JP2002295372A - ダンパ装置、及び真空ポンプ - Google Patents

ダンパ装置、及び真空ポンプ

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JP2002295372A
JP2002295372A JP2001097861A JP2001097861A JP2002295372A JP 2002295372 A JP2002295372 A JP 2002295372A JP 2001097861 A JP2001097861 A JP 2001097861A JP 2001097861 A JP2001097861 A JP 2001097861A JP 2002295372 A JP2002295372 A JP 2002295372A
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Japan
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damper
flange
bellows
elastic member
rubber
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JP2001097861A
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English (en)
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Hiroyoshi Namiki
啓能 並木
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Edwards Japan Ltd
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BOC Edwards Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数段重ねたダンパの振動減衰効果を低減せ
ずにコンダクタンスを良くすること。 【解決手段】 真空ポンプの吸気口と前記真空ポンプに
よって排気される真空装置の間に配置されるダンパ装置
であって、前記ダンパ装置は、振動吸収機能と気密性と
を備え、一端が前記真空ポンプの吸気口に取り付けら
れ、他端が前記真空装置の側に配置された第1のダンパ
と、振動吸収機能と気密性とを備え、一端が前記真空装
置の側に配置され、他端を含む少なくとも一部が、前記
第1のダンパの内側、又は周囲に配置された第2のダン
パと、前記第1のダンパの前記他端及び前記第2のダン
パの前記他端と連接された連接部材と、を具備すること
を特徴とするダンパ装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパ装置及び真
空ポンプに関し、例えば、電子顕微鏡のチャンバに接続
するためのダンパ装置及び真空ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】真空ポンプを電子顕微鏡のチャンバなど
の振動の伝達が問題となる真空装置に接続する場合、真
空ポンプと真空装置の間に真空ポンプで発生した振動を
吸収するためのダンパを接続することが一般に行われて
いる。この際に、振動の吸収を効果的に行うためにダン
パを複数個直列に接続して使用する場合がある。
【0003】図3は、ターボ分子ポンプ61と真空装置
60が、従来のダンパ部70により接続されている所を
示した図である。なお、図3では、ダンパ部70の部分
は断面図となっている。真空装置60は、例えば電子顕
微鏡の試料を設置するためのチャンバなど、排気や高真
空を要すると共に、接続された真空ポンプからの振動の
伝播を抑制する必要のある装置である。なお、図3で
は、波線により真空装置60の下部の一部を示してあ
る。
【0004】ターボ分子ポンプ61は、ダンパ部70を
介して真空装置60に接続されており、真空装置60内
のガスを排気する。ターボ分子ポンプ61は、内部に磁
気軸受によって支持されたロータを有している。ロータ
からはロータ翼がロータの軸線から放射状に複数枚及び
複数段取り付けられている。また、これらのロータ翼
は、ロータの軸線に垂直な平面から所定の傾斜角をもっ
ている。ケーシングからは、ケーシング内部に向かって
放射状にステータ翼が、複数段に渡って取り付けられて
いる。これらのステータ翼は、ロータの軸線に垂直な平
面から所定の角度をもって、ロータ翼と互い違いになる
ように設置されている。
【0005】ロータのロータ軸には、軸線方向の中程に
モータ部が設けられている。モータ部では、ロータ軸に
永久磁石が固着してあり、その周囲に該永久磁石から所
定のクリアランスを隔てて電磁石が複数個設置されてい
る。このようにしてモータ部はDCブラシレスモータを
形成している。ロータは、該DCブラシレスモータによ
り毎分4万回転程度の高速回転を行うことができるよう
になっている。ロータが回転すると、これに伴ってロー
タに固定されたロータ翼が回転し、ロータ翼とステータ
翼の作用により、吸気口66からガスが吸引され、排気
口62から排出されるようになっている。
【0006】ダンパ部70は、2つのダンパ68、69
が直列に接続されている。これは、ダンパが1つではタ
ーボ分子ポンプ61で発生する振動の吸収が十分でない
ために、ダンパを2つ直列に接続して振動の吸収機能を
高めたものである。ダンパ69は、ゴム55、フランジ
56、54、及びベローズ58から構成されている。フ
ランジ54、56は、鉄やステンレスなどの金属で形成
されている。フランジ56は、ターボ分子ポンプ61の
フランジとボルトによって取り付けられている。フラン
ジ56とターボ分子ポンプ61のフランジの間にはOリ
ング(オーリング)がはさんである。ボルトを締め付け
るとOリングがフランジ56とターボ分子ポンプ61の
フランジに密着するので、Oリングにより、ダンパ69
とターボ分子ポンプ61の連接部は真空シールされる。
また、ボルトの代わりにクランパを、また、Oリングの
代わりにガスケットを用いても良い。
【0007】ゴム55は、円筒状の形状を有しており、
フランジ56とフランジ54に接着剤又は専用の取り付
け具によって接続されている。ゴム55はターボ分子ポ
ンプ61で生じた振動を吸収すると共にターボ分子ポン
プ61を保持するのに十分な強度を備えている。
【0008】ベローズ58は、ステンレスなどによって
形成された、ひだ状の連続断面を有した肉薄の管であ
る。ベローズ58の外径はゴム55の内径より小さく設
定されており、ベローズ58は、ゴム55と同心状にゴ
ム55の内側に挿入されている。ベローズ58は、山形
に形成された側面が伸び縮みすることにより弾力性を発
揮し、ターボ分子ポンプ61で生じた振動を吸収して減
衰させる。また、ベローズ58とフランジ56及びベロ
ーズ58とフランジ54は、例えばろう付け又は溶接さ
れており、ベローズ58とフランジ56及びベローズ5
8とフランジ54の連接部から外気が進入しないように
なっている。
【0009】ダンパ69の弾性はベローズ58とゴム5
5の弾性が合成されたものである。通常、ゴムの弾性率
は、ベローズの弾性率より大きく設定されている。その
ため、ダンパ69の気密性はベローズ58により実現さ
れ、振動の吸収は主にゴム55により行われる構成にな
っている。
【0010】ダンパ68は、ゴム52、フランジ51、
53及びベローズ57から構成され、ダンパ69と同じ
構造をしている。フランジ53は、フランジ54と溶接
されている。このようにして、フランジ53とフランジ
54の連接部から外気が進入しないようになっていると
共にターボ分子ポンプ61の振動に対して十分な強度を
保つようになっている。フランジ51は真空装置60の
開口部65に接続されている。この接続は、真空装置6
0とフランジ51の間にOリング又はガスケットをはさ
んで、フランジ51を真空装置60にボルト又はクラン
パなどにによって固定することによりなされている。こ
の連接部は、外気に対して気密性を保つと共にターボ分
子ポンプ61の振動に対して十分な強度を備えている。
この従来例では、ダンパを2個直列に接続しているが、
更に多くのダンパを直列に接続する場合もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
ダンパを複数段重ねて用いると、ダンパの長さの合計値
が長くなり、ダンパでのコンダクタンスが悪化するとい
う問題があった。そこで、本発明の目的は、複数段重ね
たダンパの振動減衰効果を低減せずにコンダクタンスの
良好なダンパ装置及び該ダンパ装置を備えた真空ポンプ
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、真空ポンプの吸気口と前記真空ポンプに
よって排気される真空装置の間に配置されるダンパ装置
であって、振動吸収機能と気密性とを備え、一端が前記
真空ポンプの吸気口に取り付けられる第1のダンパと、
振動吸収機能と気密性とを備え、一端が前記真空装置の
側に配置され、他端を含む少なくとも一部が、前記第1
のダンパの内側、又は周囲に配置された第2のダンパ
と、前記第1のダンパの他端及び前記第2のダンパの前
記他端とを連接する気密性を備えた連接部材と、を具備
することを特徴とするダンパ装置を提供する(第1の構
成)。また、第1の構成における前記第1のダンパは、
筒形状を有する第1の弾性部材と、前記第1の弾性部材
の内側に前記第1の弾性部材と同心状に配設された第1
のベローズを備え、前記第2のダンパは、筒形状を有す
る第2の弾性部材と、前記第2の弾性部材の内側に前記
第2の弾性部材と同心状に配設された第2のベローズを
備えるように構成することができる(第2の構成)。ま
た、第1の構成における前記第1のダンパは、筒形状を
有する第1の弾性部材と、前記第1の弾性部材の内側に
前記第1の弾性部材と同心状に配設された第1のベロー
ズを備え、前記第2のダンパは、筒形状を有する第2の
弾性部材と、前記第2の弾性部材の内側に前記第2の弾
性部材と同心状に配設された第2のベローズと、を備え
ることができる(第3の構成)。また、本発明は、前記
目的を達成するために、第1の構成から第3の構成まで
の何れかの1の構成ののダンパ装置を吸気口に備えたこ
とを特徴とする真空ポンプを提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、本
実施の形態に係る一例のダンパ部28を備えたターボ分
子ポンプ27を示した図であり、ターボ分子ポンプ27
のロータ軸11の軸線方向の断面を示している。なお、
図1は模式図であり、断面より紙面裏側にあって本来見
える線、例えば吸気口6の縁の線などは記していない。
また、図1には、ターボ分子ポンプ27に接続された真
空装置5の一部も示してある。
【0014】ターボ分子ポンプ27は、例えば電子顕微
鏡のチャンバなどの高真空を要する真空装置に用いられ
る。ターボ分子ポンプ27の外筐を形成するケーシング
16は円筒状の形状をしており、その中心にロータ軸1
1が設置されている。
【0015】ロータ軸11の軸線方向の上部と下部及び
底部には、それぞれ磁気軸受部8、12、20が設けら
れている。ロータ軸11は、磁気軸受部8、12によっ
てラジアル方向(ロータ軸11の径方向)に非接触で支
持され、磁気軸受部20によってスラスト方向(ロータ
軸11の軸方向)に非接触で支持されている。これらの
磁気軸受部は、いわゆる5軸制御型の磁気軸受を構成し
ており、ロータ軸11はロータ軸11の軸線周りに回転
するようになっている。
【0016】磁気軸受部8では、4つの電磁石がロータ
軸11の周囲に、90°ごとに対向するように配置され
ている。ロータ軸11は、高透磁率材(鉄など)などに
より形成され、これらの電磁石の磁力により吸引される
ようになっている。変位センサ9は、ロータ軸11のラ
ジアル方向の変位を検出する。図示しない制御部は、変
位センサ9からの変位信号によってロータ軸11がラジ
アル方向に所定の位置から変位したことを検出すると、
各電磁石の磁力を調節してロータ軸11を所定の位置に
戻すように動作する。この電磁石の磁力の調節は、各電
磁石の励磁電流をフィードバック制御することにより行
われる。
【0017】制御部は、変位センサ9の信号に基づいて
磁気軸受部8をフィードバックし、これによってロータ
軸11は、磁気軸受部8において電磁石から所定のクリ
アランスを隔ててラジアル方向に磁気浮上し、空間中に
非接触で保持される。磁気軸受部12の構成と作用は、
磁気軸受部8と同様である。磁気軸受部12では、ロー
タ軸11の周囲に、90°ごとに電磁石が4つ配置され
ており、これらの電磁石の磁力の吸引力により、ロータ
軸11は、磁気軸受部12でラジアル方向に非接触で保
持される。
【0018】変位センサ13は、変位センサ9と同様
に、ロータ軸11のラジアル方向の変位を検出する。図
示しない制御部は、変位センサ13からロータ軸11が
ラジアル方向の変位信号を受信すると、この変位を修正
してロータ軸11を所定の位置に保持するように電磁石
の励磁電流をフィードバック制御する。制御部は、変位
センサ13の信号に基づいて磁気軸受部12をフィード
バック制御し、これによってロータ軸11は、磁気軸受
部12でラジアル方向に磁気浮上し、空間中に非接触で
保持される。このように、ロータ軸11は、磁気軸受部
8、12の2カ所でラジアル方向に保持されるので、ロ
ータ軸11はラジアル方向に所定の位置で保持される。
【0019】ロータ軸11の下端に設けられた磁気軸受
部20は、円板状の金属ディスク18、電磁石14、1
5、変位センサ17によって構成され、ロータ軸11を
スラスト方向に保持する金属ディスク18は、鉄などの
高透磁率材で構成されており、その中心においてロータ
軸11に垂直に固定されている。金属ディスク18の上
には電磁石14が設置され、下には電磁石15が設置さ
れている。電磁石14は、磁力により金属ディスク18
を上方に吸引し、電磁石15は、金属ディスク18を下
方に吸引する。制御部は、この電磁石14、15が金属
ディスク18に及ぼす磁力を適当に調節し、ロータ軸1
1をスラスト方向に磁気浮上させ、空間に非接触で保持
するようになっている。
【0020】変位センサ17は、ロータ軸11のスラス
ト方向の変位を検出し、これを図示しない制御部に送信
する。制御部は、変位センサ13から受信した変位検出
信号によりロータ軸11のスラスト方向の変位を検出す
る。ロータ軸11がスラスト方向のどちらかに移動して
所定の位置から変位した場合、制御部は、この変位を修
正すように電磁石14、15の励磁電流をフィードバッ
ク制御して磁力を調節し、ロータ軸11を所定の位置に
戻すように動作する。制御部は、このフィードバック制
御により、ロータ軸11をスラスト方向に所定の位置で
磁気浮上させ、これを保持する。以上に説明したよう
に、ロータ軸11は、磁気軸受部8、12によりラジア
ル方向に保持され、磁気軸受部20によりスラスト方向
に保持されるため、ロータ軸11は軸線周りに回転でき
るようになっている。
【0021】ロータ軸11には、磁気軸受部8、12の
間にモータ部10が設けてある。本実施の形態では、一
例として、モータ部10は、以下の構成を有するDCブ
ラシレスモータであるとする。モータ部10では、ロー
タ軸11の周囲に永久磁石が固着してある。この永久磁
石は、例えばロータ軸11の周りにN極とS極が180
°ごとに配置されるように固定されている。この永久磁
石の周囲には、ロータ軸11から所定のクリアランスを
経て、例えば6個の電磁石が60°ごとにロータ軸11
の軸線に対して対称的に対向するように配置されてい
る。
【0022】また、ロータ軸11の下端には、回転数セ
ンサが取り付けられている。制御部は、回転数センサの
検出信号によりロータ軸11の回転数を検出することが
できるようになっている。また、例えば変位センサ13
近傍に、ロータ軸3の回転の位相を検出する図示しない
センサが取り付けてあり、制御装置は、該センサと回転
数センサの検出信号を共に用いて永久磁石の位置を検出
するようになっている。制御部は、検出した磁極の位置
に従って、ロータの回転が持続するように電磁石の電流
を次々に切り替える。即ち、制御部は、6つの電磁石の
励磁電流を切り替えることによりロータ軸11に固定さ
れた永久磁石の周りに回転磁界を生成し、永久磁石をこ
の回転磁界に追従させることによりロータ軸11を回転
させる。
【0023】ロータ軸11の上端には、ロータ19が固
着してある。ロータ翼21が、ロータ軸11の軸線に垂
直な平面から所定の角度だけ傾斜して、ロータ19から
放射状に複数段取り付けてある。ロータ翼21は、ロー
タ19に固着されており、ロータ19と共に高速回転す
るようになっている。また、ケーシング16には、ステ
ータ翼22が、ロータ軸11の軸線に垂直な平面から所
定の角度だけ傾斜して、ケーシング16の内側に向け
て、ロータ翼21の段と互い違いに固定されてる。ロー
タ軸11がモータ部10により駆動されて回転すると、
ロータ翼21からロータ11と共に回転する。すると、
ロータ翼21とステータ翼22の作用により、ガスが吸
気口6から吸引され、排気口29から排気されるように
なっている。
【0024】真空装置5は、例えば、電子顕微鏡の観察
試料を設置するチャンバなどの高真空を要するものであ
り、ターボ分子ポンプ27で発生した振動の伝播が好ま
しくない真空装置である。ターボ分子ポンプ27は、ダ
ンパ部28を介して真空装置5に接続されている。ダン
パ部28は、ターボ分子ポンプ27で発生した振動を吸
収する目的で設置されている。ターボ分子ポンプ27を
直接真空装置5に接続すると、ターボ分子ポンプ27で
発生した振動が真空装置5に伝播してしまい、真空装置
5での、例えば、試料を電子ビームで走査するなどの作
業に支障を与えることがある。ダンパ部28は、ターボ
分子ポンプ27と真空装置5の間に設置されることによ
り、この振動の伝播を緩和することができる。
【0025】ダンパ部28は、ゴム2とゴム3が連接部
材36によって直列接続されている。連接部材36は、
フランジ32とフランジ34がフランジ連接部材33に
より連接されて構成されている。フランジ32、34及
びフランジ連接部材33は、例えば、ステンレスや鉄な
どの金属により形成されている。
【0026】フランジ32、34は、共に円板状の形状
をしており、それらの中央には円孔が形成されている。
フランジ34の直径は、フランジ32の直径より小さく
設定されており、フランジ34の外周の縁部に設けた、
次に説明するフランジ連接部材33の付けしろとフラン
ジ32の円孔の周囲に設けたフランジ連接部材33の付
けしろが同じ寸法となるように設定されている。
【0027】フランジ連接部材33は、円筒状の形状を
有しており、その一端をフランジ34の外周の縁部に、
他端がフランジ32の円孔の周囲の縁部に連接されてい
る。なお、これらの連接は、溶接やろう付けなどにより
なされている。このように、フランジ32、34がフラ
ンジ連接部材33によって連接された結果、連接部材3
6は、フランジ34がフランジ32に同心状に凹設され
た皿状の形状を有する。
【0028】ゴム2は、円筒形状に加工されたゴムであ
って、ターボ分子ポンプ27で発生した振動を吸収する
部材である。ゴム2の一端は、フランジ32の外周の縁
部に連接されている。この連接は接着剤により行われて
いる。また、この連接は、例えばゴム2の端部に雌ねじ
を埋め込み、フランジ32をボルトによって固定するな
どの他の方法によって行っても良い。ゴム2は、フラン
ジ32に対してフランジ連接部材33と同じ方向に取り
付けられている。
【0029】ゴム2の他端は、フランジ35の外周の縁
部に連接されている。この連接も接着剤によって行われ
ている。また、ゴム2の端部に雌ねじを埋め込み、ボル
トによってフランジ35と連接するなど他の方法によっ
て連接しても良い。フランジ35は、ステンレスや鉄な
どの金属によって形成された円板であって、その中央部
に円孔が形成されている。この円孔の直径は、概略、タ
ーボ分子ポンプ27の吸気口6の直径と等しくなってい
る。
【0030】フランジ35は、ゴム2を連接した反対側
の面をターボ分子ポンプ27のフランジ26に連接され
ている。この連接は、例えば溶接により行われ、フラン
ジ35とフランジ26の連接部を真空シールしている。
なお、ダンパ部28とフランジ26をボルトやクランパ
などにより連接するように構成しても良い。また、ゴム
2の長さは、フランジ35とフランジ34の間に所定の
間隙37が確保できるように設定されている。この間隙
は、ダンパ部28がターボ分子ポンプ27の振動を吸収
する際の、フランジ35とフランジ34の相対的な変位
に対して、両者が接触しないように設定されている。
【0031】ゴム3は、円筒形状に加工されたゴムであ
って、ゴム2と共にターボ分子ポンプ27で発生した振
動を吸収する部材である。ゴム3の一端は、フランジ3
4に連接されている。後に説明するようにゴム3の内側
にベローズ4を設置するため、ゴム3は、ダンパ部28
がターボ分子ポンプ27の振動を吸収する際に、ゴム3
がベローズ4及び連接部36に干渉しない位置に設けら
れている。ゴム3とフランジ34の連接は接着剤により
行われている。また、この連接は、例えば、ゴム3の端
部に雌ねじを埋め込み、フランジ34をボルトによって
固定するなどの他の方法によって行っても良い。ゴム3
は、フランジ34に対してフランジ連接部材33と同じ
方向に取り付けられている。
【0032】ゴム3の他端には、フランジ31が連接さ
れている。この連接も接着剤によって行われている。ま
た、ゴム3の端部に雌ねじを埋め込み、ボルトによって
フランジ31と連接するなど他の方法によって連接して
も良い。フランジ31は、ステンレスや鉄などの金属に
よって形成された円板であって、その中央部に円孔が形
成されている。この円孔の直径は、フランジ34に形成
された円孔の直径と等しく、概略ターボ分子ポンプ27
の吸気口6の直径と同じである。
【0033】フランジ31は、図示しないボルトによっ
て、真空装置5に取り付けられている。フランジ31と
真空装置5の間には、Oリングがはさんであり、このO
リングが該ボルトの締め付けによりフランジ31と真空
装置5に密着し、フランジ31と真空装置5の連接部の
気密性が保たれている。なお、ボルトの代わりにクラン
パを、また、Oリングの代わりにガスケットを用いても
良い。ゴム2及びゴム3は、連接部材36に、以上に述
べたように連接されるので、ゴム3は、ゴム2の円筒形
状の内側に同心状に挿入された形となる。このため、ダ
ンパ部28の全長は、単に2つのダンパを積み上げて直
列に接続した場合より短くなると共に振動の減衰効果は
2つのダンパを積み上げて直列に接続した場合と同程度
となる。
【0034】ダンパ部28は、更にベローズ1、4を備
えている。ベローズ1は、ゴム2の内側にゴム2と同心
状に、ベローズ4は、ゴム3の内側にゴム3と同心状
に、それぞれ配設されている。ベローズ1、4は、ステ
ンレスなどによって形成された、ひだ状のなめらかな山
形の連続断面を有した肉薄の管である。ベローズ1、4
は、山形に形成された側面が伸び縮みすることにより弾
力性を発揮し、ターボ分子ポンプ27で生じた振動を吸
収して減衰させる。また、ベローズ1とフランジ32及
びベローズ1とフランジ35は、例えばろう付け又は溶
接されており、これらの連接部は真空シールされてい
る。ベローズ4は、一端をフランジ34に、他端をフラ
ンジ31に、例えばろう付け又は溶接されて連接されて
おり、これらの連接部は真空シールされている。
【0035】以上述べたように、ベローズ4、ゴム3、
ベローズ1、ゴム2は、この順番で内側から外側へ同心
状に配置され、ベローズ4とゴム3は、ベローズ1に挿
入された形となっている。そして、ダンパ部28の気密
性は、ベローズ1、4などによって確保されている。な
お、これら同心状に配置された構成要素の中心線とロー
タ軸11の軸線は概略一致するように、ダンパ部28は
ターボ分子ポンプ27に取り付けられている。
【0036】以上のように構成されたダンパ部28、及
びターボ分子ポンプ27は以下のように動作する。ター
ボ分子ポンプ27が始動すると、磁気軸受部8、12、
20の磁力によりロータ軸11が所定の位置に磁気浮上
し、保持される。次にモータ部10により回転磁界が生
成され、これによって、ロータ軸11が回転する。ロー
タ軸11と共にロータ翼21も回転し、ロータ翼21と
ステータ翼22の作用により、吸気口6からガスの吸引
が開始される。吸気口6から吸引されたガスは排気口2
9から排出される。
【0037】真空装置5内のガスは開口部7から排気さ
れ、ダンパ部28を経由してターボ分子ポンプ27の吸
気口6から吸入される。ダンパ部28は、真空シールさ
れているため、この部分から外気が入ることは無い。ま
た、吸気口6と開口部7が従来のダンパを2つつないだ
場合より近接しているので、ダンパ部28でのコンダク
タンスの悪化も低減されている。ロータ軸11が回転を
開始すると、ターボ分子ポンプ27で振動が発生する。
この振動は、まずゴム2とベローズ1により減衰され
る。次に、ゴム2とベローズ1により減衰された振動
が、更にゴム3とベローズ4により減衰される。このよ
うに、真空装置5に伝播する振動は、真空装置5を運用
する上で必要とされる程度まで減衰される。
【0038】以上に述べたように、本実施の形態のダン
パ部28は、実質的に2つのダンパを直列につなぎなが
ら、2つのダンパを直列につないだ場合より全長が短い
ため、2つのダンパを直列につないだ場合と同程度の振
動吸収機能を確保すると共に、ダンパ部29でのコンダ
クタンスの悪化を低減することができる。また、ダンパ
28をターボ分子ポンプ27に予め取り付けて一体もの
としておくことにより、ターボ分子ポンプ27の設置現
場でダンパを組み立てて、ターボ分子ポンプ27をこれ
に取り付ける手間を省略することができる。
【0039】本実施の形態では、ダンパ部28を2つの
ゴム、即ちゴム2、3を用いて用いて構成したが、これ
に限定するものではなく、更に多くのゴムを用いて3段
重ね以上のダンパ部を構成しても良い。更に、本実施の
形態では、振動吸収部材としてゴム2、3を用いたが、
これに限定するものではなく、例えばダッシュポットや
ばねなどを用いても良い。又、ゴムとばねなどの異種の
弾性部材を直列に接続する構成とすることもできる。ま
た、本実施の形態では、ダンパ部28を円筒形状を有す
るものとして説明したが、これに限定するものではな
く、他の形状を有するものでも良い。また、本実施の形
態では、真空ポンプの一例としてターボ分子ポンプ27
を用いたが、これに限定するものではなく、例えば、ロ
ータリーポンプなどの他の機械式真空ポンプに適用する
ことができる。また、本実施の形態では、ターボ分子ポ
ンプ27とダンパ部28を一体ものとしたが、これは、
それぞれ別物とし、ターボ分子ポンプ27とダンパ28
を組み立てるようにしても良い。また、本実施の形態で
は、一例として5軸制御型磁気軸受式ターボ分子ポンプ
について説明したが、これは真空ポンプの軸受方式や電
流制御方式、モータ方式などを限定するものではない。
また、本実施の形態では、ベローズ4、ゴム3、ベロー
ズ1、ゴム2を、この順番で内側から外側へ同心状に配
置して構成したが、順番を入れ替え、ベローズ1、ゴム
2、ベローズ4、ゴム3の順番で内側から外側へ同心状
に配置(即ち、図1のダンパ部28の上下を反転した構
成)しても良い。
【0040】(実施の形態の変形例)以下、図2を用い
て第1の実施の形態の変形例について説明する。また、
本変形例では、真空ポンプの一例としてターボ分子ポン
プ71を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る
ターボ分子ポンプ71の断面を、被排気容器100に接
続した状態で示した模式図である。図の煩雑を避けるた
めに、例えば、ロータ89の上部に本来見える紙面裏側
に位置する淵を表わす線などは省略してある。
【0041】ターボ分子ポンプ71の構成について概略
説明する。ロータ89は、ロータ軸81に取り付けられ
ており、ロータ89の周囲には、ロータ翼88が放射状
にかつ多段に形成されている。ロータ軸81は、磁気軸
受91、92によってラジアル方向に保持され、磁気軸
受94によりスラスト方向に保持される。これら磁気軸
受91、92、94によって、ロータ軸81は軸支され
る。また、ロータ軸81、ロータ89、ロータ翼88
は、モータ部84によって高速に回転するようになって
いる。ターボ分子ポンプ71の外装体を形成するケーシ
ング85の内周には、ステータ翼87が多段に、又ロー
タ翼88と互い違いになるように形成されている。ケー
シング85の上端には、フランジ83が形成されてい
る。ロータ89がモータ部84によって回転すると、ロ
ータ翼88とステータ翼87の作用により、排気ガスが
吸気口70から吸引され、排気口93から排出される。
【0042】ターボ分子ポンプ71のフランジ83に
は、ダンパ部73が取り付けられている。ダンパ73
は、弾性体74とベローズ77から構成された第1のダ
ンパと、弾性体75とベローズ78から構成された第2
のダンパによって構成されている。弾性体74、75
は、円筒形状に形成されたゴムによって構成されてお
り、ターボ分子ポンプ71で発生した振動を吸収する部
材である。ベローズ77、78は、側面が波状に形成さ
れて伸縮できるように加工された金属性の筒であり、タ
ーボ分子ポンプ71で生じた振動を吸収すると共に、吸
気口70と吸気口82の間を真空シールする。連接部材
76は、弾性体74、ベローズ77(第1のダンパ)と
弾性体75、ベローズ78(第2のダンパ)を真空シー
ルを保ちながら連接するための部材である。
【0043】連接部材79は、中心部に排気ガスを通過
させるための穴を有し、また、フランジ83に連接して
いる。連接部材79に形成された穴の大きさは、この部
分でのコンダクタンスの低下を防ぐために、吸気口70
の直径程度かそれより大きめに設定されてる。連接部材
79の外縁部の図面下方側、即ち排気口側には、弾性部
材74とベローズ77の一端が同心状に固着されてい
る。また、ベローズ77の内径は、弾性体74の外径よ
り大きく設定されており、ベローズ77が弾性体74の
外周に配設されるようになっている。
【0044】弾性体74とベローズ77の他端には、連
接部材76が固着されている。連接部材76は、例えば
ステンレスなどの金属、またはその他の素材により形成
されたドーナツ型の円板である。即ち、円板の中央には
穴が形成されている。そして、この穴の内径は、弾性部
材74の内径よりやや小さめに設定されている。そのた
め、弾性部材74とベローズ77は、連接部材76の内
周側の面に固着される。
【0045】連接部材76の外周側に位置し、紙面上
側、即ち排気口82側に面する表面には、弾性部材75
とベローズ78(第2のダンパ)の一端が、弾性体7
4、ベローズ77(第1のダンパ)と同心状に取り付け
られている。ベローズ78の内径は、ベローズ77の外
径よりも大きく設定されており、ベローズ78は、ベロ
ーズ77の外周に配置している。また、弾性体75の内
径は、ベローズ78の外径よりも大きく設定されてお
り、弾性体75は、ベローズ78の外周に配置してい
る。
【0046】弾性体75とベローズ78の他端は、フラ
ンジ80に取り付けられている。弾性体75とベローズ
78の長さは、フランジ80の中央に形成された吸気口
82とフランジ83に設けられた吸気口70とが近接す
るように設定されている。吸気口70と吸気口82の距
離が大きくなると、この部分でのコンダクタンスの低下
が生じるため、これを防ぐために吸気口70と吸気口8
2を近接させたのである。フランジ80は、ターボ分子
ポンプ71と被排気容器100を接合する部材である。
以上の構成により、第1のダンパの周囲に第2のダンパ
が配設されることになり、その結果、吸気口82を吸気
口70に近接して配設することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、複数のダンパを接続し
て真空ポンプの振動を吸収するダンパ装置を提供すると
共に、該ダンパ装置でのコンダクタンスの悪化を低減す
ることができる。更に、該ダンパ装置を備えた真空ポン
プを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る一例のダンパ部を備えたタ
ーボ分子ポンプを示した図である。
【図2】本実施の形態の変形例を示した図である。
【図3】ターボ分子ポンプと真空装置が、従来のダンパ
により接続されている所を示した図である。
【符号の説明】
1 ベローズ 2 ゴム 3 ゴム 4 ベローズ 5 真空装置 6 吸気口 7 開口部 8 磁気軸受部 9 変位センサ 10 モータ部 11 ロータ軸 12 磁気軸受部 13 変位センサ 14 電磁石 15 電磁石 16 ケーシング 17 変位センサ 18 金属ディスク 19 ロータ 20 磁気軸受部 21 ロータ翼 22 ステータ翼 26 フランジ 27 ターボ分子ポンプ 28 ダンパ部 29 排気口 31 フランジ 32 フランジ 33 フランジ連接部材 34 フランジ 35 フランジ 36 連接部材 70 吸気口 71 ターボ分子ポンプ 73 ダンパ 74 弾性部材 75 弾性部材 76 連接部材 77 ベローズ 78 ベローズ 79 連接部材 80 フランジ 81 ロータ軸 82 吸気口 83 フランジ 84 モータ部 85 ケーシング 87 ステータ翼 88 ロータ翼 91 磁気軸受 92 磁気軸受 93 排気口 94 磁気軸受 100 被排気容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプの吸気口と前記真空ポンプに
    よって排気される真空装置の間に配置されるダンパ装置
    であって、 振動吸収機能と気密性とを備え、一端が前記真空ポンプ
    の吸気口に取り付けられる第1のダンパと、 振動吸収機能と気密性とを備え、一端が前記真空装置の
    側に配置され、他端を含む少なくとも一部が、前記第1
    のダンパの内側、又は周囲に配置された第2のダンパ
    と、 前記第1のダンパの他端及び前記第2のダンパの前記他
    端とを連接する気密性を備えた連接部材と、 を具備することを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のダンパは、筒形状を有する第
    1の弾性部材と、前記第1の弾性部材の内側に前記第1
    の弾性部材と同心状に配設された第1のベローズを備
    え、 前記第2のダンパは、筒形状を有する第2の弾性部材
    と、前記第2の弾性部材の内側に前記第2の弾性部材と
    同心状に配設された第2のベローズを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載のダンパ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のダンパは、筒形状を有する第
    1の弾性部材と、前記第1の弾性部材の内側に前記第1
    の弾性部材と同心状に配設された第1のベローズを備
    え、 前記第2のダンパは、筒形状を有する第2の弾性部材
    と、前記第2の弾性部材の内側に前記第2の弾性部材と
    同心状に配設された第2のベローズと、を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのうちの何れ
    かの1の請求項に記載のダンパ装置を吸気口に備えたこ
    とを特徴とする真空ポンプ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1596072A2 (en) * 2004-05-09 2005-11-16 Rami Ben-Maimon Vacuum pump vibration isolator
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