JP2002291555A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

Info

Publication number
JP2002291555A
JP2002291555A JP2001102627A JP2001102627A JP2002291555A JP 2002291555 A JP2002291555 A JP 2002291555A JP 2001102627 A JP2001102627 A JP 2001102627A JP 2001102627 A JP2001102627 A JP 2001102627A JP 2002291555 A JP2002291555 A JP 2002291555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
decorative panel
protruding edge
shape
back plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001102627A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Hayashi
航一郎 林
Kazuhisa Takahara
一久 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP2001102627A priority Critical patent/JP2002291555A/ja
Publication of JP2002291555A publication Critical patent/JP2002291555A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背面の外観性を向上させるとともに、前後反
転させて複数台側方へ列設して使用する場合でも奥行幅
の変更がないキャビネットを提供する。 【解決手段】 背板4を両側板3の後端よりも前方位置
に設定して背面に凹所9を形成し、該凹所内に両側板の
後端より突出することなく化粧パネル5を装着してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットに係
わり、更に詳しくは前後反転させて複数台側方へ列設し
て使用するキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前面開口部に開閉扉を設けたキャ
ビネットを複数台側方へ列設してカウンター様の間仕切
りとし、室内空間を机を配置した執務空間と通路とに区
画して使用することがある。この場合、キャビネットの
向きを前後逆にした状態で、図7に示すように隣接する
キャビネットA,Aの側板同士をネジで連結している。
内、図中符号Bは開閉扉を示している。
【0003】前述のネジで連結する場合、ネジの取付位
置は同じ向きのキャビネットA,Aの側板同士を連結で
きるようにしているため、前後対称な位置に設定されて
いる。ところが、隣接するキャビネットA,Aを前後逆
にした場合には、キャビネットの開閉扉Bを有する前面
側の外観と、キャビネットの背板Cを有する背面側の外
観が大きく異なるため、意匠性が非常に悪くなる。
【0004】そこで、キャビネットの背板Cに化粧パネ
ルDを取付けて外観性の向上を図ることになるが、その
まま化粧パネルDを取付けた場合、隣接するキャビネッ
トの前面との間に段差が生じることになる。この段差を
無くすように、キャビネットA,Aの連結位置を前後に
化粧パネルDの板厚分だけずらせば段差問題は解消する
が、新たにネジ止めのためのネジ穴が必要になり、予め
側板に多数のネジ穴を形成しておくことが必要になり、
外観性を損なう。更に問題は、化粧パネルDの板厚分だ
けキャビネットの奥行寸法が大きくなるため、天板と化
粧パネルDの間に段差が生じる。この段差は、コーナー
部に補填材を取付ければなくなるが、外観性が悪くな
り、また奥行幅の広い天板に付け替えるとコスト高とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、背面の外観性を向上
させるとともに、前後反転させて複数台側方へ列設して
使用する場合でも奥行幅の変更がないキャビネットを提
供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、背板を両側板の後端よりも前方位置に設定
して背面に凹所を形成し、該凹所内に両側板の後端より
突出することなく化粧パネルを装着してなるキャビネッ
トを構成した。
【0007】また、背板を両側板の後端よりも前方位置
に設定することにより背面両側部に形成した突縁の形状
を、前側かまち部の形状と略一致させてなる。
【0008】更に、前記突縁又は該突縁近傍の背板に上
下方向に所定間隔毎に係止孔を形成し、前記化粧パネル
の側方に配したブラケットのフックを前記係止孔に係止
し、両ブラケットを利用して棚板等のオプションを装着
してなることも好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明
に係る第1実施形態のキャビネットを前後逆向きに2台
側方へ連結した使用状態を示し、図3はその要部の拡大
断面図であり、図中符号1はキャビネット本体、2は開
閉扉、3は側板、4は背板、5は化粧パネルをそれぞれ
示している。
【0010】前記キャビネット本体1は、両側板3,3
と背板4とを有し、その前面開口部には両開き式の開閉
扉2,2を設け、側板3の内面側の前後部に前補強部材
6と後補強部材7を設けている。前補強部材6は、側板
3の前端の折り返し部と一体となって前側かまち部8を
構成している。この前側かまち部8の断面形状は、側板
3から円弧状に湾曲し、それから後方へ直線状に屈曲し
た4分の1円の形状となっている。
【0011】また、前記背板4を両側板3,3の後端よ
りも前方位置に設定して背面に凹所9を形成し、該凹所
9内に両側板3,3の後端より突出することなく化粧パ
ネル5を装着できるようになっている。更に詳しくは、
前記背板4を両側板3,3の後端よりも前方位置に設定
することにより、背面両側部に形成した突縁10,10
の形状を、前側かまち部8の形状と略一致させている。
【0012】そして、前記キャビネット本体1の背面の
凹所9内に、前記化粧パネル5を装着するには、該化粧
パネル5の両側の折返片11,11を背板4に当接した
状態で、キャビネット本体1の内部からネジ12にて締
着するのである。尚、前記背板4に頭部付きピンを突設
しておき、該ピンに前記折返片11に形成したダルマ穴
を係止して装着しても良い。
【0013】このようなキャビネットを前後逆向きにし
て、隣接するキャビネットの両側板3,3同士を従来と
同様な方法で連結する。この場合、前記化粧パネル5を
キャビネット本体1の背面に装着してもキャビネットの
奥行幅に変更がないので、連結するネジ穴は通常の同じ
向きに連結する場合のネジ穴を利用できるとともに、天
板にも変更が全くないのである。そして、図1及び図2
に示すように、前記前側かまち部8と前記突縁10は隣
接した位置に平行に並ぶが、両者は外形が略一致してい
るため、外観性において統一性があり、意匠的にも優れ
たものとなる。また、前記開閉扉2と前記化粧パネル5
も並ぶが、その外観性を外形的には似通ったものとな
り、やはり外観性において統一性がある。
【0014】図4は、本発明の第2実施形態を示し、前
記前側かまち部8が、前記側板3の前端から鋭角に屈曲
し、内方へ斜め直線状に延びた形状となしたものであ
り、それに応じて前記突縁10の形状も前側かまち部8
に略一致させている。
【0015】図5は、本発明の第3実施形態を示し、前
記前側かまち部8が、前記側板3の前端からハゼ折り状
に屈曲した形状となしたものであり、それに応じて前記
突縁10の形状も前側かまち部8に略一致させている。
【0016】また、図6は、前記突縁10と化粧パネル
5の隙間を利用して棚板等のオプションを取付ける構造
である。ここで、キャビネット本体1は第2実施形態の
ものを用いている。前記突縁10の傾斜面13に上下方
向に一定間隔毎に係止孔14,…を形成し、該係止孔1
4にブラケット15のフック16を係止した後、前記同
様に化粧パネル5を装着すると、前記ブラケット15が
前記突縁10と化粧パネル5の隙間から後方へ延び、こ
の両ブラケット15,15に図示しない棚板やカタログ
受け、雑誌受けなどのオプションを取付けるのである。
ここで、前記ブラケット15のフック16は、キャビネ
ット本体1の内部に突出するが、その突出位置は突縁1
0を形成した空間内に収まるので、キャビネット本体1
の内部に収容する書籍等の物品に当たることがないので
ある。
【0017】尚、図示しないが、第1実施形態や第3実
施形態の構造のキャビネット本体1の場合は、前記突縁
10に沿い且つ該突縁10に近接した位置の背板4に縦
長の係止孔を形成し、該係止孔にブラケット15のフッ
ク16を係止しても良い。この場合も前記フック16
は、キャビネット本体1の内部に突出するが、側板3に
接近した位置であるので、キャビネット本体1の内部に
収容する書籍等の物品に当たることがないのである。
【0018】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明のキ
ャビネットは、背板を両側板の後端よりも前方位置に設
定して背面に凹所を形成し、該凹所内に両側板の後端よ
り突出することなく化粧パネルを装着してなるので、背
面の外観性を向上させることができるとともに、前後反
転させて複数台側方へ列設して使用する場合でも奥行幅
の変更がないのである。
【0019】請求項2によれば、背板を両側板の後端よ
りも前方位置に設定することにより背面両側部に形成し
た突縁の形状を、前側かまち部の形状と略一致させてな
るので、前後反転させて複数台側方へ列設して使用する
場合でもキャビネットの前面側と背面側の外観に統一性
があるので、意匠的に優れたものとなる。
【0020】請求項3によれば、前記突縁又は該突縁近
傍の背板に上下方向に所定間隔毎に係止孔を形成し、前
記化粧パネルの側方に配したブラケットのフックを前記
係止孔に係止し、両ブラケットを利用して棚板等のオプ
ションを装着すれば、使用態様に対するバリエーション
が増え、キャビネットの背面に書棚やラックを設置しな
くても同様な効果的な使用形態を実現することができ、
またブラケットのフックがキャビネット本体1の内部に
突出しても、邪魔になることがないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャビネットを前後が逆向きに2
台側方へ連結した使用状態を示す全体斜視図である。
【図2】同じく本発明の第1実施形態における連結状態
の横断平面図である。
【図3】同じく要部の拡大横断面図である。
【図4】第2実施形態のキャビネットの要部の拡大横断
面図である。
【図5】第3実施形態のキャビネットの要部の拡大横断
面図である。
【図6】第2実施形態のキャビネットにオプションを取
付けるブラケットを装着する構造を示す分解斜視図であ
る。
【図7】従来例を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2 開閉扉 3 側板 4 背板 5 化粧パネル 6 前補強部材 7 後補強部材 8 前側かまち部 9 凹所 10 突縁 11 折返片 12 ネジ 13 傾斜面 14 係止孔 15 ブラケット 16 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B060 BA01 BB01 BC01 BD01 BD02 BE01 BF01 BF02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板を両側板の後端よりも前方位置に設
    定して背面に凹所を形成し、該凹所内に両側板の後端よ
    り突出することなく化粧パネルを装着してなることを特
    徴とするキャビネット。
  2. 【請求項2】 背板を両側板の後端よりも前方位置に設
    定することにより背面両側部に形成した突縁の形状を、
    前側かまち部の形状と略一致させてなる請求項1記載の
    キャビネット。
  3. 【請求項3】 前記突縁又は該突縁近傍の背板に上下方
    向に所定間隔毎に係止孔を形成し、前記化粧パネルの側
    方に配したブラケットのフックを前記係止孔に係止し、
    両ブラケットを利用して棚板等のオプションを装着して
    なる請求項2記載のキャビネット。
JP2001102627A 2001-03-30 2001-03-30 キャビネット Pending JP2002291555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102627A JP2002291555A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102627A JP2002291555A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 キャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002291555A true JP2002291555A (ja) 2002-10-08

Family

ID=18955793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001102627A Pending JP2002291555A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 キャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002291555A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165649A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Kokuyo Co Ltd 部材の取着構造
JP2020171487A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社くろがね工作所 机上収納棚
CN116022365A (zh) * 2022-12-30 2023-04-28 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种无背板仿形结构在线柜

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165649A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Kokuyo Co Ltd 部材の取着構造
JP2020171487A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社くろがね工作所 机上収納棚
JP7274733B2 (ja) 2019-04-10 2023-05-17 株式会社くろがね工作所 机上収納棚
CN116022365A (zh) * 2022-12-30 2023-04-28 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种无背板仿形结构在线柜
CN116022365B (zh) * 2022-12-30 2023-11-03 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种无背板仿形结构在线柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7516516B2 (en) Three-dimension adjustable hidden furniture door hinge
EP1932448B1 (en) Corner fitting
US20120146470A1 (en) Cabinet with Offset Hinge
US20060207062A1 (en) Refrigerator handle assembly with exchangeable and caps
US6402420B1 (en) Connector for knockdown furniture
JP2002291555A (ja) キャビネット
JPH0838390A (ja) ペーパータオル用ホルダー
CN215776662U (zh) 一种用于柜体的支撑结构
JP3732483B2 (ja) 扉の取手構造
EP1057427A1 (en) Cabinet
US11846130B2 (en) Integrated hinge structure for plastic boards
JP4358360B2 (ja) 棚板への側板取付構造
KR100395641B1 (ko) 전자렌지
CN108143143B (zh) 一种侧封板
JPH06307144A (ja) 引出しにおける正面板取付装置
US4577916A (en) Furniture fastener assembly
US20020158555A1 (en) Ready assembled/disassembled support board structure for drawers
JP3655518B2 (ja) オプション部材の取付構造
JP2003218561A (ja) ラック
JP3105987U (ja) 薄型キャビネット
JP3503447B2 (ja) コーナー用キャビネット
JPS6318352Y2 (ja)
KR20210050822A (ko) 처짐이 개선된 폴딩타입 커버링쉘프
JPH08109763A (ja) 家具における錠前の取付構造
KR200162321Y1 (ko) 전자렌지용 힌지브래킷

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311