JPH02225812A - 壁のドリル孔内に固定される拡張栓、及びこの拡張栓の拡張スリープを製作する方法 - Google Patents
壁のドリル孔内に固定される拡張栓、及びこの拡張栓の拡張スリープを製作する方法Info
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- JPH02225812A JPH02225812A JP2003737A JP373790A JPH02225812A JP H02225812 A JPH02225812 A JP H02225812A JP 2003737 A JP2003737 A JP 2003737A JP 373790 A JP373790 A JP 373790A JP H02225812 A JPH02225812 A JP H02225812A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 6
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/12—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
- F16B13/124—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like fastened by inserting a threaded element, e.g. screw or bolt
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P13/00—Making metal objects by operations essentially involving machining but not covered by a single other subclass
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Dowels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、壁のドリル孔内に固定される、鋼から成る拡
張栓であって、拡張範囲を有する拡張スリーブと、この
拡張範囲内へ案内される固定ねじとから形成されており
、拡張範囲が拡張セグメントを有しており、拡張範囲の
縦孔がこの拡張範囲の端部へ向かって先細りになってい
る形式のもの及びこの形式の拡張栓の拡張スリーブを製
作する方法に関する。
張栓であって、拡張範囲を有する拡張スリーブと、この
拡張範囲内へ案内される固定ねじとから形成されており
、拡張範囲が拡張セグメントを有しており、拡張範囲の
縦孔がこの拡張範囲の端部へ向かって先細りになってい
る形式のもの及びこの形式の拡張栓の拡張スリーブを製
作する方法に関する。
拡張スリーブ及び固定ねじから形成された拡張栓が公知
である。公知拡張栓の拡張スリーブは、端部に拡張範囲
を有しており、この拡張範囲がドリル孔のアンダカット
部に嵌合する。このために、拡張・スリーブ内の拡張部
材が拡張範囲内へ案内され、それによって、拡張範囲の
拡張セグメントが拡張されてドリル孔のアンダカット部
内に係合する。
である。公知拡張栓の拡張スリーブは、端部に拡張範囲
を有しており、この拡張範囲がドリル孔のアンダカット
部に嵌合する。このために、拡張・スリーブ内の拡張部
材が拡張範囲内へ案内され、それによって、拡張範囲の
拡張セグメントが拡張されてドリル孔のアンダカット部
内に係合する。
大きな保持力を得るために、拡張アンカとしても役立つ
拡張栓は鋼から形成されねばならない。従って、公知拡
張栓では拡張セグメントを拡張させるために、比較的大
きな拡張力が必要である。しかし公知拡張栓においては
、必要な拡張力は適当な円錐形の拡張体によらなければ
拡張セグメントへ伝達することができない。
拡張栓は鋼から形成されねばならない。従って、公知拡
張栓では拡張セグメントを拡張させるために、比較的大
きな拡張力が必要である。しかし公知拡張栓においては
、必要な拡張力は適当な円錐形の拡張体によらなければ
拡張セグメントへ伝達することができない。
本発明の課題は、構成及び組立てが容易でありかつ円錐
形の拡張体を必要としない、鋼から成る拡張栓を提供す
ることにある。
形の拡張体を必要としない、鋼から成る拡張栓を提供す
ることにある。
上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の拡張
栓において、拡張範囲では自由な端部へ向かって先細り
になるねじ孔へ移行している雌ねじが、拡張スリーブに
設けられた円筒状の孔の、拡張範囲に隣接する範囲に形
成されており、固定ねじが拡張範囲内へねじ込まれるさ
いにこの拡張範囲を拡張させることによって解決されて
いる。
栓において、拡張範囲では自由な端部へ向かって先細り
になるねじ孔へ移行している雌ねじが、拡張スリーブに
設けられた円筒状の孔の、拡張範囲に隣接する範囲に形
成されており、固定ねじが拡張範囲内へねじ込まれるさ
いにこの拡張範囲を拡張させることによって解決されて
いる。
上記課題はさらに、本発明によればはじめに述べた形式
の拡張栓の拡張スリーブを製作する方法において、第1
の直径を有しかつ拡張範囲前方で終わっている第1の縦
孔を、円筒形の鋼ビン内に形成し、さらに、第1の直径
よりも小さな直径を有する円筒状区分と、拡張範囲の端
部へ向かって先Mりになる区分とを備えた第2の縦孔を
形成し、拡開可能な拡張セグメントを得るために拡張範
囲に複数の縦スリットを形成し、第2の縦孔の先細りに
なった区分の形状が円筒形になるまで、テーパピン又は
その類似物によって拡張セグメントを拡開し、その後、
固定ねじのねじ山に適合した雌ねじを、第2の縦孔の、
直径が減少していく範囲に形成し、次いで、拡開した拡
張セグメントを再び元の位置へ圧縮することによって解
決されている。
の拡張栓の拡張スリーブを製作する方法において、第1
の直径を有しかつ拡張範囲前方で終わっている第1の縦
孔を、円筒形の鋼ビン内に形成し、さらに、第1の直径
よりも小さな直径を有する円筒状区分と、拡張範囲の端
部へ向かって先Mりになる区分とを備えた第2の縦孔を
形成し、拡開可能な拡張セグメントを得るために拡張範
囲に複数の縦スリットを形成し、第2の縦孔の先細りに
なった区分の形状が円筒形になるまで、テーパピン又は
その類似物によって拡張セグメントを拡開し、その後、
固定ねじのねじ山に適合した雌ねじを、第2の縦孔の、
直径が減少していく範囲に形成し、次いで、拡開した拡
張セグメントを再び元の位置へ圧縮することによって解
決されている。
本発明による拡張栓は、拡張範囲において先細りになる
雌ねじが形成された拡張スリーブを有している。拡張ス
リーブ内へ案内された固定ねじは、この雌ねじ内へねじ
込まれる。固定ねじは、有利にはドリルハンマによって
ねじ込まれる。というのも、実験によればこのようなド
リルハンマによって、固定ねじがねじ込まれるのと同時
に拡張セグメントが容易に拡張されるからである。拡張
セグメントの範囲にも雌ねじが形成されていることによ
って、拡張過程が助長される。それによってさらに、拡
張範囲にねじ山を有する固定ねじが、拡張セグメントの
雌ねじに係合し、その結果、固定ねじに生じた引張力が
拡張スリーブへ特に有利に伝達される。
雌ねじが形成された拡張スリーブを有している。拡張ス
リーブ内へ案内された固定ねじは、この雌ねじ内へねじ
込まれる。固定ねじは、有利にはドリルハンマによって
ねじ込まれる。というのも、実験によればこのようなド
リルハンマによって、固定ねじがねじ込まれるのと同時
に拡張セグメントが容易に拡張されるからである。拡張
セグメントの範囲にも雌ねじが形成されていることによ
って、拡張過程が助長される。それによってさらに、拡
張範囲にねじ山を有する固定ねじが、拡張セグメントの
雌ねじに係合し、その結果、固定ねじに生じた引張力が
拡張スリーブへ特に有利に伝達される。
さらに・固定ねじと拡張セグメントと拡張栓の差込まn
る壁とが嵌合される。
る壁とが嵌合される。
雄ねじとして拡張セグメントに形成された外周面凹凸部
が、拡張栓の差込みによって行われた拡張セグメントの
拡張後に、アンダカットされたドリル孔における公差を
有利に補償する。
が、拡張栓の差込みによって行われた拡張セグメントの
拡張後に、アンダカットされたドリル孔における公差を
有利に補償する。
このように形成された拡張セグメントでも、差込み時の
拡張のさいに必要とされる力は比較的わずかである。
拡張のさいに必要とされる力は比較的わずかである。
本発明の有利な構成によれば、雄ねじを成す凹凸部の深
さが、拡張セグメントの端面へ向かって増大している。
さが、拡張セグメントの端面へ向かって増大している。
それによって、拡張セグメントは全長にわたって、アン
ダカットされたドリル孔に確実に嵌合する。拡張セグメ
ントの外周面に設けられた凹凸部は、円錐形状のドリル
孔の側壁とかみ合うことによってもドリル孔と嵌合的に
係合する。その結果、拡張栓がアンダカットされたドリ
ル孔内に正確かつ確実に固定される。
ダカットされたドリル孔に確実に嵌合する。拡張セグメ
ントの外周面に設けられた凹凸部は、円錐形状のドリル
孔の側壁とかみ合うことによってもドリル孔と嵌合的に
係合する。その結果、拡張栓がアンダカットされたドリ
ル孔内に正確かつ確実に固定される。
拡張栓は、ただ2つの部材から成る極めて簡単なユニッ
トとして形成されている。拡張スリーブ内に固定ねじが
2.6回の回転でねじ込まれている拡張栓は、ドリル孔
内へ差込まれるさいにまず固定しようとする対象物の孔
を貫通し、次いでこの孔後方に設けられた、壁のドリル
孔内へ案内される。拡張栓のこのような差込みはねじ回
しによって行うことができる。しかしこの場合、拡張ス
リーブがドリル孔底部に当接ムそれによって生じる摩擦
のためにもはや固定ねじによって連行回転されなくなっ
て初めて、拡張過程が開始される。
トとして形成されている。拡張スリーブ内に固定ねじが
2.6回の回転でねじ込まれている拡張栓は、ドリル孔
内へ差込まれるさいにまず固定しようとする対象物の孔
を貫通し、次いでこの孔後方に設けられた、壁のドリル
孔内へ案内される。拡張栓のこのような差込みはねじ回
しによって行うことができる。しかしこの場合、拡張ス
リーブがドリル孔底部に当接ムそれによって生じる摩擦
のためにもはや固定ねじによって連行回転されなくなっ
て初めて、拡張過程が開始される。
拡張スリーブの、固定ねじのねじ頭部に向いた端部には
、拡張栓の差込み深さを制限するつばが一体成形されて
いてもよい。このつばが、固定しようとする対象物例え
ば木板に当接するとすぐに、つばと対象物との間に摩擦
が生じる。
、拡張栓の差込み深さを制限するつばが一体成形されて
いてもよい。このつばが、固定しようとする対象物例え
ば木板に当接するとすぐに、つばと対象物との間に摩擦
が生じる。
それによって固定ねじが拡張範囲内にねじ込まれて、拡
張過程が開始される。
張過程が開始される。
特に有利な製法によれば拡張スリーブは、この拡張スリ
ーブの外径に等しい外径を有する円筒形のピンから製作
されてもよい。拡張範囲を、雌ねじを形成する前にテー
パピン又はその類似物によって拡開し、次いで元の形に
再び圧縮することによって、上記拡張スリーブが製作さ
れる。
ーブの外径に等しい外径を有する円筒形のピンから製作
されてもよい。拡張範囲を、雌ねじを形成する前にテー
パピン又はその類似物によって拡開し、次いで元の形に
再び圧縮することによって、上記拡張スリーブが製作さ
れる。
〔実施例〕
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図に示された拡張栓は、拡張スリーブ1及び固定ね
じ2から形成されており、固定ねじ2はそのねじ頭部3
によって、固定しようとする対象物4を壁5の上面に固
定している。板構造体の一部であってもよい対象物4と
ねじ頭部3との間には、座金6がはめ込まれている。六
角孔7がねじ頭部3に形成されており、図示されていな
いドリルがこの六角孔7内へ差込み可能である。
じ2から形成されており、固定ねじ2はそのねじ頭部3
によって、固定しようとする対象物4を壁5の上面に固
定している。板構造体の一部であってもよい対象物4と
ねじ頭部3との間には、座金6がはめ込まれている。六
角孔7がねじ頭部3に形成されており、図示されていな
いドリルがこの六角孔7内へ差込み可能である。
拡張スリーブ1には、区分9に雌ねじ10を有する縦孔
8が形成されている。雌ねじ10は、拡張スリーブ1の
小さな円筒状区分11にわたって延びており、さらに、
拡張セグメント12により形成される拡大された拡張範
囲内にも延びている。固定ねじ2に設けられたねじ山1
3が雌ねじ10に係合しており、それによって、固定ね
じ2と拡張セグメント12とが堅固に結合される。
8が形成されている。雌ねじ10は、拡張スリーブ1の
小さな円筒状区分11にわたって延びており、さらに、
拡張セグメント12により形成される拡大された拡張範
囲内にも延びている。固定ねじ2に設けられたねじ山1
3が雌ねじ10に係合しており、それによって、固定ね
じ2と拡張セグメント12とが堅固に結合される。
第2図では、まだ雌ねじ10の形成されていない拡張ス
リーブ1が示されている。縦孔8は第1の縦孔81及び
第2の縦孔82から構成されており、第2の縦孔82の
直径は端部14へ向)・つて先細りになっている。
リーブ1が示されている。縦孔8は第1の縦孔81及び
第2の縦孔82から構成されており、第2の縦孔82の
直径は端部14へ向)・つて先細りになっている。
第6図かられかるように雌ねじ10を形成するためには
、拡張スリーブ1の拡張範囲15がテーパビン16によ
って拡開され、それによって、縦孔82の形状が第6図
に示されたような円筒形になる。この状態になって初め
て、雌ねじ10(第1図)がねじ切りバイトによって縦
孔82内に形成され得る。その後、拡張セグメント12
が第4図に示されたような出発位置へ再び圧縮される。
、拡張スリーブ1の拡張範囲15がテーパビン16によ
って拡開され、それによって、縦孔82の形状が第6図
に示されたような円筒形になる。この状態になって初め
て、雌ねじ10(第1図)がねじ切りバイトによって縦
孔82内に形成され得る。その後、拡張セグメント12
が第4図に示されたような出発位置へ再び圧縮される。
第4図に示された拡張スリーブ1には、つば17が一体
成形されている。つば17には座金17aが取付けられ
ていてもよい。第4図による拡張スリーブは、その他の
特徴においては第1図による拡張スリーブと等しく形成
されている。
成形されている。つば17には座金17aが取付けられ
ていてもよい。第4図による拡張スリーブは、その他の
特徴においては第1図による拡張スリーブと等しく形成
されている。
拡張セグメント12は、環状溝19まで延びている縦ス
リット18によって、自体公知の形式に分割されている
。環状溝19は拡張スリーブ1の円筒状範囲と拡張範囲
15との移行部を形成しており、かつ拡張セグメント1
2の所定の拡張を助長している。
リット18によって、自体公知の形式に分割されている
。環状溝19は拡張スリーブ1の円筒状範囲と拡張範囲
15との移行部を形成しており、かつ拡張セグメント1
2の所定の拡張を助長している。
第5図に示された拡張栓は、拡張スリーブ1及び固定ね
じ2から形成されており、固定ねじ2はそのねじ頭部3
によって、固定しようとする対象物4を壁5の上面に固
定している。板構造体の一部であってもよい対象物4と
ねじ頭部3との間には、座金6がはめ込まれている。六
角孔7がねじ頭部3に形成されており、図示されていな
いドリルがこの六角孔7内へ差込み可能である。拡張ス
リーブ1には、区分9に雌ねじ10を有する縦孔8が形
成されている。雌ねじ10は、拡張スリーブ1の小さな
円筒状区分11にわたって延びており、さらに、拡張セ
グメント12により形成される拡大された拡張範囲内に
も延びている。固定ねじ2に設けられたねじ山13が雌
ねじ10に係合しており、それによって、固定ねじ2と
拡張セグメント12とが堅固に結合される。拡張セグメ
ント12の全長にわたって外周面凹凸部14aが形成さ
れてお゛す、この凹凸部14aの深さは拡張セグメント
12の端面15aに向かって増大している。
じ2から形成されており、固定ねじ2はそのねじ頭部3
によって、固定しようとする対象物4を壁5の上面に固
定している。板構造体の一部であってもよい対象物4と
ねじ頭部3との間には、座金6がはめ込まれている。六
角孔7がねじ頭部3に形成されており、図示されていな
いドリルがこの六角孔7内へ差込み可能である。拡張ス
リーブ1には、区分9に雌ねじ10を有する縦孔8が形
成されている。雌ねじ10は、拡張スリーブ1の小さな
円筒状区分11にわたって延びており、さらに、拡張セ
グメント12により形成される拡大された拡張範囲内に
も延びている。固定ねじ2に設けられたねじ山13が雌
ねじ10に係合しており、それによって、固定ねじ2と
拡張セグメント12とが堅固に結合される。拡張セグメ
ント12の全長にわたって外周面凹凸部14aが形成さ
れてお゛す、この凹凸部14aの深さは拡張セグメント
12の端面15aに向かって増大している。
図面は、本発明による拡張栓の複数の実施例を示すもの
で、 第1図は壁のドリル孔内に差込まれた第1実施例の拡張
栓を一部破断して示す図、第2図は第1図による拡張栓
の拡張スリーブを半部断面して示す図、第6図はテーパ
ビンによる拡開後の、第2図による拡張スリーブの一部
分図、第4図は拡張スリーブにつばを有する第2実施例
の拡張栓を一部破断して示す図、第5図は拡張セグメン
トに外周面凹凸部を有する、壁のドリル孔内に差込まれ
た第6実施例の拡張栓を一部破断して示す図である。 1・・・拡張スリーブ、2・・・固定ねじ、3・・・ね
じ頭部、4・・・対象物、5・・・壁、6・・・座金、
7・・・六角孔、8・・・縦孔、9・・・区分、10・
・・雌ねじ、11・・・円筒状区分、12・・・拡張セ
グメント、13・・・ねじ山、14・・・端部、14a
・・・外周面凹凸部、15・・・拡張範囲、15a・・
・端面、16・・・テーパビン、17・・・つば、17
a・・・座金、18・・・縦スリット、19・・・環状
溝、81.82・・・縦孔 工 \ C鵠
で、 第1図は壁のドリル孔内に差込まれた第1実施例の拡張
栓を一部破断して示す図、第2図は第1図による拡張栓
の拡張スリーブを半部断面して示す図、第6図はテーパ
ビンによる拡開後の、第2図による拡張スリーブの一部
分図、第4図は拡張スリーブにつばを有する第2実施例
の拡張栓を一部破断して示す図、第5図は拡張セグメン
トに外周面凹凸部を有する、壁のドリル孔内に差込まれ
た第6実施例の拡張栓を一部破断して示す図である。 1・・・拡張スリーブ、2・・・固定ねじ、3・・・ね
じ頭部、4・・・対象物、5・・・壁、6・・・座金、
7・・・六角孔、8・・・縦孔、9・・・区分、10・
・・雌ねじ、11・・・円筒状区分、12・・・拡張セ
グメント、13・・・ねじ山、14・・・端部、14a
・・・外周面凹凸部、15・・・拡張範囲、15a・・
・端面、16・・・テーパビン、17・・・つば、17
a・・・座金、18・・・縦スリット、19・・・環状
溝、81.82・・・縦孔 工 \ C鵠
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、壁のドリル孔内に固定される、鋼から成る拡張栓で
あつて、拡張範囲を有する拡張スリーブと、この拡張範
囲内へ案内される固定ねじとから形成されており、拡張
範囲が拡張セグメントを有しており、拡張範囲の縦孔が
この拡張範囲の端部へ向かつて先細りになつている形式
のものにおいて、拡張範囲(15)では自由な端部(1
4)へ向かつて先細りになるねじ孔へ移行している雌ね
じ(10)が、拡張スリーブ(1)に設けられた円筒状
の孔(81)の、拡張範囲(15)に隣接する範囲に形
成されており、固定ねじ(2)が拡張範囲(15)内へ
ねじ込まれるさいにこの拡張範囲(15)を拡張させる
ことを特徴とする、壁のドリル孔内に固定される拡張栓
。 2、拡張スリーブ(1)の拡張範囲(15)を成す拡張
セグメント(12)に、雄ねじとしてこの拡張セグメン
ト(12)を取囲む外周面凹凸部(14a)が形成され
ている、請求項1記載の拡張栓。 3、外周面凹凸部(14a)の深さが、拡張セグメント
(12)の端面(15a)へ向かつて増大している、請
求項1又は2記載の拡張栓。 4、拡張スリーブ(1)の縦孔(8)が、雌ねじ(10
)の始端部までは固定ねじ(2)のねじ山(13)の外
径に等しい直径を有している、請求項1記載の拡張栓。 5、拡張スリーブ(1)の、固定ねじ(2)のねじ頭部
(3)に向いた端部に、つば(17)が一体成形されて
いる、請求項1又は4記載の拡張栓。 4 環状溝(19)が、拡張スリーブ(1)の円筒状範
囲と拡張範囲(15)との移行部に形成されている、請
求項1から5までのいずれか1項記載の拡張栓。 7、請求項1から6までのいずれか1項記載の拡張栓の
拡張スリーブを製作する方法において、第1の直径を有
しかつ拡張範囲(15)前方で終わつている第1の縦孔
(81)を、円筒形の鋼ピン内に形成し、さらに、第1
の直径よりも小さな直径を有する円筒状区分 (11)と、拡張範囲(15)の端部(14)へ向かつ
て先細りになる区分とを備えた第2の縦孔(82)を形
成し、拡開可能な拡張セグメント(12)を得るために
拡張範囲(15)に複数の縦スリット(18)を形成し
、第2の縦孔(82)の先細りになつた区分の形状が円
筒形になるまで、テーパピン(16)又はその類似物に
よつて拡張セグメント(12)を拡開し、その後、固定
ねじ(2)のねじ山(13)に適合した雌ねじ(10)
を、第2の縦孔(82)の、直径が減少していく範囲(
9)に形成し、次いで、拡開した拡張セグメント(12
)を再び元の位置へ圧縮することを特徴とする、壁のド
リル孔内に固定される拡張栓の拡張スリーブを製作する
方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19893900828 DE3900828A1 (de) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | Spreizduebel fuer die verankerung in einem bohrloch eines mauerwerks |
DE3900828.2 | 1989-01-13 | ||
DE3903020A DE3903020A1 (de) | 1989-01-13 | 1989-02-02 | Spreizduebel fuer die verankerung in einem bohrloch eines mauerwerks |
DE3903020.2 | 1989-02-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02225812A true JPH02225812A (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=25876742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003737A Pending JPH02225812A (ja) | 1989-01-13 | 1990-01-12 | 壁のドリル孔内に固定される拡張栓、及びこの拡張栓の拡張スリープを製作する方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5002445A (ja) |
EP (1) | EP0377820A1 (ja) |
JP (1) | JPH02225812A (ja) |
BR (1) | BR9000113A (ja) |
DE (1) | DE3903020A1 (ja) |
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