JP2002295956A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP2002295956A
JP2002295956A JP2001095342A JP2001095342A JP2002295956A JP 2002295956 A JP2002295956 A JP 2002295956A JP 2001095342 A JP2001095342 A JP 2001095342A JP 2001095342 A JP2001095342 A JP 2001095342A JP 2002295956 A JP2002295956 A JP 2002295956A
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JP
Japan
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evaporator
partition wall
refrigerator
heat insulating
drain pan
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JP2001095342A
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Inventor
Yuichi Okabe
裕一 岡部
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業性の良い冷凍冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 断熱箱体を仕切壁で上下の室に仕切り、
この上側の室の後部に蒸発器を配置した冷凍冷蔵庫にお
いて、前記仕切壁の後部側の上部を、前記蒸発器の除霜
水を受けるドレンパンと、前記下の室から前記蒸発器へ
冷気が吸込まれる吸込通路及び前記蒸発器から前記下の
室へ吹出される吹出通路が形成され、前記ドレンパンの
内側に取付けられる断熱部材とで構成したので、断熱部
材をドレンパンに取付けて仕切壁の後部側の上部に取付
けると、仕切壁部分の組立ては終了し、冷凍冷蔵庫の組
立作業性を良くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱箱体内を仕切
壁で上下の室に仕切った冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱箱体内を仕切壁で上下の室に仕切っ
た冷凍冷蔵庫は、例えば、特開平10−2657号公報
に記載されたものがある。
【0003】このような冷凍冷蔵庫と同種のものの具体
例について、図5乃至図7に基き説明する。51は冷凍
冷蔵庫で、断熱箱体52を仕切壁53で仕切ることによ
り、上部の冷凍室54と下部の冷蔵室55とを形成して
いる。56は冷凍室後部に形成された冷気通路、57は
この冷気通路に配置された蒸発器、58はこの蒸発器の
上方に配置された送風機、59は冷凍室54に形成した
吸込口、61は冷蔵室55に形成した吹出口、62は蒸
発器57の下方に配置したドレンパンである。
【0004】前記仕切壁53は、発泡スチロールで形成
された中仕切部材63、64、65、66で構成されて
おり、これらの中仕切部材64、65、66で通風路6
7を形成している。また、68は冷凍室54の底板であ
る。尚、各室を開閉するための扉は図示していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の図に示した前述
の冷凍冷蔵庫では、その仕切壁53が複数の部品(中仕
切部材63、64、65、66)、で構成されているの
で組立て作業性が悪いものであった。また、仕切り53
を断熱箱体52と別部品で構成しているため、強度が弱
いものであった。
【0006】この発明は、組立作業性が良い冷凍冷蔵庫
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、断熱箱体を仕
切壁で上下の室に仕切り、この上側の室の後部に蒸発器
を配置し、前記仕切壁の後部側の上部を、前記蒸発器の
除霜水を受けるドレンパンと、このドレンパンの内側に
取付けられる断熱部材とで構成し、この断熱部材と前記
ドレンパンとに前記仕切壁下の室から前記蒸発器へ冷気
が吸込まれる吸込通路及び前記蒸発器から前記仕切壁下
の室へ吹出される吹出通路を形成したものである。
【0008】また、前記断熱部材に、前記仕切壁上の室
から前記蒸発器に冷気が吸い込まれる第2の吸込通路を
形成したものである。
【0009】また、前記断熱部材を発泡スチロールで形
成したものである。
【0010】また、ドレンパンに、蒸発器下方のドレン
受け部と、このドレン受け部から斜め前方上へ張り出し
た張り出し部とを形成し、この張り出し部に前記断熱部
材を取付けたものである。
【0011】更に、前記仕切壁で仕切られた上の室を冷
凍室とし、下の室を冷蔵室としたものである。
【0012】また、前記仕切壁の前部側及び後部側の下
部を前記断熱箱体と一体成形したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図3は本発明の実施の形態
の冷凍冷蔵庫を示している。
【0014】図1は冷凍冷蔵庫の扉や圧縮機を省略した
状態を示す断面図である。この図に示す1は冷凍冷蔵庫
で、断熱箱体2を仕切壁3で仕切ることにより、上部の
冷凍室(例えば約−20℃に制御される貯蔵室)4と下
部の冷蔵室(例えば約3℃に制御される貯蔵室)5とを
形成している。
【0015】6は冷気通路で、冷凍室4の後部に形成さ
れている。7はこの冷気通路6に配置された蒸発器、8
はこの蒸発器の上方に配置された送風機、9は冷凍室室
の背板10に形成した吹出口、11は底板12の前部側
に形成した吸込口である。
【0016】前記仕切壁3は断熱箱体2と一体成形され
ており、その後部側の上部は、前記蒸発器7の除霜水を
受ける合成樹脂製のドレンパン13と、このドレンパン
13の内側に取付けられる発泡スチロール製の断熱部材
16とで構成されている。
【0017】ドレンパン13はその蒸発器13下方のド
レン受け部13Aだけではなく、斜め前方上へ張り出し
た張り出し部13Bも形成されており、従来技術で説明
したドレンパン62に比べて大きくしたものとなってい
る。また、断熱部材16やドレンパン13には、下の冷
蔵室5から前記蒸発器7へ冷気が吸込まれる吸込通路1
4A、14や、蒸発器7から冷蔵室5へ吹出される吹出
通路15A、15が形成されている。断熱部材16が張
り出し部13Bに取付けられており、この張り出し部1
3Bはドレン受け部13Aより高位置になるため、吸込
通路14、14Aや吹出通路15、15Aに蒸発器7か
らのドレン水(除霜水)が流れることを防止することが
できる。このため、吸込通路14、14Aや吹出通路1
5、15Aから冷蔵室5にドレン水が吹き出されるよう
なことはない。
【0018】また、上の冷凍室4から前記蒸発器に吸い
込まれる第2の吸込通路17、17Aが底板12の下部
と断熱部材16とに形成されている。
【0019】このように冷気通路が形成されている冷蔵
庫1において、冷気の流れについて説明する。最初に、
冷凍室4を冷却する冷気の流れについて説明する。吹出
口10から吹き出された冷気は、冷凍室4の貯蔵物を冷
却した後、吸込口11から吸い込まれ、吸込通路17、
17Aを通った後、下部の冷気通路6Aや蒸発器7下部
直前の冷気通路6Bを通って、蒸発器7に吸い込まれ、
この蒸発器7で冷却された後、再び吹出口から吹き出さ
れる。
【0020】次に、冷蔵室5を冷却する冷気の流れにつ
いて説明する。吹出通路15A、15からの冷気は、吹
出口15Bから吹き出され、冷蔵室5の貯蔵物を冷却し
た後、吸込口14Bから吸い込まれ、吸込通路14、1
4Aを通った後、下部の冷気通路6Aや蒸発器7下部直
前の冷気通路6Bを通って、蒸発器7に吸い込まれ、こ
の蒸発器7で冷却された後、冷気通路6C、吹出通路1
5A、15を介して吹出口15Bから再び吹き出され
る。
【0021】また、前記蒸発器7には、圧縮機と凝縮器
と減圧装置とが環状に冷媒管で接続されて冷媒回路が構
成されているが図示しない。また、この冷媒回路には、
例えばR134aが冷媒として充填されている。
【0022】このように構成された冷凍冷蔵庫では、そ
の仕切壁3のドレンパン13及び断熱部材16以外の部
分、すなわち、仕切壁3の前部側と後部側の下部とは断
熱箱体2と一体に成形されている。これは、内箱と外箱
との間に発泡剤を充填することによって、一体成形して
いる。このため、仕切壁3の強度を、別部材で構成され
ているもの、例えば従来技術で説明したものに比べて、
強くすることができる。しかも、この仕切壁3が一体形
成されているので、発泡スチロールなどで構成したもの
に比べて断熱性能を向上させることもできる。
【0023】また、仕切壁3の後部側の上部の組立て
も、ドレンパン13の内側に断熱部材16を取付け、断
熱部材16と共にこのドレンパン13を、仕切壁3の後
部側の上部に取付けることで、仕切壁部分の組立てが終
了するので、複数の部品を組付けて仕切壁を形成してい
た従来のものに比べて、冷蔵庫の組立作業性を向上させ
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、仕切壁の後部側の上部を、蒸発器の除霜
水を受けるドレンパンと、仕切壁下の室から前記蒸発器
へ冷気が吸込まれる吸込通路及び前記蒸発器から前記仕
切壁下の室へ吹出される吹出通路が形成され、前記ドレ
ンパンの内側に取付けられる断熱部材とで構成したの
で、断熱部材をドレンパンに取付けて仕切壁の後部側の
上部に取付けることにより、仕切壁部分の組立てを終了
させることができ、冷凍冷蔵庫の組立作業性を良くする
ことができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、断熱部材
に、仕切壁上の室から蒸発器に吸い込まれる第2の吸込
通路を形成したので、吸込通路をこの断熱部材以外の仕
切壁に形成する必要がなく、複雑な構造をこの断熱部材
に集中させることができ、この断熱部材を形成するだけ
で他の部材を複雑な構造にすることなしに、複雑な冷気
の流路を形成することができる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、断熱部材
を発泡スチロールで形成したので、吸込通路や吹出通路
が形成され、ドレンパンの内側に取付けられるような複
雑な形状も比較的簡単に形成でき、ドレンパンと共に仕
切壁の後部側の上部を簡単に形成することができる。
【0027】請求項4に記載の発明によれば、前記ドレ
ンパンに、前記蒸発器下方のドレン受け部と、このドレ
ン受け部から斜め前方上へ張り出した張り出し部とを形
成し、この張り出し部に断熱部材を取付けたので、断熱
部材の取付け位置がドレン受け部より高位置になり、吸
込通路や吹出通路に蒸発器からのドレン水(除霜水)が
流れることを防止することができる。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、仕切壁で
仕切られた上の室を冷凍室として使用し、下の室を冷蔵
室として使用したので、蒸発器で冷却された冷気を長い
ダクトなどを通さずに上の冷凍室に導くことができるの
で、冷凍室に収納される収納物を効率よく冷却すること
ができる。
【0029】請求項6に記載の発明によれば、仕切壁を
断熱箱体と一体成形したので、仕切壁が別部材で構成さ
れているものに比べて、仕切壁の強度を強くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍冷蔵庫の扉や圧縮機を省略した状
態を示す断面図である。
【図2】同冷凍冷蔵庫の要部を示す断面図である。
【図3】同冷凍冷蔵庫のダクトを構成する部品を示す斜
視図である。
【図4】ドレンパンと断熱部材との背面下部を示す斜視
図である。
【図5】従来の冷凍冷蔵庫の扉や圧縮機を省略した状態
を示す断面図である。
【図6】従来の冷凍冷蔵庫の要部を示す断面図である。
【図7】従来の冷凍冷蔵庫のダクトを構成する部品を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫 2 断熱箱体 3 仕切壁 4 冷蔵室(上の室) 5 冷凍室(下の室) 7 蒸発器 13 ドレンパン 13A ドレン受け部 13B 張り出し部 14、14A 吸込通路 15、15A 吹出通路 16 断熱部材 17A 第2の吸込通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体を仕切壁で上下の室に仕切り、
    この上側の室の後部に蒸発器を配置した冷凍冷蔵庫にお
    いて、前記仕切壁の後部側の上部を、前記蒸発器の除霜
    水を受けるドレンパンと、このドレンパンの内側に取付
    けられる断熱部材とで構成し、この断熱部材と前記ドレ
    ンパンとに前記仕切壁下の室から前記蒸発器へ冷気が吸
    込まれる吸込通路及び前記蒸発器から前記仕切壁下の室
    へ吹出される吹出通路を形成したことを特徴とする冷凍
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記断熱部材に、前記仕切壁上の室から
    前記蒸発器に冷気が吸い込まれる第2の吸込通路を形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記断熱部材を発泡スチロールで形成し
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷凍冷蔵
    庫。
  4. 【請求項4】 前記ドレンパンに、前記蒸発器下方のド
    レン受け部と、このドレン受け部から斜め前方上へ張り
    出した張り出し部とを形成し、この張り出し部に前記断
    熱部材を取付けたことを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記仕切壁で仕切られた上の室を冷凍室
    とし、下の室を冷蔵室としたことを特徴とする請求項1
    乃至4の何れかに記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記仕切壁の前部側及び後部側の下部を
    前記断熱箱体と一体成形したことを特徴とする請求項1
    乃至5の何れかに記載の冷凍冷蔵庫。
JP2001095342A 2001-03-29 2001-03-29 冷凍冷蔵庫 Withdrawn JP2002295956A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030561A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Keihin Corp 断熱インシュレータ
EP1888987A1 (de) * 2005-06-08 2008-02-20 AHT Cooling Systems Gmbh Kühlgerät
CN103047813A (zh) * 2013-01-07 2013-04-17 合肥华凌股份有限公司 冰箱及其安装方法

Cited By (3)

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