JP2002294204A - フィルム貼付方法 - Google Patents

フィルム貼付方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】頻繁に切断手段の交換をすることなく、フィル
ムや基板を変質することなく、さらには、後始末の工程
を必要とすることなく、基板の主面に粘着性のフィルム
を該基板の主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さい輪
郭で貼り付けるフィルム貼付方法を提供することであ
る。 【解決手段】基板の一主面の輪郭よりも大きいか同等の
寸法を持つベースフィルムの一面全体に設けてある粘着
性のフィルムに、基板の一主面の輪郭と同等かそれより
も若干小さい輪郭で該ベースフィルムの一面に達する切
れ目を設け、この切れ目の外側に位置した粘着性のフィ
ルムを剥離除去し、切れ目の内側に位置する該ベースフ
ィルム上の粘着性のフィルムを基板の一主面の所望位置
に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板の主面に粘着性
のフィルムを該主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さ
い輪郭に貼り付けるフィルム貼付方法に係り、特に、半
導体ウエファなどの基板の主面にその輪郭よりも大きい
面積のレジストフィルムなどを用いて基板の輪郭と同等
かそれよりも若干小さい輪郭で貼り付けるフィルム貼付
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】矩形のプリント基板や円形の半導体ウェ
ファ(以下、ウェファと略記)などに露光用レジストフ
ィルムを貼り合わせるような場合、従来は基板よりも大
きい面積のレジストフィルムを基板の主面に貼り合わ
せ、その後、基板の外周(輪郭)に沿って、刃物または
レーザーで切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法では、例
えばウェファの外周に沿って切断する場合は、ウェファ
の外周端部に刃物を当てており、刃の寿命が短くなり頻
繁に刃を交換する必要が生じる。また、レーザーで切断
する場合には、切断した箇所のレジストフィルムがレー
ザーの熱により変質または溶融し、その後のベースフィ
ルム剥離工程に支障が発生する。また、レーザーの熱に
より前行程で処理済のウェファ主面部を加熱し変質させ
ることもある。
【0004】なお、刃物切断、レーザー切断のいずれ
も、ウェファの外周より若干外側でレジストフィルムを
切断することになるため、次工程で別の手段を用いて、
ウェファの外周から数mmの幅で後処理で邪魔になるレ
ジストフィルムを除去する後始末をすることが多い。
【0005】それゆえ本発明の目的は、頻繁に切断手段
の交換をすることなく基板の主面に粘着性のフィルムを
該基板の主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さい輪郭
で貼り付けることができるフィルム貼付方法を提供する
ことにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、フィルムや基
板を変質することなく基板の主面に粘着性のフィルムを
該基板の主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さい輪郭
で貼り付けることができるフィルム貼付方法を提供する
ことにある。
【0007】さらに本発明の他の目的は、後始末の工程
を必要とすることなく基板の主面に粘着性のフィルムを
該基板の主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さい輪郭
で貼り付けることができるフィルム貼付方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴とするところは、基板の一主面に粘着性のフィ
ルムを該基板の一主面の輪郭と同等かそれよりも若干小
さい輪郭で貼り付けるフィルム貼付方法において、該基
板の一主面の輪郭よりも大きいか同等の寸法を持つベー
スフィルムの一面全体に設けてある該粘着性のフィルム
に、該基板の一主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さ
い輪郭で該ベースフィルムの一面に達する切れ目を設
け、該切れ目の外側に位置した該粘着性のフィルムを除
去し、該切れ目の内側に位置する該ベースフィルム上の
該粘着性のフィルムを該基板の一主面の所望位置に貼り
付けることにある。
【0009】本発明のフィルム貼付方法によれば、頻繁
に切断手段の交換をすることなく、フィルムや基板を変
質することなく、さらには、後始末の工程を必要とする
ことなく、基板の主面に粘着性のフィルムを該基板の主
面の輪郭と同等かそれよりも若干小さい輪郭で貼り付け
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
と図2で説明する。図1は、本発明方法を具体化したフ
ィルム貼付装置100の上面図であり、図2は図1に示
したフィルム貼付装置100の概略側面図である。両図
において、Fはドライフィルムであり、ベースフィルム
102、レジストフィルム103およびカバーフィルム
104の順に3層構成になっている。101は、ドライ
フィルムFを繰り出すフィルムロールである。ドライフ
ィルムFのカバーフィルム104は、剥離ローラ105
を経たところで剥離し、その後、巻取ロール106に回
収する。カバーフィルム104を剥離したことで、レジ
ストフィルム103が露出する。図1において、ドライ
フィルムFはそのベースフィルム102が図において上
側になっている。
【0011】C1は切れ目形成ユニットである。このユ
ニットC1は、ドライフィルムFのレジストフィルム1
03側に位置し、モータ107により円形に回転するア
ーム108とその先端部に回転するように設けた円板カ
ッタ109およびベースフィルム102側に位置せしめ
た受け台110を有している。円板カッタ109は、ア
ーム108が回転することでベースフィルム102に達
するような円形の切れ目をレジストフィルム103に形
成するものである。111は必要に応じて適宜設ける直
線カッタで、レジストフィルム103を幅方向に切断す
るものである。設置の必要性については、後述する。
【0012】C2は、余剰レジストフィルム剥離ユニッ
トである。このユニットC2は粘着テープ115の繰出
ロール116と余剰レジストフィルムの剥離ローラ11
7および余剰レジストフィルムの回収ロール118を有
している。C3は、ミシン目形成ユニットである。この
ユニットC3は、切れ目形成ユニットC1と類似した構
成であるが若干異なっているところがあるので、以下、
その相違点を含めて説明する。
【0013】このユニットC3は、ドライフィルムFの
レジストフィルム103側に位置し、モータ120によ
り円形に回転するアーム121とその先端部に回転する
ように設けた裁縫で用いられるルーレットあるいは騎手
が長靴の踵に取付ける拍車のようなミシン目カッタ12
2およびベースフィルム102側に位置せしめた受け台
123を有している。
【0014】ミシン目カッタ122は、アーム121が
回転することでベースフィルム102にレジストフィル
ム103側から円形のミシン目を形成する。このミシン
目の直径はレジストフィルム103に形成した切れ目よ
りも若干大きい直径であるが、後述するウエファの直径
に対しては若干小さい直径である。
【0015】図3に、本発明の実施例に用いるのに適し
たミシン目カッタ及び切れ目カッタの例を示す。図の
(a)は押切型のミシン目カッタ、(b)は回転型のミ
シン目カッタ、(c)は、回転型の切れ目カッタの、各
斜視図である。
【0016】C4は、フィルム貼付ユニットである。1
25はウェファWfの吸着載置台で、図1においてガイ
ドレール126上を上下する。
【0017】フィルム貼付ユニットC4では、フィルム
貼付に際して、図示していないロボットハンドなどでウ
ェファWfを吸着載置台125上に置き、真空吸引など
により所望位置に固定してから、レジストフィルム10
3の下側に吸着載置台125を移動させる。ベースフィ
ルム102上には、図1において左右方向に移動する加
熱圧着ローラ127があり、図示していない駆動手段で
加熱圧着ローラ127が回転しつつ移動することで、ウ
ェファWfの上主面にレジストフィルム103を貼り付
ける。吸着載置台125にはヒータを内蔵させていても
よい。
【0018】C5は、ベースフィルム切断ユニットであ
る。130はドライフィルムFの上流側に設置したベー
スフィルム102の保持ロールで、上下に移動してベー
スフィルム102を上下の方向から挟む。131はウェ
ファWfの受台で、ガイドレール132上を図1の上下
に移動する。この受台131が移動しウェファWfの下
側に位置する時、ベースフィルム102上のフィルム押
え133が下降して、受台131とでウェファWfおよ
びベースフィルム102を挟むようになっている。
【0019】134はベースフィルム102の切断ロー
ルで、図2に示すようにベースフィルム102を下側か
ら上方に点線で示すように持ち上げる。135は、切断
ロール134が上方に移動する時に連動して図2の右方
に移動し、ベースフィルム102の張力を調整する調整
ロールである。140はベースフィルム102の巻取ロ
ールである。
【0020】両図では紙面の都合から各ユニットC1〜
C5の間隔を適宜に表わしたが、作業効率向上の面から
各ユニット間間隔は余剰レジストフィルム剥離ユニット
C2の前後は別として、即ち、ユニットC1−C3間、
ユニットC3−C4間、ユニットC4−C5間の間隔を
等しいものとして、ドライフィルムの移動に伴って、各
ユニットC1〜C5は所期の動作を並行して行うように
している。
【0021】次に、本発明方法を具体化したフィルム貼
付装置100が、ウェファWfにレジストフィルム10
3を所望の形に貼付ける動作について、説明する。フィ
ルムロール101から繰り出すドライフィルムFは、そ
の幅d0がウェファWfの直径より若干大きめか同等の
ものである。
【0022】繰り出したドライフィルムFは両図の右か
ら左へ間歇的に移動し、ドライフィルムFのカバーフィ
ルム104を剥離ローラ105で剥ぎ取り、レジストフ
ィルム103を露出させる。切れ目形成ユニットC1の
ところで、レジストフィルム103にアーム108を1
周させて円板カッタ109により図1に点線で示す直径
d1の円形の切れ目を設ける。この切れ目形成の間、ド
ライフィルムFは間歇移動を停止している。
【0023】この切れ目はベースフィルム102を僅か
に切っても良いが、全厚さに亘って切るものではなく、
レジストフィルム103の全厚さについて切れば十分で
ある。カッタ109はウェファWfに当たらないから刃
こぼれを起こさず、カッタ交換に心配はしなくてよい。
また、レジストフィルム103やウェファWfを変質さ
せる心配はいらない。
【0024】次の間歇移動で、ドライフィルムFの切れ
目を形成した領域はミシン目形成ユニットC3のところ
まで行く。この移動の間に余剰レジストフィルム剥離ユ
ニットC2において、切れ目の外側のレジストフィルム
103を粘着テープ115で除去する。除去の際、切れ
目の内部のレジストフィルム103も除去しないよう
に、粘着テープ115が切れ目の外側のレジストフィル
ム103の先行する箇所に貼り付いたら、剥離ローラ1
17を若干下降させ、ドライフィルムFの左行に併せて
切れ目の外側のレジストフィルム103を剥離して回収
ロール118の巻き取る。
【0025】ミシン目形成ユニットC3において、露出
したベースフィルム102にミシン目カッタ122によ
って図1に点線で示す直径d2のミシン目を直径d1の
切れ目と同芯に形成する。直径d2は、直径d1より若
干大きくしている。このミシン目形成が完了するまで
に、ウェファWfを吸着載置台125の所望位置に設置
し、ガイドレール126でドライフィルムFにおける円
形のレジストフィルム103が間歇移動してくるその下
に位置せしめておく。
【0026】間歇移動で円形のレジストフィルム103
がフィルム貼付ユニットC4で待機しているウェファW
fの上に位置したら、加熱圧着ローラ127が左方に移
動し、円形レジストフィルム103をウェファWfの上
面に熱圧着させる。加熱圧着ローラ127を右方に復帰
させる際、再度熱圧着をして、確実性をもたせても良
い。図1において、ドライフィルムFに形成した切れ目
やミシン目に対しウェファWfを図1において一点鎖線
で示した。
【0027】ベースフィルム切断ユニットC5における
受台131は、続く間歇移動でウェファWfが移動して
くる下に待機している。
【0028】ドライフィルムFはウェファWfをレジス
トフィルム103の粘着性で保持したまま、ベースフィ
ルム切断ユニットC5へ間歇移動する。ここで、保持ロ
ール130がドライフィルムFの上流側を上下から挟
み、直径d4のフィルム押え133が下降し、受台13
1とでミシン目の内部のベースフィルム102とウェフ
ァWfを挟み込む。その後、切断ロール134が図2に
示すように上昇し、併せて調整ロール135が右に移動
し、点線で示すように、ベースフィルム102を持ち上
げることで、ミシン目のところで、ベースフィルム10
2は切断させる。つまり、ベースフィルム102をフィ
ルム押え133がミシン目のところでプレスで打ち抜い
た形でウェファWf上に残る。
【0029】ミシン目に沿ってベースフィルム102を
切断した後、切断ロール134は下降し調整ロール13
5は左方に移動し、ドライフィルムFに適宜な張力を与
える。そして、フィルム押え133を上昇させ、図1に
一点鎖線で示すように、円形にレジストフィルム103
とその上にベースフィルム102を同芯状に貼り付けた
ウェファWfを受台131でドライフィルムFの下から
取り出して、露光工程などの次工程にそのまま回す。従
って、ウェファWfに対するレジストフィルム103や
ベースフィルム102の後始末は不要である。また、吸
着載置台125も実線で示す位置に戻って、次のウェフ
ァに対するフィルム貼り付けの準備をする。
【0030】ミシン目の内部を切断し無用になったベー
スフィルム102は巻取ロール140に回収する。
【0031】前述の直線カッタ111であるが、間歇移
動の停止中にレジストフィルム103を幅方向に切断す
ることで、余剰レジストフィルム剥離ユニットC2にお
いてウェファWf1枚毎に切れ目の外側の余剰部分を除
去できる。ドライフィルムFの幅d0がミシン目の直径
d2ぎりぎりであるような場合、切れ目からフィルム端
部までの長さは僅かで外側の余剰部分除去の際にこの部
分で千切れると、除去が上手く進まないので、レジスト
フィルム103を幅方向に切断して無理な引張力が掛ら
ないようにし、除去を確実にする。
【0032】以上説明した実施形態に係らず、以下の形
態で実施しても良い。図1においては、切れ目形成用の
円板カッタ109やミシン目形成用のカッタ122はそ
れぞれアーム108や121で1回転させているが、各
アームは切れ目やミシン目の直径以上の長さとして、円
周上の両側に各カッタを設置し、アームが半回転したと
ころで、1周に亘る切れ目やミシン目を形成するように
したものや、直径d1、d2の円筒の端部に刃を設けた
カッタを用いても構わない。
【0033】上記実施形態では、ウェファWfをフィル
ム貼付対象物としているので、レジストフィルム103
に設ける切れ目の直径d1はウェファWfより小さくし
ているが、ウェファでなければ、フィルム貼付対象物と
しての基板と同じ輪郭に切れ目を形成しても構わない。
その場合、ドライフィルムとしては、ベースフィルムの
幅が基板のフィルムを貼り付ける主面の輪郭より大きい
ものとし、その面全体にレジストフィルムを設けたもの
を用いれば良い。
【0034】また、ミシン目の直径d2は切れ目の直径
d1よりも大きい方が形成し易いが、同一寸法であって
も構わない。加熱圧着ローラ127に代えて、ホットプ
レートで垂直方向に加圧し、熱圧着しても良い。切れ目
形成ユニットC1やミシン目形成ユニットC2では切れ
目やミシン目形成の際に発生した切削屑が基板に付着し
ないようにするために、空気流発生手段で切削屑を流下
させても良い。フィルム貼付ユニットC4は減圧用ハウ
ジングで包囲し、減圧貼り合わせをしても良い。
【0035】ウェファWfの搬送処理のために、吸着載
置台125や受台131を用いたが、これらは適宜な手
段で代用できる。
【0036】フィルム貼付ユニットC4からベースフィ
ルム切断ユニットC5へのウェファWfの搬送に吸着機
能を備えたロボットハンドなどを利用してもよい。即
ち、保持ロール130の間を掻い潜りフィルム貼付ユニ
ットC4とベースフィルム切断ユニットC5の間を往復
できハンド部分に静電吸着か吸引吸着手段を有するロボ
ットハンドを用意し、貼付ユニットC4においてフィル
ム貼り付けを終了したウェファWfをベースフィルム1
02を介して吸着させ、ベースフィルム102の間歇移
動に併せてベースフィルム切断ユニットC5に移動させ
れば良い。
【0037】基板としては、方形角型の基板でも良い。
その場合、カッタ109、122は、直線状に移動させ
る。各カッタ109、122は基板の各辺に沿って設け
る切れ目やミシン目の位置に並置させた1対のカッタを
用意し、ドライフィルムFの幅方向や長手方向にそれぞ
れ1回づつ移動させ、切れ目やミシン目を井形に形成す
るようにすれば、処理時間を低減できる。また、フィル
ム押え133も方形角型のものとすればよい。基板とし
ては半導体に限らずプリント基板など如何なるものでも
良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法によれ
ば、頻繁に切断手段の交換をすることなく基板の主面に
粘着性のフィルムを該基板の主面の輪郭と同等かそれよ
りも若干小さい輪郭で貼り付けることができる。また、
本発明によればフィルムや基板を変質することなく基板
の主面に粘着性のフィルムを貼り付けることができる。
さらに本発明によれば、後始末の工程を必要とすること
なく基板の主面に粘着性のフィルムを貼り付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を具体化したフィルム貼付装置の上
面図である。
【図2】図1に示したフィルム貼付装置の概略側面図で
ある。
【図3】ミシン目カッタ及び切れ目カッタの例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
Wf…ウェファ F…ドライフィルム 102…ベースフィルム 103…レジストフィルム 104…カバーフィルム 109……円板カッタ 117…剥離ローラ 122…ミシン目カッタ 127…加熱加圧ローラ 133…フィルム押え
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 英明 山口県下松市東豊井794番地 日立テクノ エンジニアリング株式会社笠戸事業所内 (72)発明者 斉藤 聡 茨城県竜ヶ崎市向陽台五丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 Fターム(参考) 4J040 EL051 MA10 MB03 MB05 MB13 NA20 PB05 PB08 PB15 PB16 PB17 PB21 PB22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の一主面に粘着性のフィルムを該基板
    の一主面の輪郭と同等かそれよりも若干小さい輪郭で貼
    り付けるフィルム貼付方法において、 該基板の一主面の輪郭よりも大きいか同等の寸法を持つ
    ベースフィルムの一面全体に設けてある該粘着性のフィ
    ルムに、該基板の一主面の輪郭と同等かそれよりも若干
    小さい輪郭で該ベースフィルムの一面に達する切れ目を
    設け、該切れ目の外側に位置した該粘着性のフィルムを
    除去し、該切れ目の内側に位置する該ベースフィルム上
    の該粘着性のフィルムを該基板の一主面の所望位置に貼
    り付けることを特徴とするフィルム貼付方法。
  2. 【請求項2】上記請求項1に記載のフィルム貼付方法に
    おいて、該切れ目の外側に位置した該粘着性のフィルム
    を剥離し、該ベースフィルムに該粘着性のフィルムに設
    けた切れ目の輪郭よりも大きく該基板の一主面の輪郭よ
    りも小さい輪郭のミシン目を設けてから、該切れ目の内
    側に位置する該ベースフィルム上の該粘着性のフィルム
    を該基板の所望位置に貼り付けることを特徴とするフィ
    ルム貼付方法。
  3. 【請求項3】上記請求項2に記載のフィルム貼付方法に
    おいて、該切れ目の内側に位置する該ベースフィルム上
    の該粘着性のフィルムを該基板の一主面の所望位置に貼
    り付けてから、該ベースフィルムに設けたミシン目に沿
    って該ベースフィルムを切断して該基板上に該ミシン目
    の内側に位置したベースフィルムを貼り付けたまま残す
    ことを特徴とするフィルム貼付方法。
  4. 【請求項4】上記請求項1に記載のフィルム貼付方法に
    おいて、該基板は適宜間隔をもって搬送される円形の基
    板であり、該粘着性のフィルムはベースフィルムととも
    にフィルムロールから繰り出しカバーフィルムを剥離し
    たレジストのフィルムであり、該基板の一主面の所望位
    置への該粘着性のフィルムの貼り付けをラミネーション
    ロールまたはラミネーションプレートにより加熱加圧し
    減圧下で行うことを特徴とするフィルム貼付方法。
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