JP2002295437A - ビスの締結プラグ - Google Patents

ビスの締結プラグ

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JP2002295437A JP2001104362A JP2001104362A JP2002295437A JP 2002295437 A JP2002295437 A JP 2002295437A JP 2001104362 A JP2001104362 A JP 2001104362A JP 2001104362 A JP2001104362 A JP 2001104362A JP 2002295437 A JP2002295437 A JP 2002295437A
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Takao Wakai
▲隆▼夫 若井
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Wakai and Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/12Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
    • F16B13/124Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like fastened by inserting a threaded element, e.g. screw or bolt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
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    • F16B13/08Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation
    • F16B13/0825Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation with a locking element, e.g. sleeve, ring or key co-operating with a cammed or eccentrical surface of the dowel body

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dowels (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲がりの発生が少なく、略直線状となるので
長い下孔に対して簡単かつ容易に挿入することができ、
締結強度を得るために、コンクリートに穿設する下孔を
長くし、タッピングビスもこれに見合う長さの長尺物を
使用する場合に対応することができるビスの締結プラグ
を提供する。 【解決手段】 断面が円筒状で軸方向に長く、内部の孔
12が偏心している合成樹脂製の複数のプラグ体13
を、軸方向と交差する切れ目14の残余部分15を介し
て軸方向に連設して締結プラグ11を形成し、成形後に
おける締結プラグ11の曲がりの発生を少なくしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タッピングビス
によって、各種部材をコンクリート、モルタル、ALC
等に固定する場合に用いるビスの締結プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、モルタル、ALC等(以
下単にコンクリートと総称して表現する場合がある)に
各種部材をタッピングビスで固定する一般的な方法は、
コンクリートにドリルで下孔を穿設してその上に各種部
材を重ね、各種部材に挿通したタッピングビスを下孔に
ねじ込むことによって締結するものであるが、下孔の径
がタッピングビスの山径よりも少しでも大きすぎると、
締結時に空転することがあり、また、下孔の径がタッピ
ングビスの山径よりも小さすぎると、タッピングビスの
ねじ込みが困難になる。
【0003】そこで、このような不都合を解消するた
め、コンクリートに穿設した下孔に挿入しておき、コン
クリートに対する各種部材の締結がタッピングビスによ
って確実に行えるようにしたビスの締結プラグを、本出
願人が特許第2750102号ですでに提案した。
【0004】図4(a)に示すように、この締結プラグ
1は、合成樹脂を用い、断面が円筒状で軸方向に長い胴
部2の内部に孔3を偏心して設け、基端側に頭部4を設
けた構造を有し、コンクリートAに対する各種部材Bの
締結時に、コンクリートAにタッピングビスのねじ山径
よりも少し大径の下孔Cを穿設してこの下孔C内に締結
プラグ1を挿入し、コンクリートA上に各種部材Bを重
ね、この各種部材Bの孔Dに挿通したタッピングビスを
締結プラグ1の孔3に向けてねじ込む。
【0005】このねじ込みによって、タッピングビスの
ねじ山は孔の内面に雌ねじを形成しながら回転進入し、
締結プラグ1の薄肉厚部分をタッピングビスのねじ山が
切り破って突き出し、コンクリートAの下孔Cの内周面
に食い込んで雌ねじを形成しながら進み、締結プラグ1
の厚肉厚部分はねじ山の食い込みによって下孔Cの内周
面に強く押されて圧縮され、これによって、タッピング
ビスのねじ山はコンクリートAと締結プラグ1の両方に
食い込み、コンクリートAに食い込んだねじ山はコンク
リートAに強固に固着し、締結後の強固な耐引き抜き力
を発揮すると共に、厚肉厚部分に食い込んだねじ山は柔
軟に保持され、これにより、タッピングビスの空転発生
が防止され、引き抜き力を柔軟に受けて振動や長期的な
強度に耐えることができる。
【0006】このように、上記締結プラグ1は、コンク
リートAに穿設した下孔Cにタッピングビスを直接ねじ
込む場合の不都合を解消することができるという利点が
ある。
【0007】ところで、タッピングビスによる各種部材
の締結において、より強固な締結強度を得るために、コ
ンクリートAに穿設する下孔Cを長くし、タッピングビ
スもこれに見合う長さの長尺物を使用し、コンクリート
Aに対するタッピングビスのねじ山の食い込み量を多く
確保することで目的を達成することが考えられる。
【0008】また、図4(b)のように、孔あきALC
(E)に対して各種部材を締結する場合、孔Fがあるこ
とで下孔Cが短くなる場合は、孔Fに対して下孔Cが貫
通するように設ける必要があり、このため、必然的に下
孔Cとタッピングビスが長くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な、長い下孔Cとタッピングビスに対応する長さの長尺
締結プラグ1を、合成樹脂から一本物に成形すると、図
4(a)と(b)で示したように、締結プラグ1の断面
構造と合成樹脂の特性から、成形後の締結プラグ1の胴
部2に曲がりが発生することになる。
【0010】即ち、締結プラグ1の胴部2は、円筒状で
孔3が偏心した断面構造となり、周囲が不均一な厚みに
なっているので、合成樹脂は成形後に厚みの厚い部分と
薄い部分で収縮差が生じ、これにより、長尺締結プラグ
1の場合、厚みの厚い側に曲がることになる。
【0011】このように、曲がった締結プラグ1では、
各種部材Bの孔Dに挿通した締結プラグ1を更にコンク
リートAの下孔Cに挿入する作業が行いにくくなる。こ
のため、コンクリートAの下孔Cに無理やり締結プラグ
1を直接押し込むことも考えられるが、各種部材Bで締
結プラグ1の頭部4が隠れてしまうことになり、締結後
に締結プラグ1を使用しているかどうかの確認ができな
いことになる。
【0012】また、孔あきALC(E)のように、孔F
に対して下孔Cが貫通していると、曲がった締結プラグ
1ではこのプラグ1の先を奥の下孔Cに差し込むのは至
難の業であり、現実的には使用できないのが現状であ
る。
【0013】そこで、この発明の課題は、長尺締結プラ
グであっても曲がりの発生が少なく、略直線状となるの
で長い下孔に対して簡単かつ容易に挿入することがで
き、締結強度を得るために、コンクリートに穿設する下
孔を長くし、タッピングビスもこれに見合う長さの長尺
物を使用する場合に対応することができ、より強固な締
結が実施できるビスの締結プラグを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、断面が円筒状で軸方向に長く、
内部の孔が偏心している合成樹脂製のプラグ体を軸方向
と交差する方向に設けた切れ目の残余部分を介して軸方
向に複数連設した構成を採用したものである。
【0015】上記プラグ体のうち最先端に位置するプラ
グ体は、孔が先端に向けて徐々に小さくなっていると共
に、各プラグ体は、一定の長さのものを複数連設する
か、長さの異なるものと同じものを混在させて複数連設
するか、更に、長さの異なるものを混在して複数連設す
ることで締結プラグを形成している。
【0016】ここで、プラグ体を軸方向と交差する方向
に設けた切れ目の残余部分を介して複数連設することで
締結プラグを形成すると、長尺の締結プラグを合成樹脂
で成形しても、締結プラグ全体として成形後の曲がりの
発生は少なくなり、全体として略長い直線状となり、締
結プラグを長い下孔や孔で分断された下孔に対して簡単
に挿入することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。図1と図2のように、締結プラグ
11は、断面が円筒状で軸方向に長く、内部の孔12が
偏心している合成樹脂製の胴部からなる複数のプラグ体
13を、各プラグ体13の間に軸方向と交差する方向に
設けた切れ目14の残余部分15を介して軸方向に連設
し、各プラグ体13を同軸心の略直線状に成形した構造
になっている。
【0018】上記プラグ体13は、孔12が偏心してい
ることにより、図1(c)のように、その周壁は薄肉厚
部16と厚肉厚部17が軸心を挟んで対向し、周囲の厚
みが不均一になっていると共に、このプラグ体13の周
壁には軸方向に沿って長いスリット18が設けられてい
る。なお、図示の場合、このスリット18は、薄肉厚部
16の位置に設けたが、他の位置に設けてもよい。
【0019】上記締結プラグ11は、複数のプラグ体1
3を同軸心の直線状に成形し、各プラグ体13はプラグ
体13の端部間に設けた切れ目14の残余部分15を介
して連なり、この切れ目14は図示の場合、薄肉厚部1
6側から厚肉厚部17側に向けて半径方向に凹入させ、
厚肉厚部17側にプラグ体13相互を連結するための残
余部分15を設けたが、この切れ目14を設ける位置
は、プラグ体13の周方向のどの位置で開口するように
設けてもよい。
【0020】上記締結プラグ11におけるプラグ体13
の長さは、プラグ体13の断面形状の周囲の厚みが不均
一になることと、このプラグ体13の材料である合成樹
脂の特性による成形後の収縮差によって発生する曲がり
が許容される範囲で設定すればよく、個々のプラグ体1
3をこの長さに設定することにより、切れ目14の残余
部分15を介して軸方向に複数のプラグ体13を連設し
た成形後の長い締結プラグ11には、全体として、曲が
りがない直線状もしくは、曲がりがあっても全体として
少なくなる。
【0021】なお、締結プラグ11におけるプラグ体1
3の連設数は、使用目的に合わせて必要な全長が得られ
る数を、プラグ体13の長さとの関係から設定すればよ
く、図面は四本のプラグ体13を連設し、基端側に位置
するプラグ体13の基端部外周に少し大径の頭部19を
設け、最先端に位置するプラグ体13は、図1と図2
は、同径の孔12を全長にわたって貫通させた例を示し
ている。図3(a)乃至(c)は、最先端に位置するプ
ラグ体13の孔12が先端に向けて徐々に小さく、薄肉
厚部側16に浅くなって先端に達する前に周面で開口さ
せた例を示している。
【0022】また、連設するプラグ体13の個々の長さ
は、全て同じ長さに設定してもよいし、図示のように、
長さの異なるものと同じものを混在させた組み合わせ
や、全ての長さが異なる組み合わせを採用してもよく、
更に、各プラグ体13の外周面は、周方向の凹凸が軸方
向に交互に連続する段付き面に成形してもよい。
【0023】この発明の締結プラグは、上記のような構
成であり、次に、その使用方法を説明する。
【0024】図2(b)のように、被取り付け物となる
各種部材Bをタッピングビスで固定せんとする壁や建物
躯体等のコンクリートAに深い下孔Cをドリルで穿設
し、このコンクリートAに重ねた各種部材Bにもこの下
孔Cと同様の孔Dを同時に設ける。上記下孔Cの深さは
締結に使用する長尺のタッピングビスGに対応する長さ
の締結プラグ11が納まる深さに設定し、下孔Cの内径
は、この締結プラグ11のプラグ体13の外径と同径か
少し大きめに設定する。
【0025】上記締結プラグ11を孔Dから下孔C内に
挿入する。このとき、基端プラグ体13に設けた頭部1
9が各種部材Bの表面に当接し、締結プラグ11全体が
下孔C内に落ち込むのが防止される。また、締結プラグ
11は略直線状に成形されているので、下孔C内に円滑
に挿入することができ、図4(b)で示したようなAL
Cのように、下孔が孔で分断されているような場合で
も、締結プラグ11を離れた下孔に対して確実に挿入で
きる。
【0026】次に、締結プラグ11の基端プラグ体13
の孔12にタッピングビスGの先端を差し込み、このタ
ッピングビスGをドライバーなどでねじ込むと、このタ
ッピングビスGの軸部に形成した雄ねじのねじ山が、孔
12の内周面と下孔Cの内周面の両方に食い込みなが
ら、各プラグ体13の内部に進入していく。
【0027】タッピングビスGのねじ込みにより、プラ
グ体13はスリット18によって速やかに拡径し、その
周壁でスリット18の両端延長部分が破断し、これによ
り、外周面が下孔Cの内周面に圧着して固定化され、タ
ッピングビスGのねじ込み方向に共回りすることがない
と共に、この固定力でプラグ体13に作用する軸方向の
押し込み力が支持され、締結プラグ11が下孔C内に落
ち込むのが防止され、孔12へのタッピングビスGのね
じ込みが支障なく行える。
【0028】タッピングビスGのねじ山gは、図2
(c)のように、胴部の孔の内周面にねじを形成しなが
ら進入し、プラグ体13の薄肉厚部16では、ねじ山g
がこれを切り破って突き出し、ねじ山gは下孔Cの内周
面に食い込んでねじを形成しながら進入する。
【0029】また、プラグ体13の厚肉厚部17におい
ては、ねじ山gの食い込みによって、コンクリートAの
下孔Cの内周面に強く押され、このようにして、タッピ
ングビスGのねじ山gは、各プラグ体13内に進入する
ごとに、周囲胴部とコンクリートAの両方に食い込み、
タッピングビスGの頭部g1 が各種部材Bの表面に圧接
した時点で締結が完了する。
【0030】このように、タッピングビスGのねじ山g
は、締結プラグ11の各プラグ体13ごとに順次周囲胴
部とコンクリートAの両方に食い込み、長尺のタッピン
グビスGを使用した各種部材BのコンクリートAへの締
結を可能にすることになる。
【0031】ここで、プラグ体13の厚肉厚部17に食
い込んだねじ山gは柔軟に支持されるため、タッピング
ビスGの空転発生を防止し、引き抜き力を柔軟に受けて
振動や長期的な強度に耐えることができ、また、締結後
に引き抜き力が加わった場合、コンクリートAに食い込
んだねじ山gが固く固着し、瞬間的な引き抜き力に対し
て強度を発揮することになる。
【0032】上記タッピングビスGのねじ込み完了時に
おいて、タッピングビスGの先端は最先端に位置するプ
ラグ体13に対し、貫通するか先端が略一致することに
なり、図1と図2の例の締結プラグ11では、最先端に
位置するプラグ体13の孔12がストレートに貫通して
いるので、図2(b)のようにタッピングビスGのねじ
込み完了後において、最先端に位置するプラグ体13の
先端に大きな変化は生じない。従って、図1と図2の例
の締結プラグ11は、硬質のコンクリートへの使用に適
している。
【0033】また、図3(a)乃至(c)の例の締結プ
ラグ11は、加圧により変形が生じるような材質のAL
C(E)への各種部材Bの締結に適している。
【0034】図3(a)と(b)のように、締結プラグ
11は、最先端に位置するプラグ体13の孔12が先端
に向けて徐々に小さく、薄肉厚部16側に浅くなって先
端に達する前に周面で開口しているので、図3(c)の
ようにタッピングビスGのねじ込み完了後において、タ
ッピングビスGの先端が孔12の小さくなった部分に進
入することで、周囲胴部の押し広げ力が高まり、最先端
に位置するプラグ体13の先端は、厚肉厚部17側に大
きな圧縮を受けてALC(E)内に向けて大きく突出変
形し、ALC(E)を圧縮変形させることで、ALC
(E)の下孔C内において、タッピングビスGの先端と
締結プラグ11の先端にアンカー効果が発生し、耐引き
抜き強度の向上が図れることになる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、内部
の孔が偏心している合成樹脂製の筒状プラグ体を切れ目
の残余部分を介して軸方向に複数連設したので、長尺締
結プラグであっても合成樹脂での成形後における曲がり
の発生がないか、曲がりの発生が少なく、締結プラグ
は、全体として略直線状となるので、長い下孔や途中が
孔で分断されている下孔に対して簡単かつ容易に挿入す
ることができ、締結強度を得るために、コンクリートに
穿設する下孔を長くし、タッピングビスもこれに見合う
長さの長尺物を使用する場合の締結に対応することがで
きる。
【0036】また、長尺の締結プラグが略直線状になっ
ているので、各種部材の孔に挿通した締結プラグを更に
コンクリートの下孔に挿入する作業が行いやすく、この
ため、各種部材からの締結プラグの挿入を行うことで、
締結プラグの頭部を各種部材の表面に露見させることが
でき、締結後に締結プラグを使用している確認ができる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の締結プラグの側面図、
(b)は同正面図、(c)は(b)の矢印c−cでの拡
大断面図、(d)は(b)の矢印d−dでの拡大断面
図、(e)は(b)の矢印e−eでの拡大断面図
【図2】(a)はこの発明の締結プラグの斜視図、
(b)は同締結プラグを用いたコンクリートに対する各
種部材の締結状態を示す縦断面図、(c)は(b)の拡
大断面図
【図3】(a)はこの発明の締結プラグの最先端に位置
するプラグ体の孔が先端に向けて徐々に小さくなった例
を示す拡大断面図、(b)は同正面図、(c)は同締結
プラグを用いたALCに対する各種部材の締結状態を示
す要部の拡大縦断面図
【図4】(a)は長尺締結プラグの曲がり発生状態とコ
ンクリートの下孔の関係を示す縦断面図、(b)は長尺
締結プラグの曲がり発生状態と孔あきALCの関係を示
す縦断面図
【符号の説明】
11 締結プラグ 12 孔 13 プラグ体 14 切れ目 15 残余部分 16 薄肉厚部 17 厚肉厚部 18 スリット 19 頭部 A コンクリート B 各種部材 C 下孔 D 孔 G タッピングビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が円筒状で軸方向に長く、内部の孔
    が偏心している合成樹脂製のプラグ体を、軸方向と交差
    する方向に設けた切れ目の残余部分を介して軸方向に複
    数連設したビスの締結プラグ。
  2. 【請求項2】 上記プラグ体のうち最先端に位置するプ
    ラグ体は、孔が先端に向けて徐々に小さくなっている請
    求項1に記載のビスの締結プラグ。
  3. 【請求項3】 上記各プラグ体は、一定の長さのものを
    複数連設するか、長さの異なるものと同じものを混在さ
    せて複数連設するか、又は、長さの異なるものを混在し
    て複数連設した請求項1又は2に記載のビスの締結プラ
    グ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072049A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 若井産業株式会社 ビス固定補助具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015072049A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 若井産業株式会社 ビス固定補助具

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