JP2005172262A - 熱交換器 - Google Patents

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Yoichi Nakamura
洋一 中村
Yoshitaka Momose
芳孝 百瀬
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Toyo Radiator Co Ltd
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Toyo Radiator Co Ltd
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Abstract

【課題】 設備費を抑えて製造コストの低減化を図り、高い熱交換性能を確保することのできる熱交換器を提供する。
【解決手段】 本発明は、シェル12の内部に複数の扁平チューブ14が平行に配列された熱交換器11であって、シェル12は円筒形状を成し、複数の扁平チューブ14はその各長径寸法がシェル12の内周面に合わせてそれぞれ異なるように形成されていることを特徴とし、扁平チューブ14は2部材から成る合わせチューブであることが望ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は熱交換器に関し、特に、シェルの内部に複数の扁平チューブが平行に配列されたシェルアンドチューブ型の熱交換器に関する。
従来、EGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラやオイルクーラ等において、シェルアンドチューブ型の熱交換器が使用されている。
従来のシェルアンドチューブ型の熱交換器としては、例えば、図6に示すようなものがある。この熱交換器1には、矩形筒状のシェル2と、シェル2の両端を閉塞する一対のヘッダプレート3とが設けられており、シェル2は、2分割された部材を組立てた後、溶接することにより製造されるようになっている。
また、シェル2の内部には、扁平チューブ4が平行に配列されており、扁平チューブ4は、両端がヘッダプレート3に貫設し、扁平チューブ4の内部にはインナーフィン5が挿入されている。さらに、シェル2の外周には冷却水入口6及び冷却水出口7が突設され、冷却水入口6と冷却水出口7は互いに対角を成す位置に配置されている。
このような構成において、冷却水は冷却水入口6からシェル2内に流入し、シェル2の内周面と扁平チューブ4との間を流通し、扁平チューブ4内を流通する被冷却流体との間で熱交換を行い、冷却水出口7から流出する。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−107091号公報
ところが、上記した従来の熱交換器1では、シェル2が矩形筒状を成しているため、所要の耐圧強度を確保するにはプレス加工によりシェル2の外周面に補強ビードを形成させる必要があった。そのため、高価なプレス金型を製作する必要があった。また、シェル2の矩形の幅や高さ寸法を変更する度に、新たな金型が必要となり、多種生産に対応するためには、金型を多種類備えておかなければならなかった。したがって、設備費が嵩み、製造コストが増大するといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、設備費を抑えて製造コストの低減化を図り、高い熱交換性能を確保することのできる熱交換器を提供するものである。
本発明は、シェルの内部に複数の扁平チューブが平行に配列された熱交換器であって、前記シェルは円筒形状を成し、前記複数の扁平チューブはその各長径寸法が前記シェルの内周面に合わせてそれぞれ異なるように形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記扁平チューブは2部材から成る合わせチューブである。
本発明によれば、シェルが円筒形状を成しているため、製造時に金型を必要とせず、成形ロールにより製造することができる。また、寸法の変更があった場合にも、製造設備の簡単な段取替えだけで柔軟に対応することができる。したがって、製造設備費を抑制することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
また、複数の扁平チューブの各長径寸法がシェルの内周面に合わせてそれぞれ異なるように形成されているため、シェル内の空間を有効利用でき、伝熱面積を十分確保することができる。また、扁平チューブとシェルの内周面との隙間を所望の間隔に設定することができるようになり、シェル内において冷却水を均一に流通させることができる。したがって、熱交換性能を向上させることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係るシェルアンドチューブ型の熱交換器を示す分解斜視図、図2は本実施の形態におけるシェルの製造方法を示す概略説明図、図3は本実施の形態における扁平チューブの配列状態を示す正面図、及び図4は本実施の形態における扁平チューブの部材を示す正面図である。なお、本実施の形態では、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を減らすためにその排気ガスを冷却するEGRクーラに本発明を適用した場合について説明する。
本実施の形態に係るシェルアンドチューブ型の熱交換器11は、円筒形状のシェル12と、シェル12の両端を閉塞する円板状の一対のヘッダプレート13と、シェル12の内部に平行に配列された複数の扁平チューブ14と、シェル12の両端に接続される一対のダクト15と、シェル12の外周両端部に接続された冷却水入口16及び冷却水出口17とから構成され、各構成部品は一体ロウ付けされるようになっている。
シェル12は、図2に示すように、3個の成形ロール18,19,20により円筒形状にロール成形され、製造されるようになっている。そのため、製造時に金型を必要とせず、径及び長さ方向の寸法の変更にも、容易且つ柔軟に対応できるため、製造設備費は極めて安価となる。
また、図3に最も良く示されているように、複数の扁平チューブ14は、その各長径寸法がシェル12の内周面に合わせてそれぞれ異なるように形成されており、扁平チューブ14とシェル12の内周面との隙間を、シェル12内部に冷却水が均一に流通可能なように、所望な間隔に設定することができるようになっている。そのため、シェル12内の空間が有効利用され、伝熱面積を最大限に確保することができ、熱交換性能を向上させることができるようになっている。また、扁平チューブ14の両端部は各ヘッダプレート13に気密に貫設しており、各扁平チューブ14の内部にはインナーフィン(図示せず)が挿入されている。
図4に示すように、扁平チューブ14は、両側にそれぞれ屈曲部21が形成された2つの部材22から成る合わせチューブであり、ロール成形により製造されるようになっている。したがって、製造時に金型を必要とせず、成形ロールの段取替えだけで異なるサイズのチューブを製造することができるため、製造コストの低減化を図ることができる。なお、図5に示されているように、扁平チューブは長径寸法の異なる第1部材26と第2部材27から成る合わせチューブ25であってもよい。
また、ダクト15は漏斗状の先細形状を成しており、各先端部にそれぞれディーゼルエンジンの排気ガスの流入口23及び流出口24が形成されている。
そして、ディーゼルエンジン(図示せず)の排気ガスは流入口23から一方のダクト15を通って各扁平チューブ14内に流入し、冷却水入口16からシェル12内に流入した冷却水により冷却される。その後、冷却された排気ガスは流出口24からシェル12の外部に流出し、前記ディーゼルエンジンの吸気系に戻される。一方、排気ガスと熱交換を行って高温となった冷却水は冷却水出口17からシェル12の外部に流出する。
この時、扁平チューブ14の各長径寸法がシェル12の内周面に合わせてそれぞれ異なるように形成され、扁平チューブ14とシェル12の内周面との隙間を所望な間隔に設定することができるようになっているため、冷却水はシェル12内部において短絡することなく均一に流通する。したがって、熱交換器11の熱交換性能を高めることができる。
なお、上記実施の形態においては、扁平チューブ14に合わせチューブを使用しているが、これは単なる例示であり、押し出しチューブや溶接チューブ等、他の扁平チューブを使用してもよい。
また、本発明は、上記したEGRクーラに限らず、オイルクーラ等、他の熱交換器にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係る熱交換器を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態におけるシェルの製造方法を示す概略説明図である。 本発明の実施の形態における扁平チューブを示す正面図である。 本発明の実施の形態における扁平チューブの部材を示す正面図である。 本発明の実施の形態における扁平チューブの別の例を示す正面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
11 熱交換器
12 シェル
14 扁平チューブ
22 部材
25 合わせチューブ
26 第1部材
27 第2部材

Claims (2)

  1. シェルの内部に複数の扁平チューブが平行に配列された熱交換器であって、
    前記シェルは円筒形状を成し、前記複数の扁平チューブはその各長径寸法が前記シェルの内周面に合わせてそれぞれ異なるように形成されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記扁平チューブは2部材から成る合わせチューブである請求項1に記載の熱交換器。
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