JP2002294908A - 可動間仕切り壁 - Google Patents

可動間仕切り壁

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JP2002294908A
JP2002294908A JP2001098884A JP2001098884A JP2002294908A JP 2002294908 A JP2002294908 A JP 2002294908A JP 2001098884 A JP2001098884 A JP 2001098884A JP 2001098884 A JP2001098884 A JP 2001098884A JP 2002294908 A JP2002294908 A JP 2002294908A
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door
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JP2001098884A
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Yoshiaki Kaji
良明 鍜治
Yoshitaka Kurihara
善隆 栗原
Tomoe Yamamoto
智栄 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間仕切りパネルの移動と、開閉ドアの開閉と
が、パネル用接床部材若しくはドア用接床部材によって
阻害されることのない可動間仕切り壁を提供する。 【解決手段】 通用口1を備えた間仕切りパネル2と、
通用口1に設けられる開閉ドア3とで形成されるスライ
ド自在の可動間仕切り壁において、降下して床面4との
隙間を塞ぎ上昇して間仕切りパネル2のスライドを円滑
にする上下動自在のパネル用接床部材5を間仕切りパネ
ル2の下端部に設け、降下して開閉ドア3と床面4との
隙間を塞ぎ上昇して開閉ドア3の開閉を円滑にする上下
動自在のドア用接床部材6を開閉ドア3の下端部に設け
ると共に、このドア用接床部材6の上下動を、パネル用
接床部材5の上下動と同じ方向で連動するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下側に開口を有す
る通用口を備えた間仕切りパネルと、通用口に設けられ
る開閉ドアとで形成されるスライド自在の可動間仕切り
壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5、6に示すように、可動
間仕切り壁は、天井に設置したレール(11)と、レー
ル(11)に沿ってスライドする間仕切りパネル(2)
と、間仕切りパネル(2)の下端部に設けられ降下して
床面(4)と間仕切りパネル(2)との隙間を塞ぐパネ
ル用接床部材(5)と、間仕切りパネル(2)の通用口
(1)に設けられる開閉ドア(3)と、開閉ドア(3)
の下端部に設けられ降下して床面(4)と開閉ドア
(3)との隙間を塞ぐドア用接床部材(6)と、を備え
ていた。
【0003】これにより、このものは、床面(4)との
間に隙間を生じることなく空間を仕切ることができた。
このものは、間仕切りパネル(2)を固定した状態で開
閉ドア(3)を開けようとすると、ドア用接床部材
(6)が上昇し開閉ドア(3)の開閉を円滑にする。
又、開閉ドア(3)を閉じるとドア用接床部材(6)が
降下して床面(4)と開閉ドア(3)との隙間を塞ぐ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、間仕切りパネル(2)を移動させ
る際には、開閉ドア(3)を開いた状態とし、ドア用接
床部材(6)を上昇させておいて移動させる必要が生じ
る。この場合、間仕切りパネル(2)を移動中に開閉ド
ア(3)が作業者に当ったり、開閉ドア(3)が不意に
閉じたりして作業者の指をつめたりしてしまうことが少
なからずあった。又、開閉ドア(3)を閉じた状態で間
仕切りパネル(2)を移動させようとすると、降下して
いるドア用接床部材(6)がブレーキとなって円滑に間
仕切りパネル(2)を動かすことができないという問題
が生じていた。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、間仕切りパネルの移動
と、開閉ドアの開閉とが、パネル用接床部材若しくはド
ア用接床部材によって阻害されることのない可動間仕切
り壁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の可動間仕切り壁にあっては、請求項1に記
載したように、下側に開口を有する通用口を備えた間仕
切りパネルと、通用口に設けられる開閉ドアとで形成さ
れるスライド自在の可動間仕切り壁において、降下して
床面に当接することで間仕切りパネルと床面との隙間を
塞ぎ上昇して床面から離れることで間仕切りパネルのス
ライドを円滑にする上下動自在のパネル用接床部材を間
仕切りパネルの下端部に設け、降下して床面に当接する
ことで開閉ドアと床面との隙間を塞ぎ上昇して床面から
離れることで開閉ドアの開閉を円滑にする上下動自在の
ドア用接床部材を開閉ドアの下端部に設けると共に、こ
のドア用接床部材の上下動を、パネル用接床部材の上下
動と同じ方向で連動するようにしている。
【0007】これにより、間仕切りパネルの移動と、開
閉ドアの開閉とが、パネル用接床部材若しくはドア用接
床部材によって阻害されることがない。即ち、間仕切り
パネルを移動させる為にパネル用接床部材を上昇させる
と、ドア用接床部材も上昇するので、ドア用接床部材が
ブレーキとなって間仕切りパネルの移動を阻害すること
はない。又、同様に間仕切りパネルを固定する為に、パ
ネル用接床部材を降下させて床面と間仕切りパネルとの
隙間を塞ぐ際には、ドア用接床部材も降下して開閉ドア
と床面との隙間を塞ぐので、この場合においても、床面
と可動間仕切り壁との間に隙間が残ることはなく、たい
へん都合が良い。
【0008】又、本発明の可動間仕切り壁にあっては、
請求項2に記載したように、開閉ドア吊元側の側端縁部
に側端縁部より突出することでドア用接床部材を上昇さ
せ側端縁部に埋没することでドア用接床部材を降下させ
る突起片を設けると共に、パネル用接床部材にパネル用
接床部材が上昇した状態で前記突起片が側端縁部より突
出して挿入嵌合する凹所を設け、突起片と凹所との嵌合
で、ドア用接床部材の上下動をパネル用接床部材の上下
動と同じ方向で連動するようにしても良い。
【0009】この場合、ドア用接床部材の上下動を制御
する突起片の進退をパネル用接床部材に設けた凹所でコ
ントロールすることができる。即ち、凹所はパネル用接
床部材が上昇した状態において突起片が開閉ドア吊元側
の側端縁部より突出し嵌合される。パネル用接床部材と
ドア用接床部材との連動を、突起片と凹所との嵌合で制
御することによって、簡単な構造のものとすることがで
きる。
【0010】又、本発明の可動間仕切り壁にあっては、
請求項3に記載したように、ドア用接床部材を、開閉ド
アを閉じる際には降下させ開閉ドアを開く際には上昇さ
せることで、開閉ドアの開閉とドア用接床部材の上下動
とが連動するようにしても良い。
【0011】この場合、開閉ドアの開閉がドア用接床部
材によって阻害されることがない。即ち、開閉ドアを開
く際にはドア用接床部材は上昇して床面からの抵抗を減
らし、開閉ドアを閉じる際にはドア用接床部材は下降し
て開閉ドアと床面との隙間を塞ぐ。このように、開閉ド
アの状態に応じてドア用接床部材が上下動するので、開
閉ドアの開閉を妨げられることなく床面と開閉ドアとの
隙間が効果的に塞がれる可動間仕切り壁とすることがで
きる。
【0012】又、本発明の可動間仕切り壁にあっては、
請求項4に記載したように、通用口側縁部に間仕切りパ
ネルから押出されることで開閉ドアの吊元と反対側をロ
ックするロックピンを設けると共に、パネル用接床部材
の上方にパネル用接床部材の上昇により前記ロックピン
を押出すカム材を設けても良い。
【0013】この場合、例えば電気モーターなどの特別
な動力源を装備しなくても、ロックピンを正確に作動さ
せ、開閉ドアをロックすることができる。即ち、パネル
用接床部材の上下動をカム材を介してロックピンの動き
に変換しているので、特別な動力源を必要としない。
又、カム材でパネル用接床部材とロックピンとの動きを
制御しているのでたいへん効率が良い。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至4は、本発明の請求項1
乃至4に対応する一実施の可動間仕切り壁を示す説明図
である。
【0015】本実施の形態の可動間仕切り壁は、請求項
1に記載したように、下側に開口を有する通用口(1)
を備えた間仕切りパネル(2)と、通用口(1)に設け
られる開閉ドア(3)とで形成されるスライド自在の可
動間仕切り壁において、降下して床面に当接することで
間仕切りパネル(2)と床面(4)との隙間を塞ぎ上昇
して床面(4)から離れることで間仕切りパネル(2)
のスライドを円滑にする上下動自在のパネル用接床部材
(5)を間仕切りパネル(2)の下端部に設け、降下し
て床面(4)に当接することで開閉ドア(3)と床面
(4)との隙間を塞ぎ上昇して床面から離れることで開
閉ドア(3)の開閉を円滑にする上下動自在のドア用接
床部材(6)を開閉ドア(3)の下端部に設けると共
に、このドア用接床部材(6)の上下動を、パネル用接
床部材(5)の上下動と同じ方向で連動するようにして
いる。
【0016】又、該実施の形態の可動間仕切り壁は、請
求項2に記載したように、開閉ドア(3)吊元側の側端
縁部に側端縁部より突出することでドア用接床部材
(6)を上昇させ側端縁部に埋没することでドア用接床
部材(6)を降下させる突起片(7)を設けると共に、
パネル用接床部材(5)にパネル用接床部材(5)が上
昇した状態で前記突起片(7)が側端縁部より突出して
挿入嵌合する凹所(8)を設け、突起片(7)と凹所
(8)との嵌合で、ドア用接床部材(6)の上下動をパ
ネル用接床部材(5)の上下動と同じ方向で連動するよ
うにしてもいる。
【0017】又、該実施の形態の可動間仕切り壁は、請
求項3に記載したように、ドア用接床部材(6)を、開
閉ドア(3)を閉じる際には降下させ開閉ドア(3)を
開く際には上昇させることで、開閉ドア(3)の開閉と
ドア用接床部材(6)の上下動とが連動するようにして
もいる。
【0018】又、該実施の形態の可動間仕切り壁は、請
求項4に記載したように、通用口(1)側縁部に間仕切
りパネル(2)から押出されることで開閉ドア(3)の
吊元と反対側をロックするロックピン(9)を設けると
共に、パネル用接床部材(5)の上方にパネル用接床部
材(5)の上昇により前記ロックピン(9)を押出すカ
ム材(10)を設けてもいる。
【0019】本実施の形態の可動間仕切り壁は、天井に
設けられたレール(11)に沿ってスライドする間仕切
りパネル(2)と、間仕切りパネル(2)の下端部に設
けられ降下して床面(4)と間仕切りパネル(2)との
隙間を塞ぐパネル用接床部材(5)と、間仕切りパネル
(2)の通用口(1)に設けられる開閉ドア(3)と、
開閉ドア(3)の下端部に設けられ降下して床面(4)
と開閉ドア(3)との隙間を塞ぐドア用接床部材(6)
と、を備えている。
【0020】間仕切りパネル(2)は下側に開口を有す
る通用口(1)を備えてなる。通用口(1)は人の通用
に充分な高さと幅を有するものでその形状は長方形のも
のとする。通用口(1)には開閉ドア(3)が設けられ
てなる。開閉ドア(3)は片側に兆番を備えた回動式の
ものとし、兆番側を吊元側とする。又、吊元と反対側に
はカム材(10)とロックピン(9)を有している。
【0021】カム材(10)はパネル用接床部材(5)
の上下動をロックピン(9)の横方向の動きに変換す
る。カム材(10)の形状は一文字形で略中心に回動軸
を備えている。回動軸は間仕切りパネル(2)の立面部
に対して略直角となるように設けられてなる。このもの
は、パネル用接床部材(5)が降下している際には縦一
文字状になっており、パネル用接床部材(5)が上昇す
ることで、その上端部による押上げによって回動し、横
一文字状になる。この動きの中で、カム材(10)は開
閉ドア(3)側の側方に配設されたロックピン(9)を
押出す。
【0022】ロックピン(9)は開閉ドア(3)の吊元
と反対側に設けられるもので、開閉ドア(3)をロック
する際には間仕切りパネル(2)より突出して開閉ドア
(3)をロックする。ロック状態でない時には、カム材
(10)の側方で、通用口(1)側に突出することなく
間仕切りパネル(2)の内に配設されてなる。ロック状
態の時には、片側で間仕切りパネル(2)に架かり、も
う一方の側で開閉ドア(3)に架かる。即ち、間仕切り
パネル(2)と開閉ドア(3)との間に架設された状態
となる。
【0023】パネル用接床部材(5)は間仕切りパネル
(2)の下端部に設けられる。間仕切りパネル(2)は
通用口(1)を備えているので、パネル用接床部材
(5)は自ずと通用口(1)の左右に振り分けられてな
る。このものは床面(4)と間仕切りパネル(2)との
隙間を塞ぐものであるから、通用口(1)を挟んで下端
部略全長に渡って設けられることとなる。又、パネル用
接床部材(5)は、開閉ドア(3)に設けた進退自在の
突起片(7)と嵌合する凹所(8)を備えている。凹所
(8)はパネル用接床部材(5)が上昇した状態で、突
起片(7)と嵌合する位置に設けている。凹所(8)は
通用口(1)側の側縁に設けられてなる。
【0024】開閉ドア(3)は通用口(1)に設けら
れ、その外殻形状は通用口(1)のそれと略同形のもの
とする。片側には取手を有し反対側には兆番を有してい
る。開閉ドア(3)は下端部略全長に渡るドア用接床部
材(6)を備えている。
【0025】ドア用接床部材(6)は、開閉ドア(3)
と床面(4)との隙間を塞ぐもので、その上下動はパネ
ル用接床部材(5)の上下動と同じ方向で連動する。連
動については、開閉ドア(3)に設けた突起片(7)と
パネル用接床部材(5)に設けた凹所(8)によってな
る。
【0026】突起片(7)はバネ(12)による間接的
な付勢で開閉ドア(3)の側端部外方に突出する力が常
時かかっている。この突起片(7)が開閉ドア(3)の
側方に突出した状態ではドア用接床部材(6)が上昇
し、同様に開閉ドア(3)の側端縁部に埋没した状態で
はドア用接床部材(6)が降下する。
【0027】このことは図3に示すように、ドア用接床
部材(6)はバネ(12)による付勢で常時上昇しよう
とする力が働いている。このものは、突起片(7)が埋
没することで上昇が阻まれる。即ち降下して床面に当接
した状態となっている。ところが、図4に示すように突
起片(7)が開閉ドア(3)より突出すると、上昇を阻
むものがなくなる為に上昇する。このメカニズムを詳し
く説明すると、突起片(7)は開閉ドア(3)の内部に
長孔(13)を有するプレート(14)を備えている。
このプレート(14)は開閉ドア(3)の立面に沿って
略垂直に配設され、その時長孔(13)は開閉ドア
(3)の内方に向って上りとなる斜めの長孔となる。ド
ア用接床部材(6)は長孔(13)に挿入される突状体
(15)を有している。プレート(14)が開閉ドア
(3)の立面に沿ったものであるから突状体(15)は
自ずと開閉ドア(3)の立面に対して直角となる。ドア
用接床部材(6)が降下している図3においては、突状
体(15)は長孔(13)の下側に位置する。ここで突
起片(7)に対する制約がなくなると、即ち、ドア用接
床部材(6)が上昇しようとすると、突状体(15)は
長孔(13)の上側にくる。この時長孔(13)は開閉
ドア(3)の内方に向って上りとなる斜めに設けている
ので、プレート(14)と突起片(7)は開閉ドア
(3)の外方へと押出される。押出された突起片(7)
は凹所(8)内に挿入され、円滑にドア用接床部材
(6)は上昇することとなる。
【0028】又、突起片(7)は開閉ドア(3)の開閉
においても突出したり埋没したりする。即ち、開閉ドア
(3)を閉じた状態では突起片(7)は通用口(1)の
側縁部に押され埋没した状態となる。又、開閉ドア
(3)を開いた状態では通用口(1)の側縁部に押され
ることがないので突出し、ドア用接床部材(6)を上昇
させる。このように、突起片(7)により、開閉ドア
(3)の開閉とドア用接床部材(6)の上下動とが連動
する。
【0029】このように、突起片(7)はパネル用接床
部材(5)の上下動及び開閉ドア(3)の開閉のどちら
についても突出と埋没を切り替えることができるので、
ドア用接床部材(6)は突起片(7)を介してパネル用
接床部材(5)とも開閉ドア(3)の開閉とも連動して
上下動することができる。
【0030】したがって、以上説明した可動間仕切り壁
によると、間仕切りパネル(2)の移動と、開閉ドア
(3)の開閉とが、パネル用接床部材(5)若しくはド
ア用接床部材(6)によって阻害されることがない。即
ち、間仕切りパネル(2)を移動させる為にパネル用接
床部材(5)を上昇させると、ドア用接床部材(6)も
上昇するので、ドア用接床部材(6)がブレーキとなっ
て間仕切りパネル(2)の移動を阻害することはない。
又、同様に間仕切りパネル(2)を固定する為に、パネ
ル用接床部材(5)を降下させて床面と間仕切りパネル
(2)との隙間を塞ぐ際には、ドア用接床部材(6)も
降下して開閉ドア(3)と床面との隙間を塞ぐので、こ
の場合においても、床面と可動間仕切り壁との間に隙間
が残ることはなく、たいへん都合が良い。
【0031】又、ドア用接床部材(6)の上下動を制御
する突起片(7)の進退をパネル用接床部材(5)に設
けた凹所(8)でコントロールすることができる。即
ち、凹所(8)はパネル用接床部材(5)が上昇した状
態において突起片(7)が開閉ドア(3)吊元側の側端
縁部より突出し嵌合される。パネル用接床部材(5)と
ドア用接床部材(6)との連動を、突起片(7)と凹所
(8)との嵌合で制御することによって、簡単な構造の
ものとすることができる。
【0032】又、開閉ドア(3)の開閉がドア用接床部
材(6)によって阻害されることがない。即ち、開閉ド
ア(3)を開く際にはドア用接床部材(6)は上昇して
床面(4)からの抵抗を減らし、開閉ドア(3)を閉じ
る際にはドア用接床部材(6)は下降して開閉ドア
(3)と床面(4)との隙間を塞ぐ。このように、開閉
ドア(3)の状態に応じてドア用接床部材(6)が上下
動するので、開閉ドア(3)の開閉を妨げられることな
く床面(4)と開閉ドア(3)との隙間が効果的に塞が
れる可動間仕切り壁とすることができる。
【0033】又、例えば電気モーターなどの特別な動力
源を装備しなくても、ロックピン(9)を正確に作動さ
せ、開閉ドア(3)をロックすることができる。即ち、
パネル用接床部材(5)の上下動をカム材(10)を介
してロックピン(9)の動きに変換しているので、特別
な動力源を必要としない。又、カム材(10)でパネル
用接床部材(5)とロックピン(9)との動きを制御し
ているのでたいへん効率が良い。
【0034】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、間仕切りパネルの移動と、開閉ドアの開閉とが、パ
ネル用接床部材若しくはドア用接床部材によって阻害さ
れることがない。
【0035】そして、請求項2記載の発明によれば、ド
ア用接床部材の上下動を制御する突起片の進退をパネル
用接床部材に設けた凹所でコントロールすることができ
る。
【0036】そして、請求項3記載の発明によれば、開
閉ドアの開閉がドア用接床部材によって阻害されること
がない。
【0037】そして、請求項4記載の発明によれば、例
えば電気モーターなどの特別な動力源を装備しなくて
も、ロックピンを正確に作動させ、開閉ドアをロックす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である可動間仕切り壁の
固定状態を示す説明図である。
【図2】該実施の形態である可動間仕切り壁の可動状態
を示す説明図である。
【図3】該実施の形態である可動間仕切り壁の固定状態
での突起片を示す詳細図である。
【図4】該実施の形態である可動間仕切り壁の可動状態
での突起片を示す詳細図である。
【図5】本発明の従来の技術である可動間仕切り壁の固
定状態を示す説明図である。
【図6】本発明の従来の技術である可動間仕切り壁の可
動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 通用口 2 間仕切りパネル 3 開閉ドア 4 床面 5 パネル用接床部材 6 ドア用接床部材 7 突起片 8 凹所 9 ロックピン 10 カム材
フロントページの続き (72)発明者 山本 智栄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側に開口を有する通用口を備えた間仕
    切りパネルと、通用口に設けられる開閉ドアとで形成さ
    れるスライド自在の可動間仕切り壁において、降下して
    床面に当接することで間仕切りパネルと床面との隙間を
    塞ぎ上昇して床面から離れることで間仕切りパネルのス
    ライドを円滑にする上下動自在のパネル用接床部材を間
    仕切りパネルの下端部に設け、降下して床面に当接する
    ことで開閉ドアと床面との隙間を塞ぎ上昇して床面から
    離れることで開閉ドアの開閉を円滑にする上下動自在の
    ドア用接床部材を開閉ドアの下端部に設けると共に、こ
    のドア用接床部材の上下動を、パネル用接床部材の上下
    動と同じ方向で連動するようにしたことを特徴とする可
    動間仕切り壁。
  2. 【請求項2】 開閉ドア吊元側の側端縁部に側端縁部よ
    り突出することでドア用接床部材を上昇させ側端縁部に
    埋没することでドア用接床部材を降下させる突起片を設
    けると共に、パネル用接床部材にパネル用接床部材が上
    昇した状態で前記突起片が側端縁部より突出して挿入嵌
    合する凹所を設け、突起片と凹所との嵌合で、ドア用接
    床部材の上下動をパネル用接床部材の上下動と同じ方向
    で連動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    可動間仕切り壁。
  3. 【請求項3】 ドア用接床部材を、開閉ドアを閉じる際
    には降下させ開閉ドアを開く際には上昇させることで、
    開閉ドアの開閉とドア用接床部材の上下動とが連動する
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の可動
    間仕切り壁。
  4. 【請求項4】 通用口側縁部に間仕切りパネルから押出
    されることで開閉ドアの吊元と反対側をロックするロッ
    クピンを設けると共に、パネル用接床部材の上方にパネ
    ル用接床部材の上昇により前記ロックピンを押出すカム
    材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記
    載の可動間仕切り壁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003405A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 コクヨ株式会社 可動間仕切壁
EP4242392A1 (de) * 2022-03-09 2023-09-13 dormakaba Deutschland GmbH Türelement einer mobilen trennwand

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