JP2002292147A - ゲームシステム - Google Patents

ゲームシステム

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JP2002292147A
JP2002292147A JP2001096831A JP2001096831A JP2002292147A JP 2002292147 A JP2002292147 A JP 2002292147A JP 2001096831 A JP2001096831 A JP 2001096831A JP 2001096831 A JP2001096831 A JP 2001096831A JP 2002292147 A JP2002292147 A JP 2002292147A
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Hiroki Nakazawa
宏樹 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線を用い、変化に富んだゲーム展開を実
行可能なゲームシステムを提供する。 【解決手段】ICカード5をICカード公衆電話機8に
セットして、システム管理センタ13に設置された管理
装置14に接続する。管理装置14は、接続されたIC
カード公衆電話8に対応するデータをICカード公衆電
話機8に送信し、ICカード5にそのデータが書き込ま
れる。ICカード5に書き込まれたデータを読み取り書
き込み装置6を介してゲーム機3に読み込み、ゲームを
実行する。 【効果】ゲームプレイヤがどのICカード公衆電話機8
でICカード5にデータを書き込んだかによって、異な
るゲーム展開を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いた
ゲームシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の革新的進歩に伴い、通
信回線を用いた種々のゲームシステムが提案されてい
る。この種のゲームシステムは、例えばテレビに接続し
てゲームを実行可能な家庭用のゲーム機に適用される。
通信回線には電話回線などが用いられ、例えばゲーム機
を電話回線を介して管理装置に接続することにより、管
理装置に蓄積されたデータを読み出して、多種多様なゲ
ームを実行できるもの(特開平10−276280号)
や、電話回線を介して管理装置に接続された複数のゲー
ム機間でいわゆる対戦ゲームを実行できるもの(特開平
7−323159号)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、ゲーム展開に一
層変化があり、面白みのあるゲームシステムが望まれて
いた。本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、
通信回線を用い、変化に富んだゲーム展開を実行可能な
ゲームシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、所定のゲー
ム環境で動作するゲーム機のためのシステムであって、
ゲームを行うために必要であって、予め定める特定情報
が記憶されている記憶媒体と、上記記憶媒体に記憶され
ている特定情報を読み取ることができ、特定情報に基づ
いて記憶媒体が利用可能と判断された場合に、上記記憶
媒体に情報を書き込むことのできる複数台のリーダライ
タ装置と、上記複数台のリーダライタ装置と通信可能で
あり、あるリーダライタ装置において記憶媒体が利用可
能と判断された場合に、記憶媒体に対して書き込むべき
そのリーダライタ装置に特有の情報を、そのリーダライ
タ装置へ与える情報管理装置とを含むことを特徴とする
ゲームシステムである。
【0005】この構成によれば、複数台のリーダライタ
装置で、そのリーダライタ装置に特有の情報を記録媒体
に書き込むことができるので、プレイヤがどのリーダラ
イタ装置で記録媒体に情報を書き込んだかによって、異
なるゲーム展開を実行することができる。したがって、
変化に富んだゲーム展開を実行することができる。請求
項2記載の発明は、上記複数台のリーダライタ装置は、
互いに異なる場所に設置されていることを特徴とする請
求項1記載のゲームシステムである。
【0006】この構成によれば、異なる場所に設置され
た複数台のリーダライタ装置で、そのリーダライタ装置
に特有の情報を記録媒体に書き込むことができる。した
がって、当該ゲームシステムを、例えばモンスターを集
めるゲームようなコレクション性を有する内容のゲーム
に適用すれば、プレイヤは、複数台のリーダライタ装置
においてモンスターを集めることができるので、面白さ
を増すことができる。また、当該ゲームシステムを、例
えば謎を解明しストーリーを解くいわゆるRPG(ロー
ルプレイングゲーム)に適用すれば、プレイヤは、複数
台のリーダライタ装置において謎を解くためのキーワー
ドを得ることができるので、面白さを増すことができ
る。
【0007】請求項3記載の発明は、上記複数台のリー
ダライタ装置には、それぞれプレイヤに対して報知を行
うための報知手段が備えられており、上記記憶媒体が利
用可能と判断された場合に、上記情報管理装置は、記憶
媒体に対して書き込むべき特有の情報に加えて、または
その特有の情報に代えて、プレイヤに対して報知すべき
そのリーダライタ装置に特有の情報を、そのリーダライ
タ装置へ与えることを特徴とする請求項1または2記載
のゲームシステムである。
【0008】この構成によれば、報知手段により報知さ
れるそのリーダライタ装置に特有の情報を記憶したプレ
イヤは、その情報に応じた操作を行うことができる。し
たがって、より変化に富んだゲーム展開を実行すること
ができる。請求項4記載の発明は、プレイヤが入手した
上記リーダライタ装置に特有の情報の増加に伴い、ゲー
ムが進行するものであることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載のゲームシステムである。
【0009】この構成によれば、ゲームプレイヤは、ゲ
ームを進行させるために、より多くのリーダライタ装置
で記録媒体に情報を書き込むこととなる。したがって、
より変化に富んだゲーム展開を実行することができる。
請求項5記載の発明は、上記記憶媒体に記憶されている
情報を読み取るための読み取り装置をさらに含み、上記
読み取り装置により読み取られた情報を付加してゲーム
を行うものであることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載のゲームシステムである。
【0010】この構成によれば、記録媒体に書き込まれ
た情報を読み取り装置で読み取り、この情報を付加して
ゲームを行うことができる。したがって、例えばRPG
のゲームにおいて、あるキーワードが要求されている場
合に、わざわざキーボードなどを用いてそのキーワード
を入力しなくても、記録媒体に書き込まれたキーワード
の情報を読み取り装置で読み取り、このキーワードを付
加してゲームを行うことができる。
【0011】請求項6記載の発明は、上記リーダライタ
装置は、ICカード公衆電話機であることを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載のゲームシステムであ
る。この構成によれば、リードライタ装置としてICカ
ード公衆電話機を用いて、上記効果を奏するゲームシス
テムを提供することができる。請求項7記載の発明は、
ゲームに利用されるシステムであって、複数台のリーダ
ライタ装置と、上記複数台のリーダライタ装置に通信可
能に接続された情報管理装置とを含み、上記情報管理装
置から各リーダライタ装置に対してそのリーダライタ装
置に特有の情報が与えられ、各リーダライタ装置から得
られる特有の情報を利用してゲームを行うことを特徴と
するゲームシステムである。
【0012】この構成によれば、複数台のリーダライタ
装置で、そのリーダライタ装置に特有の情報を得ること
ができるので、プレイヤがどのリーダライタ装置で情報
を得たかによって、異なるゲーム展開を実行することが
できる。したがって、特に記録媒体を用いないゲームシ
ステムにおいて、変化に富んだゲーム展開を実行するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発
明の実施形態について具体的に説明する。図1は、本発
明の第1の実施形態にかかるゲームシステム1の構成を
示すブロック図である。このゲームシステム1は、例え
ばテレビ2に接続してゲームを実行可能な家庭用のゲー
ム機3に、データを蓄積可能なICチップを内蔵したI
Cカード(記憶媒体)5を適用するものである。
【0014】ゲーム機3には読み取り書き込み装置6が
接続されている。読み取り書き込み装置6は、そのカー
ド挿入口7に挿入されたICカード5に蓄積されたデー
タを読み取ることができる。ゲーム機3は、読み取り書
き込み装置6により読み取られたデータを読み込んで、
そのデータに基づいたゲームを実行することができる。
読み取り書き込み装置6は、カード挿入口7に挿入され
たICカード5に、新たなデータを書き込むことも可能
である。
【0015】ICカード5は、ICカード公衆電話機
(リーダライタ装置)8に使用可能なものである。IC
カード公衆電話機8は、ICカード5に蓄積されたデー
タを非接触で読み取ったり、ICカード5に新たなデー
タを書き込んだりすることができるものであって、IC
カード5をセットするためのカードポケット9、電話を
かけるときや文字などを入力するときに押操作されるプ
ッシュボタン10、電話をかけている相手先の電話番号
やその他各種の情報を表示するための表示部11、電話
をかけているときに相手方と対話をするために用いられ
る受話器(報知手段)12などを備えている。
【0016】プレイヤは、カードポケット9にICカー
ド5をセットした状態で、ICカード公衆電話機8から
システム管理センタ13に電話をかけることにより、当
該ICカード公衆電話機8と、システム管理センタ13
に設置された管理装置14とを接続することができる。
ICカード公衆電話機8は、ICカード5をカードポケ
ット9にセットすることにより、ICカード5に記憶さ
れているシステム管理センタ13の電話番号を読み取
り、プレイヤがダイヤルすることなく自動的に電話をか
けることができるようにしてもよい。
【0017】管理装置14は、ICカード5毎の情報を
管理しており、ICカード5に記憶されている例えば識
別コードを読み取って、蓄積された識別コードと照らし
合わせることにより、そのICカード5が利用可能なも
のか否かを判断する。管理装置14には、各ICカード
公衆電話機8のIDナンバー毎に区分してデータが蓄積
されている。ICカード5が利用可能と判断された場
合、接続されたICカード公衆電話機8のIDナンバー
を認識して、そのIDナンバーに対応するデータを読み
出し、当該ICカード公衆電話機8に与えることができ
るようになっている。
【0018】本実施形態では、異なる場所に設置された
複数のICカード公衆電話機8で異なる情報を得ること
ができる。したがって、当該ゲームシステム1を、例え
ばモンスターを集めるゲームようなコレクション性を有
する内容のゲームに適用すれば、プレイヤは、複数のI
Cカード公衆電話機8においてモンスターを集めること
ができるので、面白さを増すことができる。また、当該
ゲームシステム1を、例えば謎を解明しストーリーを解
くいわゆるRPG(ロールプレイングゲーム)に適用す
れば、プレイヤは、複数のICカード公衆電話機8にお
いて謎を解くためのキーワードを得ることができるの
で、面白さを増すことができる。
【0019】管理装置14には、例えばIDナンバーが
「1」のICカード公衆電話機8に対応して、ICカー
ド5に書き込むべき書き込みデータ15Aが蓄積されて
おり、IDナンバーが「2」のICカード公衆電話器8
に対応して、受話器12から出力すべき音声のデータ1
6Aが蓄積されている。また、IDナンバーが「3」の
ICカード公衆電話器8に対応して、ICカード5に書
き込むべき書き込みデータ15Bと、受話器12から出
力すべき音声のデータ16Bとが蓄積されている。
【0020】プレイヤは、IDナンバーが「1」のIC
カード公衆電話機8からシステム管理センタ13に接続
することにより、ICカード5に書き込みデータ15A
を書き込ませることができる。この書き込みデータ15
Aが書き込まれたICカード5を読み取り書き込み装置
6のカード挿入口7に挿入することにより、その書き込
みデータ15Aが読み取り書き込み装置6に読み取られ
る。読み取り書き込み装置6により読み取られた書き込
みデータ15Aは、ゲーム機3により読み込まれ、その
書き込みデータ15Aに基づくゲームが実行される。
【0021】プレイヤは、IDナンバーが「2」のIC
カード公衆電話機8からシステム管理センタ13に接続
することにより、音声データ16Aにかかる音声情報を
受話器12を介して得ることができる。プレイヤは、こ
の音声データ16Aにかかる音声情報を記憶して、ゲー
ムにおいて音声情報に応じた操作を行うことができる。
プレイヤは、IDナンバーが「3」のICカード公衆電
話機8からシステム管理センタ13に接続することによ
り、ICカード5に書き込みデータ15Bを書き込ませ
ると共に、音声データ16Bにかかる音声情報を受話器
12を介して得ることができる。この書き込みデータ1
5Bが書き込まれたICカード5を読み取り書き込み装
置6のカード挿入口7に挿入して、その書き込みデータ
15Aをゲーム機3に読み込ませると共に、音声データ
16Bにかかる音声情報に応じた操作を行うことができ
る。
【0022】記憶媒体は、ICカード5に限らず、例え
ば携帯電話機などの携帯端末機であってもよい。ICカ
ード公衆電話機8には、携帯端末機を接続するための接
続部(図示せず)が備えられている。ゲーム機3にも、
ICカード公衆電話8と同様に、携帯通信機を接続する
ための接続部が備えられていれば、ICカード公衆電話
機8に接続した携帯端末機に内蔵されたメモリに書き込
みデータを書き込ませて、その携帯端末機をゲーム機3
に接続することで、ゲーム機3にその書き込みデータを
読み込ませることができる。
【0023】このとき、書き込みデータは、携帯端末機
に内蔵されたメモリに限らず、例えば携帯端末機に装着
されたメモリスティックなどのメモリ装置に書き込まれ
てもよい。この場合、ゲーム機3がメモリスティックを
直接装着可能なものであれば、書き込みデータを容易に
ゲーム機3に読み込むことができる。図2は、ゲームシ
ステム1を用いたゲームの一例を説明するための図であ
る。このゲームの内容は、プレイヤが警察官となって犯
罪を捜査し、最終的に犯人を逮捕するというものであ
る。
【0024】プレイヤは、警察手帳を模したICカード
5を複数のICカード公衆電話機8A、8B、8C、8
Dのカードポケット9にセットして、上述のように各I
C公衆電話機8A〜8Dと管理装置14とを接続するこ
とにより、「証拠品」としての書き込みデータをICカ
ード5に書き込んだり、「証言」としての音声データに
かかる音声情報を受話器12を介して得たりすることが
できる。ICカード公衆電話機8A〜8Dは、複数の場
所に設置されているので、プレイヤは各ICカード公衆
電話機8A〜8DでICカード5にデータを書き込んだ
り、音声情報を得ることにより、いわゆる「捜査活動」
の擬似体験を味わうことができる。
【0025】ICカード公衆電話機8Aでは、証拠品A
の書き込みデータをICカード5に書き込むことができ
る。ICカード公衆電話機8Bでは、証言Bの音声情報
を受話器12を介して得ることができる。ICカード公
衆電話機8Cでは、証拠品Cの書き込みデータをICカ
ード5に書き込むことができると共に、証言Dの音声情
報を受話器12を介して得ることができる。ICカード
公衆電話機8Dでは、証言Eの音声情報を受話器12を
介して得ることができる。
【0026】証拠品Aは、例えば犯人が凶器に使用した
「ナイフ」などであってもよい。IC公衆電話機8Aで
証拠品Aとしての「ナイフ」の書き込みデータをICカ
ード5に書き込んだプレイヤは、そのICカード5を読
み取り書き込み装置6にセットしてゲームを行うことに
より、ゲームの中で「ナイフ」を犯人逮捕のための証拠
品として用いることができる。証言Bは、例えば被疑者
に「アリバイ」があったという証言などであってもよ
い。ICカード公衆電話機8Bで証言Dとしての「アリ
バイ」の音声情報を受話器12を介して得たプレイヤ
は、その音声情報を記憶してゲームを行うことにより、
ゲームの中でその「アリバイ」のある被疑者を被疑者の
候補から除くことができる。
【0027】このように、ICカード公衆電話機毎に、
異なるデータをICカード5に書き込んだり、異なる音
声情報を得ることができるので、プレイヤがどのICカ
ード公衆電話機でICカード5にデータを書き込んだ
り、音声情報を得たかによって異なるゲーム展開を実行
することができる。したがって、変化に富んだゲーム展
開を実行することができる。特に、プレイヤは、事件解
決を有利にするために、より多くのICカード公衆電話
機でICカード5にデータを書き込んだり、音声情報を
得ることとなるので、より変化に富んだゲーム展開を実
行することができる。
【0028】図3は、本発明の第2の実施形態にかかる
ゲームシステム1Bの構成を示すブロック図である。た
だし、第1の実施形態と同様の箇所については、図に同
一符号を付して、その説明を省略する。このゲームシス
テム1Bは、例えば携帯型のゲーム機21に適用され
る。ゲーム機21には、赤外線を送受信可能な赤外線通
信部22を備えた赤外線通信装置23を装着することが
できる。ICカード公衆電話機8にも、赤外線通信部2
4が備えられており、プレイヤは、ゲーム機21に装着
された赤外線通信装置23の赤外線通信部22を、IC
カード公衆電話機8の赤外線通信部24から所定距離範
囲内(例えば前方1m以内)に近づけることにより、I
Cカード公衆電話機8とゲーム機21との間で赤外線通
信を行うことができる。
【0029】プレイヤは、ICカード公衆電話機8の赤
外線通信部24に、ゲーム機21に装着された赤外線通
信装置23の赤外線通信部22を近づけた状態で、シス
テム管理センタ13に電話をかけることにより、当該I
Cカード公衆電話機8と、システム管理センタ13に設
置された管理装置14とを接続することができる。ID
ナンバーが「1」や「3」のICカード公衆電話機8か
ら管理装置14に接続した場合には、ICカード公衆電
話機8の赤外線通信部24から送信される赤外線が赤外
線通信装置23の赤外線通信部22に受信されることに
より、例えばゲーム機21にセットされたゲームカセッ
ト25に内蔵されたメモリ26に書き込みデータ15
A、15Bが書き込まれる。ゲーム機21によりゲーム
カセット25から書き込みデータ15A、15Bが読み
込まれ、その書き込みデータ15A、15Bに基づくゲ
ームが実行される。赤外線通信を用いるので、ICカー
ド公衆電話機8からゲーム機21に赤外線を介して容易
にデータを読み込むことができる。
【0030】音声データ16A、16Bにかかる音声情
報は、第1の実施形態と同様に、受話器12を介してプ
レイヤに与えられる。本実施形態では、管理装置14に
は、書き込みデータ15A、15Bや音声データ16
A、16Bの他に、例えばIDナンバーが「4」のIC
カード公衆電話機8に対応して、ゲーム機21の表示画
面27に表示すべき表示データ28が蓄積されており、
IDナンバーが「5」のICカード公衆電話機8に対応
して、ゲーム機21を振動させるべき体感データ29が
蓄積されている。
【0031】プレイヤは、IDナンバーが「4」のIC
カード公衆電話機8からシステム管理センタ14に接続
することにより、表示データ28が赤外線通信装置23
を介してゲーム機21に与えられる。この表示データ2
8にかかる表示内容がゲーム機21の表示画面27に表
示され、この表示内容を記憶したプレイヤは、表示内容
に応じた操作を行うことができる。プレイヤは、IDナ
ンバーが「5」のICカード公衆電話機8からシステム
管理センタ14に接続することにより、体感データ29
が赤外線通信装置23を介してゲーム機21に与えられ
る。この体感データ29に応じて、ゲーム機21に内蔵
されたバイブレータ(図示せず)が振動されることによ
り、ゲーム機21を握るプレイヤの手に振動が与えられ
る。これにより、プレイヤに臨場感を与えることができ
る。
【0032】表示データ28や体感データ29などは、
携帯可能なゲーム機21に限らず、第1の実施形態のよ
うな家庭用のゲーム機3に適用されるゲームシステム1
にも適用可能である。この場合、表示データ28にかか
る表示内容は、テレビ2の画面に表示されるものであっ
てもよい。また、体感データ29に応じて、例えばゲー
ム機3に接続されたコントローラ(図示せず)に内蔵さ
れたバイブレータを振動させることにより、コントロー
ラを握るプレイヤの手に振動を与えるようなものであっ
てもよい。
【0033】本実施形態では、第1の実施形態のように
カードポケット9にICカード5をセットする手間を省
くことができる。ただし、赤外線通信を用いずに、ゲー
ム機21自体をICカード公衆電話機8に直接接続する
ような構成であってもよい。また、赤外線通信部を備え
た携帯端末機を用いて、携帯端末機のメモリに書き込み
データ15A、15Bなどのデータを書き込むような構
成であってもよい。この場合、携帯端末機をゲーム機3
に接続することによりデータがゲーム機3に読み込まれ
るようになっていてもよいし、ゲーム機3にも赤外線通
信部が備えられていて、携帯端末機のメモリに書き込ま
れたデータが、赤外線通信部を介してゲーム機3に読み
込まれるようなものであってもよい。
【0034】本発明は、以上の実施形態の内容に限定さ
れるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の
変更が可能である。例えば、ゲーム機は、家庭用のゲー
ム機3や携帯型のゲーム機21に限らず、例えばパーソ
ナルコンピュータなどであってもよい。ゲームシステム
は、ICカード公衆電話機8を用いるものに限らず、例
えばシステム管理センタ13の管理装置14に通信回線
を介して接続可能な複数のリーダライタ装置を用いるも
のであってもよい。この場合、通信回線は、公衆電話機
や一般電話機などに適用される有線の電話回線に限ら
ず、例えば無線の通信回線などであってもよい。
【0035】また、ICカード5などの記憶媒体を用い
たゲームシステムに限らず、記録媒体を用いないゲーム
システムであってもよい。例えばテーマパーク内に複数
のICカード公衆電話機8を設置して、このテーマパー
クに入場した人(プレイヤ)が、各ICカード公衆電話
機8から受話器を介して情報を得ることにより、例えば
表面にキャラクタが描かれたキャラクタカードがどこに
あるかを知得して、このカードを入手することができる
ようなゲームシステムであってもよい。この場合、所定
種類のキャラクタカードを集めることで、ゲームの成果
として景品と交換できるようなものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるゲームシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】ゲームシステムを用いたゲームの一例を説明す
るための図である。
【図3】本発明の第2の実施形態にかかるゲームシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1B ゲームシステム 3 ゲーム機 5 ICカード(記憶媒体) 6 読み取り書き込み装置 8 ICカード公衆電話機(リーダライタ装置) 12 受話器(報知手段) 14 管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 AA17 BA04 BA06 BB05 CA02 CB01 CB04 CB08 CC01 CC08 5B035 BB09 BC00 5B058 CA01 KA08 YA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のゲーム環境で動作するゲーム機のた
    めのシステムであって、 ゲームを行うために必要であって、予め定める特定情報
    が記憶されている記憶媒体と、 上記記憶媒体に記憶されている特定情報を読み取ること
    ができ、特定情報に基づいて記憶媒体が利用可能と判断
    された場合に、上記記憶媒体に情報を書き込むことので
    きる複数台のリーダライタ装置と、 上記複数台のリーダライタ装置と通信可能であり、ある
    リーダライタ装置において記憶媒体が利用可能と判断さ
    れた場合に、記憶媒体に対して書き込むべきそのリーダ
    ライタ装置に特有の情報を、そのリーダライタ装置へ与
    える情報管理装置とを含むことを特徴とするゲームシス
    テム。
  2. 【請求項2】上記複数台のリーダライタ装置は、互いに
    異なる場所に設置されていることを特徴とする請求項1
    記載のゲームシステム。
  3. 【請求項3】上記複数台のリーダライタ装置には、それ
    ぞれプレイヤに対して報知を行うための報知手段が備え
    られており、 上記記憶媒体が利用可能と判断された場合に、上記情報
    管理装置は、記憶媒体に対して書き込むべき特有の情報
    に加えて、またはその特有の情報に代えて、プレイヤに
    対して報知すべきそのリーダライタ装置に特有の情報
    を、そのリーダライタ装置へ与えることを特徴とする請
    求項1または2記載のゲームシステム。
  4. 【請求項4】プレイヤが入手した上記リーダライタ装置
    に特有の情報の増加に伴い、ゲームが進行するものであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゲ
    ームシステム。
  5. 【請求項5】上記記憶媒体に記憶されている情報を読み
    取るための読み取り装置をさらに含み、 上記読み取り装置により読み取られた情報を付加してゲ
    ームを行うものであることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のゲームシステム。
  6. 【請求項6】上記リーダライタ装置は、ICカード公衆
    電話機であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のゲームシステム。
  7. 【請求項7】ゲームに利用されるシステムであって、 複数台のリーダライタ装置と、 上記複数台のリーダライタ装置に通信可能に接続された
    情報管理装置とを含み、 上記情報管理装置から各リーダライタ装置に対してその
    リーダライタ装置に特有の情報が与えられ、各リーダラ
    イタ装置から得られる特有の情報を利用してゲームを行
    うことを特徴とするゲームシステム。
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