JPH0449951Y2 - - Google Patents

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JPH0449951Y2
JPH0449951Y2 JP9752587U JP9752587U JPH0449951Y2 JP H0449951 Y2 JPH0449951 Y2 JP H0449951Y2 JP 9752587 U JP9752587 U JP 9752587U JP 9752587 U JP9752587 U JP 9752587U JP H0449951 Y2 JPH0449951 Y2 JP H0449951Y2
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JP
Japan
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plate
cabinet
elevating
hanging cabinet
fixed
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JP9752587U
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JPS644126U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、室内の壁面に取着し使用される昇降
吊り戸棚に関するものである。
[背景技術] 昇降吊り戸棚は壁13の上部に固定される固定
キヤビネツト1の下側に吊り戸棚4を設けて形成
されるものであり、固定キヤビネツト1の背部か
ら壁面に沿つて垂下した駆動板2にシリンダー1
1やガイドレール12などの昇降機構部3を設
け、吊り戸棚4の背面側に取り付けた昇降板5を
昇降機構部3に結合してある。そして昇降機構部
3のシリンダー11を作動させることによつて、
第4図aに示す固定キヤビネツト1の下面に接す
る上昇した位置と、第4図bに示す固定キヤビネ
ツト1の下方へ下降した位置との間で吊り戸棚4
を昇降させることができ、吊り戸棚4を下降させ
た低い位置で収納物の出し入れをおこなうことが
できると共に吊り戸棚を上昇させた高い位置で格
納をおこなうことができるようにしてある。
しかしこのものにあつて、吊り戸棚4を下降さ
せた状態では第4図bに示すように、駆動板2に
設けた昇降機構部3が固定キヤビネツト1と吊り
戸棚4との間で露出されることになり、特に側面
位置では昇降機構部3は昇降板5によつても覆わ
れないことになつて全面的に露出されることにな
り、外観上大きな問題となるものであつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、昇降機構部が外部に露出されることを防止
し、外観性能を高めることができる昇降吊り戸棚
を提供することを目的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る昇降吊り戸棚は、壁に固
定される固定キヤビネツト1の背部から壁面に沿
つて垂下される駆動板2の前面側に昇降機構部3
を設け、吊り戸棚4の背部に設けた昇降板5を駆
動板2の前面側において昇降機構部3に結合させ
て、昇降機構部3の作動によつて吊り戸棚4を固
定キヤビネツト1の下面の位置から下方の位置ま
での間で上下昇降自在にした昇降吊り戸棚におい
て、駆動板2と昇降板5とを前面側から覆う前面
板6と駆動板2と昇降板5の両側をそれぞれ覆う
側面板7とで水平断面略コ字型に形成される隠し
板8を固定キヤビネツト1と吊り戸棚4との間に
設けて成ることを特徴とするものであり、かかる
隠し板8によつて昇降機構部3を前面側からはも
ちろん側面側からも覆うことができ、昇降機構部
3が外部に露出することを防止できるようにした
ものであつて、以下本考案を実施例により詳述す
る。
固定キヤビネツト1は室内の壁13の上部に固
定されているものであつて、第1図に示すように
その底板14の背部には内外に開口する開口部1
5が形成してあり、またその両側の側板16,1
6の内面側には上下に長いガイド溝17,17が
凹設してある。この固定キヤビネツト1内には電
磁弁32を付設した油圧ポンプなど駆動源19が
取り付けてあつて、駆動源19には電源が接続し
てあり、壁面に沿つて配線したスイツチ20が接
続してある。また固定キヤビネツト1の背板18
に上端部を固定したりあるいは壁に直接固定した
りして駆動板2が壁面に沿つて垂下してある。こ
の駆動板2の前面側には第1図に示すように、油
圧配管など配管21によつて駆動源19と接続さ
れる油圧シリンダーなどシリンダー11が上下の
向きで取り付けてあり、シリンダー11の下端に
シリンダーロツド22を出入り自在に設けてあつ
て、シリンダーロツド22の先端には結合片23
が取り付けてある。さらに駆動板2の前面側には
シリンダー11の両側においてガイドレール12
が上下の向きで取り付けてあり、各ガイドレール
12にスライダー24が上下スライド自在に取り
付けてある。
吊り戸棚4は第1図や第3図に示すように前面
の開口部に扉25を開閉自在に取り付けて形成さ
れるものであり、その天板26の背部を切欠して
開口部27が形成されるようにしてあり、背面板
28は開口部27の内側縁において設けてある。
背面板28の下部の背面側には当たり板29が固
設してあり、当たり板29のさらに背面側には昇
降板5の下端部が固定してある。この昇降板5の
背面側においてその下端部に上記シリンダーロツ
ド22の結合片23が結合してあり、また上端部
に上記ガイドレール12のスライダー24が結合
してあつて、上記昇降機構部3に昇降板5を結合
するようにしてある。このようにして吊り戸棚4
は昇降板5、昇降機構部3、駆動板2を介して固
定キヤビネツト1の下側に吊り下げ保持されるよ
うにしてある。
また第1図において8は隠し板であつて、前面
板6の両側に側面板7,7を延設して水平断面略
コ字型に形成してあり、各側面板7の上端にガイ
ド板30,30を固設してそれぞれのガイド板3
0にガイドピン31が外方へ突設してある。この
隠し板8は前面板6で駆動板2や昇降板5の前面
側を、側面板7,7で駆動板2や昇降板5の側面
側をそれぞれ覆うように配設されるものであつ
て、その上部を開口部15から固定キヤビネツト
1内に差し込んでガイドピン31をガイド溝17
に上下スライド自在に係合させてあり、またその
下部を開口部27から吊り戸棚4の背面側に差し
込んである。ここで、隠し板8のこの下部の前面
板6は吊り戸棚4の背面板28と昇降板5との間
に差し込まれることになる。
しかして上記のように形成される昇降吊り戸棚
にあつて、スイツチ20を操作して固定キヤビネ
ツト1内の駆動源19を作動させ、昇降機構部3
のシリンダー11のシリンダーロツド22を引き
込ませるように上方へ駆動させる。このようにシ
リンダーロツド22を上動させると、ガイドレー
ル12に対するスライダー24のスライドでガイ
ドされつつ昇降板5が上昇され、この昇降板5の
上昇に伴つて吊り戸棚3を引き上げ、壁13の上
部において第2図a,bに示すように吊り戸棚3
を固定キヤビネツト1の下面位置に格納すること
ができる。ここで、吊り戸棚3の上昇に伴つて隠
し板8の下部は吊り戸棚4の裏側に差し込まれて
いくことになるが、さらに吊り戸棚3が上昇され
ると吊り戸棚3設けた当たり板29の上端面が隠
し板8の前面板6の下端面に当接し、ガイド溝1
7に沿つてガイドピン31を上方へスライドさせ
つつ隠し板8を押し上げて、隠し板8の上端部を
固定キヤビネツト1内に差し込ませた状態で吊り
戸棚4が固定キヤビネツト1の下面側に格納され
るようにしてある。
またこのように吊り戸棚4を固定キヤビネツト
1の下面位置に格納した状態から下方へ下降させ
るにあたつては、スイツチ20を操作して駆動源
19を作動させ、昇降機構部3のシリンダー11
のシリンダーロツド22を下方へ突出させるよう
に駆動させる。このようにシリンダーロツド22
を下動させるとガイドレール12に対するスライ
ダー24のスライドでガイドされつつ昇降板5が
下降され、この昇降板5の下降に伴つて第3図
a,bに示すように吊り戸棚4を降下させること
ができる。このとき吊り戸棚4の下動に伴つて隠
し板8は、まずガイド溝17の下端にガイドピン
31が係止されるまで上部が固定キヤビネツト1
から下側に出るように下降し、さらに吊り戸棚4
が下降するに伴つて吊り戸棚4の背部内から引き
出されることになる。従つて第3図a,bに示さ
れるように吊り戸棚4を固定キヤビネツト1の下
方へ降下させた状態においては固定キヤビネツト
1と吊り戸棚4との間の隙間に隠し板8が位置
し、隠し板8の前面板6で駆動板2の昇降機構部
3を前面側から覆い隠すことができると共に隠し
板8の側面板7,7で昇降機構部3を両側から覆
い隠すことができる。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、駆動板と昇降
板とを前面側から覆う前面板と駆動板と昇降板の
両側をそれぞれ覆う側面板とで水平断面略コ字型
に形成される隠し板を固定キヤビネツトと吊り戸
棚との間に設けてあるので、吊り戸棚を固定キヤ
ビネツトの下方へ降下させた状態では固定キヤビ
ネツトと吊り戸棚との間に隠し板が位置し、隠し
板の前面板で駆動板に設けた昇降機構部を前面側
から覆い隠すことかできると共に隠し板の側面板
で昇降機構部を両側から覆い隠すことかできるも
のであり、昇降機構部が外部に露出することを防
止して外観性能を向上させることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部を破断した分
解斜視図、第2図a,bは同上の吊り戸棚を上昇
させた状態の斜視図と一部を破断した斜視図、第
3図a,bは同上の吊り戸棚を下降させた状態の
斜視図と一部を破断した斜視図、第4図a,bは
従来例の斜視図である。 1は固定キヤビネツト、2は駆動板、3は昇降
機構部、4は吊り戸棚、5は昇降板、6は前面
板、7は側面板、8は隠し板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁に固定される固定キヤビネツトの背部から壁
    面に沿つて垂下される駆動板の前面側に昇降機構
    部を設け、吊り戸棚の背部に設けた昇降板を駆動
    板の前面側において昇降機構部に結合させて、昇
    降機構部の作動によつて吊り戸棚を固定キヤビネ
    ツトの下面の位置から下方の位置までの間で上下
    昇降自在にした昇降吊り戸棚において、駆動板と
    昇降板とを前面側から覆う前面板と駆動板と昇降
    板の両側をそれぞれ覆う側面板とで水平断面略コ
    字型に形成される隠し板を固定キヤビネツトと吊
    り戸棚との間に設けて成る昇降吊り戸棚。
JP9752587U 1987-06-25 1987-06-25 Expired JPH0449951Y2 (ja)

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JP9752587U JPH0449951Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JP9752587U JPH0449951Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS644126U JPS644126U (ja) 1989-01-11
JPH0449951Y2 true JPH0449951Y2 (ja) 1992-11-25

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