JP2002298114A - Icモジュールとその製造方法 - Google Patents

Icモジュールとその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で信頼性が高く、製造工程が簡素
化できるICモジュールとその製造方法を提供する。 【解決手段】 ICモジュール10は、絶縁性のある基
板(ベース層)11と、基板11の下面に配置され、接
続端子部13aを有する接触及び/又は非接触用のIC
チップ13と、基板11の上面に配置され、接続端子部
12aを有する外部接触端子12b及び非接触通信用ア
ンテナ12cと、基板11に埋め込まれ、接続端子部1
2aと導通する導電性のある埋め込み導通部材14と、
埋め込み導通部材14の他端に突出して設けられ、IC
チップ13の接続端子部13aと導通するバンプ部12
eとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード,SI
M,ICタグなどに使用される接触・非接触兼用型など
のICモジュールとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接触・非接触兼用型ICカードは、カー
ドの外部端子と外部処理装置の端子とを接触させて、デ
ータの送受信を行う接触方式の機能と、電磁波でデータ
の送受信を行うアンテナコイルとデータ処理のためのI
C回路を内蔵し、外部処理装置との間の読み書きをいわ
ゆる無線方式で行うと共に、IC回路の駆動電力が電磁
誘導で供給され、バッテリを内蔵しない非接触方式の機
能とを、1枚のカードに持たせたものである。
【0003】また、ICモジュールの構造の簡素化に関
して、特開平11−184997号は、非接触用のIC
チップと、ICチップに形成されたアンテナコイルと、
ICチップの端子とアンテナコイルの端子とを接続する
接続部と、ICチップ,アンテナコイル及び接続部を封
止する封止樹脂とを備えた非接触ICモジュールを開示
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のICモジュールは、部品点数を減らし、製造工程を簡
素化することに成功しているが、本格的な実用化に向け
て、さらなる、簡素化が求められている。例えば、上記
ICモジュールでは、接続部としてワイヤボンディング
を用いており、そのために、封止樹脂で封止する構造及
び工程が必要であり、信頼性や簡素化が不十分であっ
た。
【0005】本発明の課題は、構造が簡単で信頼性が高
く、製造工程が簡素化できるICモジュールとその製造
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、絶縁性のあるベース層と、前記
ベース層の第1の面に配置され、第1の接続端子部を有
する接触及び/又は非接触用のICチップと、前記ベー
ス層の第2の面に配置され、第2の接続端子部を有する
外部接触端子からなる通信手段と、を備えるICモジュ
ールであって、前記ベース層に埋め込まれ、その一端が
前記第2の接続端子部と導通する導電性のある埋め込み
導通部材と、前記埋め込み導通部材の他端に突出して設
けられ、前記第1の接続端子部と導通するバンプ部と、
を備えたことを特徴とするICモジュール。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のIC
モジュールにおいて、前記通信手段は、前記ベース層の
前記第1の面及び/又は第2の面に配置され、前記バン
プ部と接続される非接触通信用アンテナを含むことを特
徴とするICモジュールである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のICモジュールを製造するICモジュールの製
造方法であって、第1の導電層に前記埋め込み導通部材
を形成する埋め込み導通部材形成工程と、第2の導電層
にベース層を形成するベース層形成工程と、前記ベース
層を加熱・加圧することにより、前記埋め込み導通部材
を前記ベース層に埋め込んで、前記第1の導電層と前記
第2の導電層とを導通させる導通工程と、前記第1又は
第2の導電層の双方又は一方の面を加工して、前記通信
手段を作製する通信手段作製工程と、前記第1又は第2
の導電層の一方の面を加工して、前記バンプ部を作製す
るバンプ部作製工程と、前記バンプ部に前記ICチップ
を搭載するICチップ搭載工程と、を備えるICモジュ
ールの製造方法である。請求項4の発明は、請求項3に
記載のICモジュールの製造方法において、前記通信手
段作製工程と前記バンプ部作製工程とは、同時に行なわ
れることを特徴とするICモジュールの製造方法であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。 (第1実施形態)図1,図2は、本発明によるICモジ
ュールとその製造方法の第1実施形態を示す図である。
第1実施形態によるICモジュール10は、図2
(g),(h)に示すように、絶縁性のある基板(ベー
ス層)11と、基板11の下面に配置され、接続端子部
13aを有する接触及び/又は非接触用のICチップ1
3と、基板11の上面に配置され、接続端子部12aを
有する外部接触端子12b及び非接触通信用アンテナ1
2cと、基板11に埋め込まれ、接続端子部12aと導
通する導電性のある埋め込み導通部材14と、埋め込み
導通部材14の他端に突出して設けられ、ICチップ1
3の接続端子部13aと導通するバンプ部12e等と、
を備えている。
【0010】また、第1実施形態によるICモジュール
の製造方法は、埋め込み導通部材形成工程#101と、
ベース層形成工程#102と、導通工程#103と、通
信手段作製工程#104と、バンプ部作製工程#105
と、ICチップ搭載工程#106とを備えている。な
お、各図において、1つのICモジュールのみを図示し
ているが、実際に製造する場合には、多面つけされて、
複数個同時に製造される。
【0011】まず、図1(a)に示すように、厚さ18
又は36μm程度の銅層などによる第1の導電層12−
1を用意し、図1(b)に示すように、第1の導電層1
2−1の下面に、埋め込み導通部材14を、印刷又はメ
ッキ等によって、基板11の厚さ以上に厚さ(ここで
は、50μm以上)に形成する(埋め込み導通部材形成
工程#101)。ここで、埋め込み導通部材14は、銀
ペースト等のような導電体で印刷され、例えば、図5
(a)に示すように、先端が半球状となった円柱形状で
ある。また、埋め込み導通部材14Bは、図5(b)に
示すように、先端が断面放物線などのような鋭い角度を
もつ突起状の部材としたものである。
【0012】次に、図1(c)に示すように、厚さ18
又は36μm程度の銅層などによる第2の導電層12−
2の上面に、厚さ50μmのエポキシ樹脂などのプリプ
レグからなる基板(ベース層)11を形成する(ベース
層形成工程#101)。
【0013】上記プレプレグは、ガラス繊維などの強化
材に、熱硬化性樹脂を含浸させた強化プラスチックの成
形材料である。プリプレグは、繊維があるので、埋め込
み導通部材14が押し退けて孔を開けやすい。また、プ
リプレグは、温度を上昇させていくと、一度柔らかくな
り、また、熱硬化する性質がある。従って、温度を上昇
させている途中で、突き抜けやすく、そのあとに熱硬化
して確実に導通固定することができる。なお、埋め込み
導通部材14は、ポリイミド樹脂やエポキシ樹脂等のコ
ーティングによって形成する場合には、乾燥工程の制御
をすることによって、上記プレプレグの性質と同様に、
埋め込み導通部材14が突き抜けたあとに、硬化させる
ようにすればよい。
【0014】そして、図1(c)に示すように、基板1
1とICチップ13とを位置合せして、図1(d)に示
すように、基板11を加熱・加圧することにより、埋め
込み導通部材14を基板11に埋め込んで、第1の導電
層12−1と第2の導電層12−2とを導通させる(導
通工程#103)。この結果、基板11を挟み、埋め込
み導通部材14で第1の導電層12−1と第2の導電層
12−2との導通がとられた両面基板が作製された。
【0015】このように、基板11に熱と圧力をかける
ことによって、基板11の樹脂層を通して、突起状の埋
め込み導通部材14が、基板11の中にめり込んでい
く。そして、第1の導電層12−1と第2の導電層12
−2とを貼り合わせると、基板11のプリプレグ層をよ
けて、埋め込み導通部材14が、各導電層12−1,1
2−2に接触する。埋め込み導通部材14と各導電層1
2−1,12−2とは、共に、金属であるが、熱をかけ
ならが直接つけると、接触部分の周りを基板11の樹脂
層が固めるので、うまく導通がとれる。
【0016】なお、埋め込み導通部材14は、導通の信
頼性を確保するために、本実施形態の場合には、50〜
100μm程度の径にすることが望ましい。また、加熱
するのは、本実施形態では、上下に加熱加圧板を配置し
て、それぞれの温度と圧力をコントロールしている。
【0017】さらに、図2(f)に示すように、第1の
導電層12−1を加工して、外部接触端子12b,非接
触通信用アンテナ12cを作製する(通信手段作製工程
#104)。一方、埋め込み導通部材14の部分に、第
2の導電層12−2を加工して、バンプ部12eを作製
する(バンプ部作製工程#104)。つまり、第1及び
第2の導電層12−1,12−2の上面に外部接触端子
12bの導電パターンと非接触通信用アンテナ12cの
導電パターンを、下面にバンプ部12eの導電パターン
を、それぞれ図示は省略するが以下のようにして、エッ
チングにより形成する。
【0018】まず、導電層12−1,12−2に、感光
性ドライフィルムレジストをラミネート、露光、現像し
て、エッチングパターンを作製する。そして、このエッ
チングパターンをマスクとして、エッチングを行う。つ
いで、感光性ドライフィルムレジストを剥離して、外部
接触端子12b,非接触通信用アンテナ12c及びバン
プ部12eの導電パターンを形成する。
【0019】最後に、バンプ部12eにICチップ13
を、封止材15によって接着することにより搭載する
(ICチップ搭載工程#106)。封止材15は、エポ
キシ樹脂などの塗布型のアンダーフィル材を用いること
ができる。
【0020】このように、第1実施形態のICモジュー
ルは、埋め込み導通部材14が基板11に物理的に埋め
込まれているので、強固な構造で確実に導通をとること
ができる。さらに、埋め込み導通部材14は、メッキで
作るわけではないので、不用意な孔などによって、ショ
ートしてしまうことがない。
【0021】また、埋め込み導通部材14は、図5に示
すように、先端を尖られてあり、導電層12に到達した
ときに、潰れるようにしてある。埋め込み導通部材14
は、潰れて、めり込んだような形となることによって、
確実に導通がとれる。この結果として、導電層12は、
図5(c)に示すように、当たった部分(接触恨)12
dが盛り上がっている。この接触恨12dは、外部から
目視できるので、電気を通さずに、導通の確認をするこ
とができる。
【0022】一方、第1実施形態の製造方法によれば、
埋め込み導通部材14による物理的な接続だけでよいの
で、簡易な工程によって、配線構造を作ることができ
る。また、バンプ部は、導電パターンの形成工程で、同
時に作製できるので、製造工程をより簡素化することが
できる。
【0023】(第2実施形態)図3,図4は、本発明に
よるICモジュールとその製造方法の第2実施形態を示
す図である。なお、以下に示す実施形態では、前述した
第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符
号を付して、重複する図面や説明を適宜省略する。
【0024】第1実施形態のICモジュール10は、図
2(g)等に示すように、非接触通信用アンテナ12c
を基板11の上面に形成されていたが、第2実施形態の
ICモジュール10−2は、図4(g)に示すように、
非接触通信用アンテナ12c−2を基板11の下面に形
成されている。このため、第1実施形態の効果に加え
て、非接触通信用アンテナ12c−2は、外部接触端子
12bと反対側の面に設けられて、基板11で覆われて
いるので、接触で使うために外部処理装置の挿入したと
きに、そのリード/ライトヘッドに触れてしまい、ショ
ートしたり、傷が着いたりすることはなく、耐久性に優
れている。
【0025】ここで、上記各実施形態では、図2
(h),図4(h)に示すように、外部接触端子12b
は、非接触通信用アンテナ12cのアンテナ内側領域B
に対して、左側にずらして配置することにより、その外
部接触端子12bと干渉しないアンテナ有効領域Cが確
保されている。このため、より干渉の少ないアンテナ有
効領域Cが確保できると共に、非接触通信用アンテナア
ンテナ12cの接続端子部をICチップの接続端子部に
接続しやすい。
【0026】非接触ICモジュールにおいて、大きな通
信距離を安定して確保するためには、非接触用アンテナ
(以下、コイルアンテナ)12cの面積が大きければけ
れば大きいほどよい。しかし、コイルアンテナ12cが
大きければ、製造コストは、材料費も含め、面積に比例
して大きくなることから、通信に必要な最低限の大きさ
であればよい。コイル面積と通信特性について、検討し
た結果、ISO14443TypeA及びTypeB方式を前提として、
最低限必要なコイルの大きさは、コイルの形状やピッチ
で異なるものの、面積として、概ね10mm2 以上は最
低必要であり、400mm2 あれば十分であることが判
明した。
【0027】さらに、カード又はモジュールの大きさ、
形状は、規格により大きさが決められている場合に、特
に、小型のモジュールで寸法が機器の制約で約2cm角
以内と限られている場合など、自ずとコイルアンテナ1
2cの大きさをICモジュール10に対して、全面に使
うことが必要とされ、コイルアンテナ12cは、ICモ
ジュール10の外周一杯に形成することが要求される。
この制約から、コイルアンテナ12cのデザインルール
として、外周はなるべく大きく、そのピッチを狭めて配
置した方がよい。ピッチとしては、100μm以下、最
も望ましくは、50μm以下である。また、ピッチが2
0μm以下になると、安定して作製することが難しくな
る。また、フエースダウン型のフリップチップ実装を行
うと、ICモジュール10の厚みを薄くでき、望まし
い。本実施形態では、外部接触端子12bの接続端子部
間をコイル配線が通るように設置する必要があり、この
場合も、ピッチを100μm以下、最も望ましくは、5
0μm以下にすると、デザイン上設計の自由度が確保で
き、コイルアンテナ12cの内側面積を大きくすること
ができる。
【0028】また、コイルアンテナ12cの膜厚として
は、デザインルールが小さくなると抵抗が大きくなるた
め、望ましくは、5μm以上、最も望ましくは、10μ
m以上である。コイルアンテナ12cの膜厚を大きくす
ると、安定して作製することが難しくなるため、30μ
m以下にすることが望ましい。これらのデザインルール
を満足するためには、コイルアンテナ12cの作製方法
は、エッチング法かめっきによるセミアディテイブ法に
よる方法のどちらかであるが、ピッチ50μm以下に作
製する場合は、めっきによるセミアデティブ法に限られ
る。
【0029】また、接触・非接触兼用のICモジュール
10においては、外部接触端子12bと非接触用アンテ
ナ12cを、同一モジュール内に形成する必要がある。
一般に、非接触用アンテナ12cの内部に置かれた、金
属部分は電磁波の遮蔽効果を持ち、通信の障害となる。
よって、ICカードのデザインでは、金属製の外部接触
端子12bの電磁波の遮蔽効果を避けるために、その端
子12bからコイルアンテナ12cの中心をずらして配
置することがが必要である。この場合に、アンテナ有効
面積Cは、モジュール面積Aに対して、0.5A〜0.
9Aが望ましいという新規事実を得た。
【0030】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。 (1) 本実施形態のICモジュールは、携帯電話など
に使用するSIM、通常のICカードや、基材形状が特
定されないICタグなどであってもよい。 (2) 小型のICモジュール単体で必要な通信距離が
確保できなければ、外部にブースターコイルを別途作製
し、ICモジュールと近接させて共振回路を形成し、信
距離を確保することも可能である。このブースターコイ
ルは、ICモジュールを収納するケース、例えば、定期
入れなどに設置して使用してもよい。
【0031】(3) 本発明の方式では、接触用端子と
非接触用アンテナを具備する構成であるが、場合によっ
ては、接触用端子と非接触用アンテナの接続端子部のみ
をICモジュールに設け、アンテナコイルを別途作製し
てもよい。このアンテナコイルは、ICモジュールを収
納するケース、例えば、定期入れなどに設置して、IC
モジュールを挿入することによって機能するようにして
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、埋め込み導通部材がベース層に物理的に埋め込ま
れているので、強固構造となり、確実な導通をとること
ができる。また、埋め込み導通部材による物理的な接続
すると共に、この埋め込み導通部材にバンプ部を作製す
るので、簡易な工程によって、配線構造を作ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICモジュールとその製造方法の
第1実施形態を示す図(その1)である。
【図2】本発明によるICモジュールとその製造方法の
第1実施形態を示す図(その2)である。
【図3】本発明によるICモジュールとその製造方法の
第2実施形態を示す図(その1)である。
【図4】本発明によるICモジュールとその製造方法の
第2実施形態を示す図(その2)である。
【図5】本実施形態に係るICモジュールの埋め込み導
通部材を示す図である。
【符号の説明】
10 ICモジュール 11 基板(ベース層) 12−1,12−2 第1及び第2の導電層 12a 接続端子部 12b 外部接触端子 12c,12c−2 非接触通信用アンテナ 12e バンプ部 13 ICチップ 13a 接続端子部 14 埋め込み導通部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性のあるベース層と、 前記ベース層の第1の面に配置され、第1の接続端子部
    を有する接触及び/又は非接触用のICチップと、 前記ベース層の第2の面に配置され、第2の接続端子部
    を有する外部接触端子からなる通信手段と、を備えるI
    Cモジュールであって、 前記ベース層に埋め込まれ、その一端が前記第2の接続
    端子部と導通する導電性のある埋め込み導通部材と、 前記埋め込み導通部材の他端に突出して設けられ、前記
    第1の接続端子部と導通するバンプ部と、を備えたこと
    を特徴とするICモジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICモジュールにおい
    て、 前記通信手段は、前記ベース層の前記第1の面及び/又
    は第2の面に配置され、前記バンプ部と接続される非接
    触通信用アンテナを含むことを特徴とするICモジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のICモジ
    ュールを製造するICモジュールの製造方法であって、 第1の導電層に前記埋め込み導通部材を形成する埋め込
    み導通部材形成工程と、 第2の導電層にベース層を形成するベース層形成工程
    と、 前記ベース層を加熱・加圧することにより、前記埋め込
    み導通部材を前記ベース層に埋め込んで、前記第1の導
    電層と前記第2の導電層とを導通させる導通工程と、 前記第1又は第2の導電層の双方又は一方の面を加工し
    て、前記通信手段を作製する通信手段作製工程と、 前記第1又は第2の導電層の一方の面を加工して、前記
    バンプ部を作製するバンプ部作製工程と、 前記バンプ部に前記ICチップを搭載するICチップ搭
    載工程と、を備えるICモジュールの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のICモジュールの製造
    方法において、 前記通信手段作製工程と前記バンプ部作製工程とは、同
    時に行なわれることを特徴とするICモジュールの製造
    方法。
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