JP2002294053A - 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性ポリエステル樹脂組成物Info
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Abstract
リエステル樹脂組成物を提供する。 【解決手段】(a)テレフタル酸またはそのエステル形
成誘導体80〜99.5モル%、及び(b)ダイマー酸
またはそのエステル形成誘導体0.5〜20モル%を酸
成分とし、(c)1,4−ブタンジオール40〜90w
t%に対し、(d)平均分子量が400〜3000のポ
リテトラメチレングリコールを10〜60wt%含む熱
可塑性共重合ポリエステル樹脂100重量部に対し、カ
ルボジイミド化合物0.1〜5重量部含有することを特
徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂組成物。
Description
低温における優れた靭性を有する熱可塑性ポリエステル
樹脂組成物に関するものである。本発明の熱可塑性ポリ
エステル樹脂組成物は、自動車部品、電気電子部品、工
業部品などに用いられる。
する熱可塑性ポリエステル樹脂は、成形性、機械的性
質、電気的性質のすぐれた成形材料として、機械部品、
電気電子部品、自動車部品等幅広く使用されている。一
方、これらの応用分野において特に自動車部品等では、
低温における靭性、耐加水分解性の向上が要求されてい
る。
えば、特表昭59−500373号公報や特開平5−2
09117号公報にはエポキシ化合物等で樹脂末端のカ
ルボキシル基を封鎖する方法が報告されている。しか
し、この方法では、架橋反応が起こり粘度が高くなり、
実用に適さない。
性及び耐加水分解性に優れた熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物を提供するものである。
フタル酸またはそのエステル形成誘導体80〜99.5
モル%、及び(b)ダイマー酸またはそのエステル形成
誘導体0.5〜20モル%を酸成分とし、(c)1,4
−ブタンジオール40〜90wt%に対し、(d)平均
分子量が400〜3000のポリテトラメチレングリコ
ールを10〜60wt%含む熱可塑性共重合ポリエステ
ル樹脂100重量部に対し、カルボジイミド化合物0.
1〜5重量部含有することを特徴とする熱可塑性ポリエ
ステル樹脂組成物によって達成される。
ポリエステル樹脂は、酸成分としてはテレフタル酸及び
ダイマー酸、ジオール成分として1,4−ブタンジオー
ル及びポリテトラメチレングリコールからなる。
であることが肝要であり、好ましくは1〜15モル%で
あり、さらに好ましくは3〜12モル%である。特にダ
イマー酸の含有量が3〜12モル%であれば成形性が好
ましい。
張強度が著しく低下する。一方、酸成分中ダイマー酸が
0.5モル%未満になると流動性が低下し成形性が悪く
なる。
テル樹脂の酸成分の1つであるダイマー酸の原料は、炭
素数18の不飽和脂肪酸又はその低級アルキルエステ
ル、例えば、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エ
ライジン酸等である。これらをモンモリロナイト等の粘
土触媒によって重合し、炭素数36のダイマー酸以外に
炭素数54のトリマー酸、炭素数18のモノマー酸の混
合物が得られる。この混合物を、真空蒸留、分子蒸留及
び水素添加反応により本発明に使用するダイマー酸が得
られる。
脂環族単環及び脂環族多環のそれぞれの構造を有する混
合物である。ダイマー酸の原料であるリノール酸の成分
が多い場合には、鎖状構造が減少し環状構造が増加す
る。
テル樹脂の酸成分の1つであるダイマー酸の好ましい具
体例としては、ユニケマ社製のPRIPOL 100
8、PRIPOL 1009、更にはPRIPOL 1
008のエステル形成誘導体としてユニケマ社製のPR
IPLAST 3008、PRIPOL 1009のエ
ステル形成誘導体としてPRIPLAST 1899が
あげられる。
外に少量の酸成分を混用しても良い。利用可能な酸成分
としては、例えばイソフタル酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、それらのエステル形成誘導体等があげられ
る。
リエステル樹脂のジオール成分は、1,4−ブタンジオ
ール及びポリテトラメチレングリコールであることが肝
要である。
子量が400〜3000であることが肝要である。平均
分子量が400未満の場合、引張伸度が小さく、引張強
度が低くなる。一方平均分子量が3000より大きい場
合、ポリエステル中に共重合されにくくなり、単なるブ
レンドとなり物性が低下する。特に分子量が600〜1
200のポリテトラメチレングリコールを用いると重合
時間、反応性の点で好ましい。
塑性共重合ポリエステル樹脂のジオール成分中10〜6
0wt%であることが肝要である。好ましくは10〜5
0wt%である。
ル成分の10wt%未満では低温での靭性が不良であ
り、一方60wt%より多いものでは荷重たわみ温度が
低い。特にポリテトラメチレングリコールの含有量が1
0〜50wt%の時、押し出し後ペレット加工時のカッ
トが容易であり好ましい。
るには、テレフタル酸またはエステル形成誘導体、1,
4−ブタンジオール、ポリテトラメチレングリコールを
同時に又は段階的に直接エステル化するか、あるいはエ
ステル交換反応させた後、ダイマー酸を加え重合する方
法を採用することが出来る。酸成分がすべてエステル形
成誘導体であれば同時に投入することも可能である。こ
れらの重合あるいはエステル交換反応の際に、公知の触
媒を使用することができる。特にテトラブトキシチタネ
ートに代表されるチタネート触媒が好ましく用いられ
る。
は、分子内に(―N=C=N―)で表される官能基を有
する化合物であり、好ましい具体例として日清紡(株)
製のカルボジライトHMV−8CAがあげられる。
ポリエステル樹脂100重量部に対し0.1〜5重量部
添加する事が肝要である。カルボジイミド化合物の添加
量が0.1重量部未満の場合、十分な耐加水分解性が得
られない。5重量部を超えると混練工程もしくは、成形
時に溶融粘度が著しく上昇し、樹脂組成物を取り出すこ
とができない。特に添加量が0.3〜3重量部では機械
物性と成形加工性のバランスに優れるので好ましい。
共重合ポリエステルにカルボジイミド化合物を配合した
ものである。配合の方法は従来公知のものが利用できる
が、例えば、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂のチップ
とカルボジイミド化合物の粉末を混合する方法が利用で
きる。所謂「ドライブレンド」と言われる方法である。
融し、これにカルボジイミド化合物を加えて再度チップ
化する、所謂「混練」方法が利用できる。混練の際には
カルボジイミド化合物が均一に分散するように、例え
ば、同方向回転2軸混練押出機を用いる事が好ましい。
なわない程度の通常の添加剤を加える事ができる。具体
的な添加剤の種類としては、次ぎのものが挙げられる。
例えば酸化防止剤、熱安定剤(例えばヒンダードフェノ
ール、ヒドロキノン、チオエーテル、ホスファイト類及
びこれらの置換体及びその組み合わせ)、紫外線吸収剤
(例えばレゾルシノール、サリシレート、ベンゾトリア
ゾール、ベンゾフェノン類等)、結晶核剤(例えばカオ
リン、タルク等)、潤剤及び離型剤(例えばモンタン酸
及びその塩、ステアリルアルコール、ステアリルアミ
ド、シリコン樹脂等)、染料(例えばニトロシン等)及
び顔料(例えば、カーボンブラック、硫化カドミウム、
フタロシアニン等)を含む着色剤、添加剤添着液(例え
ばシリコンオイル等)等を1種類以上添加することがで
きる。
物は耐加水分解性及び低温における優れた靭性を有し、
自動車部品、電気電子部品、工業部品等の用途に使用で
きる。
て行った。 引張伸度:ASTM D638 引張強度:ASTM D638 曲げ弾性率:ASTM D790 溶融粘度:フローテスター法(JIS K 721
0)、温度250℃で測定した。 荷重たわみ温度:ASTM D648 耐加水分解性:JIS1号試験片をタバイエスペックス
(株)製の高度加速寿命試験器 TPC−212Mを用
い100%加圧下120℃、24時間試験を行い自然冷
却後得られた試験片を用いて物性を上記の方法で測定し
た。
5重量部、1,4−ブタンジオール29.11重量部及
びエステル交換触媒として0.012重量部のテトラブ
トキシチタネートを加え150℃に加熱し、平均分子量
1000のポリテトラメチレングリコール(保土ヶ谷化
学(株)製 PTG1000SN)を12.77重量部
加え210℃にし、生成するメタノールを理論量の95
%以上留出させた。ついで19.97重量部のダイマー
酸(ユニケマ社製 PRIPOL1009)、エステル
化触媒として0.012重量部のテトラブトキシチタネ
ートを加え1時間230℃にて常圧反応をさせた。撹拌
機付き重合容器に移し、重合触媒として0.08重量部
テトラブトキシチタネートを加え、250℃へ昇温と同
時に2.67kPaまで徐々に減圧させ、更に26.7
から65.5Paの真空下で3.5時間反応を行い、相
対粘度2.32の熱可塑性共重合ポリエステル樹脂を得
た。
aの真空下、5時間乾燥させた。この熱可塑性共重合ポ
リエステル樹脂100重量部に対してカルボジイミド化
合物(日清紡(株)製 カルボジライト HMV−8C
A)を表1に示す量を配合し、予備混合後スクリュー径
30mmの同方向回転2軸混練押出機で溶融混練し、ペ
レットを得た。減圧乾燥したペレットをJIS1号金型
を用いて射出成形を行い試験片を得て、物性試験に供し
た。結果を表1にあわせて示す。但し、比較例9では粘
度が高く成形は出来なかった。
て実施例2〜8、比較例1〜6を行った。更に溶融粘度
を測定したところ、実施例2では184Pa・sであっ
た。一方比較例1では652Pa・sであった。結果を
表1に示す。
低温靭性、耐加水分解性を有する樹脂組成物が得られ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)テレフタル酸またはそのエステル形
成誘導体80〜99.5モル%、及び(b)ダイマー酸
またはそのエステル形成誘導体0.5〜20モル%を酸
成分とし、ジオール成分として(c)1,4−ブタンジ
オール40〜90wt%及び、(d)平均分子量が40
0〜3000のポリテトラメチレングリコール10〜6
0wt%を共重合して得られる熱可塑性共重合ポリエス
テル樹脂100重量部に対し、カルボジイミド化合物
0.1〜5重量部配合されていることを特徴とする熱可
塑性ポリエステル樹脂組成物。
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