JP2002291564A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2002291564A
JP2002291564A JP2001104987A JP2001104987A JP2002291564A JP 2002291564 A JP2002291564 A JP 2002291564A JP 2001104987 A JP2001104987 A JP 2001104987A JP 2001104987 A JP2001104987 A JP 2001104987A JP 2002291564 A JP2002291564 A JP 2002291564A
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隆弘 小堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートアレンジの作業の容易化、使い勝手の
向上。 【構成】 背凭シート3をリクライニング装置40によ
り略水平状態まで傾斜調節自在に取付けると共に、背凭
シート3は別途設けた背凭用ロック装置45により通常
着座状態から背凭シート3の上下中間の中間回動中心軸
44中心に屈曲状態へ変位するように構成し、背凭シー
ト3が背凭用ロック装置45により前記中間回動中心軸
44中心に倒れ状態のとき操作規制手段80により前記
リクライニング装置40の操作を規制するように構成し
た車両用シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートに係るも
のである。
【0002】従来、背凭シートを前側に倒してテーブル
のように使用できるようにしたものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、単に、
背凭シートを前倒れさせるだけなので、傾斜角度の調節
ができないという課題がある。また、背凭シートの傾斜
角度を調節するリクライニング装置を利用して前倒れさ
せても、背凭シートの上面(倒す前は後面)は平らにな
らないという別の課題が生じる。そこで、背凭シートを
倒したとき、平らなテーブルとして使用できるようにし
たものである。また、種々のシートアレンジ可能にする
と共に、シートアレンジの際の作業を容易にしたもので
ある。
【0004】
【発明の目的】シートアレンジの作業の容易化、使い勝
手の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、背凭シート3
をリクライニング装置40により傾斜調節自在に構成す
ると共に、背凭シート3は別途設けた背凭用ロック装置
45により通常着座状態から背凭シート3の上下中間の
中間回動中心軸44中心に屈曲状態へ変位するように構
成し、背凭シート3が背凭用ロック装置45により前記
中間回動中心軸44中心に倒れ状態のとき操作規制手段
80により前記リクライニング装置40の操作を規制す
るように構成した車両用シートとしたものである。本発
明は、車体側に設けたスライドレール4の移動側レール
6にベースフレーム8を取付け、該ベースフレーム8に
座席用ロック装置23を介して通常着座状態から起立状
態へ変位するように座席シート2を取付け、前記ベース
フレーム8にはリクライニング装置40を介して背凭シ
ート3を略水平状態まで傾斜調節自在に取付けると共
に、背凭シート3は別途設けた背凭用ロック装置45に
より通常着座状態から背凭シート3の上下中間の中間回
動中心軸44中心に屈曲状態へ変位するように構成し、
背凭シート3が背凭用ロック装置45により前記中間回
動中心軸44中心に倒れ状態のとき操作規制手段80に
より前記リクライニング装置40の操作を規制するよう
に構成した車両用シートとしたものである。本発明は、
車体側に設けたスライドレール4の移動側レール6にベ
ースフレーム8を取付け、該ベースフレーム8側に取付
けたベースブラケット41にリクライニング装置40を
介して中間ブラケット43を取付け、中間ブラケット4
3に背凭用ロック装置45を介して背凭ブラケット46
を取付け、背凭ブラケット46に背凭シート3の背凭骨
格フレーム36を固定し、前記操作規制手段80は、前
記リクライニング装置40の傾斜操作レバー60にピン
形状の操作阻止体83を設け、前記傾斜操作レバー60
のリクライニング回動中心軸42を中心とする前記操作
阻止体83の移動線に対して交差方向に出入りする回動
阻止体84を設け、該記回動阻止体84に前記背凭ブラ
ケット46側に一端を係止した操作伝達部材86の他端
を係止して構成した車両用シートとしたものである。本
発明は、車体側に設けたスライドレール4の移動側レー
ル6にベースフレーム8を取付け、該ベースフレーム8
に座席用ロック装置23を介して通常着座状態から起立
状態へ変位するように座席シート2を取付けた車両用シ
ートとしたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は車両用シート1であり、該車両用シート1は車両進行
方向の前向きと後向きの何れでも着座できるように構成
している。したがって、通常の車両用シート1であれ
ば、座席シート2と背凭シート3により構成するが、本
願の車両用シート1は、前向き車両用シート1のとき座
席シート2と背凭シート3の関係となり、後向きの車両
用シート1では座席シート2と背凭シート3の関係が逆
転することになる。但し、理解を容易にするために、特
に説明がないときは基本的名称および説明並びに方向は
前向き車両用シート1を前提としている。しかして、前
記車両用シート1はスライドレール4を介して車体に前
後移動自在に設ける。スライドレール4の構成は公知で
あり、車体に固定のロワーレール5にアッパーレール6
をスライド自在に嵌合し、図示は省略するがロック装置
により所望位置にて車両用シート1の移動を固定する。
【0007】7は前記アッパーレール6に設けたレール
側取付部材7であり、レール側取付部材7には前記車両
用シート1を前後移動させるベースフレーム8のレール
取付枠9を固定する。該レール取付枠9は前後方向の部
材により左右一対設けられ、レール取付枠9の前後部を
ベース前後枠10に固定する。前記左右のレール取付枠
9の外側のベース前後枠10には前後方向の座席取付用
枠11を夫々設け、座席取付用枠11の外側の夫々には
背凭取付用枠12を夫々設ける。したがって、前記ベー
スフレーム8は、左右方向のベース前後枠10と、前後
方向の座席取付用枠11および背凭取付用枠12により
平面視梯子に似た四角枠形状に形成する。しかして、前
記座席シート2の座席骨格フレーム15は、少なくと
も、座席前フレーム16と座席後フレーム17を、左右
の座席側部フレーム18により連結して構成する。
【0008】この場合、座席前フレーム16は座席後フ
レーム17に対して左右幅を狭く形成し、座席前フレー
ム16に座席側部フレーム18の後側部19の後端を固
定し、後側部19には平面視前側に至るに従い外側に位
置する中間傾斜部20を連設し、中間傾斜部20の前側
は前後方向の前側部21に続くように形成して構成す
る。なお、実施例では座席側部フレーム18の前側部2
1の前端は座席後フレーム17に繋げて両者を一体的に
形成している。座席骨格フレーム15と前記ベースフレ
ーム8との間には、座席シート2を起立状態に保持する
座席用ロック装置23を設ける。前記ベースフレーム8
の座席取付用枠11にベースブラケット24を固定し、
ベースブラケット24に座席用ブラケット25を座席回
動軸26により水平状態の座席姿勢と起立姿勢との間回
動自在に取付け、該座席回動軸26に前記座席用ロック
装置23を設ける。
【0009】したがって、座席骨格フレーム15は座席
回動軸26を中心として前端が上方回動し、これにより
座席シート2はスライドレール4に対して起立し、座席
シート2および背凭シート3が起立して車両用シート1
の前後幅を狭くした所謂収納モードとなる。座席用ロッ
ク装置23の構成は任意であり、座席用ブラケット25
に座席回動軸26を中心とする円弧状に配置した係合溝
27を有するセクタギヤ28を固定し、セクタギヤ28
に係合するロックギヤ29をベースブラケット24に設
け、ロックギヤ29を座席操作レバー30により継脱さ
せて、ロックとアンロックに切替えるように構成すれば
よく、その構成は要件ではない。29aはロックギヤ2
9に設けた側方に突出するロックギヤピン、31はロッ
クギヤピン29aが係合するカム孔31aを有する操作
プレート、31bは操作プレートの取付軸、31cは操
作プレートに設けたプレートピン、32は座席操作レバ
ー30に設けた長孔であり、長孔32にプレートピン3
1c を係合させる。33は軸31bに設けた前記ロック
ギヤ29を係合方向に押し付けるカム体、34はカム体
33と操作プレート31との間には連動ピン、35はロ
ック方向に付勢するバネである。
【0010】しかして、前記背凭シート3の背凭骨格フ
レーム36は、少なくとも、背凭上フレーム37と背凭
下フレーム38とを、背凭側部フレーム39により連結
して構成し、背凭上フレーム37と背凭下フレーム38
は前記座席骨格フレーム15の座席側部フレーム18の
前側部21の左右幅と略同じ幅に形成し、正面視四角枠
形状に形成する。背凭骨格フレーム36と前記ベースフ
レーム8との間には、背凭シート3の傾斜角度を調節す
るリクライニング装置40を設ける。ベースフレーム8
の背凭取付用枠12の外面にベースブラケット41を固
定し、ベースブラケット41にリクライニング回動中心
軸42により背凭骨格フレーム36側に設けた中間ブラ
ケット43を回動自在に設け、リクライニング回動中心
軸42にはリクライニング装置40を設ける。したがっ
て、リクライニング装置40はリクライニング回動中心
軸42を中心として背凭シート3の傾斜角度を調節する
と共に、通常の着座状態C(図8)の背凭シート3を略
水平状態まで後方回動自在に構成し、背凭シート3を後
方水平状態にすることにより座席シート2と背凭シート
3の両者が略平坦な所謂フルフラットモードFとなる。
【0011】この場合、座席骨格フレーム15の後部の
左右両側(座席側部フレーム18の後側部19部分)の
左右幅を狭くし、背凭骨格フレーム36の背凭側部フレ
ーム39に対して隙間を形成したことと、ベースフレー
ム8はレール取付枠9に対して左右方向に座席取付用枠
11と背凭取付用枠12を並設していることから、座席
用ロック装置23とリクライニング装置40とを、座席
シート2および背凭シート3の回動中心が略同心となる
ように配置できる。これにより、座席シート2と背凭シ
ート3を平らにするフルフラットモードFとしたとき、
座席シート2と背凭シート3の間の段差を解消または減
少させる。即ち、リクライニング装置40を単独で設け
たときは、座席シート2の後方に背凭シート3のリクラ
イニング回動中心軸42を配置させて、座席シート2と
背凭シート3を平らにするのは可能であるが、座席シー
ト2を座席回動軸26により起立させるようにするに
は、座席用ロック装置23とリクライニング装置40の
二つが必要となって、座席シート2と背凭シート3を段
差なく平らにするのは不可能であったのを、段差のない
フルフラットモードFと座席シート2の起立モード
(S)とを両立させている。
【0012】しかして、前記中間ブラケット43には、
背凭シート3を中間回動中心軸44中心に前倒しさせて
テーブルとして使用するようにする背凭用ロック装置4
5を介して背凭ブラケット46を取付け、背凭ブラケッ
ト46は背凭骨格フレーム36の側部上下中間位置に固
定する。したがって、座席シート2を通常着座状態のま
ま、背凭用ロック装置45により背凭ブラケット46が
中間回動中心軸44を中心に回動すると、座席シート2
に対して背凭シート3の後面が略平行状態となって、所
謂テーブルとして使用するテーブルモードTとなり、中
間ブラケット43と背凭ブラケット46とをリクライニ
ング回動中心軸42を中心として一体にリクライニング
装置40により前後方向回動させると、背凭シート3の
傾斜角度を調節する。しかして、前記座席用ロック装置
23とリクライニング装置40と背凭用ロック装置45
は、複合的に作動させることにより種々のシートアレン
ジが可能となり、以下これを説明する。
【0013】背凭シート3をリクライニング回動中心軸
42中心に後方に水平状態に回動させて、一旦、フルフ
ラットモードFとし、次ぎに、背凭用ロック装置45の
中間回動中心軸44を中心として背凭シート3(背凭ブ
ラケット46)を起立させ、次ぎに、座席シート2を座
席回動軸26中心に起立させると、座席シート2と背凭
シート3の上部とが起立した収納モードSとなる(座席
シート2の起立操作を先にしてもよい)。また、背凭シ
ート3をリクライニング回動中心軸42中心に後方回動
させて一旦フルフラットモードFとし、この状態で、座
席シート2を座席用ロック装置23により起立させる
と、前記したように座席シート2と背凭シート3の関係
が逆転して後向きモードBになると共に、この後向き車
両用シート1の後方にもう一つ前向きの車両用シート1
を設けると、後向き車両用シート1と前向き車両用シー
ト1とによる対面モードB’となる。
【0014】しかして、前記リクライニング装置40お
よび背凭用ロック装置45の構成は任意であり、一例を
示すと、リクライニング装置40はベースブラケット4
1に中間ブラケット43をリクライニング回動中心軸4
2により回動自在に取付け、リクライニング回動中心軸
42を中心とする円弧状の係合溝51を配置したセクタ
ギヤ52を中間ブラケット43に固定し、セクタギヤ5
2に継脱するロックギヤ53を軸54によりベースブラ
ケット41に回動自在に取付け、ロックギヤ53には側
方に突出するロックギヤピン55を設け、ロックギヤピ
ン55は操作プレート56の内周面をカム面に形成した
カム孔57に係合させ、操作プレート56は軸58によ
りベースブラケット41に取付け、操作プレート56に
はプレートピン59を側方に突出させ、プレートピン5
9は前記リクライニング回動中心軸42に回動自在に設
けた傾斜操作レバー60の長孔61に係合させ、前記操
作プレート56の基部を取付けた軸58には前記ロック
ギヤ53を係合方向に押し付けるカム体62を取付け、
カム体62と操作プレート56との間には連動ピン63
を設けて両者を連動するようにし、リクライニング装置
40を構成している。64は傾斜操作レバー60をロッ
ク(操作)方向に付勢するバネである。
【0015】また、背凭用ロック装置45の構成は、中
間ブラケット43に背凭ブラケット46を回転軸中間回
動中心軸44により回動自在に取付け、中間回動中心軸
44を中心とする円弧状に第一溝65と第二溝66を有
するセクタギヤ67を中間ブラケット43に固定し、第
一溝65と第二溝66に継脱するロックギヤ68を軸6
9により背凭ブラケット46に回動自在に取付け、ロッ
クギヤ68には側方に突出するロックギヤピン70を設
け、ロックギヤピン70は操作プレート71に設けたカ
ム孔72の内周面に形成したカム面に係合させ、操作プ
レート71は軸73により背凭ブラケット46に取付
け、また、軸73には前記ロックギヤ68を係合方向に
押し付けるカム体74を取付け、カム体74と操作プレ
ート71との間には連動ピン75を設けて両者を連動す
るようにし、操作プレート71には取付部材92を固定
し、取付部材92は屈曲させて前記軸73の側方に位置
させ、軸73と重合する取付部材92には取付軸93を
設け、該取付軸93に上部操作レバー94を取付ける。
76は前記操作プレート71と固定部の間に設けたバネ
であり、上部操作レバー94をロック操作方向に付勢す
ることによりロックギヤ68を係合方向に付勢する。
【0016】なお、実施例の背凭用ロック装置45(背
凭ブラケット46)では、セクタギヤ67の下部を中間
ブラケット43に固定し、セクタギヤ67に背凭ブラケ
ット46を中間回動中心軸44により回動自在に取付け
ている。しかして、前記リクライニング装置40と背凭
用ロック装置45は、傾斜操作レバー60と上部操作レ
バー94により独立して操作可能であるが、所定の場
合、その操作を規制する操作規制手段80を、リクライ
ニング装置40と背凭用ロック装置45の間に設ける。
操作規制手段80は、背凭用ロック装置45により背凭
シート3が中間回動中心軸44中心に倒れ状態のとき、
リクライニング装置40の操作を規制するように構成す
る。シートアレンジにおいて、収納モードSにすると
き、フルフラットモードFから背凭シート3を起立さ
せ、次ぎに、座席シート2を起立させるが、収納モード
Sへの途中の背凭シート3が中間回動中心軸44中心に
起立状態のときにリクライニング装置40を操作する
と、背凭シート3全体がリクライニング回動中心軸42
中心に強く前方回動することになるのでシートアレンジ
作業が容易でなくなるので、操作規制手段80により規
制することにより、シートアレンジ作業を容易にする。
【0017】同様に、テーブルモードTの状態からリク
ライニング装置40により背凭シート3を後方回動させ
ようとする操作は、背凭シート3全体の前方回動力が強
くて作業が容易でないので、操作規制手段80により規
制し、シートアレンジ作業を容易にする。即ち、図示は
省略するが、リクライニング装置40には背凭シート3
を常時前方回動させるスパイラルスプリングを設けてお
り、このスパイラルスプリングの弾力はフルフラットモ
ードFの背凭シート3を起こせるだけの所定強さが必要
であるが、中間回動中心軸44中心に背凭シート3を倒
した状態ではリクライニング回動中心軸42中心からの
半径距離が短い分早くスパイラルスプリングの弾力が強
く作用してしまうので、これを防止するのである。実施
例の操作規制手段80は、前記傾斜操作レバー60に操
作阻止体83を設け、リクライニング回動中心軸42を
中心とする操作阻止体83の移動線に対して交差方向に
出入りする回動阻止体84を軸85により回動自在に設
け、回動阻止体84には操作伝達部材86のインナー部
材87の一端を係止し、インナー部材87の他端を前記
背凭ブラケット46側に係止し、操作伝達部材86のア
ウター部材88の一端をベースブラケット41に係止
し、アウター部材88の他端を中間ブラケット43側に
係止して構成する。
【0018】前記回動阻止体84には前記操作阻止体8
3が当接係合する係合面90を形成して構成し、該係合
面90の軸85より遠い側は前記操作阻止体83の移動
線より奥側に位置させ、操作阻止体83と回動阻止体8
4とがメカロックするのを防止する。91は回動阻止体
84を退避するように付勢するバネである。なお、図1
は配置の概略を示したものであり、これに限定されるも
のではない。
【0019】
【作用】次に作用を述べる。車体に設けたスライドレー
ル4の移動側のアッパーレール6にベースフレーム8を
取付け、ベースフレーム8に座席シート2および背凭シ
ート3を夫々座席用ロック装置23およびリクライニン
グ装置40を介して取付けているから、背凭シート3を
水平状態に後方回動させると、フルフラットモードFと
なる。また、座席用ロック装置23により座席シート2
を起立させると、車両用シート1の前後幅を少なくした
収納モードSが可能となる。この場合、車両用シート1
は、座席シート2の座席骨格フレーム15と背凭シート
3の背凭骨格フレーム36をベースフレーム8を介して
スライドレール4に取付け、ベースフレーム8は左右一
対の座席シート2の座席骨格フレーム15を取付ける座
席取付用枠11と、座席取付用枠11の外側の背凭シー
ト3の背凭骨格フレーム36を取付ける背凭取付用枠1
2とを有し、座席シート2の座席骨格フレーム15の左
右両側後部部分は背凭シート3の背凭骨格フレーム36
の左右両側部分より所定間隔を置いて内側に位置する幅
に形成し、座席シート2の座席骨格フレーム15の左右
両側後部部分と背凭シート3の背凭骨格フレーム36の
左右両側部分との間に座席用ロック装置23を設けてい
るので、座席用ロック装置23とリクライニング装置4
0の回動中心は側面視略同心状に配置される。
【0020】したがって、座席シート2と背凭シート3
を平らにするフルフラットモードFとしたとき、座席シ
ート2と背凭シート3の間の段差を解消または減少させ
る。即ち、座席シート2と背凭シート3とベースフレー
ム8のフレーム構成にすることにより、座席シート2を
起立させた収納モードSにするための座席用ロック装置
23と、背凭シート3の傾斜調節および平らにするリク
ライニング装置40とを略同芯状に設けられ、段差のな
いフルフラットモードFと収納モードSとを両立させて
いる。また、ベースフレーム8は、中央側に左右一対の
レール取付枠9を設け、該レール取付枠9の外側に座席
取付用枠11を設け、その外側に背凭取付用枠12を設
けているから、座席シート2の座席骨格フレーム15の
左右両側後部の幅狭部分をベースフレーム8に取付けれ
ばよく、合理的構成となる。
【0021】即ち、背凭シート3の左右側部分は車両用
シート1のホールド性を確保するために重要であるが、
座席シート2の後部左右両側はクッション性にそれ程影
響せず、この部分に座席用ロック装置23を設けること
で取付スペースを合理的に確保して、段差のないフルフ
ラットモードFと収納モードSとを両立させている。し
かして、背凭シート3の傾斜を調節するリクライニング
装置40はベースブラケット41によりベースフレーム
8に取付け、リクライニング装置40には中間ブラケッ
ト43を設け、中間ブラケット43には背凭用ロック装
置45を介して背凭ブラケット46を取付け、背凭ブラ
ケット46に背凭骨格フレーム36の上下中間部分やや
下側を固定しているから、座席用ロック装置23とリク
ライニング装置40と背凭用ロック装置45とにより種
々のシートアレンジが可能となり、通常着座状態の車両
用シート1から背凭用ロック装置45の中間回動中心軸
44を中心として背凭シート3を前方回動させると、座
席シート2に対して背凭シート3の上面(倒す前は後
面)が略平行状態となって、所謂テーブルとして使用す
るテーブルモードTとなる。
【0022】この場合、背凭用ロック装置45は座席用
ロック装置23の上方に設けているから、背凭シート3
の中間回動中心軸44中心は座席シート2の上面より上
方に位置し、背凭シート3の下部と座席シート2上面と
の干渉を避け、背凭シート3が略水平状態になってテー
ブルとしての使い勝手を向上させる。また、背凭シート
3をリクライニング回動中心軸42中心に後方回動さ
せ、座席シート2を座席用ロック装置23により起立さ
せると、座席シート2と背凭シート3の関係が逆転して
後向きモードBになる。この場合、前記したように、座
席シート2および背凭シート3の回動中心が同心となる
ように座席用ロック装置23とリクライニング装置40
を配置しているから、背凭となった座席シート2は着座
者の背中を支持しうる充分な高さを有し、反対に、座席
となった背凭シート3は着座者の脚部に干渉しない適度
な長さとなる。
【0023】即ち、座席シート2および背凭シート3の
回動中心が通常のようにリクライニング装置40が高い
と、座席シート2は低く、背凭シート3は長過ぎること
になるが、これを解決する。また、この後向き車両用シ
ート1の後方にもう一つ前向きの車両用シート1を設け
ると、後向き車両用シート1と前向き車両用シート1と
による対面モードB’となり、特に、背凭シート3は長
くならないので、前向き車両用シート1との間隔を広く
でき、対面モードB’の使い勝手を向上させる。
【0024】しかして、前記リクライニング装置40
は、ベースブラケット41に中間ブラケット43をリク
ライニング回動中心軸42により回動自在に取付け、リ
クライニング回動中心軸42を中心とする円弧状の係合
溝51を有するセクタギヤセクタギヤ52を中間ブラケ
ット43に固定し、セクタギヤ52に継脱するロックギ
ヤ53を軸54によりベースブラケット41に回動自在
に取付け、ロックギヤ53には側方に突出するロックギ
ヤピン55を設け、ロックギヤピン55は操作プレート
56の内周面をカム面に形成したカム孔57に係合さ
せ、操作プレート56は軸58によりベースブラケット
41に取付け、操作プレート56にはプレートピン59
を側方に突出させ、プレートピン59は前記リクライニ
ング回動中心軸42に回動自在に設けた傾斜操作レバー
60の長孔61に係合させ、前記操作プレート56の基
部を取付けた軸58には前記ロックギヤ53を係合方向
に押付けるカム体62を取付け、カム体62と操作プレ
ート56との間には連動ピン63を設けて両者を連動す
るようにしているから、傾斜操作レバー60を操作する
と、プレートピン59が軸58中心に図において反時計
方向に回転移動し、操作プレート56が軸58中心に図
において反時計方向に回動し、操作プレート56の連動
ピン63がカム体62をロックギヤ53より離脱させ、
やや遅れて操作プレート56のカム孔57がロックギヤ
ピン55を介してロックギヤ53を軸54中心に回動さ
せてセクタギヤ52により離脱させて、アンロックにす
る。
【0025】リクライニング装置40がアンロックにな
ると、スパイラルスプリング(図示省略)は背凭シート
3を前倒方向に付勢するが、前後方向回動自在となるの
で、傾斜角度を調節したり、あるいは後方回動させてフ
ルフラットモードFとし、所望位置で傾斜操作レバー6
0を離すと、傾斜操作レバー60がプレートピン59を
移動させ、プレートピン59が操作プレート56を回動
させ、これによりロックギヤ53がセクタギヤ52に係
合し、カム体62はロックギヤ53の係合状態を保持す
る。また、背凭用ロック装置45は、中間ブラケット4
3に背凭ブラケット46を中間回動中心軸44により回
動自在に取付け、中間回動中心軸44を中心とする円弧
状に第一溝65と第二溝66を有するセクタギヤ67を
中間ブラケット43に固定し、第一溝65と第二溝66
に継脱するロックギヤ68を軸69により背凭ブラケッ
ト46に回動自在に取付け、ロックギヤ68には側方に
突出するロックギヤピン70を設け、ロックギヤピン7
0は操作プレート71の内周面をカム面に形成したカム
孔72に係合させ、操作プレート71は軸73により背
凭ブラケット46に取付け、また、軸73には前記ロッ
クギヤ68を係合方向に押し付けるカム体74を取付
け、カム体74と操作プレート71との間には連動ピン
75を設けて両者を連動するようにし、操作プレート7
1には上部操作レバー94を取付けているから、上部操
作レバー94を操作すると、連動ピン75が軸73中心
に図において反時計方向に回転移動し、カム体74が軸
73中心に図において反時計方向に回動してロックギヤ
68より離脱させ、やや遅れて操作プレート71のカム
孔72がロックギヤピン70を介してロックギヤ68を
軸69中心に回動させて背凭用ロック装置45のセクタ
ギヤ67から離脱させ、この状態で背凭シート3は前倒
れ自由となる。
【0026】背凭シート3を所定位置まで中間回動中心
軸44中心に前倒れさせると、バネ76の弾力によりロ
ックギヤ68がセクタギヤ67の第二溝66に係合して
テーブルモードTにロックする。同様に、上部操作レバ
ー94をバネ76の弾力に抗して操作してロックギヤ6
8を第二溝66から離脱させると、背凭シート3は回動
自在になり、背凭シート3を元の状態に戻すと、バネ7
6の弾力によりロックギヤ68がセクタギヤ67の第一
溝65に係合して背凭シート3を通常状態に保持する。
しかして、前記リクライニング装置40と背凭用ロック
装置45は、傾斜操作レバー60と上部操作レバー94
により独立して操作可能であるが、背凭用ロック装置4
5により背凭シート3が倒れ状態のとき、リクライニン
グ装置40の操作を規制する操作規制手段80を設けて
いるから、背凭シート3が倒れ状態のとき(シートアレ
ンジにおける収納モードSから通常状態に戻すとき)に
リクライニング装置40を操作しても、リクライニング
装置40はアンロックにはならず、倒れ状態の背凭シー
ト3の復帰を防止する。
【0027】即ち、リクライニング回動中心軸42から
の半径距離が短い倒れ状態の背凭シート3の前方回動を
阻止し、必ず、中間ブラケット43と背凭ブラケット4
6が直線状になった背凭シート3のみを起立復帰させ
る。操作規制手段80は、傾斜操作レバー60に内側側
方に突き出るピン形状の操作阻止体83を設け、リクラ
イニング回動中心軸42を中心とする操作阻止体83の
移動線上に出入りする回動阻止体84を軸85により回
動自在に設け、回動阻止体84には操作伝達部材86の
一端を係止し、操作伝達部材86の他端は前記背凭ブラ
ケット46側に係止しているから、背凭シート3が倒れ
ると、操作伝達部材86はバネ91の弾力に抗して回動
阻止体84を牽引し、回動阻止体84は軸85中心に回
動して操作阻止体83に係合する。したがって、操作阻
止体83と回動阻止体84とが係合することにより、傾
斜操作レバー60のアンロック方向の操作を不能にし、
不用意なアンロック操作を防止する。
【0028】この場合、操作阻止体83は傾斜操作レバ
ー60の下側部分に設け、操作阻止体83の下方に回動
阻止体84の回動中心となる軸85を位置させ、傾斜操
作レバー60の回動方向に対して交差する方向に回動阻
止体84が回動するように配置しているから、操作阻止
体83がリクライニング回動中心軸42中心に移動する
力では回動阻止体84を退避方向に移動させず、確実に
傾斜操作レバー60の操作を阻止する。実施例では、操
作伝達部材86は、インナー部材87とアウター部材8
8により構成しているので、簡単な構成で、回動阻止体
84を移動させられる。
【0029】
【効果】本発明は、背凭シート3をリクライニング装置
40により傾斜調節自在に構成すると共に、背凭シート
3は別途設けた背凭用ロック装置45により通常着座状
態から背凭シート3の上下中間の中間回動中心軸44中
心に屈曲状態へ変位するように構成し、背凭シート3が
背凭用ロック装置45により前記中間回動中心軸44中
心に倒れ状態のとき操作規制手段80により前記リクラ
イニング装置40の操作を規制するように構成した車両
用シートとしたものであるから、シートアレンジ作業を
容易にする。本発明は、車体側に設けたスライドレール
4の移動側レール6にベースフレーム8を取付け、該ベ
ースフレーム8に座席用ロック装置23を介して通常着
座状態から起立状態へ変位するように座席シート2を取
付け、前記ベースフレーム8にはリクライニング装置4
0を介して背凭シート3を略水平状態まで傾斜調節自在
に取付けると共に、背凭シート3は別途設けた背凭用ロ
ック装置45により通常着座状態から背凭シート3の上
下中間の中間回動中心軸44中心に屈曲状態へ変位する
ように構成し、背凭シート3が背凭用ロック装置45に
より前記中間回動中心軸44中心に倒れ状態のとき操作
規制手段80により前記リクライニング装置40の操作
を規制するように構成した車両用シートとしたものであ
るから、種々のシートアレンジを可能にすると共に、シ
ートアレンジの際の作業を容易にする。本発明は、車体
側に設けたスライドレール4の移動側レール6にベース
フレーム8を取付け、該ベースフレーム8側に取付けた
ベースブラケット41にリクライニング装置40を介し
て中間ブラケット43を取付け、中間ブラケット43に
背凭用ロック装置45を介して背凭ブラケット46を取
付け、背凭ブラケット46に背凭シート3の背凭骨格フ
レーム36を固定し、前記操作規制手段80は、前記リ
クライニング装置40の傾斜操作レバー60にピン形状
の操作阻止体83を設け、前記傾斜操作レバー60のリ
クライニング回動中心軸42を中心とする前記操作阻止
体83の移動線に対して交差方向に出入りする回動阻止
体84を設け、該記回動阻止体84に前記背凭ブラケッ
ト46側に一端を係止した操作伝達部材86の他端を係
止して構成した車両用シートとしたものであるから、構
成を簡素にしてコストを低くする。本発明は、車体側に
設けたスライドレール4の移動側レール6にベースフレ
ーム8を取付け、該ベースフレーム8に座席用ロック装
置23を介して通常着座状態から起立状態へ変位するよ
うに座席シート2を取付けた車両用シートとしたもので
あるから、種々のシートアレンジを可能にすると共に、
シートアレンジの際の作業を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレームの概略斜視図。
【図2】 同一部正面図(座席フレームは展開させて
いる)。
【図3】 座席用ロック装置(座席用リクライニング
装置)の側面図。
【図4】 同側面図。
【図5】 リクライニング装置および背凭用ロック装
置の側面図。
【図6】 リクライニング装置の分解斜視図。
【図7】 背凭用ロック装置の一部分解斜視図。
【図8】 シートアレンジ説明図。
【図9】 フルフラットモードFのリクライニング装
置および背凭用ロック装置の側面図。
【図10】 テーブルモードTのリクライニング装置お
よび背凭用ロック装置の側面図。
【符号の説明】
1…車両用シート、2…座席シート、3…背凭シート、
4…スライドレール、5…ロワーレール、6…アッパー
レール、7…レール側取付部材、8…ベースフレーム、
9…レール取付枠、10…ベース前後枠、11…座席取
付用枠、12…背凭取付用枠、15…座席骨格フレー
ム、16…座席前フレーム、17…座席後フレーム、1
8…座席側部フレーム、19…後側部、20…中間傾斜
部、21…前側部、23…座席用ロック装置、24…ベ
ースブラケット、25…座席用ブラケット、26…座席
回動軸、27…係合溝、28…セクタギヤ、29…ロッ
クギヤ、30…座席操作レバー、36…背凭骨格フレー
ム、37…背凭上フレーム、38…背凭下フレーム、3
9…背凭側部フレーム、40…リクライニング装置、4
1…ベースブラケット、42…リクライニング回動中心
軸、43…中間ブラケット、44…中間回動中心軸、4
5…背凭用ロック装置、46…背凭ブラケット、51…
係合溝、52…セクタギヤ、53…ロックギヤ、54…
軸、55…ロックギヤピン、56…操作プレート、57
…カム孔、58…軸、59…プレートピン、60…傾斜
操作レバー、61…長孔、62…カム体、63…連動ピ
ン、64…バネ、65…第一溝、66…第二溝、67…
セクタギヤ、68…ロックギヤ、69…軸、70…ロッ
クギヤピン、71…操作プレート、72…カム孔、73
…軸、74…カム体、75…連動ピン、76…バネ、8
0…操作規制手段、83…操作阻止体、84…回動阻止
体、85…軸、86…操作伝達部材、87…インナー部
材、88…アウター部材、90…係合面、89…回動
体、91…バネ、94…上部操作レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B087 BA02 BB02 BD01 BD03 BD04 CB19 3B099 AA05 BA04 CA04 CB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背凭シート3をリクライニング装置40
    により傾斜調節自在に構成すると共に、背凭シート3は
    別途設けた背凭用ロック装置45により通常着座状態か
    ら背凭シート3の上下中間の中間回動中心軸44中心に
    屈曲状態へ変位するように構成し、背凭シート3が背凭
    用ロック装置45により前記中間回動中心軸44中心に
    倒れ状態のとき操作規制手段80により前記リクライニ
    ング装置40の操作を規制するように構成した車両用シ
    ート。
  2. 【請求項2】 車体側に設けたスライドレール4の移動
    側レール6にベースフレーム8を取付け、該ベースフレ
    ーム8に座席用ロック装置23を介して通常着座状態か
    ら起立状態へ変位するように座席シート2を取付け、前
    記ベースフレーム8にはリクライニング装置40を介し
    て背凭シート3を略水平状態まで傾斜調節自在に取付け
    ると共に、背凭シート3は別途設けた背凭用ロック装置
    45により通常着座状態から背凭シート3の上下中間の
    中間回動中心軸44中心に屈曲状態へ変位するように構
    成し、背凭シート3が背凭用ロック装置45により前記
    中間回動中心軸44中心に倒れ状態のとき操作規制手段
    80により前記リクライニング装置40の操作を規制す
    るように構成した車両用シート。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、車体
    側に設けたスライドレール4の移動側レール6にベース
    フレーム8を取付け、該ベースフレーム8側に取付けた
    ベースブラケット41にリクライニング装置40を介し
    て中間ブラケット43を取付け、中間ブラケット43に
    背凭用ロック装置45を介して背凭ブラケット46を取
    付け、背凭ブラケット46に背凭シート3の背凭骨格フ
    レーム36を固定し、前記操作規制手段80は、前記リ
    クライニング装置40の傾斜操作レバー60にピン形状
    の操作阻止体83を設け、前記傾斜操作レバー60のリ
    クライニング回動中心軸42を中心とする前記操作阻止
    体83の移動線に対して交差方向に出入りする回動阻止
    体84を設け、該記回動阻止体84に前記背凭ブラケッ
    ト46側に一端を係止した操作伝達部材86の他端を係
    止して構成した車両用シート。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3において、車体
    側に設けたスライドレール4の移動側レール6にベース
    フレーム8を取付け、該ベースフレーム8に座席用ロッ
    ク装置23を介して通常着座状態から起立状態へ変位す
    るように座席シート2を取付けた車両用シート。
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