JP2002297312A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2002297312A
JP2002297312A JP2001101914A JP2001101914A JP2002297312A JP 2002297312 A JP2002297312 A JP 2002297312A JP 2001101914 A JP2001101914 A JP 2001101914A JP 2001101914 A JP2001101914 A JP 2001101914A JP 2002297312 A JP2002297312 A JP 2002297312A
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Makoto Watanabe
渡辺  誠
Kazue Sasaki
和重 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マウス本体の移動情報を検出する機能の他に、
文字等の画像情報を読取り出力する機能を具えたものを
提供する。 【解決手段】 マウス本体2の動きに追従させてボール
4を回転させ、ボール4の回転を検出し、その信号をコ
ントローラ9で処理してパソコンに出力することによ
り、ディスプレイの画面上のカーソルを動かす入力装置
1に、画像入力面を有するイメージセンサ11と、イメ
ージセンサ11に画像情報を投影、入力するレンズ12
とからなる画像情報読取り手段10を設ける。イメージ
センサ11を画像情報の上部に重合させ、マウス本体2
をイメージセンサ11の走査方向に動かすことにより、
画像情報を読取り、パソコンに出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入力装置に関し、
特に、被検出面上の文字等の画像情報を読取りって出力
する画像情報読取り手段を具えたボール式又は光学式の
入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンという)等のディスプレイの画面上に表示されるカー
ソルを動かし、画面上のメニューの操作を行う等のため
に用いられるマウスと呼ばれる入力装置には種々のタイ
プのものがあり、例えば、マウス本体と、マウス本体に
回転自在に設けられるボールと、ボールの回転に追従し
て回転するローラーと、ローラーの回転を検出するロー
タリーエンコーダと、ロータリーエンコーダからの信号
を処理してパソコンに出力するコントローラとを具えた
ボール式の入力装置が一般に知られている。
【0003】そして、このような構成の入力装置をパソ
コンに接続し、マウス本体をマウスパッド等の上部で所
望の方向に動かすことにより、マウス本体の動きに追従
してボールが回転し、ボールの回転がローラーを介して
ロータリーエンコーダによって検出され、ロータリーエ
ンコーダからの信号がコントローラで処理されてパソコ
ンに出力され、ディスプレイの画面上のカーソルをマウ
ス本体の動きに追従させて動かすことができるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の入力装置にあっては、ディスプレイの画面
上のカーソルを動かす機能は具えているものの、画面上
に文字等の画像情報を入力する機能を具えていないた
め、画面上にURL等のインターネットアドレスを入力
する場合には、キーボードを操作しなければならない。
このため、キーボード操作が苦手な者は、URL等のイ
ンターネットアドレスの入力に手間取ってしまい、イン
ターネットを介して情報のやり取りに手間がかかってし
まう。
【0005】この発明は、前記のような従来のもののも
つ問題点を解決したものであって、キーボード操作が苦
手な者であっても、ディスプレイの画面上にURL等の
インターネットアドレスを簡単に入力することができ
て、インターネットを介して情報のやり取りを簡単に行
うことができる入力装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明は、被検出面上を移動可能なマウス本体
と、該マウス本体に設けられるとともに、該マウス本体
の移動情報を検出して出力する移動情報検出手段と、前
記マウス本体に設けられるとともに、前記被検出面上か
ら画像情報を読取り出力する画像情報読取り手段と、前
記マウス本体に設けられるとともに、前記画像情報読取
り手段の前記被検出面上の位置を表示する位置表示手段
とからなる手段を採用したものである。また、前記位置
表示手段は、前記画像情報読取り手段を透過させる透明
体又は半透明体からなる前記マウス本体自体である手段
を採用したものである。さらに、前記位置表示手段は、
平面視で前記画像情報読取り手段に重なる前記マウス本
体の上面側の部分に設けられるマークである手段を採用
したものである。さらに、前記位置表示手段は、前記画
像情報読取り手段に対応する前記マウス本体から突出し
た部分に設けられる手段を採用したものである。さら
に、前記マウス本体に、前記画像情報読取り手段の走査
方向を表示する走査方向表示手段を設けた手段を採用し
たものである。さらに、前記マウス本体に、前記画像情
報読取り手段の走査方向のみへの移動を許容する案内手
段を設けた手段を採用したものである。さらに、前記案
内手段は、前記マウス本体に設けられるとともに、前記
画像情報読取り手段の走査方向と直交する方向に出没可
能な支持棒と、該支持棒に一体に設けられるとともに、
前記画像情報読取り手段の走査方向に平行な方向を向く
案内棒とからなる手段を採用したものである。さらに、
前記案内手段は、前記マウス本体が前記画像情報読取り
手段の走査方向へ移動したときの前記マウス本体と前記
被検出面との間の抵抗と、前記マウス本体がそれ以外の
方向へ移動したときのそれらの間の抵抗とを異ならせる
ことによりなるものである手段を採用したものである。
さらに、前記マウス本体の底面を凹凸面に形成して、前
記マウス本体が前記画像情報読取り手段の走査方向へ移
動したときの前記マウス本体と前記被検出面との間の抵
抗と、前記マウス本体がそれ以外の方向へ移動したとき
のそれらの間の抵抗とを異ならせた手段を採用したもの
である。さらに、前記マウス本体の底面に溝を設けて、
前記マウス本体が前記画像情報読取り手段の走査方向へ
移動したときの前記マウス本体と前記被検出面との間の
抵抗と、前記マウス本体がそれ以外の方向へ移動したと
きのそれらの間の抵抗とを異ならせた手段を採用したも
のである。さらに、前記案内手段は、前記マウス本体に
設けられる、前記画像情報読取り手段の走査方向と直交
する軸線を中心として回転可能なローラーである手段を
採用したものである。そして、前記移動情報検出手段
は、前記マウス本体の移動情報をボールの回転を介して
検出し出力するものからなり、前記案内手段は、前記マ
ウス本体に設けられる前記ボールの前記画像読取り手段
の走査方向への回転のみを許容する制動手段からなる手
段を採用したものである。
【0007】
【作用】この発明は、前記のような手段を採用したこと
により、被検出面上でマウス本体を移動させると、マウ
ス本体の移動情報は、移動情報検出手段を介して検出さ
れ出力されることになる。また、被検出面上の画像情報
は、画像情報読取り手段によって読取られ出力されるこ
とになる。さらに、画像情報読取り手段の被検出面上の
位置は、位置表示手段によって表示されることになる。
さらに、画像情報読取り手段の走査方向は、走査方向表
示手段によって表示されることになる。さらに、マウス
本体は、案内手段によって案内されて画像情報読取り手
段の走査方向のみへの移動が許容されることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1及び図2には、この発明
による入力装置の第1の実施の形態が示されていて、こ
の入力装置1は、被検出面上を移動可能なマウス本体2
と、マウス本体2に設けられる移動情報検出手段3と画
像情報読取り手段10と位置表示手段13と走査方向表
示手段15とを具えている。
【0009】マウス本体2は、中空体状をなすものであ
って、上面側は手に馴染み易くするために曲面に形成さ
れ、下面側は被検出面上をスムーズに移動させるために
フラット面に形成されるようになっている。
【0010】マウス本体2の内部には移動情報検出手段
3及び画像情報読取り手段10が設けられるようになっ
ている。
【0011】移動情報検出手段3は、マウス本体2の移
動に追従して回転するボール4と、ボール4の回転に追
従して回転するローラー5と、ローラー5を介してマウ
ス本体2の移動方向及び移動距離を検出するロータリー
エンコーダ6と、ロータリーエンコーダ6からの信号を
処理してパソコン(図示せず)に出力するコントローラ
9と、それらの付帯部材(図示せず)とから構成されて
いる。
【0012】ロータリーエンコーダ6は、マウス本体2
の軸線と直交する方向(横方向)への移動を検出するX
方向ロータリーエンコーダ7と、マウス本体2の軸線方
向(縦方向)への移動を検出するY方向ロータリーエン
コーダ8とを具えており、この2つのロータリーエンコ
ーダ7、8の協働により、マウス本体2の移動方向及び
移動距離を検出することができるものである。
【0013】画像情報読取り手段10は、直線状(1次
元)の画像入力面を有するイメージセンサ11と、イメ
ージセンサ11の画像入力面に対向して設けられるとと
もに、被検出面上の文字等の画像情報をイメージセンサ
11の画像入力面に投影、入力するレンズ12と、被検
出面上を照らすランプ(図示せず)と、それらの付帯部
材(図示せず)とから構成されている。
【0014】イメージセンサ11は、その画像入力面が
マウス本体2の軸線方向(Y方向)を向くように、マウ
ス本体2に設けられるようになっている。したがって、
イメージセンサ11を被検出面上の文字等の画像情報の
上部に位置し、この状態でマウス本体2を軸線と直交す
る方向(X方向)に移動(走査)させて、1ラインずつ
画像情報を読取ることにより、被検出面上の文字等の画
像情報を読取ることができるものである。
【0015】なお、イメージセンサ11は、直線状(1
次元)の画像入力面を有するものに限らず、他のタイプ
のイメージセンサであってもよいものである。
【0016】位置表示手段13は、画像情報読取り手段
10のイメージセンサ11の位置を表示させるためのも
のであって、この実施の形態においては、マウス本体2
自体を位置表示手段13としている。すなわち、マウス
本体2を透明体又は半透明体で形成してイメージセンサ
11を透過させることにより、マウス本体2の上方から
イメージセンサ11の位置を確認できるようにしてい
る。
【0017】走査方向表示手段15は、画像情報読取り
手段10のイメージセンサ11の走査方向を表示するも
のであって、この実施の形態においては、マウス本体2
自体を走査方向表示手段15としている。すなわち、マ
ウス本体2を透明体又は半透明体で形成してイメージセ
ンサ11を透過させることにより、マウス本体2の上方
からイメージセンサ11の走査方向を確認できるように
している。
【0018】そして、上記のように構成した入力装置1
を用いて被検出面である雑誌上からURL等のインター
ネットアドレスを読取り、パソコンに出力するには、マ
ウス本体2を雑誌(図示せず)の上部に位置し、マウス
本体2の上方から目視によってイメージセンサ11の位
置を確認し、イメージセンサ11を雑誌のURL等のイ
ンターネットアドレスに重合させる。
【0019】そして、マウス本体2の上方から目視によ
ってイメージセンサ11の走査方向を確認し、マウス本
体2をイメージセンサ11の走査方向(マウス本体2の
軸線と直交する方向(X方向))に移動させ、URL等
のインターネットアドレスをイメージセンサ11で走査
して読取り、イメージセンサ11の信号をパソコンに出
力させる。このようにして、パソコンのディスプレイの
画面上にURL等のインターネットアドレスを表示させ
ることができるものである。
【0020】したがって、URL等のインターネットア
ドレスを入力する際に、キーボードを操作する必要がな
いので、キーボード操作が苦手な者であっても、容易に
URL等のインターネットアドレスを入力することがで
き、インターネットを介しての上方のやり取りが簡単に
できることになる。
【0021】図3には、この発明による入力装置の第2
の実施の形態が示されていて、この入力装置1は、位置
表示手段13を、イメージセンサ11に対応するマウス
本体2の上面側の部分にマーク14を設けて構成すると
ともに、走査方向表示手段15を、マウス本体2の上面
側にイメージセンサ11の走査方向を表示するマーク1
6を設けて構成したものであって、その他の構成は前記
第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0022】この場合、位置表示手段13のマーク14
は、三角形,四角形、六角形、丸形、星形等の任意の形
状とすることができる。このマーク14は、マウス本体
2を加工することにより設けても良いし、マウス本体2
にシール等を貼着することにより設けても良いし、その
他の周知の方法によって設けても良い。
【0023】走査方向表示手段15のマーク16は、三
角形、矢印等の任意の形状とすることができる。このマ
ーク16は、マウス本体2を加工することにより設けて
も良いし、マウス本体2にシール等を貼着することによ
り設けても良いし、その他の周知の方法によって設けて
も良い。さらに、マウス本体2の側方の部分にメージセ
ンサ11の走査方向に突出する突出部17を設けて、そ
の突出部17にマーク16を同様の方法で設けても良い
(図4参照)。
【0024】そして、この実施の形態による入力装置1
を用いて雑誌からURL等のインターネットアドレスを
読取り、パソコンに出力するには、マウス本体2を雑誌
の上部に位置し、マウス本体2の上面側の位置表示手段
13のマーク14を雑誌のURL等のインターネットア
ドレスに重合させる。
【0025】そして、マウス本体2の上面側の走査方向
表示手段15のマーク16をURL等のインターネット
アドレスの走査方向に重ね合わせ、マウス本体2を走査
方向表示手段15のマーク16の方向に移動させ、UR
L等のインターネットアドレスをイメージセンサ11で
走査して読取り、イメージセンサ11の信号をパソコン
に出力させる。このようにして、パソコンのディスプレ
イの画面上にURL等のインターネットアドレスを表示
させることができるものである。
【0026】したがって、URL等のインターネットア
ドレスを入力する際に、キーボードを操作する必要がな
いので、キーボード操作が苦手な者であっても、容易に
URL等のインターネットアドレスを入力することがで
き、インターネットを介しての情報のやり取りが簡単に
できることになる。
【0027】なお、位置表示手段13のマーク14に対
応する部分及び走査方向表示手段15のマーク16に対
応する部分にランプを設けて、それらのランプをイメー
ジセンサ11とURL等のインターネットアドレスとが
重合したときに電気的に点灯させ、イメージセンサ11
がURL等のインターネットアドレスの走査方向に移動
したときに電気的に点灯させるように構成しても良いも
のである。
【0028】図5には、この発明による入力装置の第3
の実施の形態が示されていて、この入力装置1は、マウ
ス本体2の前方の部分に軸線方向に突出する突出部18
を一体に設けて、その突出部18に位置表示手段13を
設けるとともに、突出部18の両側にそれぞれイメージ
センサ11の走査方向を向く突出部19を一体に設け
て、その突出部19に走査方向表示手段15を設けたも
のであって、その他の構成は前記第2の実施の形態に示
すものと同様である。
【0029】そして、この実施の形態による入力装置1
を用いて雑誌からURL等のインターネットアドレスを
読取り、パソコンに出力するには、マウス本体2を雑誌
の上部に位置し、マウス本体2の突出部18の位置表示
手段13のマーク14を、雑誌上に掲載されているUR
L等のインターネットアドレスから所定の距離離れた位
置に位置させ、位置表示手段13のマーク14から所定
の距離離れた位置に位置しているイメージセンサ11を
URL等のインターネットアドレスに重合させる。
【0030】そして、マウス本体2の突出部19の走査
方向表示手段15のマーク16をURL等のインターネ
ットアドレスの走査方向に重合させ、マウス本体2をイ
メージセンサ11の走査方向(マウス本体2の軸線と直
交する方向(X方向))に移動させ、URL等のインタ
ーネットアドレスをイメージセンサ11で走査して読取
り、イメージセンサ11の信号をパソコンに出力させ
る。このようにして、パソコンのディスプレイの画面上
にURL等のインターネットアドレスが表示させること
ができるものである。
【0031】したがって、URL等のインターネットア
ドレスを入力する際に、キーボードを操作する必要がな
いので、キーボード操作が苦手な者であっても、容易に
URL等のインターネットアドレスを入力することがで
き、インターネットを介しての情報のやり取りが簡単に
できることになる。
【0032】なお、この実施の形態においても、位置表
示手段13のマーク14に対応する部分及び走査方向表
示手段15のマーク16に対応する部分にランプを設け
て、それらのランプをイメージセンサ11とURL等の
インターネットアドレスとが重合したときに電気的に点
灯させ、イメージセンサ11がURL等のインターネッ
トアドレスの走査方向に移動したときに電気的に点灯さ
せるように構成しても良いものである。
【0033】図6には、この発明による入力装置の第4
の実施の形態が示されていて、この入力装置1は、マウ
ス本体2に、マウス本体2の軸線と直交する方向(X方
向)、すなわちイメージセンサ11の走査方向への移動
のみを許容する案内手段20を設けたものであって、そ
の他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様で
ある。
【0034】案内手段20は、マウス本体2に、マウス
本体2の軸線方向(イメージセンサ11の走査方向と直
交する方向(Y方向))に出没可能に支持棒21を設け
るとともに、支持棒21の先端部にマウス本体2の軸線
と直交する方向(イメージセンサ11の走査方向(X方
向))を向く案内棒22を一体に設けて構成したもので
ある。
【0035】そして、このような構成の案内手段20の
支持棒21をマウス本体2から突出させて、案内棒22
を机の縁等に当接させ、この状態でマウス本体2を移動
させることにより、イメージセンサ11を走査方向に確
実に移動させることができるものである。
【0036】なお、案内手段は、図示はしないが、マウ
ス本体2の底面を凹凸面に形成して、マウス本体2がイ
メージセンサ11の走査方向へ移動するときのマウス本
体2と被検出面との間の抵抗を小さく、マウス本体2が
それ以外の方向へ移動するときのそれらの間の抵抗を大
きくすることにより構成しても良い。
【0037】また、マウス本体2の底面に溝を形成し
て、マウス本体2がイメージセンサ11の走査方向へ移
動するときのマウス本体2と被検出面との間の抵抗を小
さく、マウス本体2がそれ以外の方向へ移動するときの
それらの間の抵抗を大きくすることにより構成しても良
い。
【0038】さらに、マウス本体2の底面に、イメージ
センサ11の走査方向と直交する方向(マウス本体2の
軸線方向(Y方向))を向く軸線を中心として回転可能
な案内ローラーを設けて、マウス本体2がイメージセン
サ11の走査方向へ移動するときのマウス本体2と被検
出面との間の抵抗を小さく、マウス本体2がそれ以外の
方向へ移動するときのそれらの間の抵抗を大きくするこ
とにより構成しても良い。
【0039】さらに、マウス本体2にボール4の走査方
向への回転を許容する制動手段(例えばローラー等)を
設けて、マウス本体2を移動させるときにその制動手段
を作動させ、マウス本体2がイメージセンサ11の走査
方向へ移動するときのマウス本体2と被検出面との間の
抵抗を小さく、マウス本体2がそれ以外の方向へ移動す
るときのそれらの間の抵抗を大きくすることにより構成
しても良い。
【0040】そして、このような構成の案内手段を使用
することにより、マウス本体2をイメージセンサ11の
走査方向に確実に移動させることができるものである。
なお、この実施の形態においては、図1に示すものに案
内手段を設けたが、図3〜図5に示すものに案内手段を
設けても良いものであり、その場合にも同様の効果が得
られるのは勿論のことである。
【0041】なお、前記各実施の形態においては、移動
情報検出手段3として、マウス本体2の移動情報をボー
ル4の回転を介して検出するものを使用したが、ボール
4を使用せずに、光学的にマウス本体2の移動情報を検
出する光学式のものを使用しても良いものであり、その
場合にも同様の効果が得られるのは勿論のことである。
【0042】
【発明の効果】この発明は、前記のように構成したこと
により、マウス本体の移動情報を検出して出力する移動
情報検出手段の他に、被検出面上から画像情報を読取り
出力する画像情報読取り手段を具えることになるので、
例えば、この入力装置をパソコンに使用した場合には、
雑誌等に掲載されているURL等のインターネットアド
レスを画像情報読取り手段によって読取り、パソコンに
出力することができることになる。したがって、キーボ
ード操作が不要となるので、キーボード操作が苦手な者
であっても、容易にURL等のインターネットアドレス
をパソコンの入力することができ、インターネットを介
しての上方のやり取りが容易となる。
【0043】さらに、位置表示手段によって画像情報読
取り手段の位置を間接的に確認することができ、また走
査方向表示手段によって画像情報読取り手段の走査方向
を間接的に確認することができるので、被検出面上の画
像情報(例えば雑誌等に掲載されているURL等のイン
ターネットアドレス等)を確実に読取り、出力すること
ができることになり、入力装置の操作に不慣れな者であ
っても簡単に操作できることになる。
【0044】さらに、案内手段によってマウス本体は走
査方向のみへの移動が許容されることになるので、被検
出面上の画像情報(例えば雑誌等に掲載されているUR
L等のインターネットアドレス等)を確実に読取り、出
力することができることになり、入力装置の操作に不慣
れな者であっても簡単に操作できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による入力装置の第1の実施の形態
を示した概略平面図である。
【図2】 図1に示すもののA−A線断面図である。
【図3】 この発明による入力装置の第2の実施の形態
を示した概略平面図である。
【図4】 図3の変形例を示した概略平面図である。
【図5】 この発明による入力装置の第3の実施の形態
を示した概略平面図である。
【図6】 この発明による入力装置の第4の実施の形態
を示した概略平面図である。
【符号の説明】
1……入力装置 2……マウス本体 3……移動情報検出手段 4……ボール 5……ローラー 6……ロータリーエンコーダ 7……X方向ロータリーエンコーダ 8……Y方向ロータリーエンコーダ 9……コントローラ 10……画像情報検出手段 11……イメージセンサ 12……レンズ 13……位置表示手段 14、16……マーク 15……走査方向表示手段 17、18、19……突出部 20……案内手段 21……支持棒 22……案内棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B087 AA09 AB02 BB02 BB05 BB12 DD03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出面上を移動可能なマウス本体と、
    該マウス本体に設けられるとともに、該マウス本体の移
    動情報を検出して出力する移動情報検出手段と、前記マ
    ウス本体に設けられるとともに、前記被検出面上から画
    像情報を読取り出力する画像情報読取り手段と、前記マ
    ウス本体に設けられるとともに、前記画像情報読取り手
    段の前記被検出面上の位置を表示する位置表示手段とか
    らなることを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記位置表示手段は、前記画像情報読取
    り手段を透過させる透明体又は半透明体からなる前記マ
    ウス本体自体である請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記位置表示手段は、平面視で前記画像
    情報読取り手段に重なる前記マウス本体の上面側の部分
    に設けられるマークである請求項1に記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記位置表示手段は、前記画像情報読取
    り手段に対応する前記マウス本体から突出した部分に設
    けられる請求項1に記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記マウス本体に、前記画像情報読取り
    手段の走査方向を表示する走査方向表示手段を設けた請
    求項1〜4の何れかに記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記マウス本体に、前記画像情報読取り
    手段の走査方向のみへの移動を許容する案内手段を設け
    た請求項1〜5の何れかに記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記案内手段は、前記マウス本体に設け
    られるとともに、前記画像情報読取り手段の走査方向と
    直交する方向に出没可能な支持棒と、該支持棒に一体に
    設けられるとともに、前記画像情報読取り手段の走査方
    向に平行な方向を向く案内棒とからなる請求項6に記載
    の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記案内手段は、前記マウス本体が前記
    画像情報読取り手段の走査方向へ移動したときの前記マ
    ウス本体と前記被検出面との間の抵抗と、前記マウス本
    体がそれ以外の方向へ移動したときのそれらの間の抵抗
    とを異ならせることによりなるものである請求項6に記
    載の入力装置。
  9. 【請求項9】 前記マウス本体の底面を凹凸面に形成し
    て、前記マウス本体が前記画像情報読取り手段の走査方
    向へ移動したときの前記マウス本体と前記被検出面との
    間の抵抗と、前記マウス本体がそれ以外の方向へ移動し
    たときのそれらの間の抵抗とを異ならせた請求項8に記
    載の入力装置。
  10. 【請求項10】 前記マウス本体の底面に溝を設けて、
    前記マウス本体が前記画像情報読取り手段の走査方向へ
    移動したときの前記マウス本体と前記被検出面との間の
    抵抗と、前記マウス本体がそれ以外の方向へ移動したと
    きのそれらの間の抵抗とを異ならせた請求項8に記載の
    入力装置。
  11. 【請求項11】 前記案内手段は、前記マウス本体に設
    けられる、前記画像情報読取り手段の走査方向と直交す
    る軸線を中心として回転可能なローラーである請求項6
    に記載の入力装置。
  12. 【請求項12】 前記移動情報検出手段は、前記マウス
    本体の移動情報をボールの回転を介して検出し出力する
    ものからなり、前記案内手段は、前記マウス本体に設け
    られる前記ボールの前記画像読取り手段の走査方向への
    回転のみを許容する制動手段からなる請求項6に記載の
    入力装置。
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