JP2002296970A - 感光ドラム - Google Patents
感光ドラムInfo
- Publication number
- JP2002296970A JP2002296970A JP2001099472A JP2001099472A JP2002296970A JP 2002296970 A JP2002296970 A JP 2002296970A JP 2001099472 A JP2001099472 A JP 2001099472A JP 2001099472 A JP2001099472 A JP 2001099472A JP 2002296970 A JP2002296970 A JP 2002296970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoreceptor
- wheel
- photosensitive drum
- photoconductor
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光ドラムの精度を下げることなく、また、
感光体を傷付けることなく、感光体の取り外しを容易に
する感光ドラムを提供する。 【解決手段】 感光体と感光体と嵌合するホイール端に
1つ又は複数の溝を設け、例えば凸部を有する部材上
に、ホイール端の溝部が合致するよう感光ドラムを設置
し、上方よりホイールのみを押すことにより、感光ドラ
ムの精度を下げることなく、また、感光体を傷付けるこ
となく、容易に感光体を取り外すことができ、作業者の
負担を軽減する。
感光体を傷付けることなく、感光体の取り外しを容易に
する感光ドラムを提供する。 【解決手段】 感光体と感光体と嵌合するホイール端に
1つ又は複数の溝を設け、例えば凸部を有する部材上
に、ホイール端の溝部が合致するよう感光ドラムを設置
し、上方よりホイールのみを押すことにより、感光ドラ
ムの精度を下げることなく、また、感光体を傷付けるこ
となく、容易に感光体を取り外すことができ、作業者の
負担を軽減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式印刷装
置に用いる感光ドラムに関するものである。
置に用いる感光ドラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】はじめに本発明が適用される電子写真式
印刷装置の構成を図4に示す。図4において、6は電子
写真印刷装置であり、感光ドラム1が回転を開始する
と、帯電器7に高電圧が印加され、感光ドラム1表面に
電荷が均一に帯電される。印刷データを露光するレーザ
ビーム8が照射されると、感光ドラム1の表面に、静電
潜像が形成される。この静電潜像を保持した感光ドラム
領域が現像装置9と対向する位置に到達すると、静電潜
像にトナーが供給され、レーザビーム8の照射により感
光ドラム1上の電荷が消失した部分に、帯電したトナー
が静電気により吸引され感光ドラム1上にトナー像が形
成される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、用
紙10の背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する転
写器11の作用により用紙10上に吸引される。感光ド
ラム1は、電子写真式印刷装置6より脱着可能な構成と
なっている。
印刷装置の構成を図4に示す。図4において、6は電子
写真印刷装置であり、感光ドラム1が回転を開始する
と、帯電器7に高電圧が印加され、感光ドラム1表面に
電荷が均一に帯電される。印刷データを露光するレーザ
ビーム8が照射されると、感光ドラム1の表面に、静電
潜像が形成される。この静電潜像を保持した感光ドラム
領域が現像装置9と対向する位置に到達すると、静電潜
像にトナーが供給され、レーザビーム8の照射により感
光ドラム1上の電荷が消失した部分に、帯電したトナー
が静電気により吸引され感光ドラム1上にトナー像が形
成される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、用
紙10の背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する転
写器11の作用により用紙10上に吸引される。感光ド
ラム1は、電子写真式印刷装置6より脱着可能な構成と
なっている。
【0003】次に、図3に従来の感光ドラム1の構成を
示す。感光ドラム1は、中空円筒形の金属部と外周の光
導電性部との層構造をなす感光体2と、ホイール3およ
びキャップ4により構成され、感光体2は両端をホイー
ル3とキャップ4により挟み込まれ固定される。感光体
2を取り外す場合は、まずキャップ4をホイール3より
取り外した後、感光体2をホイール3より引き抜く。感
光体2は、内面の両端にホイール3及びキャップ4と嵌
合する為の段差を有し、内部は滑らかな面となってい
る。
示す。感光ドラム1は、中空円筒形の金属部と外周の光
導電性部との層構造をなす感光体2と、ホイール3およ
びキャップ4により構成され、感光体2は両端をホイー
ル3とキャップ4により挟み込まれ固定される。感光体
2を取り外す場合は、まずキャップ4をホイール3より
取り外した後、感光体2をホイール3より引き抜く。感
光体2は、内面の両端にホイール3及びキャップ4と嵌
合する為の段差を有し、内部は滑らかな面となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成により、感
光体を取り外す場合は、感光体の光導電性部にダメージ
を与えない為に、内面の金属部に両手を張り付かせ、感
光体を左右に突っ張らせ保持しながら引き抜く必要があ
る。しかしながら本作業は、作業者にとっては、非常に
負担が大きい面倒な作業であり、また嵌合部において、
感光体とホイールが噛んでしまった場合、強引に引き抜
こうと感光体の光導電部を掴んでしまい、感光体を傷付
けてしまうことがある。本構成において、感光体の取り
外しを容易にする為には、感光体とホイールとの嵌合部
の隙間を大きくすれば良いが、この隙間を大きくしてし
まうと、感光体装着時に、感光体が隙間分だけ一方に偏
った状態で装着された場合、感光ドラムの偏心の要因と
なり、印刷時、感光ドラムと現像装置等とのギャップが
変化し、印刷品質に悪影響を及ぼしてしまう。一方、嵌
合部の精度を上げ、隙間を小さくしてしまうと、感光体
とホイールとの嵌合部において噛んでしまい、感光体の
取り外しが困難となってしまう。
光体を取り外す場合は、感光体の光導電性部にダメージ
を与えない為に、内面の金属部に両手を張り付かせ、感
光体を左右に突っ張らせ保持しながら引き抜く必要があ
る。しかしながら本作業は、作業者にとっては、非常に
負担が大きい面倒な作業であり、また嵌合部において、
感光体とホイールが噛んでしまった場合、強引に引き抜
こうと感光体の光導電部を掴んでしまい、感光体を傷付
けてしまうことがある。本構成において、感光体の取り
外しを容易にする為には、感光体とホイールとの嵌合部
の隙間を大きくすれば良いが、この隙間を大きくしてし
まうと、感光体装着時に、感光体が隙間分だけ一方に偏
った状態で装着された場合、感光ドラムの偏心の要因と
なり、印刷時、感光ドラムと現像装置等とのギャップが
変化し、印刷品質に悪影響を及ぼしてしまう。一方、嵌
合部の精度を上げ、隙間を小さくしてしまうと、感光体
とホイールとの嵌合部において噛んでしまい、感光体の
取り外しが困難となってしまう。
【0005】本発明の目的は、感光ドラムの精度を下げ
ることなく、感光体の取り外しを容易にする感光ドラム
を提供することにある。
ることなく、感光体の取り外しを容易にする感光ドラム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、感光体と感
光体と嵌合するホイール端に1つ又は複数の溝を設け、
例えば凸部を有する部材上に、前記ホイール端の溝部が
合致するよう感光ドラムを設置し、上方よりホイールの
みを押すことにより、容易に感光体を取り外すことが出
来るようにすることで達成される。
光体と嵌合するホイール端に1つ又は複数の溝を設け、
例えば凸部を有する部材上に、前記ホイール端の溝部が
合致するよう感光ドラムを設置し、上方よりホイールの
みを押すことにより、容易に感光体を取り外すことが出
来るようにすることで達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0008】図1に本発明となる感光ドラムの詳細構成
を示す。感光ドラム1は、中空円筒形の金属部と外周の
光導電性部との層構造をなす感光体2と、ホイール3と
キャップ4により構成され、感光体2は両端をホイール
3及びキャップ4により挟み込まれ固定される。感光体
2は、内面の両端にホイール3及びキャップ4と嵌合す
るための段差を有し、感光体2と嵌合するホイール3端
には、1つまたは複数の溝3aが設けられる。この溝3
aの位置は、感光体2とホイール3との嵌合領域Lより
も外側に位置し、且つ、溝の深さは嵌合領域よりも深く
なっている。図2に示す様に、感光体2を取り外す場合
は、例えば凸部を有する部材5上に、前記ホイール端の
溝3aが合致するよう感光ドラム1を設置し、上方より
ホイール3のみを押すことにより、容易に感光体2を脱
着することが出来る。脱着された感光体2は部材5上に
保持される。
を示す。感光ドラム1は、中空円筒形の金属部と外周の
光導電性部との層構造をなす感光体2と、ホイール3と
キャップ4により構成され、感光体2は両端をホイール
3及びキャップ4により挟み込まれ固定される。感光体
2は、内面の両端にホイール3及びキャップ4と嵌合す
るための段差を有し、感光体2と嵌合するホイール3端
には、1つまたは複数の溝3aが設けられる。この溝3
aの位置は、感光体2とホイール3との嵌合領域Lより
も外側に位置し、且つ、溝の深さは嵌合領域よりも深く
なっている。図2に示す様に、感光体2を取り外す場合
は、例えば凸部を有する部材5上に、前記ホイール端の
溝3aが合致するよう感光ドラム1を設置し、上方より
ホイール3のみを押すことにより、容易に感光体2を脱
着することが出来る。脱着された感光体2は部材5上に
保持される。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、感光体の取り外し作業
を容易化するために、感光ドラムの精度を下げる必要は
なく、また、感光体の取り外し時に感光体を傷付けるこ
ともなく、容易に感光体を取り外すことができ、作業者
の負担を軽減することが出来る。
を容易化するために、感光ドラムの精度を下げる必要は
なく、また、感光体の取り外し時に感光体を傷付けるこ
ともなく、容易に感光体を取り外すことができ、作業者
の負担を軽減することが出来る。
【図1】本発明の実施例に基づき構成された感光ドラム
の構成図。
の構成図。
【図2】本発明の実施例に基づき構成された感光ドラム
の構成図。
の構成図。
【図3】従来の感光ドラムの構成図。
【図4】電子写真式印刷装置の構成図。
1…感光ドラム、2…感光体、3…ホイール、3a…
溝、4…キャップ、5…部材、6…電子写真式印刷装
置、7…帯電器、8…レーザ光、9…現像装置、10…
用紙、11…転写器。
溝、4…キャップ、5…部材、6…電子写真式印刷装
置、7…帯電器、8…レーザ光、9…現像装置、10…
用紙、11…転写器。
Claims (1)
- 【請求項1】 光導電性を有する筒状の感光体と、前記
感光体を両端より挟み込み固定するホイールおよびキャ
ップにより構成される感光ドラムにおいて、前記ホイー
ル端に少なくとも1つの溝を設け、前記溝を前記感光体
とホイールとの嵌合領域よりも外側に位置させるととも
に、前記溝の深さを前記嵌合領域よりも深く設けたこと
を特徴とする感光ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099472A JP2002296970A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 感光ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099472A JP2002296970A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 感光ドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002296970A true JP2002296970A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18953010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001099472A Pending JP2002296970A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 感光ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002296970A (ja) |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001099472A patent/JP2002296970A/ja active Pending
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