JP2002297476A - データ送信装置、データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ送信装置、データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002297476A
JP2002297476A JP2001101391A JP2001101391A JP2002297476A JP 2002297476 A JP2002297476 A JP 2002297476A JP 2001101391 A JP2001101391 A JP 2001101391A JP 2001101391 A JP2001101391 A JP 2001101391A JP 2002297476 A JP2002297476 A JP 2002297476A
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Takenori Izuhara
武典 出原
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信要求の割り込みが生じた場合において、フ
ァイルを効率的に送信する。 【解決手段】 送信要求の割り込みに応じて、ファイル
サーバ20に対して送信途中のファイルの未送信のデー
タを分割するファイル分割手段、送信済みのデータと未
送信のデータの分割された後の残りのデータとを含んで
いる分割後ファイルを作成する第1ファイル作成手段、
前記分割後ファイルを送信途中のファイルと置換するフ
ァイル置換手段、分割された未送信のデータに対応する
分割ファイルを作成する第2ファイル作成手段、およ
び、割り込み送信終了後、前記分割ファイルを送信する
ファイル送信手段を有するデータ送信装置10を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送信装置、
データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送
信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ファイルサーバにファイル(第
1ファイル)を送信している途中に、高い優先順位を有
するファイル(第2ファイル)の送信要求の割り込みが
発生した場合、次送信処理、キャンセル処理あるいは並
列処理が実行される。
【0003】次送信処理は、第1ファイルの送信が完了
した後、第2ファイルの送信動作を直ちに開始する処理
である。
【0004】キャンセル処理は、第1ファイルの送信動
作を中止して第2ファイルの送信動作を開始する処理で
ある。
【0005】並列処理は、第1ファイルの送信動作を中
止することなく第2ファイルの送信動作を開始する処理
である。つまり、第1ファイルの送信速度を低下させる
ことによって生じる空きバンドを利用して、第2ファイ
ルが送信される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、次送信処理に
おいては、第1ファイルの送信が完了するまで、第2フ
ァイルの送信は保留される。したがって、第2ファイル
の送信の完了時が遅くなる。
【0007】キャンセル処理における第1ファイルは、
第2ファイルの送信が完了した後、その全体が再送され
る。したがって、第2ファイルの送信の完了は、次送信
処理より早くなるが、送信要求の割り込みが発生するま
でに送信されたデータは、無駄となる。
【0008】並列処理においては、送信要求の割り込み
が発生するまでに送信されたデータは、無駄とならない
が、第2ファイルの送信時間が長くなる。したがって、
第2ファイルの送信の完了時が遅くなる。また、タイム
アウトエラーなどの異常発生が懸念される。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るために成されたものであり、送信要求の割り込みが生
じた場合において、ファイルを効率的に送信することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は次のように構成される。
【0011】(1)送信要求の割り込みに応じて、送信
途中のファイルの未送信のデータを分割するファイル分
割手段、送信済みのデータと未送信のデータの分割され
た後の残りのデータとを含んでいる分割後ファイルを作
成する第1ファイル作成手段、前記分割後ファイルを送
信途中のファイルと置換するファイル置換手段、分割さ
れた未送信のデータに対応する分割ファイルを作成する
第2ファイル作成手段、および、割り込み送信終了後、
前記分割ファイルを送信するファイル送信手段を有する
ことを特徴とするデータ送信装置。
【0012】(2)前記ファイルを送信するためのプロ
トコルは、電子メールプロトコルであることを特徴とす
る前記(1)に記載のデータ送信装置。
【0013】(3)ファイルが分割された場合、ファイ
ルの宛先に対して、ファイルの分割を通知する電子メー
ルを作成するメール作成手段をさらに有することを特徴
とする前記(2)に記載のデータ送信装置。
【0014】(4)前記ファイルを送信するためのプロ
トコルは、FTPであることを特徴とする前記(1)に
記載のデータ送信装置。
【0015】(5)前記ファイルは、ページからなる表
示データを有し、前記ファイル分割手段は、送信中のデ
ータに対応するページ番号を検出することに基づいて、
ファイルを分割することを特徴とする前記(4)に記載
のデータ送信装置。
【0016】(6)前記ファイルは、表示データを構成
するオブジェクトの列を有しており、前記ファイル分割
手段は、各ページの終わりのオブジェクト名とファイル
内での位置との関係を示すテーブルに基づいて、送信中
のデータに対応するページ番号を検出することを特徴と
する前記(5)に記載のデータ送信装置。
【0017】(7)前記ファイルは、前記オブジェクト
および各ページのオブジェクト構成を定義するカタログ
オブジェクトを有するボディ部と、各オブジェクトのフ
ァイル内での位置が格納されている相互参照テーブル部
と、相互参照テーブル部のファイル内での位置が格納さ
れているトレーラ部とを有し、ファイル内での位置に関
し、カタログオブジェクトは、オブジェクトの後方に配
置され、相互参照テーブル部は、ボディ部の後方に配置
され、トレーラ部は、相互参照テーブル部の後方に配置
されていることを特徴とする前記(6)に記載のデータ
送信装置。
【0018】(8)前記第1ファイル作成手段は、送信
途中のファイルの複製ファイルを作成し、検出されたペ
ージ番号に基づいて、未送信のデータに対応する複製フ
ァイルのオブジェクトを削除し、削除されたオブジェク
トに対応させて、複製ファイルのカタログオブジェクト
および相互参照テーブル部並びにトレーラ部を修正する
ことで、分割後ファイルを作成することを特徴とする前
記(7)に記載のデータ送信装置。
【0019】(9)前記第2ファイル作成手段は、分割
ファイルに関し、複製ファイルから削除されたオブジェ
クトと当該オブジェクトに対応するカタログオブジェク
トとを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対応さ
せて、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成する
ことを特徴とする前記(8)に記載のデータ送信装置。
【0020】(10)前記第2ファイル作成手段は、複
数のページで共通して使用される共通オブジェクト名お
よびファイル内での位置並びに使用ページの関係を示す
テーブルに基づいて、分割後ファイルに含まれるオブジ
ェクトと削除されたオブジェクトとで共通に使用される
共通オブジェクトを抽出し、分割ファイルに関し、共通
オブジェクトおよび複製ファイルから削除されたオブジ
ェクト並びに前記オブジェクトに対応するカタログオブ
ジェクトを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対
応させて、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成
することを特徴とする前記(8)に記載のデータ送信装
置。
【0021】(11)前記分割後ファイルおよび分割フ
ァイルに、分割されたデータの存在を示すデータを付加
する分割表示手段を有することを特徴とする前記(4)
に記載のデータ送信装置。
【0022】(12)前記分割後ファイルおよび分割フ
ァイルの表示データに、分割されたページの存在を示す
データを付加する分割表示手段を有することを特徴とす
る前記(5)に記載のデータ送信装置。
【0023】(13)前記分割後ファイルおよび分割フ
ァイルのボディ部に、分割されたページの存在を示すデ
ータを有するオブジェクトを付加する分割表示手段を有
することを特徴とする前記(7)に記載のデータ送信装
置。
【0024】(14)前記オブジェクトは、分割された
ページで共通に使用される共通オブジェクトからなるこ
とを特徴とする前記(13)に記載のデータ送信装置。
【0025】(15)前記オブジェクトは、分割された
ページに対するリンク情報を有することを特徴とする前
記(13)に記載のデータ送信装置。
【0026】(16)画像データを生成するデータ生成
手段をさらに有し、送信される前記ファイルは、前記デ
ータ生成手段によって生成される画像データを含んでい
ることを特徴とする前記(2)〜(15)のいずれか1
項に記載のデータ送信装置。
【0027】(17)前記データ生成手段は、原稿画像
を読み取って画像データを出力する画像読取手段からな
ることを特徴とする前記(16)に記載のデータ送信装
置。
【0028】(18)送信要求の割り込みに応じて、送
信途中のファイルの未送信のデータを分割するファイル
分割ステップ、送信済みのデータと未送信のデータの分
割された後の残りのデータとを含んでいる分割後ファイ
ルを作成する第1ファイル作成ステップ、前記分割後フ
ァイルを送信途中のファイルと置換するファイル置換ス
テップ、分割された未送信のデータに対応する分割ファ
イルを作成する第2ファイル作成ステップ、および、割
り込み送信終了後、前記分割ファイルを送信するファイ
ル送信ステップを有することを特徴とするデータ送信方
法。
【0029】(19)送信要求の割り込みに応じて、送
信途中のファイルの未送信のデータを分割するファイル
分割手順、送信済みのデータと未送信のデータの分割さ
れた後の残りのデータとを含んでいる分割後ファイルを
作成する第1ファイル作成手順、前記分割後ファイルを
送信途中のファイルと置換するファイル置換手順、分割
された未送信のデータに対応する分割ファイルを作成す
る第2ファイル作成手順、および、割り込み送信終了
後、前記分割ファイルを送信するファイル送信手順を、
コンピュータに実行させるためのデータ送信プログラ
ム。
【0030】(20)前記ファイルを送信するためのプ
ロトコルは、電子メールプロトコルであることを特徴と
する前記(19)に記載のデータ送信プログラム。
【0031】(21)ファイルが分割された場合、ファ
イルの宛先に対して、ファイルの分割を通知する電子メ
ールを作成するメール作成手順を、コンピュータにさら
に実行させることを特徴とする前記(20)に記載のデ
ータ送信プログラム。
【0032】(22)前記ファイルを送信するためのプ
ロトコルは、FTPであることを特徴とする前記(1
9)に記載のデータ送信プログラム。
【0033】(23)前記ファイルは、ページからなる
表示データを有し、前記ファイル分割手順は、送信中の
データに対応するページ番号を検出することに基づい
て、ファイルを分割することを特徴とする前記(22)
に記載のデータ送信プログラム。
【0034】(24)前記ファイルは、表示データを構
成するオブジェクトの列を有しており、前記ファイル分
割手順は、各ページの終わりのオブジェクト名とファイ
ル内での位置との関係を示すテーブルに基づいて、送信
中のデータに対応するページ番号を検出することを特徴
とする前記(23)に記載のデータ送信プログラム。
【0035】(25)前記ファイルは、前記オブジェク
トおよび各ページのオブジェクト構成を定義するカタロ
グオブジェクトを有するボディ部と、各オブジェクトの
ファイル内での位置が格納されている相互参照テーブル
部と、相互参照テーブル部のファイル内での位置が格納
されているトレーラ部とを有し、ファイル内での位置に
関し、カタログオブジェクトは、オブジェクトの後方に
配置され、相互参照テーブル部は、ボディ部の後方に配
置され、トレーラ部は、相互参照テーブル部の後方に配
置されていることを特徴とする前記(24)に記載のデ
ータ送信プログラム。
【0036】(26)前記第1ファイル作成手順は、送
信途中のファイルの複製ファイルを作成し、検出された
ページ番号に基づいて、未送信のデータに対応する複製
ファイルのオブジェクトを削除し、削除されたオブジェ
クトに対応させて、複製ファイルのカタログオブジェク
トおよび相互参照テーブル部並びにトレーラ部を修正す
ることで、分割後ファイルを作成することを特徴とする
前記(25)に記載のデータ送信プログラム。
【0037】(27)前記第2ファイル作成手順は、分
割ファイルに関し、複製ファイルから削除されたオブジ
ェクトと当該オブジェクトに対応するカタログオブジェ
クトとを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対応
させて、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成す
ることを特徴とする前記(26)に記載のデータ送信プ
ログラム。
【0038】(28)前記第2ファイル作成手順は、複
数のページで共通して使用される共通オブジェクト名お
よびファイル内での位置並びに使用ページの関係を示す
テーブルに基づいて、分割後ファイルに含まれるオブジ
ェクトと削除されたオブジェクトとで共通に使用される
共通オブジェクトを抽出し、分割ファイルに関し、共通
オブジェクトおよび複製ファイルから削除されたオブジ
ェクト並びに前記オブジェクトに対応するカタログオブ
ジェクトを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対
応させて、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成
することを特徴とする前記(26)に記載のデータ送信
プログラム。
【0039】(29)前記分割後ファイルおよび分割フ
ァイルに、分割されたデータの存在を示すデータを付加
する分割表示手順を有することを特徴とする前記(2
2)に記載のデータ送信プログラム。
【0040】(30)前記分割後ファイルおよび分割フ
ァイルの表示データに、分割されたページの存在を示す
データを付加する分割表示手順を有することを特徴とす
る前記(23)に記載のデータ送信プログラム。
【0041】(31)前記分割後ファイルおよび分割フ
ァイルのボディ部に、分割されたページの存在を示すデ
ータを有するオブジェクトを付加する分割表示手順を有
することを特徴とする前記(25)に記載のデータ送信
プログラム。
【0042】(32)前記オブジェクトは、分割された
ページで共通に使用される共通オブジェクトからなるこ
とを特徴とする前記(31)に記載のデータ送信プログ
ラム。
【0043】(33)前記オブジェクトは、分割された
ページに対するリンク情報を有することを特徴とする前
記(31)に記載のデータ送信プログラム。
【0044】(34)前記(19)〜(33)のいずれ
か1項に記載のデータ送信プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。
【0045】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して詳細に説明する。
【0046】図1に示されるデータ送信装置10は、コ
ンピュータネットワークおよび電話回線ネットワークに
接続されたデジタル複写機であり、原稿画像を読み取っ
て得られる画像データからなるファイルを送信する機能
と、画像データをファクシミリ送信する機能とを有して
いる。
【0047】コンピュータネットワークは、例えば、構
内情報通信網(LAN)、広域情報通信網(WAN)あ
るいはインターネットであり、ファイルサーバ20およ
びクライアント30,40,50が接続されている。電
話回線ネットワークは、例えば、公衆回線網であり、フ
ァクシミリ装置60,70,80が接続されている。
【0048】データ送信装置10は、図2に示されるよ
うに、制御部11、画像処理部12、記憶部13、表示
部14、操作部15、読取部16、印刷部17、およ
び、インターフェース18,19を有し、これらは、バ
スを介して相互に接続されている。
【0049】制御部11は、制御プログラムに従って、
各部12〜19を制御する中央処理装置である。制御プ
ログラムには、ファイルサーバ20の通信サービスを利
用するためのクライアント用プログラムおよびデータ送
信プログラムが含まれる。ファイルサーバ20の通信サ
ービスを利用するためのクライアント用プログラムは、
例えば、FTP(file transfer protocol)を利用する
ものである。
【0050】データ送信プログラムは、送信要求の割り
込みに応じて、送信途中のファイルの未送信のデータを
分割するファイル分割手順、送信済みのデータと未送信
のデータの分割された後の残りのデータとを含んでいる
分割後ファイルを作成する第1ファイル作成手順、前記
分割後ファイルを送信途中のファイルと置換するファイ
ル置換手順、分割された未送信のデータに対応する分割
ファイルを作成する第2ファイル作成手順、および、割
り込み送信終了後、前記分割ファイルを送信するファイ
ル送信手順を、データ送信装置10に実行させる。
【0051】つまり、送信途中のファイルは、送信要求
の割り込みが発生すると、分割される。分割後ファイル
は、その大部分が送信要求の割り込みが発生するまでに
送信されたデータからなるため、分割後ファイルの送信
が完了するまでの時間は、非常に短くなる。したがっ
て、割り込み送信は、長時間保留されることなく開始さ
れる一方、送信要求の割り込みが発生するまでに送信さ
れたデータは、無駄とならない。つまり、送信要求の割
り込みが生じた場合において、ファイルを効率的に送信
できる。
【0052】画像処理部12は、画像データの形式をデ
ータ送信の形式に変換するフォーマット変換を実行す
る。フォーマット変換の項目として、ファクシミリ送信
に係る画像圧縮方式およびファイル送信に係る書類フォ
ーマットがあり、送信元ユーザによって、指定すること
が可能である。
【0053】画像圧縮方式は、例えば、MH(Modified
Huffman)方式、MR(Modified Read)方式、および、
MMR(Modified Modified Read)方式である。書類フ
ォーマットは、例えば、画像用のファイル形式であるT
IFF(Tagged Image FileFormat)や文書表示用のフ
ァイル形式であるPDF(Portable Document Format)
である。
【0054】記憶部13は、例えば、ROMなどの読取
り専用の記憶装置、RAMなどの高速のランダムアクセ
ス記憶装置、ハードディスクドライブなどの大容量のラ
ンダムアクセス記憶装置からなる。なお、記憶部13
は、プログラムおよび各種設定データが格納されると共
に、原稿画像を読み取って得られる画像データや受信さ
れたファクシミリの画像データを格納するための一時記
憶領域やプログラムを実行するため作業領域を有する。
【0055】表示部14は、液晶表示パネルを有し、各
種のメッセージを表示するために使用される。操作部1
5は、複数のキーと、液晶表示パネル上に配置されるタ
ッチパネルとを有し、データ送信装置10に対する各種
項目を入力するために使用される。
【0056】読取部16は、例えば、原稿画像を読み取
って画像データを生成するためのCCD(Charge Coupl
ed Device)イメージセンサおよび原稿画像を連続して
読み取るための自動原稿搬送装置(ADF)を備えてい
るスキャナである。
【0057】印刷部17は、例えば、電子写真式の画像
形成装置であり、コンピュータネットワークおよび電話
回線ネットワークを経由して受信されるファイルおよび
画像データや、読取部16によって生成される画像デー
タを、用紙上に出力するために使用される。
【0058】インターフェース18は、ネットワークイ
ンターフェースカード(NIC)からなり、ファイル
を、ファイルサーバ20に送信するために使用される。
インターフェース19は、電話回線ネットワーク用であ
り、ファクシミリ送信のために使用される。
【0059】なお、ファイルサーバ20およびクライア
ント30,40,50は、インストールされているプロ
グラムが異なっている点を除けば、略同一のコンピュー
タである。
【0060】つまり、ファイルサーバ20は、ファイル
を送信する通信サービスを提供するためのサーバ用プロ
グラムがインストールされているコンピュータであり、
例えば、FTPを利用するものである。
【0061】一方、クライアント30,40,50は、
ファイルサーバ20の通信サービスを利用するためのク
ライアント用プログラムがインストールされているコン
ピュータであり、例えば、FTPクライアントである。
つまり、宛先ユーザは、クライアント30,40,50
を使用して、ファイルサーバ20の所定のフォルダに格
納されているファイルをダウンロードする。
【0062】次に、図3および図4を参照し、送信され
るファイルの構造を、詳細に説明する。
【0063】ファイルは、複数のページからなる表示デ
ータを有する文書ファイルからなり、その形式は、例え
ば、ヘッダ部、ボディ部、相互参照テーブル部、および
トレーラ部を有するPDFである。なお、ヘッダ部は、
PDFのバージョンを示すテキストが格納されている。
【0064】ヘッダ部の後方に配置されるボディ部は、
複数のページからなる表示データを構成するオブジェク
トの列および各ページのオブジェクト構成を定義するカ
タログオブジェクトが格納されている。なお、カタログ
オブジェクトは、オブジェクトの後方に配置されてい
る。
【0065】例えば、図4に示されるボディ部の構成に
おいては、第1ページは、オブジェクト1〜オブジェク
ト3から構成され、第2ページは、オブジェクト4から
構成され、第3ページは、オブジェクト5〜オブジェク
ト7から構成され、第4ページは、オブジェクト8から
構成され、第5ページは、オブジェクト9およびオブジ
ェクト10から構成されている。
【0066】ボディ部の後方に配置される相互参照テー
ブル部は、各オブジェクトのファイル内での位置が格納
されているテーブル(参照テーブル)を有する。つま
り、相互参照テーブル部は、ファイルの開始位置から各
オブジェクトの開始位置までのバイト数を指定するオフ
セット情報を含んでいる。
【0067】相互参照テーブル部の後方に配置されるト
レーラ部は、相互参照テーブル部のファイル内での位置
が格納されている。つまり、トレーラ部は、ファイルの
開始位置から相互参照テーブル部の開始位置までのバイ
ト数を指定するオフセット情報を含んでいる。
【0068】なお、上記構造を有するファイルにおいて
は、オブジェクトを追加的に修正することが可能であ
る。例えば、図4に示されるオブジェクト9および10
を削除することによって第5ページを取り除く修正がボ
ディ部に施される場合、当該ボディ部に対応させて、カ
タログオブジェクトおよび相互参照テーブル部並びにト
レーラ部を修正することによって、ファイルの整合性を
確保することができる。
【0069】つまり、修正されるオブジェクトの前方に
配置されるオブジェクトおよびヘッダ部は、変更する必
要がない。
【0070】次に、図5を参照して、データ送信プログ
ラムに基づいて制御部11が実行する割り込み要求動作
を説明する。
【0071】まず、制御部11の指示に従って、読取部
16によって、ADFに載置されている原稿の画像読取
りが実行され、得られた画像データが、記憶部13に確
保された一時記憶領域に格納される(ステップS1)。
そして、画像データの形式をデータ送信の形式に変換す
るフォーマット変換処理が、画像処理部12において実
行される(ステップS2)。
【0072】続いて、作成されたファイルが、優先ファ
イル(高い優先順位を有するファイル)であるか否かが
判断される(ステップS3)。ファイルが優先ファイル
でないと判断される場合、ファイルは、送信の予定リス
トの最後尾に追加される(ステップS11)。
【0073】ファイルが優先ファイルであると判断され
る場合、さらに、予定リストの先頭に優先ファイルが存
在するか否かが判断される(ステップS4)。
【0074】予定リストの先頭に優先ファイルが存在し
ないと判断される場合、ファイルは、予定リストの先頭
に追加される(ステップS5)。そして、割り込み要求
が発せられる(ステップS6)。
【0075】予定リストの先頭に優先ファイルが存在す
ると判断される場合、ステップS7〜S9を実行するこ
とで、予定リストに登録されている優先ファイルの切れ
目が検出される。つまり、予定リストのN番目のファイ
ルが優先ファイルでないと判断される場合(ステップS
9:NO)、ファイルは、予定リストのN番目に挿入さ
れる(ステップS10)。
【0076】次に、図6を参照し、制御部11の指示に
より画像処理部12において実行されるステップS2の
フォーマット変換処理を説明する。
【0077】まず、PDFのバージョンを示すテキスト
からなるヘッダ部が作成され(ステップS21)、ファ
イルに付加される(ステップS22)。そして、カタロ
グオブジェクトおよび参照テーブルが作成される(ステ
ップS23,S24)。続いて、ページ構成テーブルお
よびオブジェクト構成テーブルが作成される(ステップ
S25,S26)。
【0078】ページ構成テーブルは、図7に示されるよ
うに、複数のページで共通して使用されるオブジェクト
つまり共通オブジェクト名およびそのオフセット情報
(ファイル内での位置)と使用ページとの関係を示すテ
ーブルであり、分割ファイルを作成するために使用され
る。
【0079】オブジェクト構成テーブルは、図8に示さ
れるように、各ページの終わりのオブジェクト名とその
オフセット情報(ファイル内での位置)との関係を示す
テーブルであり、送信中のデータに対応するページ番号
を検出するために使用される。
【0080】その後、画像データをオブジェクトに変換
してファイルのボディ部に付加する表示データ追加処理
が実行される(ステップS27)。続いて、付加された
オブジェクトに対応して修正されたカタログオブジェク
トが、ボディ部に付加される(ステップS28)。
【0081】そして、参照テーブルに、カタログオブジ
ェクト情報が追加され(ステップS29)、当該参照テ
ーブルを有する相互参照テーブル部が、ファイルに付加
される(ステップS30)。
【0082】最後に、相互参照テーブル部に対応するト
レーラ部が作成され、ファイルに付加される(ステップ
S31)。
【0083】次に、図9を参照し、ステップS27の表
示データ追加処理を説明する。
【0084】まず、変数Nに初期値として1が設定され
(ステップS41)、一時記憶領域に格納されている原
稿の画像データから、第Nページ(第1ページ)に含ま
れる画像データが読み出される(ステップS42)。そ
して、画像データがオブジェクトに変換され(ステップ
S43)、ファイルのボディ部に付加される(ステップ
S44)。
【0085】続いて、オブジェクト情報つまりボディ部
に付加されたオブジェクトのオフセット情報が参照テー
ブルに追加される(ステップS45)。
【0086】そして、第(N−1)ページ以前のオブジ
ェクトが共有して使用されているか否かが判断される
(ステップS46)。オブジェクトが共有して使用され
ていると判断される場合、そのオブジェクト情報および
ページ番号がページ構成テーブルに追加される(ステッ
プS47)。
【0087】続いて、ページの終わりであるか否かが判
断される(ステップS48)。つまり、第Nページに含
まれる画像データの全てがオブジェクトに変換されるま
で、ステップS43〜S48が繰り返される。
【0088】ステップS48において、ページの終わり
であると判断される場合、ページの終わりのオブジェク
ト情報がオブジェクト構成テーブルに追加される(ステ
ップS49)。そして、第Nページのオブジェクト情報
がカタログオブジェクトに追加される(ステップS5
0)。
【0089】その後、第Nページが最終ページであるか
否かが判断される(ステップS51)。第Nページが最
終ページでないと判断される場合、変数Nに「1」が加
えられ、プロセスは、ステップS42に復帰する。つま
り、画像データの全てがオブジェクトに変換されるま
で、ステップS42〜S52が繰り返される。
【0090】次に、図10を参照し、データ送信プログ
ラムに基づいて制御部11が実行する送信動作を説明す
る。
【0091】まず、一時記憶領域に格納されている予定
ファイルに登録されている先頭ファイルが読み出され
(ステップS61)、送信処理が実行される(ステップ
S62)。
【0092】その後、送信済みファイルの情報は、予定
リストから削除される一方、完了リストの最後尾に追加
される(ステップS63、S64)。続いて、送信済み
ファイルに対して削除設定がなされているか否かが判断
される(ステップS65)。そして、削除設定がなされ
ている場合、送信済みファイルが削除される(ステップ
S66)。
【0093】続いて、予定ファイルに次ファイルが存在
するか否かが判断される(ステップS67)。次ファイ
ルが存在すると判断される場合、プロセスは、ステップ
S61に復帰する。つまり、予定ファイルに登録されて
いるファイルが存在しなくなるまで、ステップS61〜
S67が繰り返される。
【0094】次に、図11を参照し、ステップS62の
送信処理を説明する。
【0095】まず、予定ファイルに登録されている先頭
ファイルの先頭データが、制御部11の指示に従って記
憶部13に確保された送信バッファ(作業領域)に、書
き込まれる(ステップS71)。そして、送信バッファ
内のデータが送信される(ステップS72)。
【0096】続いて、先頭ファイルの次データが、送信
バッファに書き込まれ、送信される(ステップS73,
S74)。そして、割り込み要求の検出の有無が判断さ
れる(ステップS75)。
【0097】割り込み要求が検出されないと判断される
場合、ファイルを構成するデータの送信が完了したか否
かが判断される(ステップS76)。送信が未完了であ
ると判断される場合、プロセスはステップS73に復帰
する。したがって、割り込み要求が検出されない場合、
ファイルを構成するデータの送信が完了するまで、ステ
ップS73〜S76が繰り返される。
【0098】割り込み要求が検出されたと判断される場
合、分割後ファイルおよび分割ファイルを作成する分割
処理が実行される(ステップS77)。
【0099】その後、分割ファイルの情報が、予定リス
トの先頭ファイルつまり割り込みファイルの次に追加さ
れる(ステップS78)。続いて、送信途中のファイル
が分割後ファイルで置換され(ステップS79)、プロ
セスはステップS73に復帰する。したがって、送信さ
れる次データは、分割後ファイルのデータから構成され
ることになる。
【0100】次に、図12を参照し、図11のステップ
S74の分割処理を説明する。
【0101】まず、送信途中のファイルが複製され、制
御部11の指示に従って記憶部13に確保された作業領
域に格納される(ステップS81)。続いて、オブジェ
クト構成テーブルに基づいて、送信中のデータに対応す
るページ番号が検出される(ステップS82)。
【0102】そして、分割後ファイルおよび分割ファイ
ルの作成処理が実行される(ステップS83、S8
4)。その後、複製ファイルが作業領域から削除される
(ステップS85)。
【0103】次に、図13を参照し、分割後ファイルの
作成処理を説明する。
【0104】まず、オブジェクト構成テーブルを参照
し、検出されたページ番号における最後のオブジェクト
が特定される(ステップS91)。そして、特定された
オブジェクトに対応する複製ファイルのオブジェクトつ
まりカタログオブジェクト以外の後続オブジェクトが削
除される(ステップS92)。
【0105】続いて、複製ファイルの参照テーブルから
後続オブジェクトの情報が削除される(ステップS9
3)。削除されたオブジェクトは、制御部11の指示に
従って記憶部13の作業領域に確保された一時ファイル
に格納される(ステップS94)。
【0106】さらに、削除されたオブジェクトに対応さ
せて、複製ファイルのカタログオブジェクトおよび参照
テーブル(相互参照テーブル部)並びにトレーラ部を修
正することで、分割後ファイルが作成される(ステップ
S95〜97)。
【0107】例えば、図3および図4に示される構造を
有するファイルが第3ページと第4ページの間で分割さ
れる場合、図15(A)に示されるように、分割後ファ
イルのボディ部には、オブジェクト8〜10が含まれな
い。
【0108】次に、図14を参照し、分割ファイルの作
成処理を説明する。
【0109】まず、作成されたヘッダ部が分割ファイル
に付加される(ステップS101)。
【0110】続いて、ページ構成テーブルを参照し、共
通オブジェクトが抽出され(ステップS102)、ボデ
ィ部に追加される(ステップS103)。その後、一時
ファイルに格納された内容つまり送信中のファイルから
削除されたオブジェクトが、ボディ部に追加される(ス
テップS104)。
【0111】そして、追加されたオブジェクト情報に基
づいた参照テーブルが作成される(ステップS10
5)。
【0112】続いて、送信途中のファイルのカタログオ
ブジェクトから分割後ファイルに含まれるページ情報を
削除して得られるカタログオブジェクトに対し、先頭の
ページ番号が、分割後ファイルの最後尾のページ番号に
「1」を加えた数値となるように、修正することで、分
割ファイルのカタログオブジェクトが作成される(ステ
ップS106)。
【0113】その後、ステップS105において作成さ
れた参照テーブルに対応させて、カタログオブジェクト
が修正されて、ボディ部に追加され、修正されたボディ
部が、分割ファイルに付加される(ステップS10
7)。続いて、カタログオブジェクトの情報が、参照テ
ーブルに追加されて、修正された参照テーブルを有する
相互参照テーブル部が、分割ファイルに付加される(ス
テップS108)。
【0114】そして、相互参照テーブル部に対応するト
レーラ部が作成され、分割ファイルに付加される(ステ
ップS109)。つまり、分割ファイルが完成される。
【0115】例えば、図3および図4に示される構造を
有するファイルが第3ページと第4ページの間で分割さ
れる場合、図15(B)に示されるように、分割ファイ
ルのボディ部には、共通オブジェクトであるオブジェク
ト5とオブジェクト8〜10とが含まれることになる。
【0116】次に、本発明の実施の形態2を説明する。
【0117】実施の形態1においては、ファイルの宛先
であるユーザは、ファイルサーバ20に格納されている
ファイルを、クライアント30,40,50を使用して
ダウンロードする。しかし、ユーザは、ファイルがオリ
ジナルであるのか分割後ファイルであるのかあるいは分
割ファイルであるのかを、当該ファイルの情報に基づい
ては、識別できない。
【0118】そのため、実施の形態2においては、分割
されたデータの存在を示すデータが、分割後ファイルお
よび分割ファイルに付加される。つまり、分割後ファイ
ルおよび分割ファイルの表示データに、分割されたペー
ジの存在を示すデータが付加される。
【0119】例えば、メッセージ「このページは、分割
ファイルに記述されています。参照ください。」を有す
るオブジェクト(分割表示オブジェクト)が、分割後フ
ァイルのボディ部に付加されると共に、メッセージ「こ
のページは、分割後ファイルに記述されています。参照
ください。」を有するオブジェクト(分割表示オブジェ
クト)が、分割ファイルのボディ部に付加される。
【0120】したがって、分割後ファイルは、図16
(A)に示されるように、削除された第4ページに対応
する分割表示オブジェクトと削除された第5ページに対
応する分割表示オブジェクトとを含んだボディ部を有す
る。
【0121】一方、分割ファイルは、図16(B)に示
されるように、削除された第1ページに対応する分割表
示オブジェクト、削除された第2ページに対応する分割
表示オブジェクト、削除された第3ページに対応する分
割表示オブジェクトを含んだボディ部を有する。
【0122】次に、本発明の実施の形態3を説明する。
【0123】実施の形態2においては、分割表示オブジ
ェクトが、削除されたページ毎に作成される。そのた
め、実施の形態3においては、分割表示オブジェクトに
よるデータ量の増加を抑制するため、分割表示オブジェ
クトが共通オブジェクトとして作成される。
【0124】例えば、メッセージ「第4ページおよび第
5ページは、分割ファイルに記述されています。参照く
ださい。」を有する分割表示オブジェクト(共通オブジ
ェクト)が、分割後ファイルのボディ部に付加されると
共に、メッセージ「第1ページ〜第3ページは、分割後
ファイルに記述されています。参照ください。」を有す
る分割表示オブジェクト(共通オブジェクト)が、分割
ファイルのボディ部に付加される。
【0125】したがって、分割後ファイルは、図17
(A)に示されるように、削除された第4ページおよび
第5ページに対応する共通オブジェクトとを含んだボデ
ィ部を有する。一方、分割ファイルは、図17(B)に
示されるように、削除された第1ページ〜第3ページに
対応する共通オブジェクトを含んだボディ部を有する。
【0126】次に、本発明の実施の形態4を説明する。
【0127】実施の形態2および実施の形態3において
は、ユーザは、ファイルがオリジナルであるか否かを、
当該ファイルの情報に基づいて、識別できる。しかし、
実施の形態1と同様に、ユーザは、分割後ファイルおよ
び分割ファイルの2個のファイルを取り扱う必要があ
る。
【0128】そのため、実施の形態4においては、分割
されたページに対するリンク情報を有するオブジェクト
(リンクオブジェクト)が、分割後ファイルおよび分割
ファイルに付加される。
【0129】つまり、分割後ファイルのボディ部には、
例えば、図18(A)に示されるように、分割ファイル
の第4ページおよび第5ページに対するリンクオブジェ
クトが付加される。一方、分割ファイルのボディ部に
は、例えば、図18(B)に示されるように、分割後フ
ァイルの第1〜第3ページに対するリンクオブジェクト
が付加される。
【0130】したがって、ユーザは、分割後ファイルに
格納されているページから分割ファイルに格納されてい
るページへの移行および分割ファイルに格納されている
ページから分割後ファイルに格納されているページへの
移行を意識することなく、連続的に表示データを見るこ
とができる。つまり、ユーザが、削除されたページを見
ようとする場合、削除されたページが自動的に分割後フ
ァイルあるいは分割ファイルから読み込まれて、表示さ
れる。
【0131】次に、本発明の実施の形態5を説明する。
【0132】実施の形態5は、ファイルを送信するため
のプロトコルが電子メールプロトコルである点で、実施
の形態1〜実施の形態4と概して異なっている。つま
り、送信されるファイルは、電子メールであり、原稿の
読取り画像データから生成される添付ファイルを有す
る。添付ファイルは、例えば、PDFファイルである。
【0133】なお、実施の形態5においては、メールサ
ーバが、コンピュータネットワークに接続されている。
メールサーバは、電子メールの送受信のための通信サー
ビスを提供するためのサーバ用プログラムがインストー
ルされているコンピュータであり、例えば、SMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)およびPOP(Pos
t Office Protocol)を利用するものである。
【0134】また、データ送信装置は、メールサーバの
通信サービスを利用するためのクライアント用プログラ
ムがインストールされている。クライアント用プログラ
ムは、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Proto
col)を利用するものである。
【0135】宛先ユーザによって利用されるコンピュー
タ(クライアント)は、メールサーバの通信サービスを
利用するためのクライアント用プログラムがインストー
ルされており、例えば、POPクライアントである。
【0136】したがって、データ送信装置から送信され
る電子メールは、宛先のメールアドレスに記載されてい
るドメイン名に対応するメールサーバに送信され、宛先
のメールアドレスに記載されているユーザ名(メールア
カウント)用のメールボックスに格納される。一方、宛
先ユーザは、メールサーバの所定のメールボックスに格
納されている電子メールを取り出すことになる。
【0137】では、図19を参照し、実施の形態1〜実
施の形態4と異なる、実施の形態5に係る送信処理を説
明する。
【0138】まず、電子メールに添付されるファイル
(添付ファイル)の先頭データが、読み出され、電子メ
ールの添付形式に変換される(ステップS111)。つ
まり、添付ファイルのバイナリデータが、Base64
等のコード化方式によって、AASCII文字コードに
変換される。変換後データは、送信バッファに書き込ま
れ、送信される(ステップS112,S113)。
【0139】続いて、先頭ファイルの次データが、電子
メールの添付形式に変換される(ステップS114)。
変換後データは、送信バッファに書き込まれ、送信され
る(ステップS115,S116)。そして、割り込み
要求の検出の有無が判断される(ステップS117)。
【0140】割り込み要求が検出されないと判断される
場合、添付ファイルを構成するデータの送信が完了した
か否かが判断される(ステップS118)。送信が未完
了であると判断される場合、プロセスはステップS11
4に復帰する。したがって、割り込み要求が検出されな
い場合、添付ファイルを構成するデータの送信が完了す
るまで、ステップS114〜S118が繰り返される。
【0141】割り込み要求が検出されたと判断される場
合、分割後ファイルおよび分割ファイルを作成する分割
処理が実行される(ステップS119)。
【0142】その後、分割ファイルの情報が、予定リス
トの先頭ファイルつまり割り込みファイルの次に追加さ
れる(ステップS120)。続いて、送信途中のファイ
ルが分割後ファイルで置換され(ステップS121)、
プロセスはステップS114に復帰する。したがって、
送信される次データは、分割後ファイルのデータから構
成されることになる。
【0143】なお、宛先のユーザに、ファイルの分割を
通知することも好ましい。例えば、メッセージ「添付フ
ァイルは、分割されています。分割されたデータは、別
途送付します。」が記載された本文を有する電子メール
を作成し、当該メールを宛先のユーザに、送信すること
も可能である。
【0144】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々
改変することができる。
【0145】例えば、データ送信装置として、デジタル
複写機に関して説明してきたが、例えば、ネットワーク
機能を有するイメージスキャナやファクシミリに対して
も適用することができる。また、ネットワーク機能を有
するコンピュータと、SCSI(small computer syste
m interface)やUSB(universal serial bus)等の
インターフェイスによって接続されたイメージスキャナ
とによって構成されるシステムに対しても適用すること
ができる。
【0146】また、データ送信プログラムを、コンピュ
ータをデータ送信装置として機能させるアプリケーショ
ンソフトウェアとして提供したり、ファクシミリやスキ
ャナの一機能として組み込ませて提供することもでき
る。
【0147】アプリケーションソフトウェアは、コンピ
ュータ読取可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディ
スクやCD−ROMに記憶されて、提供される。また、
アプリケーションソフトウェアをサーバに格納し、当該
アプリケーションソフトウェアを、コンピュータネット
ワークあるいは電話回線ネットワークを経由して、ダウ
ンロードして、コンピュータにインストールすることも
可能である。
【0148】さらに、サーバに格納されているアプリケ
ーションソフトウェアを、クライアント側からコンピュ
ータネットワークを経由して起動して、直接実行するこ
とも可能である。
【0149】また、送信されるファイルに含まれるデー
タは、原稿の読取り画像データではなく、グラフィック
スソフトウェアを使用して生成される画像データから構
成することも可能である。さらに、画像データは、例え
ば、ネットワーク等を介して外部の機器から入力される
データであってもよい。
【0150】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、送信途中
のファイルは、送信要求の割り込みが発生すると、分割
される。分割後ファイルは、その大部分が送信要求の割
り込みが発生するまでに送信されたデータからなるた
め、分割後ファイルの送信が完了するまでの時間は、非
常に短くなる。また、割り込み送信は、長時間保留され
ることなく開始される一方、送信要求の割り込みが発生
するまでに送信されたデータは、無駄とならない。した
がって、送信要求の割り込みが生じた場合において、フ
ァイルを効率的に送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るデータ送信装置
を説明するための概念図である。
【図2】 データ送信装置のブロック図である。
【図3】 データ送信装置から送信されるファイルの構
造を示す図である。
【図4】 ファイルのボディ部の構造を示す図である。
【図5】 データ送信プログラムに基づいてデータ送信
装置の制御部が実行する割り込み要求動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】 図5のステップS2のフォーマット変換処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】 図6のステップS25において作成されるペ
ージ構成テーブルの一例である。
【図8】 図6のステップS26において作成されるオ
ブジェクト構成テーブルの一例である。
【図9】 図6のステップS27の表示データ追加処理
を説明するためのフローチャートである。
【図10】 データ送信プログラムに基づいて制御部が
実行する送信動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】 図10のステップS62の送信処理を説明
するためのフローチャートである。
【図12】 図11のステップS74の分割処理を説明
するためのフローチャートである。
【図13】 図12のステップS83の分割後ファイル
の作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】 図12のステップS84の分割ファイルの
作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】 (A)および(B)は、それぞれ、分割フ
ァイルおよび分割後ファイルの構造を示す図である。
【図16】 (A)および(B)は、それぞれ、本発明
の実施の形態2に係る分割ファイルおよび分割後ファイ
ルの構造を示す図である。
【図17】 (A)および(B)は、それぞれ、本発明
の実施の形態3に係る分割ファイルおよび分割後ファイ
ルの構造を示す図である。
【図18】 (A)および(B)は、それぞれ、本発明
の実施の形態4に係る分割ファイルおよび分割後ファイ
ルの構造を示す図である。
【図19】 本発明の実施の形態5に係る送信処理を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10…データ送信装置、 11…制御部、 12…画像処理部、 13…記憶部、 14…表示部、 15…操作部、 16…読取部、 17…印刷部、 18,19…インターフェース、 20…ファイルサーバ、 30,40,50…クライアント、 60,70,80…ファクシミリ装置。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信要求の割り込みに応じて、送信途中
    のファイルの未送信のデータを分割するファイル分割手
    段、 送信済みのデータと未送信のデータの分割された後の残
    りのデータとを含んでいる分割後ファイルを作成する第
    1ファイル作成手段、 前記分割後ファイルを送信途中のファイルと置換するフ
    ァイル置換手段、 分割された未送信のデータに対応する分割ファイルを作
    成する第2ファイル作成手段、および、 割り込み送信終了後、前記分割ファイルを送信するファ
    イル送信手段を有することを特徴とするデータ送信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ファイルを送信するためのプロトコ
    ルは、電子メールプロトコルであることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 【請求項3】 ファイルが分割された場合、ファイルの
    宛先に対して、ファイルの分割を通知する電子メールを
    作成するメール作成手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項2に記載のデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイルを送信するためのプロトコ
    ルは、FTPであることを特徴とする請求項1に記載の
    データ送信装置。
  5. 【請求項5】 前記ファイルは、ページからなる表示デ
    ータを有し、 前記ファイル分割手段は、送信中のデータに対応するペ
    ージ番号を検出することに基づいて、ファイルを分割す
    ることを特徴とする請求項4に記載のデータ送信装置。
  6. 【請求項6】 前記ファイルは、表示データを構成する
    オブジェクトの列を有しており、 前記ファイル分割手段は、各ページの終わりのオブジェ
    クト名とファイル内での位置との関係を示すテーブルに
    基づいて、送信中のデータに対応するページ番号を検出
    することを特徴とする請求項5に記載のデータ送信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ファイルは、前記オブジェクトおよ
    び各ページのオブジェクト構成を定義するカタログオブ
    ジェクトを有するボディ部と、各オブジェクトのファイ
    ル内での位置が格納されている相互参照テーブル部と、
    相互参照テーブル部のファイル内での位置が格納されて
    いるトレーラ部とを有し、 ファイル内での位置に関し、カタログオブジェクトは、
    オブジェクトの後方に配置され、相互参照テーブル部
    は、ボディ部の後方に配置され、トレーラ部は、相互参
    照テーブル部の後方に配置されていることを特徴とする
    請求項6に記載のデータ送信装置。
  8. 【請求項8】 前記第1ファイル作成手段は、送信途中
    のファイルの複製ファイルを作成し、検出されたページ
    番号に基づいて、未送信のデータに対応する複製ファイ
    ルのオブジェクトを削除し、削除されたオブジェクトに
    対応させて、複製ファイルのカタログオブジェクトおよ
    び相互参照テーブル部並びにトレーラ部を修正すること
    で、分割後ファイルを作成することを特徴とする請求項
    7に記載のデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 前記第2ファイル作成手段は、分割ファ
    イルに関し、複製ファイルから削除されたオブジェクト
    と当該オブジェクトに対応するカタログオブジェクトと
    を有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対応させ
    て、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のデータ送信装置。
  10. 【請求項10】 前記第2ファイル作成手段は、複数の
    ページで共通して使用される共通オブジェクト名および
    ファイル内での位置並びに使用ページの関係を示すテー
    ブルに基づいて、分割後ファイルに含まれるオブジェク
    トと削除されたオブジェクトとで共通に使用される共通
    オブジェクトを抽出し、分割ファイルに関し、共通オブ
    ジェクトおよび複製ファイルから削除されたオブジェク
    ト並びに前記オブジェクトに対応するカタログオブジェ
    クトを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対応さ
    せて、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成する
    ことを特徴とする請求項8に記載のデータ送信装置。
  11. 【請求項11】 前記分割後ファイルおよび分割ファイ
    ルに、分割されたデータの存在を示すデータを付加する
    分割表示手段を有することを特徴とする請求項4に記載
    のデータ送信装置。
  12. 【請求項12】 前記分割後ファイルおよび分割ファイ
    ルの表示データに、分割されたページの存在を示すデー
    タを付加する分割表示手段を有することを特徴とする請
    求項5に記載のデータ送信装置。
  13. 【請求項13】 前記分割後ファイルおよび分割ファイ
    ルのボディ部に、分割されたページの存在を示すデータ
    を有するオブジェクトを付加する分割表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ送信装置。
  14. 【請求項14】 前記オブジェクトは、分割されたペー
    ジで共通に使用される共通オブジェクトからなることを
    特徴とする請求項13に記載のデータ送信装置。
  15. 【請求項15】 前記オブジェクトは、分割されたペー
    ジに対するリンク情報を有することを特徴とする請求項
    13に記載のデータ送信装置。
  16. 【請求項16】 画像データを生成するデータ生成手段
    をさらに有し、送信される前記ファイルは、前記データ
    生成手段によって生成される画像データを含んでいるこ
    とを特徴とする請求項2〜15のいずれか1項に記載の
    データ送信装置。
  17. 【請求項17】 前記データ生成手段は、原稿画像を読
    み取って画像データを出力する画像読取手段からなるこ
    とを特徴とする請求項16に記載のデータ送信装置。
  18. 【請求項18】 送信要求の割り込みに応じて、送信途
    中のファイルの未送信のデータを分割するファイル分割
    ステップ、 送信済みのデータと未送信のデータの分割された後の残
    りのデータとを含んでいる分割後ファイルを作成する第
    1ファイル作成ステップ、 前記分割後ファイルを送信途中のファイルと置換するフ
    ァイル置換ステップ、 分割された未送信のデータに対応する分割ファイルを作
    成する第2ファイル作成ステップ、および、 割り込み送信終了後、前記分割ファイルを送信するファ
    イル送信ステップを有することを特徴とするデータ送信
    方法。
  19. 【請求項19】 送信要求の割り込みに応じて、送信途
    中のファイルの未送信のデータを分割するファイル分割
    手順、 送信済みのデータと未送信のデータの分割された後の残
    りのデータとを含んでいる分割後ファイルを作成する第
    1ファイル作成手順、 前記分割後ファイルを送信途中のファイルと置換するフ
    ァイル置換手順、 分割された未送信のデータに対応する分割ファイルを作
    成する第2ファイル作成手順、および、 割り込み送信終了後、前記分割ファイルを送信するファ
    イル送信手順を、 コンピュータに実行させるためのデータ送信プログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記ファイルを送信するためのプロト
    コルは、電子メールプロトコルであることを特徴とする
    請求項19に記載のデータ送信プログラム。
  21. 【請求項21】 ファイルが分割された場合、ファイル
    の宛先に対して、ファイルの分割を通知する電子メール
    を作成するメール作成手順を、コンピュータにさらに実
    行させることを特徴とする請求項20に記載のデータ送
    信プログラム。
  22. 【請求項22】 前記ファイルを送信するためのプロト
    コルは、FTPであることを特徴とする請求項19に記
    載のデータ送信プログラム。
  23. 【請求項23】 前記ファイルは、ページからなる表示
    データを有し、 前記ファイル分割手順は、送信中のデータに対応するペ
    ージ番号を検出することに基づいて、ファイルを分割す
    ることを特徴とする請求項22に記載のデータ送信プロ
    グラム。
  24. 【請求項24】 前記ファイルは、表示データを構成す
    るオブジェクトの列を有しており、 前記ファイル分割手順は、各ページの終わりのオブジェ
    クト名とファイル内での位置との関係を示すテーブルに
    基づいて、送信中のデータに対応するページ番号を検出
    することを特徴とする請求項23に記載のデータ送信プ
    ログラム。
  25. 【請求項25】 前記ファイルは、前記オブジェクトお
    よび各ページのオブジェクト構成を定義するカタログオ
    ブジェクトを有するボディ部と、各オブジェクトのファ
    イル内での位置が格納されている相互参照テーブル部
    と、相互参照テーブル部のファイル内での位置が格納さ
    れているトレーラ部とを有し、 ファイル内での位置に関し、カタログオブジェクトは、
    オブジェクトの後方に配置され、相互参照テーブル部
    は、ボディ部の後方に配置され、トレーラ部は、相互参
    照テーブル部の後方に配置されていることを特徴とする
    請求項24に記載のデータ送信プログラム。
  26. 【請求項26】 前記第1ファイル作成手順は、送信途
    中のファイルの複製ファイルを作成し、検出されたペー
    ジ番号に基づいて、未送信のデータに対応する複製ファ
    イルのオブジェクトを削除し、削除されたオブジェクト
    に対応させて、複製ファイルのカタログオブジェクトお
    よび相互参照テーブル部並びにトレーラ部を修正するこ
    とで、分割後ファイルを作成することを特徴とする請求
    項25に記載のデータ送信プログラム。
  27. 【請求項27】 前記第2ファイル作成手順は、分割フ
    ァイルに関し、複製ファイルから削除されたオブジェク
    トと当該オブジェクトに対応するカタログオブジェクト
    とを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対応させ
    て、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成するこ
    とを特徴とする請求項26に記載のデータ送信プログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記第2ファイル作成手順は、複数の
    ページで共通して使用される共通オブジェクト名および
    ファイル内での位置並びに使用ページの関係を示すテー
    ブルに基づいて、分割後ファイルに含まれるオブジェク
    トと削除されたオブジェクトとで共通に使用される共通
    オブジェクトを抽出し、分割ファイルに関し、共通オブ
    ジェクトおよび複製ファイルから削除されたオブジェク
    ト並びに前記オブジェクトに対応するカタログオブジェ
    クトを有するボディ部を作成し、当該ボディ部に対応さ
    せて、相互参照テーブル部およびトレーラ部を作成する
    ことを特徴とする請求項26に記載のデータ送信プログ
    ラム。
  29. 【請求項29】 前記分割後ファイルおよび分割ファイ
    ルに、分割されたデータの存在を示すデータを付加する
    分割表示手順を有することを特徴とする請求項22に記
    載のデータ送信プログラム。
  30. 【請求項30】 前記分割後ファイルおよび分割ファイ
    ルの表示データに、分割されたページの存在を示すデー
    タを付加する分割表示手順を有することを特徴とする請
    求項23に記載のデータ送信プログラム。
  31. 【請求項31】 前記分割後ファイルおよび分割ファイ
    ルのボディ部に、分割されたページの存在を示すデータ
    を有するオブジェクトを付加する分割表示手順を有する
    ことを特徴とする請求項25に記載のデータ送信プログ
    ラム。
  32. 【請求項32】 前記オブジェクトは、分割されたペー
    ジで共通に使用される共通オブジェクトからなることを
    特徴とする請求項31に記載のデータ送信プログラム。
  33. 【請求項33】 前記オブジェクトは、分割されたペー
    ジに対するリンク情報を有することを特徴とする請求項
    31に記載のデータ送信プログラム。
  34. 【請求項34】 請求項19〜33のいずれか1項に記
    載のデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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