズ処理を行うことができる。
量rとの関係は次のようにして求められる。即ち、1画
素の階調を「N」とすると、画素の一辺の長さは「√
N」となる。走査ウインドの中心画素を含む走査ウイン
ド端までの画素数を「M」とする。一番厳しいのが45
度図形のコーナー部である。図形を判断するためには、
走査ウインド端から2画素内側まで基図形がかかってい
る必要がある。リサイズは中心画素に対して値を算出す
る。
ギリ2画素内側にかかっている状態でリサイズした結果
が、中心画素にギリギリかかるケース「(M−2)×√
N」の距離が誤差を出さないための最大の距離というこ
とになる。
処理した場合、コーナー部の頂点位置は、 R+R√2=R(1+√2) … (1) だけ移動する。この関係を利用して、最大リサイズ距離
「r’」と「M」との関係は、 (M−2)×√N≧r’×(1+√2) ∴r’≦(M−2)×√N/(1+√2)… (2) となる。従って、最大リサイズ量r(画素)は、 r=r’/√N … (3) となる。
れるものではない。実施形態では、リサイズ手段の前段
及び後段にパターンデータ反転手段を設けたが、リサイ
ズ手段そのもので膨張/収縮の両方を行うことができる
ものであれば、パターンデータ反転手段は不要である。
また、図2に示した図形回転回路や図形形状分類回路の
機能は実施形態で説明したものに限定されるものではな
く、仕様に応じて適宜変更可能である。図形回転回路と
しては、多値階調パターンデータの特定領域内で該パタ
ーンデータの方向を検出して該パターンデータの方向を
合わせるものであればよい。図形形状分類回路として
は、方向が合わされた多値階調パターンデータの形状を
認識し分類するものであればよい。
で、種々変形して実施することができる。
ターンデータ発生手段により得たパターンデータをリサ
イズするリサイズ手段において、パターンデータの特定
領域内で該パターンデータの方向を検出すると共にその
方向を合わせ、パターンデータの形状を認識して分類
し、分類された形状に応じて膨張/収縮を行うことによ
り、エッチングプロセスによって生じるフォトマスク上
の微妙なパターンの変化に対応したパターンデータの合
わせが可能となり、様々な検査の要求に合わせた、より
実用性の高いパターン欠陥検査装置を実現することがで
きる。
を示す概略構成図。
構成例を示すブロック図。
の図。
るための図。
めの図。
る図形の一部を示した図。
明するための図。
明するための図。
さとの関係を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】パターンが形成された試料に光を照射し、
前記パターンの光学像を受光して光電変換する手段と、
該手段により得られた信号を基に前記パターンに対応し
た測定パターンデータを発生する手段と、前記試料にパ
ターンを形成するときに用いられた設計データから多値
階調パターンデータを発生するパターンデータ発生手段
と、該手段により得られた多値階調パターンデータに対
し膨張/収縮を行うリサイズ手段と、該手段により膨張
/収縮が行われた多値階調パターンデータと前記測定パ
ターンデータとを比較して前記試料に形成されたパター
ンの欠陥有無を判定する判定手段とを備えたパターン欠
陥検査装置であって、 前記リサイズ手段は、前記パターンデータ発生手段によ
り得られた多値階調パターンデータの特定領域内で該パ
ターンデータの方向を検出して該パターンデータの方向
を合わせる多値階調パターンデータ回転手段と、方向が
合わされた多値階調パターンデータの形状を認識し分類
する多値階調パターンデータ形状分類手段とを有し、前
記分類された形状に応じて前記膨張/収縮を行うことを
特徴とするパターン欠陥検査装置。 - 【請求項2】前記リサイズ手段は、前記多値階調パター
ンデータに対する1回の膨張/収縮を多値階調以下と
し、多値階調以上の膨張/収縮は多値階調以下の膨張/
収縮を繰り返し行うことにより達成することを特徴とす
る請求項1記載のパターン欠陥検査装置。 - 【請求項3】前記リサイズ手段の前段に、前記多値階調
パターンデータに対して膨張を行うか収縮を行うかによ
り選択される第1のパターンデータ反転手段を設け、前
記リサイズ手段の後段に、第1のパターンデータ反転手
段と同期して選択される第2のパターンデータ反転手段
を設けたことを特徴とする請求項1記載のパターン欠陥
検査装置。
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JP2001095305A JP4044297B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | パターン欠陥検査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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