JP2002295923A - エンジン排気処理装置及びそれを用いたエンジン駆動式ヒートポンプ装置 - Google Patents

エンジン排気処理装置及びそれを用いたエンジン駆動式ヒートポンプ装置

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JP2002295923A JP2001099792A JP2001099792A JP2002295923A JP 2002295923 A JP2002295923 A JP 2002295923A JP 2001099792 A JP2001099792 A JP 2001099792A JP 2001099792 A JP2001099792 A JP 2001099792A JP 2002295923 A JP2002295923 A JP 2002295923A
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中和器において、中和されない排気ガスが、
ドレン排水管を通じて外へ排出されることのない、エン
ジン排気処理装置及びそれを用いたエンジン駆動式ヒー
トポンプ装置を提供する。 【解決手段】 ガスエンジン30の排気側に接続され、
排気ガスを含むドレンを受け、中和剤で中和し、ドレン
排水管116を通じて中和されたドレンを排出する中和
器103を備えたエンジン排気処理装置100におい
て、上記中和器103とガスエンジン30の吸気側と
を、流量調整弁104を備えた排ガス戻し管115で接
続したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドレンを中和する
中和器を備えたエンジン排気処理装置及びそれを用いた
エンジン駆動式ヒートポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、例えば空気調和装置等
に使用される圧縮機をエンジンにより駆動するエンジン
駆動式ヒートポンプ装置が知られている。この種のもの
では、エンジンの排気ガスを処理する排気ガス処理装置
が付設されている。
【0003】図3は従来のガスエンジンの吸気、排気系
及びドレンのフロー図である。30はガスエンジン、1
01はマフラ、102は排気トップ、103は中和器を
示している。ガスエンジン30はインテークマニホール
ド30Bと、燃焼室30Aと、排ガス熱交換器30Cと
を有する。105はエアフィルタ、106は空気供給配
管である。燃焼室30Aからの排気ガスは、排ガス熱交
換器30Cで熱交換し、排気管111を介してマフラ1
01に流入し、排気管112を介して排気トップ102
に入り、ここから排気される。
【0004】マフラ101および排気トップ102では
ドレンが発生し、このドレンはドレン管113,114
を介して中和器103に入り、ここで中和された後、ド
レン排水管116を介して外へ排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
は、エンジン負荷が上昇すると、燃料の燃焼量が増加
し、それに伴う排気ガス量が増加し、排気ガス処理装置
のマフラ101及び排気トップ102内部の圧力損失が
増加する。
【0006】この圧力損失が増加すると、中和器103
の内部圧力が増加し、この圧力によって、中和器103
の内部液面が下がり、中和されない排気ガスが、ドレン
排水管116からガス状態のまま外へ排出されるという
問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、中和器において、中和され
ない排気ガスが、ドレン排水管を通じて外へ排出される
ことのない、エンジン排気処理装置及びそれを用いたエ
ンジン駆動式ヒートポンプ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エンジンの排気側に接続され、排気ガスを含むドレンを
受け、中和剤で中和し、ドレン排水管を通じて中和され
たドレンを排出する中和器を備えたエンジン排気処理装
置において、上記中和器とエンジンの吸気側とを排ガス
戻し管で接続したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、上記排ガス戻し管に流量調整機構を設けた
ことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のものにおいて、上記中和器が圧力計を備え、この
圧力計が所定圧力に達した場合、上記流量調整機構を開
くことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、冷凍サイクルを構
成する圧縮機と、この圧縮機を駆動するエンジンとを備
え、このエンジンの排気側に接続され、排気ガスを含む
ドレンを受け、中和剤で中和し、ドレン排水管を通じて
中和されたドレンを排出する中和器を備えたエンジン駆
動式ヒートポンプ装置において、上記中和器とエンジン
の吸気側とを排ガス戻し管で接続したことを特徴とす
る。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載のも
のにおいて、上記排ガス戻し管に流量調整機構を設けた
ことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載のものにおいて、上記中和器が圧力計を備え、この
圧力計が所定圧力に達した場合、上記流量調整機構を開
くことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明に係るエンジン駆動式ヒー
トポンプ装置の一実施の形態が適用された空気調和装置
における冷媒回路を示す回路図である。
【0016】この図1に示すように、冷凍装置としての
空気調和装置10は、室外機11、複数台(例えば2
台)の室内機12A,12B及び制御装置13を有して
なり、室外機11の室外冷媒配管14と室内機12A,
12Bの各室内冷媒配管15A,15Bとが連結されて
いる。
【0017】室外機11は室外に設置され、室外冷媒配
管14には圧縮機16が配設されるとともに、この圧縮
機16の吸込側にアキュムレータ17が、吐出側に四方
弁18がそれぞれ配設され、この四方弁18側に室外熱
交換器19、室外膨張弁24、ドライコア25が順次配
設されて構成される。室外熱交換器19には、この室外
熱交換器19へ向かって送風する室外ファン20が隣接
して配置されている。また、圧縮機16は、フレキシブ
ルカップリング27等を介してガスエンジン30に連結
され、このガスエンジン30により駆動される。更に、
室外膨張弁24をバイパスしてバイパス管26が配設さ
れている。
【0018】一方、室内機12A,12Bはそれぞれ室
内に設置され、それぞれ、室内冷媒配管15A,15B
に室内熱交換器21A,21Bが配設されるとともに、
室内冷媒配管15A,15Bのそれぞれにおいて室内熱
交換器21A,21Bの近傍に室内膨張弁22A,22
Bが配設されて構成される。上記室内熱交換器21A,
21Bには、これらの室内熱交換器21A,21Bへ送
風する室内ファン23A,23Bが隣接して配置されて
いる。
【0019】尚、図1中の符号28はストレーナを示
す。また、符号29は、圧縮機16の吐出側の冷媒圧力
を圧縮機16の吸込側へ逃す電動弁である。
【0020】また、上記制御装置13は室外機11に設
置され、室外機11及び室内機12A,12Bの運転を
制御する。具体的には、制御装置13は、室外機11に
おけるガスエンジン30(即ち圧縮機16)、四方弁1
8、室外ファン20及び室外膨張弁24、並びに室内機
12A,12Bにおける室内膨張弁22A,22B、及
び室内ファン23A,23Bをそれぞれ制御する。
【0021】制御装置13により四方弁18が切り替え
られることにより、空気調和装置10が冷房運転又は暖
房運転に設定される。つまり、制御装置13が四方弁1
8を冷房側に切り換えたときには、冷媒が実線矢印の如
く流れ、室外熱交換器19が凝縮器に、室内熱交換器2
1A,21Bが蒸発器になって冷房運転状態となり、各
室内熱交換器21A,21Bが室内を冷房する。また、
制御装置13が四方弁18を暖房側に切り換えたときに
は、冷媒が破線矢印の如く流れ、室内熱交換器21A,
21Bが凝縮器に、室外熱交換器19が蒸発器になって
暖房運転状態となり、各室内熱交換器21A,21Bが
室内を暖房する。
【0022】また、制御装置13は、冷房運転時には、
室内膨張弁22A,22Bのそれぞれの弁開度を空調負
荷に応じて制御する。暖房運転時には、制御装置13
は、室外膨張弁24及び室内膨張弁22A,22Bのそ
れぞれの弁開度を空調負荷に応じて制御する。
【0023】一方、圧縮機16を駆動するガスエンジン
30の燃焼室には、エンジン燃料供給装置31から燃料
と空気との混合気が供給される。このエンジン燃料供給
装置31は、燃料供給配管32に、燃料遮断弁33、ゼ
ロガバナ34、燃料調整弁35及びスロットルバルブ3
6が順次配設され、この燃料供給配管32のスロットル
バルブ36側端部がガスエンジン30の上記燃焼室に接
続されて構成される。
【0024】燃料遮断弁33は、閉鎖型の燃料遮断弁機
構を構成し、燃料遮断弁33が全閉または全開し、燃料
ガスの漏れのない遮断と連通とを択一に実施する。
【0025】ゼロガバナ34は、燃料供給配管32内に
おける当該ゼロガバナ34の前後の1次側燃料ガス圧力
(一次圧a)と2次側燃料ガス圧力(二次圧b)とのう
ち、一次圧aの変動によっても二次圧bを一定の所定圧
に調整して、ガスエンジン30の運転を安定化させる。
【0026】燃料調整弁35は、スロットルバルブ36
の上流側から空気が導入されることで生成される混合気
の空燃比を最適に調整するものである。このスロットル
バルブ36の上流側にエンジンユニット外から空気を吸
入する空気供給配管106が接続されている。この空気
供給配管106の吸込口にはエアフィルタ105が配設
されている。
【0027】また、スロットルバルブ36は、ガスエン
ジン30の燃焼室30Aへ供給される混合気の供給量を
調整して、ガスエンジン30の回転数を制御する。
【0028】ガスエンジン30には、エンジンオイル供
給装置37が接続されている。このエンジンオイル供給
装置37は、オイル供給配管38にオイル遮断弁39及
びオイル供給ポンプ40等が配設されたものであり、ガ
スエンジン30へエンジンオイルを適宜供給する。
【0029】また、ガスエンジン30は、エンジン冷却
装置41内を循環するエンジン冷却水により冷却され
る。このエンジン冷却装置41は、冷却水配管42を備
え、この冷却水配管42には、ワックス三方弁43、ラ
ジエータ46及び循環ポンプ47が順次配設されて構成
される。
【0030】上記循環ポンプ47は、稼働時にエンジン
冷却水を昇圧して、このエンジン冷却水を冷却水配管4
2内で循環させる。
【0031】上記ワックス三方弁43は、ガスエンジン
30を速やかに暖機させるためのものである。このワッ
クス三方弁43は、入口43Aが、冷却水配管42にお
けるガスエンジン30に付設の排ガス熱交換器側に接続
され、低温側出口43Bが、冷却水配管42における循
環ポンプ47の吸込側に接続され、高温側出口43Cが
冷却水配管42におけるラジエータ46側に接続され
る。
【0032】前記制御装置13によるガスエンジン30
の制御は、具体的には、エンジン燃料供給装置31の燃
料遮断弁33、ゼロガバナ34、燃料調整弁35及びス
ロットルバルブ36、並びにエンジンオイル供給装置3
7のオイル遮断弁39及びオイル供給ポンプ40、冷却
装置41の循環ポンプ47を制御装置13が制御するこ
とによってなされる。
【0033】本実施形態では、ガスエンジン30の排気
側に、図2に示すように、排気処理装置100が接続さ
れている。この排気処理装置100は、ガスエンジン3
0、マフラ101、排気トップ102、中和器103を
有して構成されている。ガスエンジン30の燃焼室30
Aの吸気側には、インテークマニホールド30Bが付設
されており、このインテークマニホールド30Bの吸気
側には、エンジンユニット外から空気を供給する空気供
給配管106が接続されている。105はエアフィルタ
である。ガスエンジン30の燃焼室30Aの排気側に
は、排ガス熱交換器30Cが付設されている。
【0034】この排ガス熱交換器30Cは、上記冷却装
置41の冷却水配管42を流れるエンジン冷却水と、エ
ンジンの排気ガス間で熱交換する。
【0035】この排ガス熱交換器30Cを流れる排気ガ
スと上記エンジン冷却装置41内を循環するエンジン冷
却水とが熱交換され、排ガス熱交換器30Cで例えば約
100℃まで冷却される。この排気ガス中の水蒸気が排
ガス熱交換器30Cで冷えて凝縮し、凝縮水(ドレン)
と排気ガスとが排出される。
【0036】この排気ガスが冷えて生成されたドレンに
は、排気ガス中に含まれるSOxやNOx等の有害物質
が溶解している。
【0037】上記排ガス熱交換器30Cの排気側と、マ
フラ101の吸気側とは、排気管111を介して接続さ
れている。このマフラ101は、その内部に流入する気
体のの膨張、収縮及び共鳴効果による音エネルギを吸収
する。
【0038】上記排ガス熱交換30Cから排出されたド
レンと排気ガスとが、排気管111を通じてマフラ10
1へ流入する。このマフラ101内部に溜まったドレン
が、マフラドレン管113を通じて中和器103に導か
れる。この中和器103は、ドレンに含まれる排気ガス
中のSOxやNOx等の有害物質を中和するものであ
る。上記マフラ101と排気トップ102とは、排気管
112を介して接続されており、上記マフラ101を通
過した排気ガスが、排気管112を通じて排気トップ1
02に流入する。この排気ガスは排気トップ102内で
冷却され、排気ガス中の水蒸気が冷却しドレンが発生し
て、最終的な排気ガスは、この排気トップ102を介し
て外に排気される。排気トップ102内部で発生したド
レンは、ドレン管114を通じ中和器103へ導かれ
る。中和器103に送られたドレンは、中和器103内
部に配設された中和剤により、ドレン中に溶け込んでい
る排気ガス中のSOxやNOx等が除去される。この中
和器103で中和されたドレンは、ドレン排水管116
を通じて外へ排出される。
【0039】さて、上記中和器103の本体内部は、例
えば多数の小孔を有する板等により、流入空間103
a、中和空間103b、排出空間103cに仕切られて
いる。流入空間103aに、上記マフラドレン管113
と上記ドレン管114とが挿入されている。この流入空
間103aには、上記マフラ101及び上記排気トップ
102で発生したドレンが貯留される。
【0040】中和空間103bは、その内部に充填した
中和剤により上記流入空間103aに貯留されたドレン
を中和する。ここで、中和剤は、例えば方解石(大理
石)等のアルカリ成分を有している。
【0041】この中和空間103bは、中和空間103
bの底面及び天面から突設される複数の区画壁117を
有し、これら区画壁117は中和空間103bの空間途
中まで延びている。この区画壁117により、中和空間
103bの内部には蛇行した通路が形成される。この中
和空間103b内で中和されたドレンは、排出空間10
3c内に貯留される。この排出空間103cにはドレン
排水管116が接続され、その先端が排出空間103c
底部近傍まで挿入されている。
【0042】そして、排出空間103c内に滞留する中
和されたドレンは、ドレン排水管116を介して外へ排
出される。
【0043】本実施形態では、中和器103とエンジン
の吸気側(空気供給配管116)とが排ガス戻し管11
5で接続され、排ガス戻し管115には排気ガス流量調
整弁(流量調整機構)104が接続される。排気ガス戻
し管115は、インテークマニホールド30Bに接続し
てもよい。
【0044】上記構成では、エンジン負荷が上昇する
と、燃料の燃焼量が増加し、それに伴う排気ガス量が増
加し、排気ガス処理装置100のマフラ101及び排気
トップ102内部の圧力損失が増加する。
【0045】この圧力損失が増加すると、中和器103
の内部圧力が増加し、この圧力によって、中和器103
の内部液面が下がり、中和されない排気ガスが、ドレン
排水管116からガス状態のまま外へ排出される恐れが
あった。
【0046】本実施形態では、中和器103の内部圧力
を検出する圧力計(図示せず)が設置され、上述のよう
に、エンジン負荷が上昇して中和器103の内部圧力が
増加した場合、この圧力計がそれを検知し、流量調整弁
104を開放する。これによれば、中和器103内の排
気ガスが、排ガス戻し管115を介してエンジンの吸気
側に戻されるため、中和器103内は略大気圧となり、
その内部液面が下がることがなく、中和されない排気ガ
スが、そのままガス状態でドレン排水管116から外へ
排出されることがない。
【0047】上記排ガス戻し管115に配設された排気
ガス流量調整弁104の流量制御により、上記中和器1
03から排気ガス戻し管115に排出される排気ガスの
流量を調整することができる。この排気ガス流量を調整
することにより、中和器103の内部圧力が例えば大気
圧なるように調整することで、中和器103内部はドレ
ンで満たされる。従って、中和器103の内部液面が下
がることはなく、排気ガスがドレン排水管116に排出
されることがなく、中和器103の中和剤とドレンとの
反応時間を長くすることができる。
【0048】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0049】例えば、上記排気ガス流量調整弁104は
オリフィスで構成してもよい。この場合、中和器103
内の排気ガスは、上記排ガス戻し管115およびオリフ
ィスを介して常時エンジンの吸気側に戻される。
【0050】これによれば、中和器103内は常に略大
気圧となり、その内部液面が下がることがなく、中和さ
れない排気ガスが、そのままガス状態でドレン排水管1
16から外へ排出されることがない。
【0051】
【発明の効果】本発明では、中和されない排気ガスがド
レン排水管を通じてガス状態のまま外へ排出されること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン駆動式ヒートポンプの一
実施の形態が適用された空気調和装置における冷媒回路
を示す回路図である。
【図2】本発明に係るガスエンジンの吸気系・排気系及
びドレンのフロー図である。
【図3】従来のガスエンジンの吸気系・排気系及びドレ
ンのフロー図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 30 ガスエンジン 30A 燃焼室 30B 排ガス熱交換器 30C インテークマニホールド 100 排気処理装置 101 マフラ 102 排気トップ 103 中和器 104 排気ガス流量調整弁 115 排気ガス戻し管 106 空気供給配管 116 ドレン排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02G 5/04 F02G 5/04 K F02M 25/07 550 F02M 25/07 550R 580 580F 580P Fターム(参考) 3G004 AA06 BA06 DA23 3G062 DA09 EA10 ED00 FA05 GA21 GA22 3G084 BA20 CA04 FA18 3G092 AA17 AB06 AC07 DC14 EA28 GA06 HD08Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気側に接続され、排気ガス
    を含むドレンを受け、中和剤で中和し、ドレン排水管を
    通じて中和されたドレンを排出する中和器を備えたエン
    ジン排気処理装置において、 上記中和器とエンジンの吸気側とを排ガス戻し管で接続
    したことを特徴とするエンジン排気処理装置。
  2. 【請求項2】 上記排ガス戻し管に流量調整機構を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のエンジン排気処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記中和器が圧力計を備え、この圧力計
    が所定圧力に達した場合、上記流量調整機構を開くこと
    を特徴とする請求項1または2記載のエンジン排気処理
    装置。
  4. 【請求項4】 冷凍サイクルを構成する圧縮機と、この
    圧縮機を駆動するエンジンとを備え、このエンジンの排
    気側に接続され、排気ガスを含むドレンを受け、中和剤
    で中和し、ドレン排水管を通じて中和されたドレンを排
    出する中和器を備えたエンジン駆動式ヒートポンプ装置
    において、 上記中和器とエンジンの吸気側とを排ガス戻し管で接続
    したことを特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記排ガス戻し管に流量調整機構を設け
    たことを特徴とする請求項4記載のエンジン駆動式ヒー
    トポンプ装置。
  6. 【請求項6】 上記中和器が圧力計を備え、この圧力計
    が所定圧力に達した場合、上記流量調整機構を開くこと
    を特徴とする請求項4または5記載のエンジン駆動式ヒ
    ートポンプ装置。
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