JP2002294227A - 不凍液/冷却液組成物 - Google Patents

不凍液/冷却液組成物

Info

Publication number
JP2002294227A
JP2002294227A JP2001137947A JP2001137947A JP2002294227A JP 2002294227 A JP2002294227 A JP 2002294227A JP 2001137947 A JP2001137947 A JP 2001137947A JP 2001137947 A JP2001137947 A JP 2001137947A JP 2002294227 A JP2002294227 A JP 2002294227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antifreeze
coolant composition
strontium
weight
coolant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001137947A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Iijima
浩二 飯島
Satoshi Okawa
聰 大川
Tetsuya Tsujii
哲也 辻井
Naotada Ito
直嗣 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
CCI Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
CCI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd, CCI Corp filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2001137947A priority Critical patent/JP2002294227A/ja
Publication of JP2002294227A publication Critical patent/JP2002294227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディーゼルエンジンに発生し易いキャビテーシ
ョンの抑制、及びアルミニウム伝熱面の腐食抑制に効果
的な不凍液/冷却液組成物を提供すること。 【解決手段】不凍液や冷却液に適用されるグリコール類
を主成分とする不凍液/冷却液組成物であって、(A)
0.05〜8.0重量%のp−トルイル酸塩と、(B)
0.05〜8.0重量%のp−tertブチル安息香酸
と、(C)0.1〜5.0重量%のリン酸塩と、(D)
0.0001〜0.1重量%のストロンチウム化合物と
を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンに発生し易いキャビテーションの抑制、及びアルミニ
ウム伝熱面の腐食抑制に効果的な不凍液/冷却液組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ディーゼルエンジンには、アルミニウム、アルミニウム
合金、鋳鉄、鋼、黄銅、はんだ、銅などの金属が使用さ
れている。これらの金属は、水あるいは空気との接触に
より腐食を生じるので、これら金属の腐食を防止するた
め、ディーゼルエンジンには腐食防止剤を含む不凍液/
冷却液組成物が水と共に充填されている。
【0003】ところが、ディーゼルエンジン内部では、
燃料の爆発によるピストン運動によって、図1に示すよ
うな振動が発生しているため、これが原因で気泡が発生
し、この気泡により金属、特には鉄表面が浸食される、
いわゆるキャビテーションが発生していた。
【0004】また、この不凍液/冷却液組成物及び水中
には僅かながら空気が溶存しており、当該不凍液/冷却
液組成物が水と共にディーゼルエンジン内を循環する過
程で圧力差が生じることによっても気泡が発生し、キャ
ビテーションを引き起こしていた。
【0005】こうした圧力差や振動による気泡の発生に
よって引き起こされるキャビテーションに対しては、当
該不凍液/冷却液組成物中に、亜硝酸塩を添加すること
で、その対策が採られていた。
【0006】不凍液/冷却液組成物中に添加された亜硝
酸塩は、ディーゼルエンジン内において金属、特に鉄表
面に皮膜を形成し、この皮膜が気泡による浸食を防いで
いるものと考えられる。
【0007】亜硝酸塩は、キャビテーションに対してき
わめて有効に作用する成分ではあるものの、アミン塩と
反応して発ガン性物質であるニトロソアミンを発生する
ことも知られており、その使用はかねてより問題視され
ていた。
【0008】しかしながら、キャビテーションに対する
有効な手段が未だ見つけられていないことから、亜硝酸
塩は危険ではあるものの、それを承知で使用せざるを得
ないというのが現状であった。
【0009】一方、最近のディーゼルエンジン部品の軽
量化に伴い、エンジン等の内燃機関の冷却系統を構成し
ているシリンダーヘッド、シリンダーブロック、ラジエ
ータ、オイルクーラーハウジング、ウォーターポンプな
どの部品のアルミニウム化が進んでいる。これら部品の
アルミニウム化によって、特に熱負荷の高いシリンダー
ヘッド部分や高流速のオイルポンプやオイルクーラーハ
ウジングでは著しい腐食が発生するという問題が生じて
いた。
【0010】本発明は、このような事情から、より安全
なキャビテーションの抑制手段、及びアルミニウム伝熱
面の腐食抑制手段を探すべく鋭意研究した結果、完成さ
れたものであり、ディーゼルエンジンに発生し易いキャ
ビテーションの抑制、及びアルミニウム伝熱面の腐食抑
制に効果的な不凍液/冷却液組成物を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、不凍液や冷却液に適用され
るグリコール類を主成分とする不凍液/冷却液組成物で
あって、(A)0.05〜8.0重量%のp−トルイル
酸塩と、(B)0.05〜8.0重量%のp−tert
ブチル安息香酸と、(C)0.1〜5.0重量%のリン
酸塩と、(D)0.0001〜0.1重量%のストロン
チウム化合物とを含むことを特徴とする不凍液/冷却液
組成物をその要旨とした。
【0012】請求項2記載の発明は、0.05〜8.0
重量%の安息香酸塩を含むことを特徴とする請求項1に
記載の不凍液/冷却液組成物をその要旨とした。
【0013】請求項3記載の発明は、0.01〜1.0
重量%のモリブデン酸塩を含むことを特徴とする請求項
1に記載の不凍液/冷却液組成物をその要旨とした。
【0014】請求項4記載の発明は、アミン塩及び亜硝
酸塩を含まないことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の不凍液/冷却液組成物をその要旨とした。
【0015】請求項5記載の発明は、さらにホウ酸塩を
含まないことを特徴とする請求項4記載の不凍液/冷却
液組成物をその要旨とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不凍液/冷却液組
成物をさらに詳しく説明する。この不凍液/冷却液組成
物は、不凍液や冷却液に適用されるグリコール類を主成
分とする不凍液/冷却液組成物である。
【0017】グリコール類としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3ブチレングリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、グ
リセリン等が挙げられるが、その中でも特にエチレング
リコール、或いはプロピレングリコールが望ましい。
【0018】この不凍液/冷却液組成物中には、(A)
p−トルイル酸塩、(B)p−tertブチル安息香
酸、(C)リン酸塩、及び(D)ストロンチウム化合物
が含まれており、これら(A)、(B)、(C)及び
(D)の4つ成分の組み合わせが、不凍液/冷却液組成
物中において、優れたキャビテーション抑制、及びアル
ミニウム伝熱面の腐食抑制に効果を引き出している。
【0019】(A)p−トルイル酸塩としては、アルカ
リ金属塩、アンモニウム塩、及びアミン塩を挙げること
ができる。好ましくはアルカリ金属塩であり、中でもナ
トリウムとカリウムがより好ましい。この(A)成分の
不凍液/冷却液組成物中における含有量は0.05〜
8.0重量%であり、この範囲よりも(A)成分の含有
量が少ない場合には、十分なキャビテーション抑制効果
が得られなくなり、多い場合には不経済となる。
【0020】また(A)成分は、上記作用効果の他に、
鉄、アルミ系の金属に対して、優れた腐食防止性を有し
ており、当該(A)成分を含ませることで、より効果的
なアルミニウム及び鉄系金属の防錆効果が発揮されるよ
うになっている。また(A)成分は、硬水成分との反応
による沈殿が発生し難い成分でもあることから、その使
用により硬水安定性も向上する。
【0021】(B)p−tertブチル安息香酸は、前
述の(A)成分と同様に、アルミニウム及び鉄系金属に
対し、優れた腐食防止性を発揮し、硬水安定性を向上さ
せる機能を有する。この(B)成分の不凍液/冷却液組
成物中における含有量としては、0.05〜8.0重量
%の範囲が好ましい。
【0022】(C)リン酸塩としては、アルカリ金属塩
及びアンモニウム塩を挙げることができる。好ましくは
アルカリ金属塩であり、中でもナトリウムとカリウムが
より好ましい。(C)成分の不凍液/冷却液組成物中に
おける含有量は0.1〜5.0重量%であり、この範囲
よりも(C)成分の含有量が少ない場合には、十分なア
ルミニウム伝熱面の腐食抑制効果が得られなくなり、多
い場合には不経済となるばかりでなく、不凍液/冷却液
中に含まれる硬水成分と反応して腐食防止性を低下させ
る恐れがある。
【0023】(D)ストロンチウム化合物としては、例
えば酸化ストロンチウム、水酸化ストロンチウム、塩化
ストロンチウム、弗化ストロンチウム、ヨウ化ストロン
チウム、硫酸ストロンチウム、硝酸ストロンチウム、チ
タン酸ストロンチウム、ホウ酸ストロンチウム、タング
ステン酸ストロンチウム、燐酸ストロンチウム、燐酸二
水素ストロンチウム、蟻酸ストロンチウム、酢酸ストロ
ンチウム、プロピオン酸ストロンチウム、酪酸ストロン
チウム、吉草酸ストロンチウム、ラウリン酸ストロンチ
ウム、ステアリン酸ストロンチウム、オレイン酸ストロ
ンチウム、グルタミン酸ストロンチウム、乳酸ストロン
チウム、コハク酸ストロンチウム、リンゴ酸ストロンチ
ウム、酒石酸ストロンチウム、マレイン酸ストロンチウ
ム、クエン酸ストロンチウム、蓚酸ストロンチウム、マ
ロン酸ストロンチウム、セバシン酸ストロンチウム、安
息香酸ストロンチウム、フタル酸ストロンチウム、サリ
チル酸ストロンチウム、マンデル酸ストロンチウム、ま
たはそれらのアルカリ金属塩の中から選ばれる1種若し
くは2種以上の混合物が採用できる。上記化合物の中で
も、特に硝酸ストロンチウム、硫酸ストロンチウム、燐
酸ストロンチウムが望ましい。
【0024】(D)成分の不凍液/冷却液組成物中にお
ける含有量は0.0001〜0.1重量%であり、この
範囲よりも(D)成分の含有量が少ない場合には、十分
なアルミニウム伝熱面の腐食抑制効果が得られなくな
り、多い場合には不経済となる。
【0025】またこの不凍液/冷却液組成物は、アミン
塩及び亜硝酸塩を含有しない形態を採ることもできる。
このような形態とした場合、亜硝酸塩とアミン塩とが反
応して発ガン性物質であるニトロソアミンを発生するこ
ともなく、より安全性の高い不凍液/冷却液組成物とな
る。
【0026】またこの不凍液/冷却液組成物には、上記
(A)、(B)、(C)及び(D)の4つ成分以外に安
息香酸塩をさらに含ませることができる。この安息香酸
塩を含ませることで、キャビテーションはさらに効果的
に抑制されることになる。また安息香酸塩は、周知の如
くアルミニウム、アルミ鋳物などのアルミニウム系及び
鉄系金属に対する優れた防錆機能を有しており、前述の
キャビテーション抑制と共に金属の防錆効果をさらに向
上させるようになる。この安息香酸塩としては、安息香
酸ナトリウム、安息香酸カリウムを挙げることができ
る。不凍液/冷却液組成物中における安息香酸塩の含有
量としては0.05〜8.0重量%の範囲が上記効果を
導く上で好ましい。
【0027】またこの不凍液/冷却液組成物には、モリ
ブデン酸塩をさらに含ませることもできる。モリブデン
酸塩としては、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、及び
アミン塩を挙げることができる。好ましくはアルカリ金
属塩であり、中でもナトリウムとカリウムがより好まし
い。このモリブデン酸塩を追加使用することで、前述の
(A)、(B)、(C)及び(D)の4つ成分のよるキ
ャビテーション抑制効果をより高めることができる。モ
リブデン酸塩の不凍液/冷却液組成物中における含有量
は0.01〜1.0重量%であり、この範囲よりもモリ
ブデン酸塩の含有量が少ない場合には、キャビテーショ
ン抑制効果の向上が期待できず、多い場合には主成分で
ある前述のグリコール類の酸化を促進するという弊害を
招くことになる。
【0028】またこの不凍液/冷却液組成物には、0.
05〜1.0重量%の範囲でトリアゾール類を含ませる
ことができる。トリアゾール類としては、トリルトリア
ゾール、ベンゾトリアゾールなどを挙げることができ
る。トリアゾール類は、銅系の金属に対して優れた腐食
防止性を有しており、そのような性能を不凍液/冷却液
組成物中において十分に発揮させるためには、0.05
〜1.0重量%の範囲で含ませるのが望ましい。
【0029】またこの不凍液/冷却液組成物には、0.
01〜1.0重量%の範囲でチアゾール類を含ませるこ
とができる。チアゾール類としては、メルカプトベンゾ
チアゾールなどを挙げることができる。チアゾール類
は、銅系の金属に対して優れた腐食防止性を有してお
り、そのような性能を不凍液/冷却液組成物中において
十分に発揮させるためには、0.01〜1.0重量%の
範囲で含ませるのが望ましい。
【0030】またこの不凍液/冷却液組成物中にさらに
ホウ酸塩を含ませないようにすることもできる。ホウ酸
塩はアルミやその合金を腐食させる性質があり、これを
使用しないことにより、当該不凍液/冷却液組成物の腐
食防止性が早期に低下してしまうという不具合が発生す
ることもない。
【0031】尚、この不凍液/冷却液組成物中には、上
記成分以外に必要に応じて、消泡剤、着色剤などを含有
させても良い。また他の公知の腐食防止剤であるタング
ステン酸や硝酸塩などを使用しても良い。
【0032】
【実施例】以下、本発明の不凍液/冷却液組成物を実施
例に従ってさらに詳しく説明する。
【0033】本発明の実施例及び比較例の成分組成を表
1に示す。尚、比較例は、本願の請求項1に対してp−
トルイル酸塩を含まない例を比較例1とし、p−ter
tブチル安息香酸塩を含まない例を比較例2とし、リン
酸塩を含まない例を比較例3とし、ストロンチウム化合
物を含まない例を比較例4として示した。また、表1
中、従来例1として亜硝酸ナトリウムを含む例を示し
た。
【0034】
【表1】 上記実施例1〜3、比較例1及び2、並びに従来例1に
ついて、磁歪式振動法によるキャビテーション破損防止
性能試験を行った。その結果を表3に示す。尚、試験
は、図2に示す装置を用い、下記表2に示す試験条件の
下で行った。
【0035】 表3から明らかなように、実施例1〜3の質量減が小さ
いという結果が得られ、実施例1〜3のものがキャビテ
ーション損傷の防止効果に優れているということがわか
った。これに対しp−トルイル酸塩又はp−tertブ
チル安息香酸塩を含まない比較例1及び2の例は質量減
が大きく、キャビテーション損傷の防止効果に乏しいこ
とがわかった。また従来例1のものは亜硝酸塩を含有し
ているため、キャビテーション損傷の防止効果に優れて
いることがわかった。
【0036】次に、磁歪式振動法によるキャビテーショ
ン破損防止性能試験でキャビテーション損傷の防止効果
に優れていることが確認された実施例1と、キャビテー
ション損傷の防止効果に乏しいことが確認された比較例
1及び2とについて、実際のエンジンを用いた、エンジ
ンベンチ試験によるキャビテーション破損防止性能試験
を行った。その結果を図3〜図5に示した。尚、試験
は、下記表4に示す試験条件で行った。
【0037】 図3〜図5から明らかなように、磁歪式振動法によるキ
ャビテーション破損防止性能試験でキャビテーション損
傷の防止効果に優れていることが確認された実施例1
は、実際のエンジンを用いたエンジンベンチ試験におい
ても、キャビテーション損傷の防止効果に優れているこ
とがわかり、キャビテーション損傷の防止効果に乏しい
ことが確認された比較例1及び2は、実際のエンジンを
用いたエンジンベンチ試験においても、キャビテーショ
ン損傷の防止効果に乏しいことがわかった。
【0038】次に、上記実施例1〜3、並びに比較例3
及び4について、アルミニウムの腐食性について評価し
た。その結果を表5に示した。尚、試験は、JIS K
2234 7.10の規定に準じて行った。
【0039】 表5から明らかなように、リン酸塩またはストロンチウ
ム化合物を含まない比較例3又は4の例では、アルミニ
ウムの伝熱面に著しい質量変化及び黒変が確認されたの
に対し、実施例1〜3の例は、アルミニウムの伝熱面に
質量変化はなく、優れた防食性を有することが確認され
た。
【0040】尚、本発明は、上記実施例に限定されず、
「特許請求の範囲」に記載された範囲で自由に変更する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の不凍液/冷却液組成物は、0.
05〜8.0重量%の(A)成分と、0.05〜8.0
重量%の(B)成分と、0.1〜5.0重量%の(C)
成分と、0.0001〜0.1重量%の(D)成分とを
含んでいるため、ディーゼルエンジンに発生し易いキャ
ビテーション及びアルミニウム伝熱面の腐食を効果的に
抑制する。
【0042】またこの不凍液/冷却液組成物において、
アミン塩及び亜硝酸塩を含まない形態とすることで、キ
ャビテーション抑制及びアルミニウム伝熱面の腐食抑制
に有効であり、かつニトロソアミンのような人体に有害
な物質が発生せず、より安全性の高い不凍液/冷却液組
成物となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディーゼルエンジンのシリンダライナーでの振
動波形を示したグラフ。
【図2】磁歪式キャビテーション破損防止性能試験に用
いた試験装置を示す模式図。
【図3】実施例1の例を用いたときのシリンダライナー
の外観(金属表面)を示す写真。
【図4】比較例1の例を用いたときのシリンダライナー
の外観(金属表面)を示す写真。
【図5】比較例2の例を用いたときのシリンダライナー
の外観(金属表面)を示す写真。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 聰 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所システム開発センタ内 (72)発明者 辻井 哲也 岐阜県関市新迫間12番地 シーシーアイ株 式会社化成品事業部内 (72)発明者 伊藤 直嗣 岐阜県関市新迫間12番地 シーシーアイ株 式会社化成品事業部内 Fターム(参考) 4K062 AA03 BA08 BA10 BB06 CA05 FA05 FA20 GA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不凍液や冷却液に適用されるグリコール類
    を主成分とする不凍液/冷却液組成物であって、 (A)0.05〜8.0重量%のp−トルイル酸塩と、 (B)0.05〜8.0重量%のp−tertブチル安
    息香酸と、 (C)0.1〜5.0重量%のリン酸塩と、 (D)0.0001〜0.1重量%のストロンチウム化
    合物とを含むことを特徴とする不凍液/冷却液組成物。
  2. 【請求項2】0.05〜8.0重量%の安息香酸塩を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の不凍液/冷却液組
    成物。
  3. 【請求項3】0.01〜1.0重量%のモリブデン酸塩
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の不凍液/冷却
    液組成物。
  4. 【請求項4】アミン塩及び亜硝酸塩を含まないことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の不凍液/冷却
    液組成物。
  5. 【請求項5】さらにホウ酸塩を含まないことを特徴とす
    る請求項4記載の不凍液/冷却液組成物。
JP2001137947A 2001-03-29 2001-03-29 不凍液/冷却液組成物 Pending JP2002294227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001137947A JP2002294227A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 不凍液/冷却液組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001137947A JP2002294227A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 不凍液/冷却液組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002294227A true JP2002294227A (ja) 2002-10-09

Family

ID=18984959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001137947A Pending JP2002294227A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 不凍液/冷却液組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002294227A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037951A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
WO2005054396A1 (ja) * 2003-12-01 2005-06-16 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
WO2005063917A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
JP2006045345A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Asahi Denka Kogyo Kk 不凍液組成物
EP1688472A1 (en) * 2003-11-26 2006-08-09 Shishiai-Kabushikigaisha Cooling fluid composition
JPWO2005033362A1 (ja) * 2003-10-01 2006-12-14 シーシーアイ株式会社 冷却液組成物
JP2011513552A (ja) * 2008-03-03 2011-04-28 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド ろう付けされたアルミニウムを含む熱伝達システム、方法、熱伝達流体、及び添加剤パッケージ
US9115302B2 (en) 2012-09-05 2015-08-25 Chevron U.S.A. Inc. Coolant having rapid metal passivation properties

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02292386A (ja) * 1989-05-01 1990-12-03 C C I Kk 冷却液組成物
JPH1077466A (ja) * 1996-09-04 1998-03-24 Cci Corp 不凍液/冷却液組成物
WO1999057218A1 (fr) * 1998-05-06 1999-11-11 Shishiai-Kabushikigaisha Liquide de refroidissement dilue
JP2001072967A (ja) * 1999-09-02 2001-03-21 Cci Corp 低リン系冷却液組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02292386A (ja) * 1989-05-01 1990-12-03 C C I Kk 冷却液組成物
JPH1077466A (ja) * 1996-09-04 1998-03-24 Cci Corp 不凍液/冷却液組成物
WO1999057218A1 (fr) * 1998-05-06 1999-11-11 Shishiai-Kabushikigaisha Liquide de refroidissement dilue
JP2001072967A (ja) * 1999-09-02 2001-03-21 Cci Corp 低リン系冷却液組成物

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005033362A1 (ja) * 2003-10-01 2006-12-14 シーシーアイ株式会社 冷却液組成物
WO2005037951A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
EP1688472A1 (en) * 2003-11-26 2006-08-09 Shishiai-Kabushikigaisha Cooling fluid composition
EP1688472A4 (en) * 2003-11-26 2010-07-07 Shishiai Kk COOLANT LIQUID COMPOSITION
WO2005054396A1 (ja) * 2003-12-01 2005-06-16 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
WO2005063917A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Shishiai-Kabushikigaisha 冷却液組成物
JP2006045345A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Asahi Denka Kogyo Kk 不凍液組成物
JP4671326B2 (ja) * 2004-08-04 2011-04-13 株式会社Adeka 不凍液組成物
JP2011513552A (ja) * 2008-03-03 2011-04-28 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド ろう付けされたアルミニウムを含む熱伝達システム、方法、熱伝達流体、及び添加剤パッケージ
US9115302B2 (en) 2012-09-05 2015-08-25 Chevron U.S.A. Inc. Coolant having rapid metal passivation properties
US10246622B2 (en) 2012-09-05 2019-04-02 Arteco Nv Coolant having rapid metal passivation properties

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4851145A (en) Corrosion-inhibited antifreeze/coolant composition
US4647392A (en) Monobasic-dibasic acid/salt antifreeze corrosion inhibitor
JPH06116764A (ja) 不凍液組成物
JPH0195179A (ja) 腐食抑制不凍液配合物
CN1522289A (zh) 单羧酸基的防冻组合物
JP3028182B2 (ja) 冷却液組成物
JP3941030B2 (ja) 低リン系冷却液組成物
JPWO2005033362A1 (ja) 冷却液組成物
EP2554621A1 (en) Cooling liquid composition
JPH0885782A (ja) 不凍液組成物
JP2002294227A (ja) 不凍液/冷却液組成物
JP3845702B2 (ja) 不凍液/冷却液組成物
EP1159372B1 (en) Monocarboxylic acid based antifreeze composition for diesel engines
JPH0770558A (ja) 冷却液組成物
JPH1077466A (ja) 不凍液/冷却液組成物
JP4119622B2 (ja) 冷却液組成物
JPH09263976A (ja) 冷却液中におけるアルミニウムまたはアルミニウム合金の黒変防止剤、及びそれを含む冷却液組成物
JP3686120B2 (ja) 不凍液用組成物
EP2003182A9 (en) Coolant composition
JP2005187905A (ja) 冷却液組成物
JP3840523B2 (ja) 不凍液/冷却液組成物
JP2008088242A (ja) 冷却液組成物
JP2884336B2 (ja) 冷却液組成物
JP2005187748A (ja) 冷却液組成物
JP2002332479A (ja) 冷却液組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080116

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111025