JP2002297612A - 地図印刷ネットワークシステム - Google Patents

地図印刷ネットワークシステム

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JP2002297612A
JP2002297612A JP2001099381A JP2001099381A JP2002297612A JP 2002297612 A JP2002297612 A JP 2002297612A JP 2001099381 A JP2001099381 A JP 2001099381A JP 2001099381 A JP2001099381 A JP 2001099381A JP 2002297612 A JP2002297612 A JP 2002297612A
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Takao Ishida
貴朗 石田
Mamoru Nomura
護 野村
Emiko Washizu
惠美子 鷲頭
Aya Inoguchi
綾 猪口
Hiroshi Harada
寛史 原田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が携帯型表示入力手段を有する者であ
っても、地図情報の適切な提供が可能である地図印刷ネ
ットワークシステムを実現する。 【解決手段】 本発明の地図印刷ネットワークシステム
は、必要とする地図を特定させるための情報を携帯型表
示入力手段に表示させ、顧客がその表示情報に応じて入
力した情報に従って、印刷すべき地図情報を把握し、携
帯型表示入力手段とは別個独立した印刷手段によって地
図情報を印刷させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図印刷ネットワ
ークシステムに関し、例えば、歩行者向けのナビゲーシ
ョンシステムとして利用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子データ化された地図情報を利
用する機器やシステムが種々提供されている。
【0003】例えば、GPS受信機を搭載したカーナビ
ゲーションシステムでは、目的地を入力すれば、目的地
まで誘導する走行経路を明確化した地図情報がスクロー
ルしながら表示される。
【0004】また例えば、特開2000−266552
号公報のように、カーナビゲーションシステムと無線通
信可能な携帯端末に、カーナビゲーションシステムが記
憶管理している地図情報を表示させるものも提案されて
いる。
【0005】さらに例えば、インターネット網に対する
アクセス機能を有する携帯電話では、地図情報の提供ホ
ームページにアクセスして所望する地図情報を表示させ
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カーナ
ビゲーションシステムは、大型、複雑なため、歩行者向
けのナビゲーションシステムを、カーナビゲーションシ
ステムの構成などを利用して構成することはできず、ま
た、カーナビゲーションシステムそのものを歩行者が携
帯することは実際上考えられない。
【0007】また、携帯電話による地図情報の提供シス
テムは、歩行者向けに好適であるという反面、表示面積
が小さく、地図が見にくいという課題がある。また、地
図情報の単位が小さく、少しの移動毎に地図情報を取り
出さなければならないという課題がある。また、誘導を
行うナビゲーションシステムとしては適用し難いという
課題もある。
【0008】さらに、特開2000−266552号公
報の開示システムは、携帯端末がカーナビゲーションシ
ステムとの通信専用装置であるため、高価になるという
課題がる。また、携帯端末とカーナビゲーションシステ
ムとの交信可能距離によって、携帯端末の携帯者を誘導
し得る範囲が限定されるという課題がある。
【0009】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、歩行者の誘導などにも容易に対応でき、移動
範囲の広狭などに係わらず地図情報の適切な提供が可能
であるなどの各種のメリットを享受できる地図印刷ネッ
トワークシステムを提供しようとしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の地図印刷ネット
ワークシステムは、(1)印刷し得る形式の地図情報を
記憶している印刷用地図情報記憶手段と、(2)印刷す
る上記地図情報を特定させるための表示情報を記憶して
いる地図特定用表示情報記憶手段と、(3)与えられた
地図特定用表示情報を表示すると共に、上記地図情報の
印刷予約を返信する、利用者が所有する携帯形表示入力
手段と、(4)上記地図特定用表示情報記憶手段に記憶
されている表示情報を送信する表示情報送信手段と、
(5)上記携帯形表示入力手段からの印刷予約を受信し
て管理する印刷予約管理手段と、(6)印刷要求の受信
時に、上記印刷予約管理手段に管理されている印刷予約
との対応を確認し、上記印刷用地図情報記憶手段に記憶
されている該当する上記地図情報を送信する地図情報送
信制御手段と、(7)印刷予約に対応した印刷要求を送
信すると共に返信された地図情報を印刷する、上記携帯
形表示入力手段とから独立した存在の印刷手段とを通信
網を介して接続可能に有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明による地図印刷ネットワークシステムの一
実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0012】この実施形態の地図印刷ネットワークシス
テムは、携帯端末に対して、地図情報を取り出すための
情報を送信すると共に、携帯端末からの印刷指示に基づ
いて、地図情報などを所望のプリントデバイスでプリン
トアウトするものである。
【0013】(A−1)実施形態の構成 実施形態の地図印刷ネットワークシステムは、図1に示
すように、携帯端末2、コンテンツサーバ3、プリント
オンデマンドサーバ4、プリントコンテンツデータベー
ス5、プリンタデバイス6及びプリンタコントローラ7
を有し、携帯端末2、コンテンツサーバ3、プリントオ
ンデマンドサーバ4、プリントコンテンツデータベース
5及びプリンタコントローラ7がインターネットなどの
通信網1を介して接続されている。
【0014】なお、図1では、通信網との接続機能を有
する全ての要素2〜5、7が同一の通信網1を介して接
続し得るように示しているが、この実施形態の場合に
は、2要素間の接続に係る通信網は、その2要素間の組
合せによって異なるものであっても良い。
【0015】また、図1においては、各要素2〜7を1
個ずつ示しているが、複数存在しても良く、携帯端末
2、プリンタデバイス6などは、複数存在することを前
提としている。
【0016】携帯端末2は、コンテンツサーバ3との間
でデータの授受を実行できる、ブラウザ機能を有する携
帯型の端末装置であり、携帯電話(Web電話、ブラウ
ザフォン、スマートフォン)や携帯機器(Palm、プ
リンタデバイスA、サブノートパソコン)、又は、同等
の機能を有するパソコンなどにより構成されている。な
お、携帯端末2及びコンテンツサーバ3間の通信網がイ
ンターネットである場合には、インターネットに対する
ブラウザ機能を有することを要する。
【0017】コンテンツサーバ3は、利用者が必要とす
る地図情報を特定するための情報の送受信を行うサーバ
である。コンテンツサーバ3は、例えば、メールサーバ
(SMTPサーバ)やWWWサーバ(HTTPサーバ)
などにより構成されている。
【0018】プリントオンデマンドサーバ4は、地図情
報の印刷などに対する課金、利用者管理、セキュリティ
管理、印刷履歴管理などを統合的に行うサーバであり、
印刷サービスを提供するものである。
【0019】プリントコンテンツデータベース5は、印
刷用コンテンツ(地図情報)を保管するデータベースで
あり、この実施形態の場合には、プリントオンデマンド
サーバ4により管理されるものである。
【0020】プリンタデバイス6は、プリンタもしくは
プリント機能を有する機器(複合機、FAXなど)であ
り、プリンタコントローラ7の制御下で、地図情報を印
刷するものである。
【0021】プリンタコントローラ7は、プリンタデバ
イス6を制御するものであり、通信網1側から与えられ
た地図情報をプリンタデバイス6によって印刷出力させ
るものである。プリンタコントローラ7は、プリンタデ
バイス6内の機能としてプリンタデバイス6内に包含さ
れていても良い。また、1台のプリンタコントローラ7
が、後述するように、複数のプリンタデバイス6を制御
するものであっても良い。
【0022】なお、プリンタデバイス6及びプリンタコ
ントローラ7の組は、駅その他の種々の所に設置されて
いることが好ましい。
【0023】図2は、携帯端末2の詳細構成例を示すブ
ロック図であり、携帯端末2がインターネットなどのア
クセス機能を有する携帯電話である場合の構成を示して
いる。携帯端末2は、ハードウェア的には、図2に示す
ような一般的な構成を有する。
【0024】携帯端末2は、外観的には、本体11と送
受信用のアンテナ部12により形成されており、本体1
1の前面には、図示しないスピーカ孔、表示部14、操
作部15及び図示しないマイク孔などが設けられてい
る。
【0025】スピーカ孔に対向する本体11内には、受
話部(スピーカなど)25が設けられており、マイク孔
に対向する本体11内には、送話部(マイクなど)24
が設けられている。表示部14は、種々の操作案内など
が表示されるものである。操作部15は、携帯電話とし
て用いる際の種々の設定を行ったり、電話番号の入力を
行ったり、携帯情報処理端末として用いる場合の設定を
行ったり、モード設定の変更を指示するものである。
【0026】本体11内には、全体を制御する制御回路
20、携帯電話用の制御プログラム、ID番号(認識番
号、機体番号)などの各種情報を記憶するメモリ21、
変調復調回路(送受信回路)としてのモデム22、送話
部24、受話部25、電源発生回路26、電池部27な
どが設けられている。
【0027】モデム22は、アンテナ部12に接続さ
れ、アンテナ部12にて受信した受信データを復調して
制御回路20や電源発生回路26へ出力したり、制御回
路20からの送信データをアンテナ部12を用いて送信
したりするものである。なお、モデム22は、携帯電話
として用いられる際と、情報処理端末として用いられる
際とで、信号周波数の違いなどがあれば複数設けられて
いても良い(例えばブルートゥース通信対応の場合)。
また、携帯電話として用いられる際と、情報処理端末と
して用いられる際とは、メモリ21に登録されている別
々のアプリケーションにより制御されるようになってい
る。
【0028】送話部24は、マイクなどにより構成さ
れ、携帯電話として用いる際に利用者により発せられた
音声信号を音声データに変換して出力するものである。
【0029】受話部25は、スピーカなどにより構成さ
れ、供給された受信音声データを音声信号に変換してス
ピーカから発音出力するものである。
【0030】電源発生回路26は、モデム22からの受
信データ(電波)に基づいて、動作用電源電圧を生成
し、制御回路20、モデム22、送話部24、受話部2
5、操作部15、表示部14に供給するものである。
【0031】電池部27は、電源発生回路26が作動し
ていない際に、各部に電源電圧を供給するものである。
【0032】コンテンツサーバ3は、図3に示すよう
に、全体を制御する制御部3a、情報出力装置3b、情
報入力装置3c、データベース3d、上記通信網1と接
続される情報通信部3eなどを有する。
【0033】制御部3aは、情報通信部3eから供給さ
れる通信情報を解析したり、利用者が必要とする詳細地
図情報を特定するための情報や概略地図情報などをデー
タベース3dより取り出して情報通信部3eから送信し
たりなどするものである。
【0034】情報出力装置3bは、データベース3dの
格納情報などを出力するものである。システムの規模に
より、コンテンツサーバ3の外部に設けられていても良
い。情報出力装置3bとしては、プリンタ、MO、CD
−R、カセットテープ、DVD−RAM、FD、ハード
ディスク、ビデオテープなどを適用できる。
【0035】情報入力装置3cは、データベース3dへ
の格納情報などを入力するものである。情報入力装置3
cとしては、キーボード、マウス、ペン入力、スキャ
ナ、OCRなどを適用できる。システムの規模により、
コンテンツサーバ3の外部に設けられていても良い。
【0036】データベース3dは、種々の情報を記憶す
るものである。この情報としては、文章、画像、動画
像、音声などである。データベース3dは、利用者が必
要とする詳細地図情報を特定するための情報や概略地図
情報を格納しておくと共に、必要に応じて、携帯端末2
から受け取った情報なども格納しておくものである。な
お、データベース3dには、各プリンタデバイス6の位
置情報なども格納されている。
【0037】情報通信部3eは、携帯端末2などから通
信網1を介して供給される通信情報を受信したり、デー
タベース3dから取り出した通信情報を通信網1を介し
て携帯端末2などに送信するものである。
【0038】プリントオンデマンドサーバ4は、図4に
示すように、全体を制御する制御部4a、管理用メモリ
4b、上記通信網1と接続される情報通信部4c、格納
部4dなどを有する。
【0039】制御部4aは、情報通信部4cから供給さ
れる通信情報を解析したり、必要な情報を格納部4dよ
り取り出して情報通信部4cから送信したり、必要な情
報(詳細地図情報)をプリントコンテンツデータベース
5から読み出して格納部4dに格納したりするものであ
る。制御部4aは、携帯端末2から他の装置を介して受
信した印刷要求に基づいて、今回のプリント用の識別番
号(以下、PIDと呼ぶ)としての新規PIDを生成
し、この生成したPIDと、携帯端末2の携帯番号ある
いはアドレスと、地図情報と、プリンタコントローラ7
の識別番号との対応などを、管理用メモリ4bのPID
管理テーブル4fに登録するものである。
【0040】管理用メモリ4bは、登録場所テーブル4
e及びPID管理テーブル4fなどを有する。
【0041】登録場所テーブル4eは、プリントコンテ
ンツデータベース5での各詳細地図情報を登録している
場所情報を記憶しているものである。すなわち、各詳細
地図情報のID毎の詳細地図情報の登録場所を記憶して
いるものであり、例えば、図6に示すように、詳細地図
情報IDと詳細地図情報ファイル名の対応表となってい
る。この場所情報には、概略地図情報などと、詳細地図
情報との対応関係の情報も盛り込まれていても良い。又
は、登録場所テーブル4eは、概略地図情報のアドレス
などをキーとした詳細地図情報のプリントコンテンツデ
ータベース5での登録場所を記憶しているものである。
【0042】PID管理テーブル4fは、例えば、図7
に示すように、発行したPIDと、印刷に供する詳細地
図情報の種類や変倍率などの印刷内容特定部と、利用者
データとしての携帯番号あるいはアドレスなどの対応表
となっている。印刷内容特定部は、後述するナビゲーシ
ョンサービスを提供する場合には、複数が記述されるこ
ともある。
【0043】プリントコンテンツデータベース5は、図
5に示すように、全体を制御する制御部5a、上記通信
網1と接続される情報通信部5b、詳細地図情報が登録
されているデータベース5cなどが設けられている。
【0044】制御部5aは、情報通信部5bから供給さ
れる通信情報を解析し、必要な詳細地図情報をデータベ
ース5cより取り出して情報通信部5bから送信させる
ものである。
【0045】図8は、プリンタデバイス6及びプリンタ
コントローラ7の詳細構成例を示すブロック図である。
【0046】プリンタコントローラ7は、分散処理サー
バとして用いられるものであり、図8に示すように、全
体を制御する制御部7aを有する。この制御部7aに
は、上記通信網1と接続されるネットワークインターフ
ェース7b、詳細地図情報が適宜格納されるHDD(他
の記憶装置でも良い)7c、収容している1又は複数の
プリンタデバイス6とのSコンテンツサーバIバス(他
のプロトコルなどに従うバスでも良い)を介した通信イ
ンタフェースを行う複写機インターフェース7d−1、
7d−2、操作表示部7eが接続されている。
【0047】なお、図8は、1台のプリンタコントロー
ラ7が収容し得るプリンタデバイス6が2台の場合を示
している。また、プリンタデバイス6が複写機の場合を
示している。操作表示部7eは、操作部と表示部に分離
されているものでも良いが、タッチパネルなどの操作部
と表示部とが融合されているものでも良い。
【0048】一方、複写機が該当するプリンタデバイス
6にも、全体を制御する制御部6aが設けられている。
この制御部6aは、その動作の制御を司るCPU(ce
ntra1 processing unit)、この
プリンタデバイス6の動作のソフトウェアが格納されて
いるROM(Read on1y memory)、画
像データやその他動作上のデータが一時格納されるRA
M(random access memory)(S
−RAM)などにより構成されている。
【0049】制御部6aには、自動原稿送り装置(AD
F)6b、スキャナ部6c、プリンタ部6d、操作パネ
ル6e、HDD6f、コントローラインターフェース6
gが接続されている。
【0050】自動原稿送り装置6b及びスキャナ部6c
は、複写機としての一般的なものである。
【0051】プリンタ部6dは、スキャナ部6cによる
原稿の読取り画像データのプリントを行うだけでなく、
プリンタコントローラ7から与えられた画像データ(詳
細地図情報の画像データ)のプリントを行うものであ
る。
【0052】操作パネル6eは、タッチパネル内蔵の液
晶表示部とテンキーなどのハードキーで構成される表示
入力部として用いられ、タッチパネルやハードキーによ
り種々の操作や設定などの指示が入力されると共に、液
晶表示部に操作案内やエラー時のエラー内容の案内など
が表示されるものである。この実施形態の場合、詳細地
図情報の画像データのプリントを行うための操作や設定
などの指示が入力されると共に、液晶表示部にそのため
の操作案内などが表示されるものである。
【0053】HDD6fは、印刷に供するデータが格納
されるハードディスクで代表される外部記憶装置であ
る。この実施形態の場合、詳細地図情報の画像データも
適宜記憶される。なお、詳細地図情報の画像データは、
圧縮してHDD6fに記憶され、又は、当初より圧縮し
たものであってそのままHDD6fに記憶され、読出し
時にこの圧縮画データを伸長して印刷させるものであっ
ても良い。
【0054】コントローラインターフェース6gは、S
コンテンツサーバIバスを介してプリンタコントローラ
7と接続され、詳細地図情報の画像データの授受を行う
ものである。
【0055】(A−2)実施形態の動作 次に、以上のような構成を有する地図印刷ネットワーク
システムの動作を、ナビゲーション動作(歩行者ナビゲ
ーション動作)、該当場所検索動作、詳細地図情報の提
供動作に分けて説明する。
【0056】(A−2−1)ナビゲーション動作 まず、ナビゲーション動作を、図9に示すようなデータ
の送受信の状態と図10に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。但し、各機器でのデータのやり取りが
通信網1を介して行われる点については説明を省略す
る。
【0057】まず、携帯端末2を携帯する利用者によ
り、コンテンツサーバ3が提供するホームページが選択
される(ST1)。携帯端末2は、選択されたホームペ
ージのデータ送信要求を、当該携帯端末2の携帯番号あ
るいはアドレスと共に、コンテンツサーバ3へ送信する
(ST2、S1)。
【0058】これにより、コンテンツサーバ3は、送信
要求があったホームページの表示情報をデータベース3
dから読出し、この表示情報を特定するための表示ID
と共に、要求のあった携帯端末2へ送信する(ST3、
S2)。携帯端末2は、受信したホームページの表示情
報を表示部14により表示する(ST4)。
【0059】なお、以上までの動作は、歩行者ナビゲー
ション動作、該当場所検索動作及び詳細地図情報の提供
動作に共通な動作部分である。
【0060】図11は、ステップST4による携帯端末
2での表示内容例を示す説明図である。図11に示すよ
うに、この表示内容は、歩行者ナビゲーション動作、該
当場所検索動作及び詳細地図情報の提供動作のいずれか
を選択し得る形式で表現されている。
【0061】ナビゲーションを希望する利用者は、携帯
端末2に対し、ナビゲーションの選択操作を行う(ST
5)。携帯端末2は、ナビゲーションが選択された旨
を、表示IDや当該携帯端末2の携帯番号あるいはアド
レスと共に、コンテンツサーバ3へ送信する(ST6、
S3)。コンテンツサーバ3は、ナビゲーションに係る
表示情報(例えばホームページ形式)をデータベース3
dから読出し、表示IDと共に、携帯端末2へ送信する
(ST7、S4)。携帯端末2は、受信した、ナビゲー
ションに係る表示情報を表示部14により表示する(S
T8)。
【0062】図12は、ステップST8による携帯端末
2での表示内容例を示す説明図である。図12に示すよ
うに、この表示内容は、ナビゲーションの起点となる現
在地と目的地との入力フィールドに入力する形式で表現
されている。
【0063】これらの入力フィールドには、行政区画で
の番地表示(例えば、「東京都港区芝1丁目1番1
号」)で入力しても良く、著名な建物などはその名称
(例えば、「東京タワー」、「特許庁」)などで入力し
ても良い。また、電話番号(携帯電話以外の一般的な電
話の電話番号)を入力し、コンテンツサーバ3で行政区
画での番地表示などに置き換えるようにしても良い。さ
らに、緯度及び経度の組合せでの入力であっても良い。
【0064】なお、例えば、携帯端末2がGPS受信機
能を有する場合には、現在地の情報を、GPS受信機能
から得て設定するようにしても良い。また例えば、当該
システムの構築者が、携帯端末2への携帯電話回線の提
供会社と、携帯端末2の位置情報をコンテンツサーバ3
が取得できる契約を締結している場合に、現在地の入力
を省略することができる。
【0065】ナビゲーションの起点は、現在地に限定さ
れず、任意の位置を入力し得るようにしても良い。
【0066】利用者は、携帯端末2に対し、現在地及び
目的地を入力する(ST9)。携帯端末2は、現在地及
び目的地や、表示IDや、当該携帯端末2の携帯番号あ
るいはアドレスを、コンテンツサーバ3へ送信する(S
T10、S5)。
【0067】これにより、コンテンツサーバ3は、現在
地から目的地までのルート及び詳細地図情報の印刷を実
行させる1又は複数のプリンタデバイスを決定する(S
T11)。
【0068】ここで、コンテンツサーバ3は、ルート
を、データベース3dに格納されている概略地図情報に
基づいて決定しても良く、また、プリントオンデマンド
サーバ4を介してプリントコンテンツデータベース5に
アクセスしてプリントコンテンツデータベース5に格納
されている詳細地図情報に基づいて決定しても良い。
【0069】また、図9、図10ではデータ通信の様子
を省略しているが、決定しようとした歩行ルートでの現
在地から目的地までの距離が所定距離(例えば2Km)
以上の場合には、電車利用のルートやバス利用のルート
なども仮決定し、歩行ルート、電車利用ルート、バス利
用ルートなどの中から、それぞれの所要時間などを表示
させて、利用者にルートを選択させるようにしても良
い。又は、コンテンツサーバ3は、歩行ルート、電車利
用ルート、バス利用ルートのいずれにするかをも自動決
定するようにしても良い。
【0070】電車利用ルートの決定は、例えば、図13
のフローチャートに示す方法で行う。バス利用ルートの
決定も同様である。なお、1分当たりの歩行距離を80
mとする。
【0071】現在地から所定時間(例えば10分)以内
の歩行でいける乗車駅を全てピックアップすると共に、
目的地へ所定時間(例えば10分)以内の歩行でいける
降車駅を全てピックアップする(ST30、ST3
1)。
【0072】その後、乗車駅及び降車駅の全ての組み合
わせを、乗換駅での乗り換え時間が所定時間(例えば3
分)以内で、しかも、乗換回数が所定回数(例えば1
回)以内である、組み合わせに絞り込む(ST32)。
乗換が不要な組み合わせは、このような絞り込みでも残
ることになる。
【0073】そして、残った乗車駅及び降車駅の組み合
わせのそれぞれについて、その電車区間を利用した際の
目的地までの所要時間を算出し(ST33)、所要時間
が最小の乗車駅及び降車駅の組み合わせを利用する電車
利用ルートに決定する(ST34)。
【0074】現在地及び目的地間や、現在地及び乗車駅
間や、降車駅及び目的地間の歩行ルートの決定は、カー
ナビゲーションシステムなどで採用されている既存のル
ート決定方法を適用しても良い。
【0075】コンテンツサーバ3は、印刷を実行するプ
リンタデバイス6を、例えば、次のように決定する。
【0076】ルート上又はルート近傍の現在地に最もプ
リンタデバイス6を最初に印刷処理するものに決定す
る。そのプリンタデバイス6から、詳細地図情報の単位
大きさの距離程度だけルート上で異なるルート上又はル
ート近傍のプリンタデバイス6を次に印刷するプリンタ
デバイス6と決定する。以下、同様に決定していく。但
し、電車利用ルート及びバス利用ルートの場合は、乗車
駅又は乗車停留所近傍のプリンタデバイス6は、それが
属する詳細地図情報の単位大きさの中で優先して、印刷
するプリンタに決定する。
【0077】乗車駅又は乗車停留所近傍のプリンタデバ
イス6は、少なくとも降車駅又は降車停留所近傍の詳細
地図情報の印刷を担うものである。なお、乗車駅又は乗
車停留所近傍の詳細地図情報の印刷をも行うことがある
ものである。
【0078】なお、最初に印刷するプリンタデバイス6
は、例えば、自己が属する詳細地図情報と、次に印刷す
るプリンタデバイス6が属する詳細地図情報とを印刷す
る。
【0079】以上のようにして、現在地から目的地まで
のルート及び詳細地図情報の印刷を実行させる1又は複
数のプリンタデバイスを決定すると、コンテンツサーバ
3は、それら情報や、印刷に供する詳細地図情報の種別
などをプリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST
12、S6)。ルートの情報には、現在地(起点)や目
的地の情報も当然に含まれる。
【0080】プリントオンデマンドサーバ4は、受信情
報に基づいて、印刷に供する詳細地図情報のプリントコ
ンテンツデータベース5での登録場所を、登録場所テー
ブル4eから読出す(ST13)。
【0081】プリントオンデマンドサーバ4は、プリン
トコンテンツデータベース5に、その登録場所の詳細地
図情報の送信要求を送信する(ST14、S7)。プリ
ントコンテンツデータベース5は、受信した送信要求に
基づき、該当する登録場所の詳細地図情報を読出し、プ
リントオンデマンドサーバ4に送信する(ST15、S
8)。
【0082】プリントオンデマンドサーバ4は、受信し
た詳細地図情報を格納部4cに格納し、今回のプリント
用の番号としての新規PIDを生成し、この生成したP
IDと、携帯端末2の携帯番号あるいはアドレスと、詳
細地図情報(印刷するプリンタデバイス6の情報や印刷
で指定するプリンタデバイス6の情報などをこの際に付
加する)との対応をPID管理テーブル4fに登録する
(ST16)。また、プリントオンデマンドサーバ4
は、生成した新規PIDをコンテンツサーバ3へ送信す
る(ST17、S9)。
【0083】このコンテンツサーバ3は、受信したPI
Dと、最初に印刷を行うプリンタデバイス6までのルー
トを明らかにした(例えば太線表示)概略地図情報と
を、ナビゲーション要求があった携帯端末2へ送信する
(ST18、S10)。携帯端末2は、受信したPID
や概略地図情報を表示部14により表示する(ST1
9)。
【0084】図14は、この際の表示内容例を示すもの
である。例えば、図14(A)に示すような最初に詳細
地図情報を印刷させるプリンタデバイス6の位置を明ら
かにする概略地図情報の表示から、スクロール操作によ
って、図14(B)に示すようなプリント番号としての
PIDを通知すると共に、PIDの保存を可能とする表
示に移行できる。
【0085】利用者によって、PIDの保存が選択され
た場合、携帯端末2のメモリ21に受信したPIDが登
録される。
【0086】この後、利用者は、最初に印刷を行うプリ
ンタデバイス6及びプリンタコントローラ7の近傍に行
き、プリンタコントローラ7の操作表示部7gによりP
IDを入力し、あるいは、携帯端末2のデータ転送機能
(例えばブルートゥース機能)によりメモリ21に登録
されているPIDをプリンタコントローラ7に送信する
(ST20、S11)。なお、PIDを入力操作する際
には、利用者は、携帯端末2に保存されたPIDを適宜
表示させて行うことが多くなるであろう。
【0087】プリンタコントローラ7は、与えられたP
IDをプリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST
21、S12)。プリントオンデマンドサーバ4は、受
信したPIDに基づいて、PID管理テーブル4fか
ら、最初に印刷する詳細地図情報を判断し、この判断し
た詳細地図情報を格納部4cから読出し、その詳細地図
情報上に、次に印刷するプリンタデバイス6(従ってプ
リンタコントローラ7)の位置又は目的地の位置と、ル
ートを明らかにする情報を含め、プリンタコントローラ
7を介してプリンタデバイス6に送信する(ST22、
S13)。
【0088】なお、印刷する詳細地図情報が、例えば、
電車利用ルートでの降車駅近傍である場合には、乗車駅
や降車駅や乗車する電車の種類や乗車時間などの情報
(例えば文字情報)も詳細地図情報に付随させて送信す
る。バス利用ルートの場合も同様である。また、今回、
印刷したプリンタデバイス6と次に印刷を行うであろう
プリンタデバイス6の距離や所要時間などを詳細地図情
報に付随させて送信するようにしても良い。
【0089】また、プリントオンデマンドサーバ4は、
詳細地図情報の送信時において、送信データ量などに応
じて、利用者などに対する課金情報を行う。例えば、サ
ービス提供料として携帯端末2への通信料を利用して課
金する。課金方法は問われない。なお、課金は、上述し
たPIDを生成した際に行うようにしても良い。
【0090】プリンタデバイス6は、受信した詳細地図
情報を印刷処理し(ST23)、印刷処理後の用紙を排
出する(ST24)。
【0091】印刷された詳細地図が目的地を含まず、次
に印刷するプリンタデバイス6の位置を含む場合には、
利用者は、そのプリンタデバイス6の位置に移動し、P
IDを入力などして、新たな詳細地図の印刷を実行させ
ることになる。この際のプリンタデバイス6、プリンタ
コントローラ7及びプリントオンデマンドサーバ4の処
理やデータ授受の内容は、図9及び図10では省略して
いるが、上記と同様である。
【0092】以上のように、利用者は、図15に示すよ
うに、起点(現在地)Dから目的地Rに対し、決定され
たルート上又はルート近傍の1又は複数のプリンタデバ
イス6(P1〜P3、P11〜P14)の位置を順次移
動しながら、プリンタデバイス6(P1〜P3、P11
〜P14)によって、進むべき残ルートが記載されてい
る詳細地図M1〜M4、M11〜M15を順次印刷さ
せ、最終的に、目的地Rを含む印刷された詳細地図M
4、M15を得て、目的地Rに到達することができる。
【0093】なお、図15(A)は、電車やバスを利用
しないルートの場合である。一方、図15(B)は、電
車やバスを利用したルートの場合である。図15(B)
において、乗車駅又は乗車停留所SRと、降車駅又は降
車停留所SDとの間の破線部分は、電車又はバスを利用
した区間である。この区間は、ナビゲーションでは、利
用者にとって詳細地図が不要な区間である。
【0094】図16は、プリンタデバイス6によって印
刷された詳細地図の一例を示すものである。図16に示
すものは、目的地を含む詳細地図の例である。
【0095】なお、プリントオンデマンドサーバ4は、
各プリンタコントローラ7から詳細地図の送信要求を受
信し、詳細地図情報を送信する毎に、PID管理テーブ
ル4fからその詳細地図情報に係る情報部分を削除する
ようにしても良い。
【0096】また、PID管理テーブル4fに記述され
ていないプリンタコントローラ7(従ってプリンタデバ
イス6)から、PIDを伴った印刷要求が与えられた際
には、以下のように対応する。
【0097】第1は、その要求を無視し、その旨及び正
しいプリンタコントローラ7の位置に移動することの指
示情報をプリンタコントローラ7に返信する。
【0098】第2は、印刷を実行させると設定されてい
るプリンタコントローラ7ではないが、ルート上又はル
ート近傍のプリンタコントローラ7である場合には、そ
のプリンタコントローラ7が位置している詳細地図単位
に設定されている本来のプリンタコントローラ7に送信
する詳細地図情報を、PIDを送信してきたプリンタコ
ントローラ7に送信する。
【0099】第3に、その要求を無視し、詳細地図情報
の印刷による誘導を終了することをプリンタコントロー
ラ7に返信する。
【0100】第4に、プリントオンデマンドサーバ4
は、コンテンツサーバ3に、そのプリンタコントローラ
7の位置を起点(現在地)とし、利用者が指定した目的
地を目的地とするルート再設定要求を与え、このとき、
コンテンツサーバ3はルートを改めて決定し、プリント
オンデマンドサーバ4は、その再設定ルートに対して、
PID管理テーブル4fを書き換え(但し、PIDは同
一)、書き換えたPID管理テーブル4fに従って詳細
地図情報を取り出して、プリンタコントローラ7に送信
する。これ以降は、書き換えたPID管理テーブル4f
に従う。
【0101】なお、上記説明では、印刷させる詳細地図
情報が複数ある場合(異なるプリンタデバイス6で印刷
させる詳細地図情報がある場合)において、ルート決定
時に共通のPIDを生成して、それら複数の詳細地図情
報を同一のPIDで管理するものを示したが、プリント
オンデマンドサーバ4は、詳細地図情報をプリンタコン
トローラ7に送信する際に、次の印刷で用いるPIDを
生成し直して、プリンタコントローラ7に送信するよう
にしても良い。プリントコンテンツデータベース4から
の詳細地図の取出しも、プリントコントローラ7からの
印刷要求毎に行うようにしても良い。
【0102】また、上記説明では、複数のプリンタデバ
イス6(1台のこともあるが)がそれぞれ、異なる詳細
地図を担当印刷するものを示したが、1台のプリンタデ
バイス6が目的地まで移動するのに必要な全ての詳細地
図を印刷するようにしても良い。このような2種類の印
刷方法を、利用者が選択し得るようにしても良い。
【0103】さらに、上記説明では、印刷される詳細地
図の縮小率が固定のものを示したが、利用者が縮小率を
指定できるようにしても良い。この場合において、プリ
ントオンデマンドサーバ4が、プリントコンテンツデー
タベース4に格納されている詳細地図情報を、指定縮小
率に応じた変倍することを要する。また、変倍後の詳細
地図情報を統合し直して、1枚の用紙に印刷できる領域
を区画し直すようにしても良い。
【0104】さらにまた、上記説明では、ルートとプリ
ンタデバイス6の位置又は目的地の位置を含めて詳細地
図を印刷するものであったが、その詳細地図に含まれて
いる史跡や有名建造物などの特定場所の文字情報(解説
情報など)を、詳細地図の外部、又は、別の用紙に印刷
するようにしても良い。当然に、この場合には、プリン
トコンテンツデータベース4には、特定場所の文字情報
(解説情報など)も、詳細地図情報に対応付けられて格
納され、詳細地図情報が出力される際には、特定場所の
文字情報も出力される。
【0105】なお、特定場所の文字情報を印刷させるか
否かをも利用者に選択させるようにしても良い。その選
択は、ナビゲーション動作を携帯端末から指示する際に
行っても良く、また、プリンタコントローラ7にPID
を入力して詳細地図の印刷を要求する際に行っても良
く、さらには、プリンタコントローラ7に詳細地図情報
が到達した後で、追加して指令するようにしても良い。
【0106】また、上記では、歩行者に対するナビゲー
ションを説明したが、車輌を運転する利用者に対するナ
ビゲーションにも適用できることは勿論である。また、
歩行者ナビゲーションモードと、カーナビゲーションモ
ードとを利用者に選択させるようにしても良い。カーナ
ビゲーションモードでは、例えば、電車利用ルートやバ
ス利用ルートのルート設定はなされず、また、1回の印
刷で印刷される詳細地図の領域を、歩行者ナビゲーショ
ンモードより大きくする。さらに、ルート設定で、一方
通行なども考慮する。
【0107】(A−2−2)該当場所検索動作 次に、該当場所検索動作を、図17に示すようなデータ
の送受信の状態と図18に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。但し、各機器でのデータのやり取りが
通信網1を介して行われる点については説明を省略す
る。
【0108】なお、「ナビゲーション」、「該当場所検
索」、「詳細地図提供」を選択させる表示画面(図11
参照)を、携帯端末2に表示させるステップST4(図
10参照)までの動作は、上記ナビゲーション動作の場
合と同様である。そのため、以下では、それ以降の該当
場所検索動作を説明する。
【0109】ここで、該当場所検索とは、「レストラ
ン」や「公衆トイレ」や「史跡」などのように、場所指
定から見れば曖昧なキーワードの入力から、該当する場
所を検索し、利用者に通知する動作モードである。
【0110】「ナビゲーション」、「該当場所検索」、
「詳細地図提供」を選択させる表示画面が携帯端末2に
表示されている状態において、該当場所検索を希望する
利用者は、携帯端末2に対し、該当場所検索の選択操作
を行う(ST40)。携帯端末2は、該当場所検索が選
択された旨を、表示IDや当該携帯端末2の携帯番号あ
るいはアドレスと共に、コンテンツサーバ3へ送信する
(ST41、S20)。コンテンツサーバ3は、該当場
所検索に係る表示情報(例えばホームページ形式)をデ
ータベース3dから読出し、表示IDと共に、携帯端末
2へ送信する(ST42、S21)。携帯端末2は、受
信した該当場所検索に係る表示情報を表示部14により
表示する(ST43)。
【0111】図19は、ステップST43による携帯端
末2での表示内容例を示す説明図である。図19に示す
ように、この表示内容は、検索範囲の中心とキーワード
との入力フィールドに入力する形式で表現されている。
図19は、検索範囲の大きさ(大きさのパラメータは、
例えば中心からの歩行距離や中心からの所要時間や中心
からの絶対的距離などである)が固定の場合を示してい
るが、検索範囲の大きさをも指示入力できるようにして
も良い。また、検索最大個数をも指示入力できるように
しても良い。なお、後述するコンテンツサーバ3の処理
になるが、検索範囲内に属する該当個所の数が、中心か
ら近い(距離及び所要時間をパラメータとする)検索最
大個数までの該当個所を検索で発見したものとする。
【0112】検索範囲の中心を、行政区画での番地表示
(例えば、「東京都港区芝1丁目1番1号」)で入力し
ても良く、また、駅や著名な建物などの名称(例えば、
「池袋駅」、「東京タワー」)などで入力しても良い。
使用できるキーワードは、予めシステムが規定しておい
ても良い。この場合には、選択肢からの選択による指定
方法を適用できる。
【0113】また、例えば、携帯端末2がGPS受信機
能を有する場合において、検索範囲の中心の指定入力が
ない場合には、現在地を検索範囲の中心と自動設定する
ようにしても良い。さらに、例えば、当該システムの構
築者が、携帯端末2への携帯電話回線の提供会社と、携
帯端末2の位置情報をコンテンツサーバ3が取得できる
契約を締結している場合に、検索範囲の中心の入力を省
略することができる。
【0114】利用者は、携帯端末2に対し、検索範囲中
心及びキーワードを入力する(ST44)。携帯端末2
は、検索範囲中心及びキーワードや、表示IDや、当該
携帯端末2の携帯番号あるいはアドレスを、コンテンツ
サーバ3へ送信する(ST45、S22)。
【0115】これにより、コンテンツサーバ3は、与え
られた検索範囲中心を中心とする所定の大きさの範囲の
中から、与えられたキーワードに該当する場所を検索す
る(ST46)。
【0116】ここで、コンテンツサーバ3は、キーワー
ドに該当する場所を、自己のデータベース3dに格納さ
れている概略地図情報に基づいて検索しても良く、ま
た、プリントオンデマンドサーバ4を介してプリントコ
ンテンツデータベース5にアクセスしてプリントコンテ
ンツデータベース5に格納されている詳細地図情報に基
づいて検索しても良い。また、キーワードによって、検
索時に利用する地図情報を、概略地図情報及び詳細地図
情報間で切り換えるようにしても良い。
【0117】なお、検索を容易化するため、概略地図情
報及び又は詳細地図情報において、主要の建物、施設な
どに対しては、「レストラン」、「公衆トイレ」、「史
跡」の分類情報を付随させておいても良い。このような
分類は、「レストラン」、「中国料理店」などのように
階層化しておいても良く、そのため、同一建物、施設に
対して、分類の大きさが異なる複数の分類が付随されて
いても良い。
【0118】また、コンテンツサーバ3は、検索を、指
定された検索範囲の中心側から徐々に範囲を広げて行
い、自己が設定している最大検索個数に検索数が達した
ときに検索を終了するようにしても良い。
【0119】なお、このような検索方法としては、既存
のカーナビゲーションで適用されている方法を適用する
ことができる。
【0120】以上のようにして、指定されたキーワード
に該当する場所(この動作モードでは建物や施設なども
含む)の検索が終了すると、コンテンツサーバ3は、そ
の情報や、検索範囲に対応する詳細地図情報の特定情報
などをプリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST
47、S23)。
【0121】プリントオンデマンドサーバ4は、受信情
報に基づいて、印刷に供する詳細地図情報のプリントコ
ンテンツデータベース5での登録場所を、登録場所テー
ブル4eから読出す(ST48)。
【0122】プリントオンデマンドサーバ4は、プリン
トコンテンツデータベース5に、その登録場所の詳細地
図情報の送信要求を送信する(ST49、S24)。プ
リントコンテンツデータベース5は、受信した送信要求
に基づき、該当する登録場所の詳細地図情報を読出し、
プリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST50、
S25)。
【0123】プリントオンデマンドサーバ4は、受信し
た詳細地図情報を格納部4cに格納し、今回のプリント
用の番号としての新規PIDを生成し、この生成したP
IDと、携帯端末2の携帯番号あるいはアドレスと、詳
細地図情報(検索場所情報を含む)との対応を、PID
管理テーブル4fに登録する(ST51)。また、プリ
ントオンデマンドサーバ4は、生成した新規PIDをコ
ンテンツサーバ3へ送信する(ST52、S26)。
【0124】なお、プリントオンデマンドサーバ4は、
プリントコンテンツデータベース5から受信した詳細地
図情報を格納部4cに格納する際に、検索された場所を
詳細地図で際だたせる操作を行う。この詳細地図情報の
操作は、後述するプリントコントローラ7からの詳細地
図情報の送信要求時に行うようにしても良い。
【0125】また、プリントコンテンツデータベース5
に、該当場所検索動作で検索対象となる場所についての
場所情報などをも格納しておき、プリントオンデマンド
サーバ4は詳細地図情報と場所情報の送信を求め、プリ
ントコンテンツデータベース5は、詳細地図情報と場所
情報とを送信し、プリントオンデマンドサーバ4は、印
刷対象情報として、両情報を格納部4cに格納するよう
にしても良い。
【0126】ここで、場所情報としては、住所表記や電
話番号のみならず、史跡であれば歴史解説、レストラン
であれば主要メニューとその価格などのように、各場所
毎に固有な情報であっても良い。
【0127】なお、場所情報を、印刷するか否かを、利
用者に選択させるようにしても良い。この選択は、該当
場所検索動作を携帯端末から指示する際に行っても良
く、また、プリンタコントローラ7にPIDを入力して
詳細地図の印刷を要求する際に行っても良く、さらに
は、プリンタコントローラ7に検索場所を明らかにした
詳細地図情報が到達した後で、追加して指令するように
しても良い。
【0128】コンテンツサーバ3は、プリントオンデマ
ンドサーバ4から受信したPIDを、該当場所券要求が
あった携帯端末2へ送信する(ST53、S27)。携
帯端末2は、受信したPIDを表示部14により表示す
る(ST54)。
【0129】図20は、この際の表示内容例を示すもの
である。この表示内容は、プリント番号としてのPID
を通知すると共に、PIDの保存を可能とする表示であ
る。利用者によって、PIDの保存が選択された場合、
携帯端末2のメモリ21に受信したPIDが登録され
る。
【0130】この後、利用者は、任意のプリンタデバイ
ス6及びプリンタコントローラ7の近傍に行き、プリン
タコントローラ7の操作表示部7gによりPIDを入力
し、あるいは、携帯端末2のデータ転送機能(例えばブ
ルートゥース機能)によりメモリ21に登録されている
PIDをプリンタコントローラ7に送信する(ST5
5、S28)。
【0131】プリンタコントローラ7は、与えられたP
IDをプリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST
56、S29)。プリントオンデマンドサーバ4は、受
信したPIDに基づいて、PID管理テーブル4fか
ら、検索により得られた該当場所を明らかにした詳細地
図情報(場所情報が付加されていても良い)を格納部4
cから読出し、プリンタコントローラ7を介してプリン
タデバイス6に送信する(ST57、S30)。
【0132】なお、プリントオンデマンドサーバ4は、
詳細地図情報の送信時において、送信データ量などに応
じて、利用者などに対する課金情報を行う。
【0133】プリンタデバイス6は、受信した詳細地図
情報を印刷処理し(ST58)、印刷処理後の用紙を排
出する(ST59)。
【0134】この印刷された用紙を見ることにより、利
用者は、自己がキーワードで曖昧に指定した、指定範囲
内の場所を、具体的な場所として認識することができ
る。
【0135】なお、上記では、検索場所を印刷により利
用者に認識させる場合を示したが、概略地図などを利用
して携帯端末に表示させ、その表示状態から、印刷要求
があったときに、上述と同様な動作によって、検索場所
を明らかにした詳細地図を印刷するようにしても良い。
【0136】また、上記では、検索用のキーワードが1
個の場合を示したが、複数のキーワードで、検索の要求
内容を指定するようにしても良い。例えば、「レストラ
ン」と「高級」との論理積指定を認めるようにしても良
い。
【0137】さらに、上記説明では、印刷される詳細地
図の縮小率が固定のものを示したが、この該当場所検索
モードでも、利用者が縮小率を指定できるようにしても
良い。
【0138】(A−2−3)詳細地図提供動作 次に、詳細地図情報の提供動作を、図21に示すような
データの送受信の状態と図22に示すフローチャートを
参照しながら説明する。但し、各機器でのデータのやり
取りが通信網1を介して行われる点については説明を省
略する。
【0139】なお、「ナビゲーション」、「該当場所検
索」、「詳細地図提供」を選択させる表示画面(図11
参照)を、携帯端末2に表示させるステップST4(図
10参照)までの動作は、上記ナビゲーション動作の場
合と同様である。そのため、以下では、それ以降の詳細
地図情報の提供動作を説明する。
【0140】「ナビゲーション」、「該当場所検索」、
「詳細地図提供」を選択させる表示画面が携帯端末2に
表示されている状態において、詳細地図提供を希望する
利用者は、携帯端末2に対し、詳細地図提供の選択操作
を行う(ST70)。携帯端末2は、詳細地図提供が選
択された旨を、表示IDや当該携帯端末2の携帯番号あ
るいはアドレスと共に、コンテンツサーバ3へ送信する
(ST71、S40)。コンテンツサーバ3は、詳細地
図提供に係る表示情報(例えばホームページ形式)をデ
ータベース3dから読出し、表示IDと共に、携帯端末
2へ送信する(ST72、S41)。携帯端末2は、受
信した詳細地図提供に係る表示情報を表示部14により
表示する(ST73)。
【0141】図23は、ステップST73による携帯端
末2での表示内容例を示す説明図である。図23に示す
ように、この表示内容は、地図情報の提供を欲する領域
を入力フィールドに入力する形式で表現されている。
【0142】入力は、行政区画での番地表示(例えば、
「東京都港区芝」)で入力しても良く、また、駅や著名
な建物などの名称(例えば、「東京タワー」)などで入
力しても良く、緯度及び経度の組み合わせで入力しても
良い。また、固定電話の電話番号を入力し、コンテンツ
サーバ3が行政区画での番地表示に置き換えるものであ
っても良い。
【0143】また、例えば、携帯端末2がGPS受信機
能を有する場合において、地図情報の提供を欲する領域
をGPS検出位置を中心とする領域と自動設定するよう
にしても良い。さらに、例えば、当該システムの構築者
が、携帯端末2への携帯電話回線の提供会社と、携帯端
末2の位置情報をコンテンツサーバ3が取得できる契約
を締結している場合に、地図情報の提供を欲する領域の
入力を省略できるようにしても良い。
【0144】利用者は、携帯端末2に対し、地図情報の
提供を欲する領域を入力する(ST74)。携帯端末2
は、地図情報の提供を欲する領域や、表示IDや、当該
携帯端末2の携帯番号あるいはアドレスを、コンテンツ
サーバ3へ送信する(ST75、S42)。
【0145】これにより、コンテンツサーバ3は、地図
情報の提供を欲する領域に係る詳細地図情報を認識する
(ST76)。なお、この認識を、コンテンツサーバ3
は、自己のデータベース3dに格納されている概略地図
情報に基づいて行っても良く、また、プリントオンデマ
ンドサーバ4を介してプリントコンテンツデータベース
5にアクセスしてプリントコンテンツデータベース5に
格納されている詳細地図情報に基づいて行っても良い。
【0146】以上のようにして、必要とする詳細地図情
報の認識が終了すると、コンテンツサーバ3は、認識し
た詳細地図情報の特定情報をプリントオンデマンドサー
バ4に送信する(ST77、S43)。
【0147】プリントオンデマンドサーバ4は、受信情
報に基づいて、印刷に供する詳細地図情報のプリントコ
ンテンツデータベース5での登録場所を、登録場所テー
ブル4eから読出す(ST78)。
【0148】プリントオンデマンドサーバ4は、プリン
トコンテンツデータベース5に、その登録場所の詳細地
図情報の送信要求を送信する(ST79、S44)。プ
リントコンテンツデータベース5は、受信した送信要求
に基づき、該当する登録場所の詳細地図情報を読出し、
プリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST80、
S45)。
【0149】プリントオンデマンドサーバ4は、受信し
た詳細地図情報を格納部4cに格納し、今回のプリント
用の番号としての新規PIDを生成し、この生成したP
IDと、携帯端末2の携帯番号あるいはアドレスと、詳
細地図情報との対応を、PID管理テーブル4fに登録
する(ST81)。また、プリントオンデマンドサーバ
4は、生成した新規PIDをコンテンツサーバ3へ送信
する(ST82、S46)。
【0150】コンテンツサーバ3は、プリントオンデマ
ンドサーバ4から受信したPIDを、該当場所券要求が
あった携帯端末2へ送信する(ST83、S47)。携
帯端末2は、受信したPIDを表示部14により表示す
る(ST54)。この表示内容についての図示は省略す
るが(図20参照)、この表示内容は、プリント番号と
してのPIDを通知すると共に、PIDの保存を可能と
する表示であり、利用者によって、PIDの保存が選択
された場合、携帯端末2のメモリ21に受信したPID
が登録される。
【0151】この後、利用者は、任意のプリンタデバイ
ス6及びプリンタコントローラ7の近傍に行き、プリン
タコントローラ7の操作表示部7gによりPIDを入力
し、あるいは、携帯端末2のデータ転送機能(例えばブ
ルートゥース機能)によりメモリ21に登録されている
PIDをプリンタコントローラ7に送信する(ST8
5、S48)。
【0152】プリンタコントローラ7は、与えられたP
IDをプリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST
86、S49)。プリントオンデマンドサーバ4は、受
信したPIDに基づいて、PID管理テーブル4fか
ら、要求された詳細地図情報を格納部4cから読出し、
プリンタコントローラ7を介してプリンタデバイス6に
送信する(ST87、S50)。なお、プリントオンデ
マンドサーバ4は、詳細地図情報の送信時において、送
信データ量などに応じて、利用者などに対する課金情報
を行う。
【0153】プリンタデバイス6は、受信した詳細地図
情報を印刷処理し(ST88)、印刷処理後の用紙を排
出する(ST89)。
【0154】この印刷された用紙を見ることにより、利
用者は、自己が要求した領域の詳細地図を見ることがで
きる。
【0155】なお、上記では、利用者が地図を必要とす
る領域を指定した場合には詳細地図を印刷するものを示
したが、地図を必要とする領域を指定した場合に、ま
ず、概略地図を携帯端末2に表示させ、その表示状態か
ら、印刷要求があったときに、上述と同様な動作によっ
て、詳細地図を印刷させるようにしても良い。
【0156】また、詳細地図の印刷は、指定領域が複数
の詳細地図情報に関連している場合には、複数枚行って
も良い。
【0157】さらに、上記説明では、印刷される詳細地
図の縮小率が固定のものを示したが、この詳細地図提供
モードでも、利用者が縮小率を指定できるようにしても
良い。
【0158】さらにまた、詳細地図に含まれている史跡
や有名建造物などの特定場所の文字情報(解説情報な
ど)を、詳細地図の外部、又は、別の用紙に印刷するよ
うにしても良い。
【0159】(A−3)実施形態の効果 上記したように、実施形態によれば、必要とする地図の
指定などは携帯端末で行い、地図は、プリンタデバイス
で印刷出力するようにしたので、携帯端末の表示部に地
図を表示出力するに比較して詳細、かつ適切な地図情報
を提供することができる。
【0160】また、この実施形態によれば、歩行者に対
するナビゲーション機能を提供することもできる。
【0161】さらに、この実施形態によれば、印刷出力
を利用しているので、検索場所の詳細情報をも提供で
き、該当場所検索機能を充実したものとすることができ
る。
【0162】(B)変形実施形態 上記実施形態の説明でも、種々変形実施形態に言及した
が、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げ
ることができる。
【0163】各サーバの機能分けは、上記実施形態のも
のに限定されず、また、サーバ数も上記実施形態のもの
に限定されない。例えば、コンテンツサーバ3とプリン
トコンテンツデータベース5が融合したものであっても
良い。また例えば、プリントオンデマンドサーバ4の機
能をコンテンツサーバ3が担うものであっても良い。
【0164】逆に、上記実施形態で1個のサーバが担う
と記載した複数の機能を異なる機器が担当するようにし
ても良い。例えば、表示情報の送信はコンテンツサーバ
3が行っても、それに対する印刷の指令の受信を他の機
器が行うようにしても良い。ここで、他の機器は、図1
の各要素とは独立したものであっても良く、プリントオ
ンデマンドサーバ4であっても良い。
【0165】上記実施形態においては、PIDを生成
し、プリンタコントローラ7にPIDを入力して詳細地
図情報を取り出すものを示したが、これに代え、又は、
これに加え、プリンタコントローラ7に携帯端末2の電
話番号やアドレスを入力して詳細地図情報を取り出せる
ようにしても良い。その他の認証方法を適用して、詳細
地図情報を取り出せるようにしても良い。
【0166】表示情報の送信先は、携帯端末2が好まし
いが、これに加え、パソコンなどであっても良い。
【0167】上記実施形態では、詳細地図情報をプリン
タデバイス6が直ちに印刷出力するものを示したが、こ
れに代え、又は、これに加え、プリンタコントローラ7
又はプリンタデバイス6が、利用者の選択操作などによ
り、詳細地図情報を記録媒体に記録出力し、利用者が自
己のパソコンなどで印刷し得るようにしても良い。
【0168】また、上記実施形態では、コンテンツサー
バ3からの案内情報などを表示情報として携帯端末2に
送信し、携帯端末2からの応答も表示画面に関連して入
力させるものであったが、その少なくとも一方に音声信
号を利用するようにしても良い。例えば、音声メッセー
ジで案内などをコンテンツサーバ3が携帯端末2に与え
ても良い。また、ナビゲーションや該当場所選択等の選
択情報を、利用者が、音声で携帯端末2に入力し、その
音声信号を受信したコンテンツサーバ3が音声認識機能
により、利用者の選択内容などを捉えるようにしても良
い。
【0169】特許請求の範囲における「表示」の用語
は、このような音声を利用する場合をも含むものとす
る。
【0170】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、利用者
が携帯型表示入力手段を有する者であっても、詳細な情
報を含むなど、地図情報の適切な提供が可能である地図
印刷ネットワークシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の地図印刷ネットワークシステムの構
成を示すブロック図である。
【図2】実施形態の携帯端末の詳細構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】実施形態のコンテンツサーバの詳細構成例を示
すブロック図である。
【図4】実施形態のプリントオンデマンドサーバの詳細
構成例を示すブロック図である。
【図5】実施形態のプリントコンテンツデータベースの
詳細構成例を示すブロック図である。
【図6】実施形態のプリントオンデマンドサーバの登録
場所テーブルの構成例を示す説明図である。
【図7】実施形態のプリントオンデマンドサーバのPI
D管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図8】実施形態のプリンタデバイス6及びプリンタコ
ントローラ7の詳細構成例を示すブロック図である。
【図9】実施形態のナビゲーション動作での各要素間の
データ授受の説明図である。
【図10】実施形態のナビゲーション動作を示すフロー
チャートである。
【図11】実施形態の動作モードの選択用表示画面を示
す説明図である。
【図12】実施形態のナビゲーション動作で必要となる
情報の入力用表示画面を示す説明図である。
【図13】実施形態の電車利用ルートの決定動作を示す
フローチャートである。
【図14】実施形態のナビゲーション動作モードでの印
刷登録を通知する表示画面を示す説明図である。
【図15】実施形態のナビゲーション動作モードでの印
刷を実行するプリンタデバイスとルートと詳細地図との
関係を示す説明図である。
【図16】実施形態のナビゲーションに係る最終印刷の
詳細地図を示す説明図である。
【図17】実施形態の該当場所検索動作での各要素間の
データ授受の説明図である。
【図18】実施形態の該当場所検索動作を示すフローチ
ャートである。
【図19】実施形態の該当場所検索動作で必要となる情
報の入力用表示画面を示す説明図である。
【図20】実施形態の該当場所検索動作モードでの印刷
登録を通知する表示画面を示す説明図である。
【図21】実施形態の詳細地図提供動作での各要素間の
データ授受の説明図である。
【図22】実施形態の詳細地図提供動作を示すフローチ
ャートである。
【図23】実施形態の該当場所検索動作で必要となる情
報の入力用表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1…通信網、 2…携帯端末、 3…コンテンツサーバ、 4…プリントオンデマンドサーバ、 5…プリントコンテンツデータベース、 6…プリンタデバイス、 7…プリンタコントローラ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月4日(2001.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 H04M 11/08 5K101 // G01C 21/00 G01C 21/00 Z G08G 1/137 G08G 1/137 (72)発明者 鷲頭 惠美子 東京都港区芝公園2−4−1 東芝テック 株式会社芝事業所内 (72)発明者 猪口 綾 東京都港区芝公園2−4−1 東芝テック 株式会社芝事業所内 (72)発明者 原田 寛史 東京都港区芝公園2−4−1 東芝テック 株式会社芝事業所内 Fターム(参考) 2C032 HB08 HB15 HB22 HB25 HB31 HC08 HC11 HC14 HC22 HC25 HC31 HD16 2F029 AA02 AA07 AB07 AC02 AC14 5B021 AA30 BB00 CC07 5B075 ND06 PQ03 PQ05 UU13 5H180 AA01 AA21 BB05 BB13 FF05 FF13 FF22 FF27 FF33 5K101 KK02 KK16 LL12 NN19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷し得る形式の地図情報を記憶してい
    る印刷用地図情報記憶手段と、 印刷する上記地図情報を特定させるための表示情報を記
    憶している地図特定用表示情報記憶手段と、 与えられた地図特定用表示情報を表示すると共に、上記
    地図情報の印刷予約を返信する、利用者が所有する携帯
    形表示入力手段と、 上記地図特定用表示情報記憶手段に記憶されている表示
    情報を送信する表示情報送信手段と、 上記携帯形表示入力手段からの印刷予約を受信して管理
    する印刷予約管理手段と、 印刷要求の受信時に、上記印刷予約管理手段に管理され
    ている印刷予約との対応を確認し、上記印刷用地図情報
    記憶手段に記憶されている該当する上記地図情報を送信
    する地図情報送信制御手段と、 印刷予約に対応した印刷要求を送信すると共に返信され
    た地図情報を印刷する、上記携帯形表示入力手段とから
    独立した存在の印刷手段とを通信網を介して接続可能に
    有することを特徴とする地図印刷ネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記携帯形表示入力手段は、起点及び目
    的地の情報を少なくとも含み、これら起点及び目的地間
    のルートに係る地図情報の印刷を予約する印刷予約を送
    信し、 上記印刷予約管理手段は、受信した印刷予約における起
    点及び目的地間を結ぶルートを決定すると共に、そのル
    ートに係る1又は複数の地図情報を印刷すべきものと管
    理することを特徴とする請求項1に記載の地図印刷ネッ
    トワークシステム。
  3. 【請求項3】 上記印刷予約管理手段は、決定ルートに
    係る印刷すべき地図情報が複数ある場合に、各地図情報
    を印刷する上記印刷手段として異なるものを設定し、 上記地図情報送信制御手段は、ルート上最後の地図情報
    以外の地図情報の印刷を担当する上記印刷手段からの印
    刷要求が与えられたときに、その印刷手段が印刷を担当
    する地図情報と、この地図情報に付随された、又は、こ
    の地図情報に挿入された、その印刷手段の次に印刷を実
    行すべき印刷手段の位置情報とを送信することを特徴と
    する地図印刷ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記印刷予約管理手段は、受信した印刷
    予約における起点及び目的地間を結ぶルートとして、一
    部を電車又はバスなどの公的移動手段を利用するルート
    に決定し得ることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    地図印刷ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記携帯形表示入力手段は、少なくとも
    抽象的な場所表現を含み、この抽象的な場所表現に該当
    する具体的な場所が明らかにされた地図情報の印刷を予
    約する印刷予約を送信し、 上記印刷予約管理手段は、受信した印刷予約における抽
    象的な場所表現に該当する具体的な場所を検索し、検索
    した具体的な場所を直接的又は間接的に明確化させてい
    る地図情報を印刷すべきものと管理することを特徴とす
    る請求項1に記載の地図印刷ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記携帯形表示入力手段は、印刷を希望
    する領域又は場所の特定情報を含み、この領域又は場所
    に係る地図情報の印刷を予約する印刷予約を送信し、 上記印刷予約管理手段は、受信した印刷予約における印
    刷を希望する領域又は場所に係る地図情報を認識し、認
    識した地図情報を印刷すべきものと管理することを特徴
    とする請求項1に記載の地図印刷ネットワークシステ
    ム。
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