JP2002295992A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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JP2002295992A
JP2002295992A JP2001093825A JP2001093825A JP2002295992A JP 2002295992 A JP2002295992 A JP 2002295992A JP 2001093825 A JP2001093825 A JP 2001093825A JP 2001093825 A JP2001093825 A JP 2001093825A JP 2002295992 A JP2002295992 A JP 2002295992A
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tubes
heat exchange
tube
exhaust gas
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Yuichi Yokoyama
裕一 横山
Shigeki Kimura
茂樹 木村
Susumu Kozai
晋 古財
Kenzo Oki
健三 大木
Tatsuhisa Ozawa
達央 小澤
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Tokyo Radiator Mfg Co Ltd
Marelli Corp
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Tokyo Radiator Mfg Co Ltd
Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのEGR装置等に用いられる熱交換
装置に関し、ガスの流速分布の影響による圧力損失の発
生を抑えた、効率の良い熱交換装置を提供することを課
題とする。 【解決手段】 内部で熱交換が行われる筒状のシェル
と、このシェルの両端部にそれぞれ設けられ、少なくと
もガスの流入側には、流入口がシェルの径よりも小さく
形成されたヘッダーと、上記シェルと上記各ヘッダーと
の間に介在するエンドプレートと、これら両エンドプレ
ート間に、端部がエンドプレートを貫通して設けられる
複数のチューブと、上記チューブ内に、チューブを二分
する形態で設けられ、ガスの流入側における先端部が、
上記シェルの断面中央部から放射方向に沿う向きに配置
される長尺板状のフィンと、を有する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのEGR
装置等に用いられる熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換装置は、例えば図3に示すよう
に、EGR(排気再循環)システムにおいて排気ガスの冷
却装置として用いられている。EGRシステムでは、エ
ンジン31の排気系37のエキゾーストマニホールド3
6から排出される排気ガス32の一部を熱交換装置21
で冷却し、この排気ガス32を吸気系38の混合気35
に加える。
【0003】この熱交換装置21は、図4に示すよう
に、円筒状のシェル1の両端部にそれぞれヘッダー3,
4が設けられ、またシェル1の一端部側には冷却液の流
入口22が、他端部側には冷却液の流出口23が設けら
れている。シェル1内には複数のチューブ2が環状に配
置され、ヘッダー3から流入した排気ガス32は、チュ
ーブ2内を通過し、その間に冷却されてヘッダー4から
流出する。
【0004】そして、エキゾーストマニホールド36か
ら排出される排気ガス32の圧力と、インテークマニホ
ールド34内の混合気の圧力との差圧を利用し、高い圧
力の排気ガス32をそれより低い圧力のインテークマニ
ホールド34内に送り込む。このようにEGRシステム
では、混合気に排出ガスを加えることで吸入空気に含ま
れる酸素の量をコントロールし、排気ガス中のNOxの
量を低減している。
【0005】ここで、熱交換装置21におけるガスの冷
却が不十分である場合、吸気系38に戻された排出ガス
の温度が高いと体積が膨張してガスの濃度が希薄とな
り、必要な排気ガスの量が確保できない。一方、熱交換
装置21において排気ガスの流通抵抗が高いと、装置を
通過後の排気ガス32の圧力が低下して混合気35との
圧力差が少なくなり、排気ガス32を規定された量だけ
吸気系38に戻すことができない。このように、排気ガ
スの量が確保できず、規定量を吸気系38に戻すことが
できないと、NOxの低減に支障をきたしEGRシステ
ムの機能が低下する。
【0006】このため、熱交換装置21の設計において
は、熱交換器としての冷却能力に加えて装置内を通過す
る排気ガスの流通抵抗にも配慮が必要である。一般に、
熱交換装置21における放熱量(冷却量)と流通抵抗
(排気ガスの圧力損失)とは、正比例の関係にある。つ
まり、放熱量が増加すると装置の流通抵抗も増加する関
係にある。ただし、放熱量に対する圧力損失の割合は、
熱交換器の種類(シェルチューブ式、プレート式等)に
よって異なる。
【0007】EGRシステムにおいても、シェル1にチ
ューブ2が内蔵されたシェル&チューブ式の上記熱交換
装置21では、チューブ2素管のままでは熱伝導に限界
があるため、チューブ2内に冷却効率を高めるフィン2
5を設けたり、或いはチューブ素管にビード等を設けて
熱伝導効率の改善が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、図5(a)に示
すように、熱交換装置21では、排気系の配管の直径
(Φ1、これはヘッダー3の流入口の直径と同じである)
に対して、通常はシェル2の直径(Φ2)の方が大きいた
め、排気ガス32が装置内に流入したとき、内部が円錐
状に拡開するヘッダー3によって流速分布が発生する。
この流速分布は、図5(b)に示すように、中央部の流
速は速く(F)、外周部に向かうほど流速は遅く(S)
なる。
【0009】このとき、同図に示すようにチューブ2に
設けられたフィン25の配列(向き)がまちまちだと、
フィン25とチューブ2によって区切られた流路部
“A”及び“B”には異なった流量の排気ガス32が流
れることになる。この場合、熱交換装置21で冷却され
た排気ガス32は、流路部“A”及び“B”とでガス密
度が異なるため、出口側で密度差による圧力損失を生ず
る。このため、熱交換装置21から出力された排気ガス
32のガス圧は圧力損失により低下する。また、フィン
25の先端が、チューブ2の先端と同じ位置にある場合
は、チューブ2の流路がここで完全に分割された状態に
なるため、流速分布の影響をそのまま受けてしまう。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ガスの流速分布の影響による圧力損失の発生
を抑え、安定して熱交換が行える熱交換装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、本発明に係る熱交換装置は、図1に示すよう
に、内部で熱交換が行われる筒状のシェルと、このシェ
ルの両端部にそれぞれ設けられ、少なくともガスの流入
側には、流入口がシェルの径よりも小さく形成されたヘ
ッダーと、上記シェルと上記各ヘッダーとの間に介在す
るエンドプレートと、これら両エンドプレート間に、端
部がエンドプレートを貫通して設けられる複数のチュー
ブと、上記チューブ内に、チューブを二分する形態で設
けられ、ガスの流入側における先端部が、上記シェルの
断面中央部から放射方向に沿う向きに配置される長尺板
状のフィンと、を有する構成である。
【0012】また、本発明に係る熱交換装置は、内部で
熱交換が行われる筒状のシェルと、このシェルの両端部
にそれぞれ設けられ、少なくともガスの流入側には、流
入口がシェルの径よりも小さく形成されたヘッダーと、
上記シェルと上記各ヘッダーとの間に介在するエンドプ
レートと、これら両エンドプレート間に、端部がエンド
プレートを貫通して設けられる複数のチューブと、上記
チューブ内に、チューブを二分する形態で設けられ、ガ
スの流入側における先端部が、チューブ先端部よりチュ
ーブ径の1/3以上の寸法後退した位置に配置される長
尺板状のフィンと、を有する構成である。
【0013】本発明に係る熱交換装置は、内部で熱交換
が行われる筒状のシェルと、このシェルの両端部にそれ
ぞれ設けられ、少なくともガスの流入側には、流入口が
シェルの径よりも小さく形成されたヘッダーと、上記シ
ェルと上記各ヘッダーとの間に介在するエンドプレート
と、これら両エンドプレート間に、端部がエンドプレー
トを貫通して設けられる複数のチューブと、上記チュー
ブ内に、チューブを二分する形態で設けられ、ガスの流
入側における先端部が、上記シェルの断面中央部から放
射方向に沿う向きに配置されるとともにチューブ先端部
よりチューブ径の1/3以上の寸法後退した位置に配置
される長尺板状のフィンと、を有する構成である。
【0014】また、本発明に係る熱交換装置は、上記チ
ューブの先端部に拡管部を設けて流入口を拡げた構成で
ある。
【0015】また、本発明に係る熱交換装置は、上記チ
ューブを3本以上用い、上記シェル1の断面中心部から
一定の距離で等間隔に配置した構成である。
【0016】また、本発明に係る熱交換装置は、EGR
システムにおける排気ガスの冷却に用いる構成である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。この実施の形態は、熱交換装置を
EGRシステムにおける排気ガスの冷却装置に適用した
ものである。この熱交換装置10の全体の形態は、上記
従来技術の欄で説明した熱交換装置21(図4)と同様
であるのでここでの説明は省略する。図1(a)(b)
は、熱交換装置10の排気ガス32の流入側を示したも
のであり、円筒状のシェル1内に、中央部に円管状のチ
ューブ2を配置し、このシェル1の中心部から等距離の
位置に一定の間隔をおいて6本のチューブ2が配置され
ている。これらチューブ2の端部は、シェル1の端部を
閉塞するエンドプレート7に固定され、かつエンドプレ
ート7に設けた貫通口から突出した状態である。
【0018】各チューブ2には、チューブ2内を2等分
する状態で、長尺板状のフィン5がチューブ2の全体に
わたって配置されている。このフィン5は、排気ガス3
2の冷却効率を高めるための冷却用フィンである。さら
に、中央部のチューブ2を除いた周囲の6本のチューブ
2について、各チューブ2に設けられたフィン5の先端
部を、ヘッダー3側から見て、シェル1の断面の中心部
から放射方向(半径方向)に沿った向きに配置している。
中央部のチューブ2については、フィン5の向きは特に
定められるものではない。
【0019】上記フィン5の向きを放射状にしたことか
ら、フィン5を挟んで流路Aと流路Bが形成され、これ
ら流路A,Bは、シェル1の中心から見て対称な形態で
ある。また、排気ガス32の速度の分布はヘッダー3の
中心が速く、同心円状に遅い範囲が形成される。したが
って図1(c)に示すように、流路Aと流路Bにはそれ
ぞれ速い(F)流速と、遅い(S)流速の排気ガス32
がバランスよく混ざり、全体としては流路Aと流路Bに
はそれぞれ同一の流量の排気ガスが流入する。そして、
流路Aと流路Bに流れる排気ガスは同程度に冷却され
る。
【0020】またチューブ2の流出側においては、排気
ガスの密度差が同じであることから、流路Aと流路Bか
ら流出する排気ガス32同士の干渉がないので、圧力損
失が生じない。社内における試験結果によれば、図5に
示す従来の熱交換装置21に比べて、この実施の形態に
係る熱交換装置10では、圧力損失の改善が見られた。
したがって、上記熱交換装置10によれば、排気ガスの
圧力が十分維持された状態でエンジンのインテークマニ
ホールドに戻せるので、吸気系に於いて十分な量の排気
ガスが得られEGRシステムが良好に機能する。
【0021】図2(a)は、他の実施の形態に係る熱交
換装置20を示したものである。この熱交換装置20
は、チューブ12およびフィン15以外の構造について
は上記熱交換装置10と同様である。この熱交換装置1
0は、各チューブ12内に設けられたフィン15の先端
位置を、チューブ12の先端部より間隔Lだけ後退させ
て配置する。この間隔Lは、チューブ12の直径をΦと
したとき、LはΦ/3以上が好適である。さらに、チュ
ーブ12の先端部に拡管部13を設けて流入口を拡げて
いる。
【0022】通常、図2(b)に示すように、フィン2
5の先端はチューブ2の先端と同じ位置に設けている。
この場合、チューブ2の流路がこの位置でフィン25に
よって完全に分割されるので、排気ガス32の流速分布
の影響をそのまま受けてしまう。しかし、図2(c)に
示すように、フィン15を後退させて配置したことによ
り、密度の異なる排気ガス32が間隔Lの間で混ざり合
い、フィン15の先端部に到達したときにはチューブ1
2口の全体にわたって略一定の流速分布の状態となっ
て、フィン15に流入する。さらに、上記チューブ12
の先端部に拡管部13を設けることで、排気ガス32が
より混ざり合って流速分布が均一になる。
【0023】このため、この熱交換装置20において
は、フィン15の手前で排気ガス32の流速分布が均一
化するので、フィン15の各流路には同程度の排気ガス
32が流入する。よって、この実施の形態においては、
フィン15の形態には影響されず、例えば図5(b)に
示すようなまちまちの形態でもよい。さらに好適には、
フィン15の形態として、図1(b)に示すように放射
方向に沿う向きに配置するのが良い。社内における試験
結果によれば、図5に示す従来の熱交換装置21に比べ
て、この実施の形態に係る熱交換装置20についても、
圧力損失の改善が見られた。したがって、上記熱交換装
置20によっても、排気ガスの圧力が十分維持された状
態でエンジンのインテークマニホールドに戻せるので、
吸気系に於いて十分な量の排気ガスが得られEGRシス
テムが良好に機能する。
【0024】なお、上記熱交換装置10及び熱交換装置
20の何れについても、フィンは平板を平坦な状態で用
いているが、これらフィンをスパイラル状に捩った状態
で用いても同様な効果が得られる。さらに、フィンをス
パイラル状に形成することによりチューブ内を通過する
排気ガスに旋回流が起り、フィン表面に排気ガスの煤が
付着するのを防止できる。また、上記熱交換装置10,
20は、EGRシステムの排気ガスの冷却に限らず、一
般的なガス冷却、或いは熱交換に適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱交
換装置によれば、フィンを、ガスの流入側における先端
部がシェルの断面中央部から放射方向に沿う方向に向け
て配置する構成を採用したから、ガスの流速分布の影響
による圧力損失の発生が防止でき、安定した熱交換が行
えるという効果を奏する。
【0026】また、本発明に係る熱交換装置によれば、
フィンを、ガスの流入側における先端部がチューブ先端
部より、チューブ径の1/3以上の寸法後退した位置に
配置し、さらにはチューブの先端部に拡管部を設けて流
入口を拡げた構成を採用したから、ガスの流速分布の影
響による圧力損失の発生が防止でき、安定した熱交換が
行えるという効果を奏する。
【0027】また、本発明に係る熱交換装置によれば、
フィンを、ガスの流入側における先端部がシェルの断面
中央部から放射方向に沿う方向に向けて配置するととも
に、ガスの流入側における先端部がチューブ先端部よ
り、チューブ径の1/3以上の寸法後退した位置に配置
する構成を採用したから、さらに、ガスの流速分布の影
響による圧力損失の発生が防止できるという効果を奏す
る。
【0028】また、本発明に係る熱交換装置は、チュー
ブを3本以上、シェル1の断面中心部から一定の距離で
等間隔で配置した構成とし、また、EGRシステムにお
ける排気ガスの冷却に用いる構成としたから、上記効果
を有するとともにより実用的な熱交換が行えるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱交換装置の、
(a)は排気ガスの流入側の部分断面図、(b)はヘッ
ダーから見たチューブ及びフィンの形態を示す図、
(c)は排気ガスの流入状態を示す図である。
【図2】他の実施の形態に係る熱交換装置の、(a)は
排気ガスの流入側の部分断面図、(b)は従来例に係る
排気ガスの流入状態を示す図、(c)はこの実施の形態
に係る排気ガスの流入状態を示す図である。
【図3】エンジンにおけるEGRシステムを示す図であ
る。
【図4】熱交換装置の外観を示す図である。
【図5】従来例に係る熱交換装置の、(a)は排気ガス
の流入側の部分断面図、(b)はヘッダーから見たチュ
ーブ及びフィンの形態を示す図である。
【符号の説明】
1 シェル 2,12 チューブ 3,4 ヘッダー 5,15 フィン 7 エンドプレート 13 拡管部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 1/40 F28F 1/40 J (72)発明者 木村 茂樹 神奈川県藤沢市遠藤2002番地1 東京ラヂ エーター製造株式会社内 (72)発明者 古財 晋 神奈川県藤沢市遠藤2002番地1 東京ラヂ エーター製造株式会社内 (72)発明者 大木 健三 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 小澤 達央 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 3G062 ED08 3G091 AA11 BA05 CA07 HB05 3L065 DA08 3L103 AA17 BB17 CC24 DD03 DD42 DD44

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部で熱交換が行われる筒状のシェル
    と、 このシェルの両端部にそれぞれ設けられ、少なくともガ
    スの流入側には、流入口がシェルの径よりも小さく形成
    されたヘッダーと、 上記シェルと上記各ヘッダーとの間に介在するエンドプ
    レートと、 これら両エンドプレート間に、端部がエンドプレートを
    貫通して設けられる複数のチューブと、 上記チューブ内に、チューブを二分する形態で設けら
    れ、ガスの流入側における先端部が、上記シェルの断面
    中央部から放射方向に沿う向きに配置される長尺板状の
    フィンと、を有することを特徴とする熱交換装置。
  2. 【請求項2】 内部で熱交換が行われる筒状のシェル
    と、 このシェルの両端部にそれぞれ設けられ、少なくともガ
    スの流入側には、流入口がシェルの径よりも小さく形成
    されたヘッダーと、 上記シェルと上記各ヘッダーとの間に介在するエンドプ
    レートと、 これら両エンドプレート間に、端部がエンドプレートを
    貫通して設けられる複数のチューブと、 上記チューブ内に、チューブを二分する形態で設けら
    れ、ガスの流入側における先端部が、チューブ先端部よ
    りチューブ径の1/3以上の寸法後退した位置に配置さ
    れる長尺板状のフィンと、を有することを特徴とする熱
    交換装置。
  3. 【請求項3】 内部で熱交換が行われる筒状のシェル
    と、 このシェルの両端部にそれぞれ設けられ、少なくともガ
    スの流入側には、流入口がシェルの径よりも小さく形成
    されたヘッダーと、 上記シェルと上記各ヘッダーとの間に介在するエンドプ
    レートと、 これら両エンドプレート間に、端部がエンドプレートを
    貫通して設けられる複数のチューブと、 上記チューブ内に、チューブを二分する形態で設けら
    れ、ガスの流入側における先端部が、上記シェルの断面
    中央部から放射方向に沿う向きに配置されるとともにチ
    ューブ先端部よりチューブ径の1/3以上の寸法後退し
    た位置に配置される長尺板状のフィンと、を有すること
    を特徴とする熱交換装置。
  4. 【請求項4】 上記チューブの先端部に拡管部を設けて
    流入口を拡げたことを特徴とする請求項2又は請求項3
    記載の熱交換装置。
  5. 【請求項5】 上記チューブを3本以上用い、上記シェ
    ル1の断面中心部から一定の距離で等間隔に配置したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の熱交換装置。
  6. 【請求項6】 EGRシステムにおける排気ガスの冷却
    に用いることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
    れかに記載の熱交換装置。
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Cited By (4)

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