JPH0781571B2 - 拡張ダボ - Google Patents
拡張ダボInfo
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- JPH0781571B2 JPH0781571B2 JP2053911A JP5391190A JPH0781571B2 JP H0781571 B2 JPH0781571 B2 JP H0781571B2 JP 2053911 A JP2053911 A JP 2053911A JP 5391190 A JP5391190 A JP 5391190A JP H0781571 B2 JPH0781571 B2 JP H0781571B2
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- thread
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- expansion
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
- F16B13/06—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
- F16B13/061—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve of the buckling type
Landscapes
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Soil Working Implements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プラスチック製の拡張ダボに関し、ダボヘ
ッド、このダボヘッドに接続されたダボ軸を備え、ダボ
軸は軸方向の溝によりいくつかの変形可能なセグメント
に分割されていて、ダボベースはダボ軸の前端に配置さ
れておりしかもねじを受けるボアを備えたスリーブとし
て構成され、軸方向に動かしてねじを締める時に、ダボ
ベースのセグメントを外側に曲げるようにした拡張ダボ
に関する。
ッド、このダボヘッドに接続されたダボ軸を備え、ダボ
軸は軸方向の溝によりいくつかの変形可能なセグメント
に分割されていて、ダボベースはダボ軸の前端に配置さ
れておりしかもねじを受けるボアを備えたスリーブとし
て構成され、軸方向に動かしてねじを締める時に、ダボ
ベースのセグメントを外側に曲げるようにした拡張ダボ
に関する。
従来の技術 このような型式のダボは公知である(西ドイツ特許2254
602)。このダボいわゆる万能ダボであり、壁に設けた
精密な円筒形ボアおよび中空のチェッカーレンガおよび
これに類するものに使用できる。このためこのダボはユ
ーザがダボを挿入しようとする壁の構造がほとんど不明
な場合に有用である。このダボは壁の材料機能に応じて
違うやり方で固定される。たとえばコンクリートにある
円筒形のボアの場合、ウェブ状のセグメントがかんたん
に外方に変形されてダボを固定する。中空のチェッカー
レンガの場合、セグメントは強く外方に変形され、その
ため自閉する。いずれの場合でも、ねじを留める間ダボ
が回転しないようにダボを機能させる必要がある。ホー
ルに挿入するためにダボはホールに打込まれる。ダボが
回転しないようにするためにダボはダボホールに比較的
強く付けなければならない。これによりダボを加圧ある
いは圧縮するものである。
602)。このダボいわゆる万能ダボであり、壁に設けた
精密な円筒形ボアおよび中空のチェッカーレンガおよび
これに類するものに使用できる。このためこのダボはユ
ーザがダボを挿入しようとする壁の構造がほとんど不明
な場合に有用である。このダボは壁の材料機能に応じて
違うやり方で固定される。たとえばコンクリートにある
円筒形のボアの場合、ウェブ状のセグメントがかんたん
に外方に変形されてダボを固定する。中空のチェッカー
レンガの場合、セグメントは強く外方に変形され、その
ため自閉する。いずれの場合でも、ねじを留める間ダボ
が回転しないようにダボを機能させる必要がある。ホー
ルに挿入するためにダボはホールに打込まれる。ダボが
回転しないようにするためにダボはダボホールに比較的
強く付けなければならない。これによりダボを加圧ある
いは圧縮するものである。
このような万能ダボの場合には、ウェブの外側にとがっ
たフィンを設けしかもダボねじを締付ける時にフィンの
外側のエッジがホールの壁に喰い込み両方向に回転しな
いようにすることが公知である。これらの軸方向のフィ
ンは圧縮力に対してダボ軸を補強している。
たフィンを設けしかもダボねじを締付ける時にフィンの
外側のエッジがホールの壁に喰い込み両方向に回転しな
いようにすることが公知である。これらの軸方向のフィ
ンは圧縮力に対してダボ軸を補強している。
発明が解決しようとする課題 この発明の課題は上述の型式のダボを改良して提供する
ことである。このダボは種々の事情に最大限対応しうる
万能ダボとしても使うことができる。しかしダボはダボ
の使用特性、特に付与しようとするトルク特性をさらに
改善するのである。
ことである。このダボは種々の事情に最大限対応しうる
万能ダボとしても使うことができる。しかしダボはダボ
の使用特性、特に付与しようとするトルク特性をさらに
改善するのである。
課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために、本発明は、ダボヘッド
(11)、ダボヘッド(11)に接続されたダボ軸(12)を
備え、ダボ軸(12)は軸方向の溝(17)によりいくつか
の変形可能なセグメント(18)に分割され、ダボ軸(1
2)の前端にダボベース(13)が配置され、ダボベース
(13)はねじを受けるためのボア(29)を備えたスリー
ブとして構成され、ねじを軸方向に動かしてねじを締結
する時にダボベース(13)がセグメント(18)を外方に
曲げるようなプラスチック製の拡張ダボにおいて、ダボ
ベース(13)のボア(29)はねじ用のねじ筋を有し、ダ
ボ軸(12)は、ほぼ半径方向外側に向きしかも軸方向に
沿った狭いフィン(20)を有し、少くとも1つのフィン
(20)はいずれも少くとも1つの溝または切れ目(23)
を半径方向外側(21)付近に有していることを特徴とす
る拡張ダボを要旨とする。
(11)、ダボヘッド(11)に接続されたダボ軸(12)を
備え、ダボ軸(12)は軸方向の溝(17)によりいくつか
の変形可能なセグメント(18)に分割され、ダボ軸(1
2)の前端にダボベース(13)が配置され、ダボベース
(13)はねじを受けるためのボア(29)を備えたスリー
ブとして構成され、ねじを軸方向に動かしてねじを締結
する時にダボベース(13)がセグメント(18)を外方に
曲げるようなプラスチック製の拡張ダボにおいて、ダボ
ベース(13)のボア(29)はねじ用のねじ筋を有し、ダ
ボ軸(12)は、ほぼ半径方向外側に向きしかも軸方向に
沿った狭いフィン(20)を有し、少くとも1つのフィン
(20)はいずれも少くとも1つの溝または切れ目(23)
を半径方向外側(21)付近に有していることを特徴とす
る拡張ダボを要旨とする。
この発明によれば、射出成型によりダボを製造中にダボ
ベースのボアにはねじ用のねじ筋が設けられる。
ベースのボアにはねじ用のねじ筋が設けられる。
したがってダボを取付ける前にねじをダボに設けること
ができ、ねじの少くとも一部分がダボベースのねじ筋に
ねじこまれている。このためこの方式では、ダボを貫通
して取付けるためにあらかじめダボを組立てた状態で使
用できる。ねじ頭を打込むことにより、ダボをボアホー
ルに挿入する。それでねじには加圧力とは反対のテンシ
ョンがかかる。この結果ホールへダボを引込むのを改善
できる。ねじを留める際の抵抗が減少することから、ね
じを締めることによりダボのセグメントが拡張している
時に反作用トルクが減少する。これによりねじを留める
間ダボが回転する危険性を減らすのである。特に貫通し
て取付ける場合、ダボヘッドがもはや見えないところで
は、ダボの回転していることに当初気が付かなかった。
ができ、ねじの少くとも一部分がダボベースのねじ筋に
ねじこまれている。このためこの方式では、ダボを貫通
して取付けるためにあらかじめダボを組立てた状態で使
用できる。ねじ頭を打込むことにより、ダボをボアホー
ルに挿入する。それでねじには加圧力とは反対のテンシ
ョンがかかる。この結果ホールへダボを引込むのを改善
できる。ねじを留める際の抵抗が減少することから、ね
じを締めることによりダボのセグメントが拡張している
時に反作用トルクが減少する。これによりねじを留める
間ダボが回転する危険性を減らすのである。特に貫通し
て取付ける場合、ダボヘッドがもはや見えないところで
は、ダボの回転していることに当初気が付かなかった。
ねじ筋を不完全に成形することにより、たとえばねじ筋
の山の頂きの直径を関連のねじよりいくらか小さくする
ことでねじ留めのトルクを減らすことができる。
の山の頂きの直径を関連のねじよりいくらか小さくする
ことでねじ留めのトルクを減らすことができる。
ダボに対して関係するねじを設けるようにしてあらかじ
め組立てることにより、ユーザは適切なねじをダボに確
実に用いることができる利点がある。正しいねじ、特に
使用するねじの直径を適正なものにすることによりダボ
の保持作用が得られる。
め組立てることにより、ユーザは適切なねじをダボに確
実に用いることができる利点がある。正しいねじ、特に
使用するねじの直径を適正なものにすることによりダボ
の保持作用が得られる。
この発明の別の利点としては、ダボ軸は半径方向外側に
いくつかの軸方向に沿った狭いフィンを有していて、フ
ィンが拡張する時に壁に喰込み、結果的に両方向にねじ
が回転しないようにするのである。
いくつかの軸方向に沿った狭いフィンを有していて、フ
ィンが拡張する時に壁に喰込み、結果的に両方向にねじ
が回転しないようにするのである。
これらのフィンはとりわけ軸方向におけるダボ軸のセグ
メントを締付ける力を増すのである。しかしダボは中空
のチェッカーレンガまたは後板に使用できるようにしな
ければならない。セグメントは中空チェッカーレンガや
後板では自閉するまで拡張できるようにすべきである。
フィンが反対方向にふくれるためにフィンによるトルク
が増える。まだダボが回転する危険性がある。この危険
を防止するために、この発明では、ダボの半径方向外側
の付近の少くとも1つのフィンが少くとも1つの溝また
は切れ目を備えることを提示するのである。この切れ目
はフィンの外側からフィンに設けられている。ボア−壁
に貫入する際および軸方向に補強する際のいずれにおい
てもフィンの効果を無視できない。特に切れ目がセグメ
ントの外面にまで達していない場合にはフィンの効果が
無視できない。切れ目があることによりセグメントをさ
らにかんたんに締付けるのである。
メントを締付ける力を増すのである。しかしダボは中空
のチェッカーレンガまたは後板に使用できるようにしな
ければならない。セグメントは中空チェッカーレンガや
後板では自閉するまで拡張できるようにすべきである。
フィンが反対方向にふくれるためにフィンによるトルク
が増える。まだダボが回転する危険性がある。この危険
を防止するために、この発明では、ダボの半径方向外側
の付近の少くとも1つのフィンが少くとも1つの溝また
は切れ目を備えることを提示するのである。この切れ目
はフィンの外側からフィンに設けられている。ボア−壁
に貫入する際および軸方向に補強する際のいずれにおい
てもフィンの効果を無視できない。特に切れ目がセグメ
ントの外面にまで達していない場合にはフィンの効果が
無視できない。切れ目があることによりセグメントをさ
らにかんたんに締付けるのである。
別の利点としては、セグメントの外側に、ダボの軸方向
と直角の少くとも1つの溝や切れ目などを設けることが
できることである。このため、特に大きく上向きに曲げ
ると、さらにかんたんにねじが入りしかもねじが留まる
のである。各セグメントがフィンを有し、各セグメント
が溝を有していると特に望ましい。
と直角の少くとも1つの溝や切れ目などを設けることが
できることである。このため、特に大きく上向きに曲げ
ると、さらにかんたんにねじが入りしかもねじが留まる
のである。各セグメントがフィンを有し、各セグメント
が溝を有していると特に望ましい。
この発明の別の改良点としては、ダボヘッドが外側に延
びた軸方向のいくつかのリブを有することである。この
リブの断面は、外方に向いた先端部を備えたほぼ三角形
である。これらのリブはボア内でダボヘッドを回転しな
いように固定するために用いる。ダボヘッドはある長さ
を有し、ダボヘッドは外方に変形できない。このように
することで、ダボ軸の変形を防止し、ダボ軸の表面が壁
に加圧されるのを防止し、ダボ軸に割れが生じないよう
にすることができる。
びた軸方向のいくつかのリブを有することである。この
リブの断面は、外方に向いた先端部を備えたほぼ三角形
である。これらのリブはボア内でダボヘッドを回転しな
いように固定するために用いる。ダボヘッドはある長さ
を有し、ダボヘッドは外方に変形できない。このように
することで、ダボ軸の変形を防止し、ダボ軸の表面が壁
に加圧されるのを防止し、ダボ軸に割れが生じないよう
にすることができる。
特にダボ軸の内ボアはダボベースのねじ筋の山の径より
大きく作られている。このためねじはセグメントの内側
には作用せず、セグメントは破損しない。
大きく作られている。このためねじはセグメントの内側
には作用せず、セグメントは破損しない。
この発明の別の利点としては、かんたんに拡張できるた
めに、ダボがわずかに外方にあらかじめ曲げてあるセグ
メントを備えることである。
めに、ダボがわずかに外方にあらかじめ曲げてあるセグ
メントを備えることである。
ダボヘッドの付近では、リブがダボヘッドの外側の自由
端に向けてだんだんと半径方向に拡がった拡張部分を有
する。このことから、ダボを挿入しあるいは打込む間に
徐々に切れ目が軸方向に進む。そしてダボヘッドをさら
に打込むと、ボア壁にさらに貫入する。
端に向けてだんだんと半径方向に拡がった拡張部分を有
する。このことから、ダボを挿入しあるいは打込む間に
徐々に切れ目が軸方向に進む。そしてダボヘッドをさら
に打込むと、ボア壁にさらに貫入する。
この発明で提案する手段を組合せることにより、特にダ
ボベースのボアねじ筋を設け、溝を設けたセグメントに
対して切れ目を設けたフィンを設け、万能ダボとしての
ダボの特性をすべての使用態様において改善するのであ
る。
ボベースのボアねじ筋を設け、溝を設けたセグメントに
対して切れ目を設けたフィンを設け、万能ダボとしての
ダボの特性をすべての使用態様において改善するのであ
る。
実施例 この発明の他の特徴、詳細な点および利点は次の好まし
い実施例と図面から明らかにする。
い実施例と図面から明らかにする。
実施例の概略について、次に説明する。
第1図のように万能ダボはプラスチックを射出成形した
ものである。この万能ダボは、ダボヘッド11、拡張可能
なダボ軸12およびダボベース13を含んでいる。ダボ軸12
は拡張可能なセグメントを含んでいる。このセグメント
は軸方向の各溝17で分割されている。ダボベース13はボ
アを有し、このボアにはねじ筋を備えている。万能ダボ
はねじを挿入して供給することができ、しかも万能ダボ
はねじ頭を作用することにより、ボアホールに打込むこ
とができる。
ものである。この万能ダボは、ダボヘッド11、拡張可能
なダボ軸12およびダボベース13を含んでいる。ダボ軸12
は拡張可能なセグメントを含んでいる。このセグメント
は軸方向の各溝17で分割されている。ダボベース13はボ
アを有し、このボアにはねじ筋を備えている。万能ダボ
はねじを挿入して供給することができ、しかも万能ダボ
はねじ頭を作用することにより、ボアホールに打込むこ
とができる。
実施例の詳細について、次に説明する。
第1図のダボは一片型の射出成形されたプラスチック部
品である。このダボはダボヘッド11、ダボヘッド11に接
続されたダボ軸12、およびダボ軸12の先端付近に接続さ
れたダボベース13を有している。ダボは壁のボアまたは
ホールに挿入することにより、ダボヘッド11の自由端14
が壁にほぼ面一になるのである。ダボヘッド11は、ダボ
の軸方向長さのほぼ4分の1まで延びているが、拡幅し
ようとするものではない。ダボの固定をもっぱら基本的
にするために拡幅または拡張するのは、ダボ軸12の付近
である。ダボベース13がダボの終端部となっており、ダ
ボベース13は、ねじを締める時に拡幅しないような回転
対称形状のスリーブとなっている。
品である。このダボはダボヘッド11、ダボヘッド11に接
続されたダボ軸12、およびダボ軸12の先端付近に接続さ
れたダボベース13を有している。ダボは壁のボアまたは
ホールに挿入することにより、ダボヘッド11の自由端14
が壁にほぼ面一になるのである。ダボヘッド11は、ダボ
の軸方向長さのほぼ4分の1まで延びているが、拡幅し
ようとするものではない。ダボの固定をもっぱら基本的
にするために拡幅または拡張するのは、ダボ軸12の付近
である。ダボベース13がダボの終端部となっており、ダ
ボベース13は、ねじを締める時に拡幅しないような回転
対称形状のスリーブとなっている。
ダボヘッド11の周囲には半径方向外側に突出したいくつ
かのリブ15が設けられている。このリブ15は長手方向に
延びている。リブ15はダボヘッド11とダボ軸12の間の移
行域からダボヘッド11の自由端14の方向に半径方向にだ
んだんと大きくなっている。リブの半径方向の大きさは
自由端14で最大になっている。全部で6つのこのリブ15
は、いずれも相互の間隔が同じである。異なる2つのタ
イプのリブ15があり、交互に配置されている。
かのリブ15が設けられている。このリブ15は長手方向に
延びている。リブ15はダボヘッド11とダボ軸12の間の移
行域からダボヘッド11の自由端14の方向に半径方向にだ
んだんと大きくなっている。リブの半径方向の大きさは
自由端14で最大になっている。全部で6つのこのリブ15
は、いずれも相互の間隔が同じである。異なる2つのタ
イプのリブ15があり、交互に配置されている。
ダボ軸12の周囲には、並んだのこぎり歯形の円形リブ16
を有しており、リブ16はダボの長手軸と直交している。
リブ16の三角形ののこぎり歯の横断面は、次のようにな
っている。つまり、平坦な側面にすることで、ボアホー
ルにダボを楽に挿入することができるようになってい
る。一方、外側のエッジにより抜くことがさらに難しく
なっている。
を有しており、リブ16はダボの長手軸と直交している。
リブ16の三角形ののこぎり歯の横断面は、次のようにな
っている。つまり、平坦な側面にすることで、ボアホー
ルにダボを楽に挿入することができるようになってい
る。一方、外側のエッジにより抜くことがさらに難しく
なっている。
ダボ軸12の周囲には、均一に配置された3つの長手方向
の狭い溝17を有している。これらの溝17は中空のダボの
外面から内面にかけて設けられ、溝17はダボ軸12を3つ
のウェブ状のセグメント18に分割している。このため各
セグメント18はとなりのセグメント18とは関係なく変形
できる。
の狭い溝17を有している。これらの溝17は中空のダボの
外面から内面にかけて設けられ、溝17はダボ軸12を3つ
のウェブ状のセグメント18に分割している。このため各
セグメント18はとなりのセグメント18とは関係なく変形
できる。
壁の外側に向いたセグメント18の端部では、溝17がリブ
15まで延びている。いずれの場合も1つのリブ15が各溝
17の軸方向延長部のすぐとなりに配置されている。ホー
ルの内部に向いている溝17の反対側では、ダボ軸12の端
部にまでは完全には達していない。ダボ軸12の端部は、
円形の全周が丸い溝のくぼみ19によりダボベース13から
分割されている。ウェブ状のセグメント18の壁厚がいく
らかうすいので、ダボ軸12のウェブ状のセグメント18を
外側へ容易に揺らせることができる。
15まで延びている。いずれの場合も1つのリブ15が各溝
17の軸方向延長部のすぐとなりに配置されている。ホー
ルの内部に向いている溝17の反対側では、ダボ軸12の端
部にまでは完全には達していない。ダボ軸12の端部は、
円形の全周が丸い溝のくぼみ19によりダボベース13から
分割されている。ウェブ状のセグメント18の壁厚がいく
らかうすいので、ダボ軸12のウェブ状のセグメント18を
外側へ容易に揺らせることができる。
ダボベース13の先端部付近は、ほぼ円すい形であり、容
易にボアホールへ挿入したり中心決めすることができ
る。
易にボアホールへ挿入したり中心決めすることができ
る。
各ウェブ状セグメント18は、第1図のように、となりの
長手方向の溝17の間のほぼ中央の位置に軸方向に沿って
幅が狭いフィン20を有している。これらのフィン20はフ
ィン20の間にある長手方向の溝17よりいくらか短い。上
のフィン20は第1図のように平行な側壁を備えた狭い板
である。下のフィン20は第1図のようにわずかに湾曲し
た外形状となっている。ダボ軸13に対面しているフィン
20の端部では、フィン20が徐々に外に拡がりそして端部
付近では急に終っている。このためフィンの端部22は、
ダボの長手方向軸に直角な面に配置されている。
長手方向の溝17の間のほぼ中央の位置に軸方向に沿って
幅が狭いフィン20を有している。これらのフィン20はフ
ィン20の間にある長手方向の溝17よりいくらか短い。上
のフィン20は第1図のように平行な側壁を備えた狭い板
である。下のフィン20は第1図のようにわずかに湾曲し
た外形状となっている。ダボ軸13に対面しているフィン
20の端部では、フィン20が徐々に外に拡がりそして端部
付近では急に終っている。このためフィンの端部22は、
ダボの長手方向軸に直角な面に配置されている。
フィン20の長手方向延長部分のほぼ中心位置には、各フ
ィン20が切れ目23を有している。この切れ目23は外側か
らフィン20に設けられている。切れ目23はフィン20の半
径方向延長部分のほぼ半分まで達していて、すなわち各
セグメント18のベースあるいは外面には達していない。
切れ目23はほぼ直角三角形である。
ィン20が切れ目23を有している。この切れ目23は外側か
らフィン20に設けられている。切れ目23はフィン20の半
径方向延長部分のほぼ半分まで達していて、すなわち各
セグメント18のベースあるいは外面には達していない。
切れ目23はほぼ直角三角形である。
フィン20が切れ目23を有している部分に対応しているダ
ボの同じ長手方向のポイントでは、セグメント18が溝24
を有していて、溝24は全周が丸く軸方向に対して直角で
ある。
ボの同じ長手方向のポイントでは、セグメント18が溝24
を有していて、溝24は全周が丸く軸方向に対して直角で
ある。
第2図はダボの軸方向の断面を示している。ダボヘッド
11の付近では、ダボヘッド11が内ボア25を有している。
内ボア25は比較的大きな径となっており、前記内ボア25
は傾斜したステップ部分26を介してダボ内部27につづい
ている。ダボベース13までの移行部分の付近では傾斜し
たショルダ28において内径が小さくなり、そしてダボベ
ース13のボア29につづいている。ボア29は図面に示すね
じ筋30を備えている。ねじ筋30はプラスチック射出成形
によりダボを製造する間に作られる。ねじの大きさはほ
ぼねじ筋30に対応していて、ねじはダボと共働する。ね
じ筋30を完全に形成しないようにすることもでき、たと
えばねじ筋30は必要なねじ筋の深さの80%だけにするこ
とができる。
11の付近では、ダボヘッド11が内ボア25を有している。
内ボア25は比較的大きな径となっており、前記内ボア25
は傾斜したステップ部分26を介してダボ内部27につづい
ている。ダボベース13までの移行部分の付近では傾斜し
たショルダ28において内径が小さくなり、そしてダボベ
ース13のボア29につづいている。ボア29は図面に示すね
じ筋30を備えている。ねじ筋30はプラスチック射出成形
によりダボを製造する間に作られる。ねじの大きさはほ
ぼねじ筋30に対応していて、ねじはダボと共働する。ね
じ筋30を完全に形成しないようにすることもでき、たと
えばねじ筋30は必要なねじ筋の深さの80%だけにするこ
とができる。
ダボを製造後ダボにねじを設け、ねじ内部27に挿入して
ねじ筋30に留める。ダボねじといっしょに貫入取付け用
に使うことができる。ねじの頭はダボヘッド11に半径方
向へ突出していて、ねじはダボホール内に固定しようと
する物品に設けられたボアに貫通して挿入される。ねじ
頭を打つことによりダボを完全に挿入できる。このた
め、ねじがダボベース13の付近にかみ合っているため
に、ダボはダボホールに打込まれる。しかし、このダボ
ベース13の領域ではねじがねじ筋30にねじ込まれていて
比較的広い面にかみ合っているので、、ダボのこの領域
が損傷したりまたは過剰なストレス状態になる危険がな
い。
ねじ筋30に留める。ダボねじといっしょに貫入取付け用
に使うことができる。ねじの頭はダボヘッド11に半径方
向へ突出していて、ねじはダボホール内に固定しようと
する物品に設けられたボアに貫通して挿入される。ねじ
頭を打つことによりダボを完全に挿入できる。このた
め、ねじがダボベース13の付近にかみ合っているため
に、ダボはダボホールに打込まれる。しかし、このダボ
ベース13の領域ではねじがねじ筋30にねじ込まれていて
比較的広い面にかみ合っているので、、ダボのこの領域
が損傷したりまたは過剰なストレス状態になる危険がな
い。
ダボホールにダボを挿入したりあるいは打込む時に、リ
ブ15の半径方向延長部分と幅が大きくなり、ホールの側
壁に徐々に切込まれる。このためダボの変形しないダボ
ヘッド11の付近がホールに対して回転することがない。
ねじはドライバによりしっかりと締め付けられる。この
ことからダボベース13が前端部の方に移動し、セグメン
ト18が拡張される。ホールの特性から、セグメント18は
相応の変形をする。もしホールが全長にわたり同じ直径
であり、ホールがダボの前領域の直径に対応している
と、ボア壁にセグメント18を押圧することにより力を閉
じこめしかもフィン20がボア壁に切込む。
ブ15の半径方向延長部分と幅が大きくなり、ホールの側
壁に徐々に切込まれる。このためダボの変形しないダボ
ヘッド11の付近がホールに対して回転することがない。
ねじはドライバによりしっかりと締め付けられる。この
ことからダボベース13が前端部の方に移動し、セグメン
ト18が拡張される。ホールの特性から、セグメント18は
相応の変形をする。もしホールが全長にわたり同じ直径
であり、ホールがダボの前領域の直径に対応している
と、ボア壁にセグメント18を押圧することにより力を閉
じこめしかもフィン20がボア壁に切込む。
しかし、もしダボを中空のチェッカーレンガに使用し、
それからねじをしっかりと締める時には、セグメント18
は外方に拡がる。くぼみ19、セグメント18の外側の溝24
を設けさらにフィン20に切れ目23を設けることにより、
セグメント18の拡張または拡幅を容易にすることができ
る。しかし、切れ目23は、長手方向に沿ってダボを著し
く弱くしてしまうことはない。このため、ねじの助けを
かりてダボを打込みホールにダボを打込むことができ、
ダボの力は十分に保持されると同時に、ホールが大きい
場合に生じるダボの片寄りを改善するのである。
それからねじをしっかりと締める時には、セグメント18
は外方に拡がる。くぼみ19、セグメント18の外側の溝24
を設けさらにフィン20に切れ目23を設けることにより、
セグメント18の拡張または拡幅を容易にすることができ
る。しかし、切れ目23は、長手方向に沿ってダボを著し
く弱くしてしまうことはない。このため、ねじの助けを
かりてダボを打込みホールにダボを打込むことができ、
ダボの力は十分に保持されると同時に、ホールが大きい
場合に生じるダボの片寄りを改善するのである。
第3図は先端部からみたダボを示している。フィン20は
周囲にほぼ均等に配分されているので判る。3つのフィ
ン20の1つがダボの軸方向に関して正確に半径方向に向
いている。一方他の2つのフィン20はほとんど接続方向
に向いている。第3図ではこれら2つのフィンの横切る
方向、すなわち周囲より突出している方向の面が、第3
のフィン20の面に直角に配置されている。このため、フ
ィン20の1つはいずれも特に右に回転するのと他の左に
回転するのを防止する。1つのリブ15はフィン20の後方
の方向に長手方向に沿って設けられていて、他の3つの
リブ15はほぼ中央にある。
周囲にほぼ均等に配分されているので判る。3つのフィ
ン20の1つがダボの軸方向に関して正確に半径方向に向
いている。一方他の2つのフィン20はほとんど接続方向
に向いている。第3図ではこれら2つのフィンの横切る
方向、すなわち周囲より突出している方向の面が、第3
のフィン20の面に直角に配置されている。このため、フ
ィン20の1つはいずれも特に右に回転するのと他の左に
回転するのを防止する。1つのリブ15はフィン20の後方
の方向に長手方向に沿って設けられていて、他の3つの
リブ15はほぼ中央にある。
もし、ダボを貫通して取付けない場合には、リブの自由
端14の付近に外側に向いたフランジを備えることができ
る。いくつかの応用例の場合では、ダボを取付ける前に
明らかにねじは再度ダボからはずさなくてはならない。
しかしダボに整合ねじが与えられしかもダボの接続がひ
ょっとしてダボ用でないねじを使用しても不十分なもの
とはならないと有利である。
端14の付近に外側に向いたフランジを備えることができ
る。いくつかの応用例の場合では、ダボを取付ける前に
明らかにねじは再度ダボからはずさなくてはならない。
しかしダボに整合ねじが与えられしかもダボの接続がひ
ょっとしてダボ用でないねじを使用しても不十分なもの
とはならないと有利である。
第4図はダボベース13の拡大断面図である。内部27は前
域のボア29より大径であることが明らかである。内部と
もいうボア27は傾斜したショルダ28を介してボア29につ
づいている。ねじ筋の溝がボア29の壁部に形成されてい
る。ボア29にねじ筋30を形成するのは好ましくはねじを
製造する間に行われる。ボア29の長さは、3つの完全な
ねじ筋に対応している。ねじ筋30にねじこまれるねじは
3つの完全なねじ筋の部分に沿ってダボベース13へ均一
に係合する。このため、ねじにより打込む時に生じる負
荷を広い面に分散する。したがって実際にダボを打込む
時に、ダボに目だった負荷または変形を生じない。
域のボア29より大径であることが明らかである。内部と
もいうボア27は傾斜したショルダ28を介してボア29につ
づいている。ねじ筋の溝がボア29の壁部に形成されてい
る。ボア29にねじ筋30を形成するのは好ましくはねじを
製造する間に行われる。ボア29の長さは、3つの完全な
ねじ筋に対応している。ねじ筋30にねじこまれるねじは
3つの完全なねじ筋の部分に沿ってダボベース13へ均一
に係合する。このため、ねじにより打込む時に生じる負
荷を広い面に分散する。したがって実際にダボを打込む
時に、ダボに目だった負荷または変形を生じない。
この発明は最大限多くの変形応用例に適用できるダボを
提供し、しかもダボはすべてに使用できるように改善し
ている。
提供し、しかもダボはすべてに使用できるように改善し
ている。
発明の効果 この発明によれば、ダボベースのボアは、ねじ用のねじ
筋を有するので、ダボを取付ける前に、ねじをダボに設
けることができる。この場合、ねじの少くとも一部分が
ダボベースのねじ筋にねじこまれている。このため、こ
の方式では、ダボを貫通して取付けるためにあらかじめ
ダボを組立てた状態で使用できる。例えば、ねじ頭を打
込むことにより、ダボをボアホールに挿入する。それ
で、ねじには加圧力とは反対のテンションがかかる。こ
の結果、ホールへダボを引込むのを改善できる。ねじを
留める際の抵抗が減少することから、ねじを締めること
によりダボのセグメントが拡張している時に反作用トル
クが減少する。これによりねじを留める間、ダボが回転
する危険性を減らすのである。特に貫通して取付ける場
合、ダボヘッドがもはや見えないところで、ダボ回転を
防止することができる。
筋を有するので、ダボを取付ける前に、ねじをダボに設
けることができる。この場合、ねじの少くとも一部分が
ダボベースのねじ筋にねじこまれている。このため、こ
の方式では、ダボを貫通して取付けるためにあらかじめ
ダボを組立てた状態で使用できる。例えば、ねじ頭を打
込むことにより、ダボをボアホールに挿入する。それ
で、ねじには加圧力とは反対のテンションがかかる。こ
の結果、ホールへダボを引込むのを改善できる。ねじを
留める際の抵抗が減少することから、ねじを締めること
によりダボのセグメントが拡張している時に反作用トル
クが減少する。これによりねじを留める間、ダボが回転
する危険性を減らすのである。特に貫通して取付ける場
合、ダボヘッドがもはや見えないところで、ダボ回転を
防止することができる。
しかも、本発明によれば、ダボ軸は、半径方向外側に向
きしかも軸方向に沿った狭いフィンを有しているので、
フィンが拡張する時に壁に喰込み、結果的に両方向にね
じが回転しないようにすることができる。これらのフィ
ンはとりわけ軸方向におけるダボ軸のセグメントを締付
ける力を増すのである。
きしかも軸方向に沿った狭いフィンを有しているので、
フィンが拡張する時に壁に喰込み、結果的に両方向にね
じが回転しないようにすることができる。これらのフィ
ンはとりわけ軸方向におけるダボ軸のセグメントを締付
ける力を増すのである。
しかも、本発明によれば、ダボの半径方向外側の付近の
少くとも1つのフィンはいずれも少くとも1つの溝また
は切れ目を半径方向外側付近に有しているので、ダボを
中空のチェッカーレンガまたは後板に使用する場合に、
セグメントを自閉するまで拡張できる。つまり、切れ目
があることによりセグメントをさらにかんたんに締付け
るのである。
少くとも1つのフィンはいずれも少くとも1つの溝また
は切れ目を半径方向外側付近に有しているので、ダボを
中空のチェッカーレンガまたは後板に使用する場合に、
セグメントを自閉するまで拡張できる。つまり、切れ目
があることによりセグメントをさらにかんたんに締付け
るのである。
第1図は、この発明の好適な実施例によるダボを示す側
面図、第2図は、第1図のダボの軸方向の断面図、第3
図は、ダボの先端部からみた前面図、第4図は、この発
明のダボの先端部の一部分を拡大して示す断面図であ
る。 11……ダボヘッド 12……ダボ軸 13……ダボベース 14……自由端 15,16……リブ 17……溝 18……セグメント 19……くぼみ 20……フィン 23……切れ目 24……溝 25……内ボア 26……ステップ部分 27……内部 29……ボア 30……ねじ筋
面図、第2図は、第1図のダボの軸方向の断面図、第3
図は、ダボの先端部からみた前面図、第4図は、この発
明のダボの先端部の一部分を拡大して示す断面図であ
る。 11……ダボヘッド 12……ダボ軸 13……ダボベース 14……自由端 15,16……リブ 17……溝 18……セグメント 19……くぼみ 20……フィン 23……切れ目 24……溝 25……内ボア 26……ステップ部分 27……内部 29……ボア 30……ねじ筋
Claims (12)
- 【請求項1】ダボヘッド(11)、ダボヘッド(11)に接
続されたダボ軸(12)を備え、ダボ軸(12)は軸方向の
溝(17)によりいくつかの変形可能なセグメント(18)
に分割され、ダボ軸(12)の前端にダボベース(13)が
配置され、ダボベース(13)はねじを受けるためのボア
(29)を備えたスリーブとして構成され、ねじを軸方向
に動かしてねじを締結する時にダボベース(13)がセグ
メント(18)を外方に曲げるようなプラスチック製の拡
張ダボにおいて、ダボベース(13)のボア(29)はねじ
用のねじ筋を有し、ダボ軸(12)は、ほぼ半径方向外側
に向きしかも軸方向に沿った狭いフィン(20)を有し、
少くとも1つのフィン(20)はいずれも少くとも1つの
溝または切れ目(23)を半径方向外側(21)付近に有し
ていることを特徴とする拡張ダボ。 - 【請求項2】ダボ軸(12)のセグメント(18)の外側に
は少くとも1つの溝(24)、切れ目などがダボの軸方向
と直交する方向に設けられていることを特徴とする請求
項1に記載の拡張ダボ。 - 【請求項3】各セグメントはフィン(20)を有すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の拡張ダ
ボ。 - 【請求項4】ダボヘッド(11)はいくつかの外側に向き
しかも軸方向に沿ったリブ(15)を有し、リブの断面は
外側に向いた先端部を備えたほぼ三角形となっているこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の拡
張ダボ。 - 【請求項5】リブ(15)はタボヘッド(11)の外端部
(14)に向けて徐々に半径方向に大きくなっている拡張
部分を有することを特徴とする請求項4に記載の拡張ダ
ボ。 - 【請求項6】リブ(15)は、横方向の寸法がダボヘッド
(11)の外端部(14)に向けて徐々に大きくなっている
ことを特徴とする請求項4または5に記載の拡張ダボ。 - 【請求項7】ダボ軸(12)の内ボアの直径はダボベース
(13)のねじ筋(30)の山の頂の直径より大きいことを
特徴とする請求項〜6のいずれか1項に記載の拡張ダ
ボ。 - 【請求項8】ダボはわずかに外にあらかじめ曲げたセグ
メント(18)を備えるように作られていることを特徴と
する請求項1〜7のいずれか1項に記載の拡張ダボ。 - 【請求項9】ねじ筋(30)のねじ筋部分は、必要なねじ
筋と異なっていることを特徴とする請求項1〜8のいず
れか1項に記載の拡張ダボ。 - 【請求項10】ダボベース(13)のねじ筋(30)の長さ
は、少くとも2つの完全なねじ筋の巻がねじ筋(30)に
あるように選択されることを特徴とする請求項1〜9の
いずれか1項に記載の拡張ダボ。 - 【請求項11】ねじ筋はダボの製造中に射出成型により
作られることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項
に記載の拡張ダボ。 - 【請求項12】少くとも1つのフィン(20)はいずれも
少くとも1つの溝または切れ目(23)を長手方向延長部
分のほぼ中心位置に有していることを特徴とする請求項
1〜11のいずれか1項に記載の拡張ダボ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3907593A DE3907593A1 (de) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | Spreizduebel |
DE3907593.1 | 1989-03-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02283907A JPH02283907A (ja) | 1990-11-21 |
JPH0781571B2 true JPH0781571B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=6375904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2053911A Expired - Lifetime JPH0781571B2 (ja) | 1989-03-09 | 1990-03-07 | 拡張ダボ |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0388694B1 (ja) |
JP (1) | JPH0781571B2 (ja) |
AT (1) | ATE97204T1 (ja) |
AU (1) | AU614461B2 (ja) |
BR (1) | BR9001107A (ja) |
DE (2) | DE3907593A1 (ja) |
DK (1) | DK0388694T3 (ja) |
ES (1) | ES2045596T3 (ja) |
FI (1) | FI94078C (ja) |
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GB9205192D0 (en) * | 1992-03-10 | 1992-04-22 | Emhart Inc | Universal plug |
DE19512415A1 (de) * | 1995-04-03 | 1996-10-10 | Hilti Ag | Spreizdübel |
DE19725719A1 (de) * | 1997-06-18 | 1998-12-24 | Hilti Ag | Spreizdübel |
FR2776722B1 (fr) * | 1998-03-26 | 2000-05-26 | Guex Soc Nouv Entreprises | Cheville de fixation en matiere synthetique |
DE10006093B4 (de) * | 2000-02-11 | 2006-09-14 | Gerhard Schmid | Vorrichtung zur Verbindung eines Besenstiels mit einem Besenbündel |
DE10012644A1 (de) | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Hilti Ag | Dübel |
DE10045650A1 (de) * | 2000-09-15 | 2002-03-28 | Adolf Wuerth Gmbh & Co Kg | Kunststoffdübel |
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DE1911632A1 (de) * | 1969-03-07 | 1970-09-24 | Artur Fischer | Bolzenfoermiges Befestigungselement |
DE2254602C2 (de) * | 1972-11-08 | 1974-12-05 | Tox-Duebel-Werk Richard W. Heckhausen Kg, 7762 Ludwigshafen | Spreizdübel |
DK140383B (da) * | 1974-02-06 | 1979-08-13 | Per Topholm | Ekspansionsdybel. |
DE2558459C2 (de) * | 1975-12-23 | 1982-04-01 | Berner, Albert, 7118 Künzelsau | Spreizdübel aus Kunststoff |
DE2617191C2 (de) * | 1976-04-20 | 1985-12-05 | Hilti Ag, Schaan | Spreizdübel |
JPS5422838U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | ||
JPS5616292A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-17 | Tokyo Electric Power Co | Gauge examination system |
DE3426994A1 (de) * | 1984-07-21 | 1986-01-30 | Artur Dr.H.C. 7244 Waldachtal Fischer | Duebel |
DE3610655A1 (de) * | 1986-03-29 | 1987-10-01 | Fischer Artur Werke Gmbh | Duebel aus kunststoff |
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1989
- 1989-03-09 DE DE3907593A patent/DE3907593A1/de not_active Withdrawn
-
1990
- 1990-03-03 DK DK90104164.0T patent/DK0388694T3/da active
- 1990-03-03 EP EP90104164A patent/EP0388694B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-03 AT AT90104164T patent/ATE97204T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-03-03 DE DE90104164T patent/DE59003389D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-03-03 ES ES90104164T patent/ES2045596T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-06 AU AU50724/90A patent/AU614461B2/en not_active Ceased
- 1990-03-07 JP JP2053911A patent/JPH0781571B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-08 BR BR909001107A patent/BR9001107A/pt not_active IP Right Cessation
- 1990-03-08 FI FI901181A patent/FI94078C/fi not_active IP Right Cessation
- 1990-03-08 NO NO901096A patent/NO175273C/no unknown
Also Published As
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ES2045596T3 (es) | 1994-01-16 |
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